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トランスフォーマー/ONE

登録日:2024/09/28 Sat 22:21:00
更新日:2024/12/15 Sun 23:28:44
所要時間:約 5 分で読めます


タグ一覧
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新次元が始まる――



『トランスフォーマー/ONE』とは、2024年に公開されたトランスフォーマーシリーズのアニメ映画である。
監督はピクサー・アニメーション・スタジオ出身で『トイ・ストーリー4』を監督したジョシュ・クーリー。

概要

トランスフォーマーの「はじまりの物語」を描く映画で、オプティマスとメガトロン、そしてオートボットディセプティコンがどのように生まれたのかが語られる。

とはいえ、この物語はG1シリーズや実写版シリーズなど、他シリーズとは描写に矛盾があり、マルチバースの中の「トランスフォーマー/ONEの世界」の始まりが描かれている。
それゆえに必要となる予備知識は少なく、「前作」に当たる作品も存在しないし、せいぜい「トランスフォーマーは金属の体を持つロボット宇宙人である」「正義のリーダー、オプティマス・プライムと悪のリーダー、メガトロンがいる」の2点さえ知っていれば誰でも楽しめる。
それ以外の設定に関しては基本的に劇中で説明される。とはいえもちろん、詳しいファンをニヤリとさせる描写も(初心者を置いてけぼりにしない程度に)あるため、ファンであっても楽しめる、まさに万人向けの映画となっている。

ただし「前日譚」を語る都合上、親友だった2人の主人公が方向性の違いで次第に擦れ違っていき遂には宇宙規模の戦争にまで発展してしまう過程が描かれているため後半は『トランスフォーマー』シリーズを知っているファン程辛くなることこの上ない。メガトロンが悪に堕ちていく経緯も決して単純でなく、彼に感情移入した観客も多かったとか。

実写版1作目以降、トランスフォーマーの映画というと実写映画となっていたが、今作はサイバトロン星のみで進む(=人間や地球の存在が出てこない)こともあり、3DCGアニメになっているのが特徴。
もちろん、CGに革命をもたらしたTFシリーズということもあり、CGは非常に美麗。ロボットなのに表情豊かな人々やサイバトロン星の美しい景色が、思う存分堪能できるであろう。

設定

  • 労働者
サイバトロン星の地下深くにて、TF世界におけるエネルギー源「エネルゴン」の採掘作業に当たっている労働ロボット。とはいえ奴隷のような扱いではなく、普通に休日や娯楽などもあるようだ。
しかし変形に必要な「トランスフォーム・コグ」を持たないことから固有の能力もなく、単純労働以外の仕事が出来ない(少なくとも、そう思われている)。それゆえに一部のコグ持ち=トランスフォーマーから見下されている。
体格についても、コグ持ちのトランスフォーマーより二回りほど小柄。
初めからコグを持たないにしては、胸部にぽっかり穴が空いているのは不自然だが……?

  • トランスフォーム・コグ
トランスフォーマーが変形に必要な球状のパーツ。
基本的に全てのトランスフォーマーが生まれつき有しているものだが、規格自体は同一なようで他者のコグを移植して自分のものにする事も可能。
過去作でクローズアップされる事はあまり無かったが、本作では非常に重要なキーアイテムとなっている。

  • アイアコンシティ
サイバトロン星の地下にある都市。サイバトロン星の地上は突然地形が動くなど危険であり、基本的に人々は地下に暮らしている。

  • アイアコン5000
アイアコンで開催されているトランスフォーマーのレース。デンライナー自動で伸びるルートや、様々なトラップの中1位を目指す。労働者にとって、アイアコン5000の鑑賞は大きな娯楽となっている。
ちなみに、参加しているトランスフォーマーの名前を見ると、どこかで見たことがあるような名前がちらほら。

