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証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の在りふれた日常を描いた物語です♡

納豆ピッツァの香りが彷彿させるヤツ?!

~ 追憶 武仲 ~

 

 

 

そしてその女の子は……、

 

懇願するような目で、あいつのことを見た。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

俺がここに住むようになって初めての、

 

由子さんがバイトに出かける夜のことだった。

 

「もしも今夜誰か女の子が来たら、すきにしていいから。

 あ、でもサリが来たときだけは、掃除しろって言ってやって。

 あいつは掃除が上手い」

 

初めて聞く名前だったけれど、誰がサリなのかはすぐに解ったので、

 

「了解」

 

と、

 

そう言って俺はバイトに行く由子さんを見送った。

 

 

その日の夜にサリは来ず、

 

他の、初めて見る女の子が来た。

 

「誰?由子さんは?」

 

と、

 

そう問われたので、

 

「今夜はバイトに行ってるんだけど……」

 

と、

 

そう答えると、

 

その女の子は黙って部屋に入ってきて、

 

部屋の中をぐるりと見回した後、

 

今自分が入って来た扉の鍵を、

 

自分で閉めた。

 

「一人ですよね?」

 

「え?…うん、そうだけど……」

 

「どうしたら良いですか?」

 

と、

 

そう言いながら、

 

その女の子は服を脱ぎだした……。

 

俺は意味が解らなかったので……、

 

と、

 

そう言ったら嘘になるけれど……、

 

理由は本当に解らなかったから

 

咄嗟に、

 

「えっ?いや、何もしなくていいよ?」

 

と、

 

そう言ったら、

 

その女の子も、

 

「えっ?」

 

と言った後、

 

「そんなの困ります……」

 

と、

 

そう言って俺の目を見て……、

 

俺の胸元に手を伸ばしてきた……。

 

俺が一歩引いてその手を躱すと、

 

さっきこの女の子が来たときと同じように、

 

インターホンが鳴った。

 

また別の女の子が来たのかと思い見に行くと、

 

あいつだった。

 

あいつはけっこう頻繁にここへ来る。

 

ここに来れば俺が居るからという理由では無く、

 

前々から、夜はよく来て居たらしい……。

 

理科の先生と一緒に来ることも在るけれど、

 

一人で来ることのほうが多いと思う。

 

理科の先生がテストの採点や、

 

教職員会議で遅くなる日は大抵来る。

 

女の子があいつに近付いて、

 

「あ、あの……」

 

と、

 

少し泣きそうな顔を見せた。

 

「どうしたの?」

 

あいつとこの子は面識が在るらしい。

 

「このひとが何もしなくていいって……」

 

あいつが俺の目を見て、

 

「ダメだよ……、来にくくなるじゃん……」

 

と、

 

そう言ってから今度は女の子に向かって、

 

「さっさと服脱げよ」

 

と、

 

言った。

 

あとは今夜と同じ。

 

蹴ったり……、色々………。

 

初めて見たときはさすがに驚いたけれど、

 

俺はあいつのことを常識人だと認識して居るので、

 

何か理由が在るのだろうと思い、

 

その一部始終を……、

 

ずっと黙って見て居ることにした。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

なんとなく訊きにくくて、あいつにも、由子さんにも訊けなくて……、

でも気になって………

 

 

ある日の夜のことだった。

 

俺が一人のときにサリが来て、

 

「どうします?掃除以外でも、両方でもしますけど?」

 

と、

 

いつもと違う笑みを浮かべながら、

 

いつも俺と話して居た声とは違う声で言ってきた。

 

 

その夜は、俺も手伝って二人でササッと掃除を済ませ、

 

それ以外のことをしながら

 

色々と教えて貰うことにした。

 

先ずは一番気になって居た、

 

ここに来る女の子達は、いったいどういう女の子達なのか?

 

サリのことも含めて、

 

それを教えて欲しいと思って居た。

 

「あ…、ごめんなさい……。

 ベッドだと、たぶんわたし汚しちゃうから

 床でも良いですか?

