JPWO2013038837A1 - ローラレベラおよびそれを用いた板材の矯正方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は本発明の一実施形態に係るローラレベラを示す側面図、図2はその正面図である。本実施形態のローラレベラ100は、ハウジング1と、ハウジング1の内側に設けられた上フレーム2と、ハウジング1を支持するように設けられた下フレーム3とを有している。上フレーム2の下方には上ロールフレーム5が上ロールグリップシリンダ(図示せず)で吊り下げられている。一方、下フレーム3上には下ロールフレーム10が設置されている。なお、上フレーム2は、後述するように、押圧シリンダ(圧下シリンダともいう)によって押すことによって上下に動作するため、作動フレームと呼ぶことができる。作動フレームは上フレーム2に限定されず、下フレーム3を作動フレームとして構成してその下に設けた押圧シリンダによって押すことによって上下に動作させることもできる。
なお、本明細書において、「圧下」という用語は、図1に示すように圧力を下向きに加える場合だけでなく、後に変更例として説明するように圧力を上向きに加える場合も包含することを意図する。換言すれば、本明細書において、「圧下」という用語は、「押圧」という用語に置き換えることができる。
制御装置50は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された制御プログラムに従って、後述するように、板材Pの矯正(レベリング)のための圧下シリンダ4a,4bによるレベリングロール6,8の圧下量の制御、駆動装置15の制御を行うようになっている。また、制御装置50には撓み検出センサ21、22からの情報およびロードセル23からの情報が入力され、これら情報に基づいて圧下シリンダ4a,4bを制御することによるフレームの縦撓み補正、油圧式クラウニングシリンダ12の絞り込み制御によるフレームの横撓み補正および圧縮補正が行われる。
ローラレベラにおいては、矯正反力によりハウジング1に上下方向(縦方向)の撓み(縦撓み)を生じるため、このような縦撓みを補正する必要がある。従来は、板材の中心をライン中心に位置させた対称レベリングであったため、縦撓み補正制御において、入側の圧下シリンダおよび出側の圧下シリンダについて、入側矯正反力Feおよび出側矯正反力Fdのいずれも、ワーク側(WS)とドライブ側(DS)の和荷重を用い、これら入側矯正反力Feおよび出側矯正反力Fdと、ハウジングのミル定数:K1および入側圧下シリンダのミル定数および出側圧下シリンダのミル定数:K2と、機械手寸法による定数を用いて、入側および出側の縦撓みを計算し、入側圧下シリンダ4aおよび出側圧下シリンダ4bの締め込み量(位置)を制御していた。したがって、入側も出側も、板幅方向のワーク側(WS)とドライブ側(DS)とで同じ縦撓み値を用いていた。
δW=(FW+FD)f(α)/K
δD=(FW+FD)(1−f(α))/K
ただし、f(α)はオフセット量αの関数、Kは圧下シリンダのミル定数
そして、入側圧下シリンダ4aおよび出側圧下シリンダ4bとも、これらδW、δDの値が0になるようにワーク側(WS)の圧下シリンダ4aW、4bWおよびドライブ側(DS)の圧下シリンダ4aD、4bDの締め込み量(位置)を非対称制御する。
ローラレベラにおいては、矯正反力により、上下フレーム2,3に幅方向の撓み(横撓み)が生じるため、このような横撓みを補正する必要がある。従来は、板材の中心をライン中心に位置させた対称レベリングであったため、横撓み補正制御において、幅方向中央に設けた撓み検出センサの検出値に基づいて幅方向の各位置の撓み量を算出し、それを各位置での横撓み補正値とし、それに基づいて各油圧式クラウニングシリンダ12の締め込み量を算出していた。
δe1(1)=δeu(1)+δel(1)
δe1(2)=δeu(2)+δel(2)
δe1(3)=δeu(3)+δel(3)
δe1(4)=δeu(4)+δel(4)
δe1(5)=δeu(5)+δel(5)
δe1(6)=δeu(6)+δel(6)
δe1(7)=δeu(7)+δel(7)
δd1(1)=δdu(1)+δdl(1)
δd1(2)=δdu(2)+δdl(2)
δd1(3)=δdu(3)+δdl(3)
δd1(4)=δdu(4)+δdl(4)
δd1(5)=δdu(5)+δdl(5)
δd1(6)=δdu(6)+δdl(6)
δd1(7)=δdu(7)+δdl(7)
