村上春樹はノーベル文学賞をとれると思いますか？

小説が大好きで、いろいろたくさん読みます。川端康成はいろいろ読みました。それなりに感銘を受けました。とにかく文章が上手い。 まず読む気がしないのが大江健三郎と村上春樹です。一度も読んだことがありません。本屋で立ち読みする気にもなりません。もちろん買いません。ノーベル賞は日本文学のことはよく分からないので、もしかして取れるかも知れません。グローバルな時代ですから。それでも読む気はしません。単なる食わず嫌いです。

私は村上春樹ファンですが、正直厳しいと思います。 完全に決まりきった規定ではありませんが、ノーベル文学賞は「理想主義的傾向を持つ優れた文学作品」を生んだ人物に与えられる傾向があります。 過去の受賞者を例にとると… ■川端康成 優れた感性で日本人の心を表現し、西洋と日本の橋渡しの役割を果たした。 ■大江健三郎 新しい人間の姿を追い求める文学だと世界的に評価された。また、原爆や核兵器問題について積極的に意見の発表や行動を続けたことも評価された。 という言い方ができるでしょう。その他、安部公房などが最もノーベル文学賞に近かったなどと評されますが、彼ももう少し長生きして作品の幅が広がっていれば受賞したのではないかと思います。 さて本題ですが、村上春樹の受賞が厳しい理由は、ドライブ感のあるストーリーテリングが読者を魅了しているものの、抽象度の高い描写、表現、隠喩、独特なセリフ・言い回しなど、社会的・文化的価値というよりは、個人個人に強烈に訴えかける物語性にこそ価値があるため、なかなか評価されにくいものがあるからです。 賞狙いで作風を変えるなどいうことはありえないと思いますが、このペースでチャレンジングな作品を生み出し続けたとしても、もう5年～10年かかるのではないでしょうか。個人的には、絶対に獲ってほしいですけれども。気長に待ちましょう。（とか言って、あっさり獲ってしまったりして…）

村上春樹の作品は苦手ですが、海外での人気や影響力を考えると受賞できるんじゃないかと思います。

＞翻訳の壁がある文学賞は欧州系作家の受賞が圧倒的に多い。 ＞昨年に中国の莫言（ばくげん）氏が受賞したため、アジアから ＞２年連続受賞は難しいとの悲観論もあり、米国のジョイス・ ＞キャロル・オーツ氏（７５）やカナダのアリス・マンロー氏（８２）ら ＞北米の作家も有力視されている。 ＞ ＞引用元：http://sankei.jp.msn.com/life/news/131007/art13100711440006-n1.htm こういう記事を見ちゃうと、なんだか厳しそうな感じがしますね。

村上春樹作品は好きですが、ノーベル賞は毎回イギリスの賭け屋が騒いでるだけなんじゃないかなあ。って思ってしまいます。 また、前回の文学賞が中国の方だったので、同じアジア人は可能性としては低いんじゃないでしょうか？

多分取れるかと思います。ライバルは中国の莫言氏だと思います