正常系試験
きちんと動くかの確認作業だよ
本来やる予定のお仕事をさせて、きちんと動くかを確認するよ
リハーサルみたいなものだよ
簡単に書くよ
正常系試験(読:セイジョウケイシケン)とは
リハーサルみたいなもの。
もう少し具体的に書くと
その対象がやることになっているお仕事を、きちんとこなせるか確認する作業
です。
詳しく書くよ
サクっと一言で説明すると
「おまえ、こんな仕事をやることになっているけど大丈夫だよね?きちんとできるよね?」を確認する作業
が「正常系試験」です。
その対象がやるお仕事のリハーサルみたいなものです。
例えば、そうですね。
ピヨ太君がピヨピヨ苺大福製造機を作りました。
ピヨピヨ苺大福製造機は、苺と大福を入れると苺大福に加工するのがお仕事の機械です。
本当に?
本当に、苺と大福を入れると苺大福になって出てくるの?
それを確認するには、どうしたら良いでしょうか?
簡単ですね。
実際に苺と大福をピヨピヨ苺大福製造機に入れてみて、本当に苺大福になって出てくるかを見れば良いのです。
このような
そいつがやる予定のお仕事を実際にやらせてみて、問題なくこなせるか確認する作業
が正常系試験です。
注意点として、一口に「問題なくこなすかを確認」と言っても、何をさせて何を確認するかは試験をする人(試験を作る人)次第です。
例えば、ピヨピヨ苺大福の場合であれば
1.苺と大福をピヨピヨ苺大福製造機に入れて苺大福が出てくるか?
を確認するのも1つのやり方でしょう。
確認する内容をもう少し細かく分けて
1.苺がピヨピヨ苺大福製造機に入るか?
2.大福がピヨピヨ苺大福製造機に入るか?
3.苺と大福をピヨピヨ苺大福製造機に入れて苺大福が出てくるか?
の順番で確認する人もいるはずです。
何をどれだけ細かく試験するかの判断は、経験に依るところも多分にあります。
どれくらいの細かさにすれば良いか想像がつかない人は、過去のお仕事の資料を確認したり、先輩なり上司に相談してください。
ちなみに、正常系試験があるのですから「異常系試験」もあります。
異常系試験は
想定外のことを起こして、きちんと対処できるか確認する作業
です。
ピヨピヨ苺大福製造機であれば、大福の代わりにケーキを入れて、どうなるか確認したりですね。
優先順位的には正常系試験の方が異常系試験よりも高いですが、世の中に送り出す前には必ず両方やります。
気が向いたら、セットで覚えてあげてください。
正常系試験:予定しているお仕事をバッチリできるか試験
異常系試験:予定外のことが起こったときに良い感じに対処されるか試験
です。
一言でまとめるよ
まぁ「正常系試験」って単語が出てきたら「予定しているお仕事を予定通りにこなせるか確認する作業なんだな~」と、お考えください。
おまけ
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