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トゥーンリンク

登録日:2012/01/29 Sun 21:41:26
更新日:2024/11/28 Thu 23:50:15
所要時間:約 4 分で読めます




こちらはトゥーンリンクのみについて書いてあるのでリンクについてはリンク(ゼルダの伝説)を参照。子供リンクについてもそちらに記載してある。




ゼルダの伝説シリーズの主人公。タイトルはゼルダの伝説だがリンクが主人公。
こちらのリンクはトゥーンレンダリングという技法を使っているため、歴代と比べてかなり表情が豊かになった。またネコ目かつ短足である。
金髪なのに眉毛だけ黒いが気にしない。
デザインが発表されて間もない頃はファンから賛否両論だった。

詳細な設定は作品毎にかなり異なるが、基本的なスタイルは通常のリンクと同じ。



~作品ごとの設定~

ゼルダの伝説 風のタクト

CV:松本さち
トゥーンリンクデビュー作。プロロ島に住んでいたが、ガノンドロフの使いの怪鳥ジークロックに妹がさらわれたことから冒険に出る。
服は誕生日のお祝いにおばあちゃんからもらったもの。だが本人は気に入っていない様子。2周目だと「正直者の服」となり、見た目は私服(青い服にエビマーク)のままとなる。
とても表情が豊かであり、満面の笑みを浮かべたり、困ったような顔をしたり、驚くことが多かったりとバリエーションが豊富。
物語中盤からはマスターソードを使い、マスターソードの力を完全解放したり、トライフォースのかけらを探したりするためにあちこちを回ることとなる。
最後はテトラとともにハイラルの新天地を探して旅に出た。
ちなみにCVの松本さちはゼルダの伝説 ムジュラの仮面でスタルキッドの声を担当していた。同時に妹であるアリルの声も兼任している。
ガノンドロフは勇者の生まれ変わりとしているが、本作の設定上異なる可能性も高い。そう考えた場合シリーズでも非常にレアな勇者になる宿命も何も持たなかった一般人が後天的に勇者となっていったリンクである。


ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし

CV:瀧本富士子
ハイリア城のすぐそばに住む、刀鍛冶職人スミスの孫であり、彼の家で暮らしている。ゼルダ姫とは始めから仲良し。
フォースを狙って武闘大会の表彰式に現れた魔王グフーが魔物の封印を解き、ゼルダ姫を石に変えてしまったことからリンクの冒険が始まる。
エゼロという喋る帽子を相棒とし、彼の能力を使って小さくなることができる。終盤ではフォーソードを手に入れる。
因みにこちらのグフーは魔人なので人型。


・ゼルダの伝説 四つの剣(GBA)

CV:松本さち
ゼルダをグフーがさらっていったので、リンクは四つの剣を手に取り四人へ分裂した。
ちなみにこちらのグフーは普通の魔物のような見た目。
同梱の神トラではガノンのいる部屋の隣りに四つの剣の神殿なる広大なダンジョンがある。


・ゼルダの伝説 四つの剣+(ハイラルアドベンチャー編)

CV:松本さち
四つの剣と基本的な設定は似ていて、実際に発売当時は四つの剣の続編とされていた。
しかし、後のハイラル・ヒストリアによる時系列整理で別人設定になっている。
従来と違って同一人物設定ではない新たなガノン(今までのガノンの生まれ変わり)と初対面したリンクという事にもなる。


ゼルダの伝説 夢幻の砂時計

CV:松本さち
ぶっちゃけ風のタクトのリンクと同じ人である。プロロ島出身の12歳の少年。
新天地を探す途中、幽霊船にさらわれたテトラを助けるため、幽霊船を探す旅に出る。
冒険中はがめついラインバックにかなり振り回される。物語終盤には夢幻のつるぎを使う。


ゼルダの伝説 大地の汽笛

CV:小平有希
風のタクトや夢幻の砂時計のリンクとは別人の見習い機関士の少年。
伝説の勇者の生まれ変わりや、トライフォースに選ばれて英雄になるという訳でもない、終始ただ普通の機関士少年。
そのため最初は機関士の制服を着ているが、ゼルダにお忍びで会った直後からは今作では見習い兵士の制服という設定の例の緑の服装になる。
かなりおてんばなゼルダにやっぱり振り回される…やれやれ。
終盤ではロコモの剣を手に入れ、ゼルダと力を合わせてマラドーと戦う。
ちなみに最終決戦の前のゼルダからの質問の答えによってエンディングが変わる。一本で二度美味しい。


・ゼルダの伝説 トライフォース3銃士

CV:斎賀みつき(松本さち、小平有希、瀧本富士子)
本作の主人公はプレイヤーの分身という立場で、姿はリンクだがゲームに関する公式の説明ではリンクとは言われない。
ボイスはゲーム開始時に上記の4人からランダムで選ばれる仕様となっている。
「耳がトンガってる」「モミアゲが立派」「九一分けの髪型」という外見が、伝説のトーテム勇者の条件を満たしていたので勇者候補として魔境へ挑む。
後に本作が神々のトライフォース2の数年後の世界が舞台で、本作のトゥーンリンクっぽい主人公は神トラ2のリンクと同一人物であると設定された。
つまり、従来のリンクがゲームデザインに合わせて外見がトゥーン化したということになる。


ゼルダ無双

CV:松本さち(スタルキッド、アリルと兼任)
風のタクト」のリンクとしての参戦で、ボイスは今作用に新録されている。「風のタクト」の中でもかなりの名曲であるモルドゲイラ戦の曲(いわゆるチキチキ)がテーマ曲のような扱いになっている。
無双世界のリンクと共演するとややこしくなるからかレジェンドモードでの出番は一切無い(子どもリンクも同様の理由で出てない)。一方で戦場でのセリフは他のリンクと同じく違うキャラが代弁をしているが、トゥーンリンクの場合海賊のお守りを通して妹のアリルが代弁の役を担っている。
顔が大きい分表情は非常に豊かであり、演出系は勿論通常の攻撃でも頻繁に顔が動く。
武器及びモーションは2つあり、お馴染み片手剣と「大地の汽笛」が初登場のサンドロッドがある。

