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ストマック家(仮面ライダーガヴ)

登録日:2024/10/21 Mon 08:22:15
更新日:2025/01/03 Fri 16:15:12
所要時間:約 7 分で読めます





親父も死んだしあの女ももういない

あとは私たちが力を合わせてストマック家を盛り立てるだけ


ストマック家とは、特撮ドラマ『仮面ライダーガヴ』に登場する敵対勢力である。


概要

本作の異世界・グラニュート界において大手製菓会社「ストマック社」を経営するグラニュートの一家。家紋兼社章はキャンディと悪魔を模したマーク。

一族で家業の各部門の重役に就いており、幸福な人間をスパイスに禁制の嗜好品・闇菓子を密造し、それを流通させることでゆくゆくはグラニュート界の掌握を目指している。誰が呼んだか「邪悪なチョコレート工場」もしくは「令和の園咲家」
一応製菓会社らしく闇菓子ではない普通のお菓子も製造・販売しているが、目的が目的なので実質単なるフロント企業。「していることが真っ黒」など、色々な意味でのブラック企業とも見なせる。そして「現実の視聴者はもとより敵種族の価値観においても犯罪者」という、歴代作品でも少々珍しい位置付けでもある(事情についてはグラニュートを参照)。

市販の闇菓子を食べた人たちは依存症に陥り、やがて金をかけずに食べたいと思うようになる。
そこでストマック社の闇バイトとして雇われた彼らは、闇菓子を手に入れるために幸福な人間を集め、その報酬に闇菓子を受け取る……というサイクルの下ストマック家は成り立っているのだ。

また、デンテが全身の怪人態を持つ様子からも、彼らも服の下は怪人態となっている可能性もあるが、グロッタは頭部のみが怪人態で、生身の部分は人間の姿のまま*1
ちなみに取締や情報漏えいの対策として、原則機密エリア内では人間への擬態がルールとされている。
他のグラニュート同様に生体器官〈ガヴ〉も存在するが、肉体からではなく服の上から出現させられる他、通常のグラニュートと異なり人間に擬態する機器はガヴへの内蔵型でなく、アンティーク調の変身ベルト式を使用しており、過去作品の変身ベルトと同様にバックルの両横からベルト帯が伸びるタイプとなっている。
怪人態のデザインは一部を除き、篠原保氏が担当している。

なおショウマの本名からも窺える通り、彼らはショウマの異母兄弟に当たる存在だが、当の彼らは半分人間のショウマを家族と認めておらず、仮にも末弟にするものとは思えない程酷薄で非道な仕打ちをし続けている。
……といっても、ショウマ以外の五兄妹同士の仲も決して良いとは言えず、会話は殆ど最低限の業務的なものである上に端々に嫌味が滲み皮肉が飛び交い、失態を重ねれば情けを一切かけられずに冷遇されるなど、「家族」としての関係は半ば破綻しているような状態。


メンバー

(ショウマを除く)現役世代メンバーの名前は共通して「舌の各種言語での呼称+stomach(胃・腹)」が由来となっている。

ランゴ・ストマック


俺にはストマック社を変える使命がある
爺さんが開発した闇菓子を使って、グラニュート社会を支配する

演:塚本高史

長男。
先代社長であった父・ブーシュの死に伴い、ストマック社の現社長の座に就いた。
本来の姿は頭から四本の角を伸ばしたカメレオンのような風貌。

一人称は「俺」
家長らしく性格は冷徹かつ厳格。ストマック家の繁栄とグラニュート界の掌握を野望として掲げ、任された仕事を果たさない者は家族でも容赦しない主義。している事は悪だけど経営者としてはかなり真っ当。
しかしアクの強い弟妹達の手綱を握るのに苦心しているし、敵方のトップでありながら仮にも肉親達からろくに情報を共有して貰えていない姿に11年前メロン兄さんの再来を予想する視聴者もちらほら。

人間のことは闇菓子の材料としか見ておらず、嫌悪と侮蔑を隠そうともしない。あるいは「人間と関わったせいで父が狂った」とでも思っているのかもしれない。
それは腹違いの弟ショウマと継母みちるに対しても例外ではなく、ブーシュが逝去した途端二人を殺しにかかったほど。
一方、ショウマの予想以上の成長速度には「シータとジープが手を焼いたのも分からんではない」と素直に感嘆しつつ危機感も覚えており、新たなバイトを募って対策に乗り出す様子も見せている。ショウマの強さは認めたものの、それはそれとして職務怠慢は事実なのでクビは撤回しないのだった。

