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JPS6351374A - イミダゾール誘導体、それらの製造法及び薬剤としての使用 - Google Patents

イミダゾール誘導体、それらの製造法及び薬剤としての使用

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Publication number
JPS6351374A
JPS6351374A JP62203585A JP20358587A JPS6351374A JP S6351374 A JPS6351374 A JP S6351374A JP 62203585 A JP62203585 A JP 62203585A JP 20358587 A JP20358587 A JP 20358587A JP S6351374 A JPS6351374 A JP S6351374A
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JP
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compound
alkyl
formulas
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Application number
JP62203585A
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ダンクウオート・クリストフア・フエンスケ
エリザベス・アン・クウオー
ウイルフレツド・ロジヤー・タリー
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Sanofi Aventis France
Original Assignee
Roussel Uclaf SA
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Publication date
Application filed by Roussel Uclaf SA filed Critical Roussel Uclaf SA
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    • C07D471/04Ortho-condensed systems
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    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、イミダゾール訪導体及びその塩、それらの製
造法、それらの薬剤としての使用に関する。
〔発明の詳細な説明〕
本発明の特徴の一つによれば、次式I ム 〔ここで、 CH。
c、+i アルキル基を表わす)の基を表わし、又は式
−〇EC−R’ (ここでR′は水素原子、C,−、フ
ルキル若しくはヒドロキシアルキル基又はC4−111
アリール基(このアリール基はそれ自体ハロゲン原子、
ヒドロキシ、カルボキシ、トリフルオルメチル基、C1
4アルキル及びアルコキシ基のうちから選ばれる1個以
上の置換基で置換されていてよい)を表わす)の基を表
わし、 人は自−3アルキル基を表わし、BとGViそれらの結
合している炭素原子とともにカルボニル又はチオカルボ
ニル基を表わしかつDはCI−II アルキル基又はフ
ェニル基(このフェニル基はそれ自体ハロゲン原子、ヒ
ドロキシ、カルボキシ、トリフルオルメチル基、Cl−
1アルキル及びアルコキシ基のうちから選ばれる1個以
上の置換基で置換されていてよい)を表わすか、成るい
はAとBは一緒になって一つの結合を表わし、GはCを
s アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルス
ルフィニル又はフルキルスルホニル基ヲ表わしかつDは
Cをsアルキル基又はフェニル基(このフェニル基はそ
れ自体ハロゲン原子、ヒドロキシ、カルボキシ、トリフ
ルオルメチル基、Cをa アルキル及びアルコキシ基の
うちから選ばれる1個以上の置換基によって置換されて
いてよい)を表わすか、成るいは AとBは一緒になって一つの結合を表わしかつGとDは
一緒になって次式 (ここでXFiCl−aアルコキシ又はアルキルチオ基
を表わし、Y及びY′は 同−又は異なっていてよく、
それぞれ水素原子又はCをSアルキル基を表わす) の基?:表わし、 Eは水素又はハロゲン原子を表わす。
fcだし、AとBが一緒になって一つの結合を表わしか
つGとDが一緒になって次式 (ここでX、 Y及びY′は前記の通シである)の基を
表わすときに、R,が式−C−R(Rは前記Cl。
の通シである)の基を表わす場合にはEは水素原子を表
わし得ないものとする〕 の化合物並びにその酸付加塩が提供される。
上記の式■の化合物において、AとBが一緒になって一
つの結合上表わしかつGとDが一緒になって次式 の基を表わす場合には、得られる2般式Iの化合物は二
つの可能な構造式、即ち、それぞれのいずれかを有する
ことがわかる。
用語r C1−5アルキル基」とは、本明細書で用いる
