[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/
Showing posts with label Software. Show all posts
Showing posts with label Software. Show all posts

2013-02-13

EXCEL でファイルの保存に異常に時間がかかるようになったり、VB Editor を開くとメモリが足りないと警告されるようになったらやってみること

ここしばらく(かなり長い間)日常的に使っている EXCEL のファイルでいろいろ困ったことがあったのだけれど、どうやら解決できたようなので、同じようなことで困っている人の参考になれば。

症状としては以下のようなもの(利用環境は Mac OS X 10.7 で Mac 版の Office 2011)。

  • いくつかのファイルでファイルを保存するのに数分〜十数分もかかる
  • 時にマクロ起動時にメモリ不足の警告が出たて実行できなかったり、
  • そもそも VB Editor が起動できないことがあったり、
  • さらにファイルを保存できなくなったりする
など非常に不安定な利用状況にもなっていた。

これらの症状が出るのは特定のいくつかのファイル(とその使いまわし)に限られていて、同じマシンの別アカウントや別のマシン上でも特に変わることなく、原因も不明で長い間困っていたのが、やっとのことで解決することができた。

その解決方法は、ワークシートの不要部分を削除するというもの。

EXCEL はワークシートに使えるセルの数が非常に多いのだけれど、実際には使う範囲しかデータを保持しないようになっている。それが、なにかのはずみで実際に使っている領域からはるか遠くの未使用のはずのセルが使用中として EXCEL に認識されてしまうというのが原因だったらしい。遠くのセルが使用中扱いになると、保存時の処理もそれだけ多くなり、メモリの利用状況や処理時間に影響が出ていたのだろう。

解決方法は実はけっこう簡単で、使っていない部分のセルを「削除」後保存しなおすというもの。

実際の例をあげると、A1:H11 までの領域しか使っていない(はずの)場合なら、まず、I のコラムヘッダをクリックして一列選択してそのまま Shift + Cmd +「→」で右の未使用(のはずの)領域を選択し、 delete キーで Hコラムよりも右側を削除。A11 より下の領域も同様に 12 行目のヘッダ(横にあってもヘッダ?)をクリックして一行選択して Shift + Cmd + 「↓」で未使用(のはずの)領域を選択し、delete で削除。これでいらない部分のセルは全て未使用となったはずなのでそのまま保存すればいい。

今回のトラブルの原因とは直接関係なかったようだけれど、ネットを検索してみると同じような症状でマクロが原因になっていることもあるらしい。その場合はマクロを VB エディターで別のファイルに書き出したあとで削除、ワークシートの保存、書き出したマクロの読み込み、そして保存、という手順で問題が解決することもあるとか。

2012-11-28

Aperture, DxO Optics Pro 8 and Catapult

α77α700 で撮影した写真は、Apple の Aperture というアプリで管理していて、いわゆる現像処理(Aperture だと 調整かな)も普段は Aperture の機能を使っている(iPhone で撮影したものは iPhoto で管理)。

以前から興味を持っていた DxO Optics Pro という現像ソフトが最近バージョンアップされたので、これを Aperture と組み合わせて使ってみようかと思って調べてみると、せっかくの現像ソフトなのに Aperture 自身には RAW ファイルを他のアプリケーションに直接渡して処理してもらう機能がないらしくガッカリしていた。ところがもう少し調べてみると Aperture のプラグインとしてそのままズバリの役割を果たす Catapult というソフトウェアがあることが分かったので、これらの組み合わせを試用してみた。

Catapult は Aperture と DxO Optics Pro を橋渡しするのだけれど、これの優れているところは Aperture から RAW データを受け取って、それを DxO で処理したものを Aperture の管理している元画像にスタックされた形で戻してくれるというところ。つまり、DxO の処理の結果も Aperture でそのまま管理できる。

使い方は Vimeo にアップロードされている動画を見ればよく分かる。

いくつか試してみたけれど、DxO のイズの処理が特にいい感じ。Aperture でノイズ除去を強めにかけてもなかなか DxO のようにはいかない。

普通のサイズで画面で見たりプリントアウトする分には気にならないので最近は上限を 1600 に設定した ISO Auto で撮影したりもする。下に示すのは ISO1600 で撮影したものを Aperture と DxO で処理し、それらを並べて表示してスクリーンキャプチャしたもの。

Aperture vs DxO

顔の部分を拡大するとこんな感じ。

Aperture vs DxO
そういうわけで、お金が厳しい年末なんだけど、DxO と Catapult 買おうかどうかちょっと迷っている。

2012-06-30

PS Vita でデータベースの再構築後、「ビデオ」のリストから動画が消えたら……

[まとめ: PS Vita の再構築で見られなくなった動画(torne から転送されたもの)は簡単に復元?できることもある]

PS Vita は不安定でよくフリーズするとかいう話がインターネット上では散見されるけれども、自分の実感としてはかなり安定しているように思う。発売後約1年経ってこれまで原因不明でフリーズして、電源ボタン長押しで強制シャットダウンする必要があったのが二回。まぁ、用途の8割ほどが torne で録画したテレビ番組を uke-torne で転送して時間が空いたときに見ることなので、地雷を踏むようなことが少ないだけかもしれない。

それはともかく、その二回のフリーズのうちの一回で起こったこと、フリーズ後の再起動でいわゆるセーフモードに入ってしまった。そして、セーフモードに入ってしまうと、取るべきオプションがいくつか提示されるのだけど、そのうちの「2. データベースを再構築する」というのをなぜか実行してしまった。

再構築されるデータベースになにが入っているのかはよく分からないけど、ゲーム自体やセーブデータは問題なく残っているものの、アクティビティの記録なんかがクリアされちゃったりしていたようだ(トロフィーとかは無事だったと思う)。で、その時になぜか torne から転送された動画が「ビデオ」でまったくリストに表示されなくなってしまった。

ところが、「ビデオ」のリストには一つも表示されないのに、uke-torne の使用量表示のバーは以前と同じように使われているように表示されていて、これじゃぁデータベースの再構築じゃなくて破壊だなぁとか思ったり。

そういえば、uke-torne で転送後にいつも「データベースを更新しています」みたいなメッセージが出ていたなぁ、というのを思いだして少し試してみた。

まず、uke-torne を起動して、「ビデオを受け取る」をタップする(どうせ見られないんだからと思ってここで「ビデオの保存場所を削除する」を選んではいけない)。この状態で USB の接続ケーブルで PC なり Mac なりにつなげば、uke-torne の管理している領域だけは外付けハードディスクのように認識されて、PC なり Mac なりで中身が確認できるはず。Mac だとこんな感じ。