ローラレベラにおいては、矯正反力により、油圧式クラウニングシリンダ12、上ロールフレーム5、上バックアップロール7、上レベリングロール6、下レベリングロール8、下バックアップロール9、下ロールフレーム10に圧縮変形が生じるため、このような圧縮変形を補正する必要がある。従来は、板材の中心をライン中心に位置させた対称レベリングであったため、入側および出側の圧下シリンダの荷重をロードセルで検出し、これにより油圧式クラウニングシリンダの入側と出側の反力を計算して、その計算値から入側と出側の圧縮変形のミル定数を求め、これらの値から板幅中心の圧縮変形量すなわち補正量を算出し、比例計算により板幅各位置での補正値を算出し、それに基づいて各油圧式クラウニングシリンダの締め込み量を算出していた。
δe2c=Fce/Ke
δe2(1)=a1・δe2c
δe2(2)=a2・δe2c
δe2(3)=a3・δe2c
δe2(4)=a4・δe2c
δe2(5)=a5・δe2c
δe2(6)=a6・δe2c
δe2(7)=a7・δe2c
δd2c=Fcd/Kd
δd2(1)=b1・δd2c
δd2(2)=b2・δd2c
δd2(3)=b3・δd2c
δd2(4)=b4・δd2c
δd2(5)=b5・δd2c
δd2(6)=b6・δd2c
δd2(7)=b7・δd2c
次に、本発明の効果を確認した実験例について説明する。
ここでは、幅1950mm、長さ6500mm、厚さ40mmで、降伏強度YPが356MPaの鋼板を用い、鋼板の板幅方向のオフセット量を変化させてレベリング矯正を行い、矯正中の板幅方向のロールギャップ偏差を計測した。
2;上フレーム(作動フレーム)
3;下フレーム
4a,4b;圧下シリンダ(押圧シリンダ)
5;上ロールフレーム
6;上レベリングロール
7;上バックアップロール
8;下レベリングロール
9;下バックアップロール
10;下ロールフレーム
12;油圧式クラウニングシリンダ
20;レベリングロールユニット
21,22;撓み検出センサ
23;ロードセル
25;スキャン式レーザーセンサ
31;シリンダ本体
32;ピストン
35;位置検出センサ
36;送油ライン
38;圧力検出器
39;制御弁
50;制御装置
52;上位コントローラ
54;クラウニングコントローラ
100;ローラレベラ
P;板材(被矯正材)
Claims (12)
- 板材の通板ラインの幅方向の任意の位置に前記板材を配置して前記板材をレベリング矯正するローラレベラであって、
ハウジングと、
前記通板ラインの上下に千鳥状に配置され、前記板材を挟んで矯正しつつ前記板材を通板させるように回転する複数のレベリングロールと、
前記複数のレベリングロールを上下にバックアップする複数のバックアップロールと、
前記レベリングロールおよび前記バックアップロールをこれらの上下で支持し、前記ハウジングに支持された一対のロールフレームと、
前記一対のロールフレームを上下で支持する一対のフレームと、
前記板材の入側端部および出側端部においてそれぞれ幅方向の両端部に設けられ、前記一対のフレームの一方である作動フレームを前記通板ラインに向けて押圧し、前記ロールフレームの対応する一方を介して前記レベリングロール間で前記板材を押圧する押圧シリンダと、
前記レベリングロールを回転させる駆動装置と、
前記作動フレームと前記ロールフレームの前記対応する一方との間に、前記板材の通板方向に直交する幅方向に沿って複数取り付けられた油圧式クラウニングシリンダと、
前記油圧式クラウニングシリンダに対応する位置に設けられ、前記作動フレームの撓みを検出する複数の撓み検出センサと、
前記板材の板幅中心の前記通板ラインの中心からのオフセット量を検出するオフセット量検出手段と、
前記押圧シリンダにかかる荷重を計測する荷重計測手段と、
前記板材のレベリング矯正を制御する制御装置と、
を具備し、
前記制御装置は、
前記オフセット量検出手段により検出した前記板材の板幅中心の前記通板ラインの中心からのオフセット量と幅方向両端の前記押圧シリンダにかかる荷重とから幅方向のそれぞれの端部の補正比率を算出し、入側および出側において、幅方向両端の前記押圧シリンダにおける締め込み量を個別的に制御して、前記ハウジングの上下方向における縦撓み補正を行い、
前記複数の撓み検出センサの検出値に基づいて前記複数の油圧式クラウニングシリンダの締め込み量を個別的に制御して、前記一対のフレームの幅方向における横撓み補正を行い、
前記オフセット量検出手段により検出されたオフセット量から、板幅中心を求め、その板幅中心における荷重と圧縮変形のミル定数に基づいて板厚中心の圧縮変形量を算出し、各油圧式クラウニングシリンダの位置において、前記板厚中心の圧縮変形量に板幅とオフセット量の関数を乗じることにより前記複数の油圧式クラウニングシリンダの締め込み量を個別的に制御して、前記押圧シリンダ、前記油圧式クラウニングシリンダ、前記一対のロールフレーム、前記バックアップロール、前記レベリングロールの圧縮変形補正を行い、
