JPWO2014003156A1 - マスク - Google Patents
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Abstract
本発明は、使用者の口腔および/または鼻腔の乾燥を有効に防止するとともに、保水液がマスク本体の外側表面に滲出しにくく、使用時に煩雑な作業を伴わず、かつ、使用者の指を濡らしたりする恐れの少ないマスクを提供する。本発明は、使用者の顔面の少なくとも一部を覆うための多層構造を有するマスク本体11と、マスク本体11の両側に設けられた耳掛け部12とを備えたマスク10であって、マスク本体11は、保水液Wを5ml以上保持出来る吸水性シート114と、吸水性シート114中の保水液Wがマスク本体11の外側表面に滲出するのを抑制する多孔樹脂フィルム115を該吸水性シートの外側に積層しているマスクに関する。
Description
本発明は、使用者の口腔および/または鼻腔の乾燥を防止可能なマスクに関する。また本発明は、該マスクを用いたマスクキットおよびその使用方法に関する。
従来、花粉症対策・風邪予防などに効果的なマスクが数多く開発されている。例えば、特許文献1には、図7に示すように、口や鼻孔などを覆うマスク本体60を有し、該マスク本体60が、顔面に触れる内側の面に疎水性のシート材601を備え、かつこれとは反対側の面に親水性のシート材602を備えたマスクが開示されている。
一方、近年では、上記の花粉症対策・風邪予防以外にも、主に睡眠中の使用者の口腔および/または鼻腔の乾燥の防止を目的としたマスクも提案されている。例えば、特許文献2には、マスク本体に収容体を取り付け、この収容体の中に保水液を保持した吸収性コアを挿入してなるマスクが開示されている。
しかしながら、特許文献2に開示された従来のマスクでは、口腔および/または鼻腔の乾燥の防止には役立つものの、マスクの外側表面から保水液が滲出し、また、収容体の中に保水液を保持した吸収性コアを挿入する作業に手間がかかったり、使用者の指を濡らしたりするという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、睡眠中の使用者の口腔および/または鼻腔の乾燥を有効に防止するとともに、保水液がマスク本体の外側表面に滲出しにくく、使用時に煩雑な作業を伴わず、かつ、使用者の指を濡らしたりする恐れの少ないマスクおよび該マスクを用いたマスクキットを提供することにある。
上記の課題は、以下の手段により解決することができる。
1.使用者の顔面の少なくとも一部を覆うための多層構造を有するマスク本体と、該マスク本体の両側に設けられた耳掛け部とを備えたマスクであって、
該マスク本体は、保水液を5ml以上保持出来る吸水性シートと、該吸水性シート中の保水液が該マスク本体の外側表面に滲出するのを抑制する多孔樹脂フィルムを該吸水性シートの外側に積層していることを特徴とするマスク。
2.前記多孔樹脂フィルムが、以下の条件(a)、(b)、(c)および(d)を満たす前項1に記載のマスク。
(a)厚さ:0.3mm〜0.6mm
(b)開口率:15%〜40%
(c)浸透時間:1秒〜3秒
(d)ウェットバック:0g〜0.1g
3.前記マスク本体の吸水性シートの内側に、撥水処理されたシートを積層している前項1または2に記載のマスク。
4.前記撥水処理されたシートが、撥水性不織布である前項3に記載のマスク。
5.前記マスク本体の多層構造が、内側から外側に向かって、撥水性不織布、マスク保形シート、吸水性シート、多孔樹脂フィルムおよび親水性不織布の順で積層されている前項1〜4のいずれか1に記載のマスク。
6.前記マスク本体の多層構造が、内側から外側に向かって、親水性不織布、撥水性不織布、吸水性シート、多孔樹脂フィルムおよび親水性不織布の順で積層されている前項1〜4のいずれか1に記載のマスク。
7.前記マスク本体が、使用時に前記マスクの外側に向かって膨らむように立体成形されてなる前項1〜6のいずれか1に記載のマスク。
