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もし君が君を信じられなくなっても 不登校生徒が集まる音楽学校
¥1,760
不登校の児童生徒数は全国で約30万人に上り、増加傾向にある。いじめ、発達障害、ひきこもりなど、背後にはさまざまな事情が横たわる。それらの傷をパテで埋めるのではなく、人生の模様として生かそうとする音楽学校が福岡市にあった。音楽×教育という前例のない試みが、心を閉ざした子どもたちに化学反応を促した。 開校した2001年、入学式に集まった子どもの多くは不登校を経験していた。音楽のプロ養成という理念よりも、高校卒業資格が取れるという〝付録〟が本人や保護者に刺さったのだ。 著者の毛利直之氏は、同校創設者で元ミュージシャン。教育分野では素人ながら、素人だからこその気づきを基に、音楽による自己表現を土台に社会性を養っていくスタイルを見いだした。 本書は「学校を辞めたい」「特性」といったキーワードごとに、開校以来20年間の事例をまとめ、実践的なアプローチを紹介。卒業生で歌手の手嶌葵さんも登場する。また、新入生の1年間を追った定点観測も収録。自己肯定感の育み方をテーマにした詩人との対談もある。 音楽と本気で向き合い自信を取り戻した子どもたちの足跡が、今悩んでいる君の1歩目になる-。そんなヒントが詰まった一冊だ。 毛利直之・首藤厚之 著 208ページ/四六判/並製/本体1,600円+税 ISBN978-4-8167-1016-2 C0036 2024年12月8日発行
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ラーメン記者 九州をすする! 替え玉編
¥2,090
ラーメン記者が選りすぐった、店の歴史と味をどうぞ! 福岡・久留米から佐賀、大分、熊本、宮崎へ広がった白濁豚骨の系譜。消えゆく名店、家系ラーメンの本家、札幌の人気の味を引き継いだ人たち。「もしもしラーメン」や「便所ラーメン」との愛称で親しまれる店の始まりから、非豚骨で勝負をかけた学生起業家まで―。 食べ歩きを続けるラーメン好きであり、新聞記者でもある筆者〝ラーメン記者〟が、新旧さまざまな選りすぐりの店をじっくり取材し、その味と歴史を記した異色のグルメガイド。 九州を中心に100軒以上の店を紹介し、豚骨誕生から九州内での伝承と普及、全国への伝播までを掘り下げた決定保存版となっている。 全国のご当地ラーメンや○○系ラーメンも紹介。ラーメン店主と山登りをする企画のほか、巻末には、ちゃんぽん豚骨ラーメンの誕生から伝播、各地で生まれた地域の味、東京への普及、さらに東京においての豚骨ラーメン事情などを記録したエッセー「九州豚骨今昔物語」も収録している。 装画は牧野伊三夫 <著者プロフィール> 小川祥平 (オガワショウヘイ) 記者、編集者。1977 年福岡県生まれ。ラーメン好きが高じて取材を始め、"ラーメン記者"を名乗って活動。 新聞や雑誌、ウェブなどで執筆をする。音楽も好きで、福岡のラジオ局CROSSFM の音楽番組「URBAN DUSK」内で、ラーメンと音楽を結びつけて紹介している。 著書に「ラーメン記者、九州をすする!」。編著に「地べたの戦争」「くじゅう連山 四季の絶景登山ルート」「SとN pocket」など。記者として、福岡本社文化部、東京支社報道部、佐賀、大分・宇佐で勤務。登山雑誌「季刊のぼろ」元編集長、現在は西日本新聞くらし文化部次長。 小川祥平 著 336ページ/A5判/並製/本体1,900円+税 ISBN978-4-8167-1012-4 C0026 2024年3月31日発行
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ペコロスの母に会いに行く