それっぽいファイルがちゃんと残っていたら、なにもせず(PC/Mac 側で接続解除操作(アンマウント)はしておいた方がいいかも) 「終了」をタップして接続ケーブルを抜けば、いつもファイルを転送後に見られるように「データベースを更新しています……」と表示されて、再度ファイルのスキャンが行われ再び「ビデオ」のリストに表示されるようになる。

PS3 からの転送をしようとするのも同じことなので、なにも気にせずに新しく録画した分を転送しちゃっても、以前の分が復活すると思う。

あるはずのものが「ビデオ」のリストで見えなくなった状態を気持ち悪がって、あわてて torne で「ビデオの保存場所を削除する」を実行しちゃうと本当に全部消えちゃうので注意。

まとめると以下の通りだけど、必ずこの通りに成功するも限らないのでそのつもりで。

  1. なんらかのトラブルで「ビデオ」のリストに torne から転送したものが現れなくなることがある。
  2. それでも uke-torne ではもとと同じだけの領域を使用していることになる。
  3. uke-torne で「ビデオの保存場所を削除する」を実行してはいけない
  4. uke-torne で「ビデオを受け取る」を実行して、PC、Mac、PS3 などにつないてみる。
  5. uke-torne で「終了」をタップする。
  6. uke-torne がファイルを再スキャンして、「ビデオ」のリストが復活!
こんなトラブルに遭う人も少ないと思うけど、誰かの助けになれば。

2012-05-27

MobileMe から iCloud に移行した

先日の Lion への移行に続いて、今更ならがではあるけれど本来の目的通り MobileMe から iCloud へ移行してみた。

手順としては、MobileMe の移行ページからデータの移行を行なってから、Mac や iPhone の側での設定を行なうことになる。実際には MobileMe から iCloud へ移行すると、Lion になっている Mac や、iOS 5.0.1 の iPhone で iCloud 移行を促すようなアラートが出るので、その指示に従って作業を行うだけだった。実際の作業はApple の iCloud 移行の説明ページにある説明のようになる。

まぁ、思っていたよりもあっけなかったというのが正直なところ。

2012-05-22

(ようやく) Lion に移行してみた

この夏に Mountain Lion が出るという時期になって、やっとその Lion に移行した。

MobileMe が 6月に終わる予定なのでそのまえに iCloud に移行しておこうというつもりだったのだけど、作業自体になかなか時間がかかってしまったので、いまだに MobileMe を使う設定のままではある。

Snow Leopard から Lion での変更・改善・追加などはもはや語り尽くされていると思うので特に書かないが、普段使いの OS として自分好みに設定したところ二三点についてだけ触れておく。

まず、スクロールバーは常時表示に設定して、二本指スクロールも iPhone / iPad とは逆の従来通りの方向に設定した。スクロールバー常時表示の理由は、Mac だとそれが邪魔にならない程度には画面が大きいし、表示されている部分が全体のどの位置でどの位の分量なのかが分かりやすいから。また操作の向きについては、紙をずらして直接画面を触るイメージで操作する iPhone / iPad とは違い、Mac ではスクロールバーのサム (Scrollbar thumb) というかつまみを動かすようなつもりで操作していたから。もっとも、向きについてはやってみればすぐに慣れちゃうかもしれない。


次に Mail.app の設定。新らしい Mail.app の分割方法だとフォルダと一覧部分が幅を取りすぎてメール本体の表示幅が狭くて見にくいので、クラシックレイアウトを使用するようにして以前のものと同様のレイアウトに。新しいのは iPad のものとよく似ているので合わせて使いたい人はそっちの方がいいかも。


あとはそんなには変えてない、と思う。

うちにはまだ Snow Leopard な Mac があと二台あるのでそれも時期を見て移行させていかないといけないんだけど、面倒くさいなー。

2011-11-12

iPhone の OS を iOS 5 (5.0.1) にアップデートしてみた

iOS 5.0.1 がリリースされていたので、そろそろ細かいバグなんかも少しはとれたかなと iPhone を 4.3.5 からアップデートすることにした。 まぁ、それだけではなんなので、経過をツイートしたのを Twlog から貼りつけつつ若干コメントを加えてみる。

さて、iPhone 4 の OS を 5.0.1 にアップデートするか……

posted at 00:21:16

ダウンロード終了。速いな。

posted at 00:23:47

実際、光回線でダウンロードにかかったのは約2分。5.0 → 5.0.1 のような差分ではないので、かなり速い。

バックアップ作成の準備から、バックアップ作成へ。

posted at 00:24:13

あぁ、しまった。写真とか音楽とか最小限に減らしてからはじめればよかった。バックアップにものすごく時間がかかりそうな……

posted at 00:25:45

たぶん、写真・音楽などの同期をオフにしてからアップデートすればずいぶん無駄な時間が減っただろうと思う。

バックアップ中でも iPhone に通知は表示されるんだな……、なんにもできないけど。

posted at 00:27:41

お、思ったより早くバックアップ終了。「ソフトウェアを抽出中…」からいろいろあって、復元プロセスへ

posted at 00:45:01

Apple になにやら確認して、iPhone 再起動、そして復元が始まった。

posted at 00:46:19

一回めの再起動。たぶん、放っておいても問題ないのだろうけど、なんだか心配なのでずっと付きっきりになってた。

iPhone のファームウェアを復元中……、になった。

posted at 00:50:55

そして、iPhone 再起動。

posted at 00:51:47

二回目の再起動。この時点でファームウェアは 5.0.1 になっているが、その他のユーザデータが空っぽな状態になっているのだと思う。

「iPhone をバックアップから復元中…」になった。残り時間が……16分、10分、15分、なんかめまぐるしく変わる。

posted at 00:53:56

設定を復元終了とか。また iPhone 再起動。

posted at 01:11:21

(たぶん)システムの設定だけ復元されて、三回目の再起動。まだユーザデータは戻ってない。

今度は「iPhone App を復元中…」

posted at 01:12:26

iTunes には「iPhone App を復元中…」のダイアログが出てるけど、iPhone 側は普通の待ち受け状態みたいな感じになってるけどこれバックグランドで復元してるのか?

posted at 01:17:05

当分終わりそうにないので風呂ってこよう。

posted at 01:22:33

このへんでアプリケーションとその設定が復元されているのだと思う。いろいろ完全な状態ではないけれど、iPhone 自体は普通に使える状態になっているようだが、怖いので触らずに見ていた。 iTunes との同期のときもそうだけど、「同期中」とかで「キャンセル」以外の操作ができなくなるようなことがなるべく起こらないみたい。