ときは、メチル、エチル、n−プロピル若しくはイソプ
ロピル基、又は直鎖状若しくは分岐鎖状のブチル若しく
はペンチル基をいう。
用m r Ct −a ヒドロキシアルキル基」とは、
ここではヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロ
キシ−n−プロピル若しくはヒドロキシインプロピル基
、又は直鎖状若しくは分岐鎖状のヒドロキシブチル若し
くはヒドロキシペンチル基をいう。
用語「Cm−5tsアリール基」とは、ここでは、フェ
ニル又はす7テル基を含み、それらのいずれも上述のよ
うに置換されていてよい。
用語「C1−5アルコキシ基」とは、ここでは、メトキ
シ、エトキシ、n−プロポキシ若しくはインプロポキシ
基、又は直鎖状若しくは分岐鎖状のブトキシ若しくはペ
ンチルオキシ基をいう。
用語「Cをsアルキルチオ基」とは、ここでは、メチル
チオ、エチルチオ、n−プロピルチオ若しくはイソプロ
ピルチオ基、又は直鎖状若しくは分岐鎖状のブチルチオ
若しくはペンチルチオ基tいう。
用語r Cx−a アルキルスルフィニル基」とは、メ
チルスルフィニル、エチルスルフィニル、n−プロビル
スルフイニルiL<Hイソプロピルスルフィニル基、又
は直鎖状若しくは分岐鎖状のブチルスルフィニルiL<
はペンチルスルフィニル基金いう。
用語r Cx−5アルキルスルホニル基」とは、ここで
ハ、メチルスルホニル、エチルスルホニル、n−プロピ
ルスルホニルti L < ハイソブロビルスルホニル
基、又は直鎖状若しくは分岐鎖状のブチルスルホニル若
L<はペンチルスルホニル基ヲイう。
前記の塩は、製薬用としては、生理学上許容できる酸付
加塩であるが、その他の塩類も例えば式■の化合物並び
にそれらの生理学上許容できる酸付加塩の製造に使用で
きることが認められる。表現「酸付加塩」とは、ここで
は、無機又は有機酸で形成される塩を含む。好適な酸は
、例えば、塩酸、臭化水素駿、よう化水素酸、硝酸、硫
酸、シん酸、酢酸、ぎ酸、プロピオン酸、安息香酸、マ
レイン酸、フマル酸、こはく酸、酒石酸、くえん酸、し
ゆう酸、グリオキシル酸、アスパラギン酸、メタンスル
ホン酸のようなアルカンスルホン酸及びベンゼンスルホ
ン酸のようなアリールスルホン酸を含む。
本発明による好ましい化合物としては、R1が式−〇−
R(Rは上で記載の通シである)の基をCH! 表わしかつEがハロゲン原子を表わす式■の化合物並び
にその酸付加塩があげられ、さらにR1が式−〇ミC−
R’(R’は上で記載の通シである)の基を表わしかつ
Eがハロゲン原子を表わす式■の化合物並びKその酸付
加塩があげられる。
また好ましいのは、AとBが一緒になって一つの結合を
表わしかつGとDが一緒になって次式(ここでXaはメ
トキシ又はメチルチオ基ヲ懺わし、Ya及びY’aは同
−又は異なっていてよく、それぞれ水素原子又はメチル
若しくはエチル基を表わす) の基を表わしかつEがハロゲン原子を表わす式Iの化合
物並びにその酸付加塩があげられる。
本発明の好ましい化合物の例は、AとBが一緒になって
一つの結合を表わし、GがCl−5アルキルチオ基を表
わしかつDが置換されていてよいフェニル基を表わす式
Iの化合物並びKその酸付加塩を含む。
本発明の特に好ましい化合物としては、下記のものがあ
げられる。
1−(3−ブロム−6−エチル−5−メチルーフ−メチ
ルチオイミダゾ(1,2−a )ピリミジン−2−イル
)−2−メチル−2−プロペン−1−オン、 1−〔5−ブロム−1−(4−エチルフェニル)−2−
メチルチオイミダゾール−4−イルツー2−メチル−2
−プロペン−1−オン、 1−〔5−ブロム−1−(4−メトキシフェニル)−2
−メチルチオイミダゾール−4−イルツー2−プロペン
−1−オン、 1−(6−ブロム−6−ニチルーフーメトキシー5−メ
チルイミダゾ(1,2−a )ピリミジン−2−イル)
−2−プロペン−1−オン、1−(3−ブロム−6−ニ
チルー7−メトキシー5−メチルイミダゾ(1,2−a
 )ピリミジン−2−イル)−6−フェニル−2−プロ
ペン−1−オン、 これらの化合物の酸付加塩。
本発明による新規な化合物は、例えば下記の方法によっ
て製造することができる。
GA)Eが水素原子を表わす本発明の化合物を製造する
次めには、次式■ (ここで、町、A、E、G及びDは上で記載の通シであ
る) の適当な化合物を適当な酸化剤(例えば二酸化マンガン
>1用いて酸化し、次いで゛所望ならば、得られた式I
の化合物を塩形成することが、らなる。
上記の反応は、例えばクロロホルムのような有機溶媒の
存在下に反応混合物の還流温度で具合よく行われる。
式■の化合物は1例えは、次式■ H (ここで、A、B、G及びDは上で記載の通りである) の適尚な化合物を適当なR1eカルボアニオン源、例え
ば、次式■ R1−Mg Br         (I[I)(ここ
で、R1は上で記載の通シである)のグリニヤー試薬又
は次式■□ R,−Ls          (I[[A)(ここで
RIFi上で記載の通シである)のアルキルリチウムで
処理することによって製造することができる。
上記の反応は、例えばナト2ヒドロフランのような不活
性有機溶媒の存在下に具合よく行われる。
CB)  Eがハロゲン原子を表わす本発明のある稲の