 あとで掃除もし易いし……」

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

「ねえ……、

 ここに来る女の子達ってさぁ......、

 どういう女の子達なの?」

 

俺はそう質問したのだけれど、

 

どうやらタイミングが悪かったらしく、

 

サリが言葉を詰まらせてしまったので、

 

「あ、ゴメンゴメン、あとでいいよ」

 

と言って、一回終わらせることにした。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

      TO BE COMUGIKO

 

 

「平和な時代で………

 よかったわぁ…………………

 おかわりお願いしても…………………

 良いかしら?……………………

 あと8枚くらいで良いので………………♪♡」

 

 

藤子もなにげに……食べる子だよなぁ…………

 

 

「もちろん良いよ」

 

 

二枚目は納豆ピッツァにしてあげよう……

 

 

醤油かすにおかかも削って………

 

 

チーズは普通にシュレッドで…………

 

 

※納豆とおかかは旨味が強いし

 これらと同様発酵食品で在る醤油かすを用いる為

 チーズはリーズナブルな普通のシュレッドで充分なのです☆

 

 

玉落とし…………

 

 

ローズマリーは必須だね………

 

 

よし出来た☆

 

 

表面はパリッとさせつつ………

 

 

中はもっちりと………

 

 

よく聞く説明だと思うかもしれないけれど………

 

 

やっぱりこの感じが………

 

 

一番旨い☆

 

 

「はいどーぞ☆」

 

 

「ステキ♪♡

 納豆ピッツァの香りって

 ちょっとブルーチーズを彷彿させますよね♪♡♡♡」

 

納豆ピッツァ大好きぃ~♪♡

 

とても美味しいピッツァなのだけれど……
店内納豆香ハンパ無くなるから……
他のお客さん居るときは絶対に焼けないんだよなぁ………

美味しいカクテルをつくりたいから・・・

~ BARで 鯖戸 ~

 

 

 

柑橘ピールのサファイア漬けは………

 

 

本年度と前年度で………………

 

 

こんなに色が違います………

 

 

「ホントだ………

 全然違うね………」

 

 

今回は前年度分の瓶詰め模様をご紹介☆

 

 

例年だと………

 

 

小瓶に移して………

 

 

こんな感じで……

 

 

地道な油膜除去を行うのですが………

 

 

※柑橘ピールから出る油ってけっこう凄いんです………

 

 

今回は………

 

 

思いつきで…初めて殺る方法を………

 

 

一旦ペットボトル詰めして……

 

 

このまま暫く休ませました………

 

 

そして……

 

 

数日後………

 

 

油分が分離したところで………

 

 

殺ります………

 

 

このあたり…………

 

 

※液面油分だけで無く

 沈殿物も避けた中間の

 クリアな部分だけを取り出します☆

 

 

※勢いが強すぎると液内ざわつくので注意⚠

 今回ちょっと強すぎて若干のざわつきあり………

 

 

※でもまーまー旨い具合に中汲み完了♪♡

 

 

その後仮瓶詰め………

 

 

左二本がクリアな中汲み☆

 

 

コチラは濁り…………

 

 

濁りも旨いカクテルの元☆

 

 

そこから更に数日待ち…………

 

 

仕上げの……

 

 

液面油分除去………

 

 

強勢ざわつきで…………

 

 

少し混入した油分が浮いて来たので…………

 

 

ボトルをピッピッと振って除去♪☆

 

 

※油分はこれから未だ暫く浮いて来るので

 酒を足し除去…酒を足し除去……

 油分浮き無くなるまで繰り返し

 最終的には本瓶詰めして完了となります☆

 

 

※因みに油分の長期放置は酸化による酒質低下を招くので

 絶対に欠かせない作業です☆

 

 

本瓶詰めは未だ暫く先……………

 

        

 

               TO BE COMUGIKO

 

 

「ねーねーバーテンダー・・・・・・

 わたしさあ………

 カクテル自体はつくるの無理だけど………

 ガーニッシュだけなら手伝えるよ?………

 刃物の扱いには慣れてるからね……………………」

 

 

オチが見え見えだから止めとけよ……………

 

 

「それでは………

 いざ…………」

 

 

……………………

 

 

……………………

 

 

「出来た……………

 どう?……………………

 けっこう上手に…………………

 殺れてない?♪♡♡」

 

 

……………………………………

 

 

長ドスで殺ったにしちゃぁ……………

 

 

「上手やん…………………」

 

 

「でしょ~~~♪♡♡♡」

 

