“かき大好き”飛田さん定番の「かきのオイル漬け」
家族そろって、大のかき好き。毎年殻つきを北海道の厚岸(あつけし)町から取り寄せるほどです。
保存ができるオイル漬けはそのまま食べたり、バゲットにのせてもおいしい。
「かきのオイル漬け」のつくり方
1/5量で225kcal 塩分1.1g
かきは蒸し焼きにしてから、たっぷりのオイルに漬けることで、柔らかさをキープ
かきの下ごしらえ
1 ボウルに塩水(水2と1/2カップに塩大さじ1が目安)を入れる。かきを1個ずつ入れ、振り洗いをする。
※かきの塩けが強い場合は塩水ではなく真水でも。
2 汚れが落ちたら、ペーパータオルにとり、やさしく水けを拭く。
材料(つくりやすい分量)
● かき(むき身・加熱用・大) | 9~12個(約400g) |
● にんにくの薄切り | 1かけ分 |
● しょうゆ | 小さじ1~2 |
● 塩 | 適宜 |
● オリーブオイル | 1/2カップ |
つくり方
1 かきは上記の「かきの下ごしらえ」を参照し、水けを拭く。直径約20cmのフライパンに並べ入れ、ふたをして中火にかけ、温まってから3~4分ほど蒸し焼きにする。
2 ふたを取って、しょうゆを回し入れ、全体にからめる。蒸し汁が1/3量くらいになるまで汁けをとばす。
3 煮沸消毒をした保存びんにかきを入れ、残った蒸し汁を注ぐ。にんにくを加え、オリーブオイルをかぶるまで注ぐ。
●冷蔵で1週間ほど保存可能。
「かきのオイル漬け」を使って
「かきと春菊のサラダ」のつくり方
ほろ苦い春菊と濃厚なかきが抜群に合う
材料(2人分)とつくり方
春菊の葉1/2わ分としらがねぎ5cm分は冷水にさらし、水けをきる。オイル漬けのかき4個をのせ、オイル適宜をかける。
本記事は『いちばんやさしい魚の食べ方』(オレンジページ)からの抜粋です
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飛田さんのシンプルレシピで魚料理をもっと身近に!
海の近くに住まう料理家の飛田和緒さんが、身近な魚を使ったシンプルレシピを紹介。「切り身」と「刺し身」を使った、毎日つくりたくなる簡単なメニューから、イクラのしょうゆ漬け、かきのオイル漬け、自家製かつおツナなどのごちそうストックまで、おいしい魚介レシピがそろった一冊。さばき方や下ごしらえも、写真つきでていねいに解説しています。
〈料理/飛田和緒 撮影/邑口京一郎 スタイリング/駒井京子 熱量・塩分計算/五戸美香(スタジオナッツ)〉
飛田和緒(ひだ・かずお)
東京生まれ。2005年から三浦半島での海辺の暮らしを始める。近隣の港で揚がった新鮮な魚介類を、四季の料理で楽しむ。シンプルでおいしく、つくる人の立場に寄り添ったレシピが人気。
インスタグラム:@hida_kazuo