[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPWO2014119638A1 - 浄水器用フィルタカートリッジおよび浄水器 - Google Patents

浄水器用フィルタカートリッジおよび浄水器 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2014119638A1
JPWO2014119638A1 JP2014510585A JP2014510585A JPWO2014119638A1 JP WO2014119638 A1 JPWO2014119638 A1 JP WO2014119638A1 JP 2014510585 A JP2014510585 A JP 2014510585A JP 2014510585 A JP2014510585 A JP 2014510585A JP WO2014119638 A1 JPWO2014119638 A1 JP WO2014119638A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter medium
lid
filter
cylindrical container
antibacterial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014510585A
Other languages
English (en)
Inventor
孝輔 高島
孝輔 高島
信機 植松
信機 植松
磯部 卓
卓 磯部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Publication of JPWO2014119638A1 publication Critical patent/JPWO2014119638A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/28Treatment of water, waste water, or sewage by sorption
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/44Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/50Treatment of water, waste water, or sewage by addition or application of a germicide or by oligodynamic treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2201/00Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
    • C02F2201/002Construction details of the apparatus
    • C02F2201/006Cartridges

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Abstract

本発明の目的は、有底円筒容器と蓋とからなるハウジングにろ材を収納してなる浄水器用フィルタカートリッジであって、有底円筒容器と蓋とを回転溶着で結合しても、液密シール性能を損なうことがない浄水器用フィルタカートリッジを提供することにある。
本発明は有底筒状容器と蓋とからなるハウジングと、前記ハウジング内に収納されるろ材部を有してなる浄水器用フィルタカートリッジであって、前記ろ材部の一端は前記蓋に液密に係合し、前記ろ材部の他端は前記有底筒状容器に収納され、前記ろ材部の一端の係合における前記ろ材部軸方向回りの回転開始トルクは、前記ろ材部の他端と前記有底筒状容器との間における前記ろ材部軸方向回りの回転開始トルクより大きいことを特徴とする。

