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ジェンティルドンナ(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2024/09/08 (日) 01:06:24
更新日:2025/03/06 Thu 02:42:19
所要時間:約 14 分、しかと御覧あそばせ?


タグ一覧
Gentildonna LADY G DONNA Regina dei fiori The Twinkle Legendsシナリオリンク対象 うぉ…でっか… お嬢様 かた鉄球 ほほほ… ウマ娘 ウマ娘 プリティーダービー ウマ娘界のオールマイト ウマ娘界のキングコング ウマ娘界のドンキーコング ウマ娘界のブロリー ウマ娘界のラージャン ウマ娘界の範馬勇次郎 キングコング クラシックディスタンス ゴリラ ゴリラ←NGワード ゴリランダー ジェンティルドンナ スロー スロー クイッククイックスロー ティアラ路線 トリプルティアラ トレセン学園高等部 トレーナークソボケ勢 トレーナー育成録 トレーナー超人勢 ドンキーコング ドンナドンナドンナ ドンナーコング ハーフアニバーサリー実装組 フィジカルモンスター フリーザ立ち マッシヴ ライアン・ムーア ラージャン レディ ㅎvㅎ 一人用のポッド 三冠馬の遺伝子 伝説の超ウマ娘 先行バ 剛毅なる貴婦人 力こそジャスティス 力こそパワー 圧縮芸 太いね♡ 女子力(物理) 実力主義 岩田康誠 岩田康誠「俺のジェンティル〜!」 巨乳 怪力 恒常引き換え不可組 戸崎圭太 栗東寮 烈華の洗礼 煽り耐性ゼロ 爆乳 物理法則もあったもんじゃねえな 私の勝ち。 童顔 筋トレASMR 花山薫(ウマ娘 プリティーダービー) 芹澤優 貴婦人 貴婦人の進撃 金獅子 鉄球 鉄球.zip 鬼婦人 🦍



画像出典:【ウマ娘 プリティーダービー】CM「3周年 これほどまでに熱いのか」篇
© Cygames・JRA

とくとご覧あそばせ。
真の強者というものを

ジェンティルドンナ(Gentildonna)は『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
CV:芹澤優(i☆Ris)

モチーフ元である競走馬『ジェンティルドンナ』は当該項目を参照。

+ 目次

◆プロフィール


キャッチコピー:剛毅なる貴婦人。ただ力強く咲き誇る!
誕生日:2月20日
身長:167cm
体重:パワフル
スリーサイズ:B95・W63・H87
靴のサイズ:左右ともに26.5cm
学年:高等部
所属寮:栗東寮
得意なこと:潜水、装蹄、マスカラ
苦手なこと:ヒョウ柄、タピオカ
耳のこと:メンコに合わせて服を決めるほど、こだわる
尻尾のこと:就寝時はニードルレースの尻尾カバーを使用
家族のこと:3歳3合目、5歳5合目、7歳で富士登頂が掟

ヒミツ:①足の指でクルミを粉砕できる / ②実家にはメンココレクション用のクローゼットがある
自己紹介:過程や理屈、そんなものは無意味よ。勝者こそが正義、そうではなくて?ジェンティルドンナ、すべてを屈服させるわ

キャラクターソング:LADY G DONNA

「貴婦人の進撃」

まず桜の丘で乱を鎮め
樫の渓谷を平定すると
いま秋華の郷も制圧。
ウマ娘の国を統べる者が
ここに誕生した。

だが女領主は満足を知らぬ。
まだ見ぬ強敵を求めて
新たな荒野へ飛び出していく。
波の向こうへ漕ぎ出していく。
貴婦人の進撃は続く。

2017年URA 名ウマ娘の肖像「ジェンティルドンナ」より

◆概要

日本競馬史に残る「英雄を父に持つ史上4頭目の三冠牝馬であり、更には史上初のジャパンカップ2連覇を含めたGⅠ7勝を挙げ、
牡馬相手でさえ一歩も引かず時にねじ伏せさえする強さを見せた英雄の最高傑作とも称される、"貴婦人"ジェンティルドンナをモチーフとしたウマ娘

アニメSeason3第3話、ゴールドシップの口からオルフェーヴルと共にその名が飛び出したことでトレーナーたちを「まさか参入するのか?」とざわつかせ、
その後アプリ3周年を迎えた2024年2月22日にオルフェ共々新たなウマ娘として本格的に発表された。

内側に巻いたもみあげやドーナツ状に纏めた後ろ髪、赤いハート形の耳飾りに黒い耳カバーなどの可愛らしいファッションとは裏腹に、
自らを強者であると信じて疑わず、故に常日頃から強者たる振る舞いを崩さない、女王の風格すら漂うウマ娘。
実は童顔気味で可愛らしい顔立ちをしているのだが、その風格もあって「可愛い」という印象が掻き消えがち
モデル馬にあった額の流星は省略されているように見えるが、「ハート形の耳飾り*1がその代わりでは」と言われている。
流星が地毛以外に反映される前例はサイレンススズカのカチューシャ、アドマイヤベガのネクタイ、フジキセキ谷間勝負服全体*2等複数ある。

