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せいちゃんのブログ

雑記ブログとして日々の出来事、風潮、自己体験をもとに防犯や詐欺対策、リフォーム、年金問題、株投資などについての有益情報と考えたことをご紹介していきたい。

Googleドライブの使い方②|スタートページ(管理画面)の見方&使い方

Google ドライブを開いた最初に表示される「スタートページ」がユーザー専用の管理画面(テンプレート)となって、Googleドライブの全ての作業を行なう事ができます。 

 

「スタートページ」は、左側には、メニューが並ぶ「サイドバー」が固定配置され、右側には、ユーザーが保存、或いは新規作成したファイルやフォルダを含むリストが表示されて目的のデータを開いて編集や移動などの作業が行える場となります。 

 

従って、パソコンでGoogle ドライブを使いこなすためには、この「スタートページ」のしくみやできることを理解することが尤も重要となります。 

 

当記事では、Googleドライブを自由に使いこなせるようなるためのスタートページの仕組みと使い方をご紹介します。

 

 

 

Ⅰ.スタートページとは(画面構成と機能)

パソコンでGoogleドライブにログインして開いた時に最初に表示される画面がスタートページです。 

 

ユーザーは、このスタートページの左側に表示されるメニューと右側に表示されるデータを使って新たにパソコン等からデータをアップデートしたり表示されたデータを編集したり共有したりすることができるようになります。 

 

従って、Googleドライブを使いこなすためには、スタートページの仕組みや配置されたメニューなどの機能や使い方をしっかりと理解しておくことが必要です。 

 

以下、「スタートページ」の画面構成や仕組みと機能と使い方についてご紹介します。

1.「スタートページ」とはGoogleドライブを開いた最初の画面

「スタートページ」とは、ユーザーがパソコンでGoogleドライブを開いた時に最初に表示される初期画面のことです。(スマホで開くと若干フォームが異なります) 

 

スタートページの画面左側には、メニュータブが並ぶ「サイドバー」が固定表示され、右側には、「ドライブへようこそ」のリスト表(「ホーム」というリスト名に保存されたフォルダやファイルの一覧)が表示されます。 

 

※サイドバーとは、右側のメインブロックとは区別された画面の左右などにナビメニューコーナーとして配置されるレイアウトで、ユーザーがメインブロックで作業する際利用されるツールとしての役割を担います。

 

  [左側:サイドバー]      [右側:リスト表]  

 

なお、「マイドライブへようこそ」という「ホーム」リストは、右側画面の画面幅が短いタブレットなどでは、表示スペースの関係で「マイドライブ」のリスト表が表示される場合もあります。 

 

[左側:サイドバー]       [右側:リスト表]

 

 

2.「スタートページ」はユーザー専用のドライブ管理画面(テンプレート)

「スタートページ」は、ユーザー(アカウント登録者)が、コンテンツを追加したりデザイン要素を選択したりできるGoogleドライブの自分専用の管理画面(テンプレート)です。

 

 従って、スタートページは、Googleドライブを操作中も一貫してスタートページの画面を使って作業を行なうことになります。 

 

つまり、スタートページは、ユーザー専用の管理画面であり、このページから各種作業を行なうことになるので、Googleドライブを使いこなすためにはスタートページの使い方の理解が重要となります。

3.スタートページの構成は左側サイドバー、右側リスト表が基本形

スタートページの画面構成は、左側にメニュータブが並ぶ「サイドバー」と右側に「ドライブへようこそ」という「ホーム「リスト名に保存されたフォルダやファイル等のリスト表が表示されます。

 

スタートページの画面構成
左側:サイドバー (メニュー) 右側:リスト表 (作業場)
作業する為に必要なメニュータブが配置されている アクセスできるファイルやフォルダのリストが表示されるエリア

 

[左側:サイドバー]      [右側:リスト表]  

 

従って、Googleドライブを利用する時は、左メニューから目的のファイルやフォルダを含むリストを右側画面に表示させ、目的のファイル等を開き、左メニュー等も利用してファイル等の作成や編集を行なう手順が基本動作となります

 

 

Ⅱ.「スタートページ」の見方、使い方

スタートページは、ユーザー専用のGoogleドライブの管理画面とも言え、スタートページの画面構成を通してGoogleドライブでのあらゆる作業を行うことができる仕組みになっています。

1.スタートページでできることの概要

スタートページの画面構成や使い方については次項以降でご説明しますが、ここではスタートページでできることの概略をまずご紹介しておきたいと思います。 

 

スタートページは、左側「サイドバー」と右側「リスト表」に分かれていて、左側は各種メニュータブが配置されたサイドバーとして固定表示され、右側は、アクセスしたいデーターが含まれるリスト表が表示され編集等を加えられる作業場として使われます。(イメージです) 

 

サイドバーでは、「+新規」タブを使って、パソコン等からファイルやフォルダをGoogleドライブにアップロードしたり、新規にファイルやフォルダーを作成することができます。

 

また、「ホーム」や「マイドライブ」などのリスト名を選べば右側画面に表示させることができます。 

 

右側画面では、表示させたリスト表を「種類」「ユーザー」などのフィルターを使って目的データを素早く見つけて編集や共有、整理などの作業ができます。

 

 

2.サイドバーメニューの使い方

スタートページの左側に固定表示される「サイドバー」は、作業するためのメニューが配置されています。

1)メニューの種類と配置

メニュー欄には、「+新規」「ホーム」など10個のタブがサイドバーに縦に配置されています。 

 

これらのタブは、下図のように、用途別に〈新規作成追加〉〈保存先別〉〈保存容量〉の3つのくくりで配置されています。 

 

〈新規作成追加〉〈保存先別〉〈保存容量〉は説明のための表現に過ぎません。

 

区分 サイドバー上のタブ配置

〈新規作成追加〉⇒

 

 

 

 

   

 〈保存先別〉 ⇒

 

 

 

     

 〈保存容量〉 ⇒

 

表にすると目的別に以下の様なタブの配置となります。

 

目的 タブ名 メニュー名
 〈新規作成追加〉 Googleドライブに新規に登録するためのタブ 「+新規」 「新しいフォルダ」
「ファイルをアップロード」
「フォルダをアップロード」
Googleドキュメント」
Googleスプレッドシート
Googleスライド」
Googleフォーム」
「その他(図形、マップなど)」
  〈保存先別〉
目的のファイルやフォルダを開く為のアクセス先を示すタブ
「ホーム」:コンピュータが推奨するファイルやフォルダ
「マイドライブ」:自分が関わった全てのファイル等データ
「パソコン」:パソコン版具Googleドライブと連結状態
「共有アイテム」:共有しているファイルやフォルダ
「最近使用したアイテム」:最近使用したファイルやフォルダ
「スター付き」:スター「☆」をつけたファイル
「スパム」:スパムと認識されたファイル
「ゴミ箱」:削除したファイルやフォルダの一時保管
  〈保存容量〉
ドライブの空き容量を管理するためのタブ
「保存容量」:使用できる容量の空き具合がチェックできる

  

以下、メニュー各タブの見方、使い方をご紹介します。

 

2)「+新規」タブの見方、使い方

最上段に配置された「+新規」は、Googleドライブで新規にファイルやフォルダを配置、又は作成する為のタブです。 

 

このタブを使って、ドライブに新たなファイルやフォルダを追加したり文書等を新規に作成することが可能になります。 

 

「+新規」タブをクリックすると以下のようなメニューが表示されます。

 

   

 

それぞれのメニューの機能(できること)は、以下の通りです。

 

タブ 機能(できること)
(1)「新しいフォルダ」 Googleドライブで新しいフォルダを登録する(追加する)
(2)「ファイルをアップロード」 パソコン等からファイルをアップロードする(追加する)
(3)「フォルダをアップロード」 パソコン等からフォルダをアップロードする(追加する)
(4)「Googleドキュメント」 文書作成アプリ(Wordに相当)で新規に文書追加する
(5)「Googleスプレッドシート 表計算作成アプリ(Excelに相当)で新規に表計算書を追加する
(6)「Googleスライド」 プレゼン資料作成アプリ(PowerPoint相当)で新規にプレゼン資料を追加する
(7)「Googleフォーム」 オンライン フォーム作詞アプリ
(8)「その他(図形等)」 図形等作成アプリ

 

以下、各タブの使い方をご紹介します。

 

(1)「新しいフォルダ」タブ(使い方)
 

Googleドライブで新しいフォルダを登録するためのタブです。 

 

「新しいフォルダ」タブをクリックすると、「新しいフォルダ」名を入力するフォームが表示されるので、名前を入力して「作成」をクリックすれば新しいフォルダがドライブに追加されます。

 

 

 

 

(2)「ファイルをアップロード」タブ(使い方)
 

パソコン等にあるファイルをドライブにアップロードするためのタブです。 

 

「ファイルをアップロードする」タブをクリックするとパソコンの画面に切り替わるので、Googleドライブにアップロードしたいファイルをダブルクリックすると、Googleドライブの右側リストに追加表示されます。

 

 

 

(3)「フォルダをアップロード」タブ(使い方)
 

パソコンのフォルダをGoogleドライブにアップロードためのタブです。 

 

「フォルダをアップロード」タブをクリックするとパソコンの画面に切り替わるので、アップロードさせたいフォルダを選択してクリックすると、ドライブの右側画面のフォルダリストに追加されます。

 

 

 

(4)Googleドキュメント」タブ(使い方)手順
 

Googleドキュメント」は、Google提供のGoogleドライブ専用の文書編集アプリでWordアプリに相当します。 

 

Googleドキュメント」アプリを使って、新しいドキュメント(Wordに相当)を作成したり、編集することができます。 

 

なお、Wordと互換性があるため、パソコン等でWord文書を作成してGoogleドライブにアップロードすれば、Googleドキュメントに自動変換されて登録もできます。

(逆方向の変換も可能です)このため、Wordが使い慣れていればその方が使い易いと思います。

 

Googleドキュメントで文書を作成する手順〉
 

文書作成は、ドキュメントアプリの上部に並ぶ「ファイル」「編集」「表示」「挿入」「表示形式」「ツール」などのメニューを使って作成し、「ファイル」の名前を変更した後、「移動」をクリックすれば完了です。 具体的には次の手順で作成します。

 

step1. 「Googleドキュメント」タブ(又は右端くにカーソルを当てると表示される「空白のドキュメント」)をクリックする
 
step2. 表示されるドキュメント編集画面を使って、上部にあるメニューなどを駆使してWordと同様の容量で文書を作成する
 

〈ドキュメントの編集フォーム〉

 

 

step3. 左上にある「ファイル」をクリックし、メニューから「名前を変更」を選択し、「無題のドキュメント」欄に登録したい名前を入力してエンターキーを押す
 

このままだと「マイドキュメント」に作成した文書は保存される事になります。

 

 

 

step4. 作成した文書の保存先を「マイドキュメント」から他に変えたい場合は、名前入力欄の右隣にある「マイドキュメント」をクリックし表示される移動先から移動先をクリックし、右下にある「移動」をクリックする
 

 

 

 

以上で新規で作成したドキュメントが移動先に保存されました。 

 

なお、Googleドキュメントでは、ドキュメントに文字を打ち込むたびに自動保存されますので「保存」といメニューはありません。 

 

従って、中途半端で作成したドキュメント文書はどんどんGoogleドライブにファイルとして残って行くので削除が必要です。 

 

また、編集途中でブラウザを閉じてしまった場合でも、「最近使用したドキュメント」には残っているので復旧が可能です。

 

(5)「Googleスプレッドシート」タブ(使い方)
 

Googleスプレッドシート」アプリを使ってExcel同様の計算表を新規作成したり編集することができます。 

 

なお、Excelと互換性があるため、パソコン等でExcel表を作成してGoogleドライブにアップロードすれば、Googleスプレッドシートに自動変換されて登録もできます。

 

また、逆方向の変換も可能です。慣れていればその方が使い易いと思います。 

 

スプレッドシートを津かっれ、」新規に計算表を作成する手順は以下の通りです。

 

step1. 「 Google スプレッドシート 」タブをクリックする
 
step2. 白紙シートが表示されるので Excel と同様の手順で編集する
 

 

step3. 左上のタイトル表示部分に直接入力して変更する
 

以上で新規で作成したスプレッドシートが移動先に保存されました。 

 

なお、Googleスプレッドシートでは、シートに文字を打ち込むたびに自動保存されますので「保存」といメニューはありません。 

 