風呂上がってきたら、ちょうど復元終了しそうなところ。タイミングいいな。

posted at 01:48:26

と思ったら今度は「iPhone の音楽とビデオを復元中…」か。ひょっとして、「写真を……」てのがその後にあるのか……。

posted at 01:50:09

iPhone が全部復元されるの待たずに(もちろん USB で Mac につないだまま)使ってもいいのかな。

posted at 01:54:33

で、復元中だけど我慢できずに操作してみたら、使える部分については使えた。まだこの時点で写真は戻ってなかったり、うまく起動しないアプリがあったりもしたけど。

今さらだけど、ホームで iPod だったのがミュージックになってたりするね。それと、Week Calendar が起動しなくなった。あとで全部復元終わったら再起動してみる。駄目なら一度削除して再インストールかな。

posted at 02:03:53

お、終了。なんか同期が始まった。写真とか。

posted at 02:12:09

iPhone の画面の一番上にグルグル回る同期マークが出るけど、他は普通に使えるのな。これはいい。

posted at 02:13:04

同期中も普通に操作ができるようになって、同期中を示すグルグルが画面の一番上の時刻の左に表示されるようになったみたい。 icon displayed when syncing

なんか iTunes が猛烈に CPU を使ってるみたいでファンがぶん回ってる。また iPhone 用に写真をリサイズしてたりするのか。

posted at 02:17:56

2010年初めのころの MacBook Pro Core i7(デュアルコア) 2.66GHz でロードアベレージが 5 を超えてた。珍しい。

とかなんとかしてるうちに、iTunes で一番下に表示される iPhone のメモリ利用状況のグラフで空き容量不足の表示が。アップデート前は 4GB 以上は余ってたはずなんだけど……。 http://t.co/ps9JIkzZ

posted at 02:20:48

写真以外もいろいろ同期してるな。

posted at 02:23:12

同期終了。最終的に空きは出きたみたいだけどなんか勘定が合わないような気もするな (^^;) http://t.co/8qVTWhnf

posted at 02:27:42

で、全部同期が終わったら、再起動も再インストールもすることなく Week Calendar もちゃんと普通に使えるようになった。

posted at 02:28:33

というわけで、都合3回の再起動を経て、アップデートはとくにトラブルもなく終了。あとは、変わった部分をチェックしつつ日常利用の中で慣れていく。

iPhone の電話で「国際アシスト」とか前からあったっけ? これけっこう嬉しいかもしれない。

posted at 02:39:12

iTunes Store で買ったミュージックビデオが ビデオ.app で扱うようになったのは……。車で音楽聞いてるときとかビデオでも関係なしに再生されてたのが無理になるのがちょっと残念。

posted at 02:51:33

母艦が Snow Leopard なので、しばらくは iCloud は使わないので、目に付くところでは通知とか日本語入力が大きな変更かな。

2011-07-29

Mac の DLNA クライアント

以前、ReadyNAS の DLNA 機能を楽しく使っていると書いた。で、そのときには iPhone, iPad や Playstation 3 でちゃんと見られるけど OS X 用の DLNA クライアントってあんまり見当たらないなー、なんて Twitter でもつぶやいてもいた。

燈台下暗し。

言わずと知れた万能メディアプレーヤーの VLC が Mac OS X でも DLNA に対応していた。以前、どこかで OS X 用の VLC の DLNA 対応は不完全で、DLNA サーバが見つからないので、東芝の RDシリーズの HDレコーダ用のプログラムで URI を探して、それを VLC に入力すると見られるが、……ってのを読んだ記憶があって、それ以来 VLC を DLNA クライアントに使うにはちょっと難があるという認識だった。

ところが、これを試してみるとアッサリとできちゃったわけで。

VLC を起動して、"ファイル" → "サービスの検出" → "Universal Plug'n' Play" とメニューを選ぶ。

VLC media player as DLNA clientすると、プレイリストやメディアライブラリーの下に "Universal Plug'n' Play" という項目が現れて、ネットワーク中にある DLNA サーバが選べるようになって、そこから中に潜っていくと DLNA サーバにあるメディアが表示される。

VLC media player as DLNA clientあとは普通に VLC を使えば、ちゃんと普通に再生することができる。音声がいくつもある場合はちゃんとそれらから選べるようにもなっている。

問題は最近増えつつある Blu-ray のソフトがリッピングできないのをどうするかだなぁ。DVD も買うってのはもったいないし、Windows で Blu-ray をリッピングできるようにしたとして違法になる可能性がある(本当?)のは気持悪いし……。

2011-06-07

ecto を試してみる

このブログを書くのに、最近は MacJournal を使っていたのだけれど実はあまり好みではないなぁと思うことが多くなってきた。そういうときに、Twitter で ecto がいいよ、というのを見たのでさっそく試してみることにした。


MacJournal はもともとブログエディターではなくて、なんでも書き留めておくためのジャーナリング用のソフトウェアだから、もっぱらブログ記事を書くのに使っていていろいろ不満が出るのも当然ではある。主な不満は、画像の貼り付けとか、HTML を書き込んだときにそれが HTML と解釈されなったりとか、そのあたり。


で、Flickr Helper 試してみようとしたらいきなり Authorize できないとか……。試用版だからかな。


まぁ、けっこう試用期間も長いのでぼちぼちやっていこ。



2011-05-11

ReadyNAS Ultra4 を導入してみた(その3)。

承前。

  1. 6 x 3: ReadyNAS Ultra4 を導入してみた(その1)。
  2. 6 x 3: ReadyNAS Ultra4 を導入してみた(その2)。
というわけで、導入後のセットアップなどについても書こうかと思ったのだけど、やってみるとけっこう簡単だし、スクリーンショットもあまり録ってなかったので書かないことにした。

さて、ReadyNAS Ultra 4 を導入してからはや約一ヶ月が経つ。ざっくりとした感想を言えば「けっこう満足している」かな。
今のところの主な用途は

  1. TimeMachine の代替としてうちに何台かある Mac のバックアップ。
  2. 写真を保管している外付けのハードディスクのバックアップ。
  3. 手持ちの映画なの DVD をリッピングしたものを DLNA 対応の機器で見る。
ということになる。

1. TimeMachine

まず、TimeMachine。これは以前書いたLinux でのなんちゃって TimeMachine と同じことをやっているのだと思うけど、ちゃんと UI とかも用意されていて設定もラクチン。

ReadyNAS: Orb Setting
ここで設定しておけば OS X のシステム環境設定の TImeMachine で「バックアップディスクを選択…」ボタンを押すとちゃんとバックアップ先に ReadyNAS が候補として現れるようになっている(詳しくは ReadyNAS と Mac Time Machine を使う : NETGEAR Japan ReadyNAS Community を参考に。)。

