JPS635154B2 - - Google Patents
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- JPS635154B2 JPS635154B2 JP16180479A JP16180479A JPS635154B2 JP S635154 B2 JPS635154 B2 JP S635154B2 JP 16180479 A JP16180479 A JP 16180479A JP 16180479 A JP16180479 A JP 16180479A JP S635154 B2 JPS635154 B2 JP S635154B2
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Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は絵付成型物の製造法に関するものであ
り、その目的とするところは表面強度の優れた美
麗な絵付成型物を高に作業効率で得ることにあ
る。
り、その目的とするところは表面強度の優れた美
麗な絵付成型物を高に作業効率で得ることにあ
る。
従来、金属成型物に絵付する方法として次の2
方法が考えられている。即ち(1)金属材料を適宜な
形に成型した後、樹脂層を設け絵付を施す方法。
(2)金属材料表面に樹脂層を設け絵付を施す方法。
しかしこれらの方法はいずれも欠点を有してい
た。即ち(1)の方法では成型された物品に樹脂層を
設け絵付を施すため、成型物の形状に応じて樹脂
層を設け絵付を行う必要があるから作業効率が低
下し、さらに細かい凹凸部分、谷の深い部分には
絵付を施すことができないという欠点が生じる。
(2)の方法では成型の際、樹脂層にクラツクが生じ
るのを防ぐため可塑性樹脂を用いて樹脂層を形成
しなければならず、このため表面強度の弱い製品
しか得ることができない、等の欠点があつた。
方法が考えられている。即ち(1)金属材料を適宜な
形に成型した後、樹脂層を設け絵付を施す方法。
(2)金属材料表面に樹脂層を設け絵付を施す方法。
しかしこれらの方法はいずれも欠点を有してい
た。即ち(1)の方法では成型された物品に樹脂層を
設け絵付を施すため、成型物の形状に応じて樹脂
層を設け絵付を行う必要があるから作業効率が低
下し、さらに細かい凹凸部分、谷の深い部分には
絵付を施すことができないという欠点が生じる。
(2)の方法では成型の際、樹脂層にクラツクが生じ
るのを防ぐため可塑性樹脂を用いて樹脂層を形成
しなければならず、このため表面強度の弱い製品
しか得ることができない、等の欠点があつた。
本発明者はこれら従来法の欠点に鑑み種々研究
した結果、表面強度の優れた美麗な絵付成型物を
高い作業効率で製造する方法を発明し、完成する
に至つたものである。即ち本発明は、金属板1表
面に完全な硬化状態において鉛筆硬度3H以上の
硬度を有する熱硬化性樹脂からなる樹脂層2を形
成し、樹脂が半硬化する温度で加熱した後、熱移
行性染料3を含有するインキを用いて前記樹脂層
2表面に絵付を施し、次に金属板を適宜な形に成
型し、しかる後前記熱移行性染料3が前記樹脂層
2内に移行し且つ該樹脂が完全硬化する温度で加
熱することを特徴とする絵付成型物の製造法であ
る。
した結果、表面強度の優れた美麗な絵付成型物を
高い作業効率で製造する方法を発明し、完成する
に至つたものである。即ち本発明は、金属板1表
面に完全な硬化状態において鉛筆硬度3H以上の
硬度を有する熱硬化性樹脂からなる樹脂層2を形
成し、樹脂が半硬化する温度で加熱した後、熱移
行性染料3を含有するインキを用いて前記樹脂層
2表面に絵付を施し、次に金属板を適宜な形に成
型し、しかる後前記熱移行性染料3が前記樹脂層
2内に移行し且つ該樹脂が完全硬化する温度で加
熱することを特徴とする絵付成型物の製造法であ
る。
以下本発明について更に詳細に説明する。まず
成型しようとする金属板1の表面に完全な硬化状
態において鉛筆硬度3H以上の硬度を有する熱硬
化性樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル−メラミン
系樹脂等の樹脂をロールコート法、フローコート
法、吹付法、浸漬法等により塗布し、樹脂層2を
形成する(第1図参照)。前記熱硬化性樹脂を選
択使用するのは、これらの樹脂が硬化状態で優れ
た強度を有すること及び後に述べる熱移行性染料
が熱移行する温度において完全に硬化する樹脂で
あることの理由による。次に樹脂を加熱して半硬
化させる。ここで半硬化とは、樹脂が絵付を施す
のに支障のない状態及び接触によつて容易に金属
板1表面より剥離しない状態を意味する。前記の
樹脂であれば80℃〜220℃で30分〜2分間加熱す
ると半硬化状態にせしめることができる。
成型しようとする金属板1の表面に完全な硬化状
態において鉛筆硬度3H以上の硬度を有する熱硬
化性樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル−メラミン
系樹脂等の樹脂をロールコート法、フローコート
法、吹付法、浸漬法等により塗布し、樹脂層2を
形成する(第1図参照)。前記熱硬化性樹脂を選
択使用するのは、これらの樹脂が硬化状態で優れ
た強度を有すること及び後に述べる熱移行性染料
が熱移行する温度において完全に硬化する樹脂で
あることの理由による。次に樹脂を加熱して半硬
化させる。ここで半硬化とは、樹脂が絵付を施す
のに支障のない状態及び接触によつて容易に金属
板1表面より剥離しない状態を意味する。前記の
樹脂であれば80℃〜220℃で30分〜2分間加熱す
ると半硬化状態にせしめることができる。
次に前記半硬化状態の樹脂層2の表面に熱移行
性染料3を含有するインキを用いて絵付を施す。
使用する染料としては例えば分散染料、カチオン
染料、媒染染料等がある。絵付は転写印刷、スク
リーン印刷等によつてなされる。また手描きによ
る絵付も可能である。(第2図参照) 絵付を施した後、プレス成型等により金属板を
適宜な形に成型する(第3図参照)。成型後再び
加熱する。この場合の加熱は前記熱移行性染料3
を前記樹脂層2内に移行せしめること及び樹脂を
完全硬化せしめることの2つを目的とするもので
ある。前記の染料、樹脂ならば150℃〜220℃で30
分〜3分間加熱することによつて染料は樹脂層2
内に移行し、樹脂は完全に硬化する(第4図参
照)。
性染料3を含有するインキを用いて絵付を施す。