その高貴な雰囲気は資産家の令嬢として生まれ育った影響であるが、その家は彼女の父が一代で成したものであり、
そして、己が剛腕で財を成した経験に基づく「最も力ある者が家督を継ぐ」という父の方針の下、常にきょうだい間で鎬を削ってきた所以か、
ジェンティルは「強さこそ正義」と言わんばかりの実力至上主義であり、自他共に甘えを許さず、甘さを見せない。
上品でありつつも堂々と振る舞い、不敵な笑みを湛えるその有り様は、周囲に畏怖と畏敬を抱かせる。

また、モチーフ馬が牝馬のウマ娘の中では身長が167㎝と高い方に入る上(168cmのシーキングザパールに次ぎ、シーザリオと同値)、
スリーサイズに関してはBが95で断トツトップ、Wも63となかなかの厚みを持ち、こちらもモチーフ馬が牝馬のウマ娘ではトップであり、
それもあって、ゲームグラフィックはかなり体格がゴツく良くなっており、不敵な笑みも合わせてまさしく強者の風格を感じさせる。
※ただ、Bは牡馬モチーフも含めればヒシアケボノメイショウドトウ(共にB99)が同率一位、
その次にスーパークリーク(B97)が続くため、ジェンティルは上から数えて四番目となる。

さらに、ジェンティルは人間を凌駕する身体能力を持つウマ娘たちの中でも規格外の、完全に物理法則を超越したパワーの持ち主でもあり、
それがどれほどのものかというと…
  • 踏み込みにより、クレーターと呼べるほどの穴が空く
  • 子供の象ほどの重さの鉄球入りの箱を一人で運ぶ
  • ダンプカーが突っ込んでも壊れないキックマシンを破壊する
  • エキスパンダーを引き千切る
  • プレートMAX最重量のバーベルをダンベルの代わりに使用する
  • 強盗から奪い取った金属バットを飴細工のようにひん曲げる
  • 上記のヒミツ①「足の指でクルミを粉砕できる」
  • ロープで体に繋いだハロー車*38台を引っ張りながら優雅なウォーキング

…などなど。さらには…



ふぅん、この重りを使ってトレーニングを……そう。



……こんな軽くて、柔いもので?

(うそだろ……)

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー ジェンティルドンナ個別ストーリー第4話「その瞳で心を射抜く」
© Cygames・JRA


なんということでしょう鉄球が、鉄球がチョコボールほどのサイズになってしまいました*4
3周年記念時のストーリーでもトレーニング中に取材に来ていた乙名史記者の目の前でこれを披露し、彼女をドン引きさせている。
また単純に身体能力そのものも比較的ハイレベルなようで、他のウマ娘が音を上げるトレーニングでも涼しい顔を浮かべながらこなしてしまう場面が多い。
一方で、これらのパワーを制御する術もちゃんと身につけており、必要以上の力をむやみに振るってしまうようなことはせず、
お菓子作りのような力加減と繊細な動きが必要になる場面ではしっかりとセーブするなど、腕力の具合とTPOはしっかりとわきまえている。
…とはいえ、気が荒立ったりすると加減を誤ってしまうことも珍しくなく、彼女に尋常のことでは動じない精神性と自覚的な自制があることを加味しても絶対安全とは言い難い。
特に、どうしても「力を込め」なければならないトレーニング器具が悲鳴を上げるのは日常茶飯事なようで、たづなさん「器具の破壊は月に二回まで」と釘を刺している。
なお、その育ちもあって振る舞いはかなり知性的であり、その有り余るパワーに反して脳筋とは程遠い。ゴリラも筋肉の代名詞扱いされるけど実際には知能が高いってとこまで1セットのネタだしね。

これらの要素から、周囲からは恐れられがちなジェンティルドンナだが、その分物怖じせず接してくる者には相応の態度で応え、無碍に扱うことはない。
とくに同期であり、なにかと挑んでくるヴィルシーナのことは一目置いているほか、同室であるブエナビスタとも友好的な関係を築いている。
…もっとも、競うに値するとして認めた相手というのも、それを真っ向から強者として打倒し、最強が自分であると証明するためのいわば踏み台として見做している側面もあるが。

なお、資産家の令嬢で(強者感がすごいが)かなりの美少女ということもあって、彼女の婚約者候補に名乗り出る男性は後を絶たないらしく、
育成シナリオのバレンタインイベントでは、話の流れ*5で自らのトレーナーを「あなたも私の婚約者に立候補する?」とからかう場面も。
そういった事情もあって結婚にはドライかと思いきや、トレーナーが他の婚約者候補たちに対抗意識を見せる分岐ではきょとんとした後に少し嬉しそうにしたり、
後に心のこもったチョコレートを(メッセージカード付きで)郵送したりと、乙女チックな一面を覗かせることもある。


