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JPS6349727Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6349727Y2
JPS6349727Y2 JP3806781U JP3806781U JPS6349727Y2 JP S6349727 Y2 JPS6349727 Y2 JP S6349727Y2 JP 3806781 U JP3806781 U JP 3806781U JP 3806781 U JP3806781 U JP 3806781U JP S6349727 Y2 JPS6349727 Y2 JP S6349727Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impedance
drive
terminals
lines
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3806781U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57151568U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3806781U priority Critical patent/JPS6349727Y2/ja
Publication of JPS57151568U publication Critical patent/JPS57151568U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6349727Y2 publication Critical patent/JPS6349727Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子部品または電子回路の2端子間の
電気的性質を正確に測定できるプローブに関する
ものである。
従来、電子部品および電子回路の2端子間のイ
ンピーダンスのような電気的性質を測定するため
の測定器と端子を接続するプローブは、1端子ご
とに1本のケーブルを有していた。前記2端子間
に駆動電流を流し、2端子間に発生する信号を検
出する場合には駆動電流を流すケーブルと信号を
検出するケーブルが共通に用いられた。従つて駆
動電流による雑音およびプローブに用いるケーブ
ルのインピーダンスによりプローブ内で発生する
信号が2端子間に発生する信号に重畳し、正確な
測定を困難にしていた。特に2端子間が低インピ
ーダンスの場合には、プローブに用いるケーブル
のインピーダンスが2端子間のインピーダンスよ
り大きくなることもしばしばあり、測定値に大き
な誤差をもたらしていた。
プローブに用いるケーブルのインピーダンスの
影響を除く測定方法として、4端子法と呼ばれる
測定方法がある。4端子法においては駆動電流用
の端子2個と信号検出用の端子2個とを用意し
て、駆動電流を流すケーブルと信号を検出するケ
ーブルとを分離することによつて、プローブに用
いるケーブルのインピーダンスの影響を取り除く
ものである。しかしながら、すべての電子部品、
電子回路において4端子を設けることは難しい。
端子の面積が大きい場合にはひとつの端子に駆動
電流を流すケーブルと信号を検出するケーブルを
両方同時に接触させることも可能であるが、集積
回路のボンデイング端子のように端子の面積が非
常に小さい場合には4端子法による測定ができな
い場合が多い。また、駆動電流を流すケーブル2
本と信号を検出するケーブル2本のあわせて計4
本を端子に接触させるため、測定に長時間がかか
る欠点があつた。
4端子法で低インダクタンスを測定する場合に
は、駆動電流に高周波電流を用いて、信号検出用
の2端子間に発生する信号を大きくするような配
慮が必要であるが、駆動電流が高周波になると各
ケーブル間の浮遊容量の影響が大きくなり信号を
検出するケーブルと駆動電流を流すケーブルとの
間の浮遊容量による結合により、正確に信号を検
出することが困難であつた。
本考案は、2端子間の電気的性質を測定する際
に、プローブ自身のインピーダンスの影響が無視
できる浮遊容量の小さいプローブを提供するもの
で、電子部品または電子回路の2端子間のインピ
ーダンスのような電気的性質を測定するために測
定器と前記2端子とを接続するプローブにおい
て、前記2端子に対応した2点の端子接触点が、
非磁性の材料で固定された非磁性の材料からなる
2組の駆動線と検出線の結合部からなり、前記各
駆動線と前記各検出線を前記測定器に接続するケ
ーブルを有することを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面により詳細に説明
する。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、1お
よび2は駆動線、3および4は検出線、5および
6は端子接触点、7は駆動線1,2および検出線
3,4を固定する樹脂、8および9は駆動電流源
と駆動線を接続するケーブル、10および11は
検出線と検出器とを接続するケーブルである。
第1図において、2端子間の電気的性質を測定
するために流す駆動電流はケーブル8,9および
駆動線1,2を通り、端子接触点5,6より被測
定電子部品または電子回路の2端子間を流れる。
前記駆動電流によつて前記2端子間に発生する電
圧を検出線3,4およびケーブル10,11を通
して検出器により測定すれば前記2端子間のイン
ピーダンスを知ることができる。
第1図に示した本考案によるプローブは、駆動
線1と検出線3および駆動線2と検出線4とが一
体化されており、その対が樹脂7により固定され
ているので、端子接触点5,6の間隙が変化せ
ず、同種の電子部品あるいは電子回路の2端子間
の測定を繰返し行なう場合においては、2端子を
同時に接触させることができ、測定を迅速に行な
うことができる。また樹脂7は絶縁材料であり、
非磁性体なので、駆動線と検出線の短絡を防ぎ、
これらのインピーダンスを増加させない材料であ
る。さらに端子接触点5,6の面積が小さいの
で、電子部品あるいは電子回路の端子の面積が小
さい場合にも容易に測定が可能となる。
