JPS63537B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS63537B2 JPS63537B2 JP10900081A JP10900081A JPS63537B2 JP S63537 B2 JPS63537 B2 JP S63537B2 JP 10900081 A JP10900081 A JP 10900081A JP 10900081 A JP10900081 A JP 10900081A JP S63537 B2 JPS63537 B2 JP S63537B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knitted
- fibers
- fabric
- needles
- reversible
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 34
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 24
- 230000002209 hydrophobic effect Effects 0.000 claims description 18
- 238000009940 knitting Methods 0.000 claims description 9
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000035900 sweating Effects 0.000 description 5
- 210000004243 sweat Anatomy 0.000 description 4
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 3
- 210000002268 wool Anatomy 0.000 description 3
- 241000219146 Gossypium Species 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 1
- 235000012766 Cannabis sativa ssp. sativa var. sativa Nutrition 0.000 description 1
- 235000012765 Cannabis sativa ssp. sativa var. spontanea Nutrition 0.000 description 1
- 240000000047 Gossypium barbadense Species 0.000 description 1
- 235000009120 camo Nutrition 0.000 description 1
- 235000005607 chanvre indien Nutrition 0.000 description 1
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011487 hemp Substances 0.000 description 1
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は着ごこちの良好な表面の美しい三層構
造編地の製造方法に関するものである。
造編地の製造方法に関するものである。
従来スポーツ衣料、防寒衣料用編地として着用
性能及び機能性を重視した二層構造又は三層構造
編地の要望が強く種々の編地が開発されている。
特に発汗時に対する着ごこちを改良した方法とし
てリバーシブルの表側を疎水性繊維で構成し裏側
を親水性繊維で構成した2層構造の編地が一般に
使用されている。この編地は人体に接する裏側が
親水性繊維で構成されているため通常状態での着
ごこちは非常に良好であり多少の発汗状態では親
水性繊維が汗を吸水してくれるので特に不快感は
ないが汗のかく度合が多くなると吸水した汗が再
度人体に接触しいわゆるベタツキ感となり著しく
着用感を悪くする欠点があつた。
性能及び機能性を重視した二層構造又は三層構造
編地の要望が強く種々の編地が開発されている。
特に発汗時に対する着ごこちを改良した方法とし
てリバーシブルの表側を疎水性繊維で構成し裏側
を親水性繊維で構成した2層構造の編地が一般に
使用されている。この編地は人体に接する裏側が
親水性繊維で構成されているため通常状態での着
ごこちは非常に良好であり多少の発汗状態では親
水性繊維が汗を吸水してくれるので特に不快感は
ないが汗のかく度合が多くなると吸水した汗が再
度人体に接触しいわゆるベタツキ感となり著しく
着用感を悪くする欠点があつた。
又リバーシブルの表側と裏側の両面を疎水性繊
維で構成し上記ベタツキ感を解消しようとした三
層構造編地も提供されているが吸水効果が劣り特
に人体に直接接する面が疎水性繊維で構成されて
いるため通常状態での着用感は快感とはいえない
欠点があつた。
維で構成し上記ベタツキ感を解消しようとした三
層構造編地も提供されているが吸水効果が劣り特
に人体に直接接する面が疎水性繊維で構成されて
いるため通常状態での着用感は快感とはいえない
欠点があつた。
本発明者等はかかる従来の欠点を補い着ごこち
の良好な三層構造編地を作るべく種々検討した結
果本発明に到達したものであつて、その発明の要
旨とするところは、ダブル編機のダイヤル針とシ
リンダー針とでそれぞれ編成し細い糸でタツク接
結を行つてリバーシブル編地を編成する際リバー
シブル編地の片面を疎水性繊維と該疎水性繊維よ
りも太い親水性繊維とで編成しかつ親水性繊維は
ダイヤル針とシリンダー針によるリバーシブル編
地の中間層にウエルト状態をとらせることを特徴
とする三層構造編地の製法にある。
の良好な三層構造編地を作るべく種々検討した結
果本発明に到達したものであつて、その発明の要
