JPS635646Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS635646Y2 JPS635646Y2 JP9834481U JP9834481U JPS635646Y2 JP S635646 Y2 JPS635646 Y2 JP S635646Y2 JP 9834481 U JP9834481 U JP 9834481U JP 9834481 U JP9834481 U JP 9834481U JP S635646 Y2 JPS635646 Y2 JP S635646Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- threaded part
- receiver
- threaded
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 3
- 241001411320 Eriogonum inflatum Species 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は魔法瓶本体の開口部に取りつけられ
ている栓装置に関するものである。
ている栓装置に関するものである。
一般に魔法瓶の開口部に設けられている栓装置
には第1図イ,ロに示す構造のものが知られてお
り、この構造の栓装置が広く使われている。この
栓装置は魔法瓶本体1の開口部2に取りつけられ
ている受け具3と、この受け具3に螺合する栓体
4とから構成されている。受け具3は第1図イに
示すように、内筒部5と外筒部6と螺合部7とか
ら構成されている。そして、内筒部5は魔法瓶本
体1の開口部2の内側に、外筒部6は同じく開口
部2の外側に嵌合密着されている。また、螺合部
7の内周面の各々対向する半面には、それぞれね
じ山8……が刻設されておりこのねじ山8……は
各々不連続に、かつ各々平行に形成されている。
このようにねじ山8……を形成し螺合し始めるこ
とのできる個所を2ケ所にしたのは、すぐに受け
具3と栓体4とが螺合開始できるようにするため
である。また、螺合部7の側部には外方へ突出す
る注ぎ口9が設けられている。一方、第1図ロに
示すように、栓体4は栓部10と螺合部11と取
手部12とから構成されており、螺合部11の外
周面には、ねじ山13が刻設されている。また、
栓部10と螺合部11との間にはパツキン14が
取りつけられている。
には第1図イ,ロに示す構造のものが知られてお
り、この構造の栓装置が広く使われている。この
栓装置は魔法瓶本体1の開口部2に取りつけられ
ている受け具3と、この受け具3に螺合する栓体
4とから構成されている。受け具3は第1図イに
示すように、内筒部5と外筒部6と螺合部7とか
ら構成されている。そして、内筒部5は魔法瓶本
体1の開口部2の内側に、外筒部6は同じく開口
部2の外側に嵌合密着されている。また、螺合部
7の内周面の各々対向する半面には、それぞれね
じ山8……が刻設されておりこのねじ山8……は
各々不連続に、かつ各々平行に形成されている。
このようにねじ山8……を形成し螺合し始めるこ
とのできる個所を2ケ所にしたのは、すぐに受け
具3と栓体4とが螺合開始できるようにするため
である。また、螺合部7の側部には外方へ突出す
る注ぎ口9が設けられている。一方、第1図ロに
示すように、栓体4は栓部10と螺合部11と取
手部12とから構成されており、螺合部11の外
周面には、ねじ山13が刻設されている。また、
栓部10と螺合部11との間にはパツキン14が
取りつけられている。
しかして、受け具3に栓体4を螺合、緊締する
と、内筒部5に栓部10が嵌合し内筒部5上部に
パツキン14が係止、密着して魔法瓶の内容物が
漏れ出るのを防ぐことになる。逆に内容物を注ぎ
口9から注ぎ出す時は受け具3に対し、栓体4を
適当に緩めてパツキン14と内筒部5間に隙間を
つくりそこから内容物を通過させる。
と、内筒部5に栓部10が嵌合し内筒部5上部に
パツキン14が係止、密着して魔法瓶の内容物が
漏れ出るのを防ぐことになる。逆に内容物を注ぎ
口9から注ぎ出す時は受け具3に対し、栓体4を
適当に緩めてパツキン14と内筒部5間に隙間を
つくりそこから内容物を通過させる。
