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ウルトラファイト

登録日:2011/10/10 Mon 16:11:56
更新日:2024/12/09 Mon 22:18:38
所要時間:約 6 分で読めます





荒涼とした山間の決戦場に上がりましたのはウー!

今日の相手は、ご存知ウルトラセブン!

静かに、両雄の対決が始まりました!


『ウルトラファイト』とは、『ウルトラセブン』放送終了後、円谷プロダクションが制作したミニ特撮ドラマである。

毎週月~金曜日までの5日間、1970年9月28日から1971年9月24日まで放送された。


ストーリー

  1. ウルトラマンの戦闘シーン(抜き焼き編)
  2. ウルトラセブンの戦闘シーン(抜き焼き編)
  3. セブンと怪獣達の殴り合いが繰り広げられる(新規撮影編)


概要

円谷プロは自らが作り上げた『ウルトラQ』や『ウルトラマン』『セブン』といった珠玉の作品群(いわゆる第一期ウルトラシリーズ)によって怪獣ブームを生み出し、番組が終了してもそのブームは続いていた。

しかし、莫大な制作費を要するウルトラシリーズによって疲弊し、『マイティジャック』や『怪奇大作戦』が商業的に奮わず、それに続く『恐怖劇場アンバランス』もあまりに過激なホラー描写が仇となって放送が見送られてしまう。
追い打ちをかけるかのように、1970年1月、円谷プロの創業者でもあった円谷英二氏が逝去してしまい、もはや円谷プロには新たな番組を生み出せるような余力など残されてはいなかった。

そこで、低予算……というより制作費ゼロで製作できる作品として、過去のウルトラシリーズの映像を再利用した1話につき5分のミニ番組が企画された。
それが本項で紹介する、この『ウルトラファイト』である。

内容は初代『マン』『セブン』の戦闘シーンを2分40秒にまとめ、当時TBSに勤務していたアナウンサー・山田二郎氏の実況を加えただけのもの。
映像自体は本編と同じだが、怪獣が登場する経緯を大幅に省略する事が多く、時にはプロテ星人の回などのように編集とナレーションによって全く異なる展開に再構成されたエピソードもある。

だが、『セブン』のラストバトルである改造パンドン戦の場面を使ってしまえば、もはや完全にネタ切れ。
『セブン』は初代『マン』に比べると戦闘パートが薄味であるため、2分40秒持たせられるような名場面が全体的に少なかったのもスタッフの頭を悩ませた。

せっかく番組も軌道に乗り始めていたのに、円谷はいよいよ窮地に追い込まれてしまう。

そこで……

(メ▼皿▼)「お、いいもんあるじゃねえか」
(メ▼皿▼)「コレまだ使えるぞ。そこらへんにロケ行って、こいつらに殴り合いさせろ」

倉庫には、かつて本編の撮影に使われた着ぐるみの他、地方興行やアトラクション用に作られた簡易型の着ぐるみ等がいくらか残されていた。
それらを無造作にかき集めはっきり言って『Q』~『セブン』に比べるまでもなく明らかにショボい新たな物語の撮影が行われるようになった。

既存映像の編集に比べれば若干の費用を要するとはいえ超低予算である事には変わりなく、合成技術を要する飛び道具光線技などもってのほか。
その辺の空き地や山を舞台に、経年劣化が見て取れる着ぐるみがただ単に取っ組み合いの喧嘩をするだけ……
と、怪獣モノに批判的な眼差しを向けていた大人でなくとも(後述)不安になる内容ではある。

だが、それでも怪獣達の大暴れが毎日テレビで見られるという魅力は大きく、山田アナの名調子と途中から変な方向に突っ走りだしたストーリーも手伝って大ヒットした。

当初はマスコミなどから「出涸らし商法」と散々叩かれていたが、予想外の視聴率と子供達の支持により、放映延長が決定。
人気が出たことで多少は予算が増えたためか、中盤以降は三浦半島や軽井沢、伊豆下田への遠征ロケも敢行され舞台のバリエーションも増えた。

