登録日:2014/02/23Sun 22:08:09
更新日:2024/12/07 Sat 09:59:50
所要時間:約 3 分で読めます
通常罠
フィールド上に裏側表示で存在するモンスターを全て表側守備表示にする。
このターンのエンドフェイズ時に自分フィールド上に表側表示で存在する爬虫類族・光属性のモンスターを全て裏側守備表示にし、
その枚数分だけ自分のデッキからカードをドローする。
その後、自分のデッキからレベル7以上の爬虫類族・光属性モンスター1体を特殊召喚する事ができる。
【概要】
EXTREME VICTORYで登場したカード。
テキストでカード名の指定はされていないが、表示形式変更に関する効果+
爬虫類族・
光属性の指定と
実質上
ワームのサポートカードであり、チートと呼ぶにふさわしい強力な効果を持っている。
どう考えても1つのカードに効果を詰め込み過ぎである。
1つ目の効果はセットされたモンスターを表側守備表示にするもの。
ワームのリバース効果を任意のタイミングで発動することができる。
《ワーム・カルタロス》のサーチ効果を使用したり、《ワーム・ヤガン》をセットしている時に使って《強制脱出装置》のように扱うのが主な使い方だが、
相手の除去にチェーンして《ワーム・ジェートリクプス》の蘇生効果を発動させるといった使い方もある。
変わったところではワームと《
幻想召喚師》との混合デッキで即座に効果を発動するために用いられることもある。
さらにそれらを釣り上げるチューナーの《ブラック・ボンバー》と表示形式の変更能力を持つカラクリ将軍無零、
さらにさらに無零をシンクロした時にリクルートできるように《カラクリ参謀弐四八》も……あれ?デッキからワームが抜けた!?
2つ目の効果はエンドフェイズに発動する。
爬虫類族・光属性を再セット+その数だけドロー+最上級の爬虫類族・光属性をリクルートするというもの。
これらは全て一連の効果であるため再セットするモンスターがいなければリクルートする効果も発動できないため注意しよう。
再セット+ドローする効果はワームのリバース効果の再利用を狙えることはもちろん、
《ワーム・ヤガン》の自己再生能力によるフィールド上から離れた時に除外されるデメリットをなくすことができるので相性抜群。
ただし裏になるのがエンドフェイズなためワームのドローエンジン・リンクスとは少々相性が悪い。
まあ相手ターンに発動すればドロー枚数は変わらないのだが。
また、指定されているのは爬虫類族・光属性モンスターであるためワームでなくともこの効果が適用される。
中でも
遊馬が使用した手札誘発で特殊召喚できるジェントルーパーは優秀で《
キングレムリン》を使って手札に加えることができるので、
2体並べて相手からの攻撃をロックしてワームを守りつつドローを加速させるという芸当も比較的簡単にすることができる。
そしてリクルート効果で呼ぶのは、殆どの場合コストが必要だが1ターンに複数回発動できる除去効果をもつ《ワーム・キング》一択だが、
《ワーム・クィーン》の持つワームをリリースしてデッキからリリースしたレベル以下のワームを特殊召喚する効果を使えば、
特殊召喚可能なすべてのワームを間接的に呼ぶことができる。
ドローした後にリクルート効果が発動するのでピン刺しした《ワーム・キング》を引いてしまい特殊召喚ができなくなるということもある。
事故率はあがるもののキングを2刺しするなどして対策しよう。
長々と書いてきたが、例として先攻1ターン目にこのカードと《ワーム・ゼクス》が手札にあったとしよう。
《ワーム・ゼクス》で《ワーム・ヤガン》墓地に落として《ワーム・ヤガン》自己再生、《W星雲隕石》伏せでターンエンド
相手が召喚か攻撃してきたときに《W星雲隕石》使って《ワーム・ヤガン》リバースしてバウンス
2体が除去されずにエンドされれば2ドロー、キングss、《ワーム・ヤガン》再セット
うん、頭おかしい。
このカードの登場に伴い、ワームは《ワーム・ゼクス》《ワーム・ヤガン》のコンビ・デッキ回転用に《ワーム・カルタロス》1~2枚・《ワーム・キング》をピン刺し程度におさえて
大量の除去カードやライオウで相手の動きを阻害しつつ、《W星雲隕石》でアド差を稼ぐ【メタワーム】なるデッキも登場。
たまに大会でも顔を出すようになった。
このように一度発動できれば大きなアドバンテージを得ることができるこのカードだが、
罠カードゆえのスピードの遅さ及びサーチ手段の乏しさから登場してから今に至るまで規制対象になったことはない。
