登録日:2021/04/23 Fri 23:44:00
更新日:2025/03/11 Tue 13:35:42NEW!
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リンゴ/りんごとは、バラ科リンゴ属に属する植物で、またその木が生やす果実のことも指す。
漢字では「
林檎」と書き、
英語では“
apple”(アップル)、
フランス語では“
pomme”(ポム)という。
なお、本項目では以下基本的にカタカナで表記するが、固有名詞の中の表記がそうでない場合については原表記ママとする。
概要
フルーツの代表選手の一角で、世界各地で栽培され食される。
実は球体。品種にもよるが表皮は赤色や黄緑色などをしており、薄く柔らかいものの手では剥きづらいので一般的な果物ナイフを使うとスムーズだろう。ピーラーを使うのもあり。果肉は概ね淡黄色で果汁が多く少し歯応えがあり、程よい甘酸っぱさが楽しめる。
人類の歴史とは切っても切れない関係の深い果物で、とても長い付き合い。紀元前にはすでに栽培されて食されていたと言われている。
原産地に関しては諸説あるが、中央アジアのコーカサス地方からイランなどの西アジアの寒冷な地域が発祥とする説が有力。
そこから16世紀頃にヨーロッパに広まり、17世紀前半にはアメリカ大陸にも持ち込まれて広まった。
日本には既に平安時代頃には中国から伝わっている。だが、現在食べられているリンゴとは少し違った種類(ワリンゴという品種で明治時代までリンゴの主流)で、我々の食卓でお馴染みのリンゴは明治時代頃に
アメリカから伝わったもの(セイヨウリンゴという品種) 。
原産地の関係上寒さには強い一方で、暑さには弱い果物なので寒冷な気候の国や地域で盛んに栽培されている。
生産量が多い国はアジアにおいては中国、北米大陸においてはアメリカ、ヨーロッパにおいてはポーランドと、どこも寒冷な地域の多い国という共通点がある。
日本においては
青森県が主な名産地で、次いで
長野県、
岩手県、
山形県といったように、やはり寒冷な気候の県で栽培が盛んな傾向が見られる。
ちなみに、実は我が国は他の国に比べるとリンゴの品種が充実していて品質のレベルも高いし、おまけに手に入りやすい。最高じゃん。
日本のリンゴのレベルの高さは、生産量世界一の品種が、日本の青森県藤崎町で育成されたふじであることからも窺い知れる。
多くの品種が自家不和合性であるリンゴは『他家結実』であるため、果実目的で育てる場合には別の品種の苗木(近い遺伝子を持つ品種では駄目)が必要となる。
また開花時期の違う品種の場合は花粉を保存しておいて人工授粉する必要がある。
ちなみにリンゴの実生苗は物凄く大きく成長してしまうため、苗木として販売されているものは多くがマルバカイドウなどを台木とした接ぎ木苗となっている。
また丸葉台でも樹体は大型になり管理が難しめとなるため、よりコンパクトな樹形の需要には矮性台木についだリンゴが用いられる。
矮化リンゴは支柱が必要、(経済)寿命が長くて30年程度、一本当たりのコストが高いなどのデメリットはあるものの、作業効率や収穫始めが早いなどのメリットも多いものとなっている。
実の表皮はロウ物質の膜で覆われており、成熟するにつれてリノール酸やオレイン酸などの脂肪酸が増えてロウ物質を溶かし、光沢やべたつきが見られる「油あがり」とも呼ばれる状態になって、完熟後も保温や水分を保つ役目をしている。
言い換えればこれが完熟して食べ頃になったサインとも言える……が、リンゴの種類によってロウ物質の分泌量が異なるようで、ジョナゴールド、つがる、千秋などではよく見られるが、ふじや王林ではあまり見られない。
触った感じは固いが意外とデリケートで、少しぶつけただけでその部分が黒くなり、そこからやがて腐ってしまう。
また、バラ科の植物なので野生種には茨のような鋭い棘が生えており、我々人類が食べている改良種にもその名残らしき部分がある。
ちなみにあまり知られていないが実は種には
毒が含まれており、摂り過ぎると
死に至る危険性もあるとのこと。
赤いものの代名詞としてもよく引き合いに出される。赤いものといえば他にも「血液」「共産主義にまつわるあれこれ」など数多いが、リンゴは肯定的な印象を持つものとして使われる。
身近なところでは、真っ赤な顔をした子どもを「リンゴのようなほっぺ」と表現することも。
さすがに「旧ソ連の旗のようなほっぺ」なんて同志でもない限り言わないだろう?
このことから、子どもの疑問に答えるような応答集には「リンゴは何故赤いの?」という質問がよく出ている。
だがこれの答えが「光の波長についての説明(赤い光だけを反射するから)」という
物理学方面からの説明、「アントシアニン色素についての説明(赤色の色素が含まれているから)」という生物学方面からの説明がありまちまち。
よって、この区別がつかない子どもにとっては「本によって書いてあることが違うじゃん!
もう大人なんて信じられないよ!」と、大いに悩みの種になりうる。
また、果物をモチーフにした絵画には、その鮮やかな赤みが色合いにメリハリを与えるのでよく登場する。
なお、赤いのは主に皮で果肉は白いリンゴがほとんどだが、皮が
黄色っぽい品種や、果肉部分もうっすら
ピンクに色付く品種、皮と同じく
真っ赤に色付く品種もある。
ちなみに、リンゴが赤いのは実は農家さんが紙袋やビニール袋で保護することによって艶を出しているため、という話もある。
この作業は「袋掛け」といい、一度日光を当てずに肥大させた果実に一気に日光を当てることで均一に、また果皮色に青み(葉緑素)が減った状態で赤くなるため、鮮やかな赤色になる。
一方で日光に当たる時間が無袋栽培より短いため、固く糖度が低く酸味が強い果実が多くなりがち。
一時期よく話題になったリンゴ農家さんの話では「赤くない方がうまいのに、赤くなきゃ売れない」なんて文言がよく出てくるのは、袋掛けをすると糖度が低くなる傾向があることを指していると思われる。
もっとも、袋掛けをせずとも色が付きやすい品種もあるため、あくまでもふじの中での話と取ったほうが良いだろう。
また、ある時期には子ども向けの本で「○○(品種名)の方がおいしいのにふじが支配的になった」というものがやたら出ていた。
ともあれ、何やらリンゴは農家さんにとっては特別なものなのかもしれない。
伝承・童話におけるリンゴ
歴史の古い果物の一つであることから、ヨーロッパなどの地域における伝承にもよく登場する。
中でも有名なのは旧約聖書における話だろう。アダムとイブが蛇に唆されて食べてしまいエデンの園を追い出されるきっかけとなった
知恵の実、或いは
禁断の果実はこれだと言われている。
ただし、これはどうやら誤訳されたものが広まってしまったらしく、本来は
バナナ、あるいはイチジクだったのではないか、とする説がある。
何故なら、エデンの園があったとされるペルシャ湾沿岸地域では気候的にリンゴが育つはずがないからだ。
「リンゴの木の下でイブは産みの苦しみをなし」を「リンゴの木の下から墜落した」と誤訳して「リンゴのせいで追放された」と解されるようになったらしい。
ギリシャ神話や北欧神話においては、
黄金のリンゴが重要なアイテムとして度々登場し、英雄などがこれを取り戻す、或いは盗み出すといった話が多い。
ギリシャ、北欧の両神話それぞれにおいての解釈は微妙に異なるとはいえ、特別な力を宿した神聖なものということは共通している。
だが、これらの伝説にも異論があり、リンゴとは言うものの、実際は別の果物だったとする説も近年浮上している。
例を挙げるとすれば、単なるオレンジだったり、ブドウやメロンだったり……と諸説ある。
ん?オレンジとバナナとブドウとメロン?
また、『
白雪姫』において、魔女が白雪姫に食べさせて永遠の眠りにつかせた道具として
毒リンゴも登場している。
そして、スマホゲーム『ディズニー ツイステッドワンダーランド』の登場人物であるエペル・フェルミエは毒リンゴをモデルにしている。
楽しみ方
生食も加工も調理もなんでもござれ。
【そのまま】
生
種と芯を取り除き皮も剥き、そのままシャリシャリ食べる。
何?皮が付いたままの方が好きだって?
無農薬栽培かちゃんと洗ってあるという前提で、なおかつ顎と歯が強い人ならそのままバリバリ食べることもできなくはない。
でも当てはまらない人はちゃんと剥きましょう。歯を痛めるかもしれないし、先にも書いたように種には毒があるからうっかり食べても危ないし。
皮はちょっとだけ残して
ウサギさんのお耳みたいにすれば、かわいい
幼女もいかついオッサンもニッコリすること間違いなし。
また、歯茎が弱いと簡単に出血するので、歯茎が健康かどうかのチェックにもよく使われる。
おかしいな、皮剥いたのにこのリンゴ真っ赤だよ……?