名前はエスペラント語表記の「Lango」から。


グロッタ・ストマック


勝てると思ってるなら甘過ぎね

演:千歳まち

長女。
ストマック社においては闇菓子の製造を統括。
本来の姿は長く尖った頭部を持つ烏賊のような見た目で、頭からは髪の毛のように触手が映えている。

一人称は「私」
妖艶な雰囲気だが、その本性は残忍で好戦的。ショウマの母・みちるをヒトプレスに変え、さらに彼の目の前で握り砕いた張本人でもある。
弟妹達に対しても当たりが強く、取り分けシータとジープからは畏怖の対象と見られている。
一方で現場視察は怠らないなど仕事に関しては真面目で、またシータの訃報を聞いた際に動揺を露わにしているなど、一家の中ではまだ兄妹への情がある部類。

戦闘時は巨大な鎌を得物とする。
それだけでなく、一見優雅な佇まいに反して素手でのパンチやキック、さらには自分の顔が傷つくのも厭わないヘッドバットなど、その戦い方はステゴロそのもの。
人間態のままでもヴァレンを終始圧倒するほどの戦闘能力を誇り、東映公式HPでは「ストマック家の暴力担当」などと称されている。

名前はギリシャ語表記の「Γλῶττα」から。
演じる千歳氏が元から173センチの長身なのに加えて、撮影では16センチものハイヒールを履いているため、結果として身長189センチというかなり大柄なキャラになっている*2

ニエルブ・ストマック


フフフ……面白くなってきた
刺激って大事だよねぇ

演:滝澤諒

次男。
ストマック社においては技術開発を担当し、バイトのグラニュート達が人間に擬態できるよう生体改造を施した。
本来の姿は蛇のような鱗で覆われ、鋭い歯を生やしている。

一人称は「僕」
職務より知的好奇心を優先するマッドサイエンティスト気質。普段は軽く飄々とした口調で話すが、常に浮かべた不敵な笑みの裏には悪意が見え隠れする。
模範にならなくてはいけないだろう創業者一族でありながら、機密エリアで怪人態になることを始め違反行為を繰り返すといった素行不良が目立ち、またショウマの生存を知っても見逃しつつ密かに配下のエージェントを動かすなどして独自に暗躍してもおり、その本心や考えを推し量ることは難しい。
一方、血の気自体は薄いため、シータ達からはランゴやグロッタと比べれば話しやすい相手と思われている模様。

人間界では酸賀研造と内通しており、絆斗を改造する際に用いたグラニュートの臓器を提供したのも恐らく二エルブ。
そして、情報交換の中で得たヴァレンの戦闘データとデンテの研究資料に加えて、酸賀から振る舞われたプリンを基に何かの開発を企んでいるようだが……?
ちなみにプリン自体は自身も実食しているが、顔を顰めながら「人間はこんな物を喜んで食べるのかい?」と漏らした辺り口に合わなかった模様。

名前はハンガリー語表記の「Nyelv」から。
演じる滝澤氏はOPダンスシーンの振り付けも担当している。
ところで、平成以降の『仮面ライダー』シリーズにおいて、メガネありのインテリ系キャラはネタキャラと化す傾向があるが、ニエルブは果たしてどうなる?


シータ・ストマック


楽しそうにやってんじゃん
お前と一緒にいた人間たちも幸せそうで……良いスパイスになるかもな

身長:195.0cm
体重:58.3kg
特色/力:俊敏性/短銃/連携攻撃
演:川﨑帆々花(ほのか)
スーツアクター(怪人態):五十嵐睦美

次姉。
双子の弟であるジープ共々仕入れ統括を担当しており、髪色が向かって左が白で右が黒なのがシータ。そしてこっちはよく見ると短パン。ファングジョーカーと同じ配色なのがシータと覚えよう。
本来の姿はのような見た目で、両肩に白い毛皮をケープのように纏っている。

