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もし君が君を信じられなくなっても 不登校生徒が集まる音楽学校
¥1,760
不登校の児童生徒数は全国で約30万人に上り、増加傾向にある。いじめ、発達障害、ひきこもりなど、背後にはさまざまな事情が横たわる。それらの傷をパテで埋めるのではなく、人生の模様として生かそうとする音楽学校が福岡市にあった。音楽×教育という前例のない試みが、心を閉ざした子どもたちに化学反応を促した。 開校した2001年、入学式に集まった子どもの多くは不登校を経験していた。音楽のプロ養成という理念よりも、高校卒業資格が取れるという〝付録〟が本人や保護者に刺さったのだ。 著者の毛利直之氏は、同校創設者で元ミュージシャン。教育分野では素人ながら、素人だからこその気づきを基に、音楽による自己表現を土台に社会性を養っていくスタイルを見いだした。 本書は「学校を辞めたい」「特性」といったキーワードごとに、開校以来20年間の事例をまとめ、実践的なアプローチを紹介。卒業生で歌手の手嶌葵さんも登場する。また、新入生の1年間を追った定点観測も収録。自己肯定感の育み方をテーマにした詩人との対談もある。 音楽と本気で向き合い自信を取り戻した子どもたちの足跡が、今悩んでいる君の1歩目になる-。そんなヒントが詰まった一冊だ。 毛利直之・首藤厚之 著 208ページ/四六判/並製/本体1,600円+税 ISBN978-4-8167-1016-2 C0036 2024年12月8日発行
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三国志を歩く 中国を知る
¥1,870
今の中国を見つめる冒険の書 三国志好きの著者(新聞記者)がゆかりの史跡・名勝、 緊張走る国境地帯や新疆ウイグル自治区などを歩き、 現代中国の深部に迫った渾身のルポルタージュ 三国志は大好きだけど、今の中国はよく知らない、興味がない、という人は多い。とはいえ、今や世界第2位の経済大国であり、日本にとって最大の貿易相手国である隣人・中国について知ることは、これからの日本の活路を考える上で欠かせない。 そこで、日本人に身近な存在である三国志の舞台となった地を巡り、中国の今を見つめる旅に出たいと考えた。 2020年8月から3年間、コロナ禍の中国に赴任した著者が30省・自治区・直轄市を訪れ、のべ114都市を踏破した。 本書は、2022年9月から2023年8月まで西日本新聞で連載した長期企画「三国志を歩く 中国を知る」を再構成し、書き下ろしも含めて大幅に加筆したものを軸としている。 三国志と三国志演義の基礎知識をおさらいする「正史と演義」、現代中国に残る三国志の聖地を巡った「三国志聖地巡礼」、現代中国の国境地帯を中心としたルポ「三国志の周縁地を歩く」に、コラム「意外と知らない中国の素顔」を織り交ぜている。 巨大で奥深い中国で、著者が直接見聞きし体感したことを一冊にまとめた。 桃園の誓い、赤壁の戦い、そして五丈原─。三国志ゆかりの地を巡り、中国と日本の過去と現在と未来が交錯する旅へ。いざ、ご一緒に。 坂本信博 著 368ページ/四六判/並製/本体1,700円+税 ISBN978-4-8167-1015-5 C0036 2024年11月8日発行
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希望の一滴 中村哲、アフガン最期の言葉
¥1,650
【全国学校図書館協議会 2021年 第54回「夏休みの本(緑陰図書)」選定 】 ※中学校向け 【(公社)読書推進運動協議会 2021年「敬老の日読書のすすめ」選定】 【(公社)読書推進運動協議会 2022年「若い人に贈る読書のすすめ」選定】 銃撃から一年。追悼、中村哲。 飽食、不寛容、温暖化・・・この世界に生かされている私たちが読むべき1冊 2019年12月にアフガニスタンで凶弾に倒れた中村哲医師の寄稿を再編集した本です。 亡くなる直前の同月2日に西日本新聞朝刊に掲載された原稿を含め、2009年から10年にわたって書き続けた連載を一冊にまとめました。 沙漠化した土地に水を導き、多くの人々の命を救った中村医師。 泥にまみれ、宗教や慣習の違いを受け入れ、命の危険さえ感じながらも活動を続けてきた著者の言葉は、何が虚構で何が真実かを見極める目を養えと、今を生かされている私たちに訴えます。 著者の活動を支援してきた福岡市のNGOペシャワール会の協力のもと、本人やスタッフが撮影した数々の写真を収載したのが本著の特徴です。芥川賞作家火野葦平を伯父にもつ中村医師は、書いて訴える「言葉の人」でした。 本著は、10冊近くある既刊書とは趣を異にし、オールカラー写真で見るアフガンの風景や人々の表情が著者の文章を裏打ちします。いわゆる写真家が撮影した写真ではありませんが、 映し出された人々の表情は、長年にわたり現地で人々に寄り添ったからこそ撮れる、偽りのないものです。 本紙への寄稿原稿は、中村医師の事業報告であり、時事評論や随想でもあります。 一冊の本にするにあたり、本文に出てくる用語などには、出版元の責任で脚注を追加し、 読者が当時の社会情勢を振り返りやすくしています。 米同時多発テロをリアルタイムで知らない若い世代にも手に取ってほしいと願うからです。 中村哲という人物の功績をたたえるだけにとどまらず、彼が抱き続けた世の不条理への怒りや自然への敬意を感じながら、温暖化や自国第一主義がまん延する今の世界を、どう生きるべきか読者が考える材料となることを期待しています。 「見捨てられた小世界で心温まる絆を見いだす意味を問い、 近代化のさらに彼方を見つめる」 (西日本新聞2019年12月2日朝刊に掲載された絶筆原稿から抜粋) 中村哲 著 192ページ/A5判/並製/オールカラー/本体1,500円+税 ISBN978-4-8167-0988-3 C0036 2020年12月17日発行