¥1,320
◎第42回日本漫画家協会賞優秀賞受賞!◎ 母は、人生の重荷を下したかのように、ゆっくりとゆっくりとボケていきました─ 62歳、無名の“ハゲちゃびん”漫画家が 施設に暮らす認知症の母との 「可笑しく」も「切ない」日々を綴った 感動のコミックエッセイ! 40歳で故郷長崎にUターンした漫画家(62歳)が、親の老いを見つめてきた日々の、笑えて、温かくて、どこか切ない家族の物語。 主人公は、認知症と診断され施設に暮らす現在89歳の母。母が見せる「人生の重荷を下ろしたとびっきりの笑顔」や、著者のはげた頭を見て名前を思い出すエピソード、時折つぶやく亡き父との思い出話などを描いたコミックエッセイです。 「忘れること、ボケることは、悪いことばかりじゃないんだ。母を見ていてそう思った」 長崎市の老舗書店で2カ月間売り上げ1位を記録した自費制作本などから、家族を描いた漫画を集め、新作やエッセイを加えて刊行! 岡野雄一 著 B5判変型/192ページ/並製 ISBN978-4-8167-0853-4 C0095 2012年7月7日発行
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つかれた日には鍋にキャベツとホロホロ鳥を放り込み
¥1,100
オランダ・アムステルダム、フランス・パリ、東京、そして九州。 ホテルオークラ福岡の総料理長が、若き修業時代から今に至るまで、各地で出会った食の数々をしたためた、おいしいエッセイ集。 著者自身が描いた味わいのある挿画も必見です。 「私はクタクタに煮た野菜が好きである」 「私は元来、ご飯の要らないパン派だ」 「研修時代、トリュフをこっそり丸ごと1個食べて『本物』を学んだ」 日本が世界をもてなす一流ホテルのフレンチレストランで腕を振るう総料理長の素顔を垣間見る31篇。美食家を唸らせる料理を生み出す著者の五感、食に対する情熱が綴られています。 九州やヨーロッパの食文化も織り交ぜ、食欲も旅へ出かけたくなる“旅欲"も刺激。素顔の総料理長がすすめる、簡単でおいしい食べ方や作り方も紹介します。 1本のペンで料理を描いた挿画も著者が手がけました。 著者は普段から、厨房で後輩シェフたちに料理の完成イメージ図を描いているそう。 美しくクラシックなフランス料理を手がける著者の、画力にも注目。 <著者紹介> 1973年大成観光株式会社(現・株式会社ホテルオークラ)入社。 1980年に渡欧し、1982年にはオランダ国内の調理師コンクールで優勝。 ホテルオークラ東京フランス料理レストラン「ラ・ベル・エポック」シェフなどを歴任し、 ホテルオークラの伝統を継承する一人として、またオランダやフランスでの経験から、 基本を大切にしたクラッシックなフランス料理を得意としている。 2011年11月ホテルオークラ福岡 総料理長に就任。2013年6月 ホテルオークラ福岡 取締役総料理長。 谷内雅夫 著 96ページ/A5判/本体1,000円+税 ISBN 978-4-8167-0973-9 C0077 2019年9月1日発行
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博多に強くなろう 北九州に強くなろう 100の物語 上巻
¥2,530