  • プライマス
ロボット生命体の神であり、サイバトロンは彼が惑星に変形した姿*1であるとされる。
アメコミなどで語られた設定では宇宙創造にもまつわるとんでもないスケールの存在だが、ここでは割愛。

  • クインテッサ星人
サイバトロン星を征服しようとした邪悪な宇宙人。かつての大戦でセンチネルプライムにより撃退された。
原典では5つの顔が集まった球体型の宇宙人だったが、今作では植物と軟体生物が合わさったようなデザインとなっている。作中では小型の歩兵と大柄な指揮官の二種類が登場。
また旧作ではトランスフォーマーの創造主とされていたが、今作ではあくまで無関係な異星人である。

キャラクター


メインキャラクター

オライオンパックス


「見せてやろうぜ。俺たちは見た目以上にすごいって!」

CV:クリス・ヘムズワース/中村悠一
労働者の1人。開幕から書庫に忍び込んで警備員に追い回されるなど破天荒な行動が目立つ無鉄砲な性格で親友のD-16から呆れられている。エリータ-1との関係性も含めると、プライム視聴勢なら1話で退場させられたあるオートボットを思い出したはず。
自分達の価値はコグの有無ではないというのが信条だが、「コグがなくても指はトランスフォームするんだぞ(ゴギガゴ・・・)」と言って上司に中指を立てようとしたり結構過激な面も。中指を立てる行為はち○こを意味するスラングであり、それってつまりTFにも・・・

冒頭で警備員に追い回され列車の屋根に飛び乗った時には乗っていた他の労働者達は「ああ、オライオンパックスだ」「あいつヤバいよな」という反応をしており、どうやら彼の無茶無謀無軌道はいつものことらしい。
無理矢理トランスフォームしようとした結果、D-16が元に戻すのに3日かかったこともあるとか
コグを得た後はちゃんと変形できるようになり、ビークルモードはお馴染みトレーラートラック。バンパーに機銃を装備する他、頑丈な車体を活かしたこれまたお馴染みのひき逃げ突進を繰り出す。

演じている中村は『トランスフォーマーアドベンチャー』においてスチールジョーを演じていた。そちらはディセプティコンのリーダー格であり、どちらかというとメガトロン寄りなキャラである。


D-16


「規則を守っていれば悪いことなんて起きないからな!」

CV:ブライアン・タイリー・ヘンリー/木村昴
オライオンパックスの親友である労働者。正義感に溢れた真面目な性格で、規則を守れば幸せになれると考えている。
メガトロナスプライムに憧れており、オライオンにもらったメガトロナスのマーク(ディセプティコンのマークそのもの)のシールを肩につけている。
コグを得た後は戦車に変形。

名前の由来は日本における初代メガトロンの玩具の番号から。一部の作品では「メガトロナス」が過去の名前になっていることもあったが、今回はメガトロナスプライムとの混同を避けるためか採用されなかった。
また、コグ無し時は頭部が黒いが、これはG1当時のアメコミが由来。


エリータ‐1

CV:スカーレット・ヨハンソン/吉岡里帆

「エネルゴンをあと30ユニット採掘したら、私は監督に昇進する!みんな喜んでくれるか!」
「「「「もちろんです、エリータ‐1!」」」」

オライオンとD-16の上司である女性。真面目に働いていたが、ひょんなことからオライオン達の冒険に巻き込まれる。
男勝りな性格で自分の出世第一のような言動が目立ちはするが、ちゃんと部下のことも見ている。
元ネタとなったG1では初めは「エイリアル」という名前でオライオンパックス→コンボイになると同時に「エリータ-1」となったが、今作では終始エリータ-1である。
あとG1と違ってオライオンとは仕事仲間以上の仲ではないのだが、終盤辺りからオライオンの「姐さん女房」にしか見えない言動が激増したツンデレさん

