登録日:2012/04/02 Mon 20:21:26
更新日:2024/10/12 Sat 23:57:09
所要時間:約 6 分で読めます
私の名はロジャー・スミス。
普段は平和なこのアニヲタWikiも、ときに
愚痴篭りや
荒らしによる建て逃げによって、不毛な争いが生まれてしまうことがある。
私は交渉人として、交渉により事態を納めようとする。
大抵は私の言葉を聞き入れてもらえるので交渉は成立するのだが、時には交渉の通用しない、或いは交渉に値しない相手だっている。
ショーーータァーーーイム!!!
◇PERSONALITY
年齢は25歳。40年前に
記憶喪失となった街パラダイムシティで
交渉人として活躍している。
元は軍警察で軍人をしていたが、パラダイム社が全てを支配する街の現状、そしてそのパラダイム社の犬となっている軍警察の在り方に嫌気が差して退役。
銀行の廃ビルを買い取り、そこを拠点として交渉人の仕事をしている。
性格はへそ曲がりで凝り性。独自のルールと拘りと法則を持っている。
フェミニストを気取っているが、頭に血が上りやすく短気。さらに彼の趣味や本性を知った女性からは「貴方って最低
の屑だわ」と言われなれている。
だが依頼主に対する誠実さや、一度受けた依頼は絶対にやり遂げるプロ意識の高さは持ち合わせており、パラダイムシティでも評判は高い。
また交渉人であるため銃などの武器は持ち歩かない主義。(愛車には武器を装備している)
そのため作中で何度もピンチに陥っている。
【FIRST SEASON】
ベック一味に誘拐された令嬢を救出する依頼を受け、身代金と引き換えにアンドロイドのドロシーを救出する。
その後ドロシーに自分を守って欲しいと依頼され、ベックが盗み出したドロシー1を
ビッグオーで撃破。
依頼の報酬として屋敷で働くと言い出したドロシーを住まわせる。
その後は一話完結の形式であるストーリーに合わせて、様々な事件を解決していった。
ダムで
ウナギ退治したり、地下探検してビビりまくったり、アンドロイドのピアニストを助けたり、生物兵器を倒したり、幽霊退治したり、海底に潜ったり、新聞記者を追っかけ回したり………
あれ、全然交渉してないなこの交渉人。
ロボアニメなのでビッグオーを出さなきゃいけないからなのだろうけど。
そして一期終盤において、40年前のメモリーの断片に触る。大量のTHEビッグが街を火の海に変える悪夢のような光景……
ロジャーはその謎を追い求め奔走する。
謎を追い求めたどり着いた先で、赤いレインコートを着たドロシーそっくりの殺人アンドロイドR・Dに殺されかけるが、駆けつけたドロシーとビッグオーによって窮地を救われる。
その後異国からやって来た三体のメガデウスに立ち向かうため、ビッグオーに乗り込む。
「なぜアンドロイドが人を殺す?」
「生まれた時から殺せという声が聞こえていた。それは雨の中、傘をさすように当たり前のことだ」
「雨の中、傘をささずに踊る人がいてもいい。自由とはそういうことだ!」
【SECOND SEASON】
異国からきたメガデウスに勇ましく立ち向かったは良いがフルボッコにされてしまう。ロジャーェ……
コックピットに溢れた無数のトマトに埋もれ、気が付いたら見知らぬ街に浮浪者として存在していた。
(このへんから視聴者置いてけぼりの超展開がちょくちょく現れ始める)
散々街を逃げ回った後、ドロシーに呼び止められ、自らの恐怖と向き合う事を決め、ビッグオーのコックピットに戻ってくる。
そして異国のメガデウスを倒し、パラダイムシティへ戻っていった。
二期では徐々にその存在が明らかになってきたユニオンと呼ばれる組織、そしてパラダイムシティの支配者であるアレックス・ローズウォーターと戦いを繰り広げる。
ベックに磔にされたり、
シュバルツ・バルトの亡霊を砂にしたり、人工衛星をパンチで破壊したり……
やっぱり全然交渉しないな、この交渉人。
◇ACTIVE IN SRW
『
スーパーロボット大戦シリーズ』においては、一期のみ参戦した『
スーパーロボット大戦D』ではゲスト扱いに近いためストーリーの本筋には絡まなかったが、
その従来のスパロボに類のないキャラ立ちから存在感自体は抜群に高く、4コマやアンソロジーコミックでも新規参戦という事を差し引いてもネタ的な人気を獲得していた。
一期・二期共に参戦した『
スーパーロボット大戦Z』ではロジャーの特殊技能・ネゴシエイター により、幾ら味方(敗北条件は除く)が撃墜されても、ビッグオーさえ生き残れば修理費0になる。
……
それって修理費の踏み倒しじゃ…
ちなみに、ネゴシエートによって修理費をどうやって0にしたのかを追求した会話パートがあったが、結局聞くことはできなかった。
Zでのロジャーは割と無能扱いされているが、
基本的に相手も問答無用なエゴイスト揃いなため交渉しようにも話し合いの余地が無いというのが実際のところ。本編でもそうなんだけどね!