従って、中途半端で作成したシートはどんどんGoogleドライブにファイルとして残って行くので削除が必要です。 

 

また、編集途中でブラウザを閉じてしまった場合でも、「最近使用したドキュメント」には残っているので復旧が可能です。

 

(6)「Googleスライド」タブ(使い方)
 

Googleスライド」アプリを使ってPowerPointと同様にプレゼン資料を作成することができます。 

 

資料作成方法には、「空白のプレゼンテーション」ホームを使う方法と、プレゼン資料のひな形「テンプレートから」に2方法が用意されています。 

 

Googleスライド」タブの右端にカーソルを当てるとこの2方法が表示され選択できます。

 

  プレゼン資料作成では、テキスト、画像、動画の追加や編集、表示形式の設定を行うことができます。   

 

プレゼン資料を作成する手順は以下の通りです。

 

step1. 「Googleスライド」タブにカーソルを当て「空白のプレゼンテーション」ホームか、プレゼン資料のひな形から選ぶ「テンプレートから」のいずれかをクリックする
 
step2. プレゼンテーション画面が表示されるので上部にある各種タブを使って編集する
 

テキスト、画像、動画の追加や編集、表示形式の設定などを行って編集します。

 

 

 

(7)「Googleフォーム」タブ(使い方)
 

Google フォームは、Googleが提供するオンラインフォームの作成ツールアプリです。 アンケートやクイズ、予約受付フォーム、イベントの登録フォームなど、さまざまな用途で利用できます。

 

編集方法は、こちらをご覧下さい。➔「Googleフォームの使い方
 
(8)「その他」タブ(使い方)
 

図形、マップなどが編集できるアプリです。

   

 

作成方法は省略します。

 

3)保存先「ホーム」「マイドライブ」「パソコン」「共有アイテム」「最近使用した」アイテム」「スパム」「ゴミ箱」と各リストタブの使い方

メニュー中段に並ぶ「ホーム」「マイドライブ」「パソコン」「共有アイテム」「最近使用したアイテム」「スター付き」「スパム」「ゴミ箱」名の各タブには、下表のように、保存されているファイルやフォルダのタイプが異なります。

 

   

 

これらの保存名タブをクリックすることでファイルやフォルダが含まれるリストが右側画面に表示させることができます。

 

保存先名タブに含まれるファイルやフォルダ内容

 

タブ名 各タブ名に登録されているファイルとフォルダの内容
ホーム ユーザーが効率的に必要なファイルが見つかるようにと、コンピュータが推奨するリスト一覧
マイドライブ ユーザがアカウントで各種端末からドライブにアップしたり、ドライブで作成や整理したファイル等一切が含まれる
パソコン PCにパソコン版ドライブをインストールしている場合、PCの位置フィール度としてファイルを検索して開くことや、ドライブとPC間のファイルの同期化ができるほか、PCのエクスプローラ上でファイル等にアクセスできる
共有アイテム 共有アイテムは他のアカウントから共有されたファイルや自分が開いたリンクで共有したファイルも表示されます。 共有アイテムにあるファイルを編集すると、自分以外のユーザーの共有ファイルも書き変わります。また、共有アイテムのファイルは、オーナー以外は削除できませんが一覧から削除することは可能です
最近使用したアイテム 「最近使用したアイテム」とは、ユーザーが閲覧や編集などの操作をしたファイルやフォルダが新しい順に、いつ参照や編集したのか、アイテムのオーナーや作成者、保存した人などの情報も含めて表示されます。なお、「最近使用したアイテム」の表示は、ドライブの設定で非表示にすることができます
スター付き よく使用するデータとしてスター(☆)をつけたファイルやフォルダを表示します
スパム 自動分類ツールによってスパムと判断された、或いはユーザーがスパムとしてスパムフォルダに入れたファイルを表示します
ゴミ箱 削除してゴミ箱に移動させて一時保存されているファイル用を表示します

 

※「アイテム」とは、動画、PDF、Microsoft Office ファイル、音声ファイル、写真などのファイルを意味します。

 

4)ドライブの空き容量確認の為の「保存容量」タブの見方、使い方

メニュー欄の最下段には、ドライブの記憶領域の使用状態を確認するためのタブが配置されています。 

 

「保存容量」タブでは、Googleドライブのストレージ(記憶容量)の使用可能容量と使用済み容量が示され空き容量を把握することができます。

 

 

 

 

 

3.右側リスト表画面(メインエリア)の構成と使い方

スタートページの右側画面は、Googleドライブに保存されているファイルやフォルダのリストを表示して目的のファイル等にアクセスして編集作業を行なう為の作業場になります。 

 

そして、スタートページでの右側画面は通常、「ホーム」リストが表示されるよう設定されています。

 

1)表示するリスト表はサイドバーメニューから選択する

 

Googleドライブを開いた最初の画面「スタートページ」には、「ホーム」のリフトが表示されるように設定されています。 

 

この「ホーム」で示されるリストは、コンピューターがユーザーの利用状況を分析してリストアップしたものなので、必ずしも、作業する際の目的とするファイルやフォルダが含まれているとは限らずかえって探す手間が掛かる場合もあります。 

 

このため、基本的には。このリスト表は、サイドバーにあるメニューから当該データが含まれていると思うリスト名タブを選んで右側に表示するのが一般的使い方となります。 

 

従って、ユーザーは、あまり「ホーム」リストに拘らず、すぐに、サイドバーメニューから適当なリスト名タブを選んでリストアップされることをお奨めします。 

 

前述のように、サイドバーには、「ホーム」「マイドライブ」「パソコン」」「共有アイテム」「「最近使用したアイテム」「スパム」「ゴミ箱」別に保存された」のメニュータブが用意されています。

 

 

 

2)サイドバーメニューに用意されてうる各リスト姪の画面例

参考の為に。サイドバーのメニューの「ホーム」「マイドライブ」「パソコン」」「共有アイテム」「最近使用したアイテム」「スパム」「ゴミ箱」各タブをクリックした際に表示される画面を参考のために簡単にご紹介しておきます。

 

(1)「ホーム」
 

「ドライブへへようこそ「と題した「ホーム」リストでは、コンピューターがユーザーの利用状況を分析してユーザーが素早く目的のファイルやフォルダにアクセスできると見た推奨リストが保管されます。

 

◎「ホーム」リスト表の構成
 

上部側に「フォルダの候補一覧」、下部側に「推奨ファイル一覧」が表示され、ファイルとフォルダが同時に参照できるようになっています。 

 

フォルダの候補は、最大で6個、推奨ファイルは、最大で10個が表示されますが、もっと多を表示したい場合は、それぞれの「もっと見る」をクリックすると、フォルダは12個、ファイルは30個まで表示されます。

 

 

(2)「マイドライブ」
 

マイドライブには、ユーザが自分のアカウントで各種端末からドライブにアップしたり、ドライブで作成や整理したファイル等が登録されてリスト表に表示されます。 

 

「マイドライブ」のリスト表は、上部にフォルダが並び下部にファイルが並びます。

 

 

(3)「パソコン」
 

パソコンに「パソコン版ドライブ」をインストールしている場合、パソコンで Googleドライブ上のファイルを検索して開くことや、ドライブとPC間のファイルの同期化ができるほか、PCのエクスプローラを使ってドライブ上のファイル等を見つけ表示できます。

 

いわばリンク状態が表示されています。

 

 

(4)「共有アイテム」
 

「共有アイテム」では、他のアカウントから共有されたファイルやフォルダが時系列に表示されます。 

 

また、自分が開いたリンクで共有したファイルを編集すると、自分以外のユーザーの共有ファイルも書き変わります。

 

また、共有アイテムのファイルは、オーナー以外は削除できませんが一覧から削除することは可能です。

 

 

(5)「最近使用したアイテム」
 

「最近使用したアイテム」には、ユーザーが閲覧や編集などの操作をしたファイルやフォルダが新しい順に、いつ参照や編集したのか、アイテムのオーナーや作成者、保存した人などの情報も含めて表示されます。 

 

なお、「最近使用したアイテム」の表示は、ドライブの設定で非表示にすることもできます。

 

 

(6)「スター付き」
 

よく使用するデータとしてスター(☆)をつけたファイルやフォルダを表示します。 表は、省略します。

 

(7)「スパム」
 

自動分類ツールによってスパムと判断された、或いはユーザーがスパムとしてスパムフォルダに入れたファイルを表示されています。

 

 

(8)「ゴミ箱」
 

削除してゴミ箱に移動させて一時保存されているファイル用を表示します。

 

 

 

3)右側画面上の各種タブの機能と使い方

 

スタートページの右側画面は、Googleドライブに保存されているファイルやフォルダのリストを表示して目的のファイル等にアクセスして編集作業を行なう為の作業場になります。 

 

すなわち、スタートページの右側種画面が、Googleドライブの最大の主戦場とも言うべき作業場になります。 

 

なお、右側画面には、サイドバーにない独自のタブが配置されており、表示するリスト表によって若干配置タブの種類は異なりますが、ほぼ同様のタブが配置され、目的のファイル等が探し易くしたしたり各区主の編集加工ができるようになっています。 

 

以下、タグの種類と機能や使い方について順次ご紹介します。

 

(1)右上「設定」ボタンでタートページの各種設定変更が可能
 

スタートページの右上にある「設定」 アイコンで様々な設定変更を行うこよができます。

 

◎スタートページのリスト設定が変更可能
 

スタートページを「ホーム」「ドライブへようこそ」から「マイドライブ」への表示変更だできます。

変更手順は、「設定」をクリックし表示されるメニューからいずれかをクリックすれば、次回開いた時から画面表示が変わります。

 

 

◎画面の明るさなども変更できます。
 
(2)目的ファイルを探し安くする為のフィルター機能が充実しており、「種類」「ユーザー」「最終更新」「場所」フィルターで並び換えを行なうことができる
 

各りす値表には以下のような形でリスト上段に「種類」「ユーザー」「最終更新」「場所」のタブが配置され、ファイルやフォルダをフィルターにかけて探し易くするなります。

 

  〈ホームの場合〉

 

 

 

〈マイドライブの場合〉

 

 

 

以下、各タブの使い方を簡単に紹介します。

 

①「種類」タブにより形式別にリスト表示ができる
 

「種類」をクリックすると、下図のサブメニューが表記され、ファイルの形式別メニューが表示されます。それぞれをクリックすると、その形式のリストが表示されます。

 

画面のサブメニュー サブメニュー 内容
ドキュメント 文書ファイル(Word相当)
スプレッドシート 表計算ファイル(Excel相当)
プレゼンテーション プレゼンファイル(PowerPoint相当)
フォーム  
写真や画像 写真や動画ファイル
PDF PDFファイル
動画 動画ファイル
ショートカット  
フォルダ  
サイト  
音声  
図形描画  
アーカイブ  

 

②「ユーザー」タブでユーザー別のファイルに表示できる

 

 

ユーザーを特定してリストを表示することができます。

 

③「最終更新」タブをクリックすれば期間分を指定して表示できる
 

「最終更新」をクリックすると、次のようないつまでの期間文かを指定できるメニューだ表示されます。

 

 

 

④場所をクリックするとリスト表名が表示される
 

リストを選ぶと、前に選別されたリストがさらにそのリストに属するものだけに絞ることができます。

 

 

 

 

4)ファイルやフォルダ一を編集する方法

リスト上のファイルやフォルダを編集する場合は、ファイル名等をダブルクリックすれば直接開くことができま、編集を行なう事ができます。

 

(1)ファイルやフォルダの開き方
 

ファイルやフォルダを開く場合は、ダブルクリックすれば直接開けます。 

 

開くと、文書の場合は、Googleドキュメントの編集画面に文書が表示され、ドキュメントアプリによる編集作業を行なう事ができるようになります。 

 

同様に、表計算ファイルを開けばGoogleスプレッドシートのフォーム上に表示され、作業ができるようになります。 

 

また、ファイルやフォルダを開かずにファイル名を右クリックするか、右端の➌点マークをクリックするとサブメニューが表示され、様々な編集が可能になります。 

 

なお、ファイルやフォルダの新規作成やパソコン等からアップデートは、サイドバーの「+新規」タブを使って行ないます。

 

(2)ファイルはサブメニューによって様々な使い方ができる
 

ファイルを右クリック(又は右端の3点マークをクリック)すれば、下図のメニュー画面が表示されます。

   

 

このメニューを使えば、ファイルを、ダウンロードや移動させたり、共有など下表のようないろんな使い方ができます。 

 