この安定感は在る意味安心感……
ひいては愛として受け取ってもらえたら……………
嬉しい♪♡

I LOVE YOU ♪♡

 

 

空気読まなくてもギロチンで殺られない時代

~ 追憶 武仲 ~

 

 

 

俺の身体をするりと避けて、黙って部屋に入って行った女の子は、

 

ベッドに腰掛けて本を読んで居たあいつの前へ行って、

 

当たり前の様に、短いスカートの裾を持ち上げた。

 

下着は身につけて居ない。

 

前来た時と、同じだ......。

 

小さな動きのひとつひとつや、

 

細かな台詞まで、

 

全て覚えてしまって居る、

 

何度も何度も見返した、大好きな映画のワンシーンみたいに感じた。

 

あいつはまだ、女の子が傍に来て居ることに気付いては居ない。

 

いや……、

 

気付いて居ないふりをして居るだけか?……。

 

女の子が、そのままの姿であいつにもう一歩近付く……。

 

女の子が持ち上げているスカートが、

 

あいつの視線の先に在る、本のページに影を落とした。

 

全てが前と同じだった。

 

この後あいつは、女の子の髪を掴んで引き倒すのだ……。

 

あいつはゆっくりと顔を上げた。

 

言葉は発しない。

 

女の子も同じだった……。

 

あいつは一旦視線を本に戻し、それを閉じた。

 

女の子は動かない。

 

まるで、時が止まって居るかのようだ。

 

あいつは本をベッドの隅に置き、

 

座ったまま女の子の、長い漆黒の髪に手を伸ばす……。

 

やはり全く同じだった。

 

俺の脳裏に、

 

完全に焼き付いているワンシーンが、

 

今夜も繰り返される。

 

あいつは女の子の、長い漆黒の髪を掴んで引き倒し、

 

ゆっくりとした動作で立ち上がってから一呼吸置き、

 

女の子と目が合うのを待ってから、

 

無言でその身体を蹴り始めた……。

 

そんなに強く蹴って居るようには見えないけれど、

 

それでもサッカーのパスぐらい?

 

充分に痛そうだし、

 

蹴られた女の子はその度に、

 

「あ」

 

とか、

 

「う」

 

とか……。

 

でも……、

 

呻き声とかはあげるのに……、

 

止めて欲しいとか……、

 

たとえばそれに類似するような言葉は……、

 

一切吐かないのだ………。

 

女の子は、

 

あいつに蹴られながらも器用に服を脱いでいく。

 

おそらく服が汚れたり、破れたりすると困るからなのだろう……。

 

あいつも気を使って居るらしく、

 

服の上からは決して蹴らず、

 

顔以外の、服の無い部分、

 

服の無くなった部分だけを……、

 

器用に狙って蹴っていく……。

 

あいつに蹴られながら、着ていた服を全て脱ぎ終えた女の子は、

 

自分の手を、自分の内股に添えて、膝を外側へと向ける。

 

そして……、

 

懇願するような目で、あいつのことを見た。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

    TO BE COMUGIKO

 

 

 

 

バーテンダーさん……………」

 

 

「どうしたの?…………」

 

 

「最近…………

 お米不足が深刻なんでしょう?………………………………

 わたしたちはいったい……………………

 

 何を食べて生きて行けば良いのかな?…………………………」

 

 

「お米が無いなら

 ピッツァを食べれば良いじゃない

 はいどーぞ☆」

 

 

「ステキ……………

 平和な時代で………

 よかったわぁ…………………

 おかわりお願いしても…………………

 良いかしら?……………………

 あと8枚くらいで良いので………………♪♡」

 

藤子もなにげに…………
食べる子だよなぁ…………

 

これがガチのフィッシュ&チップス?!