【博多・北九州の人間ドラマ凝縮。軽妙対談。当事者の貴重な証言も】 校閲担当者が「面白くって仕事にならない」と喜び嘆いた39年分の歴史対談集。ドラマ、伝説、怪人伝、古墳時代から近現代にいたるまで、興味深いテーマを100本収録。 愛嬌たっぷり、地域愛たっぷり、すらすら読めてジンとくる。 まさに、歴史historyは物語storyだ! 「博多に強くなろう」「北九州に強くなろう」は、昭和54年(1979)に西日本シティ銀行の前身の一つ・福岡相互銀行が創刊した小冊子です。「地域の歴史や文化について自ら学ぼう、そして多くの人にも知ってもらおう」と、さまざまなテーマを設けて専門家や郷土史家との座談会が行われました。軽妙な語り口の本文と、西島伊三雄さんのイラストや図版を多用した誌面は、深いうえにわかりやすいと好評。新しい号を心待ちにするファンも数多くいました。冊子の発行はその後、合併で誕生した西日本シティ銀行に受け継がれ、平成30年に通巻100号に達しました。 本書は39年・100号にわたる事業に敬意を表し、全話を上下巻に収録したものです。近現代のテーマでは直接の関係者による証言もあり、貴重な史料といえます。創刊の思いと同じく、本書が、私たちの足元を学ぶ機会となり、いまを生きるための一助となれば幸いです。 【上巻 博多篇】 チンチン電車と渡辺与八郎/巷説・遣唐使/博多祇園山笠/博多の豪商/黒田如水と長政/金印・名槍日本号・水牛の兜/仙厓さん/博多どんたく/大宰府/元寇/貝原益軒/博多方言/広田弘毅/福岡城/川上音二郎/城下町福岡の町並み/博多にわか/放生会/野村望東尼/戦国武将と博多/黒田長溥/博多の幽霊ばなし/小島与一/母里太兵衛/明石元二郎/釜屋惣右衛門/博多のごりょんさん/黒田騒動/伊藤小左衛門/福岡と文学/歩兵第二十四聯隊/児島善三郎/山崎朝雲・冨永朝堂/緒方竹虎/栗野慎一郎/菊竹六皷/博多の味/お櫛田さんと博多町人/中村ハル/博多駅物語/中村研一/博多こぼれ話/金子堅太郎/鴻臚館/C・K・ドージャー/大濠公園/中世の博多商人/中野正剛/東中州物語/展望、吉野ヶ里/加藤司書/福岡の野鳥/博多の禅寺/俳句、静雲・菁々子/福岡・北九州の女性/解放の父・松本治一郎/中村琢二/サザエさん物語/明太子誕生物語/夢野久作/頭山満 西日本シティ銀行 編 484ページ/B5判/本体2,300円+税 ISBN978-4-8167-0960-9 C0021 2018年11月22日発行
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博多に強くなろう 北九州に強くなろう 100の物語 下巻
¥2,530
SOLD OUT
【博多・北九州の人間ドラマ凝縮。軽妙対談。当事者の貴重な証言も】 校閲担当者が「面白くって仕事にならない」と喜び嘆いた39年分の歴史対談集。ドラマ、伝説、怪人伝、古墳時代から近現代にいたるまで、興味深いテーマを100本収録。 愛嬌たっぷり、地域愛たっぷり、すらすら読めてジンとくる。 まさに、歴史historyは物語storyだ! 「博多に強くなろう」「北九州に強くなろう」は、昭和54年(1979)に西日本シティ銀行の前身の一つ・福岡相互銀行が創刊した小冊子です。「地域の歴史や文化について自ら学ぼう、そして多くの人にも知ってもらおう」と、さまざまなテーマを設けて専門家や郷土史家との座談会が行われました。軽妙な語り口の本文と、西島伊三雄さんのイラストや図版を多用した誌面は、深いうえにわかりやすいと好評。新しい号を心待ちにするファンも数多くいました。冊子の発行はその後、合併で誕生した西日本シティ銀行に受け継がれ、平成30年に通巻100号に達しました。 本書は39年・100号にわたる事業に敬意を表し、全話を上下巻に収録したものです。近現代のテーマでは直接の関係者による証言もあり、貴重な史料といえます。創刊の思いと同じく、本書が、私たちの足元を学ぶ機会となり、いまを生きるための一助となれば幸いです。 