8.前項1〜7のいずれか1に記載のマスクと、該マスクの吸水性シートに供給する保水液が収容された保水液供給体とを少なくとも含むマスクキット。
9.前項1〜7のいずれか1に記載のマスクの外側から、前記保水液供給体に収容された前記保水液を前記マスクの吸水性シート上に直接供給する工程を含む前項8に記載のマスクキットの使用方法。
1.使用者の顔面の少なくとも一部を覆うための多層構造を有するマスク本体と、該マスク本体の両側に設けられた耳掛け部とを備えたマスクであって、
該マスク本体は、保水液を5ml以上保持出来る吸水性シートと、該吸水性シート中の保水液が該マスク本体の外側表面に滲出するのを抑制する多孔樹脂フィルムを該吸水性シートの外側に積層していることを特徴とするマスク。
2.前記多孔樹脂フィルムが、以下の条件(a)、(b)、(c)および(d)を満たす前項1に記載のマスク。
(a)厚さ:0.3mm〜0.6mm
(b)開口率:15%〜40%
(c)浸透時間:1秒〜3秒
(d)ウェットバック:0g〜0.1g
3.前記マスク本体の吸水性シートの内側に、撥水処理されたシートを積層している前項1または2に記載のマスク。
4.前記撥水処理されたシートが、撥水性不織布である前項3に記載のマスク。
5.前記マスク本体の多層構造が、内側から外側に向かって、撥水性不織布、マスク保形シート、吸水性シート、多孔樹脂フィルムおよび親水性不織布の順で積層されている前項1〜4のいずれか1に記載のマスク。
6.前記マスク本体の多層構造が、内側から外側に向かって、親水性不織布、撥水性不織布、吸水性シート、多孔樹脂フィルムおよび親水性不織布の順で積層されている前項1〜4のいずれか1に記載のマスク。
7.前記マスク本体が、使用時に前記マスクの外側に向かって膨らむように立体成形されてなる前項1〜6のいずれか1に記載のマスク。
8.前項1〜7のいずれか1に記載のマスクと、該マスクの吸水性シートに供給する保水液が収容された保水液供給体とを少なくとも含むマスクキット。
9.前項1〜7のいずれか1に記載のマスクの外側から、前記保水液供給体に収容された前記保水液を前記マスクの吸水性シート上に直接供給する工程を含む前項8に記載のマスクキットの使用方法。
本発明のマスクは、マスク本体が、保水液を吸水する吸水性シートと、該吸水性シート中の保水液が該マスク本体の外側表面に滲出するのを抑制する多孔樹脂フィルムとを少なくとも有している。この構成により、使用者の口腔および/または鼻腔の乾燥を有効に防止でき、かつ保水液がマスク本体の外側表面に滲出することが抑制されるため、例えば、使用者の睡眠中、寝返り等でマスクと寝具とが接触したとしても、保水液が外側表面から滲出する恐れが少なく、寝具の濡れが防止される。
また、本発明のマスクキットは、前記本発明のマスクと、該マスクの吸水性シートに供給する保水液を収容してなる保水液供給体とを少なくとも含む。この構成により、マスクの使用時に、保水液供給体を開封してその中に収容されている保水液をマスクの吸水性シート上に直接供給すればよいので、従来技術のように吸収性コアを収容体に挿入する等の煩雑な作業を必要とせず、また、使用者の指が濡れたりせず、衛生的にも優れている。
また、吸水性シートの内側に、撥水処理されたシートを積層している形態によれば、マスク本体の内側表面からも保水液が滲出することが抑制され、快適性に優れる。
また、マスク本体が立体成形されている形態によれば、使用者の口元に空間が生じるので、長時間装着しても快適性に優れる。
また、マスク本体の内側から外側に向かって、撥水性不織布、マスク保形シート、吸水性シート、多孔樹脂フィルムおよび親水性不織布の順で積層されている形態、またはマスク本体の内側から外側に向かって、親水性不織布、撥水性不織布、吸水性シート、多孔樹脂フィルムおよび親水性不織布の順で積層されている形態によれば、マスク本体の耐久性が向上するため、マスクの製造時の破損等が防止され生産性が向上する。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るマスク10の正面図である。図1に示すように、このマスク10は、使用者の顔面の一部(例えば、口や鼻孔の周辺)を覆うためのマスク本体11と、このマスク本体11の両側に設けられた細紐で構成される耳掛け部12とを備えている。