こうして怪獣ブームを維持しつつ、『ファイト』は新たなウルトラマンの誕生へと繋がる確かな原動力となったのである。


新撮パートの登場キャラクター

好戦的な怪獣どもが我が物顔でのさばる「怪獣島(怪獣星とも)」で正義を守る戦士。
なのだが、怪獣をからかって無用な争いを起こしたり、喧嘩の仲裁に失敗するとキレて両方とも叩きのめしたり、死んだふりで相手を油断させて倒したりと、あくまで相対的に正義感が強いだけでやはりファイト時空の住人である。
本作は低予算で作られているので、光線技は殆ど使わず、格闘技で戦う。
「怨念!小島の春」で一度だけ光線技を使った時も、技のエフェクトは無かった(一応燃やしてはいる)。
ワイドショットのポーズをとってはいるが、技名はそんなカッコいいものではなく「怪電波」である。
一応主人公なのでかなり強く、負けた戦いは一度(人によっては二度)しかない。
「三角切り」「マキシ斬り」「二天流」など、技も豊富。

基本的に脚本などなく、大抵アドリブで戦う番組なので、セブンのスーツアクターの人が怪獣のスーツアクターの人と喧嘩を起こし、そのまま放送されたという逸話があるという。

カプセル怪獣の一匹。
セブンの子分だが、相変わらず弱く、大抵セブンに助けられている。
着ぐるみは『セブン』本編で使用された本物であるが、かなり劣化しており、鬣がくしゃくしゃになってしまっている。
登場は前期のみで、イカルスとの戦いに敗れて以降は登場しなくなった。
後の『チビラくん』ではピンク色に塗り潰された状態で再登場。その姿からリッガーやニセセブンと戦っていた頃の面影は微塵もなくなっていた。

古参。
スタミナに定評があり、俊敏で重いパンチを放つ。ライフル魔だった事もあった。
また、クリスチャンだったり、何を血迷ったのかエレキングと付き合ったりしていた。
着ぐるみは『セブン』本編で使用された物ではなく、アトラクション用の流用。頭でっかちの風貌には親しみやすさがあり、ネタ抜きで好きというファンも多い。

新撮編の初回から登場している最古参。
初代『マン』に登場した時の神秘性は皆無で、誰彼構わず襲い掛かる喧嘩屋。エピソードによっては女性扱いされる事もある。
スタミナ豊富でパワーがあるが、隙が多い。必殺技は「歯車くずし」。
ニコニコ動画の円谷プロ公式チャンネルで配信された際には、視聴者から「ウーさん」なる呼ばれ方をされていた。
着ぐるみは初代『マン』本編で使用された物ではない。初期は白くて豊富な毛量だったが、段々と薄汚れ、抜け毛が激しくなっていった。
着ぐるみが砂埃を吸収しまくったせいで中期頃から一時期、動く度に全身から白煙を撒き散らすようになる。

古参。『セブン』の時に比べてしわくちゃになっており、特徴的だったアンテナが垂れ下がっている。
大抵昼寝をしており、勝率もそんなに良くないが、セブンに叩き起こされた時は謝るセブンをフルボッコにして倒した。
着ぐるみは前期と中期と後期で3種類あるが、全て『セブン』本編に使用された物ではない。
終盤のエピソードで流血した個体は塗料が落ちなかったのか、以降の登場回でも常に左足が血濡れた状態になっている。

宇宙忍者その1。前期と最終回に登場する。
分身の術を使い、セブンと引き分けたりとなかなかの実力者ながら、味方のフリをして裏切り、襲い掛かる油断も隙もないヤツ。
両腕は同じハサミ状の腕を持つゴドラと比べてもフラフラして安定感がなく、第75話の時のようにカットによっては隙間から肌色の中身が見えている事もある。
セブンに両腕と首を切られたが、その後も登場。
いろいろと凄かった最終回では、バルタン星人史上最もとんでもない事をやってのけた。
着ぐるみは初代『マン』本編で使用された物ではなく、アトラクション用の流用。
今作ではセブンですら目の電飾はオミットされているのに対し、唯一目に電飾が仕込まれており、発光している。