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われらラジオ異星人 みんなと歩んだ地方番組の裏側
¥1,870
KBCラジオ(福岡市)「PAO~N(パオーン)」放送開始40周年記念本! ラジオの深夜放送が隆盛を極めた1980 年代。 全国各地に人気番組が誕生し、中高生リスナーたちをラジカセの前に釘付けにしていた。そんなとき、福岡には「PAO~N」があった。 KBC(九州朝日放送・福岡市)のラジオ番組「PAO~N」は、1983年5月に放送を開始。2023年5月に放送開始40年を迎えました。 当初からメインパーソナリティーを務めるのは、沢田幸二(66)アナウンサー。深夜放送の頃は中高生リスナーへの辛辣なツッコミと早口でまくし立てるしゃべりが受け、人気番組になりました。 昼の時間帯へ移った2003年以降は、軽妙なトークと個性的な出演者の魅力を引き出す絡みが売り。同局の看板番組として定着しています。 日替わりの名物コーナーに新旧のリスナーが数多く投稿し盛り上げ、気になるニュースで今を伝え、パーソナリティー同士のフリートークで笑わせるなど、同番組にはラジオの醍醐味が詰まっています。 本書はオンエアのノリで話した対談、インタビューで構成。同番組の歩みを振り返りつつ、これまでのハプニングや感動話など、喜怒哀楽があふれる逸話を収録しました。 対談は、沢田アナや約40年前に番組を企画した窪田雅美(元KBC)、昼ワイドで復活した2003年から現在まで出演する原田らぶ子、夜ワイド時代は大学生アルバイト、昼の「PAO~N」でディレクターとプロデューサーを経験した佐藤雅昭が登場。「てるてるワイド」「やる気MANMAN!」(ともに文化放送)など80年代以降、数々のラジオ番組でパーソナリティーを務めている吉田照美との対談も実現。 深夜放送時代に「PAO~N」を支えた師岡正雄(元KBC、ニッポン放送アナウンサー・現在はフリー)、現在の木曜レギュラーの松村邦洋、沢田アナの同期の奥田智子(KBCアナウンサー)のインタビューも。 リスナー参加のアンケート、ネタ企画も掲載します。 沢田アナはキャリア40 年以上の大ベテランながら、今もマイクの前に座り続けています。昭和から平成、令和へと移り変わるなか、淡々と時に熱く会社員人生を過ごしてきました。 本書には沢田氏と同じ時代を生き、定年を迎えた(迎える)同世代に響く言葉も多数出てきます。 同番組のリスナーやラジオファンだけでなく、50 ~ 60 代の人にも届く内容です。 <著者プロフィール> KBCラジオ PAO~N(パオーン) 九州朝日放送(KBC)で1983年5月30日に放送を開始した、平日夜のワイド番組「PAO~N ぼくらラジオ異星人」。福岡・佐賀の中高生リスナーから圧倒的な支持を集めながらも90年4月6日で放送を終了。その後、2003年3月31日に平日昼のワイド番組「PAO~N」として復活し、現在も放送中(平日13時~16時)。ラジコで聴く熱烈なリスナーが全国に存在する。23年5月30日に放送開始40年を迎えた。 KBCラジオ PAO~N 著 224ページ/A5判/並製/本体1,700円+税 ISBN978-4-8167-1013-1 C0095 2024年3月30日発行
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人類学者のレンズ 「危機」の時代を読み解く
¥1,760
当たり前の日常が、視点を変えると全く別の世界になる―。 気鋭の人類学者による、世界の見方を変える「手引き」書。 西日本新聞で2020~2022年に連載した「人類学者のレンズ」、朝日新聞で2018年に連載した「松村圭一郎のフィールド手帳」を加筆・修正、再編集して書籍化。 「うしろめたさの人類学」などで知られる筆者は、コロナ禍やオリンピック、地震、水害、戦争などの社会、時事問題が噴出する「現在」に立脚しつつ、人類学の先行研究、原点であるエチオピアの人類学調査、古里の熊本での思い出をたどっていく。 人類学者のさまざまな眼を通じて、「危機」の時代を読み解き、揺れる「今」を生きるヒントを考える。 レヴィ=ストロース、ルース・ベネディクト、デヴィッド・グレーバー、ティム・インゴルド、岩田慶治、猪瀬浩平、磯野真穂など、国内外の人類学者の論考が登場。人類学という学問と現実をつないでいく試み。 西日本新聞連載時と同様に福岡出身の写真家、喜多村みかとコラボ。ポートレートでありながら、抽象性を合わせ持つ喜多村の写真は、文章の余白や解釈の幅を広げる。 <著者プロフィール> 松村圭一郎 著 1975 年、熊本市生まれ。岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。所有と分配、市場と国家の関係などについて研究。著書に『うしろめたさの人類学』『くらしのアナキズム』『小さき者たちの』(いずれもミシマ社)、『旋回する人類学』(講談社)、『これからの大学』(春秋社)など。 喜多村みか 写真 1982 年、福岡県糸島市生まれ。写真集に『TOPOS』(sign and room)、『Einmal ist Keinmal』(Therme Books)。受賞歴に、VOCA 展2019 大原美術館賞、キヤノン写真新世紀優秀賞など。 松村圭一郎 著・喜多村みか 写真 208ページ/四六判/並製/本体1,600円+税 ISBN978-4-8167-1014-8 C0095 2024年4月29日発行
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ラーメン記者 九州をすする! 替え玉編
¥2,090
