JPS6348601B2 - - Google Patents
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- JPS6348601B2 JPS6348601B2 JP57076326A JP7632682A JPS6348601B2 JP S6348601 B2 JPS6348601 B2 JP S6348601B2 JP 57076326 A JP57076326 A JP 57076326A JP 7632682 A JP7632682 A JP 7632682A JP S6348601 B2 JPS6348601 B2 JP S6348601B2
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- strip
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- small
- rolling
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/22—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/22—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
- B21B1/222—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a rolling-drawing process; in a multi-pass mill
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は形状が良好な製品を得ることのできる
圧延装置に関する。
圧延装置に関する。
ストリツプの圧延に際し発生する圧延荷重を減
少させることは、圧延機の小型化、ロール摩耗の
減少による運転費の節約、高強度材の圧延が容易
になる、等の多くの利点があり、第1図に示すよ
うに、ストリツプaをロールb、cに巻き付け、
点d、eに於てストリツプaとロールb、cの速
度が一致するようにして圧延を行なう異速圧延機
が開発され、既に公知となつている。
少させることは、圧延機の小型化、ロール摩耗の
減少による運転費の節約、高強度材の圧延が容易
になる、等の多くの利点があり、第1図に示すよ
うに、ストリツプaをロールb、cに巻き付け、
点d、eに於てストリツプaとロールb、cの速
度が一致するようにして圧延を行なう異速圧延機
が開発され、既に公知となつている。
斯かる圧延機により圧延を行うと、ロールbの
接触孤d⌒に作用する摩擦力の方向と、ロールc
の接触孤eg⌒に作用する摩擦力の方向とが逆にな
り、ストリツプaの上下で逆方向の摩擦力が作用
することとなつて摩擦の影響による圧延力の上
昇、すなわちフリクシヨンヒル(Friction Hill)
が無くなり、通常の上下ロールの周速が等しい圧
延に比べて圧延力が大幅に減少する。又、このよ
うに圧延条件を安定的に達成するために、ストリ
ツプaのロールb、cへの巻き付け角θb,θcは
なるべく大きい方が望ましい。
接触孤d⌒に作用する摩擦力の方向と、ロールc
の接触孤eg⌒に作用する摩擦力の方向とが逆にな
り、ストリツプaの上下で逆方向の摩擦力が作用
することとなつて摩擦の影響による圧延力の上
昇、すなわちフリクシヨンヒル(Friction Hill)
が無くなり、通常の上下ロールの周速が等しい圧
延に比べて圧延力が大幅に減少する。又、このよ
うに圧延条件を安定的に達成するために、ストリ
ツプaのロールb、cへの巻き付け角θb,θcは
なるべく大きい方が望ましい。
この巻き付け角θb,θcの作用は第2図に示す
ように、例えば、圧延力によるロールb、cの曲
り変形によつてロールギヤツプが板幅方向に変化
しようとすると、それに対抗してストリツプの板
幅方向のテンシヨン分布が変化し、或る範囲内で
はロールギヤツプの大きさによらず伸び率が一定
になるよう作用するため、板幅方向に均一な伸び
を与え形状修正をする作用がある。
ように、例えば、圧延力によるロールb、cの曲
り変形によつてロールギヤツプが板幅方向に変化
しようとすると、それに対抗してストリツプの板
幅方向のテンシヨン分布が変化し、或る範囲内で
はロールギヤツプの大きさによらず伸び率が一定
になるよう作用するため、板幅方向に均一な伸び