おそらく
エヴォルの《進化の特異点》や、炎族守備力200のモンスター御用達の《
真炎の爆発》もこのカードと同じ立ち位置になると思われる。
追記修正はキングをリクルートしてから……あっキング引いちゃった
- …まさか魔導書の審判って…?このカードがありながら制限レベルの暴れぶりにはならなかったから…?いやそんなわけないか -- 名無しさん (2014-02-24 07:14:53)
- ぶっちゃけ書いてあることは神判レベルのイカれ具合。神判と違ってサーチできないのと引いてから発動までラグがあるのが救い。 -- 名無しさん (2014-02-24 08:34:33)
- これくらいバランスよければ神判も許されたのかもな。あれも罠ならよかったのに -- 名無しさん (2014-02-24 13:11:25)
- ↑罠にすると魔導って感じがしなくなるから、「このカードは魔導書と名のついたカードの効果で手札に加える事はできない」とか? -- 名無しさん (2014-02-24 13:34:29)
- ↑「このカードは相手ターンのみ発動可能」の一文があるだけで違ったか -- 名無しさん (2014-02-24 13:43:34)
- ↑それだと微妙だろ。ミラーマッチ対策ぐらいにしかならなそう。 -- 名無しさん (2014-02-24 14:10:17)
- ↑↑↑この効果はデュエル中に一度しか、とか。 -- 名無しさん (2014-03-28 11:44:54)
- ↑それと↑4を合わせればいいんじゃね? -- 名無しさん (2014-03-28 12:16:02)
- なんかスクラップフィスト並に詰め込みまくってるな… -- 名無しさん (2015-01-10 19:57:52)
- テーマの強さやら魔法カードと罠カードの差を考えさせられる一枚。 -- 名無しさん (2015-12-29 22:08:51)
- 爬虫類族だから許される性能あるある感 -- 名無しさん (2016-05-20 13:06:56)
- カードプールが増えれば禁止行き筆頭だな -- 名無しさん (2016-05-20 14:36:48)
- 爬虫類系は何かやばいサポートカード多いんだよなぁ スネークレインとか・・・ -- 名無しさん (2017-02-07 18:10:48)
- 強い弱いで言えば間違いなく強力なカードだけど、言う程強く無かった思い出(と思うのは8,9期で補正がかかってるからかね) -- 名無しさん (2017-02-07 20:43:15)
- 理由としては、1:ドローの条件が微妙に厳しい。(単純な除去、強脱、月の書などで妨害される)。2、リクルート対象が基本的に事故要因。3、当時の環境的にエンドサイク、カウンター罠、その他妨害系のカードで止められる。4、ドローしたカードが直ぐに使えないことが多い(モンスターばかりの場合とか) -- 名無しさん (2017-02-07 20:50:19)
- 上の方にも書かれてるけど、「効果そのもの」は禁止級で本当に壊れてるカードだけど調整が上手いから規制されないカード -- 名無しさん (2020-08-17 02:58:10)
- これとかスネークレインとかキングレムリンとかいるのに一度も環境を取れない爬虫類族とかいうカス -- 名無しさん (2021-12-18 08:43:18)
- 環境取ったら即制限か禁止行きになるから仕方ないね -- 名無しさん (2022-10-10 13:27:39)
- ワームのサポートなのにワームゼロとは相性最悪なのは笑うしかない(某動画を見ながら) -- 名無しさん (2023-08-26 09:50:23)
- 審判が制限解除された現在だとこのカードも相対的に(書いてある事は)「壊れ」ではなく「普通に強い」レベルになるんか? -- 名無しさん (2023-10-03 12:20:55)
- ↑今じゃワーム自体が周回遅れの性能してるから「強い」とは言い難いかな。それでも決まればそれなりに仕事はしてくれるからワームの生命線である事には変わりないけど -- 名無しさん (2023-10-03 12:37:53)
- ドローが遅いとはいえ、「爬虫類族・光属性」の部分を指で隠せば、やってること自体は現代基準でもまだまだぶっ壊れてる -- 名無しさん (2024-12-07 09:59:50)
最終更新:2024年12月07日 09:59