【下巻 博多篇】 フォークの旗手と「照和」物語/檀一雄/大隈言道/福岡女子大物語/原田大六/「九州文学」を支えた群像/孫文と博多/野見山朱鳥/福本日南/平野国臣/謝国明/博多と北九州の文化サロン/稲光弥平/黒田藩、三百年物語/走れアロー号/西鉄ライオンズ/西島伊三雄/九州大学医学部の博士たち/筑紫万葉/後藤又兵衛 【下巻 北九州篇】 安川・松本家のひとびと/林芙美子の実説放浪記/杉田久女/小倉城物語/火野葦平/松本清張/平野遼/門司港レトロ/末松謙澄/源平合戦壇の浦/小倉日記時代の森鷗外/五市合併/櫓山荘をめぐる女人たち/八幡製鉄物語/剣聖武蔵と養子伊織/飴屋物語/佐藤慶太郎/藤田哲也/豪商と大庄屋の日記 西日本シティ銀行 編 480ページ/B5判/本体2,300円+税 ISBN978-4-8167-0961-6 C0021 2018年11月22日発行
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Gohのおつまみフレンチ
¥1,650
SOLD OUT
福岡市・西中洲で〝予約の取れない店〟として知られるフレンチレストラン「Goh」は、九州で初めて「アジアのベストレストラン50」に選ばれた人気店。 テレビや料理教室で活躍する福山剛シェフが、〈お酒に合わせて〉〈おもてなしに〉〈あと1品で迷ったとき〉などいろいろ場面で役立つレシピ48品を紹介します。 キッシュ、ラタトゥイユ、グラタンなどの前菜を中心に、スープ、魚介料理、肉料理、定番のデザートまで「自宅で簡単に作れるフレンチ」を掲載しています。 2013~15年にかけて西日本スポーツに連載した記事をまとめ、加筆・修正したものです。 <著者紹介> 1971年2月26日生まれ。福岡県出身。高校在学中、フレンチレストランの研修を受けた。88年、卒業後、フランス料理店「イルドフランス」に就職。その後、95年からワインレストラン「マーキュリーカフェ」でシェフを務めた。2002年、福岡市に「Goh」を開店。16年には、九州で初めて「アジアのベストレストラン50」に選ばれた。 福山剛 著 120ページ/A5判/本体1,500円+税 ISBN978-4-8167-0941-8 C0077 2017年8月21日発行
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ながのばあちゃんの食術指南
¥1,430
SOLD OUT
西日本新聞紙面の連載をまとめたレシピ本。農業を営む、85歳の長野路代さんが考案する地元食材を使った、時間とお金をかけないレシピは好評です。安くて栄養価の高い旬の食材を調理して1年を通して利用する漬物や調味料などの保存法を中心に紹介します。 掲載中に反響が大きかった赤麴やだしのもとのほか、どんな料理にも合うコショウ酢、手間がかかると思われがちなタケノコの簡単な処理、梅一つで6通りのアレンジ術、自分流に味付けできる白菜漬け、残りご飯でつくるおやつなど、収録したオリジナルレシピを含む64種を掲載します。 <著者プロフィール> 1930年、福岡県飯塚市生まれ。農家の主婦として培った技を生かし、60歳で地域の女性たちと地元農産物を使った加工品を手づくりする「野乃実会」を結成。県農産加工品コンクールで銀賞と受賞した「ゆずドレッシング」や「甘酒こうじ入 赤とうがらし」などのヒット商品を生み出す。「食で地域おこしを」と、加工品製造や料理教室を行う傍ら、レストランのメニュー開発にも携わり、食のアドバイザーとして活動している。西日本新聞に「ながのばあちゃんの食術指南」を連載中。 長野路代・佐藤弘 著 A5判/144ページ/並製 ISBN978-4-8167-0904-3 C0077 2015年8月12日発行
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ラーメン記者、九州をすする!