ラーメン記者が選りすぐった、店の歴史と味をどうぞ! 福岡・久留米から佐賀、大分、熊本、宮崎へ広がった白濁豚骨の系譜。消えゆく名店、家系ラーメンの本家、札幌の人気の味を引き継いだ人たち。「もしもしラーメン」や「便所ラーメン」との愛称で親しまれる店の始まりから、非豚骨で勝負をかけた学生起業家まで―。 食べ歩きを続けるラーメン好きであり、新聞記者でもある筆者〝ラーメン記者〟が、新旧さまざまな選りすぐりの店をじっくり取材し、その味と歴史を記した異色のグルメガイド。 九州を中心に100軒以上の店を紹介し、豚骨誕生から九州内での伝承と普及、全国への伝播までを掘り下げた決定保存版となっている。 全国のご当地ラーメンや○○系ラーメンも紹介。ラーメン店主と山登りをする企画のほか、巻末には、ちゃんぽん豚骨ラーメンの誕生から伝播、各地で生まれた地域の味、東京への普及、さらに東京においての豚骨ラーメン事情などを記録したエッセー「九州豚骨今昔物語」も収録している。 装画は牧野伊三夫 <著者プロフィール> 小川祥平 (オガワショウヘイ) 記者、編集者。1977 年福岡県生まれ。ラーメン好きが高じて取材を始め、"ラーメン記者"を名乗って活動。 新聞や雑誌、ウェブなどで執筆をする。音楽も好きで、福岡のラジオ局CROSSFM の音楽番組「URBAN DUSK」内で、ラーメンと音楽を結びつけて紹介している。 著書に「ラーメン記者、九州をすする!」。編著に「地べたの戦争」「くじゅう連山 四季の絶景登山ルート」「SとN pocket」など。記者として、福岡本社文化部、東京支社報道部、佐賀、大分・宇佐で勤務。登山雑誌「季刊のぼろ」元編集長、現在は西日本新聞くらし文化部次長。 小川祥平 著 336ページ/A5判/並製/本体1,900円+税 ISBN978-4-8167-1012-4 C0026 2024年3月31日発行
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これはわたしの物語 橙書店の本棚から
¥1,925
熊本で小さな本屋兼喫茶店を営んでいる。 珈琲をいれ、お客さんに本をすすめる。 そして時折、新聞や雑誌に書評を書く。 店での会話も書評もやっていることは変わらない。 さて今晩も、読んでくれる人を思い浮かべて原稿書きだ――。 熊本の「橙書店」店主、田尻久子氏による初めての書評エッセイ集。 西日本新聞書評連載など新聞・雑誌書評(72篇)のほか、本と本屋をめぐるエッセイ(雑誌掲載文、書き下ろしエッセイ・読書日記など12篇)を併せて収録。 エッセイでは、10代の頃の読書、記憶の本棚、「年を重ねた者は若い人たちへ何かしらの義務がある」と50歳を過ぎて気づかせてくれた熊本の大先輩の言葉などを綴る。 出会った本を自らの糧として読み、思いをわかちあえる誰かへと手わたす。本屋店主の日々の営みから立ち上がる体験的書評エッセイ集。 装丁・装画・本文デザイン 鈴木千佳子 <著者プロフィール> 1969年、熊本市生まれ。「橙書店 オレンジ」店主。 会社勤めを経て2001年、熊本市内に雑貨と喫茶の店「orange」を開業。2008年、隣の空き店舗を借り増しして「橙書店」を開く。2016年より渡辺京二の呼びかけで創刊した文芸誌『アルテリ』(年2回刊)の発行・責任編集をつとめる。同年熊本地震被災後、近くに移転し再開。 2017年、第39回サントリー地域文化賞受賞。著書に『猫はしっぽでしゃべる』(ナナロク社)、『みぎわに立って』(里山社)、『橙書店にて』(晶文社、2020年熊日出版文化賞)、『橙が実るまで』(写真・川内倫子、スイッチ・パブリッシング)がある。 田尻久子 著 240ページ/B6判/並製/本体1,750円+税 ISBN978-4-8167-1008-7 C0095 2023年8月8日発行
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松本清張はよみがえる 国民作家の名作への旅
¥1,760
松本清張が亡くなって30年以上がたった今なお、作品に描かれた恨みや妬み、復讐心は特有の「まがまがしい魅力」を放つ。 気鋭の批評家、酒井信(明治大准教授)が、長・短編合わせて1000に及ぶ清張作品から代表作50編を取り上げ、現代の作家の筆致と比べながら、作品が有するリアリティーに迫っていく。 「或る『小倉日記』伝」では、森鷗外の足跡を追い求める登場人物の姿に西村賢太を重ね、長編の代表作「眼の壁」からは村上春樹の作品との共通項を見いだす。 ピックアップした1950~90年代の代表作を年代ごとに収め、作品の舞台が一覧できる地図や現代作家との相関図も掲載。清張作品の入門書やガイドブックとしても活用できる。 平成不況や令和のコロナ禍を通して、都市と地方あるいは所得の格差が広がり続ける今、清張の作品から学ぶことは思いのほか多い。 <著者プロフィール> 酒井信(さかいまこと) 1977年、長崎市生まれ。明治大学准教授。早稲田大学卒業後、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学助教、文教大学准教授を経て現職。 専門は文芸批評・メディア文化論。著書に『現代文学風土記』『吉田修一論 現代小説の風土と訛り』『メディア・リテラシーを高めるための文章演習』など。 酒井信 著 224ページ/四六判/並製/本体1,600円+税 ISBN978-4-8167-1011-7 C0095 2024年3月1日発行
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別冊noboro山歩きガイド くじゅう連山 四季の絶景登山ルート
¥1,760