◆アプリでの活躍

性能

バ場 芝:A ダート:G
距離 短距離:G マイル:A 中距離:A 長距離:A
脚質 逃げ:E 先行:A 差し:A 追込:D
2024年8月24日、アプリ配信節目となる3.5周年の目玉キャラとして「Regina dei fiori」が満を持しての実装。
ジャングルポケットと同様に新人トレーナー応援☆3引換券を除いて引換券での交換が不可能な準限定キャラとなっている。

距離適性が短距離以外Aと幅広い。実は初期段階で3つ以上の距離適性がAのウマ娘はジェンティルドンナが初である*6
マイル~長距離全てで十分な実績があるケースは過去にも多数あったものの、それでもこれまでは全てAが2つ以内に留められていた*7
なおジェンティルに関しては、モチーフ馬が長距離を走ったのは有馬記念1回と2410mのドバイシーマカップ2回のみであり、
そのうち2回勝利しているとはいえ、回数とその距離的に長距離の印象は弱めな一方で、マイルと中距離は他ならぬ三冠の距離帯であるため、長距離Bを予想した人も多かっただろう。

脚質は先行・差しがAだが他2つは低め。
いずれも因子継承で補強出来なくもない値だが、後述するスキルも考えると中距離・先行が最もポテンシャルを発揮できるだろう。

[Regina(レジーナ) dei() fiori(フィオリ)]

朱色は畏怖と畏敬の象徴。とはいえ、勝負服での走りに慄く方ばかりとは…退屈ね。



画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Regina dei fiori]ジェンティルドンナ」勝負服
© Cygames・JRA

サンデーレーシングの勝負服「赤十字襷袖黄縦縞」がベース。
イタリア語で「花の女王」を意味する衣装名に恥じることのない豪華絢爛なドレスで、バッテンはコルセットの留め具で表現されている。
そのカラーリングとハートの耳飾り、そして本人の尊大さからして、ディズニー映画『不思議の国のアリス』に登場するハートの女王もモチーフになっているかと思われる。

上半身はオフショルダーで、薄手の黒い生地で覆われた胸元、肩甲骨まで空いた背面がセクシー。
朱色と黒のスカートの形状は中世のパニエ(スカートを広げるための下着)に倣ったものらしい。
靴の色が左右で異なるのは、モチーフ馬の右後肢の先が白かったことにちなんだものか。

成長率はスピード、スタミナ、パワーに各10%とレースで重要性の高いステータスに補正がかかっていてありがたい。
サポートカード事情にもよるが根性、賢さを因子で補えば高評価も狙いやすい。

所持スキル

効果は強力なものが揃う一方で、史実で勝ったレースが中距離中心であるためか脚質と距離が指定されているものも目立つ。
が、範囲が指定されている分、個々が持つスキルの性能は実装時点の環境でも非常に強力なものとなっている。

通常スキル
先行コーナー〇、垂れウマ回避、さらなる高みへ、(覚醒Lv2)飛躍の予感、(覚醒Lv4)決定打

レアスキル
(覚醒Lv3)ノンストップガール(ラストスパートで前が塞がれた時加速力が上がりコース取りが少しうまくなる)
――お退きなさい(2000m以上のレースで、終盤始めの早めに前が塞がれた時または終盤始めの方早めに加速力が上がりコース取りが少しうまくなる/先行)

(覚醒Lv5)強者の証(レース中盤に前方にいると速度が上がる/先行・中距離)
Power Am I(レース中盤に前方にいると速度が上がる/先行・中距離)
淑女の独擅場(2400m〜2500mのレースでレース終盤が迫ったとき速度がすごく上がる、パワーが十二分に高いとものすごく上がる/先行)




強さとは即ち、私そのもの。
何者も届かない絶対の力。



さあ、蹂躙の時間ですわ。


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Regina dei fiori]ジェンティルドンナ」固有スキル発動
© Cygames・JRA

固有スキルは「烈華の洗礼」。
効果は「レース前半のコーナーで前方にいると速度が少し上がる、その後終盤の最終直線で先団にいると短い間速度がすごく上がる」というもの。
条件を満たすことで序盤と終盤で発動する二段構えのスキル。前方にいることが必須のため、ポテンシャルをフルに生かすなら脚質は先行でほぼ固定となる。

ただ、脚質が事実上固定されるとはいえ、固有と覚醒スキルがどちらも強力なため、
2000m~2500mまでの範囲=中距離全般レースと有馬記念ならどこでもトップ争いに食い込めるという凄まじいポテンシャルを秘めており、
実装以降、対人コンテンツにおいてジェンティルは上位層が常に名前を上げ続ける程の非常に高い評価を得るに至っている。
それを後押しするように2024年10月以降のチャンミ及びリグヒは中距離か有馬記念のいずれかベースが連続していたこともあり、*8
チャンミやリグヒが開催される度に、ジェンティルドンナが名を連ねるのがお約束の光景と化していたことも。

発動演出はポーズをとると同時に空間に赤いヒビが入り、それが割れると真っ二つになった岩山を背にオーラを迸らせ
不敵な笑みを浮かべるジェンティル…というバトル漫画もかくやのモノだが、違和感がないのが困りもの。

私こそ勝者、私こそ最強。よろしくて?