しかも AFP がかなりちゃんと使えるので、OS X のインストールディスクから起動して ReadyNAS の TimeMachine からまるまる復元することもできそうな感じ。CIFS/SMB を使うなんちゃって TimeMachine はこれができないらしいので少しありがたい(今もCIFSがダメなのかはよく知らないけど)。

2. 写真のバックアップ

つぎに、写真のバックアップ。これはフォルダごとに rsync でアップデートコピーする。まだ一度全部コピーしただけだけど量が量なのでけっこうな時間がかかったと思うが、ネットワーク越しだから遅いというわけではない。

[余談: "Déjà Vu" とか "Get Backup" とかのバックアップ用のソフトウェアも内部的には rsync を使っている(実はどっちも持ってる)。スケジュールとか、バックアップ用のボリュームを自動でマウントしてくれたりとか、コマンドラインオプションを知らなくても UI でポチポチしてけばいいだけとか、それなりの利点はある。]

写真のファイルは、まず一度 MacBook Pro の内蔵ディスクに全部コピーして、そこから適当な間隔(週に一度くらい)で外付けディスクにコピー、さらにその外付けディスクを月一くらいでバックアップしようかと思っている。MacBook Pro 自体にも常に数ヶ月分の写真は残しておくので、これであまり問題はないはず(大量の写真を撮影した直後、外付けディスクにコピーする前にディスクがクラッシュしたらその分は泣くということで……。たくさん写真を撮ったときには、なるべくすぐに外付けディスクにはコピーするようにはしているけど)。

3. メディアファイルの保存と DLNA による配信

そして、なにげに楽しいのが手持ちの DVD などをディジタル化して保存しておくこと。ReadyNAS には標準のプラグインとして ReadyDLNA というのがあっって、これを使えば DLNA 対応のクライアントで ReadyNAS に置いた画像・音楽・動画などのメディアをネットワーク越しに視聴できる。AV 系に興味を持っていてすでに DLNA での視聴に慣れている人からすると今更感があると思うが、これがなぜか楽しい。

具体的には、デフォルトで作成されるReadyNAS 上の media という共有にある各フォルダにファイルを置いていくだけ。HandBrake で mp4 (m4v) にしたものを置いているが、iPhone / iPad の MediaLink Player Lite (iPone版, iPad版) というプログラムや、ソニーの PS 3 で視聴できている。iPhone だとダメだけど iPad の MediaLink Player Lite だと複数ある音声トラックからの選択もできるようだ(PS3 は未確認)。もちろん、ReadyNAS をマウントしてファイルを直接 QuickTIme Player などで再生した場合も音声トラックは選択できるようになっている。使い方を教えておいたら、ときどき妻が寝る前に iPad で映画見てるらしい(^_^)。

DVD からのディジタル化には Mac OS X 用の HandBrake というソフトウェアを使っていて、プリセットの Regular - High Profile という設定をベースに、複数の音声トラックと、オリジナルの音声が日本語でない場合には日本語字幕を入れるようにしている。mp4 や m4v だと字幕を別個に持って表示の切り替えをするようなことができないらしいので、直接映像の上に燒き込まれるように(burned in)しているが、こればかりは仕方ない(このへん実はよく知らないです。HandBrake のいい設定があったら教えてください(_0_))。High Profile とはいえ、映像のビットレートなどもそれほど高くないようだけど、まぁ画質にそれほどこだわるわけでなし、iPhone とか iPad で見る分には十分に綺麗に見えている。

現状では、48分くらいのアニメや2時間を超える映画などで40枚くらいの DVD をディジタル化していて容量がおよそ 80GB くらい。この数字を小さく感じてしまうのがなんとも。

ReadyNAS に追加できるOrb のアドオンを使えば、同一LAN でなくてもインターネット経由で視聴できるようになるのがちょっといいかも。Webブラウザ(SafariでOK) でもそこそこの画質(もちろんネットワークのスループットでかなり変わる)で見られる。iPhone のクライアント(ランダムに選ばれた三つのファイルからしか視聴できない Lite版は無料)もあるけど、試した感じではなんかあんまり音がよくなくて正式版を買うのはちょっと躊躇ってる。Web ブラウザで見るときも画面のアスペクト比が正しくないみたいなのもちょっとアレだけど、外で見るのにそんなこと気にしなくてもいいかなぁ。

ReadyNAS Ultra 4 を使い始めて一ヶ月、なかなか楽しんでます。

2010-12-12

Missing hal.dll…

妻が Windows PC の調子が悪いと言うのでみてみた。

次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windowsを起動できませんでした:
<Windows root>\system32\hal.dll.
上記のファイルをインストールし直してください。


hal.dll の "hal" が hardware access layer であることくらいは知っているので(違ってたらゴメン)、このファイルがないと Safe Mode でも起動すらできないのは当たり前。なんらかのトラブルで消してしまったのかなとも思ったが、とりあえず Google で検索してみた。

検索結果の多くは、実際にはファイルが消えているのではなくて、Boot.ini が書き変わってしまって、間違ったパーティション上のファイルを参照してるケースのもの。その場合は "bootcfg /rebuild" とか "fixboot" などのコマンドを回復コンソールを使って実行して、正常な Boot.ini に戻してやることで Windows が起動できるようになるとのこと。

さっそく、妻のPC(NEC の Lavie LR500/9 という5年くらい前の機種)のインストール用ディスクが見当たらなかったので、VMware FUSION 用に買った Windows XP Professional SP3 のインストール用ディスクでブートして、回復コンソールを起動してみた。しかし、Boot.ini に異常は見当たらず、実際に hal.dll がなくなっていた。

仕方ないので、Microsoft からダウンロードした、SP3 のネットインストール用のイメージ から hal.dll を取りだして(hal.dl_ というファイルを expand コマンドで展開)、それを所定の場所にコピーして再起動してみた(まぁ、コピーするまでいろいろあったんだけど……)。

これでリブートしてみると、ちゃんと WIndows は起動するんだけど、なんかやっぱりちょっと挙動がおかしい。ログオン直後に「DLLファイルがない」とかいうアラートが一瞬でるし、なにをするにも妙に時間がかかるし、Microsoft Update がもれなく失敗するし、McAfee VirusScan もまともに動かない。Explorer も立ち上がりに異常に時間がかかるし、イベントビューワを開こうとしても「eventvwr.msc が見付かりません」とか。

そうこうしているうちに、さっきコピーした "C:¥Windows¥System32¥hal.dll" がいつの間にか消えているのに気付いた!!