一人称は「俺」、二人称は「お前」。
乱暴な口調で話し、性格も粗野で大雑把なところが目立つが、ジープのことはなんだかんだ大事に思っている様子。
バイトのグラニュート達が次々連絡を絶っている(=ガヴに倒されている)事実からジープと共にいち早くショウマの生存に気付くも、「弱っちい赤ガヴ」を甚振る楽しみを取っておくために兄姉たちにはその事を秘匿していた。
が、そうこうしているうちにショウマによってヒトプレスの仕入れに支障をきたすようになり、遂には人間界の拠点まで破壊されてしまいだんだんと一族内での立場が悪化。
遂には赤ガヴ生存の報告を怠った事と職務怠慢*3を理由に、ランゴから1クール足らずにして姉弟揃ってクビを宣告されてしまった。
なんとか「10日以内に赤ガヴを倒して良質なヒトプレスを5ケース分納める」事を条件にクビを保留にしてもらい、本腰を入れて打倒ショウマに挑む事となる。
……が、それすら失敗して完全にランゴに見限られ、ストマック家の地位を盤石化するべく富裕層と政略結婚するよう命じられる羽目に。
このままではジープと離れ離れになってしまうと危惧し、同時に自分達の面子を完全に潰したショウマを人間界ごと滅ぼそうと暴走し始める。

戦闘では俊敏な身のこなしと短銃による射撃戦を得意とする。
ショウマとの直接対決では、ジープとの連携でガヴの既存の全フォームを圧倒して見せた。そんなに強かったら最初から真面目に戦えばクビにされずに済んだのに……。
その後、爆破テロを起こしてショウマをおびき寄せるも、新たな力・ケーキングフォームに圧倒される。
そしてジープを押し退ける形でケーキングブレイクを受け、爆散。その場には短銃と破損したミミックキーだけが遺されたのだった。

……よかった……


名前はそのまま日本語表記の捩り。
川﨑女史は、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』のドン1話やドン10話に登場したモブ女生徒役として出演したことがある。
また、怪人態のモチーフは、北欧神話に登場する双子の狼の片割れ「スコル」。その名は「嘲り」を意味するという。


ジープ・ストマック


可哀想ねぇ
ママと同じ人間だったら一緒に死ねたのに!

身長:196.1cm
体重:58.5kg
特色/力:俊敏性/双短剣/連携攻撃
演:古賀(るいと)
スーツアクター(怪人態):酒井和真

三兄。
双子の姉であるシータ共々仕入れ統括を担当しており、髪色が向かって左が黒で右が白なのがジープ。こっちはスカートを履いている。
シータ同様本来の姿は狼のような見た目で、こちらは鉤爪を模したような薄い青の装甲を纏っている。

シータとは逆に一人称は「私」。
女性言葉を使うなど女性的な印象。姉に比べて落ち着いた性格で、現場担当という事もあり目利きの鋭い面も。

ショウマと再会した当初こそシータと共にショウマを嘲っていたものの、差し向けたエージェントを撃退されたのを機にどんどん立場が悪くなり、グロッタに脅されたりニエルブに泣き着いたりする始末。
ランゴからの解雇通告を受けて本気で焦りながらショウマに挑むが、どうにも危機意識が足りていないのは否めず失敗。
結局正式にクビにされた挙句、富裕層へ嫁ぐよう命令される事に。あれ?「嫁ぐ」?「婿入り」じゃなくて?*4
自分達の帰る場所を奪ったとしてショウマに(幼少期からの嫉妬も含めた)逆恨みを募らせ、シータと共に街で破壊活動をしながらショウマを誘き出すという行動に出る。

戦闘では双短剣を武器に戦う。
小柄な体躯に見合わぬパワーとスピードを有し、シータとの連携で獲物を追い込む。

第14話でのショウマとの決戦でシータを目の前で喪い、発狂。土砂降りの雨の中、まるでシータとお揃いになるように黒髪を切り落としていた……。

名前はヒンディー語表記の「जीभ」から。変な親父師匠を鍛える時に乗り回していたアレではない、念の為。
古賀氏の中性的な容貌に加えて衣装もゴスロリ服だが、上記の通りれっきとした男性である*5本編中で初めて言及されたのは第4話で、ショウマが「ジープ兄さん」と呼んだのに脳を破壊された視聴者多数。
怪人態のモチーフは、北欧神話に登場する狼にしてスコルの双子の兄弟「ハティ」。その名は「憎しみ」を意味するという。