固有二つ名は「剛毅なる貴婦人」。
取得条件は「桜花賞、オークス、秋華賞を勝利し、うちオークスは5バ身差以上で勝利し、ジャパンCを二連覇し、基礎能力[パワー]が1200以上になる」。
しっかり育成できていれば達成は容易。唯一5バ身以上で勝たなければならないオークスは育成序盤故に少々運が絡む程度。


サポートカード

汎用Rのほか、発表後間もない2024年2月24日に配布SSR【Balliamo?】が実装されている。

SSR【Balliamo?】

得意トレーニングはスピード。
ガチャ産に比べれば性能は控えめだがスキルとして「ウマ好み」や「マイル/中距離直線〇」を持つのが初心者、無課金勢にはありがたい1枚。

…ちなみに絵柄は3周年メインビジュアルのものだが、ジェンティルはやや遠目にいるせいで友情トレ時のカットインがガビガビである。


個別ストーリー


『この家で最も強くなったならば』……ふ。

振り返っても、シンプルなお話ね。
勝負の行方も未来の明暗も──……決めるは己の"力"次第。

それだけ。

──ある日のトレセン学園。
ジェンティルドンナと、彼女の同期であり高い評価を得ているヴィルシーナ、2人の対決となる選抜レースが行われようとしていた。

ジェンティルさん。ご機嫌はいかが?
先日の『選抜レース』はご欠席されたようでしたが。

あら、ごめんあそばせ。そちらは不要だったものですから。

……ふ。それなのに私とのレースは必要、と?

ええ。1着という結果を背負ってきたのです。ようやく、砕き甲斐があるというもの。
さあ、存分に振るってくださる?その努力でさらに私を押し上げるために。

……いいえ、貴方は登るのではなく伏すのよ。…………勘違いなさらないで。

そして始まったレース。
第4コーナーにさしかかりヴィルシーナが早めのスパートをかけ、勝負をつけようとする。
…だが、ジェンティルが更なる踏み込みで一気に隣へ並び、逆に抜き去ってしまうのであった…5バ身差で。

そんなジェンティルの大地を揺るがし、土埃を舞い上がらせ、風を引き裂、そしてすさまじい轟音をもたらした走りに、
1人の新人トレーナーが魅せられつつも、そこにひっかかりを感じたことで、運命は大きく動き出す。

でも、ジェンティルドンナの走りには…

…へえ。私の走りには?どうぞ、続けてくださる。

えっ!?ジェンティルドンナ!?

戸惑うより、なさるべきことがあるでしょう。ご感想は毅然と、遠慮なく、仰って?

面くらいながらもその指摘を告げるトレーナーに対して、「新しい方」と知りつつも無碍にすることなくジェンティルは受け止めていた。

数日後、更なるトレーニングを積んだヴィルシーナがレースを申し込むも、ジェンティルはハナ差ながらも前回よりも早いタイムで勝利してみせた。
そして、負けたヴィルシーナに対し鼓舞すらするかのように言葉をかけ、気高く見送る。

(……かっこいい、な)

最強であろうとする彼女を……俺が育てたい

後日、ジェンティルを呼びつけ、考案したトレーニングメニューを提供した。
敢えて彼女のプライドを刺激するような言葉を以て行う日々。
半端ではない吸収力に感嘆しつつも、自らも彼女を譲らぬ"力"を求めるべく、音は上げないトレーナー。

そんな日、トレーナー室にやってきたジェンティル。
彼女がまず目指すのはティアラ路線であると伝えてきた、だがトレーナーが最終的に出した結論は──

君ならどんな道でも──最強になる

……ふ。

うふふふっ!

……そう、大切なのは何を成し遂げたかではない。どのように強くあるか。

貴方とは長い付き合いになるかしら。さあ、契約しましょう。トレーナー?(・・・・・・)

…これより、最強のウマ娘とトレーナーたらんとする2人の"進撃"が始まろうとしていた。

これからにあたって……まずはどうぞ?

……?どうぞ、って…

……くす。

レディに対するマナーをご存じないの?その唇はお飾りかしら?


