本社、文藝春秋を提訴へ 事実無根の記事で名誉毀損
日本経済新聞社は事実無根の見出し・記事で名誉が傷つけられたとして、週刊文春を発行する株式会社文藝春秋などを近く提訴します。
問題の記事を掲載したのは11日発売の週刊文春で、当社の喜多恒雄社長と女性デスクがあたかも親密な関係にあるかのように記述し、そのために社内に情実人事があったと指摘しています。
喜多社長は自宅が遠距離のため東京都内で大規模マンションの一室を借りており、文春側は社長滞在中にそのマンションに女性デスクが訪問したと指摘しています。取材に応じた社長は、そもそも訪問を受けた事実はないこと、指摘された日は妻と一緒だったことなどの反証をあげ、情実人事も含め全くの事実無根だと説明しました。事実に反する記事を掲載した場合、ただちに法的措置をとると9日付で編集部に警告しました。
掲載された見出し・記事は虚偽と臆測に基づいて名誉や信用を著しく傷つける内容であり、当社は名誉回復のため近く提訴します。