もしかすると Microsoft Update が失敗したのが関係してるのかも、とか思ってもう一度 hal.dll をコピーして再起動して、しばらく観察していると今度は Microsoft Update もなにも実行していないのに、"c:¥Windows¥System32" を開きっぱなしの Explorer のウインドウから hal.dll が目を話した隙に消えているのが確認できた。ということは、ハードウェアのトラブルでなければ、誰か(なんらかのプログラム)がこれを消しているわけで、この時点でとりあえず復旧を断念して、ユーザデータのバックアップを取ることにした。
(ちなみにブートパーティションの中身をまるごとコピーしたものを Intego の VirusBarrier でスキャンしてみたけど、なんにも見付からなかったみたい。Mac 用のソフトだから Windows 系のマルウェアには弱いのか?)

hal.dll を誰が消しているのかというのも問題だけど、元通り使えるようにするのが一番大事なわけで、どうするかなと今考えているところ。新しいのを買うにしても Mac にするか Windows にするか……。でもちょっと困ったなぁ。

2010-04-25

Migration to new MacBook Pro

4月22日(木)に納品された新 MacBook Pro への移行作業を始めた。作業しながら、ブツブツとつぶやいていたので、twilog を使ってとったログを(少し)整理しておく。

twiog が出力する html 形式のログには、投稿時刻は入るけど日付が入らないので、そのあたりはあとで書き加えた。

移行アシスタントは本当に簡単だ。ただし、Google などで検索すると分かると思うけど、新規にインストールしたり、買ってきてそのまま移行アシスタントを使う場合は問題は起こりにくいが、先にアカウントを作成してしまってから移行アシスタントを使うとけっこうハマってしまう人が多いようなので注意。これは、移行アシスタントが既存(作成済)のアカウントに関してファイルや設定の転送ができず、別アカウントとして転送してしまうことが原因の場合が多いようなので、その辺は注意が必要なんだろうな。

新 MacBook Pro への移行作業開始。 http://twitpic.com/1hzm2u
posted at 2010-04-24 17:20:51



あー、Adobe とか認証解除するの忘れてた。大丈夫かな。
posted at 2010-04-24 17:28:41


Adobe のソフトウェアについては、移行アシスタントで移行したままちゃんと使うことができた。念のため元になったほうのマシンでは認証をあとで解除した。

移行アシスタント、残り時間1時間と5時間の間を行ったり来たり。
posted at 2010-04-24 18:08:39


まだ、ファイル転送中。表示はあと30分。
posted at 2010-04-24 19:53:13


残り1分以内になってすでに数分(^^)
posted at 2010-04-24 20:15:36


やっと転送終了。
posted at 2010-04-24 20:26:14


結局3時間強の時間がかかったことになる。実際に転送されたデータは110GBくらいだから、それほど遅いわけでもない、かな。ちなみに FireWire 800 で接続していた。

とりあえず、Shift押しながらのログイン。ワイドスクリーンは、前のままの設定だと Terminal.app の文字が小さすぎるな。
posted at 2010-04-24 20:32:36


新 MacBook Pro からの記念 tweet。Shift + ログインでログイン項目にあるものを動作させずに先に気になる設定だけ確認・変更して、あとでログインしなおす。
posted at 2010-04-24 20:39:57


Adobe の ソフトは認証解除しなくても大丈夫みたい。念のために旧 MBP のほうは認証解除しておくか……。
posted at 2010-04-24 20:41:25


青っぽい画面が苦手なので、いつもは「システム環境設定」→「ディスプレイ」で気持暖色系のプロファイルを作ってそれを使ってるんだけど、この液晶はそのままでもいけそうな色味。ということは普通の人からするとちょっと赤っぽいかもしれない。
posted at 2010-04-24 20:44:20


ところが、実際に新旧のマシンの表示を並べて比べてみると古い方はそれほど暖色に調整されてなかった。あと、液晶パネルの経時変化(劣化)のせいかもしれないけど、新しいもののコントラストがずいぶん強いような気もする。

Excel のファイルを開こうとしたら、Pages で開いちゃった。Excel 2004 だから Rosetta がないということか。というわけで Rossetta インストール。
posted at 2010-04-24 20:58:04


Excel 動いた。これで今日の分の最低限の仕事はできる。
posted at 2010-04-24 21:00:42


さて、時間のあるうちに、iPhoto/iTunes のデータも移しておこう。
posted at 2010-04-24 21:04:47


うん、Mail.app も大丈夫。移行アシスタントやっぱりすごいな。
posted at 2010-04-24 21:11:21


iMac の薄いキーボードよりはいい感じだけど、キーボードは古いやつの方がなんかしっとりしていていいな。ちょっとヘタってるだけかもしれないけど、だがそれがいい。
posted at 2010-04-24 21:13:51


scp で iPhoto のライブラリ(ExpressCard の SSD に置いてある)をコピーしようとするとなぜか zsh が 'zsh:1: unknown file attribute' といって失敗する。なんなんだ?
posted at 2010-04-24 21:20:41


古い方の MBP から scp -E でなんとかコピー始まった。しかし、無線 でつないじゃってるのでちょっと遅いかな。
posted at 2010-04-24 21:27:49


iPhoto のライブラリや iTunes の音楽データは外付けディスク(実際は ExpressCard の SSD (IO-DATA EXC-64G)) に置いてあったのを、新 MacBook Pro にコピーした。iPhoto ライブラリについては、Option キーを押しながら iPhoto を起動することで、ライブラリの位置を指定することでまったく問題なかった(これから問題でてくるかも)。

iTunes のライブラリについては、 外付けディスクに置いてあった "iTunes Music" フォルダの中身を "~/Music/iTunes Media" にコピー。ただし、"Mobile Applications" というサブフォルダについては、どうしてだか分からないけど、ファイルが外付けと~/Music/iTunes Media/Mobile Applications" とで分散していたので、フォルダまるごとではなくて外付けのデータを追加するようにした。

"iTunes Music" と "iTunes Media" というフォルダ名については、環境によって変わるらしいことを知っていたので特に混乱しなかったけど、移行アシスタントを使ってもこのへんの名前が変わって(更新されて)しまうのはややこしいな。

ん、QuickTime Player 7 は移行してくれなかったのかな?
posted at 2010-04-24 21:39:18


@prodigy_jp 解像度なりに緻密でいい感じです。ウインドウはだいたい白っぽい色にしてあるので、今のところ映り込みは気にならないですねー(まぁ、もともとツルピカ液晶好きな私の言うことなので少し割引いて…)。でも、この解像度でもけっこうすぐに慣れちゃいそうな気はします。
posted at 2010-04-24 22:10:04


