[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPS6383152A - 低誘電率熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents

低誘電率熱硬化性樹脂組成物

Info

Publication number
JPS6383152A
JPS6383152A JP22833986A JP22833986A JPS6383152A JP S6383152 A JPS6383152 A JP S6383152A JP 22833986 A JP22833986 A JP 22833986A JP 22833986 A JP22833986 A JP 22833986A JP S6383152 A JPS6383152 A JP S6383152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
butadiene
weight
parts
copolymer
low dielectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22833986A
Other languages
English (en)
Inventor
Morio Take
杜夫 岳
Hidenori Kanehara
秀憲 金原
Masakazu Mogi
茂木 雅一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Gas Chemical Co Inc filed Critical Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Priority to JP22833986A priority Critical patent/JPS6383152A/ja
Publication of JPS6383152A publication Critical patent/JPS6383152A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、低誘電率、低誘電正接の接着性に優れた高耐
熱性の熱硬化性樹脂組成物に関するものであり、積層板
、金属箔張稍層板、成形材料、接着剤、塗料等に好適に
使用さるものである。
〔従来の技術およびその問題点〕
熱硬化性のポリブタジェン樹脂−1,2−ポリブタジェ
ン樹脂は、低誘電率であるが、接着性に劣り、硬化物の
耐熱性も不十分である。又、多官能性シアン酸エステル
樹脂は高耐熱性で高接着性であるが、1.2〜ポリブタ
ジエン樹脂に比較して誘電率が高い。更に、両者はそれ
ぞれメチルエチルケトンやトリクロロエタンに溶解する
が、両者をこれらに同時に溶解したものは相分離するも
のであり、溶媒を用いずに溶融混合した場合にも均質な
混合物を得ることが出来ない。
ポリフェニレンエーテル樹脂は、比較的低誘電率の熱可
塑性樹脂であり、該樹脂と多官能性シアン酸エステル樹
脂類、更にこれにその他の樹脂を配合し、ラジカル重合
開始剤を添加し予備反応させてなる硬化可能な樹脂組成
物(特開昭57(85350号)が知られているが、誘
電率の低下は不十分であった。
又、ポリフェニレンエーテル樹脂100重量部に対して
1.2−ポリブタジェン樹脂5〜20重量部、架橋性モ
ノマー5〜10重量部及びラジカル架橋剤を混合した組
成物(特開昭61−83224号他)が公知であるが、
分子量数千の1.2−ポリブタジェン樹脂を使用する場
合には、組成物から溶媒を除いた場合にも樹脂表面にr
ベタツキ」が残り、特に20重量部より多量に混合すま
とこのrベタツキ」が大きくなる欠点があり、実用上の
問題がある。rベタツキ」を無くす方法として分子ff
1lO万程度の高分子量1,2−ポリブタジェン樹脂を
使用する方法があるが、この方法によれば、溶媒への溶
解性が悪化し、溶液が高粘度になり、流動性に欠けると
いう問題が生じるものであった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、より低誘電率、高耐熱性、高接着性を有し、
混合物にrベタツキ」がなく、相溶性に優れた熱硬化性
樹脂組成物を得るべく鋭意検討した結果、発明したもの
である。
すなわち、本発明は、(a)、ブタジェンとビニル芳香
族化合物との重合による重合体鎖を構成するブタジェン
単位中の50%以上が1,2−結合であるブタジエン−
ビニル芳香族化合物コポリマー100重量部に対して、
(b)、ポリフェニレンエーテル樹脂 20〜100重
量部、(c)、多官能性シアン酸エステル樹脂組成物 
20〜100重量部、(d)、オレフィン性不飽和二重
結合を2個以上含有する化合物のモノマー又はそのプレ
ポリマー5〜30重量部及び(e)、触媒を配合してな
