ボクシング元世界王者の渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏は29日、YouTube「ぶっちゃけチャンネル」を更新。24日に東京・有明アリーナで行われたスーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)とWBO同級11位のキム・イェジュン(韓…
ボクシング元世界王者の渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏は29日、YouTube「ぶっちゃけチャンネル」を更新。
24日に東京・有明アリーナで行われたスーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)とWBO同級11位のキム・イェジュン(韓国)の対戦を振り返り、挑戦者が井上に勝利するために必要な要素や、フェザー級挑戦に向けた身体の仕上がりについて語った。
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■畑山「今フェザー行ってもいい」
「井上尚弥vs.キム・イェジュン」の試合を「力の差が歴然だった」と振り返った3人。
井上に勝つために、渡嘉敷は「井上チャンピオンは騙さないと勝てない。騙すしかない」とパンチが効いたフリをして意表をつく作戦を提案。畑山は「パンチがもの凄くなきゃダメ。テクニックはいらない」とハードパンチャーを推薦し、竹原は「超タフでストロングパンチで(当て勘がないと)」と語った。
しかし、井上に勝てそうな選手はいないという結論に達し、「井上チャンプがもっと歳をとって落ち目にならないと……」「今の井上チャンピオンは無理だね」「今日の筋肉のつき方見ても」と3人揃って井上の無双ぶりに太鼓判を押した。
また、3人は井上の身体の仕上がり具合についても言及。
渡嘉敷は「フェザー級の身体になって来てる」とし、畑山も「完全にフェザー行ってもいい。今行っても。計量終わってから6〜7キロ戻ると言っているんだから」と今後の階級転向も順調と見た。
さらに、竹原は「今日(キム・イェジュン戦)はもう60キロくらいでやってるんだ。じゃあライト級くらいの体重でやってる」とし、今後転向予定のフェザー級の、さらに2つ上の階級でも戦える井上に期待を述べた。
井上は今春にラスベガスでアラン・ピカソ(メキシコ)、秋頃にはムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が対戦相手に浮上しているほか、WBCバンタム級王者の中谷潤人(M・T)と対戦の可能性もある。フェザー級転向前のビッグマッチにも注目したい。
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