を与え形状修正をする作用がある。
この時変化し得るテンシヨンの値を、ロールb
側をΔtb、ロールC側をΔtcとすると、 t0−t0e-〓〓b≦Δtb≦t0e〓〓b−t0……式(i) t1−t1e-〓〓c≦Δtc≦t1e〓〓c−t1 ……式(ii) μ;ロールとストリツプとの間の摩擦係数 θb;ロール(b)の巻き付け角 θc;ロール(c)の巻き付け角 t0;入側テンシヨン t1;出側テンシヨン と表わされる。従つて、巻き付け角θb,θcが大
きい程、変化し得るテンシヨンΔtb,Δtcの取り得
る範囲が大きくなるので、形状修正効果が大きく
なる。
側をΔtb、ロールC側をΔtcとすると、 t0−t0e-〓〓b≦Δtb≦t0e〓〓b−t0……式(i) t1−t1e-〓〓c≦Δtc≦t1e〓〓c−t1 ……式(ii) μ;ロールとストリツプとの間の摩擦係数 θb;ロール(b)の巻き付け角 θc;ロール(c)の巻き付け角 t0;入側テンシヨン t1;出側テンシヨン と表わされる。従つて、巻き付け角θb,θcが大
きい程、変化し得るテンシヨンΔtb,Δtcの取り得
る範囲が大きくなるので、形状修正効果が大きく
なる。
このため、斯かる圧延機で比較的狭幅(例えば
200〜300mm以下)のストリツプを圧延する場合は
何等問題を生じないが、第3図に示すごとく、比
較的広幅(例えば1000mm以上)のストリツプaを
圧延すると、圧延力によりロールrにかなりの変
形が生じ、又、第4図に示す如くロールrが圧延
中熱膨張と荷重による変形を起こし、ストリツプ
の板幅方向のテンシヨン分布だけでは最早修正し
きれなくなり、平坦度が良好で良い形状のストリ
ツプを圧延できなかつた。
200〜300mm以下)のストリツプを圧延する場合は
何等問題を生じないが、第3図に示すごとく、比
較的広幅(例えば1000mm以上)のストリツプaを
圧延すると、圧延力によりロールrにかなりの変
形が生じ、又、第4図に示す如くロールrが圧延
中熱膨張と荷重による変形を起こし、ストリツプ
の板幅方向のテンシヨン分布だけでは最早修正し
きれなくなり、平坦度が良好で良い形状のストリ
ツプを圧延できなかつた。
一方、入側テンシヨンt0はストリツプをロール
bに巻きつけることによつて、ロールバイト部に
おける入側テンシヨンtbをtb=t0e-〓〓<t0の範囲
で減少させる効果もある。これは伸び率に対して
圧延荷重が大きいときに起こるが、そのとき入側
の方の圧延ロールに形状の悪いストリツプを巻き
付けると、幅方向で部分的にストリツプがロール
に接触せず、局部的なたるみが発生する。このこ
とによつて幅方向で極端なテンシヨンの不均一と
なり、圧延によつてストリツプの形状をより一層
悪化させると共に、ストリツプの蛇行を生じさせ
延いてはストリツプにいわゆる絞り込みを生じさ
せるおそれがある。
bに巻きつけることによつて、ロールバイト部に
おける入側テンシヨンtbをtb=t0e-〓〓<t0の範囲
で減少させる効果もある。これは伸び率に対して
圧延荷重が大きいときに起こるが、そのとき入側
の方の圧延ロールに形状の悪いストリツプを巻き
付けると、幅方向で部分的にストリツプがロール
に接触せず、局部的なたるみが発生する。このこ
とによつて幅方向で極端なテンシヨンの不均一と
なり、圧延によつてストリツプの形状をより一層
悪化させると共に、ストリツプの蛇行を生じさせ
延いてはストリツプにいわゆる絞り込みを生じさ
せるおそれがある。
更に又、第1図のロールa、bを小径にしてそ
の上下に控ロールを設置すると、ストリツプが控
ロールとの間で圧延されてしまうため、一般的に
は控ロールは設けられていない。従つて、ロール
a、bは曲りを防ぐため太径にする必要が生じ、
圧延力やトルクの増大を招来していた。
の上下に控ロールを設置すると、ストリツプが控
ロールとの間で圧延されてしまうため、一般的に
は控ロールは設けられていない。従つて、ロール
a、bは曲りを防ぐため太径にする必要が生じ、
圧延力やトルクの増大を招来していた。
本発明は、ストリツプの形状を良好にすると共
に圧延力を小さくさせて消費動力の節減を計り、
しかもロールベンデイングをも容易に掛け得るよ
うにし、更にはストリツプに絞り込みが生じない
ようにすることを目的としてなしたもので、控ロ
ールに直接支持されるか或いは中間ロールを介し
て控ロールに支持される小径のロールと、該小径
のロールの反控ロール側或いは反中間ロール側に
配設され且つ前記小径のロールとは異周速で駆動