ちなみに、カットしてしばらく経つとポリフェノールの酸化により変色して見た目が悪くなってしまうが、防ぐにはレモン汁など何かしら水分を掛けると良い。
ただし、ずっと水分につけていると味が落ちるので、ほどほどに。
市販のカット済リンゴには大抵そういう処理がされているはず。
【飲料として】
ジュース(果汁)
リンゴ酢ドリンク
リンゴ果汁を発酵させて作られたリンゴ酢を水・牛乳・炭酸水・ジュースなどの飲み物で希釈して飲む。
お好みで蜂蜜を加えても良し。米酢などの酢にリンゴと砂糖を漬ければ手軽に自家製リンゴ酢が作れるぞ。
ただし原液で飲むのはNGな。胃を痛めてしまいます。
お酒
リンゴのお酒であるシードルは、フランスのブルターニュ地方のものがつとに有名。
ちなみに、シードルを英語読みしたのがお馴染みのサイダー。スペイン語読みだとシドロ。
更にシードルを蒸留させたものをアップル・ブランデー、中でも特定の地域で作られた物をカルバドスと呼ぶ。
他にもリンゴのリキュールが作られている。
果実酒の要領で作るリンゴ酒、
ワインに漬けるサングリア、リンゴを漬け込んだ
ウイスキーなら家庭でも作って楽しめる。
淹れた紅茶にリンゴの皮を漬ける、あるいは皮を煮詰めたお湯で紅茶を淹れればリンゴの香り溢れるアップルティーになる。
皮も果実も入れれば香りだけでなく甘味も強くなる。
【リンゴを使ったお料理あれこれ】
シナモンが振り掛けられることが多い。
リンゴ飴
アメリカ発祥。生のリンゴまるまる一つに持ち手になる棒を刺し、飴でコーティングした大雑把シンプルなあれ。
日本の縁日や欧米のハロウィンでもお馴染み。
キャラメルアップル
こちらもアメリカ発祥、リンゴ飴の亜種。
掛かっているのがキャラメルソースであること以外はリンゴ飴とほぼ同じもの。
焼物
焼きリンゴといえば、まるごとリンゴの芯をくり貫き、そこにバターと砂糖を入れてオーブンなどで焼いたものが定番。
それだと食べづらい、芯をくり貫くのが面倒な方には、リンゴを適当な大きさにカットしてソテーにするのがおすすめ。
お好みでシナモン、
レーズン、洋酒、バニラアイスクリームを入れてみても。
煮物
リンゴは砂糖水で柔らかく煮るコンポートの代表格。
他にも
サツマイモと煮れば甘味とリンゴの酸味がマッチしてこれもまた美味。
焼物のようにレーズンを入れる場合もある。
デザート感覚のおかずになるし、タルトの具にするのもアリ。
簡単に作れるということで、家庭科の調理実習や
小学校の部活動なんかで作った人もいるのでは?
あと、ワイン煮もいける。
フランスでは、煮崩れるまで甘く煮たリンゴが離乳食にもされている。
揚げ菓子
ベニエ・オ・ポンム/アプフェルキューヒレ/フリッテッレ・ディ・メーレ
フランスにはベニエ・オ・ポンム、ドイツにはアプフェルキューヒレ、イタリアにはフリッテッレ・ディ・メーレと称する揚げ菓子が存在する。
芯を取り除いて輪切りにしたリンゴを衣(薄力粉・砂糖・卵・牛乳・リンゴの蒸留酒・
塩)に浸し、植物油で揚げるかバターオイルで揚げ焼きにする。
リンゴの蒸留酒が無い時は、白ワインかアマレットあるいはバニラエッセンスで代用する。衣にレモンの搾り汁やすり下ろした皮を加えたり、
天ぷらと同様に
ビールを足す場合もある。
仕上げにシナモンシュガーか粉砂糖を振りかけるが、ドイツではヴァインシャウムという
白ワイン入りのクリームを添えることもある。
アップルサイダードーナツ
アメリカ北東部で秋の風物詩となっているドーナツ。
リンゴ果汁入りのケーキドーナツ生地で、仕上げにシナモンシュガーを振りかける。
スパイスや蜂蜜を入れたホットアップルサイダーと供されることも珍しくない。
エーブルムンカー
デンマークのイーストドーナツ。
カルダモン入りの発酵生地を揚げた後で、リンゴのピュレかフィリングを詰めている。
仕上げに粉砂糖かシナモンシュガーを振りかける。
パイ・タルト系
アップルパイ
砂糖で煮たり砂糖漬けにしたりしたリンゴを、パイ生地に詰めて焼いたパイ菓子。
シナモン風味のリンゴをふんだんに使っている。アイスクリームを添えたらアップルパイアラモードになる。
イギリスではウエンズリーデイルチーズ、アメリカのニューイングランドではチェダーチーズを添えることもある。
リンゴ自体の甘味もあるので甘ったるさを感じることもしばしば。
シナモンを振り掛けるのが当たり前になっているが、それのせいで嫌いという人も多いかも。
既製品だと除くのは難しいだろうが、注文が入ってから焼くお店ならシナモン抜きにしてもらえる可能性があるので、まずは店員さんと交渉してみるのも手。
アメリカでは家庭料理として広く知られた味。欧米か!
あちらで単に“pie”と言えば大抵アップルパイのことだし、“as American as applepie”(直訳すれば「アップルパイのようにアメリカ的だ」)なんてイディオムまである。
アメリカには、なんとリンゴを使わないアップルパイまでもが存在する。
モック(Mock=紛い物)を冠するアップルパイは19世紀の頃から記録されていて、元々はリンゴが採れない時期で保存食のドライアップルすらも尽きた場合に作る苦肉の策だった。
世界大恐慌の頃には値段が吊り上げられたリンゴよりもクラッカーの方が安価で手に入ったため、当時のナビスコ社がリッツの箱に載せていたレシピは一般家庭の救世主となった。
塩気のするクラッカーをレモン果汁と酒石酸水素カリウムが入ったシロップに浸して食感や食味を再現し、レモンゼストとシナモンで風味も誤魔化している。
何も伝えず冷めない内に試食させたら、今日でも本物だと騙されてしまう人が出てくる程で、現在も愛好者によって作り続けられている。
フランスにはブルドゥロやラボット、ドイツやオーストリアにはアプフェル・イン・シュラフロックと称するリンゴを丸ごと詰めたアップルパイが存在する。
フランスではクレーム・ダマンド(アーモンドクリーム)の上に薄切りのリンゴを倒れたドミノのように並べた長方形のアップルパイをバンド・オ・ポンム(バンドは帯を意味する)、
円形の生地にコンポートを詰めて折り畳んでから木の葉模様を刻んだアップルパイをショーソン・オ・ポンム(ショーソンは上履きを意味する)と呼んでいる。
タルトタタン
フランス発祥のタルト生地のケーキ。やっぱりシナモン風味のリンゴをry
ちなみに、タタンというのは考案したとされる人の苗字。また、実は最初はアップルパイとして作ろうとしたら失敗してしまい、これを何とか活かそうとしてみた結果生まれたものらしい。
フランスでは、バニラアイスか生クリームを添えるのが一般的。
アプフェルシュトゥリューデル/クルスタッド・オ・ポンム
アプフェルシュトゥリューデルはオーストリア・ドイツ発祥のケーキで、トルコのバクラヴァがルーツとされている。
旧オーストリア領でドイツ系住民が多いイタリア北部の南ティロル地方にも根付いていて、中身をベリー類に変更した物も好まれている。
透けて新聞の字が読める程に薄いシュトゥリューデル生地で何層にもリンゴ主体のフィリングを包んで焼き上げる。これもやっぱりシナモン風味のry
幸運の象徴である馬蹄形に成形したアプフェルシュトゥリューデルは18世紀のオーストリアで人気を博し、マリア・テレジアも好んで食したと伝えられている。
ポルトガルにもパステイシュ・デ・テントゥガルという同種の菓子はあるが、中身はドース・デ・オヴォシュ(卵黄とシロップで作るクリーム)に置き換わっている。
フランス南西部には、起源が同じクルスタッド・オ・ポンム(トゥルティエール・オ・ポンム/パスティス・オ・ポンム)というパイの一種が存在する。
アプフェルシュトゥリューデルとの違いは巻き込まず、フィリング(ファルス)とバターを塗ったパートフィロ生地を交互に重ねて、一番上の生地はひだを寄せて覆う点である。
またフィリングにはリンゴのソテーとクレーム・ダマンド(
アーモンドクリーム)を使用するが、プルーンやクレーム・パティシエール(カスタードクリーム)を加えることもある。
香り付けにシナモンではなくアルマニャックを使用し、ソテーを作る時にフランベしたり、ドライプルーンを戻す時に吸わせたり、焼成前に少々振りかける。
シュトゥリューデル生地もパートフィロ生地も、小麦粉・卵・ぬるま湯・油・塩から作れるが、極薄に延ばすのは少々面倒である。
よってメーカーの既製品を購入するか、日本の家庭向けレシピだと春巻きの皮で代用されることも多い。
シブースト
これもフランス発祥だが、上記のタルトタタンとは違いパイ生地(フイユタージュ)、またはスポンジ生地のケーキ。
リンゴとクレーム・シブーストというクリーム(カスタードクリームとイタリアンメレンゲの組み合わせ)を重ね、表面をキャラメリゼしたもの。
なおクレーム・シブーストを主役にした菓子がシブーストと称されるため、果物はリンゴじゃなくても良く、洋梨が使用される場合も多い。
アプフェル・ベゼークーヘン
ベゼーは、ドイツでメレンゲを意味している。
練り込みパイ生地かブレッタータイク(折り込みパイ生地)を土台にして、リンゴのピュレとナッツのキャラメリゼ、卵白と純粉糖を泡立てたベゼーマッセの順に重ねてから焼く。
キャラメリゼ以外にバニラクレメなどのクリームやフランのようにプディング液と組み合わせたり、稀ながらパイ生地ではなくヘーフェタイク(発酵生地)を使用する場合もある。
ゲデクター・アプフェルクーヘン
ゲデクターは、ドイツ語で“隠された”や“覆われた”を意味している。
底生地のミュルベタイクを空焼きし、リンゴのフュルンク(ピュレ+ラムレーズン+ヘーゼルナッツパウダー+ブルーゼル)、生のミュルベタイクの順に被せ、表面に溶き卵を塗って焼く。
仕上げはザルツヴェーゼル風バウムクーヘンと同様で、熱い内に温めたアプリコットジャムを塗り、乾いたら緩めたフォンダンかグラスアロー(キルシュ+粉砂糖)を塗って固まるまで待つ。
コブラー・クランブル系
アップル・コブラー
リンゴのフィリングにアメリカンビスケットの生地を被せて焼いた菓子。