¥1,540
SOLD OUT
西日本新聞特集面に2014年9月~17年7月まで連載した「ラーメンのれんのヒストリー」を単行本化。 全60回の中から選んだ53店舗を紹介する。グルメガイド本とはひと味違う新聞記者の取材ならではの、店のルーツや店主の人柄、味の秘密を掘り下げた読み応えのある内容。各県の元祖ともいえる老舗から若手の個性派店まで、一杯に込められたドラマを丁寧に描き、豚骨、屋台、替え玉など独自の文化をはぐくんだ九州ラーメンの歴史を紐解く。 小川祥平 著 224ページ/四六判/本体1,400円+税 ISBN978-4-8167-0944-9 C0026 2017年10月22日発行
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いのちをいただく
¥1,320
本書は「命と食」をテーマに講演を行う熊本県の食肉加工センターに勤務する坂本義喜さんの体験談を基にした絵本です。坂本さんは「牛を殺す」という具体的な事例を交えながら、「動物の命を私たちはいただき、生かされている」ことの意味を問い続けます。その講演録を、福岡県行橋市の助産師、内田美智子さんが物語り風にまとめ、佐賀県三瀬村の画家、諸江和美さんが絵をつけました。 物語は、小学校の授業参観をきっかけに、坂本さんと息子のしのぶ君が食肉加工センターの仕事について語り合う場面から、牛の「みいちゃん」を同センターに運び込んだ女の子の家族と、坂本さんとの出会いへと展開します。巻末には、九州大学の佐藤剛史助教が農漁業や保育に携わる人たちを取材し、執筆した現場ルポ「いただきますということ」を収録しました。 80ページ/A5判変型/1200円+税 ISBN978-4-8167-0785-8 C8736 2009年5月11日発行
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ここ 食卓から始まる生教育
¥1,572
内田美智子さんは福岡県行橋市在住の助産師。産婦人科医院勤務の傍ら、「性」「生」「食」をテーマに講演活動を行っています。 講演では「性を大切にしようと思えば生が大切になる。生を大切にすれば食が大切になる。『性』と『生』と『食』はつながっていたのです」と語り、家族で食卓を囲む大切さを訴えます。 本書は、大学生の食育に取り組む九州大学大学院農学研究院助教の佐藤剛史さんとの共著。佐藤さんが執筆した終章では、データや実験結果などで内田さんの考えを検証、裏付ける解説も収録しています。生と死を見つめてきた体験談、乳幼児期の子育て論、子どもが家事を手伝うことによって身につく力や食べることの大切さ―。現代の「食卓」を通して、子どもたちの性の現実、社会や家族のあり方を見つめ直します。 内田美智子・佐藤剛史 著 204ページ/四六判/上製 ISBN978-4-8167-0736-0 C0036 2007年10月20日発行
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泣きみそ校長と弁当の日
¥1,540
自分の弁当づくりと後かたづけを、各家庭で子どもたち自身が行う「弁当の日」の実施校が、全国に広がりつつあります。 小学5、6年生が対象で、「子どもが自分で作り、親は決して手伝わない」というのがルール。2001年、香川県の綾川町立滝宮小学校の校長だった竹下和男さんの発案でスタートしました。 「『自分の存在価値が感じられない』という子どもたちの心理的な空腹感を満たすことはできないか」。そんな竹下さんの思いから始まった取り組みが、この2年間で、小、中、高校から大学まで実施校は400校近く増え、今年5月時点で587校に達しました。 本書は、自分のために、あるいは誰かのために弁当を作ることによって成長する子どもたちの姿と親の喜び、変わっていく家庭や学校の様子など竹下さんの体験に基づいた6つのエピソードを物語仕立てで紹介します。「してやることだけが子育てじゃない」「あなたの成長は私の喜び」。「弁当の日」から発信されるメッセージを受け止め、子どもの成長を支える環境のあり方を考えます。 竹下和男・渡邊美穂 著 120ページ/A5判変型 ISBN978-4-8167-0817-6 C0036 2010年7月7日発行
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平成29年7月 九州北部豪雨 大水害の記録
¥1,019