つまり、このファイルをどういう風にしたいのか、使いたいのかがこのメニューを選択すればできることになります。

 

サブメニュー 細分メニュー
アプリで開く プレビュー、新しいタブ、ドキュメント等で開ける
ダウンロード どこかへダウンロードする
名前を変更 ファイルの名前をへんこうできる
コピーを作成 複製できる
共有 共有したりリンクをコピーできる
整理 移動したりスターをつけられる
ファイル情報 詳細を付記できる
削除 削除できる
有効な候補でありません 又は、報告またはブロック 無効表示または通報する

 

(3)新規に文書等を作成する場合はサイドバーの編集ツールを使う

 

 

右側画面で表示されているリストに関係なく文書等を作成する場合は、サイドバーの「+新規」タブから、「Googleドキュメント」や「Googleスプレッドシート」、「Googleスライド」をクリックして、新たな文書作成等が行なう事ができます。 

 

これらのツールの使い方はサイドバーのメニューでの説明をご覧ください。

 

5)オフラインで作業する方法

Googleドライブは、通常、オンラインで端末とクラウドストレージが繋がった状態で作業する必要がありますが、オフラインで利用することもできます。 

 

オフラインで利用する場合は、一時の「設定」変更が必要です。

 

このため、Google ドライブにログインした後、画面右上の歯車マーク「設定」をクリックしメニューの「全般」の中にある「オフライン」にチェックを入れ、オフライン機能を有効にします。 

 

オフラインで編集したドキュメントは、インターネットに接続したときに Google ドライブ上で同期されて最新版として上書きされます。

 

Ⅲ.最後に

どの端末からでアクセス可能で安全にデーターの保存や編集、共有などができる魅力溢れるGoogle ドライブを自由に使いこなすためには、Googleドライブを開いた最初のページである「スタートページ」が、ユーザー専用の管理画面となってGoogleでの全て作業を行なうことができる仕組みと使い方を当記事でマスターすることが第一です。 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーーー 完 ーーーーーーーー

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    Google ドライブは、Googleが提供するオンラインストレージ(記憶領域)で、パソコンやスマホなど、どの端末からでもアクセスでき、ファイルの保存や閲覧、共有、編集などができる大変便利で使い勝手が豊富なクラウドストレージです。

     

    Google ドライブは、オンライン上のストレージでありパソコンなどの端末と切り離れた安全なデータ保管場所となるため、重要データの保管やバックアップの場所となります。

     

    Googleドライブは、パソコンやスマホタブレット等いろんな端末から利用出来ますが、当記事では、「パソコン」でのGoogleドライブの便利な使い方をご紹介します。

     

     

     

    Ⅰ.「Google ドライブ」とは

    Google ドライブ」は、Googleが無料(15GBまで)で提供するオンライン上のデータ保存サービスで、インターネット上にデータを保管するため、保管したデータには、パソコンのほか、スマホタブレットなどからアクセスができます。 

     

    以下、Googleドライブの主な特徴、メリットをご紹介します。

    1.Googleアカウント登録者は15GBまで無料のクラウドストレージが利用できる

    Google ドライブは、Googleアカウント登録者が15GBまで無料で利用できるオンラインストレージ(記憶領域:保管場所)です。 

     

    記憶容量を増やしたい場合は、GoogleOneプランとして、100GB、200GB、2TBの3つの有料プランが用意されています。 

     

    何れ容量も、GoogleドライブとGmailGoogle フォトなどの他のGoogleサービスと合わせた合計容量で設定されています。

     

    プラン名 料金 記憶容量 記憶容量に含まれるデータ種別
    Google ドライブ 無料 ~15 GB Google ドライブ+Gmail+Google フォト
    Google One 有料 100
    200
    2TB

    ※保存容量を超えると、それ以上のデータは保存できなくなります。又、2 年以上データ容量の超過状態が続くと、保存データが削除される可能性があるので注意が必要です。

     

    2.Googleドライブの特徴とメリット

    オンライン上にあるクラウドストレージでは、インターネット経由で写真・画像・音楽・動画などのファイルやフォルダなどが安全に保管できます。 

     

    また、クラウドストレージでは、パソコンと同様に、WordやExcelに似たソフトやメニューが用意されていて新規にデータを作成したり編集したりデータの分類保管等ができます。 

     

    以下、Googleドライブの特徴やメリットをご紹介します。

    1)PC上と同様にデータの保存、作成、編集、移動、管理などができる

    クラウドストレージでは、パソコンややスマホなどと同様に、インターネット経由で写真・画像・音楽・動画などのファイルやフォルダの保存ができるばかりか、用意されている各種ソフトやメニューを使って、データの作成や編集、移動、管理、共有等が行なうことができます。 

     

    つまり、パソコンと同様な機能・役割をオンライン上のクラウドストレージ「Googleドライブ」が担うことができるということです。 

     

    従って、Googleドライブは、オンラインで繋がるクラウドストレージにパソコンやスマホから操作できるパソコンが存在していると言うイメージで捉えることもできます。

    2)ハードディスクが不要な為、簡単に安価で増設が可能

    Googleドライブは、オンライン上のストレージなので、ハードディスクなどの設備等が不要であるため、アカウント登録すれば、無料、有料のストレージが簡単に利用することができます。 

     

    従って、ハードディスクなどの機器を準備する必要も無ければコストも手間も掛かりません。 

     

    また、アカウントを増やせば、アカウント毎にGoogleドライブを増設することもできるので、必要性があれば、各種のアカウントの使い分けも可能となります。

    3)スマホなどでは保存できない大容量のデータも保存が可能

    本体の記憶容量が小さいスマホなどでは保存容量の大きい資料や写真、動画などが保存できない場合が多くありますが、クラウドストレージではそういった容量の大きいデータも保存が可能です。 

     

    このため、スマホなどで大容量データの保管が必要な場合、クラウドストレージを利用すれば保存できるのでGoogleドライブの利用価値は高いと言えます。

    4)オンライン上のストレージなので場所や端末を問わずアクセス可能

    Googleドライブはオンライン上のストレージであるため、パソコンだけでなくインターネットに接続されている端末(PC、スマホタブレット等)からどこにいてもアクセスが可能です。 

     

    このため、各端末とデーターの共有ができるので、どの端末でどこからでも、Googleドライブにアクセスしてデータの新規作成や編集、データ移動や整理保管などが行なう事ができます。

    5)パソコンのストレージ(記憶容量)を圧迫することなくデータ保存ができる

    パソコンのCドライブの空き容量が10GB以下になるとパソコンを動きを重くしたり、フリーズなどの原因となりますが、クラウドストレージを活用すれば、パソコンの記憶容量(ストレージ)を使わずにデータ保存ができるため、パソコンの空き容量対策にも繋がります。 

     

    従って、動画編集アプリや画像ストックが多い場合は、パソコンの動きを軽くするためにもクラウドストレージ活用は欠かせないものとも言えます。

    6)PCの編集機能をフルに利用してデータの編集移動ができる

    パソコンでGoogleドライブ(クラウドストレージ)を利用できれば、Googleドライブ(クラウドストレージ)をパソコンの1ディレクトリー(PC上で分別されたフォルダの一つ)として位置づけられます。 

     

    このため、Googleドライブへのアクセスに際し、パソコンに備わる機能を使ってデータの処理ができるようになります。 

     

    従って、パソコンでWordやExcelソフトを使って作成したファイルもGoogleドライブのディレクトリーに移動させれば、自動的に互換性のあるGoogleドキュメント(文書)やGoogleスプレッドシート表計算)のファイルに変換することができます。

    7)重要データのバックアップや保存に適している

    クラウドストレージは、PCなどの端末と離れたオンライン上にあるため、パソコンが故障しても、データーはクラウドで安全に保管されています。 

     

    このため、重要データのバックアップや保管に最適な場所となります。 

     

    従って、万一パソコンが故障しデータが消失してもクラウドストレージのデータでフォローできるため、パソコンやスマホのバックアップや重要なアルバムなどの保管場所としてのメリットは大きいと言えます。 

     

    特に、スマホやパソコンなどに分散して蓄積された画像整理などには、大いに利用価値があります。

    8)他者とクラウドストレージ内のファイルの共有が可能

    家族や友人間で共有したいアルバムなどがあれば、ネットで繋がるクラウドストレージ「Googleドライブ」では、特定のフォルダやファイルの限定共有が可能なので貴重なツールとなります。 

     

    つまり、限定して共有するファイルやフォルダを設定できるので、家族などで共有アルバムを設けたい場合には便利なツールとなります。

     

     

    Ⅱ.パソコンでGoogleドライブを利用するには

    パソコンでGoogle ドライブを利用するには、まず、Googleのアカウント登録が必要になります。 

     

    アカウント登録が済めば、パソコンからGoogleドライブにアクセスして登録したアカウントでログインすれば、Googleドライブをパソコン上で利用することができるようになります。 

     

    以降はどの端末からでも、同一のアカウントでログインすれば同じGoogleドライブが開けるようになります。 

     

    以下、これらの手順を次の2項に分けてご紹介します。

     

    1.Googleのアカウント登録手順 

    2.パソコンからGoogleドライブにログインする手順

     

    1.Googleのアカウント登録手順

    パソコンやスマホ等でGoogleドライブを利用を始めるには、Googleアカウントの登録が必要になります。 

     

    まだGoogleのアカウント登録をしていない場合は、以下の手順でアカウントを登録します。 

     

    既に、アカウント登録済みの場合は、この作業は不要です。 なお、PCに「パソコン版Googleドライブ」アプリなどを先にインストール済みであれば、それを開いてもアカウント登録ができます。

    [アカウントの登録手順]

    step1. Google Chrome(又はMicrosoft Edge)のブラウザを開く
     

    Google chrome のブラウザアイコンである「Chrome」アイコンをクリックしてプラウザを開きます。 

     

    なお、Microsoft Edgeの場合は、検索窓に「Google」と入力しクリックするとGoogleのトップページが開きます。

     

     

    または、下の「Googleアカウント」からアクセスしてもアカウント作成ができます。 →Googleアカウント

     

    step2. Googleのトップページの右上にある「アカウントを作成」をクリックする
     

    「アカウントを作成」の部分を選択し、「自分用」または「ビジネスの管理用」を選択します。 

     

    既に、アカウントを登録済みの場合は、「アカウントの追加」の表示になっています。

     

     

     

    step3. メールアドレス、名前、ユーザー名、パスワードなどの必要な個人情報を入力する
     

    必要事項を入力します。

     

    step4. 電話番号の確認に電話番号を入力すると入力した登録電話に確認コードが送られてくるので開いて本人確認を行う
     

    登録の携帯電話のSNS(短縮メール)にメールが送られてくるので、メールを開き本人であることを確認します。

     

    step5. 最後にプライバシーポリシーに同意するをクリックする
     

    「プライバシーと利用規約」ページに遷移し、利用規約に同意します。   

     

    以上で、アカウント作成が完了しました。 今後は、Googleアカウントを使ってどのパソコンからでもログインができます。

     

     

    2.パソコンからGoogleドライブにログインする手順

    パソコンでGoogleドライブを利用するには、Googleドライブのページを開きアカウントを使ってログインする必要があります。 

     

    なお、Google ドライブにログインすると、ログアウトするまでログイン状態が続きます。

     

    また、Google アカウントでのログイン作業は他の Google が提供するアプリでも共通なので、別のアプリを使う際の別途ログインは不要です。 

     

    パソコンでGoogleドライブを利用する(ログイン)手順は、以下の通りです。

    [PCからGoogleドライブにログインする(開く)手順]

    「drive.google.com」から直接Googleドライブを開くこともできますが、基本的には以下の手順でログイン(開く)します。

     

    step1.Googleトップ画面を開き、右上の9点マーク(Google アプリ)をクリックする
     

     

    step2.アプリ一覧にある「ドライブ」アイコンをクリックする
     

     

    step3. ログイン画面で、メールアドレスとパスワードを入力する
     

    登録したメールアドレスとパスワードを入力します。

     

    step4.Googleドライブのスタートページ(初期画面)の「ドライブへようこそ」が表示されればログイン完了です
     

    ログインすると、通常、右側主画面が「ドライブへようこそ」のファイルやフォルダの一覧リスト、左側が、「+新規」で始まるメニュー画面がスタートページとして表示されます。

     