Description

本発明は、一般家庭などの水道水の浄化を行うための浄水器用フィルタカートリッジに関する。
一般家庭で用いられる浄水器用のフィルタカートリッジでは、一般的に、一端に開口を有する有底筒状容器に、その開口側からろ材部を収納した後に、開口を閉塞するよう蓋を結合して製作される。そして、結合の方式としては、ネジ締結、超音波溶着や回転溶着が代表的に用いられている。
例えば、特許文献1のフィルタカートリッジ(フィルター部本体200)では、超音波溶着方式で有底筒状容器と蓋とが結合されていると推定される。このフィルタカートリッジにおいて、内部に収納されているろ材部の蓋側は、蓋にOリングを介して液密シールされている。そして、ろ材部の有底筒状容器底部側は、有底筒状容器内壁構造に載置、支持されている。このフィルタカートリッジにおいて、有底筒状容器と蓋との結合を、より強固にするために、回転溶着で行おうとする場合、その回転に伴って、ろ材部の両端のどちらが、回転するのかを明確に定めた設計となっていないため、蓋側の液密シール面が、回転溶着に伴う回転にさらされ、その液密シール面を傷めてしまうことが発生し得るという問題があった。
特表2008−532744号公報
本発明の目的は、上述のような問題点に鑑み、有底円筒容器と蓋とからなるハウジングにろ材を収納してなる浄水器用フィルタカートリッジであって、有底円筒容器と蓋とを回転溶着で結合しても、液密シール性能を損なうことがない浄水器用フィルタカートリッジを提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明のカートリッジおよび浄水器は下記の構成から成る。すなわち、
(1)有底筒状容器と蓋とからなるハウジングと、前記ハウジング内に収納されるろ材部を有してなる浄水器用フィルタカートリッジであって、前記ろ材部の一端は前記蓋に液密に係合し、前記ろ材部の他端は前記有底筒状容器に収納され、前記ろ材部の一端の係合における前記ろ材部軸方向回りの回転開始トルクは、前記ろ材部の他端と前記有底筒状容器との間における前記ろ材部軸方向回りの回転開始トルクより大きいことを特徴とする浄水器用フィルタカートリッジである。
(2)前記有底筒状容器と前記蓋とは、回転溶着により接合されていると好ましい。
(3)前記ろ材部の前記蓋への係合部分には、シール部材が介在すると好ましい。
(4)本発明の浄水器は前記いずれかのカートリッジを有するものである。
本発明は、上記の構成により以下の優れた効果を奏することができる。すなわち、
上記(1)の構成により、有底円筒容器と蓋とを回転溶着してハウジングを形成するに際して、ろ材部と蓋との係合部は相互に回転せず、有底円筒容器に対してろ材部が回転する。これによりろ材部と蓋との係合部の液密性能が回転溶着により損なわれることがない。
上記(2)の構成により、有底円筒容器と蓋との結合強度の強いハウジングを形成できる。
上記(3)の構成により、ろ材部と蓋との係合部の摩擦力がシール部材で増大し、その係合におけるろ材部軸方向回りの回転開始トルクが増大する。また液密性能が向上する。
本発明の一実施形態に係るフィルタカートリッジの縦断面図 本発明の他の実施形態に係るフィルタカートリッジの縦断面図
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態における浄水器用のフィルタカートリッジ1の縦断面図である。
図1に示すフィルタカートリッジ1は、吸着ろ過用のろ材を用いた場合のフィルタカートリッジであるが、フィルタカートリッジは、内部に収納するろ材の異なった複数種が可能である。例えば、ろ材として、不織布やメルトブローによる樹脂成形体、膜ろ過用の中空糸膜モジュールなども使用することができる。しかし、以下に述べるフィルタカートリッジの基本的構造・構成は共通するものである。そこで、図1に示す吸着ろ過用のフィルタカートリッジ1で、その構造、構成を説明する。
フィルタカートリッジ1は、有底の円筒容器4と蓋3とからなるハウジング2と、ハウジング2内に収納されるろ材部12とを有している。ろ材部12とは、ろ材7とろ材7を保持し、通水を可能とする部材とからなる内部構造物を指す。ろ材部12はその細部構造を除いて平面図形を、それと同じ平面に位置する軸の周りに回転することにより得られる立体、すなわち回転体の形状をしている。円筒容器4と蓋3とは液密に結合している。結合の方式は、回転溶着、超音波溶着、ネジ結合などが可能だが、製作のし易さ、結合強度の観点から回転溶着が好ましい。なお回転溶着とは、回転で発生する摩擦熱により材料の溶着処理を行う操作である。
蓋3には、流路としての入口10と出口11が設けられる。図1に示されるように、蓋3の上部開口部の中央付近には、蓋の一部として一体的に成形されている出口キャップ受部9が設けられている。出口キャップ受部9の外周部の一部は、蓋3の上部開口部の内面に一体的に連結されており、出口キャップ受部9の内部が流路としての出口通路をなしている。その出口通路に連通し、蓋3の上部開口部の外側面の一部に設けられる開口が出口11である。入口10は、蓋3の上部開口の内、出口キャップ受部9を除いた円環状部分である。