ところで、上記従来の魔法瓶の栓装置には、下
記のような欠点がある。すなわち、栓体4の受け
具3に対する緩め具合が多すぎると内容物が出過
ぎたり、はなはだしい時には注ぎ口9以外の個所
から漏れ出てしまうし、逆に緩め具合が少なすぎ
ると内容物の出方が少なすぎて困る。そこで、ち
ようどよい注出量を得るためには、一度緩めて試
しに注いでみて、注出量が不適切だつたら、もう
一度適正な位置に緩めなおすなどの面倒な操作を
しなければならなかつた。これに対し栓体4の上
面に目印をつけ、この目印と受け具3の注ぎ口9
とを一致させることにより適正注出量を得ること
ができるようにした製品がつくられているが、こ
の場合は必ず手元を見ながら栓体4を緩めなけれ
ばならず、かえつて面倒であつた。
記のような欠点がある。すなわち、栓体4の受け
具3に対する緩め具合が多すぎると内容物が出過
ぎたり、はなはだしい時には注ぎ口9以外の個所
から漏れ出てしまうし、逆に緩め具合が少なすぎ
ると内容物の出方が少なすぎて困る。そこで、ち
ようどよい注出量を得るためには、一度緩めて試
しに注いでみて、注出量が不適切だつたら、もう
一度適正な位置に緩めなおすなどの面倒な操作を
しなければならなかつた。これに対し栓体4の上
面に目印をつけ、この目印と受け具3の注ぎ口9
とを一致させることにより適正注出量を得ること
ができるようにした製品がつくられているが、こ
の場合は必ず手元を見ながら栓体4を緩めなけれ
ばならず、かえつて面倒であつた。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的は容易に適正な注出量を得ることができ
る魔法瓶の栓装置を提供することにあり、魔法瓶
の栓体の螺合部とこの栓体を受ける受け具の螺合
部とに互に係止する小突起および係止突起とを設
け、小突起と係止突起との配置を栓体を閉状態か
ら開栓方向に回転して適度な注出水量となる開栓
位置で係止突起と小突起とが係合係止する形状と
して配置せしめたことにより、簡単に適正な開栓
位置を確認できるようにしたものである。
その目的は容易に適正な注出量を得ることができ
る魔法瓶の栓装置を提供することにあり、魔法瓶
の栓体の螺合部とこの栓体を受ける受け具の螺合
部とに互に係止する小突起および係止突起とを設
け、小突起と係止突起との配置を栓体を閉状態か
ら開栓方向に回転して適度な注出水量となる開栓
位置で係止突起と小突起とが係合係止する形状と
して配置せしめたことにより、簡単に適正な開栓
位置を確認できるようにしたものである。
以下この考案を図を参照して説明する。第2図
イ,ロおよび第3図イ,ロはこの考案の一実施例
を示すもので、図中第1図イ,ロと同一符号は同
一構成要素を示し、その説明は省略する。第2図
イ,ロにおいて、符号20は小突起であり、この
小突起20は第2図ロに示すように、前記螺合部
7の内周面における相対向する面に刻設されてい
るねじ山8上に相対向する各面に1つずつ一体的
に取りつけられている。そして、第2図イに示す
ように、この小突起20,20′のねじ山8に沿
つて下方にある端部21,21′は、ねじ山8の
外周面に対してほぼ直角をなすように形成されて
おり、ねじ山8に沿つて上方にある小突起20,
20′の他端部22,22′は、ねじ山8の外周面
に対して鋭角をなすように形成されている。
イ,ロおよび第3図イ,ロはこの考案の一実施例
を示すもので、図中第1図イ,ロと同一符号は同
一構成要素を示し、その説明は省略する。第2図
イ,ロにおいて、符号20は小突起であり、この
小突起20は第2図ロに示すように、前記螺合部
7の内周面における相対向する面に刻設されてい
るねじ山8上に相対向する各面に1つずつ一体的
に取りつけられている。そして、第2図イに示す
ように、この小突起20,20′のねじ山8に沿
つて下方にある端部21,21′は、ねじ山8の
外周面に対してほぼ直角をなすように形成されて
おり、ねじ山8に沿つて上方にある小突起20,
20′の他端部22,22′は、ねじ山8の外周面
に対して鋭角をなすように形成されている。
また、第3図イ,ロにおいて、符号23は、受
け具3に栓体4を螺合した時に上記小突起20に
係止する係止突起であり、この係止突起23は第
3図イに示すように、螺合部11のねじ山13間