USB の口が片側にしかないのと、FireWire の口が左に移ってしまったのでいろいろ配置とか習慣とかをちょっと変えないといけないな。
posted at 2010-04-24 22:21:58


@prodigy_jp 正直よく分かんないですね > i7 の威力。確かにずいぶんサクサク動作はしてるんですが、クリーンインストールに近い状態だからか、メモリが倍になったからか、ディスクが速くなったからか、i7 のおかげか…
posted at 2010-04-24 23:21:58


あぁ、新 MacBook Pro には NumLock がない! Excel をデータのエントリに使ってるとこれはつらい……
posted at 2010-04-24 23:24:30


NumLock でテンキーモードになってくれないと、数字を入力するときに両手が必要になって、紙をめくりながら入力するのがむちゃくちゃめんどくさい。
posted at 2010-04-24 23:32:29


@globebox マジっす。MacBook のキーボードにないのはかなり前から知ってましたが、そこまで気が回りませんでした……。なんかテンキーモードを増設するようなソフトはないもんですかねぇ。
posted at 2010-04-24 23:37:32


@globebox 外付けのテンキーは持ってはいるのですが、やっぱりホームポジションから離れると(トラックパッドからも離れるし)使いにくいです。机も狭くなるしなぁ……
posted at 2010-04-25 00:30:38


NumLock については、気付いていて然るべきだったんだけどあらためてショックだった。本当のところ、利用の割合としてはそれほど多くはないのだけど毎日確実に使うのであった方がいいなぁ。ソフトウェアでなんとかなる問題のはずなので、誰か作ってくれないだろうか……。

DSC05459.jpg


ちなみに、この写真は Creative Style: Sunset で撮ってしまっていたので PixelMator で彩度を落としてモノクロにしたのだけど、言われなければモノクロに見えないな。

iPhoto も iTunes もちゃんと移行できてるっぽい。iPhone は同期できるかなー。 …… おぉ、無事同期した。あと、なに確認しとけばいいかなぁ。
posted at 2010-04-25 01:20:05


これは前述のファイルのコピーを行ってのこと。

あぁ、そうだった。Shift押しながらログインだったので、一度ログアウトして次は普通にログインしてみよう。
posted at 2010-04-25 01:34:42


Snapz Pro X はライセンスキーの更新が必要だった。
posted at 2010-04-25 01:42:11


念のために書いておくて、ログイン時にシフトを押しっぱなしにしておくとアカウント単位でのログイン項目が実行(open)されない。Snapz Pro X などのログイン時に起動させるアプリを実行させたくないときに便利。

新 MacBook Pro もデフォルトでは 64bit カーネルでない。64bit にした方がいいのかな? http://twitpic.com/1i3kpa
posted at 2010-04-25 01:59:19



64bitカーネルはとりあえず保留して保守的に 32bit カーネルをしばらく使おうとは思うんだけど、顕著な違いがあるなら移行してもいいかな。

2007年6月発売の Core 2 Duo な MBP とくらべて、新しい Core i7 の方が熱くならないような気がする。ファンもそんなに大きな音たてて回らないし。
posted at 2010-04-25 02:03:33


VMware の仮想マシンをローカルなディスクにコピー中。ポータブルな外付けディスク(2.5inch)はさすがに遅い。
posted at 2010-04-25 02:12:50


そろそろこのへんで software update して、再起動しておこう。iPhone SDK 互換性アップデートというのは知らなかったな。 http://twitpic.com/1i3tcd
posted at 2010-04-25 02:28:26



VMware FUSION 上の Windows XP はホストの変更で(?)再認証が必要になった。まぁ、ネットワーク経由であっという間に終わったけど。
posted at 2010-04-25 02:47:08


というわけで、他の仕事したりなんなりしながらだいたい9時間ちょいでほぼ移行は完了。あとは、使いながら調整していく。

2010-04-11

PIxelmator

SmithMicro からメールが来て、Pixelmator が半額だというので買ってみた。

PastedGraphic.1Jbfqh9kdcft.jpg


Photoshop の安価な代替品として評価されることが多いソフトウェアだけど、なるほど十分以上によくできている。

Photoshop だと機能が豊富にありすぎで見通しが悪い印象を受けるけど、Pixelmator だとそれがすっきりと整理されていて、しかも Cocoa を使っているせいか今どきの Mac 風 UI が心地良く好印象。Photoshop にあるレイヤースタイルや、調整レイヤーなんかのお手軽便利機能がないのだけど、なぜだか許せてしまうような雰囲気がある。レイヤースタイル自身は複数の効果の組み合わせが容易にできるようになっただけなので(「だけ」とはいえそれがあれだけ手軽に使えるのはすごいと思う)、それぞれの効果の実現方法を理解していればもっとプリミティブな操作の組合せで可能になることも多い。そのあたりはトレードオフなんでどちらが良いとはいないわけだけど

一つだけ作例。

Tulip
とりあえず、しばらくは iPhoto の外部エディタに設定して使ってみる。

2010-03-06

MacJournal で写真を投稿してみる。

MacJournal はもちろん画像を含んだ文書もブログエントリとして使える。

MacJournalScreenSnapz001.kAkOIIqE0g9R.jpg


FTP/SFTP/MobileMe/Picasa が使えることになっていて、Picasa の場合はアップロードするアルバムを指定できるし、MobileMe や FTP/SFTP の場合には画像ファイルを置くディレクトリのパスを指定できるようになっている。

ということで、えいやっと。

最初、なぜか失敗して写真がアップロードされなかった(HTMLのソースにも img の破片もなかった)けど、キーチェーンのパスワードを消したりなんなりしているうちにちゃんとアップロードされて、表示されるようになった。

なにもしなければ、画像はもとのままの大きさでアップロードされる(リサイズされない)。html ソース中の img 要素でも width、height それぞれそのままのサイズで指定されてしまうので、本文のカラムが狭い場合には当然画像は全部表示されないことになり、ちゃんと全部を表示しようとすればあらかじめリサイズしておく必要がありそう。また、画像は単に img 要素として埋めこまれるだけなので、サムネイルを表示しておいて、クリックしたら拡大表示なんてこともできない。

実は MacJournal 自身にリサイズの機能があって、ちゃんとマニュアルに書いてある。貼り付けた画像をクリックして選択状態にすると右下にリサイズハンドルが表示されるのでこれをドラッグすればアスペクト比を保ったまま任意に大きさを変更できる。また、画像の上でコンテクスチャルメニューを出せば、25%、50%、75%、ウインドウ幅などのプリセットでリサイズできる。