    なお、タブレットなどで画面の幅が狭い機種の場合は、右側が「ドライブへようこそ」のホーム画面ではなく、「マイドライブ」のリスト表が表示される場合もあります。 

     

    ※ログイン後の初期画面(スタートページ)の構成や機能(この画面からどんなことができるか)は次ページでご紹介します。

        

    以上で、パソコン上にGoogleドライブのスタートページ(初期画面)が表示され、この画面からクラウドGoogleドライブにパソコンからアクセスできる状態になりました。

     

     

     

    Ⅲ.最後に

    Googleドライブは、Googleアカウント登録者に無料で提供されるクラウドストレージです。

     

    データー保存だけでなく新規データ作成や編集などPCと同様の作業が可能で、オンラインでどの端末からでも利用できる利用価値の高いツールであり、パソコンで利用すればさらに利用し易いツールとなります。 

     

    最後までお読みいただきありがとうございました。

    ーーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーー

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    重いパソコン,空き容量,スタートアップアプリ,バックグラウンドアプリ

    パソコンは、起動と同時に実行される「スタートアップアプリ」と裏側で情報取得や更新などの処理を行なう「バックグラウンドアプリ」によって、アプリがすぐに利用でき、かつ、必要な処理がすぐに始られるなどのパフォーマンス効果が得られます。

     

    しかし、これらのアプリが多くなればパソコンの動きを重くする原因となります。 

     

    従って、セキュリティーソフトなどの重要アプリ以外は、必要な時に立ち上げればよいので、不要なスタートアップアプリやバックグラウンドアプリは停止することをおすすめします。 

     

    当記事では、不要なスタートアップアプリとバックグラウンドアプリの見分け方や停止方法党をご紹介します。

     

     

     

    Ⅰ.不要なスタートアップアプリとバックグランドアプリはPCのメモリー容量を圧迫する

    パソコンは、同時に複数のプログラムを動かして様々な機能を実現しますが、パソコンの起動時に自動的に立ち上がる「スタートアップアプリ」や画面上では見えずに裏側で動いている「バックグラウンドアプリ」もその一つです。 

     

    両方とも、パソコンのパフォーマンスを高める効果がある一方、メインメモリーを使用するため、CPUの処理能力に影響しPCの動きを重くする要因にもなります。 

     

    このため、パソコンの動きが重くなったり遅くなったりする場合は、不要なこれらアプリを停止または削除することをおすすめします。

    1.スタートアップアプリとは

    パソコンの起動と同時に立ち上がるよう設定されたスタートアップアプリは、パソコンの起動と同時にそのアプリがすぐに使える効果をもたらします。 

     

    以下、スタートアップアプリの特徴や種類をご紹介します。

    1)スタートアップアプリとはPC起動と同時に起動するアプリのこと

    スタートアップアプリとは、「スタートアップ設定」により、パソコンの起動と同時に自動で起動するように設定されたアプリを指します。 (確認方法は後述します)

     

       

     

    スタートアップの設定をすることで、必要なアプリを手動で開くよりも素早く使えるようにすることができます。 

     

    代表的なアプリは、ウイルスセキュリティソフトで、スタートアップ設定によりPCの起動と同時にパソコンをウイルス等から守ってくれます。

    2)不要なスタートアップアプリが多いとパソコンの動きを重くする

    スタートアップアプリは、パソコンの起動と同時に一斉に稼働するため、アプリが多くなるとメモリを圧迫しパソコンを重くします。 

     

    特に、スタートアップアプリ一覧で「影響大」と表記されているアプリは、起動にかかる負担が大きいため、パソコンの動きを圧迫します。 (確認方法は後述します)

       

    パソコンの動きが重い場合は、不要なスタートアップアプリを停止しすることをおすすめします。 

     

    なお、停止とはパソコンの起動と同時に起動させる対象から外すということであり、必要な場合は、アプリをクリックして立ち上げることにすることです。

    3)スタートアップ設定が可能なアプリには

    Windowsの起動と同時に自動で立ち上げられるアプリには、Windowsパソコンの購入時にプレインストールされていたWindows配信の各種アプリやパソコンメーカー配信のアプリのほかに、自分でインストールしたアプリなどがあります。

     

    メッセージアプリ関係:SkypeMicrosoft Teams、Slackなど 

    ・セキュリティーソフト関係:ノートンウイルスバスターマカフィーなど 

    ・音楽ストリーミングサービス関係:Spotify など 

    クラウドストレージサービス関係:OneDrive、DropboxGoogle Drive など 

    ・メッセージングアプリ関係:SkypeMicrosoft Teams、Slack など 

    ・プリンターやスキャナのソフトウェア関係

     

    4)PC内にあるスタートアップアプリの確認方法

    現在ご使用中のパソコンには、購入時からプレインストールされていたスタートアップアプリの外に自分でインストールしたスタートアップアプリがあります。 

     

    PCに登録されているスタートアップアプリの確認方法は、設定変更の方法と併せて次章でご紹介します。

     

     

    2.バックグランドアプリとは

    バックグラウンドアプリは、パソコンの起動と同時に画面の裏側で起動するように設定されたアプリで、主に、情報取得や更新などの通信を行ないます。 

     

    例えば、地図アプリの場合、パソコンの起動と同時に立ち上がり、他のアプリで作業したり画面をオフにしていてもバックグラウンドで常に位置情報を更新し続けます。

     

     以下、バックグラウンドアプリの特徴や主なアプリの種類等をご紹介します。

    1)バックグラウンドアプリとはPCの裏側で起動しているアプリのこと

    バックグラウンドアプリは、PCの起動と同時に画面の裏側(バックグラウンド)で起動するアプリを指し、最新データの取得や更新などの動作をしています。 

     

    Windows 11では、デフォルトでMicrosoft Storeのアプリはすべてバックグラウンドで実行されるよう設定されています。 

     

    しかし、バックグラウンドで動作するアプリが多いと、パソコンに負担がかかり動作を重くする要因にもなります。

    2)不要なバックグラウンドアプリが多いとパソコンの動きを重くする

    バックグラウンドアプリは、裏側で常に通信などを行っているため、バックグラウンドアプリが多いとパソコンを重くします。 

     

    パソコンの動きを重くしないためには、不要なバックグラウンドアプリをオフにしたり削除することが必要と言えます。 

     

    なお、スマホの場合は、データセーバーをオンにすると、ほとんどのバックグラウンドアプリを Wi-Fi 接続時のみに稼働するよう設定できます。

    3)バックグランウンドアプリの種類には

    パソコンの起動と同時に立ち上がり、他のアプリを使用中であったり画面をオフにしてもバックグラウンドで再生し続けるバックグランドアプリには、以下の様なアプリがあります。

     

    YouTube Musicなどの音楽アプリ:バックグラウンド再生機能があり、他のアプリを使用したり画面をオフにしたりしても音楽を流し続けることができます。

     

    ・地図アプリ:位置情報を常に更新するため、バックグラウンドで頻繁にデータの更新が行われます。

     

    歩数計などの位置情報を利用しているアプリ:位置情報を送受信するため、バックグラウンドで頻繁にデータの更新が行われます。

     

    4)PC内にあるバックグランドアプリの確認方法

    現在ご使用中のパソコンには、購入時からプレインストールされていたバックグラウンドアプリの外に自分でインストールしたバックグランドアプリがあります。 

     

    どのようなバックグラウンドアプリがパソコンにインストールされているかを確認する方法は、次章の「確認や設定変更の方法」でご紹介します。

     

     

    Ⅱ.スタートアップアプリの確認や設定変更の方法

    不要なスタートアップアプリが多いとパソコンの動きを重くする原因になるため、不要なアプリ、特に、アプリの起動に負担が大きい「影響大」のアプリを停止することが望ましいと言えます。

     

    スタートアップアプリ一覧には、「影響大」のように、アプリの起動に要する負荷の大きさ(影響度)が表示され、スタートアップに時間がかかることを意味します。

    このため、あまり使わないアプリであれば無効にし、必要な時にアプリを立ち上げるようすることがオススメです。

    従って、スタートアップの設定を見直す際は、この影響度を勘案して、「有効化」や「無効化」を判断する際の参考になります。

         

    スタートアップアプリは、必要な時にアプリをクリックすれば簡単に立ち上がるので、セキュリティソフトのような必要不可欠なアプリ以外は、無効化してもパソコンに問題が起きないアプリは無効化しておくことをオススメです。 

     

    以下、不要なスタートアップアプリの見分け方と停止や削除の仕方をご紹介します。

     

    1.スタートアップの設定を無効化して良いアプリとは

    不要なスタートアップアプリとは、まずは、日常頻繁に利用する予定がないアプリであることが基準となりますが、問題は、無効にしてもパソコンの動きに問題が生じないことが条件となります。 

     

    このため、無効化してもよいスタートアップアプリは、無効化してもパソコンの動作に問題が生じないことが前提となります。 

     

    以下に、無効にしても問題が起きないスタートアップアプリ一覧(一部)と無効にしてはいけないアプリをご紹介します。

     

    1)無効にしても良いスタートアップアプリ一覧(一部)

    次のようなスタートアップアプリは、無効化(停止)しても良いアプリです。 

     

    ・メールソフト

    ・動画再生アプリ、動画画像編集アプリ 

    ・ゲームソフト 

    ・プリンターやファックス、テレビ、その他のアプリ

     

    〈無効化可能アプリ一覧表〉
     
    アプリ 無効化の判断基準
    Adobe Reader PDFはファイルをクリックするだけで簡単に開ける。無効化可。
    Cortana Microsoftのバーチャルアシスタント。利用しなければ無効化可
    Chat 一般向けMicrosoft Teams。手動で起動できるので無効化可
    CyberLink YouCam 容量が大きいので使いたいときに起動すれば良い。無効化可。
    Evernote Clipper 容量が大きいので使いたい時に起動すれば良い。無効化可。
    Google Chrome Googleのウェブブラウザ。使いたい時に開けばOK。
    Microsoft Office Officeファイルをクリックすれば開けるので無効化可
    Microsoft Edge Windowsのウェブブラウザ。使いたい時に開けばOK。
    Microsoft Store Windows提供のアプリStore。必要な時に開けば良い。
    Microsoft Teams Microsoft提供のビジネスコミュニケ。必要がなければ無効化可。
    Microsoft Todo Microsoft提供のタスク管理アプリ。必要なければ無効化可。
    Microsoft フォト 画像を見るMicrosoftのアプリ。パックグラウンド起動必要なし。
    Skype ビデオチャット。使いたいときに起動できるので無効化可。
    Spotify Web Helper 容量が大きく使いたい時に起動できるので無効化可。
    Solitaire & Casual Games Microsoft提供のゲームアプリ集。必要な時に起動すればよい
    XboxXbox GameBar XboxWindows版。パソコンで利用している人以外は無効化可。
    Zoom 必要なときに開くことができるので無効化可。
    カメラ カメラ搭載のPC用。カメラが非搭載のパソコンでは無効化。
    ニュース Microsoft提供のニュースアプリ。利用しなければ無効化可。
    ボイスレコーダー パソコンのマイク録音用。普段使わなければ無効化可。
    マップ Microsoft製の地図アプリ。Googleマップ利用者には不要。
    メール/カレンダー 他のカレンダーを利用していれば無効化可。
    映画&テレビ Microsoft Store購入映画の視聴アプリ。購入しなければ不要。
    天気 タスクバー表示の天気アプリ。表示の必要がなければ無効化可。
    付箋 デスクトップに付箋を貼り付けるアプリ。利用しなければ不要。

    ※上記以外のスタートアップアプリについても、必要性の大きさで判断して、全く利用する予定がなければアンインストールも考えましょう。

     

    2)無効にしてはいけないスタートアップアプリ

    スタートアップアプリは、基本的には全てを無効化してもパソコンの起動に問題がないので大丈夫ですが、以下の様な利用するアプリは極力有効にしておくべきアプリです。

     

    〈無効化すべきでないアプリ〉
     

    ◎:すべきでない ○△:必要度によってすべきでない 

     

    ◎セキュリティ対策ソフト(Windowsに内蔵されているソフト、ダウンロード・インストールした市販製ソフトなど) 

     

    ◎ドライバー更新ソフト Google DriveMicrosoft OneDriveなどのクラウドサービス ○ウエブプラウザ △オーディオ、ワイヤレスデバイスタッチパッドサービス

     

    2.スタートアップアプリの確認や設定変更の手順

    ご使用中のパソコンには、購入時からプレインストールされていたスタートアップアプリの外に自分でインストールしたスタートアップアプリがあります。 

     