ろ材部12の上部の部材として、出口キャップ5が設けられ、その内部は下流側流路をなしている。出口キャップ5は、出口キャップ受部9に嵌入し、液密に係合、固定されている。このようにして結局は、ろ材部12の一端が蓋3に液密に係合、固定されていることになる。ろ材部の一端にある出口キャップと出口キャップ受部との係合・固定は、嵌入によってではなく、例えば、ネジ結合などによって行い、その固定をより強固にする実施形態としてもよい。図1では、ろ材部12と蓋3との係合部にシール部材14が介在していて、液密性能を確実にしているが、シール部材なしの嵌合だけで、液密が達成できるのであれば、それでも問題ない。
ろ材部12の他端である、その下部には、ろ材部下部の凹部8が存在する。凹部8は、円筒容器4の底部にある容器底部の凸部6と回転可能な状態で係合している。ろ材部12の他端と円筒容器4との関係は、このように凹凸の係合でなくて、ろ材部12の他端が容器底部と当接・保持されているだけでもよいし、ろ材部12の他端と容器底部との間に隙間があって、非接触となっていてもよい。要するに、ろ材部12の他端が円筒容器4に収納されていればよい。
今述べた係合の方式や、係合に係わる部材の、寸法精度、およびシール部材、樹脂材質等使用材質の摩擦係数を適切に選定することなどにより、出口キャップ5の出口キャップ受部9への係合(すなわちろ材部12の一端の係合)におけるろ材部12軸方向回りの回転開始トルクは、ろ材部下部の凹部8の、容器底部の凸部6への係合(もしくは、ろ材部の他端と円筒容器との間との係合)におけるろ材部12軸方向回りの回転開始トルク(より大きくなるように設定されている。上述の「出口キャップ5の出口キャップ受部9への係合における回転開始トルク」はろ材部12の一端の係合のおける静摩擦力に抗して、その係合部材同士を相対回転開始させるのに必要なトルクを意味する。そして上述の「ろ材部下部の凹部8における回転開始トルク」はろ材部の他端と円筒容器との間における静摩擦力に抗して、その両部材同士を相対回転開始させるのに必要なトルクを意味する。ろ財部にある出口キャップと蓋にある出口キャップ受部との係合を、強固なネジ結合などによって行う実施形態は、ろ材部の一端の係合におけるろ材部軸方向回りの回転開始トルクを非常に強めた実施形態の例となる。
そのために、図1のシール部材14はEPDMなどのゴム素材のOリングであって、その潰し代を、通常の機械設計基準の上限近くに設定して、ろ材部と蓋との係合部の摩擦力を増大させることは好ましいことである。また、ろ材部下部の凹部8と容器底部の凸部6との係合部分を滑らかにして摩擦係数を少なくし、かつその係合部分の直径を、出口キャップ受部9の内径と同程度以下にすることも好ましい。シール部材はOリング以外に、断面形状が四角など種々の形状のパッキンも使用し得る。
このような設定がしてあるので、円筒容器4と蓋3とが回転溶着される時、円筒容器4に対してろ材部12が回転可能であるように構成できる。円筒容器4に対してろ材部12が回転可能であると、回転溶着時に、蓋3とろ材部12とは相対的に動かず、それらの液密係合(嵌合)を可能にするためのシール部材14や係合面を傷つけることがなく、液密性能を損なうこともない。
なお、上記の回転開始トルクは、一般に市販されているような、トルク計やトルクゲージ(ねじの締付トルクや、容器キャップの開栓トルクが測定できるトルク計やトルクゲージ)を用いて測定することができる。
図1のフィルタカートリッジ1において、吸着ろ過によるフィルタカートリッジとしての特有の構成について、以下に述べる。
ろ材7は吸着剤であり、代表的には活性炭が使用される。活性炭は粒状、粉末状、繊維状いずれの形状のものでもよい。またそれらの活性炭が成形された成形体の形態のものでもよい。また、ゼオライトなどのセラミック系の吸着剤も使用可能である。
図1の実施形態において、ろ材7である活性炭13は、筒状のろ材収納容器の中に充填されている(筒状に構成することもできる)。そして、活性炭への通水流路方向は、収納容器の底部(ろ材部12下部)に設けられる通水孔から流入し、出口キャップ5へと流出する軸方向となっている。
尚、ろ材としての活性炭部分には、銀(または銀イオン)、銅(または銅イオン)、亜鉛(または亜鉛イオン)など抗菌成分を水道水中に溶出させるろ材(すなわち抗菌剤、例えば、銀添着活性炭)を含んでもよい。また、鉛などの水道水中に含まれ得る重金属を除去するろ材(例えば、ゼオライト、イオン交換樹脂など)を含んでもよい。
また、吸着ろ過用のろ材部12は、図2に示すような実施形態であってもよい。なお、この図2の実施形態においても、上述したような、円筒容器4と蓋3との回転溶着時に、蓋3とろ材部12とは相対的に動かず、それらの液密係合(嵌合)を可能にするためのシール部材や係合面を傷つけることがない構成が採用されている。