登場は前期のみ。
初代『マン』の時のように地底出身らしく、視力が弱い。
故に地上では動きが鈍く、実質的に勝利した事はなかった(アギラを倒しても、セブンに返り討ちにされる)。講談社の図鑑での散々な書かれ様はその界隈では有名。
着ぐるみは初代『マン』本編で使用された本物で、後に『帰ってきたウルトラマン』でテレスドンの弟・デットンになる。
ちなみに帰マン3話は当初はテレスドン本人が登場する予定だったが、着ぐるみの劣化で別人にしか見えないという理由で名前を変えられた経緯がある。
そもそも本作の時点でもうテレスドンに見えないぐらい顔面が崩れていた。

登場は前期のみ。
頭が常にぐらついており、必死に支えながら走り寄ってくる姿が痛々しい。
エレキングとの戦いでセブンに助けられるが、そのセブンの背後を襲ったりする。
登場回によっては中の人と着ぐるみのサイズが合っていないのか、指を通していない手袋のように指先がペラペラになっている。
着ぐるみは『セブン』本編でも使用された本物であるが、頭部内の骨組みは取り外され、クチバシの可動ギミックもなくなっている。

宇宙忍者その2。登場は前期のみ。
忍法「宇宙縛り」で相手の動きを封じる。
セブンとの初戦では両腕をもぎ取られているが、バルタンと同様にその後も登場する。
常に特訓して技の開発に余念のない努力家。ボクシングの心得もあり、ウーを仕留めている。弱点は爪。
着ぐるみは『セブン』本編でも使用された本物であるが、目が黒く塗り潰され、両腕のハサミ部分は新造されている。

何故かケロニと呼ばれる。バルタン、ゴドラと入れ替わりで中期から登場したが、後期に差し掛かる前に退場。
着ぐるみは頭部のみ初代『マン』本編で使用された本物であるが、マスクの縁が固定されておらず、エリマキのようにはためいている。
強さが安定せず、二度に渡って崖から投げ落とされた。

テレスドンの退場と入れ替わる形で中期から登場したが、軽井沢ロケ編に入る直前に退場した。
初代『マン』では大人しく無害な怪獣だったが、本作では他の怪獣と同じく喧嘩が大好き。
粘り強い戦いが得意で上座もあるが、それが仇になる事も。
サッカーの腕前は怪獣界に鳴り響いており、イカルスと国際親善試合を展開した。
着ぐるみはその初代『マン』本編で使用された本物。

後期の軽井沢ロケ編から登場。数多くの名エピソードで主演を務め、人気キャラクターになった。
物欲と自己顕示欲が旺盛なお調子者。トンカチや刀など、武器を使うと強い。
着ぐるみは初代『マン』本編で使用された本物であるが、体に黄色いラインが追加されている。

後期の軽井沢ロケ編から登場。
お宝を探す山師であり、相手を詐術にかける香具師。仏教徒でもあった。
着ぐるみは『セブン』本編で使用された本物であるが、頭部が劣化して縮んでしまっている。
同じ軽井沢ロケ編で初登場して最終回まで出続けたキーラーと違い、軽井沢ロケ編の終了と同時に登場しなくなった。

再放送時、「遊星より愛をこめて」のウルトラファイト版「遊星の悪魔スペル星人」が放送できなくなったせいで急遽制作された「怪獣死体置場」に一度だけ登場。
戦いを終えた怪獣達の亡骸が眠る怪獣死体置場(モルグ)*1で突如蘇生し、同じく突如蘇ったウーと戦う。
着ぐるみは初代『マン』本編で使用された物ではなくアトラクション用だが、ペラペラのツノに当時流通していたソフビのようなカラーリングで一見しただけではゴモラに見えない風貌をしている。