~ BARで 鯖戸 ~

 

 

 

大きな人参はもはや収穫し尽くし……

 

 

現在はこのような……

 

 

ひょろ人参ばかり……

 

 

でもお味は良い……

 

今夜は……

 

 

鯵を……

 

 

使います……

 

 

もうお解りでしょう?……

 

 

今夜は……

 

 

掻き揚げ大会……

 

 

安全運転で……

 

 

いかさせていただきます☆

 

 

「ポカリ川さん?!古っ……」

 

 

※千鳥の古いコントです……

 好きです……( *´艸`)

 

 

昨年秋に収穫して……

 

 

貯蔵して居たお芋さん……

 

 

良い断面色……

 

 

これは期待が……

 

 

膨らみます……

 

 

そのころ棕櫚さんは……

 

 

開封の2Aをセルフ開栓……

 

 

まずはニートで一杯……

 

 

胡桃をお共に☆

 

 

「美味し~い♪♡」

 

 

胡桃をレタスでくるみ……

 

 

「つまんねー・・・・・・」

 

 

「ギャグのつもりで言ってねーから………」

 

 

「あっ…ちょっ……やめっ…………………」

 

 

カット完了……

 

 

そのころ棕櫚さんは……

 

 

2A二杯目……

 

 

「旨いわぁ~♪♡」

 

 

それではそろそろ……

 

 

殺りますか………

 

 

中心凹まし……

 

 

スッと動かす……

 

 

スイッと助けて……

 

 

そっと置く……

 

 

揚げたてを…どんどん味見する棕櫚さん………

 

 

「ちょっとお米の具合見てくれる?」

 

 

「えーよ~♪♡」

 

 

オールドファッションは……

 

 

上がる度に棕櫚さんが頬張るから……

 

 

二個しか残ってない………

 

 

まあ………

 

 

丸いのは未だ未だ在るから良いか………

 

 

お次はコイツ………

 

 

「オールドファッションって……

 ドーナツの種類で一番好き♪♡」

 

 

どんどんイキます………

 

 

「ヤッバ……

 旨いどころの騒ぎでは無い♪♡♡♡」

 

 

揚げたて最高☆

 

 

超熱いけど……

 

 

「やっぱ♪

 揚げたてに勝るもの無しだねっ♪♡♡」

 

 

2A………

 

 

ストレートで700cc吞み切る棕櫚さん………

 

 

「誰だ?

 こんなに呑んだの………?」

 

 

お前や………

 

 

ポン酒もオーダーした棕櫚さん………

 

 

やんちゃな燗付け法?!

 

 

揚げ芋旨過ぎ☆

 

 

やっと掻き揚げ……

 

 

今回……

 

 

かなり………

 

 

忙しい………

 

 

「私も~~♪♡もぐ……

 忙し~い♪♡」

 

 

お前は呑んで食べてるだけだ…………

 

 

掻き揚げほど……

 

 

揚げたてが……

 

 

美味しい食べ物って………

 

 

「でかっ………」

 

 

こんなに美味しい揚げ物って………

 

 

他に………

 

 

在るだろうか?…………

 

 

……………………

 

 

ココに在るかも?…………

 

 

「お米が炊けたよ~~~♪♡♡

 いっただっきまぁ~~~っす♪♡♡」

 

 

「棕櫚さんコレコレ……

 揚げたて食べな………」

 

 

「うんまっっ!!♪♡♡♡」

 

 

揚げたての鯵って………

 

 

みんな知ってるかな………??

 

 

これ👇♪♡

 

 

涙出るくらい……………

 

 

美味しいんだぜ?☆

 

 

「特に頭が最高だよね?♪♡♡♡」

 

             

やっと全てが………

 

 

揚げ終わり………

 

 

土鍋の白米も炊き上がったところで……………

 

 

「やっと掻き揚げ大会の開祭だねっっ♪♡♡」

 

 

今から開祭………

 

 

なんですね………………

 

 

ラストはいつも……………

 

 

ピカピカコンロ☆

 

 

               

              TO BE COMUGIKO

 

 

ねーねーバーテンダー・・・・・・
ピッツァも焼いてくれる?♪♡

 

…………………………………………
………………うん…………………
………今から…焼くね…………
.......................................................

 

これは世界初の新しい料理?!

~ 追憶 武仲 ~

 

 

 

インターホンが鳴ったので見に行くと、

 

女の子が立って居た。

 

知って居る顔だった。

 

前にもここへ来たことが在る女の子だ。

 

「由子さんは?」

 

「今夜はバイトだよ」

 

と、

 

俺がそう答えたらその女の子は、

 

俺の身体をするりと避けて、

 

黙って部屋に入って行った。

 

 

由子さんとつきあうようになってから、

 

というか、

 

初めてこの、由子さんのタトゥースタジオ兼自宅に

 

連れてこられたときから、

 

ここが俺の住む場所になった。

 

由子さんが、

 

そうしろと言ってくれたのだ。

 

俺はもう、パンを盗むこともしなくて良くなった。

 

これも、由子さんがそうしろと言ってくれたのだ。

 

「対価は貰うけどな」

 

そう言って由子さんは笑って居た。

 

可愛らしいひとだ。

 

 

始めはここのシステム?