    PCに存在するスタートアップアプリを確認、設定(オン)、停止(オフ)、削除(アンインストール)するには、以下の通り2方法があります。

     

    1)「スタートアップ」から確認、設定、停止、削除する手順 

    2)「タスクマネージャー」から確認、設定、停止、削除する手順

     

    1)「スタートアップ」から確認や設定変更(オン、オフ削除)の手順

    Windowsの「設定」から、以下の手順でスタートアップアプリの確認及び設定、停止、削除ができます。

     

    step1. 「スタート」ボタンを右クリックしメニューの「設定」を選択(クリック)する
     
    または、キーボードの「Windows ロゴ」キーと「I」キーを同時に押して設定画面に入ることもできます。
     

     

    step2. メニューの「アプリ」をクリックする
     

     

    step3. 「スタートアップ」をクリックする
     

     

    step4. インストールされたスタートアップアプリ一覧が表示され「オン」「オフ」の設定状況が確認できる
     

    それぞれのスタートアップアプリの右端にある「オン」「オフ」によって、スタートアップの設定状態が確認できます。

     

     

    なお、ここから個々のアプリの設定変更(設定、停止)を次の手順で行なう事ができます。

     

    step5. スタートアップアプリ一覧の右端にある「オン」「オフ」で設定及び停止の設定変更を行なう
     

    スタートアップアプリ一覧から設定(スタートアップとして起動させる)するアプリを「オン」に、停止(スタートアップとして起動対象から外す)する場合は「オフ」に変更します。

    2)「タスクマネージャー」から確認や設定変更(オン、オフ等)の手順

    タスクマネージャーから次の手順でスタートアップアプリを確認し、設定や停止をさせることができます。

     

    step1.[スタート] を右クリックし[タスク マネージャー] を選択(クリック)する
     

    または、キーボードの「Ctrl」+「Shift」+「ESC」キーを同時に押してもタスクマネージャーを開くことができます。

     

     

    step2. メニューの[ スタートアップ アプリ ] をクリックする
     

     

    step3. スタートアップアプリ一覧が表示され現在の設定状況(有効か無効か)及び負荷の大きさが確認できる
     

    ここで、稼働しているスタートアップアプリが一覧で表示されるとともに、各アプリの設定状況(有効か無効)と負荷状態が確認できます。

     

     

    step4.設定変更したいアプリがあれば、アプリを右クリックしメニューの中から「無効にする」又は「有効にする」をクリックする
     

    変更したいアプリを右クリックすれば下図のメニューが表示されるので、「無効にする」又は「有効にする」にクリックすると変更され、次回起動時にその効果が反映されます。

     

     

     

    あああ

     

    Ⅲ.バックグラウンドアプリの確認や設定変更の方法

    パソコンの起動と同時に裏で動いたりスタンバイしているバックグラウンドアプリは、ウイルス対策クラウド同期をリアルタイムに行うことができる上、メッセージやメールの通知を常時受け取ることができ、常に最新の状態が維持できるなどのメリットがあります。

     

    しかし、アプリが多いとパソコンの動作を重くするため、不要なアプリはオフにする必要があります。 

     

    Windows 11では、デフォルトですべてのMicrosoft Storeのアプリをバックグラウンドで実行する設定になっており、パソコンを重たくする要因にもなります。 

     

    このため、不要なバックグラウンドアプリ、特に、アプリの起動に負担が大きいアプリを停止すればパソコン動作を軽くしたり、メモリ負担の軽減などに大きな効果が期待できます。 

     

    アプリの起動に負担が大きいアプリは、タスクマネージャーでの各アプリのCPU使用率とメモリ使用率で確認できます。

     

    ※タスクマネージャーで各プリのCPU使用率とメモリ使用率の状況が確認できます。

    なお、バックグラウンドアプリは、必要な時にアプリをクリックすれば起動できるので、セキュリティソフトのような常時稼働が必要不可欠なアプリ以外は、無効化にしておくことがオススメです。 

     

    以下、不要なスタートアップアプリの見分け方と停止や削除の仕方をご紹介します。

    1.バックグラウンドアプリを無効にしても良いアプリとは

    パソコンの動きを快適にするためには常時稼働が必要でないバックグラウンドアプリは無効化することが望ましいのですが、アプリの中には、セキュリティソフトのように、無効化すると不都合や不具合が生じるアプリがあり、選択に悩みます。

     

    PCの用途にもよりますが、以下に紹介するアプリは、利用予定がなければ無効化しても問題がなく、全く不要であれば、アンインストールしても良いバックグラウンドアプリです。

     

    ※主にプレインストールされているアプリを中心にしていますが、パソコンによっては、すでに削除されているアプリもありますので、あくまでも参考としてください。

    1)無効にしても良いバックグラウンドアプリ一覧(一部)

    下表は、主にプレインストールされているバックグラウンドアプリの中で無効化してもパソコンの動きに影響がでないアプリです。 

     

    なお、下表にないバックグラウンドアプリについても、必要性の大きさで判断して、あまり利用する予定がなければ無効化を試みましょう。 

     

    特に、Windows 11 では、デフォルトで Microsoft Store のすべてのアプリがバックグラウンドで実行される設定になっておりパソコンに負担がかかっています。

     

    是非、不要なバックグラウンドアプリはオフにすることをおすすめします。 

     

    なお、下表のアプリには、スタートアップアプリ(パソコンの起動と同時に画面に表示されるアプリ)としても使われるアプリも含まれます。

     

    アプリ 無効化の判断基準
    Adobe Reader PDFはファイルをクリックするだけで簡単に開ける。無効化可。
    Cortana Microsoftのバーチャルアシスタント。利用しなければ無効化可
    Chat 一般向けMicrosoft Teams。手動で起動できるので無効化可
    CyberLink YouCam 容量が大きいので使いたいときに起動すれば良い。無効化可。
    Evernote Clipper 容量が大きいので使いたい時に起動すれば良い。無効化可。
    Google Chrome Googleのウェブブラウザ。使いたい時に開けばOK。
    Microsoft Office Officeファイルをクリックすれば開けるので無効化可
    Microsoft Edge Windowsのウェブブラウザ。使いたい時に開けばOK。
    Microsoft Store Windows提供のアプリStore。必要な時に開けば良い。
    Microsoft Teams Microsoft提供のビジネスコミュニケ。必要がなければ無効化可。
    Microsoft Todo Microsoft提供のタスク管理アプリ。必要なければ無効化可。
    Microsoft フォト 画像を見るMicrosoftのアプリ。パックグラウンド起動必要なし。
    Skype ビデオチャット。使いたいときに起動できるので無効化可。
    Spotify Web Helper 容量が大きく使いたい時に起動できるので無効化可。
    Solitaire & Casual Games Microsoft提供のゲームアプリ集。必要な時に起動すればよい
    XboxXbox GameBar XboxWindows版。パソコンで利用している人以外は無効化可。
    Zoom 必要なときに開くことができるので無効化可。
    カメラ カメラ搭載のPC用。カメラが非搭載のパソコンでは無効化。
    ニュース Microsoft提供のニュースアプリ。利用しなければ無効化可。
    ボイスレコーダー パソコンのマイク録音用。普段使わなければ無効化可。
    マップ Microsoft製の地図アプリ。Googleマップ利用者には不要。
    メール/カレンダー 他のカレンダーを利用していれば無効化可。
    映画&テレビ Microsoft Store購入映画の視聴アプリ。購入しなければ不要。
    天気 タスクバー表示の天気アプリ。表示の必要がなければ無効化可。
    付箋 デスクトップに付箋を貼り付けるアプリ。利用しなければ不要。

    2)無効にしてはいけないバックグラウンドアプリ

    スマホと違い、Windows パソコンでは、バックグラウンドアプリを無効化(オフ)してはいけないアプリは、ウイルス対策などのセキュリティアプリを除いて特にありません。 

     

    従って、セキュリティソフトを除いて常時使わないような不要なアプリはオフにして問題はないと言えます。

     

    たとえ、バックグラウンドアプリをオフにしても、必要があれば手動で起動したり、オンに戻したりすることができます。

     

     

     

    2.バックグラウンドアプリの確認や設定変更の手順

    パソコンにあるバックグラウンドアプリを確認する方法や設定変更を行なう方法には、次の2方法があります。

     

    1)「インストールされているアプリ一覧」から確認、設定、停止、削除する手順

    2)「タスクマネージャー」から確認、設定、停止、削除する手順 

     

    以下、2方法についてご紹介します。

    1)「インストールされているアプリ一覧」から確認や設定変更手順

    Windows設定の「インストールされているアプリ一覧」から確認や設定変更(停止、削除する手順をご紹介します。 

     

    なお、残念ながら、Windows11では、下記※の通り、設定画面から「バックグラウンドアプリ一覧表」の表示画面がなくなり、大変不便な確認方法になっています。

     

    ※変更
    Windows10 では、設定画面から[プライバシー]➔ [バックグラウンド アプリ] でバックグラウンドアプリ一覧を表示させ、一目でバックグラウンドアプリが確認でき、そこで制御もできましたが、Windows11 では、「インストールされているアプリ」一覧からアプリを個々にクリックしてバックグラウンド設定の変更が可能かどうかを確認しなければならない仕様に変更されました。
    〈確認及び設定変更の手順〉
     
    step1. 「スタート」ボタンを右クリックしメニューの「設定」を選択(クリック)する
     

     

    step2. 左側メニュー[アプリ]をクリックする

     

    Windows10では、メニュー「プライバシー」から、「バックグラウンドアプリ」によりバックグラウンドアプリを一覧表で確認できましたが、Windows11ではなくなりました。

     

     

     

    step3.[アプリ]画面の[インストールされているアプリ]をクリックする

    インストールされているアプリが一覧で表示されます。

     

     

    step4. アプリ一覧で個々のアプリの[…]をクリックしメニューに[詳細オプション]表記があればバックグラウンドアプリであることが確認できる
     

    [詳細オプション]が表示されないアプリはバックグラウンド起動を無効にはできません。

     

     

    step5. メニューに「詳細オプション」表記があればバックグラウンド設定変更が可能なアプリであることが確認できる
     

    従って、バックグラウンドアプリであるかは、「詳細オプション」のメニューが用意されていることを確認する必要があります。 

     

    Windows10では、「バックグラウンドアプリ一覧表」の表示画面があり、簡単に確認できましたが、Windows11では、全てのインストールされたアプリからひとつひとつ「詳細オプション」の有無を確認することが必要になりました。 

     

    従って、バックグラウンドアプリ一覧を確認または設定変更などは、次にご紹介する「タスクマネージャー」からの方が簡単となります。

     

    step6. バックグラウンドアプリを設定変更する場合は、「詳細オプション」をクリックし「常にオンにする」か「常にオフ」にするか、「電力最適化(推奨)」のいずれかをクリックする
     

    「…」をクリックしてメニューに「詳細オプション」メニューがあれば、バックグラウンドアプリであることが確認できると同時に、詳細オプションをクリックして表示された当該アプリの設定画面(下図)において各種の設定が可能になります。

       

     

    アプリの設定や変更は、「バックグラウンドアプリのアクセス許可」欄において、「常にオンにする」か「常にオフ」にするか、「電力最適化(推奨)」のいずれかをクリックして変更します。 

     

    なお、「電力最適化(推奨)」は、アプリが通知を受信して定期的に更新できるようにしながら、最も多くの電力を節約する設定です。

     

     

     

    (注)設定メニューの注釈

     

    メニュー 注釈
    常にオン このアプリを、パソコンの起動中に常時使用する設定。常時使用しなければ意味がなくPCに負荷がかかります
    電力最適化 ほとんどこれが初期設定となっています
    常にオフ バックグラウンドの実行を停止する。但し、アプリは、オンにすれば使用できるようになります

    また、バックグラウンドアプリを削除は、アプリのメニューにあるアンインストールやコントロールパネルなどから削除できます。但し、削除できないバックグラウンドアプリもあります。

    2)「タスクマネージャー」から確認や設定変更(オン、オフ等)の手順

    PCにあるバックグラウンドアプリは、「タスクマネージャー」で確認することができます。 

     

    タスクマネージャーとは、パソコンの管理ツールで、CPUやメモリーの利用状況をリアルタイムで確認できるほか、実行中のアプリやバックグラウンドアプリの一覧が確認でき、制御などが行えます。

     

