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ドラえもん(キャラクター)

登録日:2011/09/09 Fri 21:55:23
更新日:2024/11/24 Sun 17:08:53
所要時間:約 15 分で読めるよ。グフフ……


タグ一覧
129.3 ※主人公です たぬき たぬき←たぬきじゃない! どんぐりの家 ふしぎなポケット みんな大好き やろう、ぶっころしてやる。 イソベやん コメント欄ログ化項目 コロコロ作品主人公 コンプレックスの塊 ジャン・レノ スパロボ参戦希望筆頭 チート←ポケットが デッドデッドデーモンズデデデデストラクション ドラえもん ドラえもんの誕生日に立った項目 ドラえもんズ ドラえもん登場人物項目 ドラ焼き ドラ焼きの亡者 ドルオタ ネコ ネコ型ロボット ハゲ ブルース・ウィリス ブルーヒーロー モナ・マーシャル ロボット 中古のポンコツロボット 主人公 人外 人間臭い 他力本願絶対許さないマン 元落ちこぼれ 元黄色 全知全能 名言製造機 四次元ポケット 国民的キャラクター 土曜日のたぬき 大山のぶ代 子守用 富田耕生 怒ると怖い 愛すべきバカ 早くひき金をひけよ 暴言製造機 最強ロボット候補 最終兵器・石頭 未来 横山智佐 歩く原子炉 毒舌 水田わさび 汎用猫型決戦兵器 洗練されたデザイン 海ではフグやタコ、アメリカではアザラシに間違われる。 満身創痍 特定意志薄弱児童監視指導員 畜生青狸 知らぬ者はいない 短足 石頭 結構暗い過去持ち 自己犠牲 落ちこぼれ 親友 親友は人間 親善大使 野沢雅子 量産機 銅鑼焼き 青いというよりうすぎたない。けさも顔を洗わなかったな 青い悪魔 青色 音痴 高橋和枝 鼠嫌い




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きみはじつにばかだな。



ドラえもんとは、漫画作品及びアニメ『ドラえもん』の主人公である。


演者

通常ドラえもん

富田耕生→野沢雅子(日テレ版)/大山のぶ代(大山版)/水田わさび(わさドラ版)/モナ・マーシャル(アメリカ版)

黄色いドラえもん

高橋和枝→横山智佐(大山版)/水田わさび(わさドラ版)

その他

実写版CMではジャン・レノ(トヨタ自動車)、ブルース・ウイリス(ソフトバンク)と何故か外国人俳優が起用されている。
また、舞台版では着ぐるみが登場し、声は現行アニメ版と同じ水田氏が担当する。


断じてたぬきではない



※多数の設定が混在する為、ややこしい部分があります。ご了承ください。



●スペック


品名「ネコ型子守ロボット(MS903)」
製造年月日:2112/9/3

身長および全スリーサイズ:129.3cm
体重:129.3kg
頭の周囲:129.3cm
足の長さ:129.3mm

馬力:129.3馬力
ネズミに驚いて逃げる時の速度:129.3km/h
(通常時の速度:50mを15秒で走る=12km/h)


◎経歴

東京マツシバ社製のネコ型ロボット。
製造中に起きた事故によってネジを1本失う。
そのせいか、仲間達より若干性能が劣るややまぬけなロボットに仕上がってしまったが、それでもどうにかロボット学校を卒業し、
『子守ロボット』としてセワシの家に引き取られる(間違い注文だったが……)。

セワシが劇中ののび太達と同年代に成長した頃、「うちが貧乏なのは先祖がしっかりしてないせいだ」というセワシの発案で、その元凶にして一族で最もドジだと思われるのび太のもとに送られ、以降は野比家に居候しつつのび太の世話をしている。
ドラえもんの寝床はのび太の部屋の押し入れの中。
連載当初は「セワシの子分」と紹介されており、野比玉子がドラえもんを家族の「人数」には含めず、のび太のペットとして見ている回があったのはこの名残なのかもしれない。

ちなみに大人になったのび太が描かれる回では存在に一切触れられていない事から、のび太が成人する頃には既に未来に帰還している模様。
帰還した具体的な時期は描写されていないが、のび太基準で「小学生時代(学年誌版の最終回から)」と「高校時代以降(高校生になったのび太がタイムマシンを使う回がある事から)」の二つが有力視されている。

だが、『ドラえもん』における事実上の最終回に当たる「45年後……」では壮年期ののび太とドラえもんが普通に会話しているため、
未来へ帰還した後も交流自体は続いているようだ。*1

アトム則巻アラレなどが「天才科学者に作られた固有の個体」という設定に対し、彼は「企業によって大量生産された工業製品の一個体」という設定である。
一応、媒体によっては「件の生産ラインで作られた個体第1号」という微妙に特別(?)な出自にされている事もある*2
なお、「ミニドラ」は設定によっては「ドラえもんの功績を称えてあえて現在のドラえもんを模して造られている」となっており、出自はともかく現在の立場としては未来基準でも相当特異なポジションにあることはうかがえる。