使用する染料としては例えば分散染料、カチオン
染料、媒染染料等がある。絵付は転写印刷、スク
リーン印刷等によつてなされる。また手描きによ
る絵付も可能である。(第2図参照) 絵付を施した後、プレス成型等により金属板を
適宜な形に成型する(第3図参照)。成型後再び
加熱する。この場合の加熱は前記熱移行性染料3
を前記樹脂層2内に移行せしめること及び樹脂を
完全硬化せしめることの2つを目的とするもので
ある。前記の染料、樹脂ならば150℃〜220℃で30
分〜3分間加熱することによつて染料は樹脂層2
内に移行し、樹脂は完全に硬化する(第4図参
照)。
本発明は以上のような絵付成型物の製造法であ
るから、優れた表面強度を有し、細かな凹部等に
も美麗な絵柄を有する絵付成型物が高い作業効率
で得られるものである。従つて表面彫刻された意
匠の成型物、化粧容器等の絵付成型物を製造する
に際して実用価値の高い製造法である。
るから、優れた表面強度を有し、細かな凹部等に
も美麗な絵柄を有する絵付成型物が高い作業効率
で得られるものである。従つて表面彫刻された意
匠の成型物、化粧容器等の絵付成型物を製造する
に際して実用価値の高い製造法である。
以下本発明の実施例を示す。
実施例
アルミニウム板の表面に下記の組成よりなる熱
硬化性樹脂をロールコート法により塗布し、樹脂
層を形成した後、120℃で10分間加熱することに
より樹脂層を半硬化状態にせしめた。
硬化性樹脂をロールコート法により塗布し、樹脂
層を形成した後、120℃で10分間加熱することに
より樹脂層を半硬化状態にせしめた。
熱硬化性アクリル樹脂 70wt%
メラミン樹脂 10wt%
シランカツプリング剤 1wt%
メチルイソプチルケトン 19wt%
しかる後下記の組成よりなるインキを用いて図
柄を構成した転写紙を用いて転写印刷方法により
樹脂層に絵付を施した。
柄を構成した転写紙を用いて転写印刷方法により
樹脂層に絵付を施した。
熱硬化性アクリル樹脂 21wt%
メラミン樹脂 3wt%
硝化綿樹脂 1wt%
染料(C.I.Disperse Blue98
C.I.Disperse Red129
C.I.Disperse Yellow76)
10wt%
メチルエチルケトン 28wt%
酢酸エチル 28wt%
絵付を施した後、プレス成型によりアルミニウ
ム板を成型して化粧品容器の一部を得、しかる後
190℃で10分間加熱した結果インキ中の染料は樹
脂層内に移行し、同時に樹脂層が完全に硬化し、
美麗で優れた表面強度を有する成型物を得ること
ができた。
ム板を成型して化粧品容器の一部を得、しかる後
190℃で10分間加熱した結果インキ中の染料は樹
脂層内に移行し、同時に樹脂層が完全に硬化し、
美麗で優れた表面強度を有する成型物を得ること
ができた。
第1図、第2図、及び第3図は本発明の各工程
における絵付成型物の一実施例の断面拡大説明図
をそれぞれ示す。第4図は本発明の製造法により
得られた絵付成型物の一実施例の断面拡大図を示
す。 図中、1……金属板、2……樹脂層、3……熱
移行性染料。
における絵付成型物の一実施例の断面拡大説明図
をそれぞれ示す。第4図は本発明の製造法により
得られた絵付成型物の一実施例の断面拡大図を示
す。 図中、1……金属板、2……樹脂層、3……熱
移行性染料。
Claims (1)
- 1 金属板1表面に完全な硬化状態において鉛筆
硬度3H以上の硬度を有する熱硬化性樹脂からな
る樹脂層2を形成し、樹脂が半硬化する温度で加
熱した後、熱移行性染料3を含有するインキを用
いて前記樹脂層2表面に絵付を施し、次に金属板
を適宜な形に成型し、しかる後前記熱移行性染料
3が前記樹脂層2内に移行し且つ該樹脂が完全硬
化する温度で加熱することを特徴とする絵付成型
物の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16180479A JPS5684668A (en) | 1979-12-12 | 1979-12-12 | Production of in-mold decorated molding |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16180479A JPS5684668A (en) | 1979-12-12 | 1979-12-12 | Production of in-mold decorated molding |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5684668A JPS5684668A (en) | 1981-07-10 |
JPS635154B2 true JPS635154B2 (ja) | 1988-02-02 |
Family
ID=15742223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16180479A Granted JPS5684668A (en) | 1979-12-12 | 1979-12-12 | Production of in-mold decorated molding |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5684668A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0235969A (ja) * | 1988-07-26 | 1990-02-06 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 模様化粧材の製造方法 |
JP4759976B2 (ja) * | 2004-10-28 | 2011-08-31 | ダイキン工業株式会社 | 着霜抑制被膜付き成型品及びその製造方法 |
JP2016073901A (ja) * | 2014-10-03 | 2016-05-12 | 日清紡ブレーキ株式会社 | 塗膜表面への印刷方法 |
-
1979
- 1979-12-12 JP JP16180479A patent/JPS5684668A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5684668A (en) | 1981-07-10 |
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