『
第2次スーパーロボット大戦Z』ではネゴシエイターの能力に戦闘した相手の気力−3が加えられ、ロジャーのエースボーナスの"特殊スキル『ネゴシエイター』の気力低下−5"によってボスキャラ弱体化にも繋がる。
この特殊技能は
精神耐性のような特殊技能やオールキャンセラー等の特殊能力に左右されない能力である。
再世篇では脱力すら影響を受けるのでこれは中々凄い…がロジャー一人ではさすがに気力を削りきれない。
また、歌いに来た
バサラの気力まで下げる。
そのせいで、音楽の趣味が合わなくてバサラに文句言ってると言われてしまうことに
ちなみにネゴシエイターの気力低下の能力は、ムーンWILLのエースボーナスにもなっている。
また、原作では戦闘中のロジャーは割と寡黙なのだが、
Zシリーズではドロシーとの掛け合いや各武装の効果をやや詩的に表現したオリジナル台詞が用意されたりしてかなり雄弁な面が強調されている。
おそらく声付きで特徴的な台詞がないと少し寂しいからと思われる。
クロスオーバー面では上記の通り会話の余地がない相手が多すぎるせいでネゴシエイターとしての手腕を発揮する場面は少なく、見たままを素直に感じる
勝平や
ワッ太からはその実力を疑われ、ヘボ呼ばわりされることさえある。
それでも
シャアや
トレーズからはその腕を買われており、重要な集まりでは声をかけられて場の進行役を務めることもある。
また、巨大ロボを操る富豪という共通点から
破嵐万丈や
クライン・サンドマンとは友人とも言える関係となっている。
その一方で、
シベリア鉄道の路線を
勝手に使っているため、シベ鉄からは目の敵にされている。
◇DIGRESSION
『
逆転裁判シリーズ』の主人公である
成歩堂龍一と髪型が酷似していることがしばしばネタにされ、前述のスパロボでもこれを意識したネタが存在する。
職業も弁護士とネゴシエイターの違いこそあれ、言論を武器にする職業という意味では共通している。
『
figma』にてドロシーともども可動フィギュア化されている。
様々なキャラクター相手に交渉ができる秀逸な逸品と言えるだろう。
この項目にはルールがあります。例えば、女性なら自由に追記・修正できますよ。
- ロジャー自身の交渉人としての腕前は間違いなく一流。本編でも老婆を説得し立ち退きに同意させている(老い先短いためか住み慣れた場所に執着することの多い老人の立ち退き交渉はかなり難しい) -- 名無しさん (2013-10-04 01:38:02)
- 交渉人より国家権力のが強かったんや…(気力的な意味で) -- 名無しさん (2013-10-04 04:15:22)
- スパロボZの戦闘台詞はちょっとくどすぎて違和感があるなぁ。Dくらいあっさりでもいいのに。 -- 名無しさん (2013-10-04 06:31:53)
- あのバサラにどんなネゴシエーションを……!? -- 名無しさん (2013-11-29 01:46:18)
- どこぞのなるほどくんが脳裏にちらついて仕方がない -- 名無しさん (2013-11-29 05:09:36)
- ↑×3例の仲間割れに仲介人として参加しようともしなかったりアスラン相手に父親と同じ呼ばわりする辺り肩書を無視かやる気あんのか状態だった。 -- 名無し (2013-11-29 12:54:52)
- ロジャーの声も何もかも格好良すぎて困るんDA。みんなもロジャーに憧れて黒服を来て親の時計を盗みビッゴー、招待!した人はいるだろう?そ、そんなぁ…1人くらいいたっていいじゃないか… -- 名無しさん (2014-02-18 08:03:07)
- ↑なぜにチャージマン風な語り口www。まあ、その通りだが。 -- 名無しさん (2014-03-07 20:53:52)
- ↑×2私もやったことあるww。ロジャーに憧れて黒いコート着たり、白黒のあのネクタイを探したりしてたなぁ。昔は -- 名無しさん (2014-04-11 17:52:51)
- 私の真似をして、ビッグオーショータイムする人がいてもいい。若さとはそういうものだ -- 名無しさん (2014-04-11 18:05:58)
- 踏み倒してるんじゃなくて値引き交渉してるんだよ -- 名無しさん (2014-04-30 20:45:14)