    〈確認及び設定変更の手順〉
     
    step1. 「スタート」ボタンを右クリックしメニューの「タスクマネージャー」を選択(クリック)する
     

    または、キーボードの[Ctrl]+[Shift]+[Esc]キーを同時に押してタスクマネージャーを開くこともできます。

     

     

    step2. タスクマネージャー画面左の「プロセス」タブをクリックすると右側に「バックグラウンドプロセス」に属するアプリ一覧と各アプリの稼働状況が確認できる
     

    「プロセス」とはアプリのことで、「プロセスタブ」では、実行中のアプリ(含むバックグラウンドアプリ)の一覧と各アプリ(プロセス)のCPUやメモリー、ディスク、ネットワークなどの利用状況を確認できます。 

     

    プロセスのリストには、デフォルトではアルファベット順に配列されていますが、列名のいずれかをクリックすると順序を変更することができます。 

     

    肝心のバックグラウンドアプリは「バックグラウンドプロセス」のタイトルの下に配列されていて、それぞれの稼働状況が確認できます。 

     

    なお、タスクマネージャ画面を出した時に下図の画面にならないときは、一度、他のメニュー(タブ)、例えば、「スタートアップアプリ」タブをクリックした後で再度「プロセス」タブをクリックするか、右上の「…」をクリックし「ビュー」メニューにある「種類でグループ化する」をクリックすると、「アプリ」「バックグランドプロセス」「Windowsプロセス」にアプリが分類配列されます。

     

     

    step3. 停止(無効)にしたい場合は、アプリを右クリックして表示されるメニューから「タスクの終了(E)」をクリックする
     

    バックグラウンドアプリ一覧から無効にしたいバックグラウンドアプリ名を右クリックして「タスクの終了(E)」をクリックすれば無効化に設定変更できます。

       

     

    これでプロセスは停止します。

     

     

    最後に

    パソコンの起動と同時に自動で立ち上がる「スタートアップアプリ」や「バックグラウンドアプリ」は、パソコンのパフォーマンスを高める効果がある一方、CPUの処理能力に影響してPCの動きを重くする要因にもなるます。

     

    PCの軽快性を維持するためにはウイルス対策ソフトなどを除いて不要なこれらアプリを停止することが必要となります。 

     

    なお、停止しても、アプリをクリックすればすぐに起動できるので問題はありません。 

     

    最後までお読みいただきありがとうございました。

    ーーーーーーー 完 ーーーーーーーー

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    パソコンが重い④|クラウドストレージ活用による容量対策と使い方イロハ

    クラウドストレージ活用はパソコンの空き容量不足解消にも有用です! 

     

    クラウドストレージは、GoogleドライブやOneDriveなどが提供するインターネット上のストレージ(記憶装置)で、パソコンの容量不足対策としても活用できます。 

     

    また、オンライン上のストレージであるためどこからでもアクセスができる上、パソコンが万一故障してもデータはオンライン上で安全に管理されるため、重要データのバックアップ場所や大切な書類や写真の整理場所としても利用できます。 

     

    当記事では、パソコンの空き容量不足解消にも役立つクラウドストレージの活用と簡単な利用方法等についてご紹介します。

     

     

    Ⅰ.容量対策にもなるクラウドストレージの活用

    クラウドストレージとは、インターネット経由で利用できるGoogleドライブやOneDriveなどが提供するストレージで、写真・画像・音楽・動画などのファイルやフォルダの保管場所となります。 

     

    以下、クラウドストレージの特徴や利点についてご紹介します。

     

    1.クラウドストレージとは

    ストーレージは、データを保存する場所ですが、クラウドストレージには、以下のような特徴があります。

    1)インターネット上にデータが保存管理できる記憶域です

    クラウドストレージとは、インターネット経由で利用できる記憶域(ストレージ)のことで、写真・画像・音楽・動画などのファイルやフォルダが保存や管理・共有ができる場所となります。

     

    具体的には、GoogleMicrosoftなどが、インターネットに接続されているサーバーを提供しオンラインでファイルを保存したり編集や共有などができるサービスです。 

     

    これにより、企業や個人は、端末内にストレージやソフトを持たなくても、クラウドストレージを使ってさまざまな処理やデータ共有ができる環境が得られます。

     

    2)GoogleMicrosoftなどがクラウドサービスの提供者です

    クラウドストレージサービスには、以下のような種類があります。 

     

    個人では、パソコンやスマホとの相性が良い「Googleドライブ」、「iCloud」、「OneDrive」の利用が圧倒的となっています。

     

    クラウドストレージサービス 主なユーザー層
    Googleの「Googleドライブ」 主にGoogleユーザー向け
    Appleの「iCloud 主にアップルユーザー向け
    Microsoftの「OneDrive」 主にMicrosoftユーザー向け
    Dropbox, Incの「Dropbox 主に法人向け
    Box Inc.「Box」 主に法人向け
    kubellストレージの「セキュアSAMBA」 主に法人向け

     

    3)無料(安価)で利用できるハード不要のストレージです

     

    各サービスとも無料版が用意されており、アカウント登録すれば相当の容量のストレージが無料で利用できます。 

     

    なお、有料版も用意されているので、利用容量が大きくなれば容量拡大が可能です。 

     

    有料版は、100GBで月額数百円、1TB単位で月額1,000円程度が一般的で、ハードディスクなどの設備導入が伴うストレージに比べて割安と言えます。 

     

    ※各クラウドサービスが無料で提供するストレージ容量

     

    クラウドストレージ名 無料版の容量
    Google ドライブ 15GB※
    OneDrive 5GB
    iCloud Drive 5GB
    Box 10GB
    Amazon Drive 5GB

    Google ドライブの15GBには、GmailGoogle フォトなどの他のGoogleサービスも含みます。

     

    4)容量の大きいデータも保存が可能

    スマホなどで保存するには容量が大きすぎる資料や写真、動画などもクラウドストレージに格納することができます。 

     

    従って、大容量のパソコンと違って、スマホでは、大容量データの保管にはクラウドストレージは大いに利用価値があると言えます。

     

    5)個人の半数以上に利用が拡大しています

    2023年度ICT総研調査によると、個人でのクラウドストレージの利用状況は52%を占め、利用者は5,620万人と推定され、PC利用者の約半数の方が何らかの形でクラウドストレージを利用していることになります。 

     

    そして、国内での個人利用者が最も多いクラウドストレージは「Google Drive」であり、また、ストレージの利用容量は、1GB未満が最も多く37.4%、1GB以上10GB未満が36.7%となっているということです。

     

    2.クラウドストレージ活用のメリット

    クラウドストレージの活用メリットには、以下のようなものが挙げられます。

    1)オンライン上のストレージのため場所や端末を問わずどこからでもアクセスが可能です

    オンライン上のストレージであるため、パソコンだけでなくインターネットに接続された端末(PC、スマホタブレット等)からアクセスが可能です。 

     

    従って、外出時にスマホなどからクラウドストレージにアクセスすることが可能です。 

     

    また、各端末にバラバラに保存されている写真、動画などをクラウドストレージに集約して一元管理することもできます。

     

    2)PC(端末)の記憶域を使わずにデータ保存できるのでPC(端末)の容量不足対策にもなります

    パソコンのCドライブ空き容量が10ギガ以下になるとパソコンが動きが重くなったりフリーズするなどの原因となりますが、クラウドストレージを活用すれば、パソコンで作成したデータ等を保管できるので、パソコンの空き容量対策にもなります。

     

    3)PCの1ディレクトリ(領域)としてPCの機能をフルに利用してクラウドストレージ上のデータ編集やデータ移動ができます

    クラウドストレージをパソコンで利用するようにすればクラウドストレージがパソコンの1ディレクトリーとして位置づけられパソコンの機能を使ってデータ処理ができるようになります。

     

    簡単に言うと、パソコンのエクスプローラーを開くとクラウドストレージは「PC」の1ディレクトリとして配置されるため、パソコンのデータをクラウドストレージに保存したり、クラウドストレージのデータをパソコンにダウンロードしたり、PCの機能を使って編集等が行えるようになります。

     

    4)安全な保存場所であるため重要データのバックアップや保存に利用できる

    クラウドストレージでは、PCなどの端末と離れたオンライン上にデーターが安全に保管されるため、重要データのバックアップに最適な場所となります。 

     

    従って、万一パソコンが故障しデータが消失してもクラウドストレージのデータでフォローできるというメリットが享受できます。

     

    5)ファイルの共有が可能になります

    個人の場合、あまり利用は多くないと思いますが、家族や友人間でのクラウドストレージ上のファイルやフォルダ等の共有が可能になります。

      

     

     

    Ⅱ.個人に人気のあるクラウドストレージと選び方

    1.個人に人気が高いクラウドストレージサービスとは

    2022年4月に行なったユーザー調査で、個人に幅広く利用されているクラウドストレージは、「Googleドライブ」、「iCloud drive」、「 OneDrive」となっています。 

     

    これは、個人では、パソコンやスマホとの連携で相性が良いからです。 

     

    因みに、Google ドライブの利用者が多い理由は、Androidスマホユーザーの増加が挙げられます。 

     

    以下、個人に人気のあるGoogle driveiCloud drive、Microsoft OneDriveの特徴を簡単にご紹介します。

     

    人気サービス 特徴
    Googleドライブ Googleが提供するサービスで、無料で容量15GBが利用できる
    なお、15GBには、GmailGoogle フォトなどの他のGoogleサービスも含みます。

    Googleの各種サービスとストレージを共有しており、また、Windows向けのサポートソフトも用意されているので、各端末間での融和性が高い
    iCloud Drive ・アップルが提供するサービスで、無料で容量5GBが利用できる

    ・アップル系のMacとの相性は良く、Windowsのサポートソフト用意されているのでWindowsiPhoneなどでも使いこなせます。
    Onedrive Windowsが提供するサービスで、無料で容量5GBが利用できる

    Windowsユーザー向けクラウドで、Microsoftアカウントでログインでき、ソフトはWindowsに統合されているため、IDとパスワード入力でスタートできます。

     

    2.クラウドストレージサービスの選び方

     

    個人の利用状況からも言えますが、どのクラウドストレージサービスを利用するかは、使用しているPCやスマホとの連携がスムーズにできることが重視されます。 

     

    連携がスムーズに行えれば、バックアップやファイル管理もし易くなります。

     

    使っているPCやスマホの機種 相性の良いクラウドストレージサービス
    iPhoneMacを使っている iCloud Drive
    Windowsを使っている Oneドライブ
    AndroidGoogleアカウントを使っている Googleドライブ

     

     

     

     

     

     

    Ⅲ.クラウドストレージサービスの利用手順

    以上から、どのクラウドストレージサービスを利用するかが決まれば、次に、そのサービスを利用する手順をご紹介します。 

     

    クラウドストレージサービスの利用を始める手順の一般的な流れは以下のとおりです。 

     

    なお、各クラウドサービスの詳細な利用手順や運用については、以下のページをご覧下さい。

     

    https://ktnlifebusiness.com/sumaho-pc-24061/

     

    1.使用を開始するサービスにアカウントを登録する

    まだアカウント登録をしていない場合は、Webサイトからクラウドストレージサービスページを開いてアカウント登録をします。

    ◎「Googleドライブ」のアカウント作成

    Googleドライブ」のアカウント作成は、以下のページから作成できます。 

    Googleアカウント」→「Googleアカウントを作成

    ◎「Onedrive」のアカウント作成

    「Onedrive」のアカウント作成は、以下のページから作成できます。 

    Microsoft OneDrive」→「無料アカウント作成

    ◎「iClouddrive」のアカウント作成

    「iClouddrive」のアカウント作成は、以下のページを参考にしてください。 

    新しい Apple Account の作成方法   

     

    なお、PCにクラウドストレージサービスアプリ(例えばパソコン版Googleドライブアプリなど)を先にインストール済みであれば、それを開いてアカウント登録をします。

     

    2.サービスにサインイン(ログイン)する

    クラウドストレージサービスページを開いてアカウントを使ってサインイン(ログイン)します。

     

    3.クラウドストレージ画面で初期設定やリンク設定を行なう

    サインインで開かれたクラウドストレージ画面で初期設定やリンクなどの設定を行います。

     

    4.以降、クラウドストレージ画面を使って各種作業を行なう

    1)データの保存やアップロード、ダウンロード作業

    PCのデータをアップロードしたい場合は、データをドラッグ&ドロップ、もしくはアップロードしたいファイルをクリックするとクラウドにデータが保存できます。

     

    2)同期設定

    フォルダに同期設定すれば、データに変更を加えたときにフォルダないデータに変更が自動的に反映されます。

     

    3)共有リンク設定

    共有あるいはリンク設定すればファイルやフォルダを設定者間で共有できます。

     

    4)データ保存

    データを保存するためファイルをアップロードしたい場合は、データをドラッグ&ドロップ、もしくはアップロードしたいファイルを選択するだけで、クラウド上にデータを保存することができます。

     

     

     

    Ⅳ.最後に

    クラウドストレージは、インターネット上のストレージで、パソコンの容量不足対策としても活用できる上、オンラインでどこからでもどの端末からでもアクセスでき、データが安全に保存されます。 

     

    このため、バックアップや各端末に散在する写真等の整理場所としても有用です。 

     

    個人での利用はまだ約半数ですが、クラウドストレージの活用は今後大きく進むと思われます。 

     

    最後までお読みいただきありがとうございました。

     

     

    ーーーーーーーーー完ーーーーーーーーーー

    関連記事

    パソコンが重い③|不要ファイルの種類と効率的な削除方法

    パソコンが重くなる原因は、Cドライブのストレージ(記憶領域)の空き容量が不足しているためです! 