る低誘電率熱硬化性樹脂組成物である。
以下、本発明の構成について説明する。
本発明の成分(a)のブタジエン−ビニル芳香族化合物
コポリマー(以下、単に「成分(a)」という)とは、
ブタジェンとビニル芳香族化合物とを、通常、重量比で
80:20〜20:80、好ましくは70:30〜30
ニア0として共重合反応させた重合体鎖を構成するブタ
ジェン単位中の1,2−結合が50%以上、好ましくは
85%以上であるブロックもしくはランダム共重合体で
あり、融点が10℃以上、好ましくは20℃以上のもの
である。
ここに、ビニル芳香族化合物としては、スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン、クロロスチレン、P
−エチルスチレン、P−メトキシスチレン、ジビニルベ
ンゼンなどが例示される。
成分(a)の重合は、公知のアニオン重合法又はアニオ
ンリビング重合法(特公昭42−17485号、usp
−・3.488.332号等参照)により行うことがで
きるが、後者のブタジェンとビニル芳香族化合物との反
応を一20℃以下の温度で行うアニオンリビング重合法
が、容易にブタジェン単位中の1.2−結合の量を80
%以上、条件によっては85〜95%とでき、又、ブタ
ジェンとビニル芳香族化合物とを同時に又は逐次に添加
することに対応してランダム又はブロック−コポリマー
が容易に得られ、且つコポリマーの分子量の調節も極め
て容易である点から好ましい。
以上の方法で得た成分(a)中のブタジェン成分が80
重量%を越えると、混合物の相溶性が悪化し、逆に、2
0重量%未満では硬化物の耐熱性が悪化するので好まし
くない。又、ブタジェン単位中の1.2−結合単位が5
0%未満になると硬化物の耐熱性が悪化するので好まし
くない。更に、成分(a)の数平均分子量は1.000
〜10.000が好ましく、融点は10℃以上、好まし
くは20℃以上であり、融点が10℃未満では混合物に
粘着性が生じ、作業性が悪化する。
本発明の成分(b)のポリフェニレンエーテル樹脂とは
、下記一般式(1)で示される構造単位を有する単独又
は共重合のポリフェニレンエーテル;このポリフェニレ
ンエーテルにビニル芳香層化合物をグラフト重合して得
られるグラフト共重合体を意味する。
(式中のR1は炭素数1〜3の低級アルキル基、R2お
よびR3は水素原子又は炭素数1〜3の低級アルキル基
である。) 具体的には、ポリ(2,6−シメチルー1,4−)ユニ
レン)エーテル、ポリ(2,6−ジニチルー1,4−)
ユニレン)エーテル、ポリ(2,6−ジプロビルー1,
4−)ユニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−エ
チル)−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メ
チル−6−プロピル)−1,4−7エニレン)エーテル
、ポリ(2−エチル−6−プロピル)−1,4−フェニ
レン)エーテルなどの単独重合体;2,6−シメチルフ
エノール/2、3.6− )リメチルフェノール共重合
体、2,6−シメチルフエノール/ 2.3.6− )
リエチルフェノール共重合体、2.6−シメチルフエノ
ール/ 2.3.6− )リプロビルフェノール共重合
体、2,6−ジニチルフエノール/ 2.3.6− )
リメチルフェノール共重合体、その他の共重合体;更に
ボU(2,6−シメチルー1.4−フ二二レン)エーテ
ルや2.6−シメチルフエノール/ 2.3.6− )
リメチルフェノール共重合体などの単独もしくは共重合
体にスチレンをグラフトしたグラフト共重合体などが挙
げられる。本発明においてはこれらの中で特に、ポリ(
2,6−シメチルー1゜4−フェニレン)エーテル、2
,6−シメチルフエノール/ 2.3.6−ドリメチル
フエノール共重合体およびこれらにスチレンをグラフト
したグラフト共重合体が好ましい。これらのポリフェニ
レンエーテル樹脂は、数平均分子m 1,000〜30
.000であることが好ましいものであり、低分子量の
樹脂を用いると溶解性が良好で、溶液粘度も低くなるの
で好ましく、他方、高分子面の場合には機械的性質が向
上するものであり、目的に応じて、適宜、単独で或いは
組み合わせを選択する。
本発明の成分(c)の多官能性シアン酸エステル樹脂組
成物とは、シアナト基を有する多官能性シアン酸エステ
ル、そのプレポリマー等を必須成分としてなるものであ
り、シアナト樹脂(特公昭41−1928、同45−1
1712、同44−1222.0n−1,190,18
4等)、シアン酸エステル−マレイミド樹脂、シアン酸
エステル−マレイミド−エポキシ樹脂(特公昭54−3
0440、同52−31279、USP−4,110,
364等) 、シアン酸エステル−エポキシ樹脂(特公
昭46−41112)などで代表されるものである。