されしかも前記小径のロールと協働してストリツ
プの圧延を行う太径のロールと、該太径のロール
及び前記小径のロールよりもストリツプ進行方向
下流側に基端を枢支されストリツプ進行方向に対
し平行な垂直面内を揺動し得るようにしたアーム
と、該アームに前記各ロールと平行に枢支され且
つ前記小径のロールと太径のロールとの間に形成
された圧延部に通板されたストリツプを、ストリ
ツプ進行方向に対し圧延部下流側で前記太径のロ
ールに所要の巻き付け角で巻き付けるためのロー
ルを設けたことを特徴とすると共に控ロールに直
接支持されるか或いは中間ロールを介して控ロー
ルに支持される小径のロールと、該小径のロール
の反控ロール側或いは反中間ロール側に配設され
且つ前記小径のロールとは異周速で駆動されしか
も前記小径のロールと協働してストリツプの圧延
を行う太径のロールと、該太径のロール及び前記
小径のロールの回転中心を通る線上で且つ前記太
径のロールと小径のロールの向い合つた位置近傍
を回転中心としてストリツプ進行方向に対し平行
な垂直面内を回動し得るロータリーガイドと、該
ロータリーガイドに前記各ロールと平行に枢支さ
れ前記小径のロールと太径のロールとの間に形成
された圧延部に通板されたストリツプを、ストリ
ツプ進行方向に対し圧延部下流側で、前記太径の
ロールに所要の巻き付け角で巻き付けるためのデ
フレクタロールを設けたことを特徴とするもので
ある。
に圧延力を小さくさせて消費動力の節減を計り、
しかもロールベンデイングをも容易に掛け得るよ
うにし、更にはストリツプに絞り込みが生じない
ようにすることを目的としてなしたもので、控ロ
ールに直接支持されるか或いは中間ロールを介し
て控ロールに支持される小径のロールと、該小径
のロールの反控ロール側或いは反中間ロール側に
配設され且つ前記小径のロールとは異周速で駆動
されしかも前記小径のロールと協働してストリツ
プの圧延を行う太径のロールと、該太径のロール
及び前記小径のロールよりもストリツプ進行方向
下流側に基端を枢支されストリツプ進行方向に対
し平行な垂直面内を揺動し得るようにしたアーム
と、該アームに前記各ロールと平行に枢支され且
つ前記小径のロールと太径のロールとの間に形成
された圧延部に通板されたストリツプを、ストリ
ツプ進行方向に対し圧延部下流側で前記太径のロ
ールに所要の巻き付け角で巻き付けるためのロー
ルを設けたことを特徴とすると共に控ロールに直
接支持されるか或いは中間ロールを介して控ロー
ルに支持される小径のロールと、該小径のロール
の反控ロール側或いは反中間ロール側に配設され
且つ前記小径のロールとは異周速で駆動されしか
も前記小径のロールと協働してストリツプの圧延
を行う太径のロールと、該太径のロール及び前記
小径のロールの回転中心を通る線上で且つ前記太
径のロールと小径のロールの向い合つた位置近傍
を回転中心としてストリツプ進行方向に対し平行
な垂直面内を回動し得るロータリーガイドと、該
ロータリーガイドに前記各ロールと平行に枢支さ
れ前記小径のロールと太径のロールとの間に形成
された圧延部に通板されたストリツプを、ストリ
ツプ進行方向に対し圧延部下流側で、前記太径の
ロールに所要の巻き付け角で巻き付けるためのデ
フレクタロールを設けたことを特徴とするもので
ある。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつつ説
明する。
明する。
第5図は本発明の第一実施例で、図中1は圧延
機ハウジング、2はハウジングウインドに昇降自
在に嵌合せしめられロール軸箱3に駆動自在に枢
着された小径のロール、4は同様のロール軸箱5
に駆動自在に枢着された太径のロール、6はロー
ル軸箱7に枢着されロール2をバツクアツプする
ための控ロール、8,8′は流体圧シリンダ9,
9′によりストリツプ進行方向に対し平行な垂直
面内を揺動し得るアーム10,10′に枢着され
ストリツプsをロール2,4により形成されるロ
ールバイト部(圧延部)下流側でロール4に対し
巻き付け得るようにしたロール、11は圧下シリ
ンダ、12は圧下スクリユー、13,14は油圧
ピストン装置、15は圧延機下流側に配設された
デフレクタロールを示す。
機ハウジング、2はハウジングウインドに昇降自
在に嵌合せしめられロール軸箱3に駆動自在に枢
着された小径のロール、4は同様のロール軸箱5
に駆動自在に枢着された太径のロール、6はロー
ル軸箱7に枢着されロール2をバツクアツプする
ための控ロール、8,8′は流体圧シリンダ9,