ちなみに吹き替えでは訳出されていないが、原語ではオライオン達3人を「あんたと2人のバカなゴーボッツを~」と罵っている*3

コグを得た後は3輪バイク(所謂トライク)に変形し、エアラクニッドとのキャットファイトも披露してくれる。

演じている吉岡は吹き替え初挑戦*4。不安視の声が出ることを予測してか、キャスト発表が予告編が公開された後(すなわち先に声のみ聴ける状態)となっていた。実際には好評なのでご安心を。

B-127


「アダ名をつけたいと思っててさ。一番の候補は『ビッグヤバトロン』」
「ただし言い方は『ビィィイッグ、ヤバトロォンヌ…』」

CV: キーガン=マイケル・キー/木村良平
地下深くで働いていた労働者で、後のバンブルビー(たぶん)*5最近喋れないキャラ付けにされてきた反動かかなり…いやとんでもなくおしゃべりな性格であり、そのせいでどんな部署に行ってもすぐ追い出されを繰り返した末に誰もいないゴミ処理施設に追いやられていた。自らを「ビッグヤバトロン*6」と自称する。
そのうるささはショックウェーブ曰く「気絶している間の方がひどい」らしい。

人がほとんど来ない場所に長くいたためか、廃品を組み立てて「友達」を作り延々話しかけるなど最初からやべー奴の片鱗を見せていた。
挙句、腕から剣が出てきたことに喜んで楽しそうに人斬りや破壊活動に勤しんだ*7かと思いきやD-16が元凶を真っ二つに引き裂いたのにはドン引きするなどの姿から公開後はすっかりサイコパス扱いが定着した
あまりにヤバい奴なのでこいつはバンブルビーとは別人のビッグヤバトロンなのではないかという声も

コグを得た後はバンブルビー系統でお馴染みスポーツカー風の車に変形。

名前の由来は『映画バンブルビー』でのバンブルビーの元の名前から。ちなみに中の人も同じ。

演じている木村は近年様々な作品でバンブルビー役を務めている。

労働者・市民

ジャズ

CV: エヴァン・マイケル・リー/杉田智和
オライオンとD-16の同僚。
鉱山探索中に崩落事故に巻き込まれるが、オライオンの機転で片足を引き換えに生還する。オォウ…ジャァズ…にならなくてよかった。
元ネタとなったG1ではオプティマス/コンボイの副官であり、日本では「マイスター」の名前で親しまれていた。

他にも、名前こそ呼ばれなかったがオライオンとD-16の同僚の中にはホイルジャックアイアンハイド、ランボル、ゴング、スプラング&アーシーといったキャラが登場している。

ラチェット

G1ラチェットによく似たコグ無し労働者がチームの中にいるのだが、アイアコン5000の後で「ドクターラチェット」を呼ぶセリフがあり(呼ばれた本人は映らない)、これらが同一人物かどうか地味に議論の的になっている。
一応、コグ無しの方も爆発事故のシーンで片足を失ったジャズを診ているようなので同一人物かもしれない。
採掘以外でもトランスフォームを必ずしも必要としない仕事は許されているのだろうか?

クロミア

CV:ジニー・チャン*8/田村睦心
アイアコン5000の選手で、劇中の優勝者。
…なのだが、ゴール後にドアップで映るその顔はどこからどう見てもミラージュ(リジェ)であり、しかもG1クロミアそっくりのコグ無し労働者がいてデザイン画にもクロミアと書いてある
トドメに海外ではオライオン・D-16・ミラージュの3体セット*9が発売されているので恐らく途中までミラージュとして想定されていたものと思われる。
…が、さらにややこしいことにG1リジェそっくりのコグ無しもいたりする

一応、公式の見解はこのレーサーが「クロミア」であり他は他人の空似ということらしい。

ダークウィング

CV: アイザック・C・シングルトン・Jr/稲田徹
労働者を管理するトランスフォーマー。変形できない労働者を見下している。
アイアコン5000の出場者でもある。
名前の元ネタはパワーマスターの航空攻撃兵。日本では『超神マスターフォース』にてゴッドマスターの「ハイドラー」として登場。実はこれ以外では『シャッタード・グラス』でしか再登場していなかったりする。