ここに、成分(c)の必須成分である多官能性シアン酸
エステルとして好適なものは一般式(2):%式%(2
) (式中のmは2以上、通常5以下の整数であり、Rは芳
香族の有機基であって、上記シアナト基は該有機基の芳
香環に結合しているもの)で表される化合物である。具
体的に例示すれば、1.3−又は1.4−ジシアナトベ
ンゼン、1.3.5− )リシアナトベンゼン、1.3
−、1.4−、1.6−、1.8−、2.6−又は、2
,7−ジシアナトナフタレン、1.3.6− )リシア
ナトナフタレン、4.4’−ジシアナトビフェニル、ビ
ス(4−シアナトフェニル)メタン、2,2−ビス(4
−シアナトフェニル)プロパン、2,2−ビス(3,5
−ジクロロ−4−シアナトフェニル)プロパン、2,2
−ビス(3,5−ジブロモ−4−シアナトフェニル)プ
ロパン、ビス(4−シアナトフェニル)エーテル、ビス
(4−シアナトフェニル)チオエーテル、ビス(4−シ
アナトフェニル)スルホン、トリス(4−シアナトフェ
ニル)ホスファイト、トリス(4−シアナトフェニル)
ホスフェート、および末端−011基含有ポリカーボネ
ートオリゴマーとハロゲン化シアンとの反応により得ら
れるシアン酸エステル(USP−4゜026.913 
> 、ノボラックとハロゲン化シアンとの反応により得
られるシアン酸エステル(USP−4,022,755
、同3.448.079)などである。これらのほかに
特公昭41−1928 、同43−18468、同44
−4791、同45−11712、同46−41112
、同47−26853、特開昭51−63149、US
P−3,553,244、同3.755.402、同3
.740.348、同3.595.900、同3.69
4.410及び同4.116.946などに記載のシア
ン酸エステルも用い得る。
また、上述した多官能性シアン酸エステルを鉱酸、ルイ
ス酸、炭酸ナトリウム或いは塩化リチウム等の塩類、ト
リブチルホスフィン等のリン酸エステル類などの触媒の
存在下又は不存在下に重合させて得られるプレポリマー
として用いることができる。これらのプレポリマーは、
前記シアン酸エステル中のシアン基が三量化することに
よって形成されるsym −) Uアジン環を、一般に
分子中に有している。
上述した多官能性シアン酸エステル、そのプレポリマー
は混合物の形で使用でき、単独及び混合物の数平均分子
量300〜6,000、好ましくは1.500以下、特
に300〜1.000の範囲が好ましい。
本発明の成分(d)のオレフィン性不飽和二重結合を2
個以上含有する化合物のモノマー又はそのプレボリマー
とは、アクリレート基やアリル基を分子中に2個以上含
有化合物であり、グリシジルメタクリレートなどのエポ
キシアクリレート;アクリル酸もしくはメタクリル酸と
エチレングリコール、ペンタエリスリトール、ビスフェ
ノールA1ビスフエノールAとエチレンオキシドとの反
応物などの水酸基含有化合物、ビスフェノールA型、フ
ェノールノボラック型などのエポキシ樹脂、アルキッド
樹脂、シリコン樹脂、イソシアネート、メラミンなどと
の反応によるアクリレート基もしくはメタクリレート基
を2個以上有する化合物類;トリアリルイソシアスレー
ト;トリアリルシアヌレートなどが例示されるものであ
る。
本発明の成分(e)の触媒としては、アミン頚、イミダ
ゾール順、有機金属塩類、無機金属塩類、有機過酸化物
などが例示される。これらの触媒のうち、有機金属塩単
独、有機金属塩と有機過酸化物の併用系が好適であり、
有機金属塩としては、ナフテン酸亜鉛、ステアリン酸鉛
、ナフテン酸鉛、オクチル酸亜鉛、オレイン酸銀、オク
チル酸錫、ジブチル錫マレート、ナフテン酸マンガン、
ナフテン酸コバルト、アセチルアセトン鉄、アセチルア
セトンマンガンなどであり、有機過酸化物としては、過
酸化ベンゾイル、2.4−ジクロル過酸化ベンゾイル、
オクタノイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイ
ドなどのジアシルパーオキサイド類;ジ−t−ブチルパ
ーオキサイド、2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブ
チルパーオキシ)ヘキシン−3、ジクミルパーオキサイ
ドなどのジアルキルパーオキサイド類;t−プチルパー
ベンゾエ−1・、t−ブチルパーアセテート、ジ−t−
ブチルパーフタレート、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサンなどのパーオキシエ
ステル類−メチルエチルケトンパーオキサイド、シクロ
ヘキサノンパーオキサイドなどのケトンパーオキサイド
類;ジ−t−ブチルヒドロパーオキサイド、クメンハイ
ドロパーオキサイド、α−フェニルエチルヒドロバーオ
キサイド、シクロへキセニルヒドロパーオキサイドなど