主なサブタイトル

  • 殺られる前にれ!
  • 闇からのし屋
  • のギロチンカット
  • セブンよね!
  • 勝負はななきゃ分らない
  • くんずぐれつ
  • アウトロー
  • イカルス虐殺
  • 怪獣はらいよ
  • 怪獣ゲバゲバ
  • 消えています
  • ハレンチ星団
  • 星空に意がひらめくとき…
  • しの舞踏会
  • 白い
  • と砂のバラード
  • 青かった
  • 怪獣んぱく戦争
変なのを集めたわけではなく、新撮編はこんな感じの異色すぎるサブタイがずらっと並ぶ。
抜き焼き編も抜き焼き編で「見た!アボラスの恐い顔」「ジャミラ虫の息」「もう駄目だザンボラー」「キングジョオ神戸で乱暴」「ガッツ星人ゲームセット」と変なサブタイが悪目立ちしている。
これらのタイトルはスポーツ新聞の見出しを参考にして作っていたらしい。なかなかどうして、ちゃんと印象に残るのではないだろうか。
なお、「イカルス+虐殺」は『エロス+虐殺』という映画の題名が元ネタらしい。


アイテム

  • 三度笠
セブンとキーラーが自分の物にしようとして争った。
最後は怒ったセブンが「怪電波」を放って燃やしてしまう

  • 怪獣の骨
戦いに敗れて死んだ名もなき怪獣の頭蓋骨。セブン、イカルス、キーラーが仲良く砂浜を掘ったら出てきたり、キーラーとエレキングの戦いをうつろな目で眺めたりしていた。
撮影に使われたのは本物の水牛の頭蓋骨。熊谷健プロデューサーの私物だったそうである。

キーラーが遠い目をして貪り食っていた果物。
ウーに話しかけられても、叩かれても無視してリンゴを食べ続けるキーラー。それを受けたウーは怒り出し、やがて悲しくなっていく……。


派生作品

後に同じスタイルの番組として『ミラーマン』を基にした『ミラーファイト』、より殺伐さを増した『レッドマン』が制作された。
東宝もその路線を引き継ぎ、『行け!ゴッドマン』『行け!グリーンマン』『行け!牛若小太郎』を制作した。

1994年にはVHS作品として『ウルトラスーパーファイト』がリリースされた。
登場ヒーロー・怪獣の声は全て島田敏氏が担当。
本家とはベクトルは異なりながらも、「方向性の見えなさではこちらの方が上」とも視聴者に評される怪作として知られる。

2000年代中頃に刊行されていた雑誌『特撮エース』では、本作を原作とした唐沢なをきの漫画『ウルトラファイト番外地』が連載されていた。
内容は新撮編の世界観やキャラ付けをベースにしたオリジナルで、怪獣プロレスよりはコメディ色が強めの作風。
「激闘!三里の浜」や「怪獣死体置場」など、映像作品でも印象深かったエピソードのパロディも見られる。
単行本は掲載誌の休刊後、全1巻が角川書店から刊行された。

2010年代にもなると、DVD化・ネット配信による知名度上昇と『番外地』の好評を受けてか、公式も『ファイト』の系譜に位置づけられる作品を続々と発表し始めていく。
まず2011年に、『ウルトラQ』45周年記念および『総天然色 ウルトラQ』発売記念企画として『ウルトラQファイト』が配信。

続く2012年夏には『ウルトラマン列伝』内で、ウルトラマンゼロが主人公のショートストーリー『ウルトラゼロファイト』が放送。
別にゼロがくたびれた着ぐるみと戦うわけではなく、ちゃんとした物語性のあるガチバトルで好評を博した。
同年には『ミラーファイト2012』もDVD特典映像として制作されている。

さらに2015年3月末には『新ウルトラマン列伝』内で、ウルトラマンビクトリーが主人公の『ウルトラファイトビクトリー』が放送。
こちらもビクトリーの新タイプチェンジ・ビクトリーナイトが登場したり、まさかのアリブンタ復活など本気が見える。
また、ウルトラファイト系統では初めて人間側のキャラクターも登場する。

ややこしいが、ゼロのほうは「ウルトラゼロファイト」でビクトリーのほうは「ウルトラファイトビクトリー」。
出演者達も舞台挨拶ではテンパって間違えるレベルで、間違っちゃいけないやつと言いつつも何回も間違えていた。