図1に示すマスク10はいわゆる「プリーツ加工型」と呼ばれる形態のものであり、マスク本体11は、複数(図1では4本)の横方向の折り目14から形成されるプリーツ16を有している。プリーツ16は、図1に示す状態では2つの略Ω字状に折り畳まれており、プリーツ16を展開すると、図2に示すようにマスク10の外側に向かって膨らむ立体形状となるように構成されている。このように、本実施形態ではマスク本体11がプリーツ加工されているので、使用者の口元に空間が生じ、長時間装着しても快適性に優れ、また呼吸や会話の妨げになり難くなる。
図3は、図1のマスク10の一部拡大断面図(X−X断面図)である。図3において、本実施形態のマスク本体11は、多層構造を有しており、マスク10の内側表面(顔面に触れる内側の面)から外側表面(該内側表面とは反対側の面)に向かって吸水性シート114および多孔樹脂フィルム115がこの順で積層され、形成されている。
吸水性シート114は、保水液Wを吸水しかつ使用者の口腔および/または鼻腔に水分を供給するシートである。また多孔樹脂フィルム115は、吸水性シート114中の保水液Wがマスク本体11の外側表面に滲出する(ウェットバック)のを抑制するフィルムである。吸水性シート114および多孔樹脂フィルム115を少なくとも含むマスクは、前述のような本発明の効果、すなわち使用者の口腔および/または鼻腔の乾燥を有効に防止でき、かつ保水液Wがマスク本体11の外側表面に滲出することも抑制することができる。
前記の吸水性シート114および多孔樹脂フィルム115について説明する。吸水性シート114は、マスク10の中央付近に配置され、マスク10の使用時に後述の保水液Wを吸水して、使用者の口腔や鼻腔に水分を供給するためのものである。数時間に亘って十分な水分を口腔や鼻腔に供給するには後述の保水液Wを5ml以上保持できることが好ましく、7ml以上保持できることがより好ましい。
吸水性シート114の繊維素材としては、例えば、親水性繊維、並びに親水性繊維および合成繊維の混紡が挙げられる。親水性繊維としては、例えば、パルプ、レーヨンおよびコットンなどが挙げられる。合成繊維としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンおよびポリエステルなどが挙げられる。吸水性シート114の繊維素材は親水性繊維のみであってもよいが、生産性および加工性の観点から親水性繊維および合成繊維の混紡とすることが好ましく、特にパルプとポリプロピレンからなる混紡とすることがより好ましい。パルプ:ポリプロピレンの割合は40:60〜99:1(質量比)が好ましく、50:50〜80:20がより好ましい。このような吸水性シート114の製法としては、例えば、エアレイド法などが挙げられる。
吸水性シート114の目付は、80〜500g/m2であることが好ましく、90〜300g/m2であることがさらに好ましい。目付が80g/m2より小さいと、保水液Wを十分に保持することができない。また、目付が500g/m2より大きいと、シートが厚くなりすぎて、マスク10の製造時に支障が生じるおそれがある。
吸水性シート114の面積は、例えばマスク10を立体形状にして使用する場合、例えば、100〜200cm2であることが好ましく、100〜150cm2であることがより好ましい。また、吸水性シート114の寸法としては、具体的には、例えば、横方向に7〜20cm、縦方向に4〜12cmが好ましく、横方向に10〜18cm、縦方向に5〜10cmがより好ましい。なお、吸水性シート114の面積は、マスク本体11の面積よりも小さく設定することができる。また、吸水性シート114の厚さとしては、後述の保水液Wを5ml以上保持するために、0.4mm以上であれば良いが、プリーツ加工等のマスク製造時の生産性の観点から、0.4〜0.9mmが好ましく、0.5〜0.8mmがより好ましい。