アメリカンビスケットはクイックブレッドで、薄力粉/中力粉・グラニュー糖・ショートニング/ラード/無塩バター・バターミルク/牛乳・食塩・ベーキングパウダーから作る。
焼く前にシナモンシュガーを振ったり、食べる時にアイスクリームかホイップクリームを添えることもある。
アップル・パンダウディ
アップル・コブラーの一種ともされていて、バニラアイスを添えて提供されることが多い。
リンゴ果汁・モラセス・コーンスターチなども使用したリンゴのフィリングに、縦横が2.54~5.08cmサイズの正方形に切った練りこみパイ生地を鱗状となるよう被せて焼いた菓子。
モラセスをメイプルシロップかブラウンシュガー、コーンスターチを小麦粉で代用したり、リンゴ果汁を生クリームに変更したり、生地がクリームビスケットタイプのレシピも存在する。
世界大恐慌の頃にはスキレットで調理し、後述するアップル・ブラウンベティと似たような代物を作る節約レシピも編み出された。
アップル・クランブル
リンゴのフィリングにシナモンパウダー入りのクランブル(クラム生地)を被せて焼いた菓子。
クランブルは薄力粉/中力粉・グラニュー糖/ブラウンシュガー・無塩バターをすり混ぜる粒状の生地で、薄力粉の一部をアーモンドパウダーに置き換えたり、食塩や膨張剤も足す場合がある。
カスタードソースかアイスクリームかホイップクリームを添える。
英国大使館がcookpadでレシピを公開している。
アップル・クリスプ
アップル・クランブルの一種。
生地にロールドオーツ(オートミール)やナッツ類(胡桃/アーモンド/ココナッツ/マカダミアナッツなど)が加わるので、より香ばしく仕上がる。
アイスクリームやホイップクリーム以外に、プレーンヨーグルトを添えても美味しい。
アップル・ブラウンベティ
クランブルの一種で、パイに分類されることもある。
リンゴとクラム生地を交互に重ねて予熱したオーブンで焼くが、最初はアルミホイルの蓋をした状態で20~30分くらい焼いて、リンゴに火が通ったら外して10~15分ほど焼く。
リンゴは賽の目切りにするか摺りおろして、レモン果汁とシナモンシュガーを塗す。レモン果汁はリンゴの変色防止用だが、リンゴの品種によっては足りない酸味を補う役割もある。
クラム生地は、摺りおろしたフランスパンかパン粉を使う場合は熱したフライパンでバターを溶かして炒り、グラハムクラッカーを用いる場合は粉砕して溶かしバターを染み込ませて作る。
無糖のホイップクリームかアイスクリームを添えて食べることも多い。温かいキャラメルソースをかけることもある。
かつては、レーガン大統領夫妻の好物として知られていた。
ベールを被った農家の少女
ドイツ北部(シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州)を含む北欧の
デザートで、トライフルに分類されることもある。
デンマークではエーブルケイ(アップルケーキ)とも称していて、現地の料理店に訪れた日本人観光客を混乱させることもある。
リンゴのピュレとキャラメリゼを交互に重ねて、ベリーソース(※無い場合は省略可能)と無糖のホイップクリームを被せれば完成する。
キャラメリゼはお手軽に済ますならパン粉、本場に近付けるなら全粒粉パンかプンパニッケル(黒パン)、健康を多少意識するなら燕麦のフレークを使用する。
パン粉や燕麦のフレークはそのまま、全粒粉パンかプンパニッケルは砕くか摺りおろし、砂糖と混ぜた溶かしバターを染み込ませてからオーブンで焼くかフライパンで炒って冷ます。
リンゴではなく洋梨あるいはその両方をピュレにしたり、キャラメリゼにナッツ類やシナモンを加えたり、ホイップクリームに刻んだ
チョコレートなどを添える場合もある。
デンマーク大使館がオールドファッション・アップル・トライフルという料理名でレシピを公開しているので、ご家庭で試したい方は参考にされると良いだろう。
ガトー・デュ・ヴェルジュ・ノルマン
フランスのノルマンディー地方の伝統菓子で、古くなったパンをパン粉に加工して使用する。
バターを塗った型へリンゴとグラニュー糖を混ぜたパン粉を交互に敷き詰めて、最上段のリンゴまで載せたら澄ましバターを掛けてオーブンで2時間くらい焼く。
アプリコットジャムを添えて食べる。
ケーキ系
ウエスト・カントリー・アップルケーキ
イギリスの家庭菓子で、イングランド南西部(ドーセット、サマセット、デヴォン、コーンウォールなど)で作られている。
リンゴは角切りか薄切りか、シュガーバッター法かフラワーバッター法か、スパイスやレモンやドライフルーツの有無、焼く前に粉砂糖ないしデメララ糖を振るか否かなど、レシピは千差万別。
クロテッドクリームかカスタードソース、あるいはアイスクリームを添える時もある。
アップルサイダーケーキ
発泡性のシードルを使用するケーキで、ベーキングパウダーと炭酸ガスの相乗効果で生地がよく膨らむ。
もっとも煮詰めてアルコールを飛ばすレシピも一般的で、こういった場合は香り付け程度に留まっている。
イヴズプディング
グラニュー糖とレモン汁が塗された薄切りのリンゴを底に敷き詰め、生地を流し入れてオーブンで焼いたケーキ。
通常はバターケーキ生地を使うが、薄力粉の代わりにパン粉を混ぜた別立て法のスポンジ生地を用いる例もある。
生のリンゴではなく、アップルパイやアップルタルトのように加熱調理したフィリングを敷き詰める場合もある。
原型のレシピだとケンネ脂を使用するスエットプディングで、英国式アップルダンプリングと同様に茹でていた。
アップルグラント(※ペンシルベニアダッチ流)
アメリカの伝統菓子。
何種類かレシピはあるが、敷き詰めたリンゴに生地を被せて焼く点は共通している。
リンゴは生のまま使うか、加熱調理してモラセス風味かバタースコッチ風味のフィリングにする。
生地はイエローケーキ系かクリームビスケット風で、イエローケーキ生地の上にクラム生地をトッピングする例もある。
バニラアイスかホイップクリーム、あるいは両方を添えることもある。
オザークプディング
アメリカのミズーリ州にあるオザーク高原が菓子名の由来で、トルーマン大統領の好物としても知られている。
バター未使用で小麦粉の使用量も卵の約1/3と少ない共立て法の生地に、微塵切りにしたリンゴとローストして刻んだピーカンナッツを混ぜて焼いたデザート。
ラム酒で香り付けした無糖のホイップクリームを添えて食べる。
アップル・スタックケーキ
アメリカのアパラチアにおける伝統菓子。
ソルガムシロップ入りの生地とアップルバターを交互に重ねたレイヤーケーキで、ドライアップルで飾りつけたり、粉砂糖を振っている。
アップルバターは、ドライアップルをリンゴ果汁で煮詰めて、お好みでソルガムシロップを足し、ブレンダーで滑らかになるまで混ぜて作る。
アップルソースケーキ
アメリカの伝統的なケーキで、同国の6月6日はアップルソースケーキデーとされている。
アップルソース入りのバターケーキ生地で、ドライフルーツ、ドライピール、ナッツ類、スパイスなども混ぜ込むことが多い。
キャラメル風味のフロスティングと相性が良い。
アプフェルクーヘン
リンゴを使ったドイツのケーキ。
バターケーキ生地に薄切りのリンゴを放射線状に並べた家庭的なトルテが一般的だが、異なるタイプも存在する。
小麦澱粉を使用するドイツ版パウンドケーキのザントクーヘンで、洋酒に漬けたドライアップルとレーズンを生地に混ぜたり、生地の上に薄切りのリンゴを並べてシナモンシュガーを振るタイプ、
発酵生地(ヘーフェタイク)を土台にしてカスタードクリーム、ブルーゼル(ケーキクラム)、薄切りのリンゴやレーズンの順に重ねていき、溶き卵を塗ってから焼くブレヒクーヘンタイプ、
空焼きしたミュルベタイクを底生地にして、リンゴのフュルンク(詰め物)やロストマッセ(フロランタン)を被せるタルトタイプ、など多様である。
アプフェル・バウムクーヘン
リンゴのシロップ煮を包み込んで焼き上げた
バウムクーヘン。
コットブス風バウムクーヘンのように、バウムクーヘン生地にシナモン、カルダモン、クローブなどのスパイスを加える菓子店もある。
アップルパイと同様に、バニラアイスクリームやホイップクリームを添えても美味しい。
エッペルカーカ
リンゴを使ったスウェーデンのケーキ。同国で11月10日は、エッペルカーカの日とされている。
大抵のレシピはバターケーキ生地とリンゴの組み合わせで、粗挽きカルダモンやシナモンを使用するとスウェーデン人好みになる。
ヴァニリエクレーム(緩めのカスタードクリーム)を添えることが多い。
エッペルトスカ
エッペルカーカとトスカカーカを合成したスウェーデンのケーキ。
ちなみにトスカとはイタリアのトスカーナを指していて、フランスの伝統菓子フロランタンと同じ由来である。
シナモンを振りかけた酸味の強いリンゴと甘く香ばしいキャラメルアーモンドが組み合わさったバターケーキは、コーヒーとの相性が抜群である。
エッペル・ポターティス・カーカ
リンゴとジャガイモを使ったスウェーデンのケーキ。
小麦粉をマッシュポテトとアーモンドパウダーで代用していて、リンゴは刻んで生地に混ぜるか薄切りを生地の上にのせた状態で焼く。
仕上げに粉砂糖を振り、ローロルダ・リンゴン(リンゴンベリージャム)やホイップクリームを添える。
エーブルスキーバー
デンマークのクリスマスで、グルッグ(ホットワイン)とともに供されるパンケーキ。
小さめの
たこ焼き器に取っ手を付けたようなムンクパンと呼ばれる鋳鉄製の調理器具を使って焼く。
カルダモンとレモンゼストで風味を付けたバターミルク入りの生地に、リンゴのフィリングかピュレを詰めている。
もっとも現在はリンゴを詰める習慣が殆ど廃れていて、粉砂糖を振ってベリー系のジャムを添える伝統だけが残されているという。
ケンタッキー・ダービー・パンケーキ
ピーカンプラリネ(シナモンとナツメグで香り付けしたピーカンナッツのキャラメリゼ)を盛り付けて、ソルガムシロップを掛けたパンケーキ。
