登録日:2014/08/22 Fri 23:25:25
更新日:2024/08/28 Wed 17:40:37
所要時間:約 3 分で読めます
“神原駿河は、私の姉の娘だよーー眠らせておくには、惜しい才能さ”
終物語(中)は講談社BOXから発売されている、もう二度と、ここまで趣味では書けない小説。
物語シリーズのファイナルシーズン第4弾にあたる。
今作でも前巻同様、
阿良々木暦が物語の語り手を務める。
第四話 しのぶメイル
鬼物語にて大切な友達と別れた後、町に戻った暦は家へは帰らずにそのまま学習塾跡へ向かう。
そこで
臥煙伊豆湖との約束を果たすべく、
神原駿河を呼び出す。
神原と合流した暦だったが、突如そこへ謎の鎧武者が現れ…
冒頭の時系列は大学受験当日の三月十三日であるが、暦が忍野扇に過去の話を聞かせるという展開なので、メインの時系列としては鬼物語直後から
猫物語(白)に並行し時折クロスオーバーする形になっている。
◆登場人物
「ちー違うんだ!」
本シリーズの主人公にして変態ロリコンの
吸血鬼もどきの人間…なのだが今作では忍とのペアリングが切れているため、およそ半年振りに生身の人間に戻っている。
吸血鬼の力が使えないため、バトルではいつも以上に苦労することに。
ライトじゃないBL本と熟女物の
エロ本を買ったことであの臥煙おねーさんと
エピソードくんを本気でドン引きさせるという快挙を成し遂げた。
「構いませんとも。そのために私が、上巻と下巻の中間に、こうしてわざわざ中巻をねじ込んーもといご用意したのですから」
直江津高校一年生で
忍野メメの姪を名乗る、あらゆる物語の聞き手である少女。
今回は大学受験当日早朝の暦の部屋で、暦の怪異譚を聞くという謎シチュエーションで登場する。
「処女のまま死にたくない」
暦の後輩で
腐女子で阿良々木先輩のエロ奴隷な少女。
今作ではのっけから暦の顔面に膝蹴りを叩き込んだり、鎧武者や怪異とバトったりとシリアス、ギャグ問わず大活躍する。
命の危険を感じた際には暦に処女を捧げる覚悟を決めた。
「一人の女性を取り合って、二人の男が戦うー400年前から変わらぬ伝統よ」
本名、死屍累生死郎。
400年前に自殺したと思われていた、
キスショットの最初の眷属で初代怪異殺しの鎧武者。
ちなみに鎧の下は青年総髪、長身痩躯の美丈夫。
暦曰く走る姿勢も名前も格好良い。
「ーこんな所で死ねると思うな。鬼いちゃんを殺すのはこの僕だ」
影縫余弦の式神人形で百年使われた人間の死体の憑藻神の僕っ娘童女。
相変わらずキャラがブレッブレ。
暦と神原のピンチに現れた。
暦の顔面を素足で踏みつけ、新たな性癖を目覚めさせかけた。
「すやすや」
鉄血にして熱血にして冷血の
吸血鬼のなれの果ての幼女。
暦とのペアリングが切れてしまっていたが、ようやく再会することができた。
死んだと思っていたかつての眷属の生存に困惑するような面を見せる。
「阿良々木くん、こういうのはおねーさん、きみが思ってる以上に本当に引くから本当にやめて」
忍野メメや
貝木泥舟らの大学の先輩で怪異の専門家の元締めの何でも知ってるおねーさん。
復活した初代怪異殺し討伐のためにエピソードを呼び寄せる。
暦の約束通り神原と対面を果たすが、叔母である事実は隠して「
忍野メメの妹の忍野伊豆湖」と名乗った。
熟女物の
エロ本を買った暦にしばらく距離を置くほどドン引きして、初代怪異殺しを逃してしまう。
「これは全くウケない」
地獄のような
春休みに暦と死闘を演じた
吸血鬼ハンターにしてヴァンパイアハーフの若人(6歳)。
伊豆湖に呼ばれ、初代怪異殺し討伐のために暦たちと共闘することになる。
暦が買ったライトじゃないBL本にドン引きして、初代怪異殺しを逃してしまう。
「何かしら、こーくん」
かつて蟹に魅せられた元ツンドラで暦の彼女。
今回は電話での会話のみ登場。
追記・修正は、五千円でBL本二冊と熟女物の
エロ本二冊とブラジャーと三人分の朝食の
ドーナツを購入してからお願いします。
- 終物語は上中下分けて項目作るのかな?まあ時系列が全然違うし、ちょうどいいのかも。しかし上巻の項目から先にして欲しかったな… -- 名無しさん (2014-08-23 00:24:56)
最終更新:2024年08月28日 17:40