◎見た目

ずんぐりした体型の青いボディでまんまるな頭を持つ。
作者が「娘の持っていたポロンちゃん(起き上がりこぼし)」と「家に上がり込んでくるノラネコ」を組み合わせてドラえもんを思いついた為*3、連載初期は今とは違い、ずんぐりむっくりした体形だった他、連載当初の設定では「犬と猫の出来損ないロボット」だった。
また、最初期のカラー扉絵は光沢のある塗りとなっており、現在の印象とは異なりかなりメタリックな塗装だった可能性がある。

設定は「ネコ型ロボット」なので、かつては猫耳があったがネズミにかじられて失っている。
そもそも、彼の容姿を見てネコであると初見で気付く者は少なく、むしろタヌキに間違えられる。
なお、どう見てもタヌキに見えないだろと思われるが、実はドラえもんをタヌキと間違えるネタはアニオリであり、それが原作に逆輸入されたとの事。

なお、体色も誕生直後は黄色だったが、耳を失った直後に青くなっており、
最も古い設定では「耳を失くしたショックで青ざめ、元に戻らなくなった」という理由だった。他にまだロボット学校の設定が無かったのかデパートの在庫バーゲンで購入されたと言う設定がある。
ちなみに原作で体の青色を表現している縦線はトーンではなく、F先生が一本一本描いていたらしい。また、ごく初期は手足の色が肌色で尻尾は体と同じ青だったが日テレ版アニメ化を期に手足の色は白&尻尾は赤色に統一された。

映画『2112年 ドラえもん誕生』以降の大山版アニメでは、「耳を失った悲しみを忘れて元気を出そうと『元気の素』を飲もうとしたところ、
間違えて『悲劇の素』を飲んで一晩中泣き続けた結果、声が枯れ、黄色のメッキが剥がれて青い下地が露出した」と言う設定が登場している。

青い色をしているメタ的な理由は、当時の学年学習誌の表紙の地色が黄色ベース、題字が赤色ベースだったため、ぱっと見でわかりやすくする目的。

わさドラ版では様々な設定が織り交ざっている。
「ドラえもんが生まれかわる日」では『2112年 ドラえもん誕生』とほぼ変わらない設定だったが、
『走れドラえもん!銀河グランプリ』『ドラえもんの100年タイムカプセル』では原作準拠の設定に。
さらに『スーパーレディオステーション ドラチャン★ドラヂオ』にて、また『2112年 ドラえもん誕生』とほぼ同じ設定に戻った。と思ったら原作0話に相当するアニメオリジナルエピソード『さがせ!野比家のへっぽこご先祖さま』では原作設定に戻っている。ロボット学校の設定は残っている為ロボット学校卒業後、誰も買ってくれない引き取ってくれない→特売と考えられる。
なお、声変わりの設定自体は残っているが、どのような経緯で声が変わったかは不明。
(わさドラ版では両方とも水田わさび氏が演じているが、やや演じ方を変えている。)

やたらとプロフィールに「129.3」が目立つのは、連載開始当時の小学4年生の平均身長だから。
事実、1968年(ドラえもん連載開始の2年前)時点での小学4年生女子の平均身長は129.3㎝である。
つまり、子どもが親しみやすい身長に設定されているのだ。

……と言われており公式も支持しているが、実は明確なソースがない。*4
ただし、藤子F氏がとあるインタビュー*5で「ドラえもんは、小学3、4年生の子どもたちと同じくらいの大きさか、もしくは少し小さいくらいなんです」と発言した記録があるので、子どもの身長を意識してデザインした可能性は高いだろう。

誕生日21 12 9 3 日もこの数字から生まれたもの…だが、誕生日9月3日は当時のアシスタントであった羽中ルイ氏の誕生日から付けられたともされているため、逆の可能性も考えられる。
ただしこの「羽中ルイ誕生日説」、(同じくアシスタントだった)えびはら武司氏の著書「藤子スタジオアシスタント日記~まいっちんぐマンガ道~」にしか出て来ない話で裏付けが無く、やや信憑性に欠ける点には留意。

それにしても、体重129.3kgの物体が特急電車並の速度*6で走り回るとは恐ろしい話であるし、そんな重い彼が寝てもびくともしないのび太の部屋の押し入れの強度も異様である。
というか、のび太もたまにドラえもんを持ち上げるし。
反重力装置が搭載されてるのでその恩恵かもしれないが…
そして129.3馬力相手に喧嘩して勝てるジャイアンとは何者だろうかと思うかもしれないが、ドラえもんが壊れて暴走を始める「ドラえもんの歌」(ドラえもんプラス7巻収録)では暴走中自分の歌を音痴扱いしたジャイアンを一方的にフルボッコにしている場面があるので、実は普段は手加減をしていただけらしい*7。ちなみにドラえもんが怪力の持ち主なのは連載開始時からの設定で、幼児向けの『よいこ』という雑誌では郵便ポストを担いでのび太の家まで持ってくるというのが第1話で見せた活躍である。ひみつ道具使えよ。