化合物、即ち次式 IB 〔ここで、 R/1は式−〇−R(Rは上で記載の通りである)島2 の基を表わすか又は式−CEC−R’ (R’は 上で
記載の通シである)の基を表わし、 A′はC1−@アルキル基金表わし、B′とG′はそれ
らが結合している炭素原子とともにカルボニル又はチオ
カルボニル基を弐わしかつD′はC5−5アルキル基又
はフェニル基(このフェニル基はそれ自体ハロゲン原子
、ヒドロキシ、カルボキ、シ、トリフルオルメチル基、
C1−It アルキル及びアルコキシ基のうちから選ば
れる1個以上の置換基で置換されていてよい)を表わす
か、成るいはA′とB′は一緒になって一つの結合を表
わし、GlはCl−1アルキル又はアルキルチオ基を表
わしかつD′はcをiアルキル基又は置換されていてよ
いフェニル基(このフェニル基はそれ自体ハロゲン原子
、ヒドロキシ、カルボキシ、トリフルオルメチル基、C
1−5アルキル及びアルコキシ基のうちから選ばれる1
個以上の置換基で置換されていてよい)′ft表わすか
、成るいはA ′とB′は一緒になって二つの結合ヲ表わしかつG′と
D′は一緒になって (ここで、X、Y及びY′は上で記載の通シである)の
基を表わし、 Halはハロゲン原子を表わす〕 の化合物並びにその酸付加塩を製造するためには、(こ
こで、R/!、A′、B′、G′及びD′は前記の通シ
である) の化合物’kN−ハロスクシンイミドと反応させ、次い
で所望ならば得られた一般式■3 の化合物を塩形成す
ることからなる。
上記の反応は、例えば、クロロホルム又は四塩化炭素の
ような有機溶媒の存在下に有利に行われる。
前記の弐−のある種の化合物は本発明に従う化合物であ
って、前記の方法人によって製造でき、残シの式への化
合物は類似の方法によって製造できることがわかる。
(C)  AとBが一緒になって一つの結合を表わしが
つGが自−Sアルキルスルフィニル又はアルキルスルホ
ニル基を表わす本発明の化合物、即ち、次式ID (ここで、R1、D及びEは上で記載の通シであシ、A
lkは自−6アルキル基を表わし、nは1又は2である
) の化合物並びにその酸付加塩tg造するためには、次式
 I。
(ここで、R1、D及びEは上で記載の通シであシ、A
lkは前記の通シであり、n′は0又は1である)の適
当な化合物を適当な酸化剤(例えばメタ過よう素酸ナト
リウム)を用いて酸化し、次いで所望ならば得られた式
■。の化合物を塩形成することからなる。
この反応は、例えば、低級アルカノール(例えばメタノ
ール)の水溶液のような適当な有機溶媒の存在下に適当
な温度(例えば50℃)で具合よく行われる。
nが1である式ID の化合物(即ち、アルキルスルフ
ィニル誘導体)を製造する次めには、反応は、n′が0
である式ICの対応化合物を1尚斂の酸化剤で処理する
ことに限定されることがわかる。
しかし、nが2である式■。の化合物(即ち、アルキル
スルホニル誘導体)は、原則として、上記の別法の一つ
に“よって製造することができる。しかして、後者の酸
化は、n′が0でおる式ICの対応化合物を2当量以上
の酸化剤によシ処理することによって又はn′が1であ
る式■。の対応化合物t1a量以上の酸化剤によシ処理
することによって行うことができる。
Q))  Rt及びDの少々くとも一つがヒドロキシ基
を含有する本発明の式Iの化合物を製造するためには、
次式V Σ (ことで、A、B、G及びEは上で記載の通シであシ、
D” はDについて記載したようなものであるか又は本
発明の所望化合物のDが遊離のヒドロキシル基を含有す
る場合には保護されたヒドロキシ基金含有するDの先駆
体であシ、R”lはR1について記載したようなもので
おるか又は本発明の所望化合物のR1が遊離のヒドロキ
シ基を含有する場合には保護されたヒドロキシ基を含有
するR。
の先駆体である。ただし、D”及びR″1の少なくとも
一つはそれぞれ保護されたヒドロキシ基を含有するD又
はR1の先駆体でなければならない)の適当な化合物の
脱保護ヲ行うことからなる。
式■の化合物は、R,及び(又は)Dに和尚する氷が保
護され九ヒドロキシル基金含有する適当な出発物質を用
いて前記の方法囚〜(C)に記載した方法と類似の方法
によって製造することができる。
前記の説明から明らかなように、本発明に従う化合物の
おる種のものは、遊離のヒドロキシ基を含有し、したが
って、その化合物の製造中においては遊離のヒドロキシ
基を保護することが必要であシ又は望ましい。そのよう
な状況では、保り基は合成期間を通じて適所に留まり、
そしてその最終工程として慣用の方法(例えば加水分解
)により除去される。
例えば、R’がCl−5ヒドロキシアルキル基を表わす
場合には、用いられる保護基は、脂肪族ヒドロキシ基の
保護に慣用されるタイプのものが好ましい。典型的なψ
jはテトラヒドロピラニル基であるが、その他の好適な
保護基も当業者には明らかである。しかして、この場合
には、基R1のR′部分が適当に保護されたC1−8 
ヒドロキシアルキル基を表わす式■又は■いの化合物が
用いられ、そして式■の適当な化合物と反応せしめられ
る。このよりにして得られた式■の保護された誘導体は
、前述の方法(4)〜(Qの一つ以上に従って、適宜に
用いることができ、ヒドロキシ置換基上の保護基は一連
の合成における残シ工程のために保持され、その除去は