パンケーキの生地は無糖で、バーボンウィスキーと加熱調理したリンゴのすりおろしを入れている。
上記とは異なる組み合わせもあり、リンゴを使わない場合がある。
発酵生地の菓子
アプフェル・シュトロイゼルクーヘン
ドイツやオーストリアにおけるシュトロイゼルクーヘンの一種。
シュトロイゼルは小麦粉とバターと砂糖をすり混ぜたそぼろ状の生地で、配合比はレシピによっても異なる。
ヘーフェタイク(発酵生地)にバニラクレメ(カスタードクリーム)を塗り、リンゴのキャラメリゼを並べてシュトロイゼルで表面を覆い、焼いた後で溶かしバターや粉砂糖を振り掛ける。
ボレイマ・デ・マサン
ポルトガルの天板菓子で、ラードを練り込んで極薄に伸ばした中種法の発酵生地が使用されている。
生地は二等分して一枚を底に敷き詰めたら、薄切りのリンゴと砕いたナッツ類をのせて、粉砂糖とシナモンパウダーを振りかけ、もう一枚の生地を被せる。
生地の表面にフォークで穴を開け、再び粉砂糖とシナモンパウダーを振って焼成中にキャラメリゼ化させる。
パネットーネ・ストゥルーデル
イタリアのクリスマス菓子であるパネットーネ・モデルノのバリエーション。
ストゥルーデル・ディ・メーラ(アプフェルシュトゥリューデル)のリピエーノ(詰め物)を参考にしていて、リンゴ、レーズン、松の実、胡桃かアーモンド、シナモンなどと組み合わせる。
通常のパネットーネと同じく、食べる時にマスカルポーネクリームを添えることもある。
エッペルブッラル
リンゴを使ったスウェーデンの菓子パンで、いくつかバリエーションがある。
カネルブッレ(カルダモン入りのシナモンロール)とリンゴを組み合わせる、リンゴのフィリングを生地に折り込む、加工したリンゴとマンデルマッサを一緒に詰めるなどである。
マンデルマッサとはスウェーデン人が好むアーモンドのペーストで、スウェーデン版マリトッツォに例えられるセムラやタルトレットのマザリーネルなどにも使われている。
未分類の菓子
アップル・スノウ/アプフェルシャウム
リンゴのピュレとメレンゲを混ぜ合わせた
イギリスの冷菓。
コクが足りないと感じる場合は生クリームも加えて甘さを調整したり、カスタードソースを添える。
ドイツにもアプフェルシャウムという似たようなデザートがある。
メレンゲか泡立てた生クリームにリンゴのピュレを混ぜていて、ゼラチンやアップルブランデーなどを加えたり、シナモンパウダーや刻んだナッツを散らすこともある。
ゼフィール(ゼピュロス)
ロシアの伝統菓子で、パスチラから派生した。ペクチンの多い果物から作るので、リンゴ味とは限らない。
果物のピュレとメレンゲを合わせた物に、沸騰させた寒天入りのシロップを少しずつ注ぎながらかき混ぜて、絞り袋で絞り出して固まるまで待つと出来る。
甘さ控えめにしたい場合は、ピュレ、メレンゲ、シロップに入れる甘味料を減らすか抜く。
粉砂糖を振ったり、チョコレート掛けにすることもある。
スモクワ
ポルトガルのカイシャ・ダ・マルメラーダと似ているロシアの伝統菓子で、ペクチンの多い果物から作る。
リンゴのピュレに砂糖を加えて煮詰め、
ジャム以上に水分を飛ばし、薄くならして乾燥させると完成する。
アップル・スコーンラウンド
イギリスのスコーンラウンドで、卵やシナモン以外のスパイスも加えることもある。
生地の材料は薄力粉/中力粉、ベーキングパウダー/重曹、塩、無塩バター、グラニュー糖、リンゴ(生の粗目おろし/角切りのバターソテー/刻んだドライ)、バターミルク/牛乳で、
円盤状に成形した生地へ切れ目を入れてバターミルク/牛乳を塗り、デメララシュガー/シナモンシュガー/グラニュー糖を振ってから焼いている。
切れ目に沿って切り分けたら、ウエンズリーデイルチーズかクロテッドクリームを添える。
アップル・ダッピー
イギリスにおけるプディングの一種で、ウェスト・カントリーのデヴォン州で特に愛されている。
薄く延ばしたスコーンの生地にフィリングを巻き込んで輪切りし、切り口を上にして並べてオーブンで焼き上げる。
作り方は二種類あり、フィリングは加熱調理済みで表面に粉砂糖かデメララシュガーを振ってから焼いて仕上げに溶かしバターを塗るタイプ、
フィリングは非加熱で焼く前に粉砂糖・レモン果汁・ゴールデンシロップか蜂蜜・バターを煮溶かして作るシロップを注ぐタイプがある。
クロテッドクリームを添えるか、温かいカスタードソース(卵未使用のカスタードパウダーベースか粉類未使用のクレーム・アングレーズ)をたっぷりと掛けてから頂く。
フィリングはリンゴ、レモン果汁、粉砂糖かデメララシュガー、シナモンかオールスパイスを組み合わせるが、ナッツ類やレーズンなどのドライフルーツを追加しても美味しい。
アップル・ハット
イギリスにおけるスチームドプディングの一種。
バターを塗った型にスコーンの生地を貼り、グラニュー糖やレモン果汁及びシナモンかブランデーと和えたリンゴを詰め、残りの生地で塞いで蓋をしてから蒸す。
昔の方法だと蒸す際は布巾に包んで糸で縛っていたが、現在だと布巾はクッキングシートとアルミホイルの組み合わせにとって代わられている。
蒸し終えたら型から外してお湯で温めた皿に移して、温かいカスタードソースを好きなだけ掛けて食べる。
アップルダンプリング(※アメリカ式)
アメリカのペンシルヴェニア州で特に好まれている。
薄力粉・バター・牛乳の配合比が3:2:1の生地で、シナモンシュガーが塗されたリンゴを包み込み、シナモン入りのシロップを掛けてオーブンで焼いたデザート。
無糖のホイップクリームやアイスクリームを添えて食べることも多い。
アップルグラント(※カナダ・ニューイングランド流)
ペンシルベニアダッチ流とは異なるシチュースタイル。
ドライアップルか刻んだリンゴとレモンゼストをリンゴ果汁で煮込んだら弱火にして、メープルシロップか蜂蜜、レモン果汁、少々の塩で味を調える。
小麦粉、グラニュー糖、ベーキングパウダー、重曹、少々の塩、無塩バター、バターミルクから作ったビスケット生地を食べやすく小分けして鍋に落とす。
蓋をして弱火のまま15分くらい煮て、生地に火が通ったことを確認したら完成である。
バニラアイスかクリームチーズフロスティングを添えることもある。
シャイター・ハウフェン(オーフェンシュルプファー)
ドイツのブレッドプディング。
卵・牛乳・粉砂糖・バニラエッセンスのプディング液に漬け込んだパン、及びリンゴを粉砂糖とシナモンパウダーで和えてレーズンと合わせた詰め物を、
バターの塗った耐熱皿へ交互に重ねて、表面に細かく刻んだバターとお好みでスライスアーモンドを散らし、予熱したオーブンで焼くと出来る。
仕上げに粉砂糖を振るか、温かいカスタードソースあるいはバニラアイスクリームを添えて食べる。
砂糖とレモン汁を使ってコトコト煮込もう。
トーストに良し、
ホットケーキに良し、
ヨーグルトに良し。
そのままパウンドケーキやアップルパイなどのお菓子作りに使うこともできる。
某カレールーの謳い文句でも知られる通り、カレーの隠し味の代表格。
すりおろして入れるのが一般的だが、角切りやいちょう切りにして具材にしたり、水の代わりにリンゴジュースを使ったりするレシピもある。
ちなみに、某カレールーの語源のバーモント健康法で用いられるのは実はリンゴ酢。
肉料理
酢豚にパイナップル、と同じ原理。
ポークソテーに添えるとうんまい。
くし切りにしてお肉と一緒に煮込んだり、薄切り豚肉で巻いて甘辛タレで焼いたり。
すりおろして肉を漬け込んだり、豚肉のしょうが焼きのタレやソテーのソースに混ぜたり。
騙されたと思ってやってみて。
抵抗があるならまずはソースの隠し味にリンゴ
ジャム、リンゴ酢でさっぱり煮から試してみよう。
変わった物として、北欧のクリスマスでは丸焼きにした豚の口にリンゴを突っ込んだ料理が食べられるらしい。海外のアニメなどで見かけた人も多いのではないか。
サラダ
給食でもお馴染みフルーツサラダに高確率で入っている。
一方で
ポテトサラダやマカロニサラダ、コールスローなど“おかず系サラダ”にも時々入っているが、彩りや食感、
マヨネーズとの相性の良さを支持する“賛”と、おかずに果物が入っていることがどうしても受け付けない“否”で反応は真逆。
リンゴとニンジンのラペ、ベビーリーフや
チーズと合わせたオシャレ系サラダなど抵抗が薄い組み合わせもあるので興味がある否の方は試してみては。
海外のフルーツサラダには野菜を全く入れず、リンゴを含む数種類の果物を食べやすいサイズにして、砂糖と果汁あるいはシロップで和えたフルーツパンチに近い代物もある。
ビルヒャー・ミューズリー
スイスの医師であるマクシミリアン・オスカー・ビルヒャー・ベナーが、羊飼いの伝統食を基に考案した。
元々は夕食用の療養食だったが、現在は朝食用の日常食と化していて、オーバーナイトオーツとも称されている。
材料はオートフレーク大さじ1(大さじ3の水で半日間ふやかす)、レモン果汁半個分、加糖練乳大さじ1、すりおろしたリンゴ1個分(小振りなら2~3個分)、ナッツ類大さじ1となっているが、
現代はアレンジされていて、水は牛乳やバターミルクなど、レモン果汁はオレンジ果汁やリンゴ果汁など、加糖練乳は蜂蜜やジャムなどに置き換えられている場合が多い。
ヨーグルトや他の果物を足すのも一般的になっていて、スーパーフードやプロテインなども加えて滋養強壮効果の強化を図ったレシピも存在する。
ドライフルーツ
ドライフルーツとしても定番。生産地では大概作られる。
多くはバナナチップのようにカリカリの煎餅状に乾かされて長期保存が出来、ほのかな甘みが嬉しい。
中国などでは、半生に乾かしたグミか固いゼリーのような干しリンゴ(セミドライアップルやチャンクという)も作られる。
しっとりした食感と強い甘味で何個も食べそうになる逸品。
実、木、花でそれぞれ意味合いの異なる花言葉が複数あることでも知られている。