育成シナリオ

強さとはレースや路線で決まるのではなく、強き者が行く道こそが王道となる──

それをライバルや大衆に知らしめるべく強者であろうとする筋書きのため、総じて目標は高め。
最初に見据えているティアラ三冠もオークスまでは5着以内だが秋華賞では1着指定となり、それ以降も目標はG1レースを1着指定が続く。
史実で2敗だった宝塚と秋天も本シナリオではしれっと1着指定である。
ライバル補正のかかったヴィルシーナの存在もあり、ゲームに慣れていない、サポートカードが心許ない場合などは壁になりやすい。

中盤以降はオルフェーヴルにゴールドシップ、エイシンフラッシュやトーセンジョーダンらと戦っていくことになる。
力を持つ彼らにライバルとして敬意を払いつつ、まとめてなぎ倒すことを宣言してみせるジェンティル。

そしてジェンティルだけでなく、トレーナーもまた、ジェンティルのポテンシャルの高さに追いつくため、自らも力をつけるよう邁進していくのだ。
この展開から、ジェンティルを育成するのではなくトレーナーが育成されていた、という感想を持つ人もいる


育成の特殊仕様としてレース後にランダム発生するイベント「"力"と矜持」がある。このイベントはレースの人気と結果によって内容と報酬が変わるレース後イベントである。
そしてそのパターンが以下の通り。
  1. 2番人気以下で2着以下:パワー -10
  2. 1番人気で2着以下:パワー -5
  3. 2番人気以下で1着:パワー +15、スキルPt +10
  4. 1番人気で1着:パワー +20 スキルPt +20 切れ者判定アリ
レース後報酬が勝てば通常より大きく、1番人気で1着なら切れ者の可能性すらあるという破格のイベントである。
レースで最強を示すことが成長に繋がるため、レースが詰まる時期でも成長の余地が大きめに取られている。
しかし負ければパワーが下がってしまうこともあるため、トレーニングはしっかり行おう。まさに「勝利以外は無価値」ってか

隠しイベントは、シニア12月後半に発生する「珠玉の力を献上せよ」。
発生条件を端的に示せば割とポピュラーなタイプで「オルフェとゴルシを全参戦G1で叩き潰せ」というもの。
また潰せた相手が「オルフェのみ/ゴルシのみ/両方」でイベント内容と報酬が分岐する。
具体的には、対オルフェが「クラシック宝塚」、対ゴルシは「ホープフル・クラシック有馬・春天」を目標外で出走して勝利すること。
最大4レース必要であるが、その分最大報酬は「(スピード25・スタミナ25・パワー25・スキルPt50)×レースボーナス」のステータスアップに加え、
「先行直線〇」、「直滑降」、「攻めの姿勢」のヒントレベル+2という、忙しさに見合うだけのものが用意されている。
また、上記レース出走にアドバンテージがある「"力"と矜持」とも噛み合いが良いため、できれば狙っておきたい。

特殊実況は競馬ファンなら「ジェンティルと言えばアレだろ」という所に順当に仕込まれている。
+ 特殊実況 ※ネタバレ注意
が、なんと二種類存在している
条件が厳しすぎて長年見つからなかった激マブの例があるため断言できないが、おそらく育成で2種類搭載は初。
秋華賞でヴィルシーナと僅差だった場合と、シナリオ中一度も中山でのレースに出ることなく、最終目標となるシニア期の有馬記念で勝利した場合の二種類。
自力で聴く場合中山開催をスルーするだけでいい有馬は楽だが、問題は秋華賞。普通に育成すると夏合宿の急激な成長を挟むこともあり、大体ヴィルシーナを突き放して勝つ
当然勝つと時計も使えない一発勝負となるため調整が非常に難しい。「史実通りに二つ名と両立」まで考えると非常に厳しい調整を強いられる。

  • 秋華賞
ジェンティルドンナ!ヴィルシーナ!
外をついた!ジェンティルドンナ!
ヴィルシーナ!全く並んでゴールイン!

元ネタ:2012年秋華賞 檜川彰人アナ

  • シニア有馬記念
こんにちはとさようならを同時にやってのけました!
暮れの中山でグランプリが花道!
絵になる乙女、ジェンティルドンナ!

元ネタ:2014年有馬記念 塩原恒夫アナ


◆関連キャラクター

  • ヴィルシーナ
ジェンティルと同期であり、「頂点」を意味する名の通りにそれを目指すための努力を欠かさないウマ娘。
シナリオ中でほぼ全編にわたって登場し、ジェンティルへの対抗心を隠そうともせず何度も挑戦する。
ティアラ路線でジェンティルの恐るべき強さを前に圧倒され、結果を出せず時には挫折しかけながら、それでも食らいつこうとしていく。

これまでシュヴァルグランヴィブロスの育成シナリオ、
ストーリーイベント「拝啓、波真珠の私より」などで断片的に語られていたヴィルシーナの、ジェンティルドンナとの勝負と苦難の数々が、
そのジェンティルドンナの育成シナリオにおいて、初めて本格的に描かれることとなった。

特に桜花賞、オークスと負け続け、その悔しさをバネにして万全の態勢で臨んだ秋華賞すらも接戦の末に敗北した*9際には、

……こんな、はずじゃ──まち、間違ってる……! だって……!
……頂点に、立つのよ……。だって、私は……わたし、は──

といった具合に、今までの気丈さを振り絞る事すらできずに悔しさと動揺でまともに喋れなくなる姿が見られた。

その後にジェンティルドンナが間を置かずジャパンカップに挑むと知った際には、流石のヴィルシーナも堪えたらしく、
今はその時ではないとして一度身を引くことになり、その後のジェンティルの華々しい活躍を映像越しに目にした時には、
ただでさえ遠かったライバルの背中がとっくの昔に遥か彼方となっている現実にやるせなさを覚え、
自分を心配して駆けつけてくれたシュヴァルの前でさえ涙を滲ませていた。改めてホントに競馬の神は人の心がねーなとしか思えない。