KDQ-11とKDQ-12

CV: スティーヴン・ブルーム、ジェイソン・コノピソス=アルバレス/長谷川雅紀、渡辺隆
データの記録庫を守るトランスフォーマーのタッグ。日本語版ではお笑い芸人の「錦鯉」がCVを務めている。不安視されやすいタレント吹き替えながら、エリータ-1同様好評である。
二人ともダークウイングと同型なので初見だと勘違いするかも。

アイアコン政府

センチネル・プライム

CV: ジョン・ハム/諏訪部順一

「友人諸君。アイアコンシティの諸君!エネルゴンを絶やさぬよう、全力で働く我らが救世主、労働者の諸君!君たちサイコー!」

邪悪なるクインテッサ星人の侵略でプライム達が斃される中、ただ1人生き残り単身彼らを撃退したとされる英雄。
現在では行方知れずとなってしまったマトリクス探索のため、長期的にアイアコンを留守にして危険な地上世界へと遠征に出ている模様で、オライオンやD-16をはじめとした労働者達にも広く尊敬されている。
リーダーとしてのカリスマ性の高さに加え、アイアコン5000などでは自ら開催の音頭をとるエンターテイナーでもある。
玩具ではジェット機に変形するが作中ではビークルモードは披露しておらず、ロボットモードのまま高い飛行能力を発揮している。

演じている諏訪部は『トランスフォーマー アニメイテッド』においてもルネチンセセンチネルを演じていた。色も同じ青系である。
一方、センチネル・プライムといえばアメコミ然り実写映画然りロクでもない奴として描かれることが多いが、果たして…?


エアラクニッド

CV:ヴァネッサ・リグオーリ/柚木涼香

「お任せを、蜘蛛は瞬きしません」

センチネルの腹心で、ドローンのようなティルトローターヘリに変形する。
陰気で冷徹な性格であり、センチネルの命令で諜報活動や汚れ仕事を担っている。
背中の蜘蛛脚のようなパーツはヘリモードのローターが変形したもので、ロボットモードでは武器にもなる。また頭の裏は開閉可能で開くとびっしりと複眼がついておりかなり不気味だが、この状態だと前方の視界が無くなってしまうという弱点がある。

名有りのキャラの中で珍しくG1由来ではない。
演じている柚木は元ネタであるプライム版のエアラクニッド、さらにその元ネタであるブラックアラクニア(ブラックウィドー)も複数の作品で演じていた。
ただし語尾の「~ッシャ」は無く、独特のボイスエフェクトもあってだいぶ印象が異なる。

他がG1やアメコミ出典のキャラが多い中で、まさかのプライムからのチョイスに驚いた人は多いはず。
センチネルとエアラクニッドが近い関係、というのはアニメイテッドのセンチネルとブラックアラクニア(エアラクニッドと共通点が多い)が元ネタか。

トラッカー

アイアコンの治安維持を担う量産型トランスフォーマー。『プライム』でいうところのビーコンに相当する本作の雑兵枠。
全員全く同じ姿をしており個性も無いが、種別としては銀色の一般兵「シルバートラッカー」、センチネル直属の金色の護衛「ゴールドトラッカー」、そしてエアラクニッドの指揮する黒い「デストラッカー」の3タイプが存在する。

13人のプライム

アルファトライオン

CV: ローレンス・フィッシュバーン/玄田哲章

「君たちもいずれ戦う時が来る。プライマスは君らに使命を与える。」
最初の13人のプライムの1人である伝説の存在。ライオンのような獣に変形する。既に朽ちており、パーツの多くが欠損しているほかボディのあちこちを苔が覆っている。
幸い仮死状態にあり、B-127からエネルゴンを分けられた事で復活。オライオンら4人にトランスフォーム・コグを与え、トランスフォーマーにするという活躍を見せた。