     

    パソコンを動かすCドライブのストレージの空き容量が10ギガ以下になるとパソコンの動きが遅くなったり起動しなくなったりします。 

     

    このためCドライブの空き容量を増やす必要ががありますが、当記事では、Cドライブにある不要ファイルの効率的な削除方法をご紹介します。

     

     

    Ⅰ.PCが重くなる主因は不要ファイルの大量放置

    パソコンを永く使っていると、不要なアプリやファイルがCドライブのストレージ(記憶領域)に蓄積され、また、必要性がないにも関わらずバックグラウンドで動いているアプリなども増えてストレージを圧迫します。 

     

    Cドライブの空き容量が10ギガ以下になるとパソコンの動きが重くなったり起動しなくなったりするため、ハードディスクを増設するか不必要なデータを削除して空き容量を増やすことが必要になります。 

     

    ストレージの空き容量の確認は、「エクスプローラー」から次の手順で簡単に確認できます。

     

    エクスプローラを使ってストレージの空き容量を確認する方法 step1. タスクバーのエクスプローラーを左クリックする step2. 左側メニューにある「PC」を選択する step3. PCに接続されたハードディスクやSSDの空き領域を確認する 

     

     

    また、ストレージを増設しないでCドライブの空き容量を増やすには次のような方法があります。 

     

    1)Cドライブにあるファイル等をDドライブや外付けストレージへ移動する 

    2)Cドライブにある不要アプリや不要ファイルを削除する 

    3)Cドライブでオンラインストレージを利用する 

     

    1)については、次の記事を参照願います。 

     

     

     

    3)については、別記事でご紹介します。 

     

    当記事では、2)の「Cドライブにある不要ファイルを削除する」方法をご紹介します。

     

     

     

    Ⅱ.不要ファイルとは

    パソコンが重くなるのはパソコンを動かしているCドライブのストレージがPCをスムーズに動かす為に必要な空き容量が乏しくなったためです。 

     

    このため、ストレージの増設か不要なアプリやファイル等を削除する必要がありますが、当記事では、不要なファイルを削除してCドライブの空き容量を増やす方法をご紹介します。

     

    1.削除して良い「不要なファイル」

    削除しても良い「不要ファイル」には、以下のような種類のファイルがあり、これらのファイルは、削除してもパソコンに不具合は起きないので必要がなければ削除して空き容量を増やすことができます。 

     

    1)自分で作成したファイル 

    2)一時ファイル

    テキストエディタの自動保存ファイル 

    ・ブラウザのキャッシュファイル 

    ・ダウンロードフォルダ内の一時ファイル 

    ・メールのキャッシュファイル 

    Windows配信一時ファイル(古いWindowsログファイル、プログラムの生成ファイル、Windowsアップグレードファイルなど) 

    3)ゴミ箱のファイル

     

    1)「自分で作成したファイル」

    自分で作成し保存したファイルは、必要性がなくなれば削除か別のストレージ(含むSDカード)に移しましょう。

     

    参考:ワードやエクセルで作成したファイルの保存先と確認方法

    ◎保存先:通常は、ユーザーフォルダー内の「ドキュメント」フォルダーかユーザーフォルダー内にある「OneDrive」の「ドキュメント」フォルダーに保存されています。
    ◎確認方法:「エクスプローラー」➔「PC」➔「ローカルディスク(C:)」➔「ユーザー」➔「ドキュメント」(又は「Oneドライブ」➔「ドキュメント」)

     

    2)「一時ファイル」

    一時ファイルとは、システムやアプリが作業用に「一時的」にTEMPフォルダに保存するファイルでテンポラリファイルとも呼ばれ、通常はシステムやアプリの作業終了後に削除されますが、中には削除されないものがあり蓄積されていきます。 

     

    従って、一時ファイルは、1週間以上経てば削除しても問題ありません。 一時ファイルには、次のようなものがあります。

     

    (1)テキストエディタの自動保存ファイル
     

    テキストエディタ(文書作成アプリ)で作業中に一時的に保存されるファイルで、クラッシュ(故障)や意図しない終了時にデータの損失を防ぐために使用されます。 

     

    ⇒作業が終われば削除して問題はありません。

     

    (2)ブラウザのキャッシュファイル
     

    ブラウザのキャッシュファイルとは、ブラウザが一時的に保存するウェブページのデータのことで、「インターネット一時ファイル」や「ブラウザキャッシュ」とも呼ばれ、同じページへの再アクセスがスムーズになるメリットが得られます。 

     

    ⇒古いキャッシュファイルが残っていると、最新の情報が表示されない可能性があり、 利用しなければ削除しても問題ありません。 

     

    なお、キャッシュを削除すると、ブラウザに一時的に保存されていたWebページの画像やテキストが消えますが、ログイン情報(IDとパスワード)や各Webページの設定などはキャッシュに含まれないため消えません。 

     

    しかし、ログイン情報は、Cookie(Webサイトにアクセスした際の履歴データ)で管理しているので、Cookieを削除するとログイン情報が消えるので注意が必要です。

     

    (3)ダウンロードフォルダ内の一時ファイル
     

    「ダウンロードファイル」とは、インターネット上のファイルやデータをパソコンにコピーしてダウンロードフォルダに保存した一時ファイルです。 

     

    ダウンロードしたファイルは、通常「エクスプローラー」を開き画面左側の「PC」➔「ローカルディスク(C:)」➔「ダウンロード」の順にクリックしていけばダウンロードファイルの一覧が確認できます。 

     

    ⇒ダウンロードファイルは、必要性がなければ不要ファイルであり削除して構いません。

     

     

    (4)メールのキャッシュファイル
     

    メールのキャッシュとは、メールの表示や処理を速くするために、一時的にメールのデータを保存しておく一時ファイルです。 

     

    キャッシュファイルには、「受信箱」「送信箱」などメールのフォルダ情報やファイルリストなどの情報が入っています。 

     

    ⇒キャッシュは基本的に不要なファイルなので、削除しても問題ありません。

     

     

    (5)Windows配信で受け取る一時ファイル
     

    Windowsから受け取る一時ファイルには、新しいバージョンファイル、インストールファイル、ログ、エラーレポートなどがあります。

     

    Windows の新しいバージョンファイル
     

    Windows の新しいバージョンファイルは、Windows Update で順次配信され、ダウンロードしたWindows Updateファイルは「SoftwareDistribution」フォルダに保存されます。 

     

    更新プログラムの確認は、[スタート]➔[設定]➔[Windows Update] ➔[更新プログラムの確認] で確認できます。 

     

    ⇒新しいバージョン利用で問題なければ古いバージョンは削除しても大丈夫です。 

     

    なお、Windows Update で更新プログラムが配信されない場合は、「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」のスイッチをクリックして「オン」にして、「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックします。

     

     

    ○インストールファイル
     

    インストールファイルには、インストール時に必要な情報を格納したファイルと、ソフトウェアやアプリを導入する際に使用されるインストーラがあります。 

     

    インストール情報ファイルには、インストール種別やインストール先ディレクトリなどの情報が格納され、インストーラは、ソフトをインストールする際に必要となるファイルです。 

     

    ⇒いずれもインストールが正常に行なわれれば削除しても構いません。

     

     

    ○ログファイル
     

    ログファイルとは、コンピュータの利用状況やデータ通信などの履歴や情報を記録したソフトウェア生成ファイルで、操作やデータの送受信が行われた日時や内容、タイムスタンプなどの説明データが含まれています。 

     

    ⇒これら一時ファイルは、使用後は不要なので削除しても大丈夫です。

     

     

    3)ゴミ箱内のファイル

    ゴミ箱フォルダには、不要と判断して削除したファイルが一定時間保存されていますが、ストレージ上ではデータ量はそのままとなっています。 

     

    ストレージの空き容量を増やすためにはフォルダ内にある不要ファイルを完全削除する必要があります。 

     

    なお、ここで削除すると復元はできないので注意が必要です。

     

     

     

    2.削除してはいけないファイル

    削除に際しては、システムに影響するファイルやユーザーのデータが保存されているファイルやフォルダを削除するとトラブルの原因になるので、以下のファイルやフォルダは、決して削除しないように注意しましょう。

    1)「Windows」フォルダ

    Windows フォルダは、Windows のシステムが入っているフォルダで パソコンの稼働に必要なファイルが入っているため、ファイルを編集したり消去したりするとパソコンが動かなくなってしまう可能性があります。

    2)「Program Files」フォルダのファイル

    「Program Files」フォルダは、アプリのインストール先になるフォルダーで、64bit対応のプログラムは「Program Files」フォルダに、32bit対応のプログラムは「Program Files (x86)」フォルダにインストールされます。

    3)「ユーザー」フォルダに含まれているファイル

    Windows の「ユーザー」フォルダは、ユーザーがファイルを保存するためのフォルダーで、ローカルディスク(C:)内の「ユーザー」または「Users」フォルダに保存されています。 

     

    ユーザーフォルダには、ドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージック、 デスクトップなどのほかに、Web ブラウザのお気に入り、メールデータ、アプリの個人設定など、ユーザーのほとんどのデータが格納されています。

     

     

     

    3.ファイルやフォルダの削除に当たっての留意点

    削除に当たっては、以下のことに留意しておきましょう。 

     

    1)フォルダーを削除する場合は、フォルダー内のファイルがすべて不要であることを確認してから削除する 

     

    2)削除して問題がないか判断できないファイルは削除しない 

     

    3)削除しただけでは空き容量は増えず、ごみ箱から削除して初めて空き容量を増やせます。但し、ごみ箱から削除すると元に戻せななくなるので削除前に確認する。

     

     

     

    Ⅲ.不要ファイルの削除方法

    不要ファイルを効率的に削除するには、Windowsの機能を使った以下のような方法があります。 

     

    1.「ディスククリーンアップ」及び「システムファイルのクリーンアップ」機能を使って不要ファイルを洗い出して一括削除する方法 

     

    2.Windowsの更新プログラムを使って不要一時ファイルを一括削除する方法 

     

    3.「ストレージセンサー」をオンにして不要ファイルを自動的に削除する方法 

     

    4.不要の判断が必要なファイルを削除する方法

     

     以下、順番に削除方法をご紹介します。

     

    1-1.「ディスククリーンアップ」による不要ファイルの効率的削除方法

    ディスクの空き容量を増やしたりパソコンの動作を改善したりするためにWindowsに搭載されている「ディスククリーンアップ」機能を使えば、Windowsが不要と判断したファイルやデータが集約され一括で削除できます。

     

    1)ディスククリーンアップで削除できるファイル

    この機能を使えば、以下の不要ファイルが抽出され一括で削除できます。 

     

    ・「ダウンロードされたプログラムファイル」 

    ・「ごみ箱」 ・「ログファイル」 

    ・「ユーザーによりアーカイブされたWindows エラー報告」 

    ・「システムによってアーカイブされたWindows エラー報告」 

    ・「Temporary Internet Files」 

    ・「一時ファイル」 

    ・「縮小表示」

     

    2)ディスククリーンアップによる不要ファイルの削除手順

    ディスククリーンアップ機能を使うにはいくつかの入り口がありますが、いずれも同じクリーンアップ画面からクリーンアップを行なう手順は同じです。

     

