音声認証
認証のやり方だよ
生体認証だよ
声で認証するよ
簡単に書くよ
音声認証(読:オンセイニンショウ)とは
人間の身体を使ってやる認証のやり方(生体認証)のひとつ
であり
機械に向かってペチャクチャ喋って、登録されている声と一致するかでOKかNGかを判断する認証のやり方
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「認証」と「生体認証」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
認証は「おまえ誰?OKなやつ?」を確認することです。
文字通り「認められていると証明する」作業です。
例えば
・本人しか知らない情報を入力させる
・本人しか持っていないものを提示させる
・接続元の情報を見る
のような過程を経て、OKな人かNGな人かを判定します。
生体認証は「指紋や声紋、眼の虹彩や静脈パターンなど、人によって違う身体的な特徴を利用した認証のやり方」です。
生体認証で一番有名なのは指紋認証でしょう。
機械に指をピッ!っとやって登録されている指紋だったらOKなアレです。
指紋は人によって違います。
そして、人に貸すことができません。
貸し借りしようと思ったら指を切る必要があります。
ということは、登録されている指紋でピッ!っとやられたら、それは登録されている人物、本人がピッ!っとやったと判断できます。
このような指紋認証をはじめ、人間様の身体的な特徴を利用した認証が生体認証です。
以上を踏まえて、生体認証のひとつで
声を使った認証
が「音声認証」です。
そのまんまといえば、そのまんまな説明ですね。
機械に向かってペチャクチャ喋って登録されている声だったらOKな認証のやり方です。
「声紋認証」とも呼ばれます。
詳しいことは私も知りませんが、声には周波数がうんちゃらかんちゃらな人によって違う特徴があるそうです。
この「人によって違う声の特徴」を声紋と言います。
いわば「指紋の声版」ですね。
声は人に貸すことができません。
貸し借りしようと思ったら……どうするのでしょうね。
何となくですが、おっかないことになりそうな気がします。
ということは「こんにちはー!」と言った声が登録されている声だったら、それは登録されている人物、本人が「こんにちはー!」と言ったと判断できます。
このような
1.人によって違う
2.貸し借りできない
特徴を持つ声を使った認証のやり方が音声認証です。
音声認証の一番のメリットは
貸し借りできない
ことでしょう。
自分の身体にくっついていて取れないもので認証しますからね。
常識の範囲内では盗まれたりしません。
一方のデメリットは……何でしょうね。
漠然とした不安感とかでしょうか。
本人なのに認証されなかったら、かなり困ります。
どうしたらいいか分からなくなりそうです。
一言でまとめるよ
まぁ「音声認証」って単語が出てきたら「声を使った認証なんだな~」と、お考えください。