合成の最終工程で行われる。このような方法を以下に示
す例22及び23に記載する。
同様にR′がヒドロキシ置換C6−□。アリール基を表
わし及び(又は)ヒドロキシ置換フェニル基を表わす場
合には、用いられる保護基は、芳香族ヒドロキシ基の保
護に慣用されているタイプのものが好ましい。その典型
的な例はベンジル基であるが、前記のようにその他の好
適な保護基は当業者には明らかである。また、一連の合
成において中間体として係ってくる式■の保護された誘
導体も前述の方法囚〜(C)の一つ以上に従って適宜に
用いることができる。前述のように、ヒドロキシ置換基
上の保護基は一連の合成における残シの工程のために保
持され、その除去は合成の最終工程で行われる。そのよ
うな方法は以下の例14に記載する。
本発明による方法から得られる式Iの化合物は塩基性で
あり、したがって、所望ならば無機又は有機酸により、
例えば塩基としての化合物全化学量論的量の対応酸の適
当な溶媒溶液で反応させるような慣用の方法によってそ
の酸付加塩、特に生理学上許容できる酸付加塩に変換す
ることができる。このよう外環は、遊離塩基自体全中間
で単離する必要もまく反応混合物中のその場所で製造す
ることができる。これとは逆に、得られた式Iの化合物
の酸付加塩は所望ならば次いで式■の化合物に又はさら
に他の酸付加塩に変換することができる。
本発明の化合物は、非常に有益な薬理学的性質を持って
いる。特に、それらは抗炎症作用を有し、特に、アラキ
ドン龍放出、その結果としてのエイコテノイド生合成を
制限することによって炎症/免疫細胞機能を緩和させる
能力の点で抗炎症作用を持っていることがわかった。し
たがって、式■の新規化合物並びにその生理学上許容で
きる酸付加塩は、その抗炎症作用の故に薬剤として使用
するのに好適なものである。
したがって、本発明は、治療に使用するための弐Iの化
合物並びにその生理学的に許容できる酸付加塩を提供す
る。
これに関して好ましいのは、R1が式−〇−RCH鵞 (Rは上で記載の通シである)の基を表わしかつEがハ
ロゲン原子ヲ宍わす式Iの化合物並びにその生理学上許
容できる酸付加塩である。
また、これに関して好ましいのは、R1が式−CミC−
R’(R’は上で記載の通υである)の基を表わしかつ
Eがハロゲン原子f、表わす式■の化合物並びにその生
理学上許容できる酸付加塩である。
これに関して好ましいのは、 AとBが一緒になって一つの結合を表わしかつGとDが
一緒になって次式 (ここでXaはメトキシ又はメチルチオ基を表わし、Y
a及びY’aは同−又は異なっていてよく、それぞれ水
素原子又はメチル若しくはエチル基金表わす) の基を表わしかつEがハロゲン原子を表わす式■の化合
物並びにその生理学上許容できる酸付加塩、さらに、 AとBが一緒になって一つの結合を表わし、Gが01−
、アルキルチオ基ヲ貴わしかつDが置換されてよいフェ
ニル基を表わす式■の化合物並びにその生理学上許容で
きる酸付加塩である。
ま九、これに関して特に好ましいのは、下記の化合物で
ある。
1−(3−ブロム−6−エチル−5−メチルーフ−メチ
ルチオイミダゾ(1,2−a )ピリミジン−2−イル
)−2−メチル−2−プロペン−1−オン、 1−〔5−ブロム−1−(4−エチルフェニル)−2−
メチルチオイミダゾール−4−イルツー2−メチル−2
−プロペン−1−オン、 1−〔5−ブロム−1−(4−メトキシフェニル)−2
−メチルチオイミダゾール−4−イルツー2−プロペン
−1−オン、 1−(3−ブロム−6−ニチルー7−・メトキシ−5−
メチルイミダゾ(1,2−a )ピリミジン−2−イル
)−2−プロペン−1−オン、1−(3−ブロム−6−
ニゲルーフ−メトキシ−5−メチルイミダゾ(: 1.
2− a :lピリミジン−2−イル)−3−フェニル
−2−プロピン−1−オン、 これらの化合物の生理学上許容できる酸付加塩。
このような化合物は、例えば各種の炎症性の及び免疫学
上の障害(例えばリュウマチ様関節炎、骨関節炎、乾鮮
)の治療に使用することができる。
本発明のさらに他の特色によれば、前記の式Iの化合物
又はその生理学上許容できる酸付加基金活性成分として
含有し、そして1′m以上の製薬用担体又は賦形剤を併
用した製薬組成物が提供される。
製剤として投与するためには、式Iの化合物並びにその
生理学上許容できる酸付加塩は、裂すれば他の活性成分
と併用して、経口又は非経口的投与を行うため医薬に慣
用されている組成物に配合することができる。製薬組成
物は固体でも液状でもよく、製薬業で慣用されている担
体及び賦形剤を使用する。好ましい製剤としては、例え
ば錠剤(例えば無味の又は糖衣錠剤)、カプセル(ゼラ
チンカプセルを含む)、粉末、生薬、エアロゾール、注
射用調合剤であって、慣用の方法で製造される。
活性成分は、製薬組成物に慣用されている賦形剤、例え
ばメルク、アラビアゴム、ラクトース、でん粉、ステア
リン酸マグネシウム、ココアバター、水性又は非水性ビ
ヒクル、動物又は植物起源の脂肪物質、パラフィン誘導
体、グリコール、各種の湿潤、分散若しくは乳化剤及び
(又は)保存剤と併用できる。
製薬組成物は、好ましくは、各単位が一定量の活性成分
を供給するようにされた薬用量単位として処方すること
ができる。1日当シの総菜用量は、用いる化合物に左右