- ネゴシエーターだからな -- 名無しさん (2014-04-30 20:48:21)
- ネゴシエーターの仕事って現実の弁護士に近いものがあるよな -- 名無しさん (2014-09-04 02:00:14)
- 歌いに来たバサラの気力も下げる はDのアンソロの話を思い出すw -- 名無しさん (2015-04-05 19:23:59)
- 『勇午』の主人公勇午と、「どっちが最高の交渉人か」で論争になりそうだな。 -- 名無しさん (2015-04-05 19:30:01)
- 何だかんだ依頼を全て完遂しているし、ネゴシエーターとしても優秀だと思う -- 名無しさん (2016-01-25 11:58:48)
- とうとうスパロボのDLCにワッ太に「ロジャーさんって全然交渉してないんじゃ(要約)」と指摘された -- 名無しさん (2016-05-24 08:17:01)
- ↑相手がまともに交渉する気が皆無だったり、そもそも交渉不可能な化け物だったりすることが多いから仕方ないね -- 名無しさん (2016-05-24 09:01:42)
- 小学生くらいの多感な時期に、この人の影響をモロに受けたせいで、現在、口調が性分、こだわり、価値観が大変なことになってる......助けてください...... -- 名無しさん (2016-08-31 18:49:58)
- ちなみにアーカムビギンズのバットマン役の声優がRoger Craig Smith(ロジャースミス) -- 名無しさん (2017-02-19 01:57:20)
- ビッグオーという作品において色んな役柄をさせられてきたけれど、最終的に天職がネゴシエーターでメガデウスのドミュナスだった人 -- 名無しさん (2017-02-19 02:00:54)
- 普通に考えれば定まったルールがある社会なら黙ってそれに沿えば良いのだが、現実は言葉遊びでどちらにもとれるようなグレーの案件も多く、加えてビッグオーの世界にはメモリー絡みでわけのわからんことを大真面目に主張する面倒臭い輩がたくさんいる。なので交渉人というのはロジャー以外にも大勢いるなくてはならない職業、という認識。無論もっとも腕利きなのはロジャーだが -- 名無しさん (2020-03-05 00:42:06)
- ちなみに石ノ森石ノ森というが、ロジャーをはじめこのアニメの登場人物のキャラデザのモデルになったのは漫画版エイトマンの作画を担当した桑田次郎のタッチである -- 名無しさん (2020-08-28 07:30:56)
- 漫画版でもアニメでも、交渉の描写はあった。アニメでの「人質案件を解決する道は、値切る事です。人質が大切な人物だと相手に認識させたら、いくらでも値上がりしていつまでも交渉が終わらない」という話は結構ショッキングだった。 -- 名無しさん (2020-10-29 09:05:27)
- もし、ロボバトルがないスピンオフが出たとしたら、それこそ勇午並みの交渉成功率をはじき出すんだろうなぁ。 -- 名無しさん (2020-11-18 12:39:38)
- ネタバレかな。交渉できる、というのはあの街に於いてはかなり特殊なスキルなんだと思う。ロジャーがビッグオーを持ち出す、という事の意味は、彼の存在的に考えるとあの街で正に断罪するしかない(YE GUILTY)って事なんだなぉと。 -- 名無しさん (2021-03-22 23:40:43)
- スパロボにまた出てほしい Zシリーズであんまり交渉できなかった雪辱を果たしてほしい -- 名無しさん (2022-07-19 01:26:05)
- 作中随一に謎な人物で、おそらくエンジェルと対存在なんだろうね。ローズウォータのトマト発言や昔の写真などなど、ロジャー本人については結構説明されていない疑問点は多い。 -- 名無しさん (2022-09-01 09:31:55)
- 個人的な解釈ではあくまでオリジナルではなトマトなんだけど、それでも「ロジャー・スミス」であることを自由意志で選んだことで自己認識を最終的に落ち着かせた人だと思う 大事なのはトマトかどうかよりも自分がどういう者になりたいか」 -- 名無しさん (2023-06-06 11:42:36)
最終更新:2024年10月12日 23:57