Blogger のエディタ画面から画像をアップロードすると、大中小の三種類のサイズが選べるようになっていて、その場合はカラムの幅は考えなくてもいいし、画像をクリックすれば元の大きさで見られるので、この点においては Blogger 自前のエディタの方が使い勝手がいいように思う。欲を言えば、Flickr の写真が使えるとありがたいんだけどな。

2010-03-04

MacJournal を試してみる。

MacHeist が nanoBundle の新しいのを売ってるんだけど、正直言ってそれほどそそられない。

Rapid Weaver 持ってるし(使ってないけど)、RipIt 持ってるし(使ってないけど)、……。しかし、MacJournal はちょっと気になる存在。Blogger のエントリをオフラインで書いてアップロードできるらしいので、使い勝手が良ければ買ってみてもいいかななんて思ったりもする。

そういうわけで今 MacJournal を試用しているんだけど、ちゃんとアップロードできるかな……。

なるほど楽ちんだけど、MacJournal なんか固まっちゃったよ……。と思ったら、エントリを全部ダウンロードするのに時間がかかっていただけみたいだ。

しかし、Blogger 側で編集した、ラベルが反映されない不具合も残ってるみたいだ。

んー、魅力的ではあるけど購入するにはまだちょっと微妙かなぁ。

2010-02-28

PSP®go のソフトを Media Go を使わずに PC でダウンロードする方法

PSP®goには UMD ドライブがないので、動画・音声などユーザが自前で用意したもの以外は、ネットワーク経由で PlayStation®Store から購入したソフトウェアしか使えない。

PlayStation®Store からソフトを購入する方法としては

  • Windows PC にインストールした Media Go というソフトウェアでダウンロードする。
  • PSP®go 本体で Wifi 経由でダウンロードする。
のどちらかがが普通だと思う。しかし、Media Go は使いにくいし、ゲームだけで使うにはオーバースペックっぽい。かといって本体でダウンロードするのは、PSP®go の無線LANインタフェースが遅すぎて時間がかかりすぎたり、エラーで何度もやりなおしになったりで、大きなソフトだと嫌気がさしてしまう。

Media Go を使わずに PC(の安定した高速のネットワーク) でダウンロードしたものをそのまま PSP®go にコピーできれば、これらの欠点?は気にならないのだけど、現状ではその方法は取れない。しかし、これには実は抜け道がある。けっこう簡単。
  1. PSP®go で PlaySttaion®Store にアクセスしてソフトを購入する。
  2. PSP®go でダウンロードしない(あるいは、ダウンロードを中断しないといけないかも)。
  3. Windows で PlayStation®Store にアクセスして「再ダウンロード」のリンクをクリックして以後画面の指示に従う。
これだけ。Media Go をインストールしてなかったり、一度も PC でダウンロードしたことがなった場合には、PlayStationNetwork Downloader のインストールを求められるが、それには素直に従っておく。


実際には、最初に ".xpd "という拡張子のファイルがダウンロードされて、これを PlayStationNetwork Downloader が処理してソフト本体のダウンロードとかDRMの処理なんかをやってくれているみたい。そういうわけなので PSP®go を USB ケーブルで PC につないでないとダウンロードできないという仕様は納得なんだけど、ちょっと不便な気もする。

それから、購入の段階でどうしても PSP®go で無線LANを使って PlayStationn®Store にアクセスする必要があるのが画竜点睛を欠く感はある(Media Go を使ってもいいけど、それならダウンロードも Media Go でいいよね)。

ソフト本体はいつでもこの方法でダウンロードできるので安心(そもそも「再」ダウンロードだし)だけど、セーブデータは、PSP®go をUSB接続して PC にコピーしたものをバックアップしておいてそのまま使えるかどうかはよく分からないので、心配なら Media Go を使う方がいいかも……。

安全な方法なので、Media Go は嫌いだけど PSP®go の無線LAN の遅さ、不安定さに我慢ならないという人は一度試してもいいと思う。もちろん、go でない普通の PSP でも使えるはず。

2010-01-13

(IO-Data EXC-64G and) VMware FUSION and Parallels

先日、IO-DATA の ExpressCard/34 で使える SSD、EXC-64G が OEM もと(らしい)の Verbatim のドライバを使って、MacBook Pro で使えたと書いた。

そのとき、どういうわけか VMware FUSION でブリッジモードのネットワークを使おうとすると、LAN 全体に対して影響するようなトラブルがあったと書いた。そのときの実験では NAT モードでは普通に使えていたのだが、その後しばらく使っていると、NAT モードでもうまく使えないケースが何度かあった。ブリッジモードではほぼ 100% 不具合が出るのだけど、NAT モードだとときどきおかしくなるというのがなんとも悩ましい。

VMware FUSION 同様に Mac OS X 上で PC をエミュレートすることで他の OS を動作させることができるソフトウェアに Parallels というのがあるが、手元にライセンスのあった Parallels Desktop 4 でも試してみたところ、こちらでは、ブリッジモードでも NAT モードでも VMware で見られたような問題は起こらないようでそれなりにちゃんと動いていた。ただ、Ver.4 の最終版(製品での最新は Parallels Desktop 5)であっても、ゲスト OS として Windows XP を動作させているときに、(ゲストである Windows ではなくて)Parallels が何度か不意の異常終了をすることがあった。異常終了自体は歓迎されたことではないけれど、その場合でも Parallels の再起動すれば済むのは VMware で不具合が起こったときにホスト OS ごと再起動が必要になることに比べればまだマシではある。こんなこと言う人もいるみたいだしね ;-)

というわけで、当面は Parallels を使ってみようかと思ってるんだけど、Ver.4 を最新の Ver.5 にするかどうかでちょっとだけ悩んでる今日このごろ。

2010-01-09

IO-Data EXC-64G and Mac ……

以前に、IO-DATA の EXC-64G という ExpressCard/34 の SSD を購入したと書いた。今どきのカードなら MacBook Pro でも使えるだろうとタカをくくっていたところが、全く対応していないことが分かっただけでその後はしかたんなく死蔵していた。

先日、Twitter でこの EXC-64G が Verbatim のカードの OEM らしいというつぶやきを見て、IO-DATA は駄目でももしかしたら OEM 元にはドライバがあるかもしれないと思い探してみた。

結果は正解、Snow Leopard(10.6)を含む Mac OS X 対応のドライバを見つけることができた。

さっそくインストールして、EXC-64G を MacBook Pro (3,1) の ExpressCard スロットに差してみたところあっさりとマウントされた。System Profiler で見るとこんな感じになる。

IO-DATA EXC-64G can be used on Mac OS XVerbatim のドライバでもちゃんと IO-DATA の製品として認識されている。