2023年3月に定期刊行を終了した九州・山口唯一の山歩き・野遊び専門誌「季刊のぼろ」。これまでの季節に応じた登山情報を提供するスタイルから、一年を通して使えるガイドブックへ。登山初心者にもステップアップを目指す人にも役立つ情報が詰まった本に生まれ変わります。 第一弾は九州で人気No.1の大分県のくじゅう連山を深堀り。紅葉やミヤマキリシマの見頃や見どころ、達人おすすめの17ルートやトレランコース、下山後の温泉や宿泊施設など、くじゅうの山登りを満喫するための情報が満載です。 春は黒、夏は青、秋は赤、冬は白―。「九重山記」(1770年)にこう表現されたくじゅう連山のグラデーション。撮り下ろし写真にくわえ、季刊誌発行10年間の膨大なストックをふんだんに盛り込み、ページをめくるだけで移ろう山の表情を堪能できます。 その色彩が一段と際立つのが、紅葉と初夏のミヤマキリシマの季節。本書では、それぞれ特集ページを設け、くじゅうを知り尽くす達人たちが山ごとにベストシーズンや本当は教えたくない観賞スポットなどを徹底解説します。 おすすめルートでは、定番の長者原と牧ノ戸峠両登山口を起点にした王道コースはもちろん、「ファミリーで手軽に登りたい」「登山客の少ない穴場を知りたい」「山小屋に泊まってみたい」などさまざまなニーズに応じた登山コースを厳選。そのほか、くじゅうを彩る花々、懐かしいくじゅうの記録写真、近隣の立ち寄りなど使える情報が盛りだくさん。登山者に大人気の山小屋、法華院温泉山荘の全貌を紹介するコーナーもあり。監修は全編「くじゅうネイチャーガイドクラブ」が担当。 くじゅう愛好家必携の一冊です。 西日本新聞社 編 128ページ/B5判/並製/本体1,600円+税 ISBN978-4-8167-1009-4 C0075 2023年10月13日発行
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山地図本 秋編 九州・山口の登山ルートガイド(のぼろBOOKS)
¥1,430
王道から穴場まで、紅葉スポットを一挙に紹介! 秋に登りたい九州・山口の30ルートをとことん案内します。秋の野花に癒やされ、秋の澄んだ空気の中で思いっきり深呼吸。「季刊のぼろ」ガイドシリーズの秋編も、2万5000分の1の大きな地図付きで、安心して登山を楽しんでもらえます。 くじゅうの平治岳、福岡の四王寺山、九州脊梁山地など。登山愛好家お墨付きの紅葉スポットから身近な紅葉狩りまで、各ルートの見どころをカラー写真とともに紹介しています。紅葉以外にも、秋だからこそ味わえる山の空気や草花を求めて歩くルートも案内します。オールカラー。 本書は、九州の山歩き&野遊び専門誌「季刊のぼろ」に掲載してきた季節おすすめのルートを一冊にまとめた登山ガイド。全30ルートに、山行のポイントや歩行時間などが一目で分かる大きな地形図が付いています。見どころなどや難所を記した詳細リポートと一緒に読めば、登山コースのイメージを容易につかめます。地図は国土地理院発行の2万5000分の1の地形図を引用しており、地形図や等高線を読む楽しさも味わえます。 西日本新聞社 編 128ページ/B5判/本体1,300円+税 ISBN978-4-8167-0996-8 C0075 2021年9月10日発行
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山地図本 冬編 九州・山口の登山ルートガイド(のぼろBOOKS)
¥1,430
青空に映える、真っ白な樹氷。 まるで氷の彫刻のように、凍り付いた滝。 一面の銀世界と、雪上に残された小動物たちの足跡。 雪とは縁遠いイメージのある九州でも、冬山登山の醍醐味はたっぷり味わえるんです。 くじゅう、宝満山、雲仙・普賢岳…。 創刊から35号を数える登山専門誌「季刊のぼろ」がこれまでに紹介してきた、冬に一押しの九州・山口の31ルートを一冊にまとめました。霧氷や氷瀑に出合える登山道を、2万5000分の1の大きな地形図と、美しいカラー写真とともにとことん案内します。 全31ルートに山行のポイントや歩行時間、見どころや難所を詳細にリポートしているので、登山コースのイメージを容易につかめ、安全登山のお供に最適です。地図は国土地理院発行の2万5000分の1の地形図を引用。地形図や等高線を読む楽しさも味わえます。下山後のおすすめ立ち寄りスポットも紹介しています。 西日本新聞社 編 128ページ/B5判/本体1,300円+税 ISBN978-4-8167-0998-2 C0075 2021年12月23日発行
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山地図本 春編 九州・山口の登山ルートガイド(のぼろBOOKS)
¥1,430
九州・山口密着の野遊び&山歩き専門誌「季刊のぼろ」から待望のガイドブックが誕生! 花のトンネル、新緑が彩る稜線、山頂から見渡す風薫る景色―。 野を駆け、山に登りたくなる春、九州・山口のおすすめの登山ルート29本を、大きな地図とふんだんな写真で徹底ガイドします。 収録した29ルートは、九州・山口に密着した野遊び&山歩き雑誌「季刊のぼろ」に掲載した、春のベストルートを再編集したもの。創刊から7年、季節を切り口に登山ルートをまとめた、山好きさん待望のガイドブックができました。 貴重なスプリング・エフェメラル(春植物)のひとつ、カタクリの自生地として名高い九州脊梁山地を歩くルート、人気のくじゅうの穴場ルートのほか、ファミリー登山にもおすすめできるルートなどを紹介した、登山者必携の一冊です。 全29ルートに、山行のポイントや歩行時間などが一目で分かる大きな地図と、見どころや難所を記した詳細リポートが付いています。読めば、登山コースのイメージを容易につかめるはず。地図は国土地理院発行の2万5000分の1の地形図を引用しており、地形図や等高線を読む楽しさも味わえます。オールカラーで見やすく、使いやすいガイドブックです。 西日本新聞社 編 120ページ/B5判/本体1,300円+税 ISBN978-4-8167-0980-7 C0075 2020年4月30日発行
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山地図本 夏編 九州・山口の登山ルートガイド(のぼろBOOKS)
¥1,430