平成29年7月に福岡、大分地方を襲った豪雨災害の報道をまとめたグラフ誌。 7月5日~24日の間に撮影した写真と西日本新聞記事で構成します。 豪雨のメカニズムや地図、気象庁による降水量データ、明治以降の九州の風水害リストなどの付属情報も掲載。今後も起こりえる災害への備えとしても役立つ内容です。 <目次> 1P 報道グラフ 14P 時系列で振り返る大水害 15p 大雨特別警報とは 16P 7月5日 朝倉市・大刀洗町・日田市・中津市 24P 7月6日 朝倉市・日田市 40P 7月7日 朝倉市・日田市・北九州市 44P 7月8日 朝倉市・日田市 50P 7月9日 朝倉市・日田市 52P 記者が追った「九州豪雨1週間」 54P 読み解く 58P 被災地からの声 60P ひろがる支援の輪 65P 水害ボランティア作業マニュアル 66P 伝えたい 熊本から 68P 豪雨による被害状況マップ 資料編 70P アメダスによれば朝倉で1時間に106ミリの雨が降った 71P アメダス降水量のほかに「解析雨量」がある 72P 解析雨量とアメダス降水量を比べてみた 73P 表で見る「雨の強さと降り方」 74P 死者30人を超える九州の風水害(明治時代以降) 76P 絆は残りつづける 80P 日田祇園「復興へ」決意の巡行 西日本新聞社 編 80ページ/A4判変型/本体926円+税 ISBN978-4-8167-0942-5 C0036 2017年8月5日発行
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博学博多200 増補改訂版
¥2,200
多くの読者に愛された“博多の事典”完全版!全200回の長期連載が1冊に。地元新聞社が作った貴重な《郷土事典》! ※連載期間:1997年1月~2013年9月 2007年に刊行した第1弾は連載120回分。本書は80回分を追加し計200回分の完全版! デザインを大幅リニューアル!読みやすく、欲しい情報が見つけやすくなりました。 *ジャンル別で分かる福岡・博多の歴史 〈歴史〉〈祭り〉〈人物〉〈神社仏閣〉〈工芸・芸能・文学〉〈施設〉〈風物・伝説・食べ物〉 調福男・渕浩子 著 西日本新聞トップクリエ 編 376ページ/B5判/本体2000円+税 ISBN978-4-8167-0881-7 C0020 2014年3月6日発行
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しあわせ農泊 安心院グリーンツーリズム物語
¥1,650
著者の宮田静一さんは、大分県宇佐市の安心院町グリーンツーリズム研究会会長。 グリーンツーリズムとは、農家に宿泊することで農村文化を体感してもらい、農家が現金収入を得る取り組み。高齢化が進む農村の新たな産業として注目されています。由布院市に隣接する中山間地に、ぶどう農家として入植した宮田さんが1996年に同研究会を立ち上げ、「安心院方式」と呼ばれる会員制農村民泊を始めました。 本書では「宿泊者専用の調理場は必要ない」とした大分県独自の規制緩和が後に国を動かした経緯や、農泊を体験した修学旅行生たちが、受け入れ先の家族と涙を流して別れる様子などを振り返りながら、バカンス法制定の実現に向けてグリーンツーリズムの普及に取り組む宮田さんと仲間たちの歩みを紹介します。豊かな生き方、幸せとは何かを、都会で暮らす現代人に問い掛けます。 宮田静一 著 242ページ/並製/四六判 ISBN978-4-8167-0815-2 C0036 2010年6月8日発行
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サイラーのパン
¥1,650
SOLD OUT
福岡で愛されて20年。大評判のパン屋サイラーの本です。お店で人気のパンと職人サイラーさんのこだわりをまとめました。 オーストリアで100年続く パン屋の息子サイラーさん。どうして日本にやってきたのか、自分の店を持ったワケ、大好きなサッカーの話・・・ その半生を振り返ります。 〝伝統的なプレッツェル〟〝クロワッサンの原型キップフェル〟〝ポピュラーなカイザーセンメル〟など・・・ 本物の味36種類の解説、家庭向けのレシピも掲載! アドルフ サイラー・原田博治 著 144ページ/A5判/本体1,500円+税 ISBN978-4-8167-0892-3 C0077 2014年11月7日発行
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糀でつくる一汁三菜 イキイキごはんで適量生活
¥1,320
著者は中村学園大学教授の大部正代教授で、福岡県栄養士会会長。 ブーム以前から糀の「減塩」効果に着目し、成分分析などを専門機関に依頼するなど、栄養学的側面から研究してきました。 本書では35年にわたる病院での管理栄養士の経験をもとに、1食600kcal未満に設定した献立を紹介します。 もう1人の著者浅利妙峰さんは、大分県佐伯市の老舗「糀屋本店」女将。「塩糀ブーム」の火付け役として、テレビ出演、講演などで活躍中。レシピでは素材の旨みを引き出す糀の特性を生かした使い方やコツをアドバイスします。 カロリーを限定し、1品ずつに栄養成分を詳しく明記することで、カロリーや塩分が気になる高血圧や糖尿病予備軍の方のほか、福祉施設や病院など働く栄養士の利用も期待できる本格的な料理本です。 話題の「糀」に日本の伝統的な食事形態である「一汁三菜」を取り入れることで、食べすぎないバランスのとれた食生活を提案します。 大部正代・浅利妙峰 著 86ページ/B5判/並製 ISBN978-4-8167-0859-6 C0077 2013年3月1日発行