 

ルール?

 

に、

 

戸惑いもしたけれど、

 

すぐに慣れた。

 

夜になるとここには、時々……、

 

と言うにはやや多めの頻度で、

 

知らない女の子達がやって来る。

 

初めてそんなことが在った夜は由子さんも居て、

 

そのとき来た女の子は、

 

「ちょっと早いけど、

 今夜はもう神さま見つかりそうにないんで……」

 

と、

 

そう言った。

 

由子さんがその女の子に、

 

「じゃあ今夜はこの部屋頼むわ」

 

と言うと、

 

その女の子は、

 

「はい」

 

と、

 

答えた。

 

俺は由子さんと隣の部屋へ行って、

 

ベッドでパンの対価を支払った。

 

由子さんはしょっちゅう

 

「パン代払え」

 

と、言ってくる。

 

俺はその度に、

 

可愛らしいひとだなぁ

 

と、

 

思う。

 

そしてやっぱり由子さんは、

 

優しいひとだなぁ

 

とも思う。

 

当然ながら俺としては、

 

対価を払えて居る気など全くして居ない。

 

唯々貰って居るばかりだ……。

 

何かちゃんとしたお返しが出来ると良いのだけれど……。

 

勿論由子さんが

 

そんなことを気にする性格で無いことは解って居る。

 

解っては居るのだけれど、

 

寧ろこんなことを思ってしまうことのほうが、

 

由子さんにとって、嫌なことなのだろうとも思うのだけれど……、

 

それでもどうしても……、

 

申し訳無いな……。

 

と、

 

そう思ってしまう自分が居る。

 

 

今あの女の子は隣の部屋で掃除をして居る。

 

壁は薄く、

 

もちろん防音機能など無い。

 

その証拠に、

 

さっきからずっと、あの女の子が掃除をして居る音が聞こえて居る。

 

むこうからの音がこれだけ聞こえて居るのだから、

 

こちらからの……、

 

由子さんの声も確実にむこうへ……、

 

間違いなくあの女の子に聞かれているはずだけどいいのかな?

 

俺はそう思ったのだけれど、

 

由子さんからは、そんなことを気にしているような雰囲気など、

 

微塵も感じることは出来なかった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

翌朝目を覚ますと、女の子は居なくなって居り、

 

部屋はピカピカに掃除されて居た。

 

由子さんは確か……、

 

「今夜はこの部屋頼む」

 

と、

 

そう言って居ただけのはずなのに、

 

他の部屋やバスルーム、

 

トイレまで、

 

俺達が寝て居た部屋以外、全てキレイになって居た。

 

そういえばこの、由子さんのタトゥースタジオ兼自宅は、

 

いつも隅々まで掃除が行き届いて居り、

 

とてもキレイなのだけれど、

 

由子さんの性格を考えると、

 

それはかなり不思議なことだった……。 

 

俺は疑問に気が付く前に、

 

その答えを知ったのだ。

 

 

その女の子はけっこう頻繁に来る。

 

昨夜も来た。

 

どうやら、

 

神さまを見つけるのが、あまり得意でない女の子らしい……。

 

女の子達は、

 

今俺が知って居るだけでも七~八人くらいは居る。

 

他の女の子達は、

 

掃除してくれる女の子ほど頻繁には来ないのだけれど、

 

それでも、少なくとも月に一回以上は必ず来る感じ?

 

月に一度は数日間連続で泊まりに来るという女の子も多い、

 

というか……、

 

それが普通らしい。

 

 

俺の身体をするりと避けて、黙って部屋に入って行った女の子は、

 

ベッドに腰掛けて本を読んで居たあいつの前へ行って、

 

当たり前の様に、短いスカートの裾を持ち上げた。

 

下着は身につけて居ない。

 

前来た時と、

 

同じだった………………………………………………………

 

 

      TO BE COMUGIKO

 

​​​​​​​

 

「藤子…………………

 私はとんでもない料理を考案してしまった……………………

 ヌーベルキュイジーヌ……………………」

 

 

?!