ちなみに、プロフィールの数字を忠実に再現すると、 絶対に劇中の姿にはならない (身長129.3センチに対して頭の円周が129.3センチだと頭の直径が40センチとなり、5頭身ぐらいの微妙にスマートな体型になる)。古いタイプの丸型ポストがちょうど高さ130センチ、直径40センチぐらいなので、あのぐらいのスケール感である。
なお、テレ朝版のアニメでは一貫して実寸100cmで描かれている。これは単純に「かわいいから」というもの。


◎性格

真面目かつお人好しな性格で基本的にはのび太の兄貴分、保護者役として登場する。
しかしながら、メディアにもよるがフランクで毒舌、現実主義者の側面も併せ持つ事が示唆される。
それでいて、のび太と同レベルのドジなお調子者でもあるため、共に悪ノリして事態が悪化することも多い。
そのため、たまにのび太と一緒にジャイアンのゲンコツの餌食になったり、
セクハラをやらかして、しずかちゃんの制裁を食らうこともしばしば。
漫画初期のずっぐりむっくりしてた頃は慌てない、おとぼけ天然キャラと自分で騒動を起こすオバq的なキャラだった。

基本的に原作及び日テレ版ではのび太のことを呼び捨てでよぶが、テレ朝のアニメでは君付けで呼ぶ。
なお、原作でもたまに「のび太君」と呼ぶこともあるほか、わさドラ版ではのび太が道具を悪用などして制裁が必要な場合は呼び捨てにする。

方倉陽二による「ドラミちゃんの一日」ではのび太の部屋で丸1日漫画だけ読んで過ごす様子が描かれたが、これは必ずしも誇張ではなく、のび太の留守中は部屋でどら焼きを食べたり漫画を読んだり玩具やひみつ道具で遊んだり、果てはのび太のように昼寝をしたりと自由気ままに過ごしている。

また、惚れっぽくてスケベでミーハーな面もあり、世界線によっては未来にガールフレンド残してきているのに多数のメス猫に惚れては振られたり、
ひみつ道具でしずかちゃんの入浴を覗こうとしたり、超ミニスカートブームと知った途端に鼻息を荒らげて外に飛び出したり、
アイドルの追っかけをしたりと、いろんな意味で人間臭く子供っぽい。わさドラ版ではアイドルの応援時に全力のオタ芸を披露しており完全に俺ら
生物学的に純然たるネコとヒトの美少女双方に興奮するためよく考えるとちょっと変わった性癖をしている。

さらにかなりのゲームオタクでもあり、未来世界のゲーム機を現代に持ち込んだことやテレビゲームを徹夜でプレイしたこともあった。

好物のドラ焼きへの愛情は常軌を逸しており、味や食感には並々ならぬこだわりを持つ。
ドラえもんだらけでは夜、のび太からドラ焼きの山と引き換えに、「2~3日分溜まってるけど、みんな明日出さなきゃいけないんだ」と大量の宿題を押しつけられ了承するほど。
駅前商店街の菓子店の主人と論争を繰り広げたて、挙句の果てに道具を使ってまで、自らの持論を通すという強引な手段を講じたことさえある。

そしてネズミ嫌いも常軌を逸しており、気絶するなどまだいい方。作品によっては全くよくないが
初めてこれが描かれた「ねずみこわーい」(藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』第3巻収録)では、最初はサブタイ通りにネズミを怖がっていたが
ネズミに襲われている小さくなったのび太を助けるべく覚悟を決め(ラジコンだが)戦車に乗って突撃し、ネズミ3匹を砲撃とひき潰し攻撃で倒した
以後、対ネズミ用と称し、戦車やビルを消し飛ばすほどの破壊力を持った超兵器や現実改変装置を保有しており、ネズミ抹殺の為に地球を滅ぼしかけたことすらある。*8
ハムスターやモルモットも当然駄目で、学習漫画ではミッ●ーマウスの焼き印がついたどら焼きにすくみ上がっていた。

この2つが絡んだ時に際しては自身の使用する道具をフル活用する分、のび太のイタズラや暴走よりもよほど厄介な事態になる事もあり、
のび太とママがタッグを組んで、ご機嫌取りに動いたこともあった。

ひみつ道具の管理が杜撰であり、ひみつ道具をその場(のび太の部屋、空き地など)に放置したまま出掛ける、修理中や欠陥品を四次元ポケットの中に入れておく、
メンテナンスを怠る、ひみつ道具の選択や使用方法を間違える、ひみつ道具の重要な事(欠点など)を後から説明する
(惨事が起こったり、ジャイアンに奪われた後が多い)など、いい加減な所が目立っており、
この行動がのび太達が被害に遭ったり、恥をかく原因の一つとなっている。

