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SEIKIN:第3回「家族はパワーの源。お互いの両親も含め全力でサポートします」

毎年10月19日は“イクメンの日”。10(トウサン)19(イクジ)の語呂合わせにちなんで、日本記念日協会に認定されています。そして毎年10月半ば頃に開催される「イクメン オブ ザ イヤー」では、その年に育児を楽しみ、頑張ったパパたちが部門別に表彰されます。「イクメン オブ ザ イヤー 2019 イクメン動画クリエイター部門」は、2018年7月に第1子が誕生したばかりの、動画クリエイターのSEIKINさんが受賞しました。

動画クリエイターとして活動されているSEIKINさんですが、その一方で「イクメン オブ ザイヤー2019」を受賞するなど、パパとしても活躍されています。現在1歳半を過ぎ、元気いっぱい、やんちゃ盛りの息子「チビキン」さんのことや子育てについての奮闘ぶりをお話いただきました。

「毎日動画をアップしないと!」。忙しすぎて結婚式は後回し

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――現在1歳過ぎのお子さんがいるそうですね。子どもは前から欲しいと思っていたのでしょうか?
SEIKIN:昔から子どもが好きだったし、欲しいと思っていたんですけど、当時は毎日YouTubeを撮影してアップしていたからとにかく忙しくて。「毎日YouTubeを出さないとやばい」と思って、1日24時間という概念がなくなるほど、ひたすら動画を作り続けてアップしていましたね。そんな生活だったので、結婚式も入籍してから1年以上後だったし、トータル4年間くらいは夫婦2人だけの生活でした。お互い30歳近くなってきて、そろそろ子どもが欲しいねという話になって、子どものことを本気で考えるようになったんです。

――奥様の妊娠がわかったときはどう思いましたか?
SEIKIN:1番は、嬉しい気持ちです。ただ自分ではまだ父親になるという実感もわかなくて、不思議な気持ちでした。無事に生まれるかなというのも心配でした。

お互いの家族そろって第1子の誕生をお出迎え

――我が子と初めて対面したときの感想は?
SEIKIN:まだ実感がわかなかったですね。ただ「自分に似ているな」とは思いました。僕の要素もあるし、奥さんに似ているところもあって「うまいこと混ざったね」って家族で話しましたね(笑)。

――SEIKINさんの弟のHIKAKINさんも出産当日にお子さんと対面されたんですよね?
SEIKIN:弟や、お互いの親には伝えていて、弟とお互いの母親は当日病院に付き添ってもらいました。

――ご家族みなさん仲良しですね!
SEIKIN:仲いいですね。彼女の実家は北海道で僕の実家は新潟で、どちらも遠いんですけど、今もうちの親と彼女の親が交代で家に来て、子どもの面倒を見てくれます。とても助かっていますね。おかげで、その間に奥さんと2人でYouTubeの動画を撮影できているんです。

――ご家族が動画に出演されることはありますか?
SEIKIN:うちの母親や祖父はママキン、ジジキンとしてたまに登場していますよ(笑)。

急な発熱に、発疹。多少のことでは動じなくなってきた

――父親になって変わったことはありますか?
SEIKIN:ちょっとしたことでは動じなくなりましたね。子どもは急に熱を出すし、発疹が出るし。最初のうちは焦ることもありましたが、今はちょっとくらいなにかあっても「まあ、大丈夫だろう」って心が動じなくなりました。
今なら「母は強し」という言葉がすごく理解できますね。

――SEIKINさんは、育児にもかなり積極的にやっているそうですね。
SEIKIN:お風呂に入れる、おむつを替える、もっと小さい頃は夜中にミルクをあげるということもやっていました。眠くて起き上がるのが大変で、ふらふらになりながらミルクを作ったこともあります。今、液体ミルクが販売されているじゃないですか。便利な商品がどんどん増えていくといいなと思っています。

――今、子育てで大変だと思うことは?
SEIKIN:子どもの肌が弱くて、夏の間は大変でしたね。汗をかいたら軽くシャワーを浴びさせて、保湿剤を体にぬって。皮膚科にも何度も行くから先生とも顔見知りになりましたよ!

今、子どもは1歳児ですが、自我が出てきて、嫌いなものは食べたくないって主張するんです。食事は基本的に奥さんが担当してくれていますが、食事ひとつとっても子どものお世話って本当に大変だなと感じています。

「将来はYouTuber!?」であってもなくても、全力で応援します

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――息子さんは、「チビキン」として後姿が動画にも出演されていますが、今後顔出しをする予定はありますか?
SEIKIN:今のところないです。僕自身がYouTuberとして活動していることもあり、子どもが顔を出すとどこへ行っても目立ってしまいます。僕が知られているからこそ、顔出しは注意しなければいけないところだなと思っています。なので、子どもの顔出しは、今は考えていません。ある程度大きくなって本人が「顔出ししてやりたい」というのであれば、そのときに改めて考えようと思います。

――もしも、将来お子さんがYouTuberになりたいと言ったら?
SEIKIN:子どもが大きくなったとき、どうなっているか分かりませんからね。子どもが本気でやりたいと思っているなら、親として全力で応援します。僕もそれなりにYouTuberの知識はあるので、教えてあげられることもあると思うので(笑)。

僕自身も、目標を親から応援してもらいながら育ってきているので、YouTuberであっても他の仕事でも、子どもの目標は全力で応援します。

――SEIKINさんにとって家族とはどういう存在ですか?
SEIKIN:奥さんとうちの両親含め、家族は最も大切な存在です。自分にとって家族が1番力になってくれるので、誰よりもサポートしてくれるし、サポートしなければいけないと思っています。

現在1歳児(2019年10月)のSEIKINさんの息子さん。とてもパワフルで元気なお子さんなのだそう。お子さんの肌が弱いことを心配し、皮膚科へ通ったり、お風呂上りに保湿剤をぬってあげたりと、よきパパぶりを垣間見ることができました。最終回はSEIKINさんの実の弟HIKAKINさんとの兄弟関係について、お話を伺います。お楽しみに!

取材、文・長瀬由利子 編集・北川麻耶

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