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テーマ:インクルーシブ教育(48)
カテゴリ:共に生き、共に育つ
昨日は、フィンランドのインクルーシブ教育に関するブログ記事を書きました。
それに関連して、来月のおすすめのシンポジウムの情報をシェアいたします。 お世話になっている大学の先生から、教えていただきました! ▼シンポジウム「インクルーシブ教育の実践と地域で生きる権利in大阪~障害者権利条約2022年総括所見の実現を目指して~」 (日本弁護士連合会) 本シンポジウムでは、先駆けてインクルーシブ教育が実践されている大阪や外国の制度の紹介、当事者の体験などを報告いたします。 (上のリンク先の公式の説明より引用) いやあ、いいですね! 大阪では非常に長い原学級保障の歴史があり、ここから発信される弁護士会のシンポジウムというのは、大変貴重で、意味があると思っています。 参加費は、無料。 開催日時は、2024年6月29日(土) 13時00分~16時30分。 会場まで行けない方も、オンラインでも視聴可能だそうです。 以下、具体的な予定内容です。 ■基調講演 「人権としてのインクルーシブ教育」 大谷恭子(東京弁護士会) ■基調講演 「北欧のインクルーシブ教育視察の報告」 大胡田誠(第一東京弁護士会)
《パネリスト》 豊中市で育った元生徒たち・家族常清麻紀氏(豊中市立小学校教員)、大谷恭子、大胡田誠 《コーディネーター》 辻川圭乃(大阪弁護士会)
このところ頻繁に開催されている東京大学インクルーシブ定例研究会のオンラインセミナーでも、昨年、「弁護士が見た学校で起きている差別-インクルーシブ教育のために知っておいて欲しい権利と制度」というテーマで開催がありました。 ▼弁護士が見た学校で起きている差別-インクルーシブ教育のために知っておいて欲しい権利と制度 (東京大学インクルーシブ定例研究会、2023/10/13に開催済) このときは今回のシンポジウムに登壇される大谷弁護士の弟子の方のお話をうかがいました。 「丁寧に進めていく背景にはすさまじい怒りがある」と言われていたのが、すごく、印象に残っています。 今回のシンポジウムに先立って、大阪弁護士会の以下のサイトも、ぜひ、ご覧下さい。 ▼文部科学省が初等中等教育局長名義で発出した令和4年4月27日付「特別支援学級及び通級による指導の適切な運用について(通知)」(4文科初第375号)のうち、特別支援学級に在籍している児童生徒について、原則として週の授業時数の半分以上を目安として特別支援学級において授業を行うことを求めている部分を撤回するよう勧告した事例 (大阪弁護士会 人権擁護委員会) 文科省が出した、いわゆる「4.27通知」に関して、人権侵害の恐れがあるとして、「原則として週の授業時数の半分以上を目安として特別支援学級において授業を行うことを求めている部分を撤回するよう、勧告する」という勧告書を大阪弁護士会が出した件の詳細が掲載されています。 (引用部分は同サイト内の勧告書1ページ目による) リンク先の最下部にあるPDFファイルを開いていただくと、勧告書が表示されます。 サイトの事例報告よりも、勧告書そのものを見ていただく方が、読みやすいと思います。 国連の勧告でも「人権モデル」が強調されていました。 「人権」の観点から「インクルーシブ教育」をとらえ直すことが、必要です。 そのためにも、弁護士の方々のお話を聞くことは、今非常に求められていることではないかと思います。 ▼NHK「合理的配慮」特集が記事に! 『「合理的配慮」がよく分かる 考え方と具体例』など (2023/08/30の日記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.24 20:49:56
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