【ブンデスリーガ】シュトゥットガルト 1-3 バイエルン(日本時間3月1日/メルセデス・ベンツ・アレーナ)【映像】怪物FW、殴りかかる勢いでガチギレ盟主バイエルンのキャプテンが、味方のために激昂した。守備に入った選手の後頭部にボールが直撃し…

【ブンデスリーガ】シュトゥットガルト 1-3 バイエルン(日本時間3月1日/メルセデス・ベンツ・アレーナ)

【映像】怪物FW、殴りかかる勢いでガチギレ

盟主バイエルンのキャプテンが、味方のために激昂した。守備に入った選手の後頭部にボールが直撃して倒れ込んだ際、それを無理やり起こそうとした相手の行為にFWハリー・ケインがヒートアップ。この場面にはファンもSNSで擁護する声が集まった。

問題のシーンは、ブンデスリーガ第24節、バイエルンがアウェイでシュトゥットガルトと対戦した92分のことだ。終了間際のピッチ内で、一触即発の事態へと発展した。

シュトゥットガルトのDFマクシミリアン・ミッテルシュテットが左サイドで受け、フェイントを入れてから中央への高速クロスを送った直後、ボールは守備に飛び込んだバイエルンのDFヨシプ・スタニシッチの後頭部を直撃。同選手はピッチに仰向けになって倒れ込んでしまう。その際、シュトゥットガルトのMFエンゾ・ミロが駆け寄ってすぐに起こそうとするアクションを見せたことで、これに激昂して走り寄ったのがハリー・ケインだった。

ミロは、時間がない中で急いで起き上がらせてプレーを再開したかったのだろう。一方でケインは、後頭部へのボール直撃だけに脳震盪が心配される中での“非道”な行為を咎めようとしたに違いない。リプレイ映像が流れると、実況・西岡明彦氏と解説・福田正博氏は「(ミロは)立ち上がれって言ったんですか」「そうですね」と状況を確認した。

ピッチ内はケインの激昂をきっかけに一触即発の緊迫感が漂っていたものの、この場面では主審がケインとミロ、双方にイエローカードを提示することで喧嘩両成敗とした。

ただし、この一連のシーンにはファンもSNSでリアクション。「スタニシッチ大丈夫かな…」「スタニシッチ何ともなさそうで良かった」と心配する声と共に、「頭にボールがぶつかって倒れたスタニシッチに時間稼ぎだろって起こそうとしたミロは人でなしか?」「あんなジェスチャーされたらそりゃキレるよケインも」「チームメイトが激怒するところが最高にアツいな」「ケインがスタニシッチのところめちゃくちゃ怒ってたのグッと来た」「頭だぞ!って言ってたよな絶対」「キャプテンじゃん」と、キャプテンでもあるケインの“漢気”ある行動を称賛する声が数多く集まっていた。

その後、スタニシッチは無事に起き上がってプレーは再開され、3-1でバイエルンが逆転勝利を収めた。しかしこの試合はシュトゥットガルトが5枚、バイエルンが3枚と、合計8枚のイエローカードが提示される、少々荒れ気味のゲームとなってしまった。(ABEMA/ブンデスリーガ)