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通信規約

pointこの用語のポイント

point通信するときに使うお約束事だよ

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簡単に書くよ

通信規約(読:ツウシンキヤク)とは

「通信プロトコル」の日本語的表現。
用語の中身としては

通信するときにお互い(自分と通信相手)が守る「このルールにしたがって、やり取りしようね」なお約束事のこと
です。


image piyo

詳しく書くよ

サクッと一言で説明すると

通信する上でのお約束事

が「通信規約」です。

通信というのはコミュニケーションです。
コミュニケーションは暗黙の了解やお約束事がないと成り立ちません。

例えば、そうですね。
ここにピヨ太君がいました。
ピヨ太君は日本人です。
「人」かどうかは怪しいところですが気にしないでください。

通信規約

ピヨ子さんもいました。
ピヨ太君と同じようにピヨ子さんも日本人です。
やっぱり「人」かどうかは怪しいところですが気にしないでください。

通信規約2

ピヨ太君とピヨ子さんが、ぺちゃくちゃとおしゃべりをします。
このとき、2人は日本語で話しているはずです。

通信規約3

これはピヨ太君とピヨ子さんの間で「2人とも日本人だし日本語で話そうね」という暗黙の了解(お約束事)があるからです。

空気を読まずにピヨ太君が突然フランス語でしゃべりだしたら大変です。
ピヨ子さんは戸惑ってしまいます。
円滑なコミュニケーションが、できなくなるはずです。

通信規約4

通信も同じです。
通信相手と認識を合わせておく必要があります。

片方が日本語で話しかけているのに、もう片方が英語で返事をしたら、コミュニケーションが成立しません。
上手に意思疎通するためには、前もって「日本語で話そうね」などのお約束事を決めておき、それを守る必要があるのです。

通信規約5

この

通信するときに従うお約束事

が「通信規約」です。
相手と上手にコミュニケーションを取る上で必要なお約束事や暗黙の了解です。

どっぷりとコンピュータの世界に浸かっている人は「通信規約」と言われると逆に分からないかもしれませんね。
いわゆる「通信プロトコルプロトコル)」のことです。
「通信プロトコル」を日本語にしたのが「通信規約」です。

通信規約は、いろいろあります。
通信の種類によって使う規約も変わってきます。

例えば、インターネットを使って通信するときは「TCP/IP」と呼ばれるお約束事、より正確に書くと「TCP」と呼ばれるお約束事と「IP」と呼ばれるお約束事を使います。
「TCPルールとIPルールを守って、やり取りしようぜー!」です。

通信規約6

ファイルを受け渡しするときは「FTP」と呼ばれるお約束事を使います。
「FTPルールを守って、ファイルを送りあおうぜー!」です。

通信規約7

メールを送るときは「SMTP」と呼ばれるお約束事を使います。
「SMTPルールを守ってメールを送るねー」です。

通信規約8

他にも「HTTP」や「VoIP」あるいは「PPP」などなど、いろいろなお約束事があります。

通信の世界では「どんな通信をするときは、どんなお約束事に従ってやり取りしようね~」なお約束事が、あらかじめ用意されているのです。
実際に通信するときは「今からやりたいのは○○通信だから、××のお約束事に従って通信すれば、相手と上手くコミュニケーションを取れるな」と判断しています。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「通信規約」って単語が出てきたら「通信する上でのお約束事なんだな~」と、お考えください。

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