これら補正制御を行いながら、前記押圧シリンダにより前記板材の矯正に必要な押圧量で前記レベリングロールを介して前記板材を押圧するように制御するローラレベラ。 - 板材の通板ラインの幅方向の任意の位置に前記板材を配置して前記板材をレベリング矯正するローラレベラであって、
ハウジングと、
前記通板ラインの上下に千鳥状に配置され、前記板材を挟んで矯正しつつ前記板材を通板させるように回転する複数のレベリングロールと、
前記複数のレベリングロールを上下にバックアップする複数のバックアップロールと、
前記レベリングロールおよび前記バックアップロールをこれらの上下で支持し、前記ハウジングに支持された一対のロールフレームと、
前記一対のロールフレームを上下で支持する一対のフレームと、
前記板材の入側端部および出側端部においてそれぞれ幅方向の両端部に設けられ、前記一対のフレームの一方である作動フレームを前記通板ラインに向けて押圧し、前記ロールフレームの対応する一方を介して前記レベリングロール間で前記板材を押圧する押圧シリンダと、
前記レベリングロールを回転させる駆動装置と、
前記作動フレームと前記ロールフレームの前記対応する一方との間に、前記板材の通板方向に直交する幅方向に沿って複数取り付けられた油圧式クラウニングシリンダと、
前記油圧式クラウニングシリンダに対応する位置に設けられ、前記作動フレームの撓みを検出する複数の撓み検出センサと、
前記板材の板幅中心の前記通板ラインの中心からのオフセット量を検出するオフセット量検出手段と、
前記押圧シリンダにかかる荷重を計測する荷重計測手段と、
前記板材のレベリング矯正を制御する制御装置と、
を具備し、
前記制御装置は、
前記オフセット量検出手段により検出した前記板材の板幅中心の前記通板ラインの中心からのオフセット量と幅方向両端の前記押圧シリンダにかかる荷重とから幅方向のそれぞれの端部の補正比率を算出し、入側および出側において、幅方向両端の前記押圧シリンダにおける締め込み量を個別的に制御して、前記ハウジングの上下方向における縦撓み補正を行い、
前記複数の撓み検出センサの検出値に基づいて前記複数の油圧式クラウニングシリンダの締め込み量を個別的に制御して、前記一対のフレームの幅方向における横撓み補正を行い、
これら補正制御を行いながら、前記押圧シリンダにより前記板材の矯正に必要な押圧量で前記レベリングロールを介して前記板材を押圧するように制御するローラレベラ。 - 前記一対のフレームの前記作動フレームではない他方のフレームによって前記ハウジングは支持され、前記押圧シリンダは前記ハウジングと前記作動フレームとの間に配置され、前記荷重計測手段は前記ハウジングと前記押圧シリンダとの間に配置される請求項1または2に記載のローラレベラ。
- 前記オフセット量検出手段は、前記板材の幅方向におけるエッジ位置を計測することにより前記オフセット量を検出する請求項1または2に記載のローラレベラ。
- 前記オフセット量検出手段は、照射レーザーのスキャンにより、前記エッジ位置を計測する請求項4に記載のローラレベラ。
- 前記ローラレベラは、前記一対のフレームの前記作動フレームではない他方のフレームの撓みを検出する複数の追加の撓み検出センサを更に具備し、前記制御装置は、前記横撓み補正を行う際に、前記複数の追加の撓み検出センサの検出値も考慮する請求項1または2に記載のローラレベラ。
- ローラレベラを用いて板材の通板ラインの幅方向の任意の位置に前記板材を配置して前記板材をレベリング矯正する方法であって、前記ローラレベラは、
ハウジングと、
前記通板ラインの上下に千鳥状に配置され、前記板材を挟んで矯正しつつ前記板材を通板させるように回転する複数のレベリングロールと、
前記複数のレベリングロールを上下にバックアップする複数のバックアップロールと、
前記レベリングロールおよび前記バックアップロールをこれらの上下で支持し、前記ハウジングに支持された一対のロールフレームと、
前記一対のロールフレームを上下で支持する一対のフレームと、
前記板材の入側端部および出側端部においてそれぞれ幅方向の両端部に設けられ、前記一対のフレームの一方である作動フレームを前記通板ラインに向けて押圧し、前記ロールフレームの対応する一方を介して前記レベリングロール間で前記板材を押圧する押圧シリンダと、
前記レベリングロールを回転させる駆動装置と、
前記作動フレームと前記ロールフレームの前記対応する一方との間に、前記板材の通板方向に直交する幅方向に沿って複数取り付けられた油圧式クラウニングシリンダと、
前記油圧式クラウニングシリンダに対応する位置に設けられ、前記作動フレームの撓みを検出する複数の撓み検出センサと、
前記板材の板幅中心の前記通板ラインの中心からのオフセット量を検出するオフセット量検出手段と、