吸水性シート114は、そのまま単層で使用することもできるが、耐久性の観点から、上記の繊維素材からなるシートをシートまたは不織布で挟んだ3層構造とすることが好ましく、更には耐久性および保水性の観点から、外側を親水性繊維のシートとし、内側(口側)を撥水性繊維の不織布として上記の繊維素材からなるシートを挟んだ3層構造とすることがより好ましい。
親水性繊維としては、例えば、パルプ、レーヨンおよびコットンなどが挙げられ、好ましくはパルプである。撥水性繊維としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびポリエステルなどが挙げられ、好ましくはポリエステルである。
外側をパルプのシートにすると、製造が容易になり、また簡単に着色出来ることから保水液Wを供給する際の目印になるという利点がある。また内側(口側)をポリエステルの不織布にすると、シートの形状保持に優れ、更に濡れおよびべたつきを防止できるという利点がある。このような複数層の吸水性シート114の製法としては、例えば、エアレイド法などにより製造することができる。
多孔樹脂フィルム115は、吸水性シート114中の保水液Wがマスク本体11の外側表面に滲出するのを抑制するフィルムであり、吸水性シート114の外側に積層される。この目的を達成するために、多孔樹脂フィルム115は、以下の条件(a),(b),(c)および(d)を満たすことが好ましい。
(a)厚さ:0.3mm〜0.6mm
(b)開口率:15%〜40%
(c)浸透時間:1秒〜3秒
(d)ウェットバック:0g〜0.1g
(a)厚さ:0.3mm〜0.6mm
(b)開口率:15%〜40%
(c)浸透時間:1秒〜3秒
(d)ウェットバック:0g〜0.1g
(a)厚さとは、マスク本体11の内側から外側に向かって、マスク本体11の平面と直交する方向の長さである。
(b)開口率とは、フィルム表面全体に占める孔の割合(%)を表わす。全く孔が無いフィルムの場合、開口率は0%となる。
(c)浸透時間は、EDANA(欧州不織布協会)150.5−02に従って測定され、開口部から水を垂らしたとき、開口部の下から水が出てくる時間(秒)を表わす。
(d)ウェットバックは、EDANA(欧州不織布協会)151.3−02に従って測定され、一度水を染み込ませた吸水性シートの上にフィルムを乗せ、更にその上から荷重をかけた際に、溢れてきた水の量(グラム)を表わす。
多孔樹脂フィルム115は、市販品を用いることができ、例えば、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系の熱可塑性樹脂フィルムをエンボス加工したものが好適に使用されるが、ポリエステルまたはナイロンなどのポリアミド系樹脂、EVAなども使用することができる。
マスク本体11の寸法としては、顔のサイズを考慮して適宜決定すればよい。マスク本体11には、例えば、前記の吸水性シート114および多孔樹脂フィルム115以外にも、織布または不織布を用いることもできる。好ましくはスパンボンド法、メルトブロー法、サーマルボンド法またはスパンレース法による不織布、より好ましくは保形性の観点からスパンボンド法による不織布でマスク本体11を構成することができる。
前記織布及び不織布を構成する繊維素材は公知のものを選択することができ、例えば、紙、レーヨンおよびコットン等の天然繊維、ポリプロピレン、ポリエチレンおよびポリエステル等の合成繊維とすることができる。また、生産性の観点から、ポリプロピレンまたはポリエチレンが好ましく、保形性の観点からポリプロピレンがより好ましい。
マスク本体11を前記の吸水性シート114と多孔樹脂フィルム115と共に2枚以上の織布または不織布を用いて形成する場合、これらは、例えば、縫製、超音波溶着または熱融着により形成することができる。また、折り目により、少なくとも1つのプリーツ(襞)を形成することができ、これによってマスク本体11が外側に向かって膨らむように立体成形され、種々の顔の大きさに対応する。
