こんちは!
2月14日・・・そう、今日はバレンタインデーです。
この日は、女の子が好きな男の子にチョコレートを渡し、自分の気持ちを伝える日です。
そしてこの日の男の子は妙にソワソワしてしまいます。
モテる男の子は幸せな日ですが、僕はモテない男の子。
結局は無駄にソワソワだけして、何事も無く一日を終えるのが毎年です。
そんなことは百も承知。 結局今年も何も起きないという事はわかりきっています。
が、やっぱりソワソワしてしまうのがバレンタインデーマジックというものです。
俺 「クァー!!・・・寝すぎた。・・・あっ・・・今日は・・・」
僕は14時頃に起床し、廊下を渡ってリビングへ。
リビングへ行く途中の廊下には窓がありまして、そこからポストの様子がわかるようになっているのですが、
今日はバレンタインデーということで、僕はその窓から淡い期待を込めてポストを見てみました。
もしかしたら・・・・もしかしたら僕へのチョコがポストに入っているかもしれないからです!
俺 「・・・・どうだろ・・・・ああっっ!!!!!!」
なにかが!
ポストには水色の何かが入っていました。 僕の心臓は飛び跳ねるように鼓動します。
僕は靴もはかずに外へ飛び出し、ポストへ。
高鳴る心臓
もし、このチョコに手紙が添えてあって、「大好きです!!」だなんて書いてあったら・・・もう・・・
そんな事を考えながら、僕はゆっくりとポストに入っているものを取り出しました。
化粧品だった。
死ね。
僕は絶対ファンケルを許しません。
と、いうかバレンタインデーの日に到着する可能性があるなら
『これはチョコではありません!』って書いてあるパッケージにしろよって感じですよね。 絶望。
そんな感じで一日は過ぎていき、ついにはもうすぐで日没という時間になってしまいました。
俺 「結局・・・結局・・・・」
僕がリビングのソファでむせび泣いていると、外でポストが『ガタッ』と、揺れる音がしました。
俺 「!!!?」
まさか・・・。 そんな気持ちで僕は急いでポストへ。
ドキドキ
俺 「どうせチラシとか寒中見舞いとかだろうな・・・」
とりあえず、自分に保険をかけておきポストを覗いてみると・・・
!!!!!!
瞬間、僕の胸は爆発したかのように動き出しました。
俺の名前が。
その紙袋には、確かに僕の本名の下の名前が書いてありました。 ハートも!
俺 「いよっしゃあああああああああああああああ!!!!」
吼える
チョコをもらってしまいました!!
僕は大喜びをしながら紙袋を開けます。
うおおお
がそがそ
するとそこには!!
あった。
俺 「チョコだああああああああああ!!!!!」
感激
袋の中には、チョコと一緒に手紙も添えてありました!!
俺 「おて・・・お手紙・・・お手紙じゃん・・・」
この手紙を読めば誰がこのチョコレートをくれたのかがわかります。
僕は胸を躍らせて手紙を読みました。
手紙にはこう書いてありました。
「ずっとあなたのことを見ていました^^
よかったら食べてくださぁい(はぁと)
大好きです>ω< 今度いっしょにどこかへお食事に行きませんかぁ??
お返事待ってます(はぁと3連フェードアウト)
自分より
ワン
ツー
スリー
俺じゃねぇか
そうでした。 すっかり忘れていました。
あんまりにも自分がモテないもんだから、自分で自分にチョコを郵送していたのでした。
素敵な風景
なんだかだんだんと腹が立ってきました。
今頃、他の場所ではイチャイチャカップルがいるのに、僕は自分で自分をぬか喜びさせてしまっているのです。
俺 「フォォオアアアアアアアアアアア!! ア、ア、ア!!!」
行き所のない怒りが。
爆発
した
俺 「うわあああああああああああああああ!!!!」
やってられっか。
・・・
シュバボッ
ゴッ
俺 「うんこおぉおおおおおおおおお!!!」
僕はもう行き場のない怒りに支配されてしまいました。俺だって彼女欲しいわ!!!!
・・・・。
・・・・
・・・
俺 「俺だって・・・・俺だって・・・・・」
俺 「俺だって彼女ほしいわーーーーい!!」
ズドドドドド
・・・
コト・・・
疲れた
今日の事は忘れたいと思います。永遠に。
俺 「おっぱい」
みなさんは今日、どんなバレンタインデーをお過ごしでしたでしょうか!?
もらった人ももらってない人も、明日を強く生きましょう! 特に俺!
では! 今日はこのへんで!
ではまた!
※チョコは美味しくいただきました。