リンゴ全体の花言葉としては「優先」、「好み」、「選択」といったものがあるが、リンゴの果実、即ち果物言葉には「誘惑」、「後悔」といった、上記の旧約聖書におけるアダムとイブの説話に由来するであろうものがある。
リンゴが登場する作品や関連するあれこれ
バナナと並んでメジャーで、我が国の家庭でもお馴染みの果物であることから登場頻度は高い。
特にアダムとイブの説話から、旧約聖書を題材にした作品では必ずと言っていいほどこれをモチーフにしただろうキーアイテムが登場する。
一昔前の創作では「生ゴミ」の表現として魚の骨や
バナナの皮と並び「芯だけ残ったリンゴ」がやけに多い。
○アニメ、マンガ、ゲーム、映画、ラノベ、特撮作品において
サンリオ社の看板キャラクター。
身長はリンゴ5個分、体重はリンゴ3個分という、他に類を見ないプロフィールが有名。
加えて、ハローキティのイラストにもよくリンゴが描かれているし、好物はママのアップルパイだし、テレビ番組『キティズパラダイスPLUS』内で放送されていたキティのアニメは「りんごの森」が舞台となっているなど、つくづくリンゴに縁がある。
リンゴ(ヒメリンゴ)をモチーフとした
きのみとして『
ルビー・サファイア』からヒメリのみが登場。
またリンゴそのものが明確に登場するのは第8世代からだが、それよりもずっと前に「たべのこし」というアイテムが出ていて、イラストを見るに明らかに
リンゴの芯だけを残したもの。
ポケモンに持たせると、
ポケモンバトル中に毎ターン体力がHPの16分1だけ回復する効果がある。
しかし、何故こんなものでHPが回復するのか……。
リンゴをモチーフとしたポケモンとしては『
剣盾』でカジッチュや
その進化系が登場。特にカジッチュは
リンゴそのもの。
更に『
スカーレット・バイオレット』でも、新しい進化系として
カミッチュが追加されたほか、同作のダウンロードコンテンツ第一弾の舞台である
キタカミの里の名産品ともなっており、実際現地にはリンゴがいくつも実ったリンゴ園が広がる一帯が「アップルヒルズ」なんてお洒落な名前で呼ばれている。
ちなみに、
ポケモン図鑑によれば「(タルップルの)背中の 皮は とくに 甘く 昔は 子どもの おやつだった」とあり、
食用にできることが判明している。
また『剣盾』の
ポケモンキャンプで調理するカレーの食材に使える「とくせんリンゴ」や、調理には使えない代わりにカジッチュに対して
進化の石と同じ役割をする「すっぱいりんご」「あまーいりんご」「みついりリンゴ」と、アイテムのほうも充実している。
加えて、派生作品においても度々登場してきた。
『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズにおいては満腹度の回復アイテムになっており、作品によっては実在の品種名がモチーフと思われる「セカイイチ」も登場する。
『
ポケモンスナップ』『
New ポケモンスナップ』においても、ポケモンたちに与え様々なリアクションを引き出したり誘導したり、ギミックの解除に用いたりする。
ちなみに前者においてはリンゴの形はしているものの、厳密にはそのものではなく「ポケモンフーズ」だったが、後者においては「ふわりんご」という名前が付き明確にリンゴだと示されている。
また、『New』では他のプレイヤーの写真も閲覧できるが、気に入ったショットには「りんごメダル」というものを贈って評価する機能が追加された。
その他、アニメ版においてはたまにそこら辺の樹に実る非常食もとい果物としても出番がある。
余談だが『ポケモン』シリーズの主要な人間キャラクターの名前は全て植物から取られており、もちろん中には
ミカンなどのように果実の名前がそのまま使われている者たちもいる。
しかし、超メジャーなリンゴそのものに由来する名前のキャラクターは、シリーズ誕生から25年経った今なお実はまだ登場していない。一応、リンゴの近縁で「コリンゴ」の別名を持つ野生種に由来する
ズミや、後述のように「大地のリンゴ」とも称されるハーブに由来する
カミツレはいる。
『たまごっち』シリーズ
1期のゲーム版、「ゲームで発見2」ではむしっちの餌の一種として登場し、イモっち、ちょびタマっち、カブトっち、ふたごアリっち、ムシばっちはりんごが好物である。
また、2期以降の
たまごっちに「りんごっち」という半分に切ったりんごがモチーフのキャラがいる。
キレイ仲間の一種としてりんごパンが登場する。りんごパンはりんごに似せた外見で、青森産の高級津軽りんごを使用しており、中身はりんごジャムでたっぷり。性格は純朴で、違う種類のパンの前では頑張って共通語兼敬語で話すが、りんごパン同士だと素が出て津軽訛りが出てしまう。不安になるとりんごのネットに入るなど、りんごの特徴も残している。
『魔法少女まどか☆マギカ』
アニメ版でメインキャラの
魔法少女の一人・
佐倉杏子はりんごが好物らしく、たくさん持っていてよく食べている(9話など)。さやかに投げて渡そうとしたが、さやかはりんごを捨てて拒絶した。尚、
スピンオフ『かずみ☆マギカ』では、りんご(食べ物)を粗末にしたさやかの行為が、かずみの信念と台詞で伏線回収されている。つまりさやかは……。
主要キャラの一頭であるアップルジャックの一族がリンゴ農家を営んでいる。
なお、一族の名前も多くがリンゴに関連するものから来ている。
(アップルジャック→リンゴを原料とする蒸留酒、ビッグマッキントッシュ→品種名など)
DQ5では見た目まんまリンゴのモンスター「エビルアップル」が登場。
リメイク版では
仲間にできる。
犯罪組織である
黒の組織の女幹部・
ベルモットは、彼女を追う
FBIから
“rotten apple”(腐ったリンゴ)というターゲットネームを付けられている。
これは、ベルモットの表向きの顔である女優シャロン・ヴィンヤードとしての代表作の題名『ゴールデン・アップル』と、
「見た目は綺麗でも中身は皺くちゃ」との皮肉を掛けたもの。
また、黒の組織の幹部のコードネームは洋酒や
カクテルの名前から取られており、リンゴの蒸溜酒であるカルバドスの名を持つ幹部もいる
が、結局直接出て来る前に自決してしまった。
スピンオフ作品である『ゼロの日常』においては、
安室透が後に自分の飼い
犬となる迷い犬に初めて出会った際、「(リンゴの)種には毒がある」と雑学を披露しながらリンゴを
素手で割って与えるシーンがある。本編でも、件の雑学が犯人を自白させるハッタリに使われた事件がある。
秘密結社「
ゼーレ」のシンボルマークは従来7つの目だけだったが、新劇場版からは知恵の実をイメージしたリンゴ(と、それを食べようとする蛇)が追加されていた。
ウィスピーウッズが落とす、或いは口から吐き出すものとして登場。現在はウィスピーウッズの他、マホロアがカビハンシリーズでジェムリンゴを販売したり、『Wiiデラックス』の『
マホロアエピローグ』でリンゴを集めたり、『真 格闘王への道』でリンゴを落としたり、
カービィの好物がトマトなのに対抗してか、マホロアを象徴する果物になっている。
また、
ポピーブロスJr.が玉乗りの要領で転がしてくることも。
アニメにおいては
カービィが
スイカと並んで好む食べ物となっている。
青リンゴのような見た目をした、「大王の逆襲」に登場する
スカーフィの強化版である「Mr.アングリップ」というキャラもいる。
『どうぶつの森』シリーズ
初代から現在まで、5種類の特産品(リンゴ、オレンジ、さくらんぼ、モモ、ナシ)の一種として登場している。『とびだせ』では特産のみ「おいしいフルーツ」という上位種があり、『あつまれ』では特産がパスポートに表記される。また、
ハムスターの住民に「アップル」というリンゴをモチーフにしたキャラがいる(余談だが、ネコ住民には「ヒャクパー」というオレンジをモチーフにしたキャラがいる)。
尚、『とびだせ
amiibo+』のミニゲーム、『
無人島脱出ゲーム』でのクマ住人とコグマ住人、カメヤマさんの好物フルーツはリンゴである。
『OB1』『OB2』『アンブレラ・クロニクルズ』において、色々な意味で始まりの地・
ラクーンシティにある「アップル・イン」という安
宿が登場。
ただ、宿のランクやスペックから言えばそのセキュリティは不釣り合いとも言えるが……。
主役校・青学の不二の好物の一つはりんごである。『新』のキャラでは高校生は遠野、オーストラリア代表のドルギアス兄弟はアップルパイが好物である。
『Bad Apple!!』というタイトルの楽曲がある。といっても旧作の曲だが。
同名のアレンジ楽曲の、意味深な歌詞と影絵のキャラクターたちが踊るスタイリッシュなPVが印象的。
ちなみにこの語は歌詞にもあるように「ろくでなし」という意味。
ちなみにキャラクターの名前としても使われており、ズバリ
鈴瑚というキャラがいる。
しかし彼女は好きなものは団子、テーマ曲は
カボチャ、使う技名は「ストロベリーダンゴ」とリンゴ要素は皆無、食べ物であれば何でも良いという感じとなっている。
『
2』にて、
敵陣営が用いる「ちえのリンゴ」という予言マシンの名前として登場する。
素直に考えれば、知恵の実(禁断の果実)の伝承からの着想と思われる。
彼らはこのマシンの予言によって敗北(する運命にあること)を知り、(後の)脅威となる
主人公らに対してさまざまな妨害や攻撃を仕掛けてくる。
だが登場人物のセリフ中に何度か出てくる重要なワードながら、マシンそのものは
ゲーム中には直接登場しない。
劇中で語られる情報がかなり少ないため不明な点が多く、ファンの間では考察や議論の対象にもなっている。
劇場アニメ第1作の敵・争いの女神エリスは「黄金のリンゴ」の力で封印されていたが、
彗星レパルスの影響で復活。
星の子学園の少女・相沢絵梨衣に憑依し、配下の幽霊聖闘士を率いて
星矢らに襲い掛かった。
後にスピンオフ作品『
セインティア翔』においても登場している。
そのままズバリ『apple』という曲が登場。
『シンフォギア』世界におけるわらべ歌にして作品の世界観の背景にも繋がる歌で、最終章である『XV』では……?