本発明のマスク10において、吸水性シート114の内側に、撥水処理されたシート117(図示せず)を積層していることが好ましい。これにより、マスク本体11の内側表面からも保水液Wが滲出することが抑制され、快適性に優れる。撥水処理されたシート117の具体例としては、図4の撥水性不織布112が挙げられる。
撥水処理されたシート117としては、通常マスクに使用されるシート(例えば、不織布やガーゼなど)に、後述の撥水剤を適用することで調製できるが、撥水性を備えているポリエステル系繊維、ポリプロピレン系繊維、またはポリエチレン系繊維からなる不織布をそのまま用いることが好ましい。
本発明のマスク10において、さらに多孔樹脂フィルム115の外側に、親水処理されたシート118(図示せず)を積層していることが好ましい。これにより、保水液Wの供給に影響することなく、多孔樹脂フィルム115の破損等が防止され耐久性が向上する。親水処理されたシート118の具体例としては、図4の親水性不織布116が挙げられる。
親水処理されたシート118としては、ガーゼや親水性の不織布をそのまま用いるか、撥水性の不織布に親水剤を適用して親水性を保持させて用いることでもよい。親水剤としては、例えば、脂肪酸グリセライド、アルコキシ化アルキルフェノール、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、アルキルポリオキシエチレンアルコール、脂肪酸アミド等の非イオン界面活性剤や、脂肪酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩等の界面活性剤が挙げられる。
吸水性シート114に保持される保水液Wは、人体に安全であるとともに、使用者の口腔および/または鼻腔の乾燥を有効に防止する液体であればとくに制限されない。保水液Wは、水であってもよく、または水を主成分とし、水以外の成分を配合することもできる。
水以外の成分としては、メチルパラベン、プロピルパラベンまたはフェノキシエタノールなどの防腐剤、ヒアルロン酸塩またはベタインなどの保湿剤、植物エキス、キサンタンガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、寒天、グアーガムまたはカラギーナンなどの水溶性増粘剤、ユーカリまたはミントなどの香料、香料を可溶化する界面活性剤(例えば、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤またはアニオン性界面活性剤)などが挙げられる。
図4(a)および(b)は、とくに好適な形態である図1のマスク10の一部拡大断面図(X−X断面図)である。図4(a)において、本実施形態のマスク本体11aは、マスクの内側(顔面に触れる側)から外側(顔面に触れる側とは反対側)に向かって、撥水性不織布112、マスク保形シート113、吸水性シート114、多孔樹脂フィルム115および親水性不織布116の順で積層して形成されてなる。また、図4(b)において、本実施形態のマスク本体11bは、マスクの内側から外側に向かって、親水性不織布116、撥水性不織布112、吸水性シート114、多孔樹脂フィルム115および親水性不織布116の順で積層して形成されてなる。
撥水性不織布112を構成する不織布としては、一般のマスクに使用されている周知の不織布を用いることができる。例えば、合成繊維であるポリエステル系繊維、ポリプロピレン系繊維、ナイロン系繊維、ウレタン系繊維またはポリエチレン系繊維等からなる不織布や、天然繊維である羊毛系繊維、レーヨン系繊維、コットン系繊維またはアセテート系繊維等からなる不織布が挙げられ、中でも使用者の快適性の観点からポリプロピレン系繊維からなる不織布が好ましい。
上記の不織布に撥水性を付与するには、撥水剤を前記不織布に添着・塗布する方法が挙げられる。撥水剤としては、人体に対して安全性の高い材料であれば周知のものを使用することができるが、皮膚に対し刺激が少ないものを使用することがより好ましい。またポリエステル系繊維、ポリプロピレン系繊維、またはポリエチレン系繊維からなる不織布は撥水性を備えているので、撥水処理を行わずにそのまま使用することも可能である。