の溝部24にねじ山13の外周面より低く螺合部
11に一体的に取り付けられている。そして、第
3図イに示すように係止突起23のねじ山13に
沿つて上方にある端部25は、溝部24の底周面
に対してほぼ直角をなすように形成されており、
ねじ山13に沿つて下方にある係止突起23の他
端部26は、溝部24の底周面に対して鋭角をな
すように形成されている。
け具3に栓体4を螺合した時に上記小突起20に
係止する係止突起であり、この係止突起23は第
3図イに示すように、螺合部11のねじ山13間
の溝部24にねじ山13の外周面より低く螺合部
11に一体的に取り付けられている。そして、第
3図イに示すように係止突起23のねじ山13に
沿つて上方にある端部25は、溝部24の底周面
に対してほぼ直角をなすように形成されており、
ねじ山13に沿つて下方にある係止突起23の他
端部26は、溝部24の底周面に対して鋭角をな
すように形成されている。
しかして、上記のように形成された栓体4を受
け具3に嵌合して栓装置を組み立てれば、栓体4
を受け具3に対し適当間隔を緩めると、小突起2
0の端部21に係止突起23の端部25が係止
し、栓体4を緩めすぎないようにすることができ
る。また、このように適当個所で係止されるの
で、手元に注目しなくても適当な注出量を得るこ
とのできる位置に栓体4を緩めることができる。
け具3に嵌合して栓装置を組み立てれば、栓体4
を受け具3に対し適当間隔を緩めると、小突起2
0の端部21に係止突起23の端部25が係止
し、栓体4を緩めすぎないようにすることができ
る。また、このように適当個所で係止されるの
で、手元に注目しなくても適当な注出量を得るこ
とのできる位置に栓体4を緩めることができる。
次に、栓体4を受け具3から取外すにあたつて
は、係止突起23と小突起20との係合が僅かな
段差突起である端部25および端部21により行
なわれているので、幾分大きな力を加えて栓体4
を開栓方向に回転させることにより、上記係止突
起23と小突起20が共に弾性変形してそれぞれ
の係合が解除されて開栓され、さらに栓体4を回
転させることにより受け具3から栓体4を取外す
ことができる。
は、係止突起23と小突起20との係合が僅かな
段差突起である端部25および端部21により行
なわれているので、幾分大きな力を加えて栓体4
を開栓方向に回転させることにより、上記係止突
起23と小突起20が共に弾性変形してそれぞれ
の係合が解除されて開栓され、さらに栓体4を回
転させることにより受け具3から栓体4を取外す
ことができる。
また、栓体4を受け具3に取りつけ施栓する場
合には、栓体4を受け具3に回転螺合して閉方向
に進めるが、係止突起23の直角な端部25およ
び小突起20の直角な端部21と反対側の端部2
6および端部22が周面に対して鋭角とされてい
るので、栓体4の回転はわずかに規制されるもの
の、係合することなく進行し閉栓状態で螺合施栓
することができる。
合には、栓体4を受け具3に回転螺合して閉方向
に進めるが、係止突起23の直角な端部25およ
び小突起20の直角な端部21と反対側の端部2
6および端部22が周面に対して鋭角とされてい
るので、栓体4の回転はわずかに規制されるもの
の、係合することなく進行し閉栓状態で螺合施栓
することができる。
なお、上記実施例においては、受け具の螺合部
に小突起を設け、栓体の螺合部に係止突起を設け
たが、逆に受け具の螺合部に係止突起を、栓体の
螺合部に小突起を設けても同様の効果を得ること
ができる。
に小突起を設け、栓体の螺合部に係止突起を設け
たが、逆に受け具の螺合部に係止突起を、栓体の
螺合部に小突起を設けても同様の効果を得ること
ができる。
以上説明したように、この考案に係る魔法瓶の
栓装置は、魔法瓶の栓体の螺合部とこの栓体を受
ける受け具の螺合部とに互いに係止する小突起お
よび係止突起とを設け、小突起と係止突起との配
置を栓体を閉状態から開栓方向に回転して適度な
注出水量となる開栓位置で係止突起と小突起とが
係合係止する形状として配置せしめた構造なの
で、簡単容易に適正な注出量を得ることのできる
開栓位置を確認できる。
栓装置は、魔法瓶の栓体の螺合部とこの栓体を受
ける受け具の螺合部とに互いに係止する小突起お