--九州・山口密着の野遊び&山歩き専門誌「季刊のぼろ」ガイドブック第2弾!-- なぜ、暑い夏に山に登るのか?! だって山には滝がある、沢がある、スリルがある! 夏にしか咲かない花もある!! 登らないなんてもったいない。九州・山口に密着した野遊び&山歩き雑誌「季刊のぼろ」がおすすめする、夏山登山ルート31本を紹介します。 全31ルートに、山行のポイントや歩行時間などが一目で分かる大きな地形図付き。見どころなどや難所を記した詳細リポートと一緒に読めば、登山コースのイメージを容易につかめます。地図は国土地理院発行の2万5000分の1の地形図を引用しており、地形図や等高線を読む楽しさも味わえます。 夏の山を彩る花、マイナスイオン漂う滝、スリル満点の岩場など、各ルートの見どころをふんだんな写真で紹介。ページをめくるだけで夏の暑さを忘れさせます。本をお供に山に登れば、納涼スポットを安心してたどれること請け合い。ユリやイワタバコ、オオキツネノカミソリなど、夏の花々に出合えます。登山者必携! シリーズでそろえてほしいガイドブックです。オールカラー。 西日本新聞社 編 128ページ/B5判/本体1,300円+税 ISBN978-4-8167-0982-1 C0075 2020年7月15日発行
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31センチの約束
¥1,320
友だちが苦しんでいるとき、あなたならどうしますかー? 小学4年生のサラは、おしゃれ好きな女の子。友だちのゆいといっしょに、バレーボールのクラブチームに入って毎日を楽しんでいます。 ところが突然、ゆいが白血病という病気になったことがわかります。治療のために、ゆいの美しい髪が失われてしまいます。 サラは、ゆいのために髪を伸ばし、ウイッグ(かつら)を作ってプレゼントしようと心に決めます。でも、バレーボールクラブには「髪はショートカット」という伝統があって…。 病気の治療で髪を失った子どもたちへ、髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」をめぐる物語。小学校中高学年~。 嘉悦洋 著 ながん 絵 96ページ/A5判/上製/本体1,200円+税 ISBN978-4-8167-0992-0 C8093 2021年5月30日発行
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明治・大正・昭和 九州の鉄道おもしろ史
¥1,870
古地図も貴重な写真も楽しめる!九州の駅と鉄道をめぐる珍談、雑学満載のヒューマンストーリー。 九州で最初に汽車が走ったのは明治22年。その後、網の目のように広がった鉄道路は、産業を支え、大いに九州を活気づけることになる。 しかし、新駅・新路線開業の舞台裏には、悲喜こもごものドラマがあった。 「おらが町にも鉄道を通せ!」と、国や代議士を巻き込んだ大騒動や、「泥棒がくるごとなる!」「若いモンが街で遊んで働かんごとなる!」と反対した町、石炭の奪い合いや、一度も汽車が走らないまま廃線となった路線など…。 詳細な取材に基づいた史実と滑稽噺を約160本収録! 【九州のほぼ全路線を取り上げています】 鹿児島本線・長崎本線・佐世保線・大村線・唐津線・筑肥線・松浦鉄道・日豊本線・吉都線・日南線・宮崎空港線・久大本線・豊肥本線・筑豊本線・後藤寺線・室木線・篠栗線・香椎線・日田彦山線・肥薩線・指宿線・志布志線 ほか 弓削信夫 著 448ページ/四六判/本体1,700円+税 ISBN978-4-8167-0885-5 C0065 2014年6月12日発行
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続・ペコロスの母に会いに行く
¥1,320
「ゆういち、生きとこうで。生きとけば、どげんでんなる。」 母と父の気配をすぐそこに感じながら 詩情豊かに描いた、老いとぼけと家族の物語。 デビュー作『ペコロスの母に会いに行く』(第42回日本漫画家協会賞優秀賞受賞)から約7年。 西日本新聞※、新潟日報※、東京新聞、北海道新聞で長期にわたり連載された8コマ漫画「続・ペコロスの母に会いに行く」「ペコロスの陽だまりの時間」を再編集。(※は現在も連載中) 【著者あとがきより】 とにかく生きてください。どういう時代をどういう状況でくぐり抜けようと、 くぐり抜けた日々は全てあなたの糧になっています。 後で気づくので、気づく時まで、まず生きてください。 僕の卒業時の卒業アルバムにあったカロッサの詩の一節、 生きていなさい! 星が私に言いました。 生きていなさい! 森も小川も言いました。 この言葉がずっと心にありました。 自殺しようとして森に入った人に向かって、自然が囁いた言葉だと解釈して。 とても腑に落ちるフレーズでした。そしてこの言葉を自分なりに咀嚼して、 生きとかんば! (生きとけば)どんげんでんなる! これらの言葉をキーワードにマンガや唄を作っています。 (中略) ボケるということは、辛かったことも忘れていくということ。 認知症になった母の頭の中を、僕は、父との楽しい思い出で満たしてあげたい。 そのために、僕は漫画を描く。 だから希望しか描かない、描きたくない。 そう思っています。 老いを、人生を、笑っていきましょで! 皆さんの肩の荷が少しでも軽くなりますように。 ペコロスこと、漫画家岡野雄一のタイムトラベルエッセイ決定版をお届けします。 <著者紹介> 漫画家、シンガーソングライター。1950年長崎市生まれ。高校卒業後に上京、出版社に勤務。40歳で長崎にUターンし、息子と老いた両親と同居を始める。 父さとるさん亡き後、「ぼけ」が始まった母みつえさんとの日々を、長崎のタウン誌に描き始める。自費出版した漫画が話題を集め、 2012年にデビュー作『ペコロスの母に会いに行く』(西日本新聞社)を刊行。第42回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞し、25万部超のベストセラーとなった。 同名でドラマ化(NHK-BS)され、2013年秋に映画化される。映画は2013年の第87回キネマ旬報ベスト・テンで、日本映画ベスト・ワンを獲得。『みつえばあちゃんとボク』(西日本新聞社)のほか著書多数。 『ペコロスの母に会いに行く』は2019年3月にKADOKAWAから文庫化され、同年5月からNBCテレビ(長崎放送)でアニメが放送開始予定。 岡野雄一 著 192ページ/A5判/本体1,200円+税 ISBN978-4-8167-0971-5 C0095 2019年5月20日発行