具体的な撥水剤としては、例えば、フッ素系樹脂を含むフッ素系撥水剤、シリコン系樹脂を含むシリコン系撥水剤、パラフィン系撥水剤およびワックス系撥水剤などが挙げられ、中でもフッ素系撥水剤を使用することが好ましい。フッ素系撥水剤としては、例えば、フッ素樹脂エマルションおよびフッ素樹脂水溶液などが挙げられる。また、撥水剤としては、液状または粉末状などの種々の形態のものを使用できる。
撥水剤による処理方法としては、特に限定されず、スプレー、ロール若しくは刷毛などの手段による塗布または含浸などの適宜の方法で前記不織布材料に添着・塗布することができる。処理条件としては、例えば撥水剤としてフッ素系撥水剤を使用した場合、処理温度は通常20℃から70℃、好ましくは20℃から40℃、処理時間は、用いる材料の大きさまたは処理方法にもよるが、通常数秒から数分程度で十分ある。なお、撥水剤の使用量は当業者が適宜設定することができる。また、撥水剤の添着・塗布後、適宜乾燥させることが好ましい。乾燥工程としては、通常100℃から170℃で10秒から5分乾燥するが、好ましくは100℃から120℃で10秒から5分乾燥し、更に150℃から170℃で10秒から5分乾燥する二段階乾燥がよい。
マスク保形シート113としては、マスク10の形状を保ち得る種々の材料を用いることができ、通常は周知の不織布により形成することができる。マスク保形シート113に用いられる不織布としては、例えば、ポリエステル系繊維、ポリプロピレン系繊維、レーヨン系繊維、ナイロン系繊維、アセテート系繊維、羊毛系繊維、コットン系繊維、ウレタン系繊維またはポリエチレン系繊維等からなる不織布等が挙げられる。
最外層側または最内層側に用いる親水性不織布116としては、とくに限定されず、例えば、レーヨン系繊維、ナイロン系繊維、アセテート系繊維、羊毛系繊維、コットン系繊維、またはウレタン系繊維等からなる不織布をそのまま用いるか、ポリエステル系繊維、ポリプロピレン系繊維、またはポリエチレン系繊維からなる不織布を親水剤にて親水処理してから用いても良い。最内層側に親水性不織布116を用いると、使用(装着)感が向上するため好ましい。
なお、吸水性シート114および多孔樹脂フィルム115は上記で説明したとおりである。
なお、耳掛け部12の材料としては、例えば、ポリエステル系繊維、レーヨン系繊維、ナイロン系繊維、ポリウレタン系繊維、ガーゼ、紙および透湿性樹脂シートなどが挙げられる。
更に、本発明のマスク10には目的に応じてマウスバーやノーズフィッターを設けることができる。マウスバーは、マスク10の立体形状を維持するためにマスク本体11の中央部に設けられ、ノーズフィッターは、マスク10を使用者の鼻に密接させるためにマスク本体11の上辺部分に設けられる。マウスバーやノーズフィッターとしては、金属製、ポリエチレン製またはポリプロピレン製などから形成されるテープを使用することができる。
更に、本発明のマスク10には、細菌・ウィルス飛沫や花粉等の侵入を防止するためのメルトブロー不織布や、細菌の増殖を抑えるための抗菌性シートなどを積層することもできる。
図5は、本発明のマスクキット100の一実施形態を説明するための図である。また、図6は、本発明のマスクキット100の使用方法の一実施形態を説明するための図である。本発明のマスクキット100は、前記のマスク10と、マスク10の吸水性シート114に供給する一定量の保水液Wを収容してなる保水液供給体20とを少なくとも含む。
保水液供給体20としては、例えば、供給袋や供給容器等が挙げられる。供給袋としては、例えば、2枚のプラスチックフィルムの四方A、B、C、Dをシールし、内部に一定量の保水液Wを収容可能とする収容スペース202が形成されている供給袋が挙げられる。また、この収容スペース202の上部に注ぎ口2022を設け、好適にはノッチNを形成しておくことにより、図6に示すように、使用者の手によって簡単に注ぎ口2022を開封して、内部の保水液Wを吸水性シート114に供給することができる。