更には咄嗟の状況だとパニックになりがちな部分があり、あわてるとロクなことにならないような部分はのび太にも指摘されている。
逆に落ち着いた環境での知識や雑学、状況の立て直しや考える準備がある戦局ではかなり落ち着いて頭が回り、
これは日頃はドジで無知だが追いつめられると咄嗟の機転が利き、柔軟な発想力もあるのび太との対比とも言える。
(前述の通りドラえもん・のび太ともにドジな面を同時に見せるケースも多いのだが)

また極限状態や失態を起こした際には自罰的な傾向があり、大長編のような生死のかかった重大な事態ではしばしば「壊れてお詫びする」という行動を取りにかかる。
他にも優先順位としては自分の身の安全よりも何よりのび太たちの事を優先しがちで、危険な相手の場合ロボットに対してだと容赦なく破壊や改造を選択することも多い。
ただこれらの行動は「機械に対して情が無い」と言うわけではなく、子守ロボットとして人間の安全を第一に考えていると言うスタンスなだけと思われる。

なお、日テレ版のアニメでは、当初は中年男性だった富田耕生が声優だったこともあってか、のんびりしたおっさん臭い性格で秘密道具を出すとき「あーらよっと」という掛け声をだしていた。
声優が野沢雅子に代わってからは原作以上に子供らしく活発な性格になっている。また「~のよ」などと女口調も使っていた。
寝ているのび太達を夜中に起こした後楽園球場で野球をする、のび太の林間学校にリュックの中に入ってついてくるといった自分勝手な行動も目立つ。

大山版時代の初期も原作での活動的なキャラクターに描かれていたが、次第に穏やかで世話好きな性格へと変わっていき、過激な台詞は他のキャラクターまたは柔らかい表現に差し替えられている。
これは大山のぶ代が「ドラえもんは子守りロボットだから乱暴な言葉遣いはしない」という考えによるもの。
「ぼくドラえもんです」や悪戯っぽく「うふふふ」と笑うのは大山のぶ代のアドリブによるもの。
若干おっさん臭い面はこの時期にも存在しており、藤子F氏存命期の大長編「宇宙小戦争」ではアニメ版でパピ「官邸のダンスパーティーを思い出すなあ」のび太「カンテイってなに?」に対し「カンテイないじゃない楽しければ」とオヤジギャグを入れている。
「銀河超特急」では「ワイアットアープ」という単語にかけて「アップップ」と言っている(若干違いはあるがコミックス・アニメ共に)。

わさドラ版では基本的に原作に近いフランクな口調、性格となっているほか、
若干日テレ版後期の影響も受けているようで*9、活発な面や子供っぽい行動が増えており、特にアニメオリジナルの回ではのび太と同じかそれ以上のお調子者且つのび太以上に間の抜けたミスをすることも目立つ。
これは、大山版での「のび太の保護者」から「のび太と一緒に成長していく子守ロボット」へと位置づけられていることから、のび太により近い目線のキャラクターとして描かれている。
ただし、回によっては落ち着いていて(主に原作の回)、大山版での保護者的な役割になっていることもある。



◎機能

●ペタリハンド
丸くてゴム鞠のようだが、どんなものでも吸着する高性能な手。
ある程度は形状を変えられるようで、指と思しき塊が現れることもある。銃の引き金も引ける。
本人はジャンケンでグーしか出せないと言っていた時もあるが、何度かチョキは出しており、夢中機回の雑誌連載版では幻のパーを出していたこともある。
あやとりができないことがコンプレックス。「手がゴムマリだからできないんだよっ」


●へんぺい足
脱力感漂うネーミングだが、反重力装置で地表から僅かに浮いている高性能な足。
音を立てずに歩くことができる機能もあるが故障している。
彼が歩くときの奇妙な音はこの2つの要素が噛み合った産物らしい。
足が浮いている設定は「家の外でもクツを履かないのはなぜ?」という問い合わせがきっかけで作られたもの。
原作者の藤子・F・不二雄先生もこれを知った時には驚愕したとか*10
短足なのがコンプレックス。でも正座してる場面がいくつかあったりする。どういうことなの…

なお皮膚は足裏のみならず微細な反重力場が働いているので、埃や汚れは乾いていれば布で吹くだけで落ちる。
タイムマシンからう●この中に落ちた時はさすがに川で洗っていたが。


●耳
前述の通りに耳を失い、やはりコンプレックスの一つに。
しかし、もともと耳のパーツはただの飾り(後付け設定で集音器になっていることが判明)であり、
聴覚の機能は人間の耳と同じく側頭部に内蔵されている。
だからドラミちゃんは耳が無くても問題なく活動できる(リボンは着脱可能な補聴器で、なくても日常生活には困らない)。
2011年の誕生日スペシャルではこのコンプレックスを克服したことが示唆されている。


●鼻
強力ハナ。
人間の20倍の能力を持つと言われるが、故障中…
ちなみに、コロコロ版のドラえもんズでもこの事を本人が話している。


●レーダーひげ
具体的に何のレーダーかは不明だが、やはり故障している。
取り外しは可能だが、ないとバランス感覚が狂うらしい。
隠し事をしているとピクピク震えるぞ。