図2の実施形態のフィルタカートリッジ1のろ材には、抗菌剤16と非抗菌性吸着剤15が用いられ、それらを積層して配置する。図2では、通水の上流側から順に、第1の非抗菌性吸着剤層、抗菌剤層、第2の非抗菌性吸着剤層が積層されて配置されており、3層の構成である。もちろん、抗菌剤層、非抗菌性吸着剤層の2層による構成のケースもあり得る。少なくとも、最下流側に非抗菌性吸着剤層が配置され、その上流側に抗菌剤層が配置されていれば良い。
ここで、抗菌剤16は、上記と同様に、銀(または銀イオン)、銅(または銅イオン)、亜鉛(または亜鉛イオン)など抗菌成分を水道水中に溶出させるろ材であり、代表的には、銀添着活性炭が使用可能である。また、非抗菌性吸着剤15は、(抗菌性物質の添着されていない)活性炭が代表的に使用可能である。
抗菌剤層の抗菌剤は、通水により抗菌成分を水中に溶出する能力を有するものであって、溶出した抗菌成分により、フィルタカートリッジ1のろ材自身や出口部分における細菌汚染を防止する機能と役割を有している。
抗菌剤16の重量(抗菌剤に存在する抗菌性物質の重量)は、必要な抗菌効果持続通水量(または期間)により、適した値が決定される。抗菌剤16の重量が少ないと抗菌成分がほとんど溶出しないか、または総通水量が少ないうちに吸着剤から抗菌成分が溶出しつくすことになる。
フィルタカートリッジが新しい状態では細菌が繁殖する可能性は低いため、通水初期に抗菌成分を溶出させる必要はそれほど高くない。そこで、最下流側に配置される非抗菌性吸着剤15は、通水初期に抗菌剤16より無駄に抗菌成分が溶出するのを防ぐために配置されている。すなわち、抗菌剤16より溶出した抗菌成分は、最下流側に配置される非抗菌性吸着剤15によって、一旦吸着され、下流の浄水中の抗菌成分濃度が無駄に多くなることがない。
更に、最下流側に配置される非抗菌性吸着剤15の重量を大きくして、それによる吸着現象により抗菌成分が全て吸着されるようにすると、その非抗菌性吸着剤層15の下流側、即ちフィルタカートリッジ出口の浄水中には抗菌成分は溶出しておらず、存在しないことになる。そしてその後、非抗菌性吸着剤層15における抗菌成分の吸着が飽和して、もはや流れてくる抗菌成分を全て吸着できなくなると、フィルタカートリッジ出口の浄水中に、溶出した抗菌成分が現れ始めるようになる構成を実現できる。
このような、抗菌剤と最下流層の非抗菌性吸着剤とによる積層ろ材配置を用いると、一般に新しいフィルタカートリッジの使用開始に行われる調整用の通水(通水初期の捨て水)において、高価な抗菌成分を無駄に溶出させることがなく、経済的である。
なお、通水初期に一旦、最下流層の非抗菌性吸着剤15に吸着された抗菌成分は、通水が進み、抗菌剤層における抗菌性物質が減少し、そこから溶出する抗菌成分濃度が低下してくると、非抗菌性吸着剤15から脱着し、浄水中に溶出して抗菌機能を果たし、抗菌寿命延長に貢献することになる。従って、通水初期の一旦最下流層の非抗菌性吸着剤15に吸着される抗菌成分は、無駄になるのではなく有効に活用される。
上述した、少なくとも抗菌剤層とその下流に配される非抗菌剤吸着剤層のフィルタカートリッジの構成においては、非抗菌剤吸着剤層の下流の浄水中に溶出される抗菌成分濃度を、非抗菌剤吸着剤層の非抗菌剤吸着剤重量によってコントロールすることによって、その溶出開始の時期(すなわち溶出開始される通水量)を任意に設定することもできる。
図2の実施形態に示すように、抗菌剤層と非抗菌性吸着剤層との間に不織布やメッシュフィルタなどによる仕切り部材17を配置して、ろ材層を維持することが好ましい。抗菌剤層と非抗菌性吸着剤層とによるろ材層は、その両端を入口フィルタ19と出口フィルタ20とで仕切られるろ材収納容器18に収納、充填されている。入口フィルタ19と出口フィルタ20も仕切り部材17と同様の素材を使用することができる。
そして、ろ材収納容器18に充填される非抗菌性吸着剤層と前記抗菌剤層とによるろ材層の容積の、ろ材収納容器18の内容積に対する割合(充填率)は90%以上であることが好ましい。さらに好ましくは95%以上である。逆にろ材収納容器18の内容積において、ろ材層以外の空隙の占める割合は10%未満であることが好ましい。さらに好ましくは5%未満である。空隙の割合が10%未満であると、ろ材層がほぼ完全に保持されるので、抗菌成分濃度のコントロールを行いやすい。
但し、ろ材が粒状や粉末状でなく、それ自身で形状を保持できる成形体などである場合や、仕切り部材17が、枠体に不織布やメッシュフィルタなどを溶着したり一体成形したもので、枠体がろ材収納容器18の内面に密着係合し、ろ材の移動が起こらない場合は、充填率は90%未満であってもよい。
本発明は、主に一般家庭などの水道水の浄化を行うための浄水器用フィルタカートリッジに利用することができる。特に、キッチン下部の収納部に設置して使用するアンダーシンク型浄水器用フィルタカートリッジとして好適に利用することができる。
1:フィルタカートリッジ
2:ハウジング
3:蓋
4:円筒容器
5:出口キャップ
6:容器底部の凸部
7:ろ材
8:ろ材部下部の凹部
9:出口キャップ受部
10:入口
11:出口
12:ろ材部
13:活性炭
14:シール部材
15:非抗菌性吸着剤
16:抗菌剤
17:仕切り部材
18:ろ材収納容器
19:入口フィルタ
20:出口フィルタ