その名の通り、最初期の
ロックシードである「禁断のリンゴロックシード」で変身する「リンゴアームズ」という
装備が登場。アームズウェポンは
盾「アップルリフレクター」と
長剣「ソードブリンガー」。
Vシネマ『
鎧武外伝 仮面ライダー斬月/
鎧武外伝 仮面ライダーバロン』において、前者では敵アーマードライダー・イドゥン、後者ではアーマードライダー・
バロンが装備している。
それに先駆けて、映画『
劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』においては敵アーマードライダー・
マルスが色違いのゴールデンアームズを装備した他、アーマードライダー・冠が同じく色違いのシルバーアームズを装備している。
ゴールデンアームズの武器はリンゴアームズ同様に盾「アップルリフレクター」と長剣「ソードブリンガー」だが、シルバーアームズの武器は
錫杖型の「蒼銀杖」となる。
そしてテレビ本編最終回でも、仮面ライダー邪武が同じく色違いのダークネスアームズを装備している。こちらの武器は大橙丸の色違い「ダーク大橙丸」。
なお、『
鎧武外伝 仮面ライダーグリドン vs 仮面ライダーブラーボ』に登場したアーマードライダー・シルフィーはモチーフこそ本作に登場する架空の「ヘルヘイムの森の果実」だが、
スーツ自体はイドゥンの改造なので、カラーリングを除いた造形に関してはリンゴ(シルバー / ダークネス)アームズそのままとなっている。
加えて、同作におけるキーアイテムである
「禁断の果実/知恵の実/黄金の果実」は、まさにアダムとイブの楽園追放に描かれたリンゴそのものである。
山形県のりんご農家出身アイドル・
辻野あかりが登場。
りんごと言えば青森県や長野県が有名で、山形県の特産の果物としてもさくらんぼなどの方が知られているが、あかりは
実家の宣伝のために誇りを持って今日もふるさとのりんごを推しているのだった。
2020年には、彼女が山形県産のリンゴをPRするという内容の二次創作動画『
たべるんごのうた』がインターネットミームを巻き起こした。
そして2022年に発表された、あかりの公式ソロ曲『トキメキは赤くて甘い』では、歌詞カードに乗らないのをいいことに
ウィスパーボイスパートで「山形のりんごはいいりんご」だとか歌ってしまっている。ちなみにその直前で挙げているのは全部山形県で栽培されている品種
で、他の地方の名前がついている「シナノスイート」や「つがる」についてもハブりはしないが、2番前のパートにまわしている辺りなかなかしたたか。
また、青森県出身の工藤忍も実家からリンゴがたくさん送られてくるらしく、それを剥いている様子のカードもある。
余談だが、あかりと同期の
夢見りあむのプロフィールの体重が「
りんご沢山」となっているが、多分前述のハローキティでも触れたプロフィールのパロディだろう。
大御所をパロってムダな火種を生む辺りがりあむたる所以である。キティさんなら笑って許してくれそうでもあるが。
『ヨッシーストーリー』
赤ヨッシー、ピンクヨッシーの好物として登場(他はスイカ(緑)、バナナ(黄色)、ぶどう(青と水色))。尚、スイカとバナナとメロンは分類上は野菜である為、純粋な果物はりんごとぶどうだけである。
主人公であるクラッシュの好物として登場。
木箱の中に入っていたり、ステージのいたるところに落ちていたりして、100個集めると残り人数が1増える。
うっかりリンゴの近くでスピンして消し飛ばしてしまうのはお約束。
また、一部作品では武器として使われている。
『3』、『4』(『魔神パワー』)ではパワーアップアクションに「リンゴバズーカ」が登場。
手に入るのはストーリー後半からだが、弾数無制限の遠距離武器として猛威をふるった。
一応上記のものはリンゴそのものではなくリンゴ型の爆弾を撃ち出しているらしいが、『2』ではエヌ・ジンとのボス戦において彼の駆るマシーンに対しただのリンゴをぶつけて撃退に成功している。
精密機械を果汁まみれにすることでショートを引き起こし爆発させたのだろう、多分。
ちなみにこのボス戦でもリンゴは消費されない。
……ただし、リンゴ表記は過去の日本語版においての話。
実は長らくリンゴとされていたアレ、厳密にはクラッシュ達が暮らすウンパ・アイランドに自生する「ウンパ・フルーツ」といって、見た目はリンゴで中味は
マンゴー、果肉は
紫色の架空の果物だったのだ。
リマスターの『ブッとび3段盛り』からは日本語版においても「ウンパ・フルーツ」と表記されるようになったが、リンゴ表記もまだ使われることがあり、混在している状態。
スタミナ回復アイテムとして「赤銅の果実」「白銀の果実」「黄金の果実」が登場。
リンゴとははっきり言っていないが形は明らかにリンゴのそれなので、ユーザーからは「銅リンゴ」「銀リンゴ」「金リンゴ」と呼ばれている。
また、とあるイベント直前キャンペーンにおいてそれらが配布された際には
あるキャラクターのイラストが使用されていた。
だが、あまりにも脈絡が無さすぎたことがインパクトを与えたのか、彼はやがて一部のユーザーから
リンゴ農家呼ばわりされるようになってしまった。
後にスタミナを一定量変換して貯蓄しておけるアイテム「青銅の果実」が追加。
将来のイベントの為に暇な時期のスタミナでリンゴを生産することになり、今度はプレイヤーが青リンゴ農家と化するのであった。
ズバリ、リンゴをモチーフにした
花騎士「リンゴ」が登場。
とはいえ見た目は桃色のドレスを纏った美少女で、一般的なリンゴのイメージである「赤」がほとんど使われていない。
それもそのはず、彼女はリンゴの「花」をモチーフにしたキャラなので、「実」はあまり考えられていないのだ。
……だが「赤」要素が無いわけではない。
彼女は花言葉である「最も美しい人へ」「誘惑」が強調され美しいもの……ズバリ
女の子が大好きなキャラとなっており、美少女を見ると「むっはぁー」と誘惑され
鼻血を出す。
赤要素はそこに詰まっている。
この「むっはぁー」癖がとある種族との友好関係の架け橋になるのだからわからないものである。
しかし同性愛者ではなく
両性愛者で、男である団長とも愛を育む。
なお鼻血以外に果実要素が皆無かと言うとそうではなく、武器は
ビームが出たり巨大化して乗り物になったりと謎が多い「箱に入った黄金のリンゴ」である。ただし☆6ではそれを手放しビームを出すビットのような武器になる。
つまりよくわからない。
2022年6月に実装されたジューンブライトでは
自らが回ってスケートのような移動までするようになった。もはや果物のリンゴ成分はほとんど残っていない……。
同郷に同じく赤い実をつける「ピラカンサ」がいるが「いる時間が多くて鼻血出しそうになるので我慢している」事で変な誤解が生まれている。
また
クリスマスの飾りによくリンゴが使われる関係からか、そのクリスマスツリーである「モミノキ」からは心配されている。
『ふるーつふるきゅーと!』
花騎士と同じFANZA系のソシャゲで、「果物の
擬人化」をテーマとする作品『ふるーつふるきゅーと! 〜創生の大樹と果実の乙女〜』では、
ナビゲーター枠の一人として「りんご」が登場。フルーティア達を指揮するプレイヤーの補佐を担当する。
花騎士のリンゴちゃんと違ってこちらはリンゴの実がモチーフなので、赤を基調とした服装とリンゴを模した帽子が特徴。
後に夏の水着イベントで正式にフルーティアとして実装され、現在は7バージョン存在する(水着・ハーフアニバ仕様・ウェディングドレス・創生りんご・1.5周年仕様・
ねこ)。
なお、趣味は
野球観戦。ネタに走った時の発言は
実況J(通称なんJ)のやきう民のそれ。
ボイスも野球を連想させるモノが多く、しかも後に
「りんごのホームランダービー」なるコンテンツまで実装されてしまった。
なお「ふるーつふるきゅーと」
サービス終了後の2024年8月に花騎士とコラボし、上のリンゴちゃんとも対面したが、向こうがふるふるキャラの可愛さに「むっはぁー」しちゃったのでふるふるリンゴがまともに見える自体が発生した。
やはりホームグラウンドの先輩には勝てなかった。
死神の一人である
リュークがリンゴを好む。
自分が元々いた世界のそれに比べて、人間界のリンゴは段違いに美味いらしく、死神界のリンゴを一口齧った
弥海砂は
「砂!」と評していた。
この作品においての死神は食事の必要が無いが、人間で言う酒やタバコと同じような嗜好品で
食べないと禁断症状が出る。
後年になると人間界のリンゴを献上すれば死神大王も軽微な規律違反を見逃すようになるという死神にとってはまさしく禁断の果実となっている。
主人公の
夜神月にとってはこれが印象的だったらしく、序盤において「ノート」の実験をするために数人の受刑者を殺した際、
Lを
挑発するために用意した
暗号(というか
あいうえお作文)の答えが「えるしっているか しにがみは
りんごしかたべない」。意味がわからない警察関係者は当然憤慨していた。
なお、作中に登場した死神でリンゴしか食べないのはリュークだけで、他には
チョコレートが好きな死神・シドウも登場していた。
『ドナルドのリンゴ園』
1952年1月18日に公開された、ディズニー短編映画。
リンゴ園で働く
ドナルドダックがリンゴが食べたい
チップとデールとリンゴを巡る戦い(?)を繰り広げる内容である。
『白雪姫』がモチーフのあれこれ
前述の通り、白雪姫は毒リンゴを食べて永遠の眠りについている(ご存知の通り
ネクロフィリアの王子様のキスで生き返りますけどね)。
童話的にはリンゴ、というか毒リンゴは悪役の使うものだから良いイメージで描かれていないが、『白雪姫』がモチーフのあれこれはリンゴと関連付けられていることが多い。
例えば『
Wonderland Wars』のシュネーヴィッツェンの盾はリンゴ型だったり、『
おとぎ銃士赤ずきん』の白雪姫の喧嘩仲間の名前が「りんご」だったりするし、『ディズニー ツイステッドワンダーランド』の舞台となる学校にある寮の一つで、
ディズニーの『白雪姫』からインスパイアされた「
ポムフィオーレ寮」のエンブレムは、短剣の刺さったドクロのようにも見えるリンゴである。
更にアイスクリームブランド「ハーゲンダッツ」からも「ストーリータイム 白雪姫の林檎 カスタードとともに」というフレーバーが発売されており、どうも両者の関係は深いようだ。
『菱宮津軽』『ツガル』
『
beatmania IIDX』に登場した、青森県出身のお嬢様「菱宮津軽」……をモチーフにした『
武装神姫』、『
ボンバーガール』などのコナミゲーに登場するサンタ型の武装神姫。
『
武装神姫』の頃は名前の割に「リンゴ」と呼ばれることを嫌っていたが、『ボンバーガール』に登場する頃には慣れてしまったのか、趣味が「りんごの栽培」になっていた。
だがゲーム中において使うリンゴは
敵に投げつけてかなり長い間スタンさせるという代物。仲間に食べさせて回復とか
バフとかは一切無い。
キャラの一人「エクシア」がスキルを使う度に「
アップルパイ!」と叫ぶ。
これは本来は“As easy as pie”、訳すると「パイを食べるのと同じくらい簡単だ」というスラングで、
日本語で言う「お茶の子さいさい」である。
つまりこの掛け声が響けば