●口
洗面器がすっぽり収まる口。猫語が話せる。


●しっぽ
スイッチになっており、ひっぱると機能が停止し、もう一度ひっぱると再起動する。
最初期*11はしっぽをひっぱると姿を消す機能もあったが、現在では(便利すぎたので)なかったことになっている。
本物のネコ同様、機嫌が悪いと左右に揺れる。


●ネコ集め鈴
ネコを集める効果があるが、やはり故障している。何の為にネコを集めるのかは不明。
一時だけ鈴型のカメラに交換されていたこともあった。
映画「ひみつ道具博物館」では作中の回想にてドラえもんがまだのび太の元へやってきたばかりの頃に鈴を巡る一騒動が起こり、それが二人が親友になるきっかけになったものとしてドラえもんが新品よりも5倍もかかる修理代を出してまで大事にしている事が明らかとなった。


●エネルギー源
体内には食べたものをエネルギーに変換する「原子胃袋」を持ち、人間と同じ食事で活動エネルギーを得ている。あのゴミも燃料に出来るタイムマシンと似たシステムかも。
100%エネルギー変換するので糞尿などの排泄物は出ないはずだが、「のろのろ じたばた」ではっきり屁をしてた他、劇中ではトイレに行っている描写もある。しかも立ちション
「おい、順番まてよ」
なお原子炉(体内水素核融合)の設定は現在はボカされている。


●冷却水
ドラえもんをはじめとする未来のロボットの多くは、コンピューターを冷やすために冷却水を通している。
ぶっちゃけた話、マンガ的に表現されているドラえもんの汗や涙、唾液の類である。
ちなみに蚊にも刺される。ロボットなのに。


●四次元ポケット
おなかについているネコ型ロボットの標準装備。
ドラえもん最大の特徴かつ強みで、これがないドラえもんなんてただの中古ロボットとか酷いことを言われてしまうほど。
ひみつ道具が収納されており、ここから道具を取り出す事で物語が進んで行く。

内部に無限大の広さの四次元空間が広がり、あらゆる物体を収納できる。
中に入れた物は何を取り出したいかをイメージすると自動的にそのものを引き寄せる…ため、
使い慣れていない素人はろくでもないものを取り出すことが多いし、
ドラえもん本人であっても予想だにしないものを詰め込まれていたり、慌ててパニックになったりしたときにはどーでもいいものばかり出してしまう。

様々なひみつ道具が収納されているが、ドラえもんの場合は本人が購入した道具以外にレンタルしたものもあるらしく、常に全てがポケットの中に揃っているわけではない。新ひみつ道具が登場する際に、「それなら○○○○で良くね?」というツッコミをされることも多いが、持ち合わせていなかったのだろう。
作中ではひみつ道具と言われる事はあまりなく、単に道具・ドラえもんの道具と言われることが多い。

基本的にはセワシの親から貰った給金代わりの小遣いや野比家のそれ等、
子供の小遣いと変わらない資金で買えるものばかりな筈だが、その割に性能が凄まじい。
着脱は自在であり、洗濯も可能。ドラえもんの寝床である押し入れの枕下にはスペアが置いてあり、使用中のポケットと内部の空間がつながっている。

なお未来デパートに行けば何も入っていない四次元ポケットを購入できる他、
ポケット以外にもカバンなどの四次元空間を使用した収納アイテムは色々ある模様。

ちなみに余談だが、このポケットがついているお腹の白い部分は模様ではなく胴体と別パーツであり、丸ごとスポッと外れてドラえもんの内部機器を点検できる*12


上述の通り、ドラえもん自体の本来は「子守り用」だが、大長編などでは他の用途に使われることも多い。

ロボ子を送り返してもっといいロボットを借りれないかとのび太がごねた際は 自らが女装してロボ子の穴を埋めようとした 事もある
(他にも『温泉旅行』で仲居コスをしてのび太のパパとママから金をせしめようとし、アニメ版ではさらに女装エピソードがある)。

ドラえもんが慌てたときに関係のない道具が次々に出てくるのは、ドラえもん自身がパニックに弱いうえにポケット内の整頓を怠っているせいらしい。
不調になったドラえもんを直す為にのび太がドラえもんの体内に入った際には、余りの乱雑さに絶句した。


◎性能

前述の製造中の事故が原因で、他のネコ型ロボットより低性能な「落ちこぼれ」になってしまった。
ロボット学校での成績はのび太を笑えたレベルではない。
と言ってもそれは22世紀(ロボット)の基準であり、作中では難しい事柄の解説役だったり、
バイバインで増えていく栗饅頭の計算を暗算で一瞬で答えを出したり、
ひみつ道具や異星の宇宙船を修理したり、雑学等も数多く持ち合わせていたりと、何だかんだで主要人物の中では頭は良い方である。
……もっとも、それは後期以降の話で最初期の「ドラえもん対ガチャ子」では2+3を6と答えていた上、
「おいかけテレビ」では電器屋に行けばテレビに出られると思い込んでいた。
(これは最初期はドラえもんのキャラクター自体がどこかボンヤリしており、より常識の無い子供っぽい路線だったのも大きいだろう)
なお、同じく最初期の「まほうのかがみ」という話では車を運転しているので免許をもっている模様。*13

