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われらラジオ異星人 みんなと歩んだ地方番組の裏側

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KBCラジオ(福岡市)「PAO~N(パオーン)」放送開始40周年記念本!

ラジオの深夜放送が隆盛を極めた1980 年代。
全国各地に人気番組が誕生し、中高生リスナーたちをラジカセの前に釘付けにしていた。そんなとき、福岡には「PAO~N」があった。

KBC(九州朝日放送・福岡市)のラジオ番組「PAO~N」は、1983年5月に放送を開始。2023年5月に放送開始40年を迎えました。
当初からメインパーソナリティーを務めるのは、沢田幸二(66)アナウンサー。深夜放送の頃は中高生リスナーへの辛辣なツッコミと早口でまくし立てるしゃべりが受け、人気番組になりました。
昼の時間帯へ移った2003年以降は、軽妙なトークと個性的な出演者の魅力を引き出す絡みが売り。同局の看板番組として定着しています。
日替わりの名物コーナーに新旧のリスナーが数多く投稿し盛り上げ、気になるニュースで今を伝え、パーソナリティー同士のフリートークで笑わせるなど、同番組にはラジオの醍醐味が詰まっています。

本書はオンエアのノリで話した対談、インタビューで構成。同番組の歩みを振り返りつつ、これまでのハプニングや感動話など、喜怒哀楽があふれる逸話を収録しました。
対談は、沢田アナや約40年前に番組を企画した窪田雅美(元KBC)、昼ワイドで復活した2003年から現在まで出演する原田らぶ子、夜ワイド時代は大学生アルバイト、昼の「PAO~N」でディレクターとプロデューサーを経験した佐藤雅昭が登場。「てるてるワイド」「やる気MANMAN!」(ともに文化放送)など80年代以降、数々のラジオ番組でパーソナリティーを務めている吉田照美との対談も実現。
深夜放送時代に「PAO~N」を支えた師岡正雄(元KBC、ニッポン放送アナウンサー・現在はフリー)、現在の木曜レギュラーの松村邦洋、沢田アナの同期の奥田智子(KBCアナウンサー)のインタビューも。
リスナー参加のアンケート、ネタ企画も掲載します。

沢田アナはキャリア40 年以上の大ベテランながら、今もマイクの前に座り続けています。昭和から平成、令和へと移り変わるなか、淡々と時に熱く会社員人生を過ごしてきました。
本書には沢田氏と同じ時代を生き、定年を迎えた(迎える)同世代に響く言葉も多数出てきます。
同番組のリスナーやラジオファンだけでなく、50 ~ 60 代の人にも届く内容です。

<著者プロフィール>
KBCラジオ PAO~N(パオーン)
九州朝日放送(KBC)で1983年5月30日に放送を開始した、平日夜のワイド番組「PAO~N ぼくらラジオ異星人」。福岡・佐賀の中高生リスナーから圧倒的な支持を集めながらも90年4月6日で放送を終了。その後、2003年3月31日に平日昼のワイド番組「PAO~N」として復活し、現在も放送中(平日13時~16時)。ラジコで聴く熱烈なリスナーが全国に存在する。23年5月30日に放送開始40年を迎えた。

KBCラジオ PAO~N 著
224ページ/A5判/並製/本体1,700円+税
ISBN978-4-8167-1013-1 C0095
2024年3月30日発行

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