一方で、ジェンティルドンナの方は上述の台詞でも分かるように、
例えどれだけ打ちのめされようとも自分に挑み続けるヴィルシーナのことを決して軽んじてはおらず、

柔い泥を踏んでも手ごたえがない。
堅い岩を踏み抜くからこそ、力も増すというもの……。

といった具合に、己の実力を更に高めるための相手として相応しいとしている。

シニア期序盤のヴィルシーナは一時期トリプルティアラの時の熱量をすっかり失ってしまっていたが、
そんな姿に思う所があったのか、ジェンティルドンナもあるレース後におけるトレーナーとの会話では
完全に折れそうになっていたヴィルシーナの再起を促すようなことをさりげなく口に出したりもした。

また、ジェンティルドンナ自身もジャパンカップ以降、オルフェーヴルを始めとした新たな強者たちとの激闘の最中、
脳裏に自分に挑み続けてきたヴィルシーナの姿が浮かび、彼女の「挑み続ける執念の強さ」を学ぶなど一皮剥けることになる。

そして紆余曲折の後、ジェンティルドンナの期待通りにヴィルシーナもまた復活を果たし、
例え今は敵わずとも挑み続けるという嘗ての姿を取り戻していた。

なおクラシックエリザベス女王杯やヴィクトリアマイルに任意出走しても特に特別なイベントは発生しない。
もうやめて!ヴィルシーナのメンタルはもう0よ!

史実でも同世代かつ同父で同じノーザンファーム出身と似たもの同士で、
競い合った牝馬クラシック路線では全てのレースでジェンティルドンナ1着、ヴィルシーナ2着という結果を残している。
最後の一冠となる秋華賞ではラストの直線において熾烈な叩き合いを披露してみせた。

ちなみにウマ娘として発表されていたのはヴィルシーナが先だったが、
育成枠の実装でも、妹たち二人に加え、ジェンティルにも先を行かれることになった。
一方で、ジェンティルドンナのシナリオでヴィルシーナの苦難と挫折、そして再起する姿が描かれたことにより、
「ヴィルシーナにトリプルティアラを獲らせてやりたい」という思いを持ったユーザーも少なからずいたため、
ジェンティルドンナを先に実装したのは意図的なマーケティングなのではないかと考える者もいる。

  • オルフェーヴル
天上天下唯我独尊を地で行く、ウマ娘きっての暴君。
ジェンティル曰く、たまたまオルフェと顔を合わせただけでも周囲に緊張が走るとのこと。そりゃあなぁ…
ジェンティルより1つ上の世代であり、クラシック路線で三冠ウマ娘となったことで最強を目指す彼女にとっての標的の1人に定められる。
そしてクラシック期のジャパンカップでついに激突し、それ以来互いに火花を散らしていくこととなる。

史実では2012年ジャパンカップに揃って出走し、前年の三冠馬VS当年の三冠牝馬の対決として注目を浴びた。
そして最後の直線で二頭が並んだ叩き合いの末にジェンティルドンナが勝利。
なお、史実ではこれが最初で最後の対決となったが、ジェンティルのシナリオにおいては…。

毎度おなじみ(?)破天荒な黄金不沈艦。
ジェンティルと同期のウマ娘であり、二冠ウマ娘として立ちはだかってくる。
プレゼントの花束にタコ焼きを忍ばせるなど相変わらずハチャメチャな言動で絡んでくるが、ジェンティルはその辺りはあまり意に介していない。
ただし強さは本物と認めており、強敵並びに倒しがいのある相手としてちゃんと捉えている。
また全体的なパワーではジェンティルのほうが上回っているものの、瞬発的にはゴルシも彼女を上回るパワーを発揮できると思われる描写があり、
そういった点においても油断できない存在ではある模様。

ジャパン(Japan Cup)はGじゃねえ、Jだ。つまりアンタ(Gentildonna)は連覇できねぇ
魂の盟約に従って、アタシが勝つ。……G(Gold Ship)として!
両方Gじゃねえかというツッコミは無粋

ちなみにジェンティルシナリオでとうとう高等部であることが判明し、なおかつジェンティルとクラスメイトであることが明かされた
まあ同期や近い世代が判明した辺りでそろそろゴルシの積年の謎である学年が分かるだろうとは予想されていたが
なお、他のクラスメイトは上記のオルフェ、フジキセキヒシアマゾンの寮長コンビ、スマートファルコンに(推定だが)サクラローレルナリタブライアン
こんな濃いメンツを指導しなければならない担当教師の胃が心配になる