されるが、一般には成人に経口投与するには0.1〜2
00■の範囲内であってよい。しかしながら、この集用
Jjkは、また治療する対象、投与経路及び患者によっ
ても変る。
さらに、本発明の他の特色によれば、前記の式Iの化合
物又はその生理学上許容できる酸付加塩の有効量を7り
者に投与することからなる炎症性の及び(又は)免疫学
上の障害を受けfc患者又は受は易い者の治療方法が提
供される。
式■のイミダゾール−4−カルボキサアルデヒドは、H
e1v、 Chirn、 Aeta、  1960.4
3.1787及びTetrahedron、 1965
.19.1883に記載の方法を修正することによって
製造することができる。そのような製造例は製造Aとし
て以下に示す。
式■のイミダゾ(1,2−a :]]ピリミジンー2−
カルボキサアルデヒは、例えば、英国特許公告第2.1
2 & 989号に記載のような方法で又はとれに類似
の方法で製造することができ、またA′とB′が一緒に
なって一つの結合を表わし、G′とD′が一緒になって
次式 (ここで、X%Y及びY′は上で記載の通シである)の
基ヲ衣わしかつR/1が式−〇−R(ここでRはH2 上で記載の通)である)を表わす式IA の化合物も同
様に製造できる。このものはそれ自体本発明の化合物で
はないが、式I3  の各化合物の有用な中間体である
(前述の方法(B) ’を参照)。そのよう々製造例は
以下に示す製造Hに記載する。
式■のイミダゾ(1,2−a 〕〕ピリジンー2−カル
ボキサアルデヒトは、英国特許公告第2.12111゜
989号に記載の方法の変法を用いて、対応するイミダ
ゾ(1,2−a )ピリジン−2−カルボン酸エステル
(このエステルは J、 Org、 Ch@m、 19
65.30.2403に詳述された方法によって製造す
ることができる)から具合よく製造できる。
工程C&) グルコース(18f)、p−メトキシアニリン(12,
,3り)、水(36mg)及び酢酸(1ゴ)の混合物を
水蒸気浴で15分間加熱し、その後透明溶液が生じた。
これにイソチオシアン酸アンモニウム(7,5y )と
酢酸(6F)f、加え、溶液全水蒸気浴で2時間加熱し
、その後固化が起った。固体金熱水で溶解し、濾過し、
メタノール中で1時間かきまぜ、濾過し、エーテルで洗
い、乾燥して中間体(1)を得た。mp=215〜2・
16℃(Tetrahadron、  1 ? 63.
16.1883:mp冨215〜216℃)。
工程(b) 中間体(1) (1ユ5f)、ヨードメタン(5,or
)及び炭酸カリウム(s、or)の混合物をジメチルホ
ルムアミド(SOV)中で1時間かきまぜ、次いで水で
薄めて中間体(2)(16F169%)を褐色固体とし
て晶出させたが、これを次の工程に直接用いた。
工程(c) 中間体(2) (7,69)とメタ過よう素醪ナトリウ
ム(1aop)の混合物をメタノール水溶液(10チ、
100−)中で1時間かきまぜた。得られた溶液を減圧
下に濃縮し、水で薄めてアルデヒド(3)(2,7り、
49%)を無色結晶(メタノールから)として晶出させ
た。mp = 118〜120℃。
製造B−E 化合物B−Eを上記と同様にして製造した。
製造F及びG 化合物FFi英国特許公告第7.12&989号に記載
のように製造し、化合物Gはこれと類似の方法によシ製
造した。
チルチオイミダゾ(1,2−a )ピリミジン−2−(
方法人) 工程(al 臭化2−プロペニルマグネシウム(117ミリモル)を
乾燥テトラヒドロフラン(50m)に溶解してなる溶液
に6−エチル−5−メチルーフ−メチルチオイミダゾ(
1,2−a )ピリミジン−2−カルボキサミド(1,
2り、4.78ミリモル)を窒素雰囲気下に加え、この
混合物を室温で3時間かきまぜた。反応混合物を塩化ア
ンモニウム水溶液で急冷し、クロロホルムで抽出した(
3X50−)。有機相を乾燥しく Mg S 04 )
 %溶媒を減圧下に除去した。残留油状物をフラッシュ
クロマトグラフィー(シリカ252、ジクロルメタン:
酢酸エチル1:0、これは徐々に0:1に変えた)によ
って精製して2−メチル−2−プロペン−1−オール(
t17y、s4%)を無色結晶として得た。mp=11
6〜118℃。
νma、(KBr): 3160.2960.2920
.2870 及び 1610 cm−”。
工程(b) 2−メチル−2−プロペン−1−オール(1,4f、4
.78ミリモル)をクロロホルム(200m/)に溶解
してなる溶液を二酸化マンガン(52)とともに2時間
加熱還流し、次いでセライトを通して熱濾過した。溶媒
を減圧下に除去して所望化合物(tzsf、9o%)を
黄色結晶(酢酸エチルから)として得た。mp=136
〜137℃。
本造J久びス 化合物J及びKを上記と同じようにして製造した。式■
の出発化合物の収率、融点及び分析データを表A及びB
に示す。
弐−の中間体の収率、融点及び分析データを表Cに示す
下記の実施例は本発明を例示するための目的でのみ示す
1−オン(方法B) 1−(6−エチル−5−メチルーフ−メチルチオイミダ
ゾ[: 1.2− a :lピリミジン−2−イル)−
2−メチル−2−プロペン−1−オン(1,Of。
五63ミリモル)をクロロホルム(soi)K溶解して
なる溶液をN−ブロムスクシンイミド(α71f、4.