敵が血に染まりアップルパイみたいになってしまう。
アメリカで「パイ」といえば大抵アップルパイとなるので、翻訳の過程で珍妙な台詞になってしまったのだろう。おかげでプレイヤーの間では「アップルパイ=エクシア」で通じてしまう。
……と色々と説明したが、イベントにおいて実際に
銃弾じゃないアップルパイを振る舞うこともあるので
「単に好きな食べ物の名前を叫んでいるだけ説」もある。
DCコミックスには、前述のキャラメルアップルを使って敵を撃退するエピソードがある。
知恵の実ということからか、イエスはリンゴを食べると知性が高まる……というか
意識高い系みたいになる。
ブッダは「絡み辛い感じになる」としてこの状態を警戒し、リンゴをイエスに近付かせないようにしている。
ジャムにすると大丈夫なようだが、リンゴのお酒や
Apple社製品からも同じような影響を受けてしまうなど、基準はよくわからない。
オープニングのラストで、磯野家の飼い
猫であるタマがリンゴの中から現れて腰振りダンスを披露する。
ただしリンゴなのは冬期だけで、それ以外の季節だと別の果物になる。
食べ物としてリンゴと金のリンゴ、エンチャントされた金のリンゴが登場。
オーク/樫の木の葉を刈ると時々リンゴが落ちてくることがある。
作業台で金インゴッド8個でリンゴを囲むと金のリンゴとなり、これを食べると体力増加と再生の効果が付く他、弱体化のスプラッシュポーションで弱らせた村人
ゾンビに食べさせると治療することもできる。
エンチャントされた金のリンゴは様々な構造物のチェストからのみ入手でき、ただの金のリンゴ以上の効果を得ることができる。
見た目は舌を出したリンゴの実「ベロベロの実」が作中で何度も登場。美味しいが舌の部分は猛毒。
登場人物らがおやつやシチューの具にして食べるほか、
ゴブリン一家がベロベロの木の家に住んでいる。
○現実において
Apple社
規模が
デカァァァァァいッ説明不要!!な世界的IT企業。
あなたの周りにも同社の製品が1つはあるかもしれない。
故
スティーブ・ジョブズが社長を務めていたことでも知られる。
同社製品名「
Macintosh」はリンゴ品種名「McIntosh(日本名:旭)」に由来している。
ちなみに後述のザ・ビートルズが設立した会社アップル・コーアとは、名前も事業内容も被って訴訟沙汰になったことも。
『リンゴの唄』
1945年、戦後間もない頃に発表された並木路子歌唱の曲。
作詞者は『ちいさい秋みつけた』『
うれしいひなまつり』などで有名なサトウハチロー。
素朴な歌詞とよく伸びる歌声は、当時の質の悪い
ラジオでもはっきりと聞こえる。
戦後をモチーフにした作品や当時を振り返る映像の中で
必ずと言っていいほど流れる……
が、これは当時空前の大ヒットを記録したことが由来の他、当時の複雑な世相や現在の
大人の事情が相当絡んでいるようだ。
「これの他にも曲はあるが使うと怒られる」というところから使われていたのが、いつの間にか戦後=この曲となっていった、
というわけ。
ただし、
諸々の事情はどうあれ大ヒットしたのは間違いなく、
これは戦時中には軍歌のような曲ばかりが流れていたのでこういう明るい曲が新鮮だったこと、戦禍に打ちひしがれている人々がこの前向きな歌詞とよく伸びる歌声に励まされたことなどが要因とされている。
元祖小説版『
リーンの翼』でも、人間の明るさ・前向きさの象徴として使われた。
文化庁選定の「日本の歌100選」に選ばれ、『
笑点』の大喜利の題材に使われたこともあるなど、歌い継いでいきたい名曲の一つである。
『ミニ・ストロベリ~パイ。』
ミニモニの『ミニモニ。ひなまつり!』のカップリング曲。ストロベリーパイとアップルパイを作る歌で、ストロベリーパイがメインで、アップルパイは2番だが一応。
『アップルパイ・ア・ラ・モード』
『petit mirady(結木碧と竹達彩菜のデュエット)』の『恋はみるくてぃ』のカップリング曲。タイトル通り、「アップルパイアラモード(バニラアイスを乗せたアップルパイ)」を作る歌である。
『林檎殺人事件』
1978年に発表された郷ひろみと樹木希林のデュエット曲で、2人が共演したTBS系ドラマ『ムー一族』の挿入歌として制作された。
内容はコミカルな探偵もののパロディで、歌番組での披露時には二人が揃いの水兵服にサングラス・林檎のアクセサリーを纏っていたが、
動機として挙げられる「男と女の愛のもつれ」は、同ドラマが「長男が家の土地主の嫁と駆け落ちしたせいで地主からの立ち退き要求に悩まされる足袋屋のドタバタな日常」(郷は次男役・樹木はお手伝い役)を描いている事を考えると意味深…かも知れない。
日本の女性ミュージシャン。詳しくは個別項目を参照されたし。
ピコ太郎による楽曲及び動画のタイトル。
YouTubeに投稿されるや否や、瞬く間に世界中を席巻した。
詳しくは個別項目を参照されたし。
古坂大魔王?あんな奴知りません。
りんご娘
青森県のご当地アイドルグループ。
それぞれリンゴの品種を芸名にしており、特に王林は抜群の知名度を持ち、首都圏のテレビ番組などにも頻繁に出演する。
王林以外知らないとか言ってはいけない。
現在のメンバーは、王林、とき、ジョナゴールド、彩香。それぞれ、リンゴ品種の王林、トキ、ジョナゴールド、あおり9(商標名:彩香)に由来する。
また平均身長170cmという高身長グループであることも特徴で、一番背が高い彩香は女性ながら177cmある。
2020年からのコロナ禍の下、
青森県でもライブ活動は制限されているため、現在YouTube上での活動がメインとなっており、実際にリンゴ園の管理作業体験をしている。
外崎修汰
埼玉西武ライオンズに所属するプロ野球選手(内野手)。
実家は弘前にある「外崎りんご園」というリンゴ農家。
このバックボーンと野球選手としてのパンチ力ある打撃から、「
アップルパンチ」という愛称が定着している。
「外崎りんご園」のオンラインショップでは生産したリンゴや加工したリンゴジュースのみならず、「外崎りんご園」と大書された応援フェイスタオルも売っており、西武戦を見に行くと必ず1つは見かけるアイテムとなっている。
実を英名では“Apple of Sodom”(ソドムのリンゴ)という。詳しくは個別項目を参照されたい。
他にも「フォックスフェイス」「キダチハリナスビ」等と言った
有毒の果実を結ぶ植物に名付けられる。
でもここで挙げたのは全部ナスビである。
一応「ウシャル」という顕花植物の種も分類される。
旧約聖書で
ラピュタヤハウェの裁きにより滅ぼされた背徳の街ソドムと、禁断の果実に擬せられるリンゴの名から取られている。
ちなみに上記のリンゴと同じく、
ワルナスビとフォックスフェイスも
花騎士にもいる。
二人とも根は善人だが偽悪的といった立ち位置。
マンチニール
縁は少し遠いトウダイグサ科だが葉と果実がリンゴとよく似ているため、スペイン語の"小林檎"を意味する名を持つ
ギネス公認・世界で最も危険な木
。
樹液などに複数の毒成分を含んでおり、木を触れた手で目に触れれば失明の危険もあり、実は甘いが食べれば喉や気管が腫れ上がって数時間は食事もできなくなって最悪呼吸困難で命を落とし、
雨宿りなどして木を伝った雫を浴びれば皮膚がただれ、燃やせば毒の煙が上がるなど、何から何まで毒まみれ。
ポムフード
創作
オムライス店『ポムの樹』を展開する外食チェーン。
会社ロゴマーク、及び『ポムの樹』ロゴマークは文字通りリンゴの樹をモチーフにしている。
なお発祥となったのは
喫茶店『ポムドテール』。
ジャガイモの方かよ(後述)
『リンゴ日報』(『アップルデイリー』)
香港特別行政区において2021年6月24日まで発行されていた新聞。現地表記は『蘋果日報』。
リンゴ病
伝染性紅斑という感染症の通称。
しりとり
お馴染みの言葉遊び。「
しりとり→リンゴ→ゴリラ」と展開していくことも少なくないはず。
余談
アイザック・ニュートンが引力という概念を知り、研究するきっかけとなったモノも落下したリンゴ。
だが、実はこれは品種改良されていない大変マズい種類で、味は渋くて食感も砂のようでとても食べられたものではなかったという。
一応、落果してしばらくすると完熟して美味しく食べられるようになるが、その代わりに日持ちしなくなるそうだ。
フィクション・リアル含めて怪力自慢がパフォーマンスに握り潰すものとしても有名だが、リンゴを片手で潰すのに必要な握力は最低でも70kg。
健康作用のあるハーブとして有名なカモミール(カミツレ)は、リンゴのような香りがすることで有名。
世界中で広く愛飲されているが、ギリシャ語で“chamaimelon”(カマイメロン)、「大地のリンゴ」と呼ばれ、どこの地方でもリンゴ絡みの通称や逸話があるなど、リンゴと妙に縁が深いハーブである。
フランス語で
ジャガイモは“pomme de terre”(ポム ド テール)、直訳するとこれまた「大地のリンゴ」。
縮めて“pomme”(ポム)とリンゴと全く同じ呼び方をすることもある。
なので
フランス料理で「ポム」の付くものがリンゴ料理とは限らず、
ジャガイモ料理の可能性もあるので注意(お菓子かおかずかで
なんとなくわかるとは思うが)。
リンゴから出るエチレンガスは、植物に対して成長ホルモンとして働き、他の果物を熟しやすくすることは有名。
他のフルーツと一緒に密閉することで追熟を早められるし、逆に長持ちさせたいなら一緒に置かないか換気をしっかりしておこう。
世界的ロックバンドであるザ・ビートルズの一員リンゴ・スター。その「リンゴ」という名前だが、これは日本語の「リンゴ」とは
一切関係が無い。
芸名を考えている際に指輪(Ring)を嵌めていたため、これをもじって“Ringo”とした。ちなみに“Starr”は“Starkey”にしたかったが、語感が悪かったので縮めたのが由来らしい。
……何を当たり前のことを、と言っているかもしれないが、もしかしたら関係があるかもと考える人が妙に多いのだ。
さらに00年代後半に「
DQNネームキラキラネーム」として話題になったものに「星(あっぷる)」というネタがやたら多かったが、おそらくこの「リンゴ(Apple)・スター(星)」が名付け親の
足りない頭の中で有機的に絡み合ってしまったものと思われる。
なお、タレントの小倉優子が若い頃に自身の故郷だと主張していた惑星「こりん星」は断じて千葉県ではなくリンゴの形をした星だそうで、また彼女の地元での真名は「りんごももか姫」だったとか。
青森県はリンゴの生産量日本一ということから、県を挙げて同県産リンゴのPR活動に努めている。
同県内の小学生にはリンゴの下敷きが配られ、2021年2月には
青森県観光企画課が「青森版『私は
ロボットではありません』画像選択の画像です。」とTwitterに画像を投稿。
これは、
ぱっと見全部同じものにしか見えない9枚のリンゴの画像からふじの品種だけを選ぶというもので、難易度の高さとユニークさで話題を集めていた。
???「全部同じじゃないですか!?」
さらに同年11月にも、やはりぱっと見全部同じものにしか見えないリンゴの画像から同じものを集めて消してゆく落ち物パズル「
ぷよりんご」を公開しているなど、リンゴ県のリンゴ愛はかくも深いのだ。
これは……?