Mac で使うので HFS+ でパーティションを作りなおして Xbench でベンチマークを取ってみた。

ランダムな書き込みが遅いのは分かっていたけど、これはちょっと遅すぎるかなぁ……。

さて、この EXC-64G を購入したもともとの目的は VMware FUSION の仮想マシンを置くことだった。さっそくUSB接続の外付けディスクから仮想マシンのファイル(パッケージ)をコピーして、FUSION を起動してみると、やっぱり仮想マシンにインストールされた Windows XP の起動がかなり早い(ような気がする)。

気分よく VMware FUSION で WIndows を使い始めると、なんとなくネットワークがつながってないような……。起動直後はそれなりに動いているのだけど、すぐに不通になってしまったようで、DHCP のリースも更新できないようになっている。さらに悪いことには、ホスト側OSでもネットワークが使えなくなっていて、もっと悪いことに LAN 全体が同じように不通になっているようだった(他の Windows PC や 複合機なんかもネットワーク利用不可。このとき、MBP のイーサがつながっているスイッチングハブのポートの LED がずぅっと激しく点滅していた)。しかたないので、一度 FUSION を終了して、と思ったところがそれだけでは問題は解決せず、結局 OS X を再起動しないと復帰することができなかった。(ちなみに、VMware FUSION はこれを書いてる時点で最新の 3.0.1。)

いろいろ自分で試してみた範囲では、このドライバがインストールされていると VMware FUSION の仮想マシンのネットワークでブリッジモードだと上記の不具合がある、ということのようだ(FreeBSD 8.0 でもおかしくなることは確認)。NAT にすれば動くようなのである程度は回避できると思うけど。まだまだ十分に試したわけではないのでブリッジでない場合でも不具合が生じる可能性もないとはいえない。時間と気持に余裕があるときに、VMware と Verbatim にだめもとでもレポートは送ってみようかとは思う。

VMware FUSION 以外に不具合があるかどうかは分からないが、とはいえ、全く使えなくて放置しているよりは一時的なファイル置き場としても使えるほうがいい。嬉しさも中くらいかな EXC、といったところかな。

2009-11-26

Flickr の写真を MacのOS X のスクリーンセーバーで使う(Snow Leoard編)

以前、Mac OS X のスクリーンセーバーでFlickr の写真を使う方法について書いたことがある。それは、当時の OS X に附属していた「.MacとRSS」というスクリーンセーバーモジュール(確認してないけど後で「MobileMeとRSS」に改名されていたと思う)を使う方法だっのだけど、Mac OS X が 10.6 (Snow Leopard) にバージョンアップしたらそのモジュールがなくなってしまった。

仕方ないのでしばらくは別のモジュールを使っていたのだけど、つい昨日、同じことがそのまま Snow Leopard でもできることが分かった。出典はApple - MobileMe - News - Use MobileMe Gallery Albums as a Mac Screensaver(これまだ和訳されてないらしくて、日本語の MobileMe のサポートページからは見られなかった……。)で、この文章自体は MobileMe ギャラリーについてのものなんだけど、それなら RSS も同じようにできるだろうと思ってやってみたらできた。

結果として言えば、MobileMe ギャラリーや Flickr の RSS フィードをスクリーンセーバーに利用する機能は、モジュールとしてではなくてスクリーンセーバーの環境設定自体(というか OS 自体?)に取り込まれたということらしい。

まず、システム環境設定の「デスクトップと環境設定」を開くと、左側にスクリーンセーバーモジュールや写真のフォルダなどの一覧がリストになっているが、その下にある「+」をクリックすると下図のように、「ピクチャを含むフォルダを追加…」、「MobileMeギャラリーを追加…」、「RSS配信を追加…」を選べるようになっている。

Flickr の写真を使いたいなら、ここで「RSS配信を追加…」を選んで表示されるシートに、Flickr の feed を入力すればいい。

するとしばらくFlickr から写真をダウンロードしたあとで、プレビューが表示される。

設定によって、スライドショー、コラージュ、モザイクという三つの表示スタイルを設定できて、それぞれについていくつかのオプションがある。自分は上のスクリーンショットのようになるコラージュが好きでだいたいそう設定している。

こうして追加した RSS フィードによるスクリーンセーバーは、「デスクトップとスクリーンセーバー」の左側のリストの「ピクチャ」のところに入っているので、以前よりも複数登録したフィードの切り替えが分かりやすくなっている(複数のフィードを混ぜることはできなくなったけど)。

ちなみに、どうでもいい話だけど「RSS配信を追加…」でテキスト主体のブログや画像を含まない RSS フィードを入力すると、「選択した照会先にはピクチャが含まれていません。……」というメッセージが表示された。あと、フィードによっては写真が小さすぎるというメッセージが出ることもある。

というわけで、見るだけの人も含めて Flickr を使っている人にはこのスクリーンセーバーはかなりオススメ(もちろん Flickr 以外でも使えるはず)。自分の Photostream のフィードだけでなく、誰か別の人のフィードを使ってもいいし、Favorites のフィードを登録するのもいい。

2009-09-15

I've earned another 250MB on Dropbox

いつも便利に使っている Dropbox だけど、ある日久々に Dropbox の web を開いたら利用可能なディスク容量がいきなり 250MB 増えた。

earned another 250MB
今まで知らなかったのだけど、以下の条件を満たせばこの 250MB分の容量をもらえるということらしい。

  1. Dropbox を自分のコンピュータにインストールする。
  2. Dropbox フォルダにファイルを置く。
  3. 別の自分のコンピュータに Dropbox をインストールする。
  4. 誰かと(Dropboxの)フォルダを共有する。
  5. 誰かを Dropbox に招待する。

心当りのある人はメニューバーのドロップボックスアイコンから web にアクセスしてみるといい。

ところで、5番目の誰かを招待するやつは、その招待された人が Dropbox を使い出せば紹介一件あたり 250MB がもらえるという特典もあったはずなので、自分の場合でもこれでもらった分と今回もらった分とで合わせて 500MB 分の容量を増やしてもらっていることになる。

Dropbox ふとっぱら。

2009-09-12

Snow Leopard...

まだ代替ディスクが届いてないのだけど、どうやら、Mac OS X v10.6.1 Update なんてのが出たらしい。

まぁ、どうしてもすぐに欲しいというようなものでもないので、気長に待つけど。

それよりも、インストール DVD が読めなかったことについてはもちろんメディアの問題が大きいのだろうけど、ドライブ側も若干不安があるので(DVD-R DL での書き込みが、失敗ばかりする)、そのうちチェックはしておいた方がいいかもしれない。AppleCare にも入ってるし。

Snow Leopard の前に iPhone をアップデートしちゃおうかなぁ。