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ペコロスの母に会いに行く
¥1,320
◎第42回日本漫画家協会賞優秀賞受賞!◎ 母は、人生の重荷を下したかのように、ゆっくりとゆっくりとボケていきました─ 62歳、無名の“ハゲちゃびん”漫画家が 施設に暮らす認知症の母との 「可笑しく」も「切ない」日々を綴った 感動のコミックエッセイ! 40歳で故郷長崎にUターンした漫画家(62歳)が、親の老いを見つめてきた日々の、笑えて、温かくて、どこか切ない家族の物語。 主人公は、認知症と診断され施設に暮らす現在89歳の母。母が見せる「人生の重荷を下ろしたとびっきりの笑顔」や、著者のはげた頭を見て名前を思い出すエピソード、時折つぶやく亡き父との思い出話などを描いたコミックエッセイです。 「忘れること、ボケることは、悪いことばかりじゃないんだ。母を見ていてそう思った」 長崎市の老舗書店で2カ月間売り上げ1位を記録した自費制作本などから、家族を描いた漫画を集め、新作やエッセイを加えて刊行! 岡野雄一 著 B5判変型/192ページ/並製 ISBN978-4-8167-0853-4 C0095 2012年7月7日発行
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みつえばあちゃんとボク
¥1,320
25万部発行「ペコロスの母に会いに行く」の岡野雄一氏、最新刊。 全国の読者に愛された、みつえばあちゃんのかわいらしさと詩情豊かな心象描写がオールカラーで、さらに広がります。 東京から(ハゲた)お父さんの故郷・長崎に引っ越してきた小学生のまーくんは、母親代わりのみつえばあちゃんと、さとるじいちゃんと、仲良く一緒に暮らしています。本書は、特に事件が起こるでもない、ばあちゃんと孫の日常を描いたものですが、岡野さんはその中に「豊潤な時間」を見つけます。まーくんを温かく見守り、少しずつ老いていくみつえさんに、読み手は「誰よりも心を許した、許したかった」おばあちゃんの姿、声を思い出すことでしょう。 前作同様、岡野さんが描くのは、決して「無」ではない、認知症の豊かな世界。 「記憶は愛である」と言ったのは、映画「ペコロスの母に会いに行く」の森﨑東監督。まーくんとみつえばあちゃん、それぞれの愛を感じてください。 岡野雄一 著 208ページ/四六判/本体1200円+税 ISBN978-4-8167-0911-1 C0095 2015年12月24日発行
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現代文学風土記
¥1,980
「小説は場所への興味から始まる」吉田修一 (「波」2019年9月号より) 気鋭の批評家、酒井信(明治大准教授)が〝土地〟から小説を読み解くブックガイド。 農村、漁村、下町や都心部、寂れゆく地方都市、郊外のベッドタウン…。小説には、土地から立ち上がるもの、逆に立ち上がらなくなったものが反映されている。作家の出身地、小説の舞台、インタビューなどをたどりながら、作品を批評。通読すれば現代社会のかたちが見えてくる。 主要文学賞、必読作品、読書感想文向け作品などの分類もあり、高校、大学生向けのブックガイドとしても活用可能。 中上健次、カズオ・イシグロ、村上春樹、角田光代、伊坂幸太郎、東野圭吾、三浦しをん、西村賢太、青来有一、吉田修一、桜木紫乃… 純文学からエンタメ小説のジャンル問わず、1977年から2021年の180編を収録。舞台は全47都道府県に及ぶ。 著者プロフィール 酒井 信(さかい まこと) 1977年長崎市生まれ。明治大学国際日本学部准教授。早稲田大学人間科学部卒業後、慶應義塾大学政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学助教、文教大学准教授を経て現職。専門は文芸批評・メディア文化論。著書に『吉田修一論 現代小説の風土と訛り』『メディア・リテラシーを高めるための文章演習』など。 酒井信 著 416ページ/A5判/並製/本体1,800円+税 978-4-8167-1001-8 C0095 2022年5月18日発行
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季刊のぼろ Vol.40(2023・春)
¥1,200
増ページでいつもより情報満載! 第1特集は「今、だれかに伝えたい山」。 2013年に創刊した九州・山口唯一の地元登山雑誌「季刊のぼろ」は40号をもって定期刊行を終えることになりました。 最終号の特集では、のぼろを刊行してきた10年間を振り返りながら、いつまでも変わらない山の魅力、そんな魅力を後世に伝えようと活動する人たちを紹介します。 ▽のぼろの10年 九州の山々、そして読者と一緒に過ごした季節。 ▽本の中に堆積した登山の歴史 ▽一輪の花を慈しむ心 ▽ヤマップは、まだ二合目。 ▽祖母山REBORN Pick Upは「最後に紹介したい山」 九州・山口の多くの山、ルートを紹介してきた「のぼろ」。 「最後だから」と各県のガイドや編集部員お薦めの山を紹介します。 第2特集は「法華院温泉山荘24時」 九州の山好きなら1度は足を運んだことがあるかもしれない「くじゅう連山」の山小屋「法華院温泉山荘」。 