0ミリモル)で処理した。室温で、20分後に溶媒を減
圧下に除去した。残留物をフラッシュクロマトグラフィ
ー(シリカ25り、ジクロルメタン)により精製して所
望化合物(1,1り、87チ)を淡黄色結晶として得た
。mp=87〜89℃。
例2〜13 製造Hに記載の方法(方法人)又は例1に記載の方法(
方法B)と類似の方法を用いるが、ただしそれぞれ式■
又はIA の対応化合物よυ出発して例2〜13の化合
物を製造した。
工程(a) : 1− (4−づヱジルオキシ7工元4
9−こルデヒド 製造Aに記載の方法と類似の方法によシル−ベンジルオ
キシアニリンから製造した。
製造Hに記載の方法(方法人)と類似の方法によって工
程(a)の化合物から製造した。
例1に記載の方法(方法B)と類似の方法によって工程
(b)の化合物から製造した。
(1−(4−ベンジルオキシフェニル)−5−ブロム−
2−メチルチオイミダゾール−4−イルツー2−メチル
−2−プロペン−1−オン(17f。
&1ミリモル)をトリフルオル酸[(25t/)中で3
0℃で24時間加熱した。トリフルオル酢酸を30℃で
減圧下に除去し、次いで冷水を加えると油状物が付着し
た。これをエーテルで抽出し、シリカでフラッシュクロ
マトグラフィー(石油エーテル中5%の酢酸エチル)す
ることによって精製して標記化合物(1,9f、88%
)を淡黄色結晶として得た。mp=159〜161℃。
例−展 例1に記載の方法(方法B)と類似の方法を用いるが、
ただし、式飄の対応化合物から出発することに工って例
15の化合物を製造した。
〔5−クロル−1−(4−エチルフエニ)L/)−2−
(2−プロピルチオ)イミダゾール−4−イルツー2−
メチル−2−プロペン−1−オン(!、、。
t、&6ミリモル)とメタ過よう素酸ナトリウム(2,
31,11ミリモル)の混合物をメタノール水溶液(9
0チ、30−)中で50℃で3時間加熱し、冷却し、水
に注入した。ジクロルメタンで抽出して油状物を得、こ
れをシリカで7ラツシユクロマトグラフイー(石油エー
テル中20チの酢酸エチル)することによシ精製して所
期化合物(1,3り、41チ)をクリーム色結晶として
得た。
mp=83〜84℃。
例17 例16に記載の方法(方法C)と類似の方法を用いるが
、ただし式!。の対応化合物よシ出発して例17の化合
物を製造した。
例18〜21 製造Hに記載の方法(方法A)又は例1に記載の方法(
方法B)と類似の方法を用いるが、ただし、それぞれ式
■又は飄の対応化合物よυ出発して、例18〜21の化
合物を製造した。
/′)−4−ヒドロキシ−2−ブチン−1−オン製造H
に記載の方法(方法A)と類似の方法によって、6−ニ
ールーフ−メトキシ−5−メチルイミダゾ(1,2” 
a )ピリミジン−2−カルボキサアルデヒドと3−(
テトラヒドロビラン−2−イルオキシ)−1−プロピニ
ルマグネシウムプロミド(後者の化合物は J、 Ch
em、 Sac、、  1950 。
3646に記載のようにして得た)よシ出発して製造し
た。
以下の例23の工程(C)に記載の方法と類似の方法に
よって、前記工程(a)の化合物から製造した。
ジン−2−イル)−4−ヒドロキシ−2−ブチン−1−
オン 例22の工程(a)に記載のように製造した。
例1に記載の方法(方法B)と類似の方法によって工程
ω)の化合物から製造した。
−1−オン 1−(3−ブロム−6−ニールーフ−メトキシ−5−メ
チルイミダゾ(1,2−a )ピリミジン−2−イル)
=−<テトラヒドロビラン−2−イルオキシ)−2−ブ
チン−1−オン(S、Of、11.5ミリモル)をメタ
ノール(100m)と2N塩酸(35t!1t)との混
合物に溶解してなる溶液を室温に30分間放置し、次い
で重炭酸す) IJウム水溶液で中和した。クロロホル
ムで抽出して油状物を得、これをシリカでクロマトグラ
フィー(クロロホルム:エーテル:メタノール100:
0:0を徐々に0:95:5に変える)して標記化合物
(t3り、32%)を灰白色結晶として得た。 mp=
212〜213℃(分解)。
夛し14〜28 製造Hに記載の方法(方法A)又は例1に記載の方法(
方法B)と類似の方法を用いるが、ただし、式■又は飄
の対応化合物から出発して、例24〜28の化合物を製
造した。
式Iの化合物の収率、融点及び分析データを表1〜4に
示す。
例29 下記の処方に従う錠剤を調製した。
例1の化合物 −−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−20■賦形剤 ・−”−−−−−
−−−−1錠ioo智とするに十分な量(賦形剤の詳細
:ラクトース、でんぷん、タルク、ステアリン酸マグネ
シウム) 例30 下記の処方に従う錠剤を調製した。
例7の化合物 −−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−20vq賦形剤 −−−−−−−
−−−−−,1錠100119とするに十分な量(賦形
剤:ラクトース、でんぷん、タルク、ステアリン酸マグ
ネシウム) (1’C)−アラキドン酸で予め標識付けしたラットの
腹膜好中球からの遊離アラキドン酸の8イオノホーレ刺
檄による放出の抑止をアーンフエルトーローン及びアリ
ゴニーマルテリの方法(BloehamiealPha
rmaeol、 、 1982.31.2519)の修
正法を用いて研究した。下記の結果は、上澄液中への放
射性標識付き物質の放出を、対照例と比較して、50%
まで押止するのに要した被検化合物の濃度(μM)を示
す(IC,、−μM)。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔ここで、 R_1は式▲数式、化学式、表等があります▼(ここで
    Rは水素原子又はC_1_−_5アルキル基を表わす)
    の基を表わし、又は式−C≡C−R′(ここでR′は水