演じている玄田は初代アニメ実写版など、様々なシリーズでオプティマス(コンボイ)を演じているが、今回はオプティマスより上位の存在を演じている。これは『トランスフォーマー ギャラクシーフォース』での創造神プライマス以来である。


親衛隊

かつてプライム達の親衛隊だった者達。伝説の戦士として知られている。
だが、現在では何者かによってアイアコンを追放されて長く宇宙船の残骸に潜伏しつつ「敵」へのゲリラ攻撃を繰り返している。
荒くれ物の集団だが、潜伏生活でこうなったのか元々こうだったのかは不明。

スタースクリーム

CV: スティーヴ・ブシェミ/佐藤せつじ

「みんなで力を合わせるなんざ、御伽噺だよな。強い奴が勝つ。世界を変えるのは、強ぇロボット。だよな!!」

かつての親衛隊をまとめるリーダー。ジェット戦闘機に変形する。
「重要なのは強さだけ」というシンプルな行動原理の持ち主だが、それゆえに空中戦においては高い能力を誇る。

これまでの作品ではずっと二番手だったスタースクリームだが、本作では(厳密にはディセプティコンのではないが)メガトロンより以前に組織を率いていた先代リーダーという衝撃の設定での登場となった。
ただG1でもメガトロンより年上と窺える描写もある*13ので、実はそこまで唐突でもなかったり。
演じている佐藤は『ウォーフォーサイバトロントリロジー』や『トランスフォーマー アーススパーク』においてもスタースクリームを演じていた。
今作でも少しとはいえ、隙をついてアドリブを披露している様子。*14


サウンドウェーブ

CV:ジョン・ベイリー/山本格→上田燿司

「親衛隊、イジェクト」

親衛隊の幹部。薄型の偵察機に変形する。
電気インパルスによる金属を破壊する音波で攻撃し、またブレインスキャンで相手の発言が嘘か本当かを判別する能力も持つ。
寡黙な性格で、喋っても無機的に淡々としか喋らない。

特徴的なエフェクトボイスは本作でも健在。
何らかの理由で吹き替え版の声優が交代*16されており、後任の上田は本作でゼータプライム役としても参加している。なお、山本は『アーススパーク』で、上田は『トランスフォーマー サイバーバース』でそれぞれサウンドウェーブを演じていた。

ショックウェーブ

CV:ジェイソン・コノピソス=アルバレス/星野貴紀

「お前なんかに従うかよ!」
ガツン!(エリータが拳を打ち付ける音)
「いえ、皆従います!」

親衛隊の幹部。機首に砲身を備えた攻撃機に変形する。
荒っぽくて短気だが武器に明るい技術者でもあり、実験的な武器ショックスティックを操る。
エリータに顔面パンチでノックアウトされて以降彼女に頭が上がらなくなった。

ショックウェーブ(レーザーウェーブ)というと理知的で論理主義的なキャラとして描かれる事が多いが、本作では珍しくスパリンレーザーウェーブを彷彿とさせる暴力的な言動が多く見られる。

他の親衛隊のメンバーの大半はスカイワープ(黒)やサンダークラッカー(空色)、ノヴァストーム(黄色)、ダージ(青いトンガリ頭)、スリップストリーム(紫の女性型)など、旧作のジェットロン(シーカーズ)で占められている。

玩具

『ビースト覚醒』の時と違ってなぜか玩具展開がやや小出しで、2024年10月現在3シリーズ+4商品が展開されている。
スタジオシリーズは公開後に順次発売予定(海外では先行して発売済み)。