また、供給容器は、例えば、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレートまたはポリプロピレン製であるフレキシブルタイプの(柔軟性のある)プラスチック容器が挙げられ、該プラスチック容器上部に形成した注ぎ口を軽くひねるだけで簡単に開口して内部の保水液Wを吸水性シート114に供給することができる。
保水液供給体20に収容される保水液Wの容量は、5ml以上が好ましく、7ml以上がより好ましい。なお、保水液Wは、マスク本体11の外側からマスク10の吸水性シート114上に直接供給する。
このような構成によれば、睡眠中の使用者の口腔および/または鼻腔の乾燥を有効に防止でき、かつ保水液Wがマスク本体11の外側表面に滲出することが抑制され、例えば、使用者の睡眠中、寝返り等でマスク10と寝具とが接触したとしても、保水液Wが外側表面から滲出する恐れが少なく、寝具の濡れが防止される。
以下、本発明を実施例および比較例により更に説明するが、本発明は下記例に制限されるものではない。
〔実施例1〕
以下に示すようなプリーツ型マスク本体11(175mm×175mm)を調製した。すなわち、マスクの内側から外側に向かって、撥水性不織布112、吸水性シート114、多孔樹脂フィルム115の順で積層した後、プリーツ加工を行ってマスク本体11を調製した。
以下に示すようなプリーツ型マスク本体11(175mm×175mm)を調製した。すなわち、マスクの内側から外側に向かって、撥水性不織布112、吸水性シート114、多孔樹脂フィルム115の順で積層した後、プリーツ加工を行ってマスク本体11を調製した。
撥水性不織布112として、フッ素系撥水剤に浸漬した175mm×175mmのナイロン不織布を用いた。
吸水性シート114として、80mm×175mmのパルプ:ポリプロピレン=80:20(質量比)のシート(目付け:90g/m2、厚さ:0.5mm)を用いた。
多孔樹脂フィルム115として、175mm×175mmのポリエチレンフィルム(厚さ:0.4mm、開口率:34%、浸透時間:2.2秒、ウェットバック:0.06g)を用いた。
(濡れ評価試験)
得られたマスク本体11の外側表面から、吸水性シート114上に、保水液としての水を5ml供給し、10秒間放置した後、外側表面および内側表面を目視および指触し、以下の基準で評価した。その結果を表2に示す。
○:サラサラしている。
△:触ると濡れていることがわかる。
×:触らなくても濡れていることがわかる。
得られたマスク本体11の外側表面から、吸水性シート114上に、保水液としての水を5ml供給し、10秒間放置した後、外側表面および内側表面を目視および指触し、以下の基準で評価した。その結果を表2に示す。
○:サラサラしている。
△:触ると濡れていることがわかる。
×:触らなくても濡れていることがわかる。
〔実施例2および比較例1〜3〕
実施例1において、マスク本体11の層構成を表1に示す様に変更したこと以外は、実施例1を繰り返した。結果を併せて表2に示す。
実施例1において、マスク本体11の層構成を表1に示す様に変更したこと以外は、実施例1を繰り返した。結果を併せて表2に示す。
〔実施例3〕
表1に示すように、マスクの内側から外側に向かって、撥水処理ナイロン不織布、ポリプロピレン不織布、マウスバー(ポリプロピレン製テープ)、パルプ・ポリプロピレン(80:20)シート、ポリエチレンフィルム、親水処理ポリプロピレン不織布の順で積層してマスク本体11を調製した後、ポリエステル系繊維からなる耳かけ部12を設けて本発明のマスク10を得た。
表1に示すように、マスクの内側から外側に向かって、撥水処理ナイロン不織布、ポリプロピレン不織布、マウスバー(ポリプロピレン製テープ)、パルプ・ポリプロピレン(80:20)シート、ポリエチレンフィルム、親水処理ポリプロピレン不織布の順で積層してマスク本体11を調製した後、ポリエステル系繊維からなる耳かけ部12を設けて本発明のマスク10を得た。
〔実施例4〕
表1に示すように、マスクの内側から外側に向かって、親水処理ポリプロピレン不織布、ポリプロピレン不織布、マウスバー(ポリプロピレン製テープ)、パルプ・ポリプロピレン(80:20)シート、ポリエチレンフィルム、親水処理ポリプロピレン不織布の順で積層してマスク本体11を調製した後、ポリエステル系繊維からなる耳かけ部12を設けて本発明のマスク10を得た。