のハイドロパーオキサイド類; 1.1−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)シクロヘキサン、Ll−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)−3,3,5−)リメチルシクロヘキ
サンなどのパーオキシケタール類などが挙げられ、これ
ら硬化触媒の使用量は、一般的な意味での触媒量の範囲
で充分であり、例えば1、全樹脂組成物に対して10重
量%以下、特に5重量%以下の量で使用される。
上記で説明した本発明の各成分の配合割合は、成分(a
) 100重量部に対して、成分(b)20〜100重
量部、゛成分(c)  20〜100重量部、成分(d
)5〜30重塁部の範囲が好適である。
成分(b)が20重量部未満では組成物の相溶性が悪化
し、100重量部を超えると誘電特性が低下するので好
ましくない。成分(c)が20”A ffi部未満では
、硬化物の耐熱性、接着性が不十分となり、又100重
量部を超えると誘電特性が低下するので好ましくない。
更に成分(d)が5重量部未満では組成物の硬化性が低
下し、30重二部を超えると誘電特性が低下するので好
ましくない。
上記の成分(a)〜(e)の組成物よりなる本発明の組
成物には、これらの成分の他に変性用の樹脂類、添加剤
類、補強材類などの公知のものを使用できる。
例えば、成形材料等に使用する場合、ガラス、石英など
の繊維や粉体、ボロンナイトライド粉末、アルミナ粉末
などを充填剤として混合して使用され、積層板や金属箔
張積層板とする場合、本組成物をトルエン、トリクロロ
エチレンなどの溶剤に溶解してワニスとし、公知のガラ
スや石英の織布、不織布、ゾル−ゲル法による合成石英
繊維織布、アラミド繊維布や不織布などの基材に含浸・
乾繰してプリプレグを作り、これを重ねて債層成形する
方法、本発明の組成物を80〜150℃に加熱し溶融し
、これを補強基材に配置し冷却してプリプレグとする方
法が適宜使用される。また、本組成物の溶液を離型性の
シートやフィルム上に塗布・乾怪して、離型シート又は
フィルム付きのフィルムとする方法、金属箔等の表面に
塗布・乾繰して接着剤付きの金属箔等を製造する方法な
どが挙げられる。
以上の方法による本発明組成物の硬化条件は、通常、温
度100〜300℃、好ましくは140〜240℃で塗
料の場合無圧下に、成形の場合は0.1〜1000kg
 / cnt、好ましくは3〜500kg/cfflで
加圧することによる。ここに、成形時間は、30秒〜3
0時間の範囲で選択され、30秒〜100分の比較的短
時間の場合や低温を用いた場合には、成形機より取り出
した後、オーブン中で後硬化することにより、充分硬化
した成形体とするのが好ましい。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例等を記す。尚、例中の添加量は特
に断らない限り重量基準である。
実施例−1 ブタジェン 50部とα−メチルスチレン 501とを
公知のアニオンリビング重合法で共重合させてなる数平
均分子!3,500、ブタジェン単位 49.7%、ブ
タジェン単位中の1.2−結合 90.7%、α−メチ
ルスチレン単位 50.3%のブタジェン−α−メチル
スチレンブロック共重合体100部に、ポリ(2,6−
シメチルー1,4−フェニレンエーテル)(極限粘度0
.45 a/g、 at 25℃ クロロホルム)60
!、2.2−ヒス(4−シアナトフェニル)プロパンを
150℃で8時間加熱攪拌してなる重ユ平均分子ff1
2.800のプレポリマー 30部、ビスフェノールA
のエチレンオキサイド付加物のジメタクリレート(商品
名;NKIステルBP[E−500、粘度400cPS
、at 25℃、ケ/化価142、新中村化学印製) 
10部及び触媒として1,1−ビス(t−ブチルパーオ
キシ)−3,3,5−)リメチルシクロヘキサン0.8
部、アセチルアセトン鉄 0.01部をトリクロルエチ
レンに溶解してワニスとした。
このワニスを厚み0.18 mm、  203g/m’
の平織Eガラス織布に含浸し、140℃で6分間加熱乾
繰して[i−1−5taのプリプレグとし、このプリプ
レグを3枚重ね両面に厚み35g1の電解銅箔を重ね、
温度180℃、圧力50kg/cnfで120分間&F
A成形し、厚み0.85mmの銅張積層板を製造した。
銅張積層板の特性を第1表に示した。
比較例−1 実施例−1において、2,2−ビス(4−シアナトフェ
ニル)プロパンのプレポリマーを用いない他は同様とし
て銅張積層板を得た。
銅張積層板の特性を第1表に示した。
比較例−2 実施例−1において、ポIJ(2,6−シメチルー1゜
・4−フェニレンエーテル)を用いない他は同様として
トリクロルエチレン溶液を製造したが、ブタジェン−α