くじゅうの山々を見渡せる世界に身を置くことができ、九州で最も高い場所にある温泉も楽しむことができます。そしてなにより、山好きに出会うことができる「場」であることが最大の魅力ではないでしょうか。 編集部は24時間、この山荘にとどまり、行き交う人々、そこで働くスタッフたちを取材。その魅力の一端を体感してきました。 【連載】 ■『Best Route in Spring 』 △野岳~妙見岳(長崎県) △高岳(熊本県) △扇山(宮崎県) △井原山(福岡・佐賀県) △高岩(大分県) △甫与志岳(鹿児島県) ■『低山万歳!』 ▲英山(佐賀県) ▲三池山(福岡県) ■エッセー『ジャパニーズ・カリブーよもやま話』 栗秋正寿 世界を舞台に活躍した登山家が、九州の山の思い出を語ります。 ■『山麺部』山頂で本格的なラーメンを食べよう。 そんな思いで始まった企画では、店でつくったままのスープを丼とともに持って上がり、風景をトッピングに一杯を頂きます。ほか。 西日本新聞社 編 160ページ/A4判変型/本体1,091円+税 ISBN 978-4-8167-1007-0 C0075 2023年3月17日発行
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シーナの夢 若松,博多,東京,HAPPY HOUSE
¥1,540
SOLD OUT
本書『シーナの夢』がモチーフになった NHKドラマ「You May Dream」(2018年放送)の再放送決定! 2018年3月に九州沖縄地方で限定放送され、全国のロックファン、シーナ&ロケッツファンから圧倒的反響を得たドラマが、NHK地上波で再放送されることが決まりました! 【放送予定】令和5年2月12日(日)午後1:05~ 総合テレビ(九州・沖縄) 【出演】石橋静河、福山翔大、徳永玲子、佐田正樹(バッドボーイズ)、松重豊 ほか 【制作】NHK福岡放送局 【撮影】オール福岡県内ロケ(福岡市・北九州市にて撮影) 番組ホームページ https://www.nhk.or.jp/fukuoka/recommend/dream/index.html 【NHK福岡発地域ドラマ「You May Dream」モチーフ本】 地元出版社だからこそ、あの鮎川弁がそのまま活字に! 1978年結成のロックバンド、「シーナ&ロケッツ」 ボーカルであり、ギタリスト鮎川誠の妻でもあるシーナが2015年2月14日、この世を去った。 2015年3月、悲しみ冷めやらぬ四十九日に、福岡県北九州市若松のシーナの実家でロングインタビューが行われた。鮎川が旧友たちだけに語ったのは、亡き妻シーナへのあふれるほどの愛の言葉。 このインタビューを基にしたCROSSFMのラジオ番組「HAPPY HOUSE〜The family's starting point」は、第11回日本放送文化大賞・ラジオ部門グランプリを受賞。RKB毎日放送でもテレビ番組「豆ごはん〜追悼! 愛され続けたロック歌手シーナ 若松の商店街からロック界永遠の女王へ!」として放送され、大きな反響を呼んだ。 『偉大なロックの師匠ちいうか、同志ちいうか。ロックの心をほんとに教えてくれたのが、一番身近におる、シーナやったんよ─』 『「私も自分の歌ったレコードを、自分で聴いてみたい」っち、シーナが、ぽつりと言うたんよ。その言葉にね、俺、すごい素敵な夢もろたんよ』 地元かつ旧友相手のインタビュー。だから、素の表現満載。 ファン垂涎!待望の書籍化。 語り 鮎川誠 聞きて 栗田善太郎(ラジオパーソナリティ) 寺井 到(RKB毎日放送ディレクター) 松本 康(JUKE RECORDS店主) 224ページ/四六判/本体1400円+税 ISBN 978-4-8167-0923-4 C0095 2016年8月31日発行
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のぼろ立体マップ『宝満・三郡山系』
¥2,640
初のオリジナルグッズが登場! のぼろ立体マップ『宝満・三郡山系』 事前の計画、山行中のルート確認など地図は登山において欠かせない道具のひとつ。実用的な側面が強い地図ですが、眺めても楽しいものです。「地図が立体だったら、もっと山をリアルに感じることができるのでは」と思い、企画したのがこの立体マップです。 今回は宝満・三郡山系。宝満山から若杉山まで続く長い縦走路、美しい稜線と深い谷の地形が特徴の同山系。手に持つと、この地形が一目瞭然で同山系の全景がどの方角からでも眺めることができます。くるくる回しながら自ら歩いた道を指でたどったり、各山のピークからの展望を想像したり。登山時に携行する、観賞用としてご自宅に飾るなど、いろいろな楽しみ方ができます。 <特徴> 1.地形が一目瞭然 この立体感によって、山容や谷の深さなど、地形の把握が容易にできます。標高100メートルごとに色分けし、一般的な登山ルートも記載。山系を俯瞰して眺めることができます。 2.優れた耐水・耐久性 山行中の突然の雨、飲み物をこぼしても安心。軽い汚れは、薄めた中性洗剤を染み込ませた柔らかい布で吹くだけ。少々の曲げ癖なら、同封する透明の型に入れて数日おけば元に戻ります。 3.携行しやすい 柔らかく軽い樹脂シートを使用。丸めたり、折り曲げてザックなどに収納できます。 4.縮尺は1/25000 立体マップは、国土地理院発行の地形図を元に製作。縮尺は、登山者なら見慣れている1/25000です。よりリアルに宝満山や三郡山などを感じることができます。 5.自宅で山気分に 悪天候などで山に入れないとき、この立体マップを自宅で眺めるだけで宝満・三郡山系に登った気分になれるかも。次の山行の計画にもお役立てください。 【商品の色について】 商品の写真はできる限り実物の色に近づけるようにしていますが、 お使いのモニター設定、お部屋の照明などの環境により、実際の商品と色味が異なる場合がございます。 【本商品と書籍を一度にご購入いただいた場合の発送】 発送時期は、立体マップと書籍同時となります。ご注意ください。 【ご予約受付方法】 本サイト以外に、以下のお電話でもお受付いたします。 西日本新聞社ビジネス編集部 電話 092-711-5523(平日午前10時~午後5時) <仕様> サイズ タテ420mm×ヨコ297mm(立体マップのみ)※A3サイズ、無色の型も同様 重量 34g(立体マップのみ) 材質 樹脂シート(非塩ビ) 縮尺 1/25000 監修 九州登山情報センター(山の図書館) 製造 国際地図株式会社 販売 西日本新聞社ビジネス編集部 【お問い合わせ】 西日本新聞社ビジネス編集部 電話 092-711-5523(平日午前10時~午後5時) メール novolo@nishinippon-np.jp