 

 

ヌーベル・キュイジーヌ・オーサカーズ………

 お好み焼き味のパスタ………

 恐らく世界初の………………

 新しい料理だよ………………………」

 

 

………………………………

 

 

これ………

 

 

めっちゃトラディショナルな焼きそばですやん………………………

 

 

「旨いだろ?」

 

 

「とっても美味しいです♪♡」

 

普通の焼きそばやけどな…………………

 

よかったら次は竹輪で殺ってや……………………

 

豚肉よりも逢うで?♪♡

 

安心安全な冷凍食品は自作する?!

~ BARで 鯖戸 ~

 

 

 

こんな感じのやつを………………

 

 

よくつくってます………………

 

 

鶏胸肉を一口大にカットして

 

フライパンに敷き詰めて

 

ローズマリーアルカリイオン水

 

そして

 

少しのお塩………

 

 

コンロに点火して………

 

 

沸騰してきたら一回裏返し………

 

 

少し経ったら………

 

 

もーふに巻いて保温調理………

 

 
良きところで毛布から救出し………
 

 

冷めたら………

 

 

ひとつひとつがくっつかないように………

 

 

ポリ袋等の中に並べて冷凍☆

 

 

※完全に凍ったらジプロックや他容器にINしておくとなお良いです☆

 

食べるときは

 

自然解凍でそのまま食べられる♪♡

 

解凍後はとても軟らかで美味しい☆

 

 

「ホンマや♪♡

 柔らか旨!!♪♡♡♡」

 

 

一切れだけとか………

 

 

食べたい分使いたい分だけ使えるから無駄が無い☆

 

 

サラダに使ったり………

 

 

ピッツァやパスタのトッピングや………

 

 

パンに挟んでも美味しい☆

 

 

「それチキンとちゃうやんっっ」

 

 

でもそれ………

 

確実に旨いやん…………

 

わたしも殺ろ……………………

 

 

焦ってる時は………

 

 

凍ったままでも無理すれば食べられる♪☆

 


「いや………

 そこは焦らずに………

 普通に解凍されるまで待とうよ………」

 

 

他の料理にもぱっと使い易いし………

 


とっても便利なのです☆

 

 

 

              TO BE COMUGIKO

 
 

ねーねーバーテンダー・・・・・・
たい焼き
もー1個ちょーだい♪♡

 

今回はチキンのお話しだったんだけどなぁ……………………

 

シーチキン・サンドウィッチ?!

 

わたしもシーチキン好きぃ~~~♪♡

 

キミを拒める訳が無い・・・

~ 追憶 由子 ~

 

 

 

私が喋り終える前に、

 

ターゲットの男は両耳を押さえて蹲り、

 

すぐSP達に隠されて見えなくなった。

 

路面に残る鮮やかな赤色だけが、

 

ターゲットの存在を、

 

忘れさせないポイントだった。

 

 

契約して居る企業から、

 

ある企業のトップを脅かして欲しいという依頼が入った。

 

方法は問わないが、

 

いつでもお前を消せるのだということを、

 

しっかりとその男の記憶に刻みつけてやって欲しいとのこと。

 

ターゲットの現れる場所と日時は事前に聞いて居た。

 

その日は大きな会合が開かれるのだという。

 

ターゲットが会場から出て、

 

車まで歩く短い時間に、

 

依頼内容を遂行しなければならない。

 

実弾を装填し、

 

安全装置を確認してからベースギターのハードケースに入れた。

 

クライアントが用意した車が隠して在る場所まで歩こうと家を出ると、

 

丁度、昨日食パン二斤分のバタートーストを、

 

とても美味しそうにたいらげた少年が来たところだった。

 

「どうした?何か用か?」

 

「えっと……」

 

時間が無いので付いてくるよう言って、

 

茂みの中に隠して在った軽自動車に、

 

ハードケースと少年を乗せ、エンジンをかけた。

 

 

運転しながら頭の中でシミュレーションを行う。

 

今私が向かって居る場所は、

 

大きな会合が開かれるという会場の、斜め後方に位置するビルの屋上で、

 