旨とするところは、ダブル編機のダイヤル針とシ
リンダー針とでそれぞれ編成し細い糸でタツク接
結を行つてリバーシブル編地を編成する際リバー
シブル編地の片面を疎水性繊維と該疎水性繊維よ
りも太い親水性繊維とで編成しかつ親水性繊維は
ダイヤル針とシリンダー針によるリバーシブル編
地の中間層にウエルト状態をとらせることを特徴
とする三層構造編地の製法にある。
本発明を図面により更に詳しく説明する。
第1図において給糸口1でダイヤル短針10に
より疎水性繊維aを編成し、給糸口2でダイヤル
長針20により疎水性繊維aを編成する。
より疎水性繊維aを編成し、給糸口2でダイヤル
長針20により疎水性繊維aを編成する。
次の給糸口3ではシリンダー針30を次の給糸
口4よりウエルト状態が少なくなるようにジヤガ
ード選針させ疎水性繊維bを編成し給糸口4では
疎水性繊維bよりも太い親水性繊維cをジヤガー
ド選針によりウエルト状態を長くとらせて編成す
る給糸口5では細い糸dでタツク接結を行う。
口4よりウエルト状態が少なくなるようにジヤガ
ード選針させ疎水性繊維bを編成し給糸口4では
疎水性繊維bよりも太い親水性繊維cをジヤガー
ド選針によりウエルト状態を長くとらせて編成す
る給糸口5では細い糸dでタツク接結を行う。
本発明方法に使用する親水性繊維は綿羊毛、麻
等の天然繊維の他親水性、吸水性、吸湿性等付与
したものも含む。
等の天然繊維の他親水性、吸水性、吸湿性等付与
したものも含む。
又本発明方法による親水性繊維は同じ片面を構
成する疎水性繊維より出来るだけ太い方が効果と
しては大きいが編成上の問題からデニール差で2
〜3倍程度が良好である。
成する疎水性繊維より出来るだけ太い方が効果と
しては大きいが編成上の問題からデニール差で2
〜3倍程度が良好である。
本発明方法による三層構造編地は第2図に示す
ごとくリバーシブルの片面は親水性繊維6と疎水
性繊維7とから構成されかつ親水性繊維6の方が
太い糸を用いているため直接人体に接する部分は
親水性繊維が必然的におおくなり通常時の着ごこ
ちは良好である。
ごとくリバーシブルの片面は親水性繊維6と疎水
性繊維7とから構成されかつ親水性繊維6の方が
太い糸を用いているため直接人体に接する部分は
親水性繊維が必然的におおくなり通常時の着ごこ
ちは良好である。
又発汗時には親水性繊維6により汗が吸収され
量が多くなれば矢印の方向に移動し抱水后表側の
層8を通して外気の放出されるため発汗時も非常
に快適である。
量が多くなれば矢印の方向に移動し抱水后表側の
層8を通して外気の放出されるため発汗時も非常
に快適である。
又発汗作用が激しいときでも疎水性繊維7によ
りかなりの逆流が防止できいわゆるベタツキはか
なり解消出来、すべての状態で快適な着ごこちを
有する三層構造編地を提供することが出来る。
りかなりの逆流が防止できいわゆるベタツキはか
なり解消出来、すべての状態で快適な着ごこちを
有する三層構造編地を提供することが出来る。
又本発明方法による三層構造編地は特殊な機械
や複雑な工程を必要とせず従来の編機でかつ一工
程で製造でき非常に経済的である。
や複雑な工程を必要とせず従来の編機でかつ一工
程で製造でき非常に経済的である。
実施例 1
24Gのダブルジヤガード編機を用い第1図の疎
水性繊維aとして150デニールのポリエステル仮
撚加工糸を用いダイヤル短針及び長針によりそれ
ぞれ給糸口1及び2で編成した。給糸口3及び4
では第3図のごときジヤガード柄を疎水性センイ
bとして100デニールのポリエステル仮撚加工糸、
親水性センイcとして20/1c.c.の綿糸を用いて
編成し20デニールのポリエステルフイラメントで
接結した。〔尚第3図において×印の部分は綿糸、
無印の部分はポリエステル仮撚加工糸である。〕 染色・仕上后トレパンを作り着用したところ綿
の清涼感のある非常に優れた着ごこちで運動によ
りかなり発汗したときでもほとんどベタツキは感
じず快適であつた。
水性繊維aとして150デニールのポリエステル仮
撚加工糸を用いダイヤル短針及び長針によりそれ
ぞれ給糸口1及び2で編成した。給糸口3及び4
では第3図のごときジヤガード柄を疎水性センイ
bとして100デニールのポリエステル仮撚加工糸、
親水性センイcとして20/1c.c.の綿糸を用いて
編成し20デニールのポリエステルフイラメントで
接結した。〔尚第3図において×印の部分は綿糸、
無印の部分はポリエステル仮撚加工糸である。〕 染色・仕上后トレパンを作り着用したところ綿
の清涼感のある非常に優れた着ごこちで運動によ
りかなり発汗したときでもほとんどベタツキは感
じず快適であつた。
実施例 2
18Gのダブルジヤガード編機を用い第1図の疎
水性繊維aとして300デニールのポリエステル仮
撚加工糸を用いダイヤル短針及び長針によりそれ
ぞれ給糸口1及び2で編成した。給糸口3及び4
では第4図のごときジヤガード柄を疎水性繊維b
として150デニールのポリエステル仮撚加工糸、
親水性繊維cとして1/24M.Cの羊毛紡績糸を用
いて編成し30デニールのポリエステルフイラメン
トでタツク接結した。〔尚第4図において、×印は
羊毛紡績糸、無印はポリエステル仮撚加工糸であ
る。〕 染色仕上后トレーナを試作着用した結果羊毛が
内側のため非常に暖く又ジヨギングで汗をかいた
場合でもベタツキ感はほとんどなく非常に快適で
あつた。
水性繊維aとして300デニールのポリエステル仮
撚加工糸を用いダイヤル短針及び長針によりそれ
ぞれ給糸口1及び2で編成した。給糸口3及び4
では第4図のごときジヤガード柄を疎水性繊維b
として150デニールのポリエステル仮撚加工糸、
親水性繊維cとして1/24M.Cの羊毛紡績糸を用
いて編成し30デニールのポリエステルフイラメン
トでタツク接結した。〔尚第4図において、×印は
羊毛紡績糸、無印はポリエステル仮撚加工糸であ
る。〕 染色仕上后トレーナを試作着用した結果羊毛が