また、同型の仲間と同様に定期的なメンテナンスを行う必要があるが、当の本人がメンテナンス嫌いであるため、
不調になったドラえもんを周囲の人物が修理しようとするエピソードも存在する。
しかし、時には記憶回路をリセットされそうになり、のび太がメンテナンスを阻止したこともあった。

その割にボディの丈夫さは尋常ではなく、たとえ爆発に巻き込まれてもススで黒くなるだけで大きく破損したことはない。
更に深海底や宇宙のような過酷な環境でもひみつ道具無しで普通に行動していたり、
原作漫画では無いが太陽に超至近距離まで近づいても体が溶けるどころか平然としていたこともある。22世紀の科学力ってスゲー!

大長編や映画では「石頭」を自身の最終兵器であると豪語しており、頭突きで金属製の扉や特殊合金製のガスタンクを破壊したり(雲の王国)、
ドラえもんの製作された22世紀より更に数十年先の技術で作られた巨大なバリアを粉砕したり(宝島)と、本気を出した時の破壊力は凄まじい。
一方で弓矢がアッサリ貫通して刺さったり、ジャイアンのパンチやハンマーでドツかれて歪んだり、それなりに柔らかそうな時もある。
錯乱した時に「死んでお詫びします!」と言い出すこともよくあるが、自害に用いる道具は ハンマーや金やすり などを選びがちで
人体であれば刃物の方が容易に破壊できるだろうがやはり金属パーツが主体なのだろうか。

実は射撃に関してものび太の陰に隠れがちだが結構凄い。
元々ドラえもんがのび太に使わせる前にデモンストレーションすることは多々あるのだが、のび太が外しまくった実物射的を命中させたり*14
早撃ちでも「ツモリガン」の回ではのび太に勝利しているほど。
実はドラえもんの周囲はのび太以外にも射撃が得意な人物が多い*15ので、周囲の影響を受けて上達した可能性も考えられる


◎毒舌

性格の項で少し触れたが、特に原作漫画ではギャグ漫画ということもあってか、さらりとヒドイことを言うことも少なくない。
そして大半がのび太に向けたものである。
(とはいえ、この作品はドラえもん以外もナチュラルに毒舌が多いのだが)


◎音痴

ジャイアンの陰に隠れがちだが、実は壊滅的な音痴
その歌の酷さはジャイアンすら逃げ出すレベルで、 猫と一緒に歌っているときはそこそこマシで「うるさい」程度で済むが、主要人物の中では間違いなくワーストに入る。
ちなみに同じくのび太も結構酷く、しずかのバイオリンの腕前もアレなので、メインメンバーの中で比較的まともな音感を持っているのはスネ夫ぐらいだったりする。

一応、挿入歌として使用されるキャラクターソングでは美声を披露しているので、ご安心を。
(勿論、これはドラえもんに限った話ではないが。)


◎関連ロボット


ドラミ
ドラえもんと同じオイルを使って造られた妹。
(曰く、二人にオイルを注入する際によく振らなかったせいで、
上澄みの薄いオイルがドラえもんに、底の濃いオイルがドラミに振り分けられてしまったために後述の性能差が発生したという説もある)
落ちこぼれであるドラえもんのサポート役として造られたので、兄とは違って大体のことはそつなくこなす。兄思いだが真面目で口うるさいのでドラえもんは普段は冷たく扱うが大切に思っている。
キャストが千秋になってからは出番が大きく増えた。
2024年のドラ誕につながる始まりの話では驚かすことが好きな一面があると判明したが
明らかに度を越しているためスネ夫が「限度ってもんがあるでしょ!!」とこぼしていた



ガチャ子
原作初期(1970年度の『小学二年生』でたった1回、『小学一年生』で4回だけ)や日テレ版第2クール目に登場したアヒル型ロボット。口からひみつ道具を出す他、日テレ版ではこれに加え爆弾卵を産む能力を搭載。
ドラえもんのライバルとして大暴れするも「話がブレる」と原作者に存在を抹消されてしまう。雑誌掲載時の柱には妹と書かれていたが本編でそんな描写はない。ドラえもんを「ドラちゃん」と呼ぶ。
日テレ版ではしずかの家の居候としてレギュラー化するも、日テレ版のアニメ自体長く続かずテレ朝でドラえもんが始まるや否やアニメごと封印されてしまう。また、ドラえもんとはロボット学校の同級生で、ドラえもんは成績が最低だった事から過去で修行してくるように言われたとバラした。つまり日テレ版ではセワシからの頼みという以外にもう一つドラえもんはのび太の元に来た理由があるという事が明かされた。
わさドラで一度だけ背景に描かれたことがある他、先行登場なのに「ジャイアンズをぶっとばせ」で原作からいた団子鼻の少女*16に名前を取られてしまった。つくづく不憫なロボットである。