表1に示すように、マスクの内側から外側に向かって、親水処理ポリプロピレン不織布、ポリプロピレン不織布、マウスバー(ポリプロピレン製テープ)、パルプ・ポリプロピレン(80:20)シート、ポリエチレンフィルム、親水処理ポリプロピレン不織布の順で積層してマスク本体11を調製した後、ポリエステル系繊維からなる耳かけ部12を設けて本発明のマスク10を得た。
表2に示すように、実施例1および2のマスク本体11は、比較例のマスク本体に対し、良好な結果であった。更に、実施例1は実施例2と比べて良好な結果であった。
本発明を特定の態様を用いて詳細に説明したが、本発明の意図と範囲を離れることなく様々な変更および変形が可能であることは、当業者にとって明らかである。なお本出願は、2012年6月28日付で出願された日本特許出願(特願2012−144858)に基づいており、その全体が引用により援用される。
10 マスク
11 マスク本体
14 折り目
16 プリーツ
112 撥水性不織布
113 マスク保形シート
114 吸水性シート
115 多孔樹脂フィルム
116 親水性不織布
12 耳掛け部
20 保水液供給体
100 マスクキット
202 収容スペース
2022 注ぎ口
W 保水液
11 マスク本体
14 折り目
16 プリーツ
112 撥水性不織布
113 マスク保形シート
114 吸水性シート
115 多孔樹脂フィルム
116 親水性不織布
12 耳掛け部
20 保水液供給体
100 マスクキット
202 収容スペース
2022 注ぎ口
W 保水液
Claims (9)
- 使用者の顔面の少なくとも一部を覆うための多層構造を有するマスク本体と、該マスク本体の両側に設けられた耳掛け部とを備えたマスクであって、
該マスク本体は、保水液を5ml以上保持出来る吸水性シートと、該吸水性シート中の保水液が該マスク本体の外側表面に滲出するのを抑制する多孔樹脂フィルムを該吸水性シートの外側に積層していることを特徴とするマスク。 - 前記多孔樹脂フィルムが、以下の条件(a)、(b)、(c)および(d)を満たす請求項1に記載のマスク。
(a)厚さ:0.3mm〜0.6mm
(b)開口率:15%〜40%
(c)浸透時間:1秒〜3秒
(d)ウェットバック:0g〜0.1g - 前記マスク本体の吸水性シートの内側に、撥水処理されたシートを積層している請求項1または2に記載のマスク。
- 前記撥水処理されたシートが、撥水性不織布である請求項3に記載のマスク。
- 前記マスク本体の多層構造が、内側から外側に向かって、撥水性不織布、マスク保形シート、吸水性シート、多孔樹脂フィルムおよび親水性不織布の順で積層されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のマスク。
- 前記マスク本体の多層構造が、内側から外側に向かって、親水性不織布、撥水性不織布、吸水性シート、多孔樹脂フィルムおよび親水性不織布の順で積層されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のマスク。
- 前記マスク本体が、使用時に前記マスクの外側に向かって膨らむように立体成形されてなる請求項1〜6のいずれか1項に記載のマスク。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載のマスクと、該マスクの吸水性シートに供給する保水液が収容された保水液供給体とを少なくとも含むマスクキット。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載のマスクの外側から、前記保水液供給体に収容された前記保水液を前記マスクの吸水性シート上に直接供給する工程を含む請求項8に記載のマスクキットの使用方法。
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