内側のため非常に暖く又ジヨギングで汗をかいた
場合でもベタツキ感はほとんどなく非常に快適で
あつた。
第1図は本発明による組織図の一例、第2図は
本発明により編成された三層構造編地の横断面
図、第3図及び第4図は、その各種裏面図であ
り、第1図及び第2図において1〜5は給糸口、
6は親水性繊維、7は疎水性繊維である。
本発明により編成された三層構造編地の横断面
図、第3図及び第4図は、その各種裏面図であ
り、第1図及び第2図において1〜5は給糸口、
6は親水性繊維、7は疎水性繊維である。
Claims (1)
- 1 ダブル編機のダイヤル針とシリンダ針とでそ
れぞれ編成し且つ細い糸でタツク接結を行つてリ
バーシブル編地を編成する際、リバーシブル編地
の片面を疎水性繊維と該疎水性繊維より太い親水
性繊維で編成し、且つ親水性繊維はダイヤル針と
シリンダー針によるリバーシブル編地の中間層に
ウエルト状態をとらせることを特徴とする三層構
造編地の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10900081A JPS5813750A (ja) | 1981-07-13 | 1981-07-13 | 三層構造編地の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10900081A JPS5813750A (ja) | 1981-07-13 | 1981-07-13 | 三層構造編地の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5813750A JPS5813750A (ja) | 1983-01-26 |
JPS63537B2 true JPS63537B2 (ja) | 1988-01-07 |
Family
ID=14499024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10900081A Granted JPS5813750A (ja) | 1981-07-13 | 1981-07-13 | 三層構造編地の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5813750A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003286636A (ja) * | 2002-03-26 | 2003-10-10 | Precision Fukuhara Works Ltd | ジャガードダンボールニット編地、及びその編成方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59169386U (ja) * | 1983-04-25 | 1984-11-13 | 東洋紡績株式会社 | 三層構造の布帛 |
JPS6253454A (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-09 | 帝人株式会社 | 吸水保温性編地 |
JPH0823101B2 (ja) * | 1987-04-08 | 1996-03-06 | ジエ イー モルガン ニイツテイング ミルス インコーポレイテツド | 断熱用布及びその製造方法 |
-
1981
- 1981-07-13 JP JP10900081A patent/JPS5813750A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003286636A (ja) * | 2002-03-26 | 2003-10-10 | Precision Fukuhara Works Ltd | ジャガードダンボールニット編地、及びその編成方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5813750A (ja) | 1983-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5508098A (en) | Two-layer knitted fabric for active and leisure wear | |
US6509285B1 (en) | Fabric for moisture management | |
WO2018180801A1 (ja) | 衣料 | |
JPS63537B2 (ja) | ||
JPH03185159A (ja) | 濡れ感の少ない編地 | |
JPH0441750A (ja) | 濡れ感の少ない多層構造編地 | |
JPS6229500Y2 (ja) | ||
JP3610102B2 (ja) | 両面編地 | |
JPS632470Y2 (ja) | ||
JP3406849B2 (ja) | 保温性肌着 | |
JPS60126357A (ja) | 偏在吸水性編地 | |
JP3420083B2 (ja) | 二層構造布帛 | |
CN218889319U (zh) | 双面散湿凸面浮雕上衣面料 | |
JPS60119253A (ja) | 偏在吸水性編地 | |
JPH055Y2 (ja) | ||
JPH031506Y2 (ja) | ||
JPH0116934B2 (ja) | ||
CN216838415U (zh) | 一种新型抗菌针织面料 | |
JPS602220Y2 (ja) | シングル編地 | |
JPS6229499Y2 (ja) | ||
JPS605020Y2 (ja) | 両面編地 | |
JPS605021Y2 (ja) | 多層構造編地 | |
JPH0742788U (ja) | スポーツ衣料用等に使用されるニット生地 | |
JPS632468Y2 (ja) | ||
JPS58711Y2 (ja) | 吸水性パイルメリヤス |