    素原子、C_1_−_5アルキル若しくはヒドロキシア
    ルキル基又はC_6_−_1_0アリール基(このアリ
    ール基はそれ自体ハロゲン原子、ヒドロキシ、カルボキ
    シ、トリフルオルメチル基、C_1_−_5アルキル及
    びアルコキシ基のうちから選ばれる1個以上の置換基で
    置換されていてよい)を表わす)の基を表わし、 AはC_1_−_5アルキル基を表わし、BとGはそれ
    らの結合している炭素原子とともにカルボニル又はチオ
    カルボニル基を表わしかつDはC_1_−_5アルキル
    基又はフェニル基(このフェニル基はそれ自体ハロゲン
    原子、ヒドロキシ、カルボキシ、トリフルオルメチル基
    、C_1_−_5アルキル及びアルコキシ基のうちから
    選ばれる1個以上の置換基で置換されていてよい)を表
    わすか、或るいは AとBは一緒になつて一つの結合を表わし、GはC_1
    _−_5アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキ
    ルスルフィニル又はアルキルスルホニル基を表わしかつ
    DはC_1_−_5アルキル基又はフェニル基(このフ
    ェニル基はそれ自体ハロゲン原子、ヒドロキシ、カルボ
    キシ、トリフルオルメチル基、C_1_−_5アルキル
    及びアルコキシ基のうちから選ばれる1個以上の置換基
    によつて置換されていてよい)を表わすか、或るいは AとBは一緒になつて一つの結合を表わしかつGとDは
    一緒になつて次式 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ (ここでXはC_1_−_5アルコキシ又はアルキルチ
    オ基を表わし、Y及びY′は同一又は異なつていてよく
    、それぞれ水素原子(又はC_1_−_5アルキル基を
    表わす) の基を表わし、 Eは水素又はハロゲン原子を表わす。 ただし、AとBが一緒になつて一つの結合を表わしかつ
    GとDが一緒になつて次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここでX、Y及びY′は前記の通りである)の基を表
    わすときに、R_1が式▲数式、化学式、表等がありま
    す▼(Rは前記の通りである)の基を表わす場合にはE
    は水素原子を表わし得ないものとする〕 の化合物並びにその酸付加塩。
  2. (2)R_1が式▲数式、化学式、表等があります▼(
    Rは特許請求の範囲第1項記載の通りである)の基又は
    式−C≡C−R′(R′は特許請求の範囲第1項記載の
    通りである)の基を表わしかつEがハロゲン原子を表わ
    す特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. (3)AとBが一緒になつて一つの結合を表わしかつG
    とDが一緒になつて次式 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ (ここでXaはメトキシ又はメチルチオ基を表わし、Y
    a及びY′aは同一又は異なつていてよく、それぞれ水
    素原子又はメチル若しくはエチル基を表わす) の基を表わしかつEがハロゲン原子を表わす特許請求の
    範囲第1又は2項記載の化合物。
  4. (4)AとBが一緒になつて一つの結合を表わし、Gが
    C_1_−_5アルキルチオ基を表わしかつDがフェニ
    ル基(このフェニル基はハロゲン原子、ヒドロキシ、カ
    ルボキシ、トリフルオルメチル基、C_1_−_5アル
    キル及びアルコキシ基のうちから選ばれる1個以上の置
    換基で置換されていてよい)を表わす特許請求の範囲1
    又は2項記載の化合物。
  5. (5)1−(3−ブロム−6−エチル−5−メチル−7
    −メチルチオイミダゾ〔1,2−a〕ピリミジン−2−
    イル)−2−メチル−2−プロペン−1−オン、 1−〔5−ブロム−1−(4−エチルフェニル)−2−
    メチルチオイミダゾール−4−イル〕−2−メチル−2
    −プロペン−1−オン、 1−〔5−ブロム−1−(4−メトキシフェニル)−2
    −メチルチオイミダゾール−4−イル〕−2−プロペン
    −1−オン、 1−(3−ブロム−6−エチル−7−メトキシ−5−メ
    チルイミダゾ〔1,2−a〕ピリミジン−2−イル)−
    2−プロペン−1−オン、 1−(3−ブロム−6−エチル−7−メトキシ−5−メ
    チルイミダゾ〔1,2−a〕ピリミジン−2−イル)−
    3−フエニル−2−プロペン−1−オン、 これらの化合物の酸付加塩のうちから選ばれる特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。
  6. (6)式 I の化合物の生理学上許容できる酸付加塩で
    ある特許請求の範囲第1項記載の化合物の酸付加塩。
  7. (7)Eが水素原子を表わす特許請求の範囲第1項記載
    の式 I の化合物を製造する方法であつて、次式IV ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (ここで、R_1、A、B、G及びDは特許請求の範囲
    第1項記載の通りである) の適当な化合物を酸化することからなる前記式 I の化
    合物の製造法。
  8. (8)式IVの化合物を二酸化マンガンで酸化することか
    らなる特許請求の範囲第7項記載の製造法。
  9. (9)式IVの化合物が次式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (ここで、A、B、G及びDは特許請求の範囲第1項記