史実でも同世代であり、2013年宝塚記念とジャパンカップ、2014年の宝塚記念と有馬記念の4度対決しており、互いに2勝2敗。
ちなみに宝塚で負けて以来、ジェンティルドンナはゴールドシップを見るたび睨んでいたとかなんとか…。
一方のゴールドシップも無類の女好きであるはずがジェンティルドンナには何も反応を示さなかったりと、彼なりに何か思うところがあった模様。
失礼なところでは、「そもそもジェンティルドンナは牝馬と認識されていなかった」説まである

  • ブエナビスタ
寮のルームメイト。
学年は下だがジェンティルよりも先にデビューしており、ストーリーにおいては現役最強として注目されていることが語られる。
物怖じせず明るく接してくるブエナのことはジェンティルも好意的に見ており、レポートの添削や上質なオイルの提供など、いろいろ世話を焼いている。
ブエナもジェンティルのおかげで自分磨きがとても楽しくなったことを口にしている他、
ジェンティルの話では、ブエナはよくジェンティルの髪を梳かせてほしいと言ってくるらしい。

史実では活躍した時代が違うものの、共にサンデーレーシング所有であり岩田康誠氏の騎乗でジャパンカップを制覇している。
また、ブエナビスタ号の半妹ジョワドヴィーヴル号(父ディープインパクト、ジェンティルと同父)は、
ジェンティルドンナ号と同世代の阪神ジュベナイルフィリーズ馬であり、桜花賞にも出走。
ジェンティルのシナリオ中で名前こそ出ていないが「最優秀ジュニアクイーンウマ娘」として言及されている対象がジョワドヴィーヴルである。
余談だが、ブエナビスタ号の半兄アドマイヤジャパン号(父サンデーサイレンス)はディープの同期として交戦、
半弟トーセンレーヴ号(父ディープインパクト)はオルフェーヴル・ウインバリアシオンの同期で交戦経験ありと、
母ビワハイジの一族とジェンティルの血族は何度か運命が交錯している。大体ディープと言われたらそれはそう
なおブエナ、ジェンティルとも比較的長く安定して活躍したため、この二人の同室は二頭合わせて牝馬五冠、ジャパンカップ3勝を含むG1級13勝、獲得賞金30億超えという凄まじくヤバい部屋となっている。

クラシック期以降、ジャパンカップや天皇賞(秋)といったレースで対決することになる2人。
会話内容から、本人達の育成シナリオよりは後の状態と思われる。
フラッシュは特に普段と変わらない態度でジェンティルたちを相手取っている一方で、
ジョーダンは自分の下の世代のジェンティル・オルフェ・ゴルシといった規格外のバケモンウマ娘が大躍進をしている影響で、
心が折れるとまでは行かないが「下世代こえぇよ~~……」「あたしって、もうダメ? 力、なくしちゃった?」*10とすっかり気落ち状態。
だがジェンティル本人との対決を機に、上世代の先輩ウマ娘として全力でぶつかっていく覚悟を決めた。

ジェンティルはフラッシュの持つ「誇り」、ジョーダンの「諦めの悪さ」を彼女らの力だと評し、ライバルとして迎え撃つ。

史実でも2012・13年ジャパンカップ、2013年天皇賞(秋)でこの2頭と対戦している。
(なお2013年の秋天勝者にしてゴルシと同期同厩舎の親友は育成ストーリーの世界線に居ない模様)
また、ジェンティルドンナが連覇を達成した13年JCはエイシンフラッシュのラストランでもあった。

アプリのロビー画面、育成シナリオ内のランダムイベントで絡みがある。
ロビー画面の方では自身のインタビュー写真に辻写りをした件について詰問されていた……のだが、
マーチャンはマイペースぶりを全く崩さず、今度はマーちゃん人形を持ってくれないかとお願いする豪胆さ(?)を発揮。
ジェンティルもジェンティルでそんなマーチャンの肝の太さとクソ度胸を気に入ったようで、かわいらしいとまで思っている模様。

育成イベントの方では、全ウマ娘に共通の、コンディション「練習上手」のランダム獲得イベントで、
マーチャンがジェンティルの指定枚数の瓦を割るトレーニングを見学していた。
絵面が面白すぎる

史実ではともに石坂正氏が調教師を務めていたという共通点がある。
また、石坂師はインタビューでアストンマーチャン早逝の反省からジェンティルの調教を組み立てていると語ったことがあり、単なる同厩の先輩後輩以上の言及がある。

育成シナリオの方で、共通イベントであるダンスレッスンで登場。
苫小牧の白鳥をモチーフにした新曲を作りたいということで、力強い跳躍を見せたジェンティルに力強さと優雅さを指導してもらう。*11
選択肢次第でわざわざ外に出向いて全力でジャンプしてみせたり、優雅な所作を取り入れるべく二人で社交ダンスをしたりしている。
向かい立つジェンティルとタルマエのご立派なお山に思わず目が行ってしまうトレーナーも少なくない。
ちなみに、社交ダンス中にジェンティルが発していた「スロー、スロー、クイック、クイック」というフレーズは、社交ダンスの基本ステップとのこと。
ただ、昨今のミーム汚染のせいで惑星ルビコン3に生息する様子のおかしい人を連想してしまったトレーナーも。不憫だ…