そこからターゲットの大腿部を狙うつもりだった。

 

頭の中で行ったシミュレーションでは二発目に命中した。

 

かなりの遠的では在るが、

 

三発以内には、確実に命中させる自信が在った。

 

こういったことは、出来れば一発。

 

二発はまあ良し、

 

三発目はギリギリ……。

 

といった感じで、

 

四発目は、まずあり得ない。

 

よほど使えないSPなら話は別だが、

 

今回のターゲットは超VIPに違いないので、

 

尚更あり得ない。

 

 

屋上に到着し、

 

ベースギターのハードケースを開けて、

 

ライフルの安全装置を解除したとき、

 

ここまでずっと無言だった少年が、突然くちを開いた。

 

「あの……、由子さん……、

 良かったら俺の彼女になってくれませんか?」

 

このタイミングかよ……。

 

少年の目を見る……。

 

いきなり告られたことで、少し動揺してしまったわたしは、

 

三発以内に命中させることが出来るかどうか……、

 

不安になってしまった……。

 

しかし、

 

ターゲットの男はそんなことお構い無しに会場から出て来た。

 

今しかチャンスは無い。

 

しかし……、

 

ダメだ……。

 

一度失敗すると、

 

暫くターゲットを狙うこと自体が難しくなる……。

 

こういうときに無理をしてもろくなことにはならない。

 

仕方が無いので今回は見送ることにした。

 

軽く一回ため息を着いてから少年に、

 

冗談で、

 

「あそこに居る一番偉そうなおっさんの耳に当てられたら……」

 

 

少年と一緒にビルの階段を駆け下り、

 

急いで軽自動車に乗り込んだ。

 

クライアントが指定した待ち合わせ場所で車から降り、

 

別の車の後部座席へと滑り込む。

 

軽自動車が北へ向かって走り出すのと同時に、

 

私達が乗った車は、南の方向へと走り出した。

 

最近の車は静かすぎる……。

 

環境に良いのは解るが

 

ハイブリッド車は好きじゃ無い。

 

電磁波が人体に与える影響も気になる……。

 

運転席から男が話しかけてきた。

 

「ご苦労様です。今回は多めだそうです」

 

わたしたちが座って居る後部座席の

 

足下に置いて在った小さめのジュラルミンケースを開けると、

 

確かにいつもより多かった。

 

どうやら今回のターゲットは、

 

わたしが想像して居たよりも、かなりの大物だったらしい。

 

「今晩好きなもん奢ってやるよ。なにが食べたい?」

 

少年に尋ねると、

 

「バタートーストと…………、

 由子さん……」

 

少年の思考回路は、

 

小学生とおっさんのハイブリッドだった。

 

「由子さん、今回凄かったですね。

 さっき飛んできた動画で確認したのですが、

 あのターゲット……、

 両耳とも、ほとんど

 とれてしまって居ましたよ?」

 

ハイブリッド車を運転しながら男は続ける。

 

「ところでそちらの方は?」

 

「唯の彼氏」

 

「ああ、そうでしたか。

 大変失礼いたしました。

 随分と、お若そうに見えたものですから」

 

 

      TO BE COMUGIKO

 

​​​​​​​

 

「藤子…………

 明日は出張だと言って居たろう?…………」

 

 

「ええ…………………」

 

 

「藤子にぴったりの……………

 お弁当をつくってあげたから……………………

 持って行くといい…………………………

 はいどーぞ☆」

 

 

「こっ………………………」

 


 

「あれ?もしかしてダイエット中だった?………………

 要らないならそー言ってくれよ?

 クックックッ…………………………」

 

 

「くっ…………………………」

 

 

わたしが……………………

 

 

キミに…………………………

 

 

どうしてあらがえるものかよ……………………

 

 

「てゆーかダイエットなんかしてないでしょ?」

 

心配だったらチョコソースかけたげよっか?………………
そしたらカロリーゼロになるから………………

 

是が非でもお願いします…………………………

 

数年前から揚げ物系には米油を使って居ります☆
γオリザノール等の健康成分も豊富な油で
揚げ物がカラッと軽い仕上がりになり
油臭くなりません♪☆
だから実は……
チョコソースをかける前からカロリーゼロかも?♡