前記押圧シリンダにかかる荷重を計測する荷重計測手段と、
を具備し、前記方法は、
前記オフセット量検出手段により検出した前記板材の板幅中心の前記通板ラインの中心からのオフセット量と幅方向両端の前記押圧シリンダにかかる荷重とから幅方向のそれぞれの端部の補正比率を算出し、入側および出側において、幅方向両端の前記押圧シリンダにおける締め込み量を個別的に制御して、前記ハウジングの上下方向における縦撓み補正を行い、
前記複数の撓み検出センサの検出値に基づいて前記複数の油圧式クラウニングシリンダの締め込み量を個別的に制御して、前記一対のフレームの幅方向における横撓み補正を行い、
前記オフセット量検出手段により検出されたオフセット量から、板幅中心を求め、その板幅中心における荷重と圧縮変形のミル定数に基づいて板厚中心の圧縮変形量を算出し、各油圧式クラウニングシリンダの位置において、前記板厚中心の圧縮変形量に板幅とオフセット量の関数を乗じることにより前記複数の油圧式クラウニングシリンダの締め込み量を個別的に制御して、前記押圧シリンダ、前記油圧式クラウニングシリンダ、前記一対のロールフレーム、前記バックアップロール、前記レベリングロールの圧縮変形補正を行い、
これら補正制御を行いながら、前記押圧シリンダにより前記板材の矯正に必要な押圧量で前記レベリングロールを介して前記板材を押圧して前記板材をレベリング矯正する板材の矯正方法。 - ローラレベラを用いて板材の通板ラインの幅方向の任意の位置に前記板材を配置して前記板材をレベリング矯正する方法であって、前記ローラレベラは、
ハウジングと、
前記通板ラインの上下に千鳥状に配置され、前記板材を挟んで矯正しつつ前記板材を通板させるように回転する複数のレベリングロールと、
前記複数のレベリングロールを上下にバックアップする複数のバックアップロールと、
前記レベリングロールおよび前記バックアップロールをこれらの上下で支持し、前記ハウジングに支持された一対のロールフレームと、
前記一対のロールフレームを上下で支持する一対のフレームと、
前記板材の入側端部および出側端部においてそれぞれ幅方向の両端部に設けられ、前記一対のフレームの一方である作動フレームを前記通板ラインに向けて押圧し、前記ロールフレームの対応する一方を介して前記レベリングロール間で前記板材を押圧する押圧シリンダと、
前記レベリングロールを回転させる駆動装置と、
前記作動フレームと前記ロールフレームの前記対応する一方との間に、前記板材の通板方向に直交する幅方向に沿って複数取り付けられた油圧式クラウニングシリンダと、
前記油圧式クラウニングシリンダに対応する位置に設けられ、前記作動フレームの撓みを検出する複数の撓み検出センサと、
前記板材の板幅中心の前記通板ラインの中心からのオフセット量を検出するオフセット量検出手段と、
前記押圧シリンダにかかる荷重を計測する荷重計測手段と、
を具備し、前記方法は、
前記オフセット量検出手段により検出した前記板材の板幅中心の前記通板ラインの中心からのオフセット量と幅方向両端の前記押圧シリンダにかかる荷重とから幅方向のそれぞれの端部の補正比率を算出し、入側および出側において、幅方向両端の前記押圧シリンダにおける締め込み量を個別的に制御して、前記ハウジングの上下方向における縦撓み補正を行い、
前記複数の撓み検出センサの検出値に基づいて前記複数の油圧式クラウニングシリンダの締め込み量を個別的に制御して、前記一対のフレームの幅方向における横撓み補正を行い、
これら補正制御を行いながら、前記押圧シリンダにより前記板材の矯正に必要な押圧量で前記レベリングロールを介して前記板材を押圧して前記板材をレベリング矯正する板材の矯正方法。 - 前記一対のフレームの前記作動フレームではない他方のフレームによって前記ハウジングは支持され、前記押圧シリンダは前記ハウジングと前記作動フレームとの間に配置され、前記荷重計測手段は前記ハウジングと前記押圧シリンダとの間に配置される請求項7または8に記載の板材の矯正方法。
- 前記方法は、前記オフセット量検出手段によって、前記板材の幅方向におけるエッジ位置を計測することにより前記オフセット量を検出する請求項7または8に記載の板材の矯正方法。
- 前記オフセット量検出手段は、照射レーザーのスキャンにより、前記エッジ位置を計測する請求項10に記載の板材の矯正方法。
- 前記ローラレベラは、前記一対のフレームの前記作動フレームではない他方のフレームの撓みを検出する複数の追加の撓み検出センサを更に具備し、前記方法は、前記横撓み補正を行う際に、前記複数の追加の撓み検出センサの検出値も考慮する請求項7または8に記載の板材の矯正方法。
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