ウルトラマンオーブ』終了後しばらくしてからも『ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!』が放送。
こちらもただの番外編ではなく、『オーブ』のエピソード9かつ『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』の後日談兼次回作『ウルトラマンジード』へと続く前日譚となっており、新規造形のフュージョンアップ形態2もデビューしたり、オーブセブン一門の特訓の歴史に組み込まれたり、バードンへの44年ぶりの単独リベンジを果たしたゾフィー兄さんとウルトラ兄弟の活躍、そしてジードの先行登場など、目玉要素が目白押し。低予算でチープだった初期の面影は微塵もなくなっているといえよう。


そして……



そら!参ったか若造め!どんなもんだ!

あれ?なんだか雲行きがおかしいぞ?
ま、まさか……

デュワッ!!

うわあ、親父が出てきちゃったよ!

倅のかたきだ!覚悟しろ!


2017年には遂に『ウルトラファイト』としての新作『ウルトラファイトVR 親子タッグ!激闘の荒野に花束を』がVRシアターで公開された。
監督は同時制作の『ウルトラマンゼロVR』と同じく田口清隆氏。
ナレーションはなんと山田アナが担当。相も変わらずの名調子を聞かせてくれる。

内容はタイトルの通り、セブンとゼロの親子が(緑色じゃないし頭も大きくない)イカルス&(体格がよくて頭もぐらついてない)ガッツと戦うというもの。
VRを活かして前ではゼロ、後ろではセブンがひたすら怪獣と殴り合うという豪華なのか安っぽいのかよくわからない光景を楽しめる。
エンドロールでは崖にイカルスを投げ落としたゼロがじっとイカルスを見つめる様と、微動だにしないイカルスの死体が延々と映される。なんだこれ。

2021年の『ウルトラマンZ』放送時には同じく田口清隆氏の手で特空機1号・セブンガーの活躍を描くスピンオフ『セブンガーファイト』がTSUBURAYA IMAGINATIONにて配信開始。
ストーリーは主に本編の前日譚や後日譚にあたるが、タイトル画面や別の会社の番組でよく見る採石場でのロケ、アトラクションで使われる怪獣のスーツの起用など、より原典の『ウルトラファイト』を意識した作りとなっている。
登場する怪獣達はアトラクションの常連のマイナー怪獣だけではなく、奇跡的にスーツが残っていた事で映像作品に復活できたヘルズキング改や雑誌企画で登場したビームミサイルキング等々、多様な怪獣が世代・作品の垣根を越えてウルトラ熱いファイトを繰り広げる佳作である。

さらには『SSSS.DYNAZENON』でも、Blu-rayの特典映像として『グリッドナイトファイト』全4話が制作された。
ファイトの形式を守っているが、一人だけナレーションを無視して喋りだすグリッドナイトが特徴的。

2022年には『シン・ウルトラファイト』がTSUBURAYA IMAGINATIONで公開。
原典に倣い『シン・ウルトラマン』から映像を流用した「抜き焼き編」と、キャラクターのCGモデルを流用した「新撮編」の合計10話が制作された。
CGで再現された着ぐるみ感満載の戦闘とキャラ崩壊っぷり、ナレーター・山寺宏一氏得意の一人芝居が特徴的な作品となっている。

それに続く形で『続・ウルトラファイト』という作品もTSUBURAYA IMAGINATIONで公開。「『ウルトラファイト』がその後も続いていたら」という体で『帰ってきたウルトラマン』から『ウルトラマン80』までのTV作品の怪獣登場・戦闘シーンを編集したものになっている。
『シン・ウルトラファイト』同様、山寺氏の実況を加えたものになっており、原典と異なりドラマパートも劇中のセリフ込みで多少登場・実況されるのも特徴。このことに加え山寺氏のユーモア味ある喋りの影響でやや「続・」感が減ってるのは内緒。





おおっと、ここでWiki篭りの追記・修正!まさしく必殺技であります!



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最終更新:2024年12月09日 22:18

*1 正体は怪獣墓場……ではなく円谷プロ・怪獣倉庫。確かにこの説明で間違ってはいない。