ショウマ・ストマック仮面ライダーガヴ

演:知念英和

主人公。四男で人間とのハーフ。
先述の通り、家族から酷薄な仕打ちを受け続けており、抹殺対象にされている。
当人にとっても彼らは母・みちるの仇である上、闇菓子の流通を阻止すべく何人ものグラニュートを倒しているため、完全な敵対関係にある。
しかし他のきょうだいは彼を「赤ガヴ」としか呼ばないのに対して彼の方は「名前+兄さんor姉さん」と呼ぶあたり、一応家族として扱ってはいるらしい。
詳細は個別項目を参照。


ブーシュ・ストマック


あなたの知恵と技術で、ショウマに力を与えてくれないか?
私達と同じように眷属を生む力を……たくましく生きる力を!


故人。
ストマック家の父親で、ストマック社の前社長。ランゴの本来の姿に髭を生やしたような姿。

一人称は「私」
人間界から連れてきたみちるを見初めてしまい、彼女との間にショウマを儲けた。
その後は2人を屋敷の一室で保護していたが、当時既に闇菓子を製造していたストマック社で「人間を幸せにする」行為は危険そのもので、2人に対してはDVやスパルタ紛いの対応しかできず、それを巡る真意も隠し続けた過去がある。
また、ハーフ故にグラニュートとしての能力が不完全だったショウマを憂い、デンテにガヴの改造を依頼したり、自身も稽古を付けようとしたりしていた。
それらはブーシュなりの愛情ゆえで、彼のことをデンテは「妻と息子を愛していた」と評していた……が、
  • 当のみちるからの認識:「自分を元いた人間界から攫って返さず望んでもいない子まで産ませ、息子ともども閉じ込め続けた人食いの化け物」
  • ショウマからの認識:「自分と母を不幸に追いやった元凶」
  • みちるとは別にいたはずの本妻との子であろうランゴ達からの認識:「闇菓子の材料でしかない人間との間に子供を作ったイカれた親父」*6
……と、身内からことごとく嫌われながらこの世を去った。
また、ショウマばかりにかまけてシータとジープの誕生日にも顔を出さず蔑ろにする姿をも見せており、この振る舞いは二人がショウマを「自分たちから父の愛情を奪った相手」として嫉妬と憎悪を掻き立てる原因にも繋がってしまっている。
そして自身の死後、生前の懸念通りランゴ達はショウマとみちるの排除に動き、さらに兄弟同士での殺し合いまでが起きる事態にもなった。
故人でありながら掘り下げられるたびに視聴者からの好感度が下がって行く様は、ある意味過去作の蛮野などと良い勝負ぶり。

しかしブーシュの生前の行動の真意はショウマに伝わったのか、「たとえ善意からであろうと相手を不幸にしてはいけない」「悪いのは人間の幸せを食い物にする側」と、ショウマの行動指針を決定づける事となる。

名前はフランス語で「口」を意味する「Bouche」から。


デンテ・ストマック


儂はデンテ・ストマック。お前の父さんの……父さんの……
弟じゃ!ハ〜ハッハッハッ!

CV:多田野曜平
スーツアクター:岡元次郎

ショウマやランゴ達の大叔父。
クジラかガマガエルのような恰幅の良い体格のグラニュート。
かつてはストマック社で技術部門を担っており、ヒトプレスに関する技術を開発した。
また、ブーシュの頼みでショウマのガヴを赤ガヴに改造する手術もした。
その際に人間の研究をしたことで人間界のお菓子にハマってしまい、現在は人間界でホームレス同然の隠居生活をしている。
この経緯のため一族との繋がりはほぼ途絶えており、ブーシュの死もランゴ達の台頭も知らなかった様子。

一人称は「儂」。でっぷり太った体型はお菓子をドカ食いしたせいだとか*7。ちなみにショウマと違いお菓子を食べても眷属を生み出す様子は見られない。

一見、関西弁が混ざったような口調で話す好々爺だが、上記の通りヒトプレスと闇菓子関連の技術はデンテが作り出したもので、つまりみちるや早恵を始めとする多くの人間の失踪とに間接的に関わった人物。
というか闇菓子自体が禁制品なだけに、グラニュート界基準でも立派な犯罪者

