サービス妨害攻撃
嫌がらせだよ
本来の仕事ができないくらい忙しくしてやるよ
簡単に書くよ
サービス妨害攻撃(読:サービスボウガイコウゲキ 英:denial-of-service attack)とは
本来の仕事ができないくらい忙しくしてやるぜ攻撃のこと。
もう少し具体的に書くと
「ね~、ね~。これやって~!これやって~!」と相手の仕事をいっぱい増やしてテンパらせることで、サービスを続けられないようにする嫌がらせのこと
です。
詳しく書くよ
サクッと一言で説明すると
「いっぱいお仕事させてテンパらせてやるぜ!」な攻撃
が「サービス妨害攻撃」です。
「DoS攻撃」とも呼ばれます。
例えば、そうですね。
ピヨ太君がケーキ屋さんで働いています。
そこにアクマ君がやってきて、苺ショートを100個注文してくれました。
アクマ君は良いお客さまですね。
ところがですね。
話は、それで終わりません。
営業スマイルばっちりのピヨ太君に対して、アクマ君は「1個ずつ包んでくれ」と言い放ちました。
ピヨ太君の営業スマイルが引きつります。
ですが、お客さまの言うことです。
ピヨ太君は、えっちらおっちらと一生懸命包みました。
ふぅ。
何とか包み終わりました。
いよいよ、お会計です。
1個400円のケーキが100個です。
合計4万円になります。
ここで、またまた問題が発生しました。
アクマ君が4万円分の1円玉を取り出したのです。
し、仕方がありません。
ピヨ太君は一生懸命、一円玉の枚数を数えます。
数えている間は、他のお客さまの相手ができません。
後ろに並んで、のんびり待っていてくださったお客さまも徐々にイライラし始めます。
結局、後ろに並んでいたお客さまは「もう待てないよ!」と怒って帰ってしまいました。
おーまいがっ。
この話でアクマ君がやったような
「相手のお仕事を無駄に増やしてやって、普通のサービスができないようにしてやるぜ!」な嫌がらせ
がサービス妨害攻撃です。
サービス妨害攻撃は、いろんな対象に対して、いろんなやり方があります。
有名どころを1つ挙げれば「F5アタック」でしょうか。
ホームページを見るときは、まずパソコンさんからWebサーバさん(ホームページのファイルが置いてあるコンピュータ)に対して「このページをおくれよ」なお願いが行きます。
そのお願いに対して、Webサーバさんは「ほれ、そのページだよ」と欲しがっているページを返してあげます。
これが、ホームページが表示されるときの流れです。
ここで問題です。
ホームページを見ているときにF5キーを押すと、どうなるでしょう?
一般的には、F5キーを押すと、ホームページの表示内容が更新されます。
もう一度「このページをおくれよ」なお願いが出されるのです。
それでは、F5キーを「連打」すると、どうなるでしょう?
そうですね。
「このページをおくれよ」なお願いが、たくさん行きます。
Webサーバさんには最初のお返事をしていないうちから次々にお願いが届きます。
徐々に注文を捌ききれなくなるはずです。
そのうちテンパってしまうでしょう。
それでもF5キーを連打し続けると、どうなるでしょうか?
きっと、最後にはWebサーバさんが力尽きてしまうはずです。
真っ白な灰になって、ウンともスンとも言わなくなります。
「返事がない。ただの箱のようだ」状態になってしまうのです。
結果、Webサーバさんはホームページを返せなくなってしまいます。
サービスを継続することが、できなくなってしまいましたね。
これが「F5アタック」と呼ばれている嫌がらせのやり方です。
サービス妨害攻撃の一種とされています。
冗談半分でも、やらないようにしてくださいね。
やると、力いっぱい怒られます。
一言でまとめるよ
まぁ「サービス妨害攻撃」って単語が出てきたら「いっぱい働かせてテンパらせちゃえ攻撃なんだな~」と、お考えください。
おまけ
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