山梨学院大学サッカー部女子からWEリーグのクラブに加わったDF嶋田華(22)、MF木許(きもと)和心(こころ)(22)の両選手が3日、甲府市の学校施設で記者会見し、2人とも「将来は日本代表入りして、世界の舞台で戦えるようになりたい」と夢を…
山梨学院大学サッカー部女子からWEリーグのクラブに加わったDF嶋田華(22)、MF木許(きもと)和心(こころ)(22)の両選手が3日、甲府市の学校施設で記者会見し、2人とも「将来は日本代表入りして、世界の舞台で戦えるようになりたい」と夢を語った。
両選手は、今年1月にあった全日本大学女子選手権(インカレ)決勝で延長の末に敗れ、惜しくも2連覇を逃した山梨学院大の主力として活躍。嶋田選手は「サンフレッチェ広島レジーナ」、木許選手は「ちふれASエルフェン埼玉」に今月、正式加入した。背番号は嶋田選手が38、木許選手が28。
会見に参加した横森巧総監督は「1年生の時から中心選手として活躍してくれた。プロの厳しい世界に入っていくことになるが、選手として、人として、成長してほしい」と激励。村上裕子女子監督は、嶋田選手を「恵まれた体格と身体能力が武器で、考える力もある」、木許選手を「小柄だが、力強いプレーで強引にゴールにつなげることができる」と紹介した。
これに応えて、両選手は、まずは3月に再開するリーグ戦への出場を目標にしながら、嶋田選手は「献身的なプレーができるよう頑張る」、木許選手は「点に絡み、奪うプレーがしたい」と話した。あこがれの選手としては、嶋田選手は同じサンフレッチェ広島レジーナの近賀ゆかり選手、木許選手は浦和レッズの渡辺凌磨選手の名を挙げた。(三宅範和)