ミニドラ
ドラえもんのある功績を讃えて、ドラえもんの姿を模して作られた小型ロボット。出すひみつ道具も全てミニサイズ。
様々な色のミニドラが存在し、ドラえもん自身が持っているミニドラは赤い。
基本的に人語を話さないが、原作とアニメ版では話し方が違う。


ザ☆ドラえもんズ
伝説のひみつ道具である親友テレカを持つドラえもんの同級生達(大山版のみ)。
水田わさび版では存在そのものがないと扱われている模様。声優的にも、もう呼べないような豪華な人々だし……


江戸川ドラーズ
ドラベース ドラえもん超野球外伝』第1話で助っ人投手として参加していた。
実はチームの名付け親。
しかし試合では21失点したへっぽこピッチャー。


●スーパードラえもん
『ドラミちゃん アララ・少年山賊団!』の冒頭、
2125年の22世紀デパートの広告で『新製品!』との煽り文句で宣伝されていたネコ型ロボットタイプの次期モデル。
この時のみの登場だが、耳が付き、眉が凛々しくなっているなど『スーパー』の名に相応しい容姿を持つ。ドラえもん当人の間接的な『息子』と言える存在。


●パワえもん
わさドラオリジナル。未来のドラえもんの同級生。優等生で自信家だがドラえもんに関してはツンデレ。子守ロボットとしての勤務先は未来の出木杉家らしい。
わさドラ版の同級生として、カワえもん、ベソえもんも登場する。彼等の外見は一般的な黄ドラだが、口元が異なっている。


トラえもん
大山ドラオリジナル。上述の江戸川ドラーズに所属するトラえもんとは同名の別ロボット。自身も不良品のレッテルを貼られ、「てめえみたいな不完全ロボットが、デカい面してんのが気に食わねえのさ!」という理由で、のび太の時代に現れてドラえもんの振りをして悪事を働いた。


●トラのもん
虎ノ門ヒルズのイメージキャラクター。耳付きの白い体に黒い縞、虎のような尻尾という、白虎のようなデザイン。
勿論藤子プロ公認で、22世紀の2114年からタイムマシンでやってきたネコ型ビジネスロボットという設定。


うまい棒のアレ
有名なキャラで、2017年に「うまえもん」という本名が明らかになった。さらに「うまみちゃん」という妹もいるほか、2024年のドラ誕ではどら焼き味の存在が判明。ただドラえもんとの関係は今尚不明のまま。



◎設定について

『ドラえもん』の登場人物・ひみつ道具の設定に一部矛盾や混乱が生じているのは、
作者の藤子F以外にもアシスタントなどの複数の人間で設定を考えているため。
中でも、俗に「方倉設定」と呼ばれる、「ひみつ本」などの数多くの設定本の著者でもある、
アシスタントの方倉陽二が生み出した設定の多くは藤子Fの正式な認定を受け、現在の『ドラえもん』の世界観を形作っている。

当然長い歴史の中で改変されることもままあり、現行のアニメ版でも色々ある。
因みに、動力源については不明。近年、核エンジン駆動であるのが削除されたと話題になったが、
元々前述の通り「原子胃袋」で人間と同じ食事をエネルギーに変換しており、所謂、核燃料をエネルギー源としているわけではない。



◎余談

「ドラえもんとのび太、どっちが主人公なの?」という疑問については、原作者のF先生が答えを明らかにしており、インタビュー等で「ドラえもんは主人公、のび太は副主人公」とコメントしている(基本的には藤子不二雄作品の名前タイトル=主人公である)。
ちなみに、わさドラのアニメオリジナル回ではドラえもんがメインとなり活躍する話が増えており、原作回でもドラえもんがのび太と一緒に行動したり、時にはドラえもんが中心の話としてアレンジされることが多くなっている。

ちなみに、ドラえもんの行動でよく話題にあがる問題として、
「歴史を変えようとしている・実際に変えたこともあるドラえもん達は、何故タイムパトロールに逮捕されないのか」というものがある。

これについては明確な説明は作中に無く真相は不明なのだが、
一部ファンの間では「タイムパトロールにとっても有益な存在だから見逃されている」
「実はドラえもんが過去に来ることそのものが正しい歴史として組み込まれている」という説が主流である。

前者に関しては、ドラえもん達には劇場版大長編などで数多くの犯罪者を懲らしめてきた実績があり、
かつドラえもん抜きでは事件の解決はなかっただろうため。
後者に関しては、ドラえもんが関わり未来がのび太だけに限らずあらゆる者にとっていい方向に変化したことが理由として考えられている。
『2112年 ドラえもん誕生』のドルマンスタインと黒服のことを考慮すると、すでに歴史に組み込まれていてもおかしくはない。
「のび太の新恐竜」では明確にドラえもんとのび太の行動が歴史に組み込まれていることが描写されている。