  • デラックスクラス
変形に加え劇中再現度や可動性も重視した定番シリーズ。

  • コグパワーチェンジ
胸のコグの有無を再現できるようになっており、コグがある状態で胸のコグを押すとビークルモードへ瞬間変形する簡易変形シリーズ。

  • サイバトロンラッシュバトルシリーズ
変形に加え、台座にセットし指で操作することで、回転しながら武器を振り回してバトルさせることができるシリーズ。

  • ブレイブコマンダーオプティマスプライム
『ビースト覚醒』に次いで今回も登場した国内限定のフラッグシップモデルで、リーダークラス相当と大型ゆえの高い再現性や可動性、マスクのオンオフ切り替え、肩のエナジーキャノン展開、マトリクス収納など、様々なギミックを持つONEのオプティマスの決定版。
同サイズのメガトロンを望む声も多い。

  • エネルゴンパワーオプティマスプライム
トイザらス限定で発売されたオプティマス。デラックスクラスやブレイブコマンダー同様、マトリクスの収納が可能。
実は足首のみ以前BRICs各国向けに展開された「サイバーコマンダー」のオプティマスのものをそのまま流用。それ以外は別物なので姿や変形パターンは大きく変わっている。

  • エネルゴングロー バンブルビー
変形はもちろん、間接可動と発光ギミックを備えたバンブルビー。デラックスクラスと比べて変形は簡単になっており、劇中再現度はそこそこ。

  • アルティメットパワーチェンジ オプティマスプライム
3段変形、ライト・サウンドギミック、マトリクスなど様々なギミックを備えたオプティマスの大型商品。ビークルからオライオンパックスに変形し、オプティマスプライムにパワーアップ、さらにスイングアクションによってアルティメットパワーモードにも変形する。サウンドギミックはモードごとに異なる。

追記・修正はトランスフォーム・コグを得て変形可能になってからお願いします。

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  • スパロボ参戦希望

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最終更新:2024年12月15日 23:28

*1 尚、変形シークエンスのイメージはマイ伝版ユニクロンを踏襲している。

*2 因みにスタースクリームとの決闘直後のシーンでは、その黄色だった目がオレンジに変化しており、後の伏線となっている。

*3 吹き替えでは「あんたと2人の出来損ないを~」。一応説明すると、ゴーボッツとはかつてマシンロボを海外でトンカ社が展開していたもの。最終的にTFとの競争に敗れ展開終了、トンカはハスブロに吸収合併された。後年になってゴーボッツのキャラクターがアメコミを中心にTFとして再登場するようになった。

*4 日本のアニメ作品での経験はある。

*5 劇中では一貫してB-127だが、商品展開ではバンブルビーの名前が使われている。

*6 言語版ではBaddassatron。

*7 D-16でさえスタスクを締め上げている最中に腕からキャノンが生えてきたときは我に返っている。

*8 本作の脚本コーディネーターで、アーシーと兼任。

*9 『アドベンチャー』のブラーの頭部替えだが…

*10 センチネルとしては、プライムを始末すればあとは無限に湧くエネルゴンを渡せば済むという前提で取引していたはずである。あるいは、戦争を終わらせる決断をした自分をプライマスは認めるだろうと思っていたのかもしれない。

*11 吹き替えでは「作業員を3倍に増やせ」と誤訳されているが、労働者達の真実を踏まえるとかえって薄寒いものを感じさせるので結果オーライか。

*12 センチネル曰くプライム達は戦いに負けても「忠誠心や名誉」を掲げて彼の早期終結の進言を受け入れなかったという。つまり、忠誠心や名誉の名のもとに自分達臣下は要らぬ犠牲を強いられている、と思っていても不思議はない。

*13 メガトロンが誕生したのはサイバトロン(今でいうオートボット)との戦争が始まった900万年前なのに対し、スタースクリームは1000万年前から既に科学者として星外探査していた旨が語られている

*14 ギャグ漫画の突っ込みみたいに「黙らっしゃい!」と言ったり、エアラクニッドから逃げる際のシーンでは原語版では無言だったのに「やばい」と言ったりしてたため。

*15 この時には声がいつの間にか元に戻っていた。

*16 山本は声優業自体も廃業になっている。