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大学では教えてくれない大学生のための22の大切なコト
¥880
本書は、大学教員、助産師、新聞記者など社会で活躍する30~40歳代の6人が、それぞれの出会いや実体験の中で感じた「若い人たちに伝えておきたいこと」について、「生」「食」「性」「生き方」の4つのテーマごとに執筆し、1冊にまとめたものです。 大学生の食生活、デートDV、セックス、妊娠・出産、病、仕事、ボランティア活動などについて、6人が経験を交えながら解説。 「読んで終わりではなく、その後の学生たちの行動につながるように」と、アドバイスします。中学・高校の授業や大学での講義、地域の子育てサークル、講習会などで本書を活用できるように、書き込み式のワークシートも収録しました。 佐藤剛史 編著 132ページ/ブックレット ISBN 978-4-8167-0818-3 C0336 2010年7月23日発行
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食卓の向こう側 コミック編
¥1,047
SOLD OUT
西日本新聞社では、連載やシンポジウムなどを収録したブックレット(小冊子)の出版を続けてきましたが、「子どもたちにも読ませたいが、テキストみたいでとっつきにくい」「食に無関心な層に伝えてほしい」との読者の声を受けて、連載をベースに書き下ろした漫画「コミック編」を刊行することになりました。「家栽の人」で知られる漫画家の魚戸おさむさんが描きます。 若い世代の食生活の実態に警鐘を鳴らし、毎日の排便の大切さを訴えた「うんこ」(第一話)、いびつな食生活により心身が病むことを説いた「青春期内科」(第二話)など計5話で構成します。主人公の女性記者が、取材を通じて「食の現状」を知り、成長していく過程を描きながら、食卓の向こう側に横たわる社会の姿に迫ります。 魚戸おさむ 作画 佐藤弘・渡辺美穂 原作 130ページ/A5判 ISBN978-4-8167-0737-7 C0036 2007年10月9日発行 さらに詳しく:http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/shoku/
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食卓の向こう側第13部 命の入り口 心の出口
¥524
偽装表示や残留農薬問題、激化する食料品の価格競争などによって「食品」に対する私たちの関心は高まってきました。でも、食べ物を口の中に入れた後のことは、考えてきたでしょうか。また、口は健康のシグナルであり、全身の病気とつながっていることが分かってきたのに、他の病気に比べて歯科の優先順位が低いのはなぜでしょうか。 本書は、そんな疑問を提示することからスタートした連載「命の入り口 心の出口」(2009年11月22日~12月1日、2010年1月31日~2月15日)を中心に、連載内容を基調としたシンポジウム、取材班に寄せられた読者の声や関連資料を添えて構成しました。口と咀嚼をテーマに、私たちの健康や医療のあり方などを考えます。 西日本新聞社「食 くらし」取材班 108ページ/A5判ブックレット ISBN 978-4-8167-0816-9 C0336 2010年6月20日発行 さらに詳しく:http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/shoku/
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ゼロから始める玄米生活2 おかず編
¥880
SOLD OUT