また、第1図において駆動線1,2および検出
線3,4はりん青銅やタングステンのような非磁
性のバネ性の高いあるいは硬い金属が適してお
り、非磁性であるために高周波電流を用いた測定
でも誘導磁界による影響を最小限に押えることが
でき、また耐摩耗性に秀れているので測定回数が
多くなつても形状にほとんど変化が無く、交換の
頻度が少なくて経済的である。
第2図は、駆動線1,2および検出線3,4を
電気的にシールドした場合の実施例であり、12
は良導体のシールドである。
第2図において、駆動線1,2と検出線3,4
との間にシールド12があるため、駆動線1,2
に高周波電流を流した場合でも駆動線1,2と検
出線3,4との浮遊容量による電気的結合は小さ
い。従つて、被測定2端子間が低インダクタンス
で駆動線に高周波電流を流さざるを得ない場合に
おいても正確な測定を行なうことができる。
第3図は、駆動線1と検出線3および駆動線2
と検出線4とのそれぞれの対を電気的にシールド
した場合の実施例である。シールド12により駆
動線1,2相互および検出線3,4相互の浮遊容
量による電気的結合を小さくすることができる。
第4図は駆動線1,2および検出線3,4を1
本ずつ電気的にシールドした場合の実施例であ
る。駆動線1,2と検出線3,4との浮遊容量に
よる電気的結合も、駆動線1,2相互および検出
線3,4相互の浮遊容量による電気的結合も小さ
くすることができる。
第5図は本考案によるプローブを用いた定電流
駆動のインピーダンス測定における電気的等価回
路であり、13は駆動線1のインピーダンス、1
4は駆動線2のインピーダンス、15は検出線3
のインピーダンス、16は検出線4のインピーダ
ンス、17は被測定2端子間のインピーダンス、
18はケーブル8のインピーダンス、19はケー
ブル9のインピーダンス、20はケーブル10の
インピーダンス、21はケーブル11のインピー
ダンス、22は駆動電流源、23は検出器であ
る。
第5図において、検出器23の内部インピーダ
ンスは被測定2端子間のインピーダンス17より
はるかに大きいので、駆動電流源22より供給さ
れる電流101はほとんど被測定2端子間を流れ
る。駆動電流源の内部インピーダンスは無限大と
考えて良いほど大きいので電流101は駆動線1
のインピーダンス13、駆動線2のインピーダン
ス14、ケーブル8のインピーダンス18、ケー
ブル9のインピーダンス19および被測定2端子
間のインピーダンス17に依存しない。電流10
1によつて被測定2端子間に発生する電圧102
は、検出器23の内部インピーダンスが、検出線
3のインピーダンス15、検出線4のインピーダ
ンス16、ケーブル10のインピーダンス20、
ケーブル11のインピーダンス21および被測定
2端子間のインピーダンス17に比較してはるか
に大きいので、これが検出器23に加わる。従つ
て電流101および電圧102より容易に被測定
2端子間のインピーダンス17を求めることがで
きる。
このように本考案によるプローブを用いること
により、電子部品または電子回路の2端子間のイ
ンピーダンスなどの電気的性質を迅速に正確に測
定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるプローブの一実施例を示
す斜視図、第2図、第3図および第4図はそれぞ
れ駆動線および検出線を電気的にシールドした場
合の実施例を示す斜視図、第5図は本考案による
プローブを用いた測定における電気的等価回路で
ある。図中1および2は駆動線、3および4は検
出線、5および6は端子接触点、8および9は駆
動電流源と駆動線を接続するケーブル、10およ
び11は検出器と検出線を接続するケーブル、1
2はシールド、13および14は駆動線のインピ
ーダンス、15および16は検出線のインピーダ
ンス、17は被測定2端子間のインピーダンス、
18〜21はケーブルのインピーダンス、22は
駆動電流源、23は検出器、101は電流、10
2は電圧である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電子部品または電子回路の2端子間と測定器
    を接続するプローブにおいて、前記2端子に対
    応した2点の端子接触点が、非磁性の材料で固
    定された非磁性の材料からなる2組の駆動線と
    検出線の結合部からなり、前記各駆動線と前記
    各検出線を前記測定器に接続する4本のケーブ
    ルを有することを特徴とするプローブ。 (2) 駆動線と検出線間の一部またはすべての間に
    電気的シールドを有することを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載のプローブ。
JP3806781U 1981-03-18 1981-03-18 Expired JPS6349727Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3806781U JPS6349727Y2 (ja) 1981-03-18 1981-03-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3806781U JPS6349727Y2 (ja) 1981-03-18 1981-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57151568U JPS57151568U (ja) 1982-09-22
JPS6349727Y2 true JPS6349727Y2 (ja) 1988-12-21

Family

ID=29835237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3806781U Expired JPS6349727Y2 (ja) 1981-03-18 1981-03-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6349727Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS57151568U (ja) 1982-09-22

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