Claims (4)

  1. 有底筒状容器と蓋とからなるハウジングと、前記ハウジング内に収納されるろ材部を有し、前記ろ材部の一端は前記蓋に液密に係合し、前記ろ材部の他端は前記有底筒状容器に収納され、前記ろ材部の一端の係合における前記ろ材部軸方向回りの回転開始トルクは、前記ろ材部の他端と前記有底筒状容器との間における前記ろ材部軸方向回りの回転開始トルクより大きいことを特徴とする浄水器用フィルタカートリッジ。
  2. 前記有底筒状容器と前記蓋とは、回転溶着により接合されていることを特徴とする請求項1に記載の浄水器用フィルタカートリッジ。
  3. 前記ろ材部の前記蓋への係合部分には、シール部材が介在することを特徴とする請求項1または2に記載の浄水器用フィルタカートリッジ。
  4. 請求項1〜3いずれかのフィルタカートリッジを有する浄水器。
JP2014510585A 2013-02-01 2014-01-30 浄水器用フィルタカートリッジおよび浄水器 Pending JPWO2014119638A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013018580 2013-02-01
JP2013018580 2013-02-01
PCT/JP2014/052034 WO2014119638A1 (ja) 2013-02-01 2014-01-30 浄水器用フィルタカートリッジおよび浄水器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2014119638A1 true JPWO2014119638A1 (ja) 2017-01-26

Family

ID=51262350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014510585A Pending JPWO2014119638A1 (ja) 2013-02-01 2014-01-30 浄水器用フィルタカートリッジおよび浄水器

