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グアイワル

登録日:2021/04/10 Sat 08:27:36
更新日:2024/05/18 Sat 00:57:30
所要時間:約 3 分で読めるぞ




俺もそのプリキュアとやらに、会ってみたいと思ってな...

グアイワルは『ヒーリングっど・プリキュア』に登場する敵キャラクター。


概要

オレンジのオールバックと黄緑色の肌が特徴的な、大男のテラビョーゲン。
非常に筋肉質でマッシブな体形の持ち主だが、普段の話口調は外見に似合わぬ冷静な物で、物事を常に客観的に見ている等雰囲気は割かし知的なインテリマッチョ。
主に光や電気(機械)にまつわるエレメントさんを狙っている。

人物

好戦的かつ武人肌な人物で、ダルイゼンシンドイーネからプリキュアの話を聞いて彼女らとの戦いに胸を躍らせていたほどで、それ故シンドイーネとは口喧嘩が絶えない。
そして見た目通りの典型的な脳筋キャラでもあり、頭を指さして「俺とお前達とでは全く違う」と言ったかと思えば岩を頭突きで砕いて見せるという石頭ぶりを自慢げに見せつけていた(この時シンドイーネから「名前、グアイワルからアタマデワルに変えれば~?」と毒づかれている)。
悪い意味で体育会系の気質もあり、後輩のバテテモーダに対しては先輩風を吹かせて横柄に接し、「後輩の手柄は先輩である俺の物(意訳)」というジャイアニズムを平然と取り手柄を横取りしようとする。
更にはバテテモーダが殉職した際、今際の「野望」の言葉を聞いて嘲笑ったり、犬等の動物を「下等生物」と罵り平然と攻撃を加えようとするなど、ビョーゲンズの例に漏れずやはり本性は残虐にして残忍。

本人は策士を気取っている一方で、良くも悪くも真面目でそれ故にある意味シンドイーネ以上に想定外の事態には弱く、第4話にて戦闘に巻き込まれたひなたがプリキュア二人の姿に感激していた際には、メガビョーゲンと一緒に口をあんぐりと開けて呆然とするというギャグシーンを披露した。
他にも、第6話にて益子道男がメガビョーゲンにインタビューを求めたのを自分が相手だと勘違いし、応える気満々でいたにもかかわらずスルーされて怒っていた。
総じて「至って真面目だが傍から見るとネタキャラ感がついてまわる」という本人にとっては不本意極まりない状態にある*1

下克上の野望

こんな彼だが、やはり頭の回る面もある。
キングビョーゲンには忠誠を誓ってると見せかけて裏では「ただのナノビョーゲンの集合体」と断じており、彼の存在について三人のテラビョーゲンではいち早く疑問を感じていた。
そしてシンドイーネに続きメガパーツによる自己進化を経て溜まりに溜まった疑心は最終的に自身の増長した野心と合わさりキングビョーゲンへの下克上という方向性に収束。
ビョーゲンキングダムに招き寄せたプリキュアを利用してキングビョーゲンを浄化させ、空白となった玉座に自身が座るという謀略を考案しその作戦を実行。



いいぞ…力が漲っている…!

キンググアイワルの誕生だ!!

礼を言わんとな、キュアスパークル。
貴様なら必ず罠に嵌ると思っていたぞ!


まんまとプリキュアを騙し抜き作戦を成功させると、更にメガパーツを大量に取り込むことで新たな姿「キンググアイワル」へと最終進化を遂げた*2

人間界征服を宣言し、手始めにすこやか市を新たなビョーゲンキングダムの首都にすべく大量のメガビョーゲンを生み出し侵略を開始するのだった(その際、何故か王なのに大工の棟梁姿で城を手作りで建てたりしており、ダルイゼンから「キングに進化しても頭の中は進化しなかったみたいだな」と称された)。キングになって最初にやりたかった事がそれとは一体…。

メガパーツでパワーアップする前や最初のパワーアップした状態での戦闘力は不明だったが、キンググアイワルに進化した時はプリキュア達が束になっても敵わないほどの圧倒的なパワーでねじ伏せた。
だが……?


王の器を持ち合わせなかった者の哀れな末路

プリキュア達にメガビョーゲン達を倒されるも、自ら出撃し、ギガビョーゲンや他のテラビョーゲン達の増援もあって彼女らを変身解除にまで追い詰めた後、情け容赦なくトドメの一撃を見舞おうとする。

が、その時プリキュアによって消滅したかに思われたキングビョーゲンが現れる。
本人は上手く謀反したつもりであったが、実際はその全てを見透かされており、更なる力を手に入れたグアイワルを取り込んで復活を果たすべく泳がされていたのだった。
突然の事態に何も出来ず慌てふためく中で、完全復活の糧とされてそのまま消滅するという自業自得な最期を遂げた。(その際、シンドイーネから「『かばよ』じゃなくて『あばよ』でしょ。最後の言葉まで間が抜けているわ」と酷評された)

こうしてプリキュアをも巻き込んだ一大作戦は、余りにもあっけなく終わったのだった。まぁ7年前開始30秒天下の人よりは長く持った方だが…

キングビョーゲンの復活がもう少し遅れていたら、プリキュアは彼に倒され地球がビョーゲンズに征服されてしまった可能性が高く、プリキュアからすれば立て直しの時間が与えられ結果的に不幸中の幸いであったと言えるだろう。

その後ネオキングビョーゲンも倒されたことで、同じく吸収されたダルイゼン諸共分離することなく完全に消滅することとなった。

余談

名前の由来は「具合悪い」から。
中の人である安元氏は2年前快盗と警察の争奪戦を見守る声の主だった。
また、氏は8年前の映画以来のプリキュア出演である。

ちなみに氏は本作においては劇中劇である「燃えよビーバレ!」の炎ミノル役も兼任している。

ダルイゼンシンドイーネの末路が様々な賛否両論を引き起こしたのに対し、彼の末路は何故かあまり話題にならない敵キャラクターである。


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最終更新:2024年05月18日 00:57

*1 無論これは飽くまで視聴者視点からの評価に過ぎず、作中における人類や他の生命から見た彼は他のビョーゲンズと同じく根っからの悪党にして、地球を蝕む生まれながらの病魔である。

*2 これにより、まんまと罠にかかって皆を危険な目に合わせてしまった平光ひなた/キュアスパークルは凄くショックを受け、泣き崩れるほど落ち込んでしまった。