高取保育園(福岡市早良区)は1968年に、現園長の西福江さんが開園。「知育、体育、徳育の根本に食の教育がある」との信念から、玄米、無農薬野菜を中心とした食育活動を実践し続けています。 日本人の食生活は、戦後、食の欧米化が浸透する一方で、急激な変化が原因とされる生活習慣病の低年齢化や肥満が増加。そうした中で、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な玄米による新陳代謝の促進、免疫力アップが広く知られるようになり、玄米和食が見直されつつあります。 本書は、昨年、同園の給食献立を基に製作した玄米レシピ集の第2弾です。前回は、季節の食材を使ってアレンジした主食の玄米ご飯をテーマとしましたが、今回は玄米に合う主菜、副菜を厳選。豆、ゴマ、海草、野菜、魚、キノコ、イモを中心とした食材で作るレシピを紹介します。このほか、おかずの食材を無駄なく利用した離乳食の作り方も掲載。巻末には、同保育園が使っている調味料や食材の一覧表を収録します。 西日本新聞社 編 112ページ/A5判ブックレット/オールカラー ISBN 978-4-8167-0727-8 C0377 2007年7月7日発行
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食卓の向こう側 ~キャンパス編~(第1部から第6部までのダイジェスト版)
¥524
SOLD OUT
一人暮らしの大学生など加工食品や外食に頼りがちな若い人に読んでもらうために、「食卓の向こう側」の第1部から第6部までを再編集したダイジェスト版。 植物油に添加物を加えて白く乳化させたコーヒー用の“ミルク”など、便利だがどこか奇妙な「フェイク(もどき)食品」をとりあげた「もどき-安さの裏にあるものは」、中高生から30代に多いペットボトル症候群について解説した「糖分―表示で気付きますか」など、若者の暮らしに直接関係ありそうな内容の記事を抜粋。 このほか、2005年、本紙に連載した「自然食をつくろうレシピ」とミールカード(生協食堂で使える料金前納制の年間利用定期券)を利用して学生たちに3食をきちんととってもらうための大学生協の取り組みを紹介した記事など、新たな関連記事も加え、まとめました。 西日本新聞社「食 くらし」取材班 112ページ/A5判ブックレット ISBN 978-4-8167-0674-5 C0336 2006年2月14日発行 さらに詳しく:http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/shoku/
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食卓の向こう側9 ~広がる輪~
¥524
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「食卓の向こう側」の本紙連載がスタートして3年が過ぎました。そこで訴えたことは、新聞というメディアの枠を超え、人と人との出会いによって広がりを見せ始めています。 本書は、2006年12月5日から18日にかけて本紙朝刊で連載した「食卓の向こう側・第9部 広がる輪」を中心に、連載に寄せられた読者の感想・意見や関連資料を添えて再構成しました。 子どもたちや若者が自ら弁当、みそ汁を作ることで暮らしの力を取り戻す活動、「食育推進都市」を目指す長崎県佐世保市の挑戦。それぞれができる範囲から食、暮らしを変える「半歩先」の行動を踏み出し「さらに輪を広げよう」と動き出した人たちの活動を紹介しながら、現代社会で生きていくために必要な食育のあり方、可能性を探ります。 西日本新聞社「食 くらし」取材班 A5判ブックレット ISBN 978-4-8167-0717-9 C0336 2007年3月6日発行 さらに詳しく:http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/shoku/
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食卓の向こう側10 ~海と魚と私たち~
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縄文時代の遺跡から魚の骨や釣り針が見つかる島国・日本。それはコメを主食にする前から、海の恵みを糧にしてきた証拠でしょう。しかし近年、海と私たちとの関係は激変しました。地球の反対側で取れる魚を常食したり、「漁場」だった海や川を、経済活動や生活の「ごみ捨て場」にしたり。 本書は、こうした日本の現状を探った本紙連載「食卓の向こう側 第10部 海と魚と私たち」(8007年2月27日~3月8日)を中心に、連載をテーマに催したシンポジウム、取材班に寄せられた読者の声や関連資料を添えて再構成しました。 私たちの暮らしと海、魚は密接につながっています。何を買い、どんな食べ方をするか。豊かな資源とともにあり続けるための暮らしのありようを考えます。 西日本新聞社 編 90ページ/A5判ブックレット ISBN 978-4-8167-0730-8 C0336 2007年8月12日発行 さらに詳しく:http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/shoku/