また同じくドラえもんにおける謎の一つとして、
なぜ一般人キャラは堂々と外を出歩いているドラえもんや大っぴらに使われている秘密道具を見てもそこまで驚いたり気にかけたりしないのか*17
というのがあるが、ドラえもんやのび太がしょっちゅう近所で騒動を起こすため、慣れきってしまったのかもしれない。

実際、何かあって原因がドラえもんだと判明すると「また野比さんのところのロボットか」とか言われてたりするし、
民家に墜落したドラえもんを「お宅のまんまる頭の短足ロボットが……」と野比家に普通に知らせてくれている。
その事から、「野比家のロボット」と認識されているようだ。
また、『かんしゃく紙』のエピソードでは「野比さんとこのへんなロボット」と言われており、一部の人はドラえもんを「変」だと思っているらしい。
ぶっちゃけた話、言ってしまえばフィクションでありギャグでありコメディでありSFでありファンタジーなのだから考察するだけ野暮である。

また、『アメリカ版ではどら焼きならぬピザをぱくついていたよ!』なんて噂が立っていたがこれは間違い。アメリカ版でもどら焼き好きである。*18
これは日本語版放送前に公開された『変身!ドラキュラセット』の写真でピザを食していたせいだと思われる。写真は「日本での救急箱がアメリカでピザに変更」という説明用。ただし、ドラえもんは食事シーンでもどら焼きを食べるため、「青少年の食育に良くない」とクレームが付いたことから、どら焼きを食べる回数は減らされている。




ドラえもん誕生まであと88年...





あれでもない~これでもない~…あった!追記・修正~!

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最終更新:2024年11月24日 17:08

*1 なお、大山版において大人になったのび太達の登場する映画『ミニドラSOS』では、のび太の息子ノビスケがドラえもんのことを「パパと昔友達だった」と面識がないような発言をしていたり、大人になったしずかがドラミと再会した時やスネ夫がミニドラを見た時に「懐かしい」と発言していることから、少なくとも同作の設定においては直接的な交流が長期に渡って無かったとも取れる描写もある。

*2 この場合、ドラえもんはメーカーの生産ラインが動き出したばかりの、品質が不安定な時期に生産された個体であるという話になるため、不良個所のデパート状態にもある程度説明がつく

*3 というのは『ドラえもん誕生』と言う自伝漫画で新規に創作した話で、猫をモデルにしたのはロバート・A・ハインラインのSF小説『夏への扉』に登場する猫、護民官ペトロニウスから着想を得たためである

*4 初出の「ド・ラ・カルト 〜ドラえもん通の本〜」及び公式ムックの「ぼく、ドラえもん。02」でも「らしい」と伝聞表記になっている

*5 1979年、ドラえもんのぬいぐるみショーについて言及したもの。「ド・ラ・カルト 〜ドラえもん通の本〜」に引用あり

*6 実際には殆どの特急列車の最高速度は120km/h程度で、ドラえもんのそれに近いのは常磐線の特急ひたちの130km/h。なお高速道路の制限速度も一部では120km/hでる。

*7 実際、『決定版 ドラえもん大事典』では「ぼくが本気を出せば大変なことになるから、ふだんはパワーをおさえてるんだ」と言っている

*8 因みに大山版アニメやコミック版では、ネズミへの恐怖で気が触れてしまい、家の中で機関銃を乱射しまくるなど、完全に正気を失った様子が描かれている

*9 水田わさびはブログにて野沢雅子に憧れて声優になったことを明かしていた。

*10 実は最初期の頃はドラえもんが道具を使わずに自力で空飛ぶ場面もあったのだが透明化ともどもなかったことにされていた。

*11 『小学二年生』『小学三年生』版ではそれぞれ第1話からこの能力が登場。『よいこ』版も第2話で使用。

*12 てんコミ3巻収録「ミチビキエンゼル」の回で自分でここを開けて点検している場面がある。

*1321エモン』や『ドラベース』では小中学生でも試験をパスすればエアカーを運転できる設定。

*14 初期ではのび太の射撃の設定が定まってなかったこともある

*15 大山版におけるドラ・ザ・キッド。また、セワシものび太から射撃の才能が遺伝している描写がある。

*16 原作で女子達が集合した際「負けたらかんとくが悪いのよ。」と言っている子。

*17 実際、日テレ版アニメのOPは「ドラえもんが町を歩くと皆が注目してふりかえる」という趣旨の、大変ごもっともな歌詞&場面から始まる。

*18 ただし名前は「どら焼き=Dorayaki」ではなく「ヤミー・バン(yummy bun)=美味しいパン」に変更されている。生地部分はパンケーキということのようだ。アンコ入りのパン好きの青いヤツは関係ない。