プロフェッサーからの贈り物よ。さっさと追記・修正しなさい!
良いだろう……。使ってやる!
カモンッ!
リンゴアームズ!
デザイア・フォビドゥン・フルーツ!!
- フォビドゥンフルーツ -- 名無しさん (2021-04-24 00:00:47)
- たーべるんごー たべるんごー やまがたりんごを たべるんごー -- 名無しさん (2021-04-24 00:02:59)
- おぅゴンの果実...! -- 名無しさん (2021-04-24 00:25:05)
- リンゴと聞くとあのバンディクーを思い出す。 -- 名無しさん (2021-04-24 00:59:15)
- 花粉症の時に食べると唇はれたわ -- 名無しさん (2021-04-24 01:11:51)
- 禁断の果実はイチジクでは? -- 名無しさん (2021-04-24 02:09:33)
- Apple社については書かれてないのか -- 名無しさん (2021-04-24 04:06:28)
- りんご、リンゴ、林檎と似たタグが三つあって、で出てくる記事バラバラなんだな・・・ -- 名無しさん (2021-04-24 04:24:37)
- 一口で全知全能が生まれるけど、二口目以降は…? -- 名無しさん (2021-04-24 05:36:49)
- 生での食べ方にスターカットとという輪切りにする切り方がある これだと芯のギリギリまで食べれる -- 名無しさん (2021-04-24 06:32:02)
- ↑2 我々のようなド変態が出てくる -- 名無しさん (2021-04-24 06:33:29)
- リンゴアームズの説明間違ってますやんか(リンゴアームズはバロンとイドゥン、仮面ライダーマルスはゴールデンアームズ) -- 名無しさん (2021-04-24 06:37:13)
- 「ふるーつふるきゅーと!」だとナビゲーターの女の子(のひとり)になっている -- 名無しさん (2021-04-24 08:39:38)
- キング博士「帰れ!来るな!見たくない(泣)」 -- 名無しさん (2021-04-24 10:45:24)
- ポケモンはリンゴそのものが明確に登場する以前から「たべのこし」が明らかにリンゴの芯だけ残ったやつだったりする -- 名無しさん (2021-04-24 14:14:46)
- リンゴはもともと日本在来種のワリンゴを指していた言葉で、現在のセイヨウリンゴは苹果(ヘイカ)と呼んで区別していたが、ワリンゴがほとんど栽培されなくなったことで、セイヨウリンゴをリンゴと呼ぶようになった -- 名無しさん (2021-04-24 19:16:09)
- なお現在世界で一番生産されているリンゴ品種は‘ふじ’。 -- 名無しさん (2021-04-24 19:16:58)
- 美味しい美味しいリンゴではあるが、アレルゲンのひとつ。具合の悪いことに甘みを出すために手軽なのか、そこかしこの食品に入っている。身内が大事に至るものではないがアレルギーを持っていて、これのせいで食べるものを選ぶ選ぶ。 -- 名無しさん (2021-04-25 00:12:02)
- 握力リンゴ破壊は爪をくいこませるように潰せばそこまで握力が強くなくてもいける。ボブ・サップみたいに指で包み込んで潰すには怪物じみた握力が必要 -- 名無しさん (2021-04-25 04:35:51)
- ドライフルーツにするとビタミンC増えるという面白い食材 大航海時代に知られてたら色々変わったんだろうなぁ -- 名無しさん (2021-04-25 05:44:55)
- ポケモンの人物でミカンやメロンはいるけどリンゴはまだいないね。 -- 名無しさん (2021-04-25 13:01:04)
- 果物項目が3つ並んでランクインしてんの面白すぎでしょ -- 名無しさん (2021-04-25 13:08:45)
- そのうちドリアンとかさくらんぼ、ブルーベリーあたりの果物、フルーツも出てきそうなほどの勢い -- 名無しさん (2021-04-25 16:37:15)
- ようこそ…「男の世界」へ… -- 名無しさん (2021-04-25 19:54:23)
- そういやガリガリ君はどの味もだいたいリンゴ果汁が入ってるな。袋を見比べて驚いた記憶がある -- 名無しさん (2021-04-25 20:02:00)
- Apple社のパソコン、Macこと「Macintosh」もリンゴの品種名から取られている。リンゴ品種‘Macintosh’は日本に導入されたとき‘旭’という名前で栽培されている。明治時代に導入されたリンゴは日本で名前をつけ直しているのが多い。‘Jonathan’→‘紅玉’とか -- 名無しさん (2021-04-26 20:32:28)
- たいした手間じゃないのに、なぜウサギさんリンゴはああもテンションが上がるのか。 -- 名無しさん (2021-04-27 08:25:19)
- メジャーな果物すぎて関連作品に入れるべきか迷ってしまうな。ハローキティの身長体重とか力石の減量とかミドリマキバオーの好物とかふぞろいの林檎たちとか ラブジェネレーションのガラス林檎とか林檎殺人事件とか -- 名無しさん (2021-04-28 00:59:12)
- マイリトルポニーのアップルジャックはないのか -- 名無しさん (2021-04-28 10:16:03)
- りんご娘のYou Tube番組『産地直送日本最高!』は見ているとだんだんりんご娘が好きになってくるし、最近はDASH村のようなリンゴ農地開拓まで始めたので今後が楽しみ -- 名無しさん (2021-05-03 11:30:14)
- 「ニュートンのリンゴ」が物語の鍵を握るジャンプ漫画がなかったっけ? -- 名無しさん (2021-07-07 11:31:40)
- ↑ ハングリージョーカー -- 名無しさん (2021-07-16 23:56:09)
- いつ食っても美味い -- 名無しさん (2021-07-17 00:30:36)
- 途中送信しちまったorz 食後のデザートで出されても真っ先に食うレベルで好き 布団から出る気力なくてもこれがあるとオカンから聞かされたら飛び起きるレベルで好き -- 名無しさん (2021-07-17 00:32:34)
- 子供が罹るリンゴ病なんてのもある -- 名無しさん (2021-07-17 06:19:37)
- 聖書関係でリンゴが間違って取り上げられた理由→「りんご」と「罪」が、ラテン語では同字異音であるゆえに取り違えられた。どっちも "malum" と綴る。 -- 名無しさん (2021-08-15 01:35:37)
- 知恵の実は黄金のリンゴってのが定説やね、じゃあ生命の実は? -- 名無しさん (2021-08-15 21:44:47)
- トリコにビックリアップルってなかったっけ -- 名無しさん (2021-11-07 13:26:19)
- 「果物の王様」って称号はドリアンよりこっちの方が合ってる気がする -- 名無しさん (2022-05-21 18:04:58)
- 青森はりんごでぷよぷよも作ってたな… -- 名無しさん (2022-08-07 13:41:06)
- ビートルズの会社の青りんごマークはマグリットの絵画「視聴室」が由来らしい。 -- 名無しさん (2023-10-07 14:08:13)
- 初代たまごっちで「ゲームで発見2」のオリジナル設定だけどむしっちの食べ物の一つにりんごがあって、一部のむしっち(イモっち、ちょびタマっち、カブトっち、ふたごアリっち、ムシばっち)がりんご好き。後、ミニモニの「ミニストロベリーパイ」や、他のユニットで「アップルパイ・ア・ラ・モード」って曲があって、りんご(アップルパイ)の事を歌ってる。どうぶつの森でも定番の特産の一種。 -- 名無しさん (2024-02-07 11:10:00)
- 人間の手で掴むのに丁度いいサイズで皮ごと丸かじりできるのが創作映えしやすいと思う。 -- 名無しさん (2024-07-22 12:05:54)
- この項目以外もそうだけどお菓子のこと詳しく書いてくれる方助かる。すごく美味しそう -- 名無しさん (2024-10-04 12:24:07)
- アンパンマンとりんごちゃん(それいけ!アンパンマン) -- 名無しさん (2024-10-05 10:15:28)
最終更新:2025年03月11日 13:35