    (1)エクスプローラーからディスククリーンアップを立ち上げて不要ファイルを削除する手順
     

    タスクバーにある「エクスプローラー」を左クリックし「PC」をクリックするとPCに接続しているドライブが表示されるので、Cドライブをダブルクリックし上段の「…」メニューから「クリーンアップ」を選択して「ディスククリーンアップ機能」を立ち上げます。 

     

    以下、ディスククリーンアップによる不要ファイルの削除手順をご紹介します。

     

    step1.タスクバーから「エクスプローラー」を選択する

     

    step2.左側メニューの「PC」をクリックし右側に表示される「Windows(C:)」もしくは「ローカルディスク(C:)」をダブルクリックする
     

    step3.画面右上の「…」をクリックして表示されたメニューから「クリーンアップ」を選択する
     

     

    step4.ディスククリーンアップするドライブの選択画面が表示されるのでCドライブを選択し「OK」をクリックする

    ※ここで削除できるスペース量が計算されます。

     

    step5.「ディスククリーンアップ」ツールが表示されるので、削除したいファイルにクリックしてチェックを付けて「OK」ボタンをクリックする
     

     

     

    ※削除するファイルにチェックを入れると下に削除できるバイト数が確認できます。

     

     

    step6.「これらのファイルを完全に削除しますか?」が表示されるので、「ファイルの削除」ボタンをクリックする
     

     

     

    クリーンアップの完了後、メッセージが消えるとクリーンアップ完了になります。 

     

    なお、引き続いてこのディスククリーンアップから、さらにシステム関係の不要ファイルが削除できる「システムファイルのクリーンアップ」が行なうことができますが、次項でご紹介します。

     

    (2)スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」からディスククリーンアップを立ち上げて不要ファイルを削除する手順
     

    タスクバーの「スタート」を右クリックし表示されるメニューの「ファイル名を指定して実行」を選択し、ファイル名に「cleanmgr.exe」を入力してディスククリーンアップ機能を立ち上げます。 

     

    以下、この手順による不要ファイルの削除手順をご紹介します。

     

    step1. 「スタート」をクリックし表示されるメニューの「ファイル名を指定して実行」をクリックする
     

     

    step2.ボックスに「cleanmgr.exe」と入力し「OK」又はEnterキーを押しクリーンアッププログラムを開く
     

     

    step3.ディスククリーンアップのウィンドウで、Cドライブを選択し、「OK」をクリックする
     

     

    step4. 「削除するファイル」欄の中で不要なファイルを選択し「OK」をクリックする
     

     

     

    ※削除するファイルにチェックを入れると下に削除できるバイト数が確認できます。

     

     

     

    step5.「これらのファイルを完全に削除しますか?」が表示されるので、「ファイルの削除」ボタンをクリックする
     

     

     

    メッセージが消えるとクリーンアップが完了になります。 

     

    なお、引き続いてこのディスククリーンアップから、さらにシステム関係の不要ファイルが削除できる「システムファイルのクリーンアップ」が行なうことができますが、次項でご紹介します。  

     

     

     

     

    1-2.「システムファイルのクリーンアップ」による不要ファイルの効率的削除方法

     

    1)「システムファイルのクリーンアップ」で削除できるファイル

     

    システムファイルのクリーンアップでは、以下の不要ファイル(システムのごみ)が一括で削除できます。 

     

    ・以前のWindowsのインストール 

    Windows Updateの古いバージョンの更新プログラム 

    Microsoft Defender(Microsoft社のウイルス対策ソフト)で使用されるファイル 

    システムの復元ファイル 

    ・シャドウコピー

     

    2)「システムファイルのクリーンアップ」による不要ファイルの削除手順

     

    「システムファイルクリーンアップ機能は、「ディスククリーンアップ」機能画面に設けられています。 

     

    従って、この機能を使うには、先ほどのディスクリーンアップ手順と同様の手順で「ディスクリーンアップ」画面をまず出します。 

     

    以下、「システムファイルのクリーンアップ」による不要ファイルの削除手順をご紹介します。

     

    step1.タスクバーから「エクスプローラー」を選択する
     

     

    step2.左側メニューの「PC」をクリックし右側に表示される「Windows(C:)」もしくは「ローカルディスク(C:)」をダブルクリックする
     

     

    step3.画面右上の「…」をクリックして表示されたメニューから「クリーンアップ」を選択する
     

     

     

     

    step4.クリーンアップするドライブの選択画面が表示されるのでCドライブを選択し「OK」をクリックする
     

     

    step5.「ディスククリーンアップ」画面の下方にある「システムファイルのクリーンアップ(s)」ボタンをクリックする
     

     

    step6.「削除するファイル」欄にあるファイル一覧から削除するファイルの種類を選択し「OK」を押す
     

    削除したいファイル(Windowsアップデートの一時ファイルと他のシステムファイルなど)を選択し、「OK」をクリックします。 

     

    なお、「Windowsアップロードログファイル」は下の注意書きにあるように削除しないように注意が必要です。

     

     

     

    step7.「これらのファイルを完全に削除しますか?」が表示されたら、「ファイルの削除」ボタンをクリックする
     

     

     

    メッセージが消えるとクリーンアップが完了になります。

     

     

    2.Windowsの更新プログラムを使って不要一時ファイルを一括削除する方法

    Windowsの更新プログラムは、Windows Updateを通じてインストールされますが、更新プログラムは、OSのアップデートや新機能の追加、セキュリティ強化、バグの修正などPCのパフォーマンスを向上させる役割を担っています。 

     

    Windowsの更新プログラムを使って一時ファイルを削除することができます。

     

    1)「更新プログラム」で削除できる一時ファイル

    ・新しいバージョンのファイル ・インストールファイル ・ログ ・エラーレポート などさまざまな種類があります。

     

    2)「更新プログラム」で一時ファイルを削除する方法

    更新プログラムを使った不要一時ファイルの一括削除手順は以下のとおりです。

     

    step1.「スタート」を左クリックしメニューから歯車マーク「設定」をクリックする
     

     

    step2.ホーム画面の左メニューの「システム」をクリックする
     

     

    step3.システム画面にある「ストレージ」(記憶域)をクリックする
     

     

    step4.ストレージ画面にある「一時ファイル」をクリックする
     

     

    step5.一時ファイル画面では、削除したいデータにチェックを入れ、最後に「ファイルの削除」をクリックする
     
    削除したい一時ファイルの種類別項目が示されるので、削除したい項目にチェックをいれ「ファイル削除」ボタンをクリックします。 
     
    項目には、「インターネット一時ファイル」、「縮小表示」、「配信の最適化ファイル」、「Windowsエラー報告とフィーバックの診断」、「一時ファイル」、「ゴミ箱」、「DirectXシェーダーキャッシュ」、「Windows Updateのクリーンアップ」、「オフラインWebページ」などがあります。 
     
    それぞれにはバイトの使用量が示されているので、削除効果を見て判断しましょう。
     
     
     

    以上で一時ファイルの種類別不要ファイルの削除が完了です

     

     

     

    3.「ストレージセンサー」をオンにして不要ファイルを自動的に削除する方法

    1)ストレージセンサーは不要ファイルを自動で削除するシステム

    Windows のストレージセンサーは、ディスク領域が不足しているときに自動的に「一時ファイル」、「ごみ箱内のファイル」、「ダウンロードフォルダー内のファイル」、「 OneDrive 内のアイテム」などを自動的に削除し空き容量を増やす働きをしてくれます。

     

     ストレージセンサーは、通常は C: と呼ばれるシステム ドライブでのみ機能します。

    従って、システム ドライブ以外のドライブ内のファイルは処理の対象外となります。 

     

     

    2)ストレージセンサーの設定方法

    ストレージセンサーは、初期設定では「オフ」になっていて不要ファイルの自動削除は停止されています。(オンになっている場合もあります) 

     

    以下の手順でストレージセンサーをオンにすれば、削除の実行タイミング(「毎日」、「毎週」、「毎月」、「ディスクの空き領域の不足時」など)や削除対象(「ごみ箱」、「ダウンロード」、「OneDrive」など)を指定し自動的に不要ファイルを削除してくれます。 

     

    ストレージセンサーの設定手順は次の通りです。

     

    step1.Windowsマーク(スタート)ボタンをクリックする
     

     

    step2.メニューの「設定」をクリックする
     

     

    step3.ホーム画面の左メニューにある「システム」をクリックする
     

     

    step4.システム画面にある「ストレージ(記憶域)」をクリックする
     

     

    step5.「ストレージセンサー」をオンにし右端の矢印マーク「 〉」をクリックする
     

     

    step6.「ストレージセンサー」画面にある「ユーザーコンテンツの自動クリーンアップ」を「オン」にし、最下段にある「今すぐストレージセンサーを実行する」をクリックする
     

     

    以上で、不要ファイル削除の自動設定は完了です。

     

    4.要不要の判断が必要なファイルを削除する方法

    Windowsには、以上でご紹介しました不要ファイルを効率的に削除できるツールが各種用意されていますが、システムでは不要の判断ができないファイルもあり、以下のファイルは、個別に判断して削除する必要があります。 

     

    以下のファイルには、自分で不要判断をして削除する必要があります。 

     

    1)自分で作成したファイル 

    2)一時ファイル 3)ゴミ箱のファイル

     

    1)自分で作成したファイルを効率的に削除する方法

    自分で作成したファイルは、システムでは判断しがたい為に「ディスククリーンアップ」では削除できません。 

     

    従って、自分で作成した不要ファイルは、自分で個別に判断して削除しなければなりません。 

     

    自分で作成したファイルの保存先は、「エクスプローラー」をクリックし、「PC」→「ドキュメント」フォルダーの順にクリックするとファイルが確認できます。 

     

    また、最近使ったファイルは、「エクスプローラー」をクリックすると右側に「クイックアクセス」や「お気に入り」に続いて、「最近使用したファイル」が一覧で表示されます。 

     

    削除は、ファイルやフォルダーを右クリックして「削除」を選択するか、キーボードの「Delete」キーを押せば削除できます。

     

     

    2)自分で要不要の判断が必要な一時ファイルの削除方法

    一時ファイルには、パソコンが作業中に一時的に保存するファイルで、テキストエディタの自動保存ファイル、ブラウザのキャッシュファイル、ダウンロードフォルダ内の一時ファイル、 メールパソコンの送信キャッシュファイルなどがあります。

     

    一時ファイルは「tempフォルダ」内に保存され、通常、自動的に削除されますが、削除されなかったファイルは、以下の手順で削除できます。

     

    〈tempフォルダ内の一時ファイルを一括で削除する方法〉 

     

    tempフォルダー内から手動で一時ファイルを削除することができます。 

     

    手動で削除する手順は以下のとおりです。

     

    step1.すべてのアプリケーションを終了する
     

    Tempフォルダ内のファイルは基本的に削除して構いませんが、起動中のアプリがある場合、関連するtmpファイルを削除してしまう可能性があります。

     

    step2.「スタート」を左クリックし、最上段のテキスト入力欄に「[%temp%]」と入力し「Enter」キーを押す
     

     

     

     

    step3.Tempフォルダが開かれ一時ファイル一覧が表示される
     

     

    step4.「Ctrl + A キー」を押して全てのファイルとフォルダーを選択しDelete キーを押す
     

     

     

    削除の確認メッセージが表示された場合は、「はい」をクリックします。 

    また、使用中のフォルダーダイアログが表示された場合は、「スキップ」をクリックします。

     

    3)ごみ箱内の不要ファイルを削除する方法

    ゴミ箱の不要ファイルの削除は、デスクトップにあるゴミ箱を開き、当該ファイルを右クリックまたはdeleteで完全削除ができます。 

     

    なお、ごみ箱内のファイルや一時ファイルが多いとクリーンアップが進まないことがありますが、この場合、一度クリーンアップを停止し、ゴミ箱内のファイルと一時ファイルを削除してから再度クリーンアップを行ってください。

     

     

     

    Ⅲ.最後に

    パソコンが重くなる原因はCドライブの空き容量不足が主因で、改善には不要ファイルの削除が必要です。 

     

    不要ファイルの削除は、ディスククリーンアップ及びシステムファイルのクリーンアップを使う方法、更新プログラムを使う方法、「ストレージセンサー」を設定する方法、不要の判断をして削除する方法が効率的で有効です。 

     

    最後までお読みいただきありがとうございました。

    ーーーーーー完ーーーーーー