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ソウルキャリバーⅢ

登録日:2011/06/30(木) 09:26:13
更新日:2024/09/29 Sun 02:22:31
所要時間:約 4 分で読めます




ソウルキャリバーⅢは、2005年にナムコから発売された3D武器格闘ゲーム。
レベルの高いグラフィックやゲームモードとキャラクターの充実、オリジナルのキャラクリエイション機能などが揃うソウルシリーズ10周年記念作品らしいボリューム。
ゲーム性にはスタン(カウンターからのよろき)によるコンボゲーとしての側面が強まった。
ややバランスは不安定気味だがそこまで修正したアーケード版も評価は高い。

しかし、後述の問題により、アンチナムコになってしまった人も多かった。


◇登場キャラ
  • 御剣平四郎
鎧武者。日本刀捌きはまさに鬼神。
元々彼は農家の出身だったが、両親の死をキッカケに侍の道を行く。
鉄砲・種子島に対抗すべく、ソウルエッジを探す。

  • キリク
ソウルエッジを封印すべく旅をする棒術使いの青年。

  • カサンドラ
ショートソードと盾を武器に闘うお転婆少女。EDではソウルエッジを砕くも、自身の武器をも折ってしまう…。

  • タリム
風を信仰する「最後の巫女」として育った少女。トンファーのような刃物を使う。

  • シャンファ
キリクに対して淡い恋心を持つ少女。中華剣が武器。

  • ナイトメア
蒼き騎士・ジークフリートがソウルエッジに取りつかれた姿。今作からジークフリートと分離した。

  • 吉光
蛸やら烏賊やらの軟体動物の様な部分がトレードマークの忍者。

  • タキ
短刀が武器のくのいち。相変わらず御剣とはライバル関係にある。

  • セルバンテス
海賊の船長の様なオヤジ。二刀流

  • アーサー
ボーナスキャラクター。
初代ソウルキャリバーの一部の海外版では御剣の代役として登場。
その為、彼の使用する技は御剣とほぼ同じ。
因みに御剣が彼に差し替えられたのは、海外ではこの手のキャラは余り受けない為だと思われる。

  • ザサラメール
巨大な鎌を武器に闘う黒人の男性。
元々彼はソウルキャリバーを守る一族の中で生まれたが、一族の掟を破った為、勘当されてしまった。

  • アビス
ザサラメールがソウルエッジのパワーと融合してパワーアップした姿。飛び道具が撃てる様になった。

  • リザードマン
蜥蜴人間。

  • 雪華
想いを寄せていた師を殺害した御剣を追う女性。
日本人ではなく、異国の出身だった為、小さい頃から迫害を受けて来た。
刀を仕込んだ番傘を武器に使う。

  • ヴォルド
武器商人の腹心だった男性。
主亡き後、主の宝物を守る番人となる。
全身包帯という異形な姿をしている。ジャマダハルが武器。

  • 李龍(リ・ロン)
皇帝からの依頼で、ソウルエッジ捜索の任務を遂行する暗殺者。ヌンチャクの使い手。

  • ラファエル
紳士的な見た目とは裏腹に、かなりの残忍な性格。エイミの為、ソウルエッジを手に入れようと画策する。
レイピアが武器。


◇キャラクリエイションモード
新たに追加されたモード。
作成数は初めは三つしかないが、ゲームを進めて行くと増えて行く。
自分だけのオリジナルキャラクターが作成出来るモードで、色んな作品のキャラを再現したりする事も出来る。
それ故、結構人気が高い。
作成したキャラクターは、ロストクロニクルモードやバトルアリーナモード等、一部のモードで使用できる。


◇ロストクロニクルズモード
もうひとつの剣と魂の物語を描くアナザーストーリー的な立ち位置のモード。ストラテジーゲームと格ゲーを掛け合わせたモードになっているのが特徴で、プレイヤーはグランダール帝国の新兵となり、やがては兵を率いる立場となりながら、後に蟷螂戦争と呼ばれることになる大きな戦争を生き抜いていく。

現実の中世ヨーロッパをベースにしたメインストーリーとは異なり、グランダール、ハルティース、ダルキアの三国がしのぎを削る架空の大陸が舞台となるほか、ストーリーのメインを飾るキャラクターも本編とは全く別の顔ぶれとなっている。
しかし、後述のバグによって遊べないモードと化してしまった…。



◇セーブデータ壊滅バグ
このゲームにはとんでもないバグが発見された。
本作のセーブデータが有る状態で、他のゲームのデータを削除・移動・上書きをすると…何と!本作のセーブデータが壊滅してしまう!!
しかも、一緒に入っていた他のゲームのセーブデータも壊滅してしまう!!
なお、このバグはロストクロニクルモードをプレイしてると起きる模様。

これについてナムコ側は謝罪する所か、

「本作専用のメモリーカードを買え。」

…明らかに小判鮫商法じゃねえか!!


先に発売されていた海外版でも存在したバグで、そのバグを直さずに日本版を発売していた。
しかも、希望者にのみ修正ディスクを送る始末。

普通バグが発見された時点で回収、修正ディスクを被害者に無料配布するのが社会人としての常識だと思うが…。


そんなワケで、中古で購入する際、かなりの博打性が高い。
もし、セーブデータを作成してしまったら、メモリーカードをもう一枚買って、本作以外のデータをコピーして被害を抑える。これが得策と言えるだろう。

暫くの間、ナムコ本社には被害者の皆さんから
「死ね!!」「殺す!!」「小判鮫商法企業!!」「金返せ!!」「慰謝料払え!!」「責任者出て来い!!」等、かなりの怨みが篭ったアンケートハガキが大量に送りつけられたとか。

副次的な出来事として2005年クソゲーオブザイヤー次点を獲得してしまってもいる。
ただ、あくまでバグへの怒りに基づくものであり、ゲーム性はあまり考慮されていないのは留意しよう



平四郎「追記・修正頼むぜ!」
タキ「任せたぞ!」

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最終更新:2024年09月29日 02:22