−メチルスチレンブロック共重合体と2゜2−ビス(4
−シアナトフェニル)プロパンのプレポリマーとが相分
離し、均質なプリプレグを製造することが出来なかった
実施例−2 実施例−1と同様のブタジェン−α−メチルスチレンブ
ロック共重合体100部、同様のポIJ(2,6−シメ
チルー1.4−)ユニレンエーテル)60部及ヒ同様の
ジメタクリレ−1−10部を250℃で10分間混練し
た。
次いで、この混練物に、同様の2,2−ビス(4−シア
ナトフェニル)プロパンのプレポリマー 31を加え、
200℃で2分間混練し、更に触媒としてジクミルパー
オキサイド0.8部を加え150℃で1分間混錬した。
混練物をプレス熱盤間に挟み、170℃で2時間の条件
で成形し厚み1.6mmの平板とした。
この平板の特性を第1表に示した。
実施例−3 ブタジェン 40部とα−メチルスチレン 60部とを
公知のアニオンリビング重合法で共重合させてなる数平
均分子ffi 2,500.ブタジェン単位 39.8
%、ブタジェン単位中の1.2−結合 91.3%、α
−メチルスチレン単位 60.2%のブタジェン−α−
メチルスチレンランダム共重合体100部に、実施例−
1と同様のポリ(2,6−シメチルー1,4−フェニレ
ンエーテル) 50部、トリメチロールプロパントリメ
タクリレート 10部、実施例−1と同様の2.2−ビ
ス(4−シアナトフェニル)プロパンのプレポリマー 
20部及び触媒として 1,1−ビス(t−ブチルパー
オキシ)−3,3,5−1−リメチルシクロヘキサン0
.8部、オクチル酸亜鉛 0.02部を加え、トリクロ
ロエチレンに溶解してワニスとした。
このワニスを厚み0.18mm、200g/m’の平識
石英繊維織布に含浸し、140℃で6分間加熱乾繰して
[1−1−5taのプリプレグとし、このプリプレグを
3枚重ね、両面に厚み18ρの電解銅箔を重ね、温度1
75℃、圧力 40kg / cifで120分間積層
成形し板厚0.75mmの銅張積層板を得た。
この銅張積層板の特性を第1表に示した。
〔発明の作用および効果〕
以上、発明の詳細な説明および参考例、実施例、比較例
などから明白な如く、本発明の低誘電率熱硬化性樹脂組
成物は、全組成成分を使用した場合の相溶性が良好であ
ることから、均質な溶液(ワニス)を容易に得られるも
のであり、且つ、乾煙した場合にも表面の「ベトッキ」
が無いものであることから、積層板類の製造用のプリプ
レグの製造が容易であり、取り扱い性、作業性に優れ、
かつ得られた硬化物の電気特性(特に、低誘電率、低誘
電正接)、接着性、耐熱性その他も極めて良好なもので
ある。また、成形材料としても極めて優れた均質な組成
物が得られるものであることが理解される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (a)、ブタジエンとビニル芳香族化合物との重合によ
    る重合体鎖を構成するブタジエン単位中の50%以上が
    1,2−結合であるブタジエン−ビニル芳香族化合物コ
    ポリマー100重量部に対して、(b)、ポリフェニレ
    ンエーテル樹脂20〜100重量部、(c)、多官能性
    シアン酸エステル樹脂組成物20〜100重量部、(d
    )、オレフィン性不飽和二重結合を2個以上含有する化
    合物のモノマー又はそのプレポリマー5〜30重量部及
    び(e)、触媒を配合してなる低誘電率熱硬化性樹脂組
    成物。
JP22833986A 1986-09-29 1986-09-29 低誘電率熱硬化性樹脂組成物 Pending JPS6383152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22833986A JPS6383152A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 低誘電率熱硬化性樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22833986A JPS6383152A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 低誘電率熱硬化性樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6383152A true JPS6383152A (ja) 1988-04-13

Family

ID=16874909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22833986A Pending JPS6383152A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 低誘電率熱硬化性樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6383152A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011032412A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 接着剤組成物、及び接着フィルム