    載の通りである) の適当な化合物を適当なR_1^■カルボアニオン源で
    処理することからなる特許請求の範囲第7又は8項記載
    の製造法。
  10. (10)R_1^■カルボアニオン源が次式IIIR_1
    −MgBr(III) (ここで、R_1は特許請求の範囲第1項記載の通りで
    ある) のグリニヤー試薬又は次式III_A R_1−Li(III_A) (ここで、R_1は特許請求の範囲第1項記載の通りで
    ある) のアルキルリチウムによつて供給される特許請求の範囲
    第9項記載の製造法。
  11. (11)次式 I _B ▲数式、化学式、表等があります▼(I_B) 〔ここで、 R′_1は式▲数式、化学式、表等があります▼(Rは
    特許請求の範囲第1項記載の通りである)の基を表わす
    か又は式 −C≡C−R′(R′は特許請求の範囲第1項記載の通
    りである)の基を表わし、 A′はC_1_−_5アルキル基を表わし、B′とG′
    はそれらが結合している炭素原子とともにカルボニル又
    はチオカルボニル基を表わしかつD′はC_1_−_5
    アルキル基又はフェニル基(このフェニル基はそれ自体
    ハロゲン原子、ヒドロキシ、カルボキシ、トリフルオル
    メチル基、C_1_−_5アルキル及びアルコキシ基の
    うちから選ばれる1個以上の置換基で置換されていてよ
    い)を表わすか、或るいは A′とB′は一緒になつて一つの結合を表わし、G′は
    C_1_−_5アルキル又はアルキルチオ基を表わしか
    つD′はC_1_−_5アルキル基又は置換されていて
    よいフェニル基(このフエニル基はそれ自体ハロゲン原
    子、ヒドロキシ、カルボキシ、トリフルオルメチル基、
    C_1_−_5アルキル及びアルコキシ基のうちから選
    ばれる1個以上の置換基で置換されていてよい)を表わ
    すか、或るいは A′とB′は一緒になつて一つの結合を表わしかつG′
    とD′は一緒になつて ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ (ここで、X、Y及びY′は特許請求の範囲第1項記載
    の通りである) の基を表わし、 Halはハロゲン原子を表わす〕 の化合物並びにその酸付加塩を製造する方法であつて、
    次式 I _A ▲数式、化学式、表等があります▼( I _A) (ここで、R′_1、A′、B′、G′及びD′は前記
    の通りである) の化合物をN−ハロスクシンイミドと反応させることか
    らなる式 I _Bの化合物の製造法。
  12. (12)次式 I _D ▲数式、化学式、表等があります▼( I _D) (ここで、R_1、D及びEは特許請求の範囲第1項記
    載の通りであり、AlkはC_1_−_5アルキル基を
    表わし、nは1又は2である) の化合物並びにその酸付加塩を製造する方法であつて、
    次式 I _C ▲数式、化学式、表等があります▼( I _C) (ここで、R_1、D及びEは特許請求の範囲第1項記
    載の通りであり、Alkは前記の通りであり、n′は0
    又は1である) の適当な化合物を酸化することからなる式 I _Dの化
    合物の製造法。
  13. (13)用いる酸化剤がメタ過よう素酸ナトリウムであ
    る特許請求の範囲第12項記載の製造法。
  14. (14)R_1及びDの少なくとも一つがヒドロキシ基
    を含有する特許請求の範囲第1項記載の式 I の化合物
    を製造する方法であつて、次式V ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (ここで、A、B、G及びEは特許請求の範囲第1項記
    載の通りであり、D”は特許請求の範囲第1項でDにつ
    いて記載したようなものであるか、又は所望化合物のD
    が遊離のヒドロキシル基を含有する場合には保護された
    ヒドロキシ基を含有するDの先駆体であり、R”_1は
    特許請求の範囲第1項でR_1について記載したような
    ものであるか又は所望化合物のR_1が遊離のヒドロキ
    シ基を含有する場合には保護されたヒドロキシ基を含有
    するR_1の先駆体である。ただし、D”及びR”_1
    の少なくとも一つはそれぞれ保護されたヒドロキシ基を
    含有するD又はR_1の先駆体でなければならない)の
    適当な化合物の脱保護を行うことからなる前記式 I の
    化合物の製造法。
  15. (15)得られた式 I の化合物をその酸付加塩に変換
    し及び(又は)式 I の化合物の酸付加塩を次いで式 I
    の化合物に変換する特許請求の範囲第7〜14項のい
    ずれかに記載の製造法。
  16. (16)治療に使用するための特許請求の範囲第1〜7
    項のいずれかに記載の化合物。
  17. (17)炎症性の又は免疫学上の障害の治療薬の製造に
    特許請求の範囲第1〜7項のいずれかに記載の化合物を
    使用する方法。
  18. (18)活性成分として特許請求の範囲第1項記載の式
    I の化合物又はその生理学上許容できる塩の少なくと
    も1種を含有し、さらに製薬用賦形剤を含有する製薬組
    成物。
  19. (19)活性成分が特許請求の範囲第2〜7項のいずれ
    かに記載の化合物である特許請求の範囲第18項記載の
    組成物。
  20. (20)薬用量単位で製剤化された特許請求の範囲第1
    8項記載の組成物。
  21. (21)各薬用量単位が0.1〜200mgの活性成分
    を含有する特許請求の範囲第20項記載の組成物。
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