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季刊のぼろ Vol.39(2023・冬)
¥1,000
第1特集は『山のがっこう』 雪山に挑戦したいけれども踏み出せない方、次なる山の準備にあてる方…。 冬の時期の山好きの気持ちはいろいろです。 今号は、そんな方たちのために「山のがっこう」と題し、冬山のイロハから山の選び方、 トレーニング、登山の新しい楽しみ方を指南。まだ見ぬ山登りの楽しみは広がっているはず。 さあ皆さん、ステップを踏みながら、新しい世界を体験してみませんか。 <記事内容> 〇看護師登山家、渡邊直子さんとくじゅう連山に登る 〇山のいろんな楽しみ方 星に一番近いところだから登る 〇朝がつくる色 くじゅうでモルゲンロートが見たい! 〇冬がつくる光 氷の造形美を見たい! 〇山がつくる冬 巨大噴火の痕跡を探そう! 〇ステップアップへの道 グレーディング(ハードさ指標)で目標を決めよう! 〇楽しみながら冬山トレーニング 地図読みや雪山体験をしてみよう1 〇グレーディングとう生かす 制作者と活用者に聞く Pick Upは『国東半島「み仏の里」を登る』 天台宗を中心とした寺院群「六郷満山」が華開き、神仏習合の山岳仏教文化が栄えた国東半島。この地域は、山登り、山歩きの魅力にあふれています。 岩場が多い山々は、標高こそ低いものの、登り応えが十分。山岳仏教の修験者が通る「峯入り」の道をベースした全長130kmの「国東半島峯入りロングトレイル」のルートが売り。 見どころやポイントを紹介します。 取り上げるルート ●熊野摩崖仏~西叡山 神と仏に包まれて ●中山仙境~五辻不動 「動」から「静」を満喫 ●国東半島峯道ロングトレイルとは 10区間123キロの人気コース ●岩戸寺~文殊仙寺~文珠山 進化するトレイルコース ●両子山~両子寺 峯入りの終着の地 【連載】 ■『Best Route in Winter 』 ▽矢岳~高岩山(長崎県) ▽市房山(熊本県) ▽犬ケ岳(福岡・大分県) ▽鎧ケ岳(大分県) ▽野間岳(鹿児島県) ■『低山万歳!』 ▽土器山(佐賀県) ▽龍ケ岳(熊本県) ■エッセー『ジャパニーズ・カリブーよもやま話』 栗秋正寿 世界を舞台に活躍した登山家が、九州の山の思い出を語ります。 ■『山麺部 in 足立山』 本屋大賞作家、町田その子登場 「クモノウエ」の一杯 ■のぼろ図書館 「暴れ川と生きる」 澤宮優 著 評:高倉美恵 ■のぼろ映画館 「ブータン 山の教室」 評:森元斎 ほか 西日本新聞社 編 128ページ/A4判変型/本体909円+税 ISBN 978-4-8167-1005-6 C0075 2022年12月9日発行
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季刊のぼろ Vol.38(2022・秋)
¥1,000
第1特集は「九州脊梁 分水嶺のたからもの」。 「九州の背骨」といわれる九州脊梁(熊本県、宮崎県)。背骨は分水嶺として水を育み、豊かな植生を育む「たからもの」だった。折り重なるような深い谷と山には、6千ヘクタールの森が今なお自然のままに息づいている。その存在は過去、存亡の危機にあった。多様なルートを有する九州脊梁の今と昔、そして未来へ。たからものを巡る物語。 <記事内容・ルート> 〇 SF作家、梶尾真治さん(熊本市在住)と行く白鳥山: 著作「未来のおもいで」の舞台となった同山を一緒に。 〇 脊梁をコアに楽しむ:脊梁を愛する人々が、最深部でテント泊。 ▽平家落人伝説の「白鳥山」: ウエノウチ登山口(熊本県八代市)→白鳥山→峰越登山口(宮崎県椎葉村) ▽ 古道や幻想的な森も楽しめる「向坂山」: 五ヶ瀬スキー場(宮崎県五ヶ瀬町)→向坂山→白岩山 ▽「烏帽子岳~五勇岳~国見岳」:峰越登山口(椎葉村)→烏帽子岳→五勇岳~峰越登山口 ▽ 脊梁北端で阿蘇一望「トンギリ山」: 栗藤登山口(熊本県山都町)→トンギリ山→黒峰→舞岳登山口(同町) ▽ 分水嶺を歩く2泊3日のロングトレイル: 神ノ前登山口(山都町)→黒峰→小川岳など→唐谷登山口(椎葉村) Pick Upは「ぶらり途中下車の山」 今秋、西九州新幹線が開通する。アクセスが向上して〝近く〟なった分、沿線をゆっくり楽しんでみては? 佐賀は武雄温泉駅から延びる佐世保線から登れる「黒髪山」、長崎は諫早駅から島原鉄道に乗り換えて「普賢岳」へ。「郡岳」からは、新幹線高架が見下ろせた。山頂ではご当地の弁当をほおばり、周辺の楽しみ方も提案! 【連載】 <秋のベストルート> ■福岡県朝倉市 鳥屋山 ■長崎県雲仙市 鉢巻山~吾妻岳 ■福岡県添田町・大分県日田市 岳滅鬼山 ■山口県下関市 竜王山 <秋の低山万歳> □佐賀県唐津市 衣干山 □佐賀県大町町・多久市 聖岳~鬼ノ鼻山 □鹿児島県南さつま市 磯間嶽 <エッセー>「ジャパニーズ・カリブー よもやま話 栗秋正寿 ほか 【新連載】 『Camp&Hike』糸島ピクニックビレッジ+立石山 『ギア道』 ほか 西日本新聞社 編 128ページ/A4判変型/本体909円+税 ISBN 978-4-8167-1004-9 C0075 2022年9月10日発行