JP2014506942A (ja) * 2011-02-03 2014-03-20 コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン 熱可塑性接着剤を備えた織物材料で補強されたゴム複合体
WO2015089807A1 (en) * 2013-12-19 2015-06-25 Dow Global Technologies Llc Vinyl-capped poly(phenylene) ether and styrene-butadiene copolymer blends for curable compositions

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011032412A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 接着剤組成物、及び接着フィルム
JP2014506942A (ja) * 2011-02-03 2014-03-20 コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン 熱可塑性接着剤を備えた織物材料で補強されたゴム複合体
WO2015089807A1 (en) * 2013-12-19 2015-06-25 Dow Global Technologies Llc Vinyl-capped poly(phenylene) ether and styrene-butadiene copolymer blends for curable compositions

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6079930B2 (ja) N−置換マレイミド基を有するポリフェニレンエーテル誘導体、並びにそれを用いた熱硬化性樹脂組成物、樹脂ワニス、プリプレグ、金属張積層板、及び多層プリント配線板
JP2674080B2 (ja) 硬化性樹脂組成物
US4780507A (en) Curable thermosetting cyanate ester composition
JP7229422B2 (ja) 硬化性樹脂、硬化性樹脂組成物、及び、硬化物
JP2012122046A (ja) 印刷配線板用樹脂フィルム及びその製造方法
JP2011225639A (ja) 熱硬化性樹脂組成物並びにこれを用いた樹脂ワニス、プリプレグ及び金属張積層板
US4503186A (en) Curable resin composition
TW202122459A (zh) 包含聚苯醚之硬化性組成物、乾膜、預浸體、硬化物、積層板,及電子零件
JP5303853B2 (ja) Ipn型複合体の熱硬化性樹脂組成物並びにこれを用いたワニス、プリプレグ及び金属張積層板
WO2020031545A1 (ja) プリント配線板用樹脂組成物、プリプレグ、積層板、金属箔張積層板、プリント配線板及び多層プリント配線板
JPH0153298B2 (ja)
JPS58164638A (ja) 硬化性樹脂組成物
CN112236464A (zh) 树脂组合物、预浸料、覆金属箔层叠板、树脂片及印刷电路板
JP2017066280A (ja) 熱硬化性樹脂組成物とその製造方法、並びに前記熱硬化性樹脂組成物を有するプリプレグ、金属張積層板、及び多層プリント配線板
JPS6383152A (ja) 低誘電率熱硬化性樹脂組成物
JPS6354419A (ja) 熱硬化性樹脂組成物
JPH02233760A (ja) 末端官能化ポリフェニレンエーテル樹脂およびこれを用いた硬化性樹脂組成物
US4820855A (en) Process for producing polyfunctional cyanate ester polymer
JPS6349694B2 (ja)
JPH0819232B2 (ja) 重合体の製造法
JP2623713B2 (ja) ポリサルホン変性シアナト樹脂の製造法
JP7428981B2 (ja) 硬化性組成物、プリプレグ、レジンシート、金属箔張積層板及びプリント配線板
JP2623714B2 (ja) ポリエーテルイミド変性シアナト樹脂の製造法
JPS62148564A (ja) ポリフエニレンオキサイド樹脂組成物
KR20190035731A (ko) 말레이미드 수지 조성물, 프리프레그, 그 경화물 및 반도체 장치