史実においては同世代だが、芝とダートで主戦場が正反対であるため対戦機会は当然ナシ。
しかし、2014年に共にドバイワールドカップデーに出走しているという共通項がある。
ジェンティルドンナは前年に続いてドバイSCに参戦し、一度は前を塞がれながらもまさかの横っ飛びと脅威の末脚で勝利して前年での2馬身差2着の雪辱を晴らしてみせたものの、
ホッコータルマエはドバイWCで最下位16着と、世界の高く厚い壁を思い知らされるという苦杯を舐める結果となった。

  • ジェンティルの家族
ゲーム中で登場するのは父、姉、弟。
(CV:堀内賢雄)はその剛腕ぶりで一代で資産家としてのし上がり、自らの子たちに「最も力がある者に家督を継がせる」と伝えている。
故に、ジェンティルにとってきょうだいとは、幼少期から各々の手段を以て鎬を削ってきた仲である。
ジムやスパ、遊園地など様々な事業を展開しているらしく、その手は海外にも伸ばされているようだ。
ちなみに弟はトレーナーから「中学生くらい」かと見立てられているが、驚くべきことにその若さで彼もまた事業を牽引している様子が描かれている。
ジェンティルのことは姉でありながら対抗意識故か呼び捨て…なのだが、ある場面で「姉さ…」と言いかけており、なんだかんだ姉として慕う気持ちはあるようだ。
また、ビジュアルこそ描かれていないが、ジェンティルの姉はウマ娘であると判明している。

姉と弟はそれぞれ全姉ドナウブルー(12年関屋記念勝ち馬)、全弟レゲンデがモデルではないかと推測されている。
また、父の言動はディープの皆一致してダサいとdisるヒーロー列伝「一着至上主義」より取られているのではないかと言われることも。


◆余談

ウマ娘のプロジェクト発表時の2016年にてデザインが明かされたキャラの中にいたマルゼンスキーに対し、
当初は勝負服の色合いからジェンティルドンナ説が挙がっていたことがある
結果としては全然違っていたが「あまりにも古い馬すぎて現役時代を知らない人も多かっただろうし無理もない」との声も。

「耳のこと」やヒミツではメンコへのこだわりが判明しているが、これはモデル馬が実際に複数色のメンコをつけていた事からと思われる。
実際耳カバーの色に採用される程多用していた黒メンコの他、パドック用の赤メンコと白メンコ、2013年天皇賞・秋時の紫メンコと実に4つのバリエーションが存在した。
さらに引退式の時に着用してハートの元ネタとなったイヤーネットも含めれば5種類の被り物を使用していた。



あれからも良項目を求め、日々追記・修正しているとお見受けしますわ。…殊勝なのね。よろしいじゃない。

この項目が面白かったなら……\圧縮/
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…もとい、

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最終更新:2025年03月06日 02:42

*1 ジェンティルドンナ号の引退式時、その時だけ被ったピンクのイヤーネットと本来円状に近めな流星が一部で重なった結果、流星がハート型のように見えていた。

*2 勝負服で直立するとフジキセキ号頭部の再現になり、あのシャツが流星に相当する。

*3 俗に言う『ババヲナラスクルマ』のこと。

*4 空想科学読本でおなじみの柳田理科雄氏がこの描写からジェンティルドンナの握力を調べた結果、最大570万t以上とのこと。また、上述の金属バットを飴細工みたいに扱ってた際の握力は片手につき32.7t程の出力とか。

*5 贈り物関連の対策で、SNSのジェンティルのアカウントでトレーナーの署名付きで遠回しに「送ってこないでほしい」旨の警告文を掲載したが、それが他の婚約者候補たちに「ジェンティルに一番近い者」としてマウントを取っているような形になってしまった。

*6 脚質適性が3種Aなのは逃げ以外Aのタマモクロスがいる。

*7 適性が広い+その距離のG1勝利があるケースに限っても、マイルBのナリタブライアン、中距離Bのグラスワンダー、長距離Bのオグリキャップ(逆に中距離がG1未勝利)などがいる。

*8 10月チャンミ=天皇賞(秋)ベース、11月リグヒ=エリザベス女王杯ベース、12月チャンミ=有馬間記念ベース、1月チャンミ=神戸新聞杯ベース

*9 なお、前2冠は目標5着以内なものの秋華賞は目標1着なので、ここでヴィルシーナが負けるのは確定である。史実ではここが一番惜しかったのに……。

*10 ここで引き合いに出した「力」とは、ジョーダン育成シナリオ・シニア期の天皇賞秋でレコード勝ちをした件

*11 尤も、当の本人は「ただ跳んだだけ」とのことだが。