片手剣は扱いやすいが、攻撃範囲が極端に狭く殲滅力に乏しいという、通常リンクの片手剣と同じ問題を抱えている*1
弱攻撃、強攻撃共に前進するような攻撃が多く、雑魚の横槍を気にせずずんずん斬り進んでいけるが、言い換えると多数を巻き込みたくても素通りしてしまう欠点でもある。
正確に言うと強6の大回転斬りは範囲「だけ」は非常に広いのだが、見た目に反して巻き込み性能が異常に低く殆どすっぽ抜けてしまい、また火力が最後に集中しているため途中で落ちた相手はまず倒せない。結果、まともに攻撃に使おうとするとその場を小さく回り続けて落ちた相手を拾い直すしかなく、折角の攻撃範囲をまるで活かせていない。
一方で強敵相手ならば強3や強5で火力が出るので問題なく戦える性能を持ち合わせているが、その狭い攻撃範囲からアウトレンジでの攻撃がほぼ望めず、接近戦しかできないため、強敵が数体いる状況では苦戦を強いられやすい。
特殊攻撃はノータイムでのジャンプで回避に使う…と意図されているらしいが、あくまでも回避ではなく「特殊攻撃」のため咄嗟に出しにくいのが難点。空中強の範囲は一見広いようだが、実のところ当たって吹っ飛んだ敵が範囲外の敵を巻き込んで散らしているだけであり、実際に有効なダメージを与えられる距離は然程でもない。

小ネタとしては注目をしている最中に横回避をすると回り込むように転がるモーションに変化し、そこで強攻撃をすると回転しながら斬り上げる。これは「風のタクト」の背面斬りの再現となっている。
NPCが暇な時、タクトを振った後パッケージのイラストのポーズで〆る。表情も忠実に再現されている。

サンドロッドは原作では攻撃性能は全くなかったが、砂の塊を飛ばして攻撃する他、汽車を呼び出して攻撃するというぶっ飛んだ性能を持ったアイテムへと様変わりしている。
弱攻撃は攻撃速度がやや遅く、範囲も穴が多いので心許ない。攻撃のメインは強4、強5の巨躯を活かした汽車での攻撃となる。
強4は炎属性との親和性が高く、狙った敵を雑魚と一緒に壁際で巻き込むことで次々と誘爆が発生し、みるみる内に体力を削ることができる。強5は大砲の弾を左右二発ずつ撃ち、雑魚や巨大魔獣への有効打として使える。
ただし、汽車に乗っている最中でもダメージは受けるので、アーマーで割り込んできたり、飛び道具を放ってきたりなどで回避ができないのも相まって被弾しやすいため過信は禁物。比較的隙の少ない強2、強3も使っていくと良い。
余談だがこの武器は表情がとても楽しそうな作りになっており、全体的に険しかった片手剣に比べるとこちらは笑顔や得意げな表現が多い。
NPCが暇な時の動きは、オークションで優位に立っている最中のはしゃぎを表情含めて再現している。
モデルは「大地の汽笛」のものだが上位武器は「神々のトライフォース2」に出てきたデザインのものを使用している。

大海原別色の衣装は私服姿の再現となっており、帽子は脱いでいる。
これはギラヒムの黄昏別色と並んでキャストオフで見た目が変わる色変えとなる。



~大乱闘スマッシュブラザーズ~

トゥーンリンクという名称はスマブラにて設定されたものである。

CV:松本さち
スマブラXにこどもリンクと入れ代わりで隠しキャラとして初参戦。
リンクより動きが早いが吹っ飛びやすい。
リンクと同じく星になった時の悲鳴は原作で高所から飛び降りた時のもの。
基本的なモーションはリンクと同一だが、攻撃のヒットの仕方などがだいぶ差別化されており、一概に軽くしただけのキャラというわけではない。
スマブラXでは高い運動能力と癖のない操作性からトップクラスの使いやすさを誇った。強いて言えば近距離のリーチが微妙なところが引っ掛かるか。

スマブラforでは初期キャラとして参戦。
スマブラSPでも引き続き参戦、さらにこどもリンクが復活した。
リンクが今作で性能が大幅に変わった事でこどもリンクが今までのリンクの性能に近く、トゥーンリンクは横スマッシュが二段構えじゃなくなったり前作から一部性能が変わった。


B:弓矢
弓矢で攻撃。溜めることによって飛距離とスピード、威力が上がる。
リンクと比べると若干スピードが遅い。

B↑:回転斬り
地上でも連続ヒットする。長押しで溜められるのは通常リンクと同じ。

B→:ブーメラン
ブーメランで攻撃。スティック入力すると飛距離が伸び、ある程度上下に投げられる。
風効果のない通常のブーメランだが、今までの作品と同じ感覚で扱える。

B↓:バクダン
バクダンを取り出す。特性自体はリンクと同じだが、地味に連続ヒットする。


最後の切り札はリンクと同じくトライフォースラッシュ。光の射程が半分程に縮まっているが威力は同じ。
トライフォースのタッチが少し異なる。



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最終更新:2024年11月28日 23:50

*1 というか本作のリンク達は皆片手剣をベースに作られているようで、モーションがかなり似通っている。マスターソードと鬼神の仮面はモーションの呪縛をビームで断ち切って強武器の座を獲得しているが。