とはいえ差別的で冷淡なランゴ達と違い、ショウマに友好的かつ協力的な立場を取っているのも確か。
そして、人間界をストマック社から守るため兄姉達と戦う事を決意したショウマから、「お菓子を融通する代わりに自分をサポートして欲しい」と協力関係を申し出られる。
「一応儂もストマック家なんじゃが」と少々複雑そうにしつつも、打算抜きにショウマと人間界を気に入りつつあった事もあり、最終的にその条件を飲んだ。
もっとも、ショウマ自身は上記の件もあって完全には信用していない節はあり、一応穏当には接しているが連絡兼監視役のゴチゾウを渡している*8

名前はイタリア語で歯を意味する「Dente」から。
デザインは篠原氏ではなく、一般のグラニュートと同じくK-SuKe氏が担当している。とはいえストマック家の縁者なので、デザインの方向性はランゴ達に寄せている。
ちなみに東映側公式サイトのキャスト紹介にて、声が箸袋ヲタ怪人でスーツアクターがシャンゼリオンな事も説明されていた。ある意味人を食物扱いする異種族なのに地球の事物にハマった点は箸袋ヲタと共通しているかもしれない。


エージェント


身長:不特定
体重:不特定
特色/力:高い知性/優れた戦闘力/忠誠心
CV:櫻井皓基(男)、東海林亜祐(女)

ストマック家に仕えている眷属で、今作における戦闘員ポジション
カラスのようなマスクと黒尽くめのパーカーのファッションが特徴。男女2種類存在しており、デザインも微妙に異なる。
人間界とグラニュート界の橋渡しの役割を果たし、ヒトプレスの徴収と闇菓子の譲渡が主な役割*9。グラニュート界では闇菓子の売り子、というか売人も担う。
顔に走る発光体と、ボディに垂れているリボンに自身の生みの親たるストマック家メンバーのパーソナルカラーが差し色として入っているのが特徴で、これは該当メンバーへの忠誠心を示すとともに、誰に仕えるエージェントなのか一目で識別できる。
あと、彼らが失態を犯した際のマウンティングの材料にもなる。

差し色は、
  • →ランゴ
  • →グロッタ
  • →ニエルブ
  • →シータ
  • →ジープ
となっている。

戦闘員枠ながら高い戦闘能力を有し、2~3体いれば十分ガヴを追い込める事ができる。
特にランゴのエージェントはグルキャンフォームでようやく撃退できたほどの戦闘力を誇る。
この手の人工生物ポジションとしては異例な事に知性や言語能力も高く、単独でのイレギュラー対応や、他のグラニュート達との会話も問題なく可能。
バイト達は(良くも悪くも)人間味に溢れた性格の持ち主が多いので、相対的にエージェントの方が賢く見えるシーンも多い。
今週の怪人であるグラニュートはバイトなのに対してこちらは正社員といった立ち位置。つまり怪人よりも立場が上の戦闘員ということになる。

デザインは武藤聖馬氏が担当している。
また、CVを務める両氏はゴチゾウの声も担当しており、彼らがショウマにとってのエージェント(眷属)である事がキャスティング面でも強調される形となっている。



追記・修正は、闇菓子に手を出さない方がお願いします。

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最終更新:2025年01月03日 16:15

*1 任意で切り替えが可能なのかは不明。

*2 アクションシーンの撮影の際はヒールの低いシューズに履き替えている。

*3 元々仕入れ業務に関して言えば「バイトがバックレるなんてよくある事」と発言しており、管理能力は高いとは言えなかった様子。

*4 基本的にシータとまとめて扱われるので、いちいち各々の性別に合わせて言い直してもセリフが冗長になってしまうため省略されているものと思われる。その上で両性どちらにも使える「結婚するように」としなかったのは、短いセンテンスの中で「ストマック家から事実上放逐し、外の一族とのパイプを作る道具として扱う」というニュアンスも含める必要があったためだろう。

*5 役者も過去に別の2.5次元舞台作品で女装キャラを演じていた経験がある。

*6 上記の通り、二人を保護している間も闇菓子自体は作っていた=人間を攫って殺していたわけなので、みちるとショウマは勿論、ランゴ達からも理解不能に映ったのは想像に難くない……。

*7 よく見ると、ガヴの上の歯も全て抜け落ちている。

*8 デンテ本人もその辺は承知している。

*9 以前は仕入れ業務も行っていた。