よび係止突起とを設け、小突起と係止突起との配
置を栓体を閉状態から開栓方向に回転して適度な
注出水量となる開栓位置で係止突起と小突起とが
係合係止する形状として配置せしめた構造なの
で、簡単容易に適正な注出量を得ることのできる
開栓位置を確認できる。
第1図イ,ロは従来の魔法瓶の栓装置を示すも
ので、第1図イは栓装置の受け具の側断面図、第
1図ロは栓装置の栓体の側面図、第2図イ,ロお
よび第3図イ,ロは、この考案の一実施例を示す
もので、第2図イはこの考案に係る魔法瓶の栓装
置の受け具の側断面図、第2図ロは第2図イにお
けるA−A線に沿う断面図、第3図イはこの考案
に係る魔法瓶の栓装置の栓体の側面図、第3図ロ
は第3図イにおけるB−B線に沿う断面図であ
る。 1……魔法瓶本体、2……開口部、3……受け
具、4……栓体、7,11……螺合部、8,13
……ねじ山、20,20′……小突起、23……
係止突起、24……溝部。
ので、第1図イは栓装置の受け具の側断面図、第
1図ロは栓装置の栓体の側面図、第2図イ,ロお
よび第3図イ,ロは、この考案の一実施例を示す
もので、第2図イはこの考案に係る魔法瓶の栓装
置の受け具の側断面図、第2図ロは第2図イにお
けるA−A線に沿う断面図、第3図イはこの考案
に係る魔法瓶の栓装置の栓体の側面図、第3図ロ
は第3図イにおけるB−B線に沿う断面図であ
る。 1……魔法瓶本体、2……開口部、3……受け
具、4……栓体、7,11……螺合部、8,13
……ねじ山、20,20′……小突起、23……
係止突起、24……溝部。
Claims (1)
- 魔法瓶本体の開口部に取りつけられた内周面に
螺合部を有する受け具と、外周面に螺合部を有し
上記受け具に螺合する栓体とからなつて栓体の回
転により開閉可能とされている魔法瓶の栓装置に
おいて、上記受け具の螺合部または栓体の螺合部
のうち一方の螺合部のねじ山とねじ山との間の溝
部に係止突起を、又上記螺合部に螺合する他方の
螺合部のねじ山上に上記一方の螺合部の溝部の係
止突起に係合する小突起をそれぞれ設けるととも
に、上記一方の螺合部の溝部に設ける係止突起
と、これに係合する他方の螺合部のねじ山上に設
ける小突起との配置を上記栓体を開状態から開栓
方向に回転して適度な注出水量となる開栓位置で
上記係止突起と小突起とが係合係止する形状とし
て配置せしめたことを特徴とする魔法瓶の栓装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9834481U JPS585645U (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | 魔法瓶の栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9834481U JPS585645U (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | 魔法瓶の栓装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS585645U JPS585645U (ja) | 1983-01-14 |
JPS635646Y2 true JPS635646Y2 (ja) | 1988-02-16 |
Family
ID=29893108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9834481U Granted JPS585645U (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | 魔法瓶の栓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS585645U (ja) |
-
1981
- 1981-07-01 JP JP9834481U patent/JPS585645U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS585645U (ja) | 1983-01-14 |
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