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPWO2014119638A1 (ja)
TW (1) TW201440870A (ja)
WO (1) WO2014119638A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021045756A (ja) * 2020-12-29 2021-03-25 株式会社寿ホールディングス 浄水機能付き吐水ヘッド、浄水カートリッジ及び水栓装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6911565B2 (ja) * 2016-11-30 2021-07-28 東レ株式会社 浄水器
JP7390843B2 (ja) * 2019-10-04 2023-12-04 大阪ガスケミカル株式会社 浄水器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004082067A (ja) * 2002-08-29 2004-03-18 Kuritakku Kk 浄水器
JP2004268016A (ja) * 2002-09-26 2004-09-30 Millipore Corp 流体、特に水を純化するためのモジュール
JP2006506228A (ja) * 2002-11-20 2006-02-23 キュノ、インコーポレーテッド 耐氷結水フィルタ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61139789U (ja) * 1985-02-15 1986-08-29
JPS6397381A (ja) * 1986-10-09 1988-04-28 Toyota Motor Corp 薄肉管体の摩擦圧接方法
JP2504302Y2 (ja) * 1989-11-06 1996-07-10 大阪瓦斯株式会社 浄水器用フィルタ―カ―トリッジ
JP4157697B2 (ja) * 2001-11-20 2008-10-01 積水樹脂株式会社 回転摩擦溶着装置による筒状体の溶着方法
JP2004050083A (ja) * 2002-07-22 2004-02-19 Mitsubishi Rayon Co Ltd 浄水器
JP4568904B2 (ja) * 2004-08-09 2010-10-27 精電舎電子工業株式会社 ろ過カートリッジの製造方法及び熱板溶着装置
JP2009285567A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Toray Ind Inc 浄水器用カートリッジ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004082067A (ja) * 2002-08-29 2004-03-18 Kuritakku Kk 浄水器
JP2004268016A (ja) * 2002-09-26 2004-09-30 Millipore Corp 流体、特に水を純化するためのモジュール
JP2006506228A (ja) * 2002-11-20 2006-02-23 キュノ、インコーポレーテッド 耐氷結水フィルタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021045756A (ja) * 2020-12-29 2021-03-25 株式会社寿ホールディングス 浄水機能付き吐水ヘッド、浄水カートリッジ及び水栓装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014119638A1 (ja) 2014-08-07
TW201440870A (zh) 2014-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102510836B (zh) 净水器
JPWO2016056594A1 (ja) 浄水器
TWI549734B (zh) 淨水濾心、淨水器以及濾材
WO2014119638A1 (ja) 浄水器用フィルタカートリッジおよび浄水器
JP6679976B2 (ja) 浄水カートリッジの製造方法
US20210171360A1 (en) Liquid Treatment Device, Method of Manufacturing It and Liquid Treatment System
JP7140239B2 (ja) 浄水器用フィルタカートリッジ
JP5017912B2 (ja) 浄水器用カートリッジおよび浄水器
JP2007244981A (ja) 冷却水フィルタエレメントおよび冷却水フィルタ
CN105565425A (zh) 复合滤芯和具有复合滤芯的净水设备
JP6447239B2 (ja) 浄水カートリッジ
JP6182819B2 (ja) 浄水カートリッジ、浄水器
US20210276884A1 (en) Liquid Treatment Device, Method of Manufacturing It and Liquid Treatment System
JP5169177B2 (ja) 浄水器
CN105753213B (zh) 三级过滤复合滤芯及含有该三级过滤复合滤芯的净水器
JP6863272B2 (ja) 浄水カートリッジ
JP2007237164A (ja) 浄水器用カートリッジおよび浄水器
CN203683246U (zh) 一进二出冲洗式外压净水器及其烧结炭复合滤芯
JP4200324B2 (ja) 浄水カートリッジ
TWI769858B (zh) 淨水器用支架及淨水器
JP6641839B2 (ja) 浄水カートリッジ
CN108025225B (zh) 家用水处理装置
JP2006231147A (ja) 浄水器用カートリッジおよび浄水器
JP2009078219A (ja) 浄水器用カートリッジ
CN211170135U (zh) 止水结构、复合滤芯及家用电器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170123

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171107

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180327

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181009