9′によりストリツプ進行方向に対し平行な垂直
面内を揺動し得るアーム10,10′に枢着され
ストリツプsをロール2,4により形成されるロ
ールバイト部(圧延部)下流側でロール4に対し
巻き付け得るようにしたロール、11は圧下シリ
ンダ、12は圧下スクリユー、13,14は油圧
ピストン装置、15は圧延機下流側に配設された
デフレクタロールを示す。
ストリツプsを太径のロール4に巻き付けて圧
延する場合には、流体圧シリンダ9,9′のロツ
ドを後退させてロール8,8′をパスラインに位
置させ、ストリツプsをロール8上部、ロール
2,4間、ロール8′上部、デフレクタロール1
5下部へと通し、圧延機下流側のロール8′を流
体圧シリンダ9′によつてロール4の上方に回動
させることにより、ストリツプsをロール4に略
180度以上の角度で巻き付け、ロール2,4の周
速が異速になるように駆動して圧延を行う。スト
リツプsがロールバイト部(圧延部)の入側で巻
き付けられていると、ストリツプの圧延部入側テ
ンシヨンtbはt0e〓〓〜t0e-〓〓の間で変動し、t0e-〓
〓の
場合はストリツプ入側でテンシヨンが減少するた
め、ストリツプの形状が平坦化されずしかも蛇行
するためいわゆる絞り込み(ストリツプが重なつ
て圧延される現象)が生ずるおそれがある。しか
し、本発明では、ロールバイト部(圧延部)に対
して入側のストリツプは、ロール2に巻き付けら
れていないため、ストリツプに与えたテンシヨン
を減少させることがなく、形状が悪いストリツプ
でもテンシヨンによつてストリツプの形状が平坦
化され、しかも絞り込みが生ずるおそれもない。
又、ロール8′と4との間では押付け力が圧延す
るために必要な力に比べ小さく、ストリツプsは
圧延されないが、ロール8′によるストリツプs
の押付け力をp′とすると、ロールバイト部(圧延
部)のストリツプテンシヨンTは、 T=(T1+p′μ)e〓〓 ……式(iii) となる。
延する場合には、流体圧シリンダ9,9′のロツ
ドを後退させてロール8,8′をパスラインに位
置させ、ストリツプsをロール8上部、ロール
2,4間、ロール8′上部、デフレクタロール1
5下部へと通し、圧延機下流側のロール8′を流
体圧シリンダ9′によつてロール4の上方に回動
させることにより、ストリツプsをロール4に略
180度以上の角度で巻き付け、ロール2,4の周
速が異速になるように駆動して圧延を行う。スト
リツプsがロールバイト部(圧延部)の入側で巻
き付けられていると、ストリツプの圧延部入側テ
ンシヨンtbはt0e〓〓〜t0e-〓〓の間で変動し、t0e-〓
〓の
場合はストリツプ入側でテンシヨンが減少するた
め、ストリツプの形状が平坦化されずしかも蛇行
するためいわゆる絞り込み(ストリツプが重なつ
て圧延される現象)が生ずるおそれがある。しか
し、本発明では、ロールバイト部(圧延部)に対
して入側のストリツプは、ロール2に巻き付けら
れていないため、ストリツプに与えたテンシヨン
を減少させることがなく、形状が悪いストリツプ
でもテンシヨンによつてストリツプの形状が平坦
化され、しかも絞り込みが生ずるおそれもない。
又、ロール8′と4との間では押付け力が圧延す
るために必要な力に比べ小さく、ストリツプsは
圧延されないが、ロール8′によるストリツプs
の押付け力をp′とすると、ロールバイト部(圧延
部)のストリツプテンシヨンTは、 T=(T1+p′μ)e〓〓 ……式(iii) となる。
T1;出側テンシヨン
μ;ロール4とストリツプとの間の摩擦係数
θ;ロール4の巻き付け角
この式から、ストリツプsをロール4に巻き付
け、力p′を加えることにより、ストリツプsのテ
ンシヨンが高くなることが分る。又、ストリツプ
を巻き付けないロール2はストリツプを巻き付け
たロール4より小径となつている。圧延荷重は圧
延するロール径に略比例すると考えてよい。この
場合の平均ロール径:DMは 2/DM=1/D4+1/D2 ここで、D4:ロール4の直径 D2:ロール2の直径 となり、D2<DM<D4となる。従つて、従来の上
下ロールにストリツプを巻き付けた圧延機のロー
ル径を仮にD4と同じとしたときの圧延荷重より
も平均ロール径が小さくなつた分だけ圧延荷重が
下り、またロールトルクも下る。従つて小さい圧
延力で圧延が可能となり、圧延力がストリツプを
巻き付けない場合と同じなら大きい圧下率若しく
は伸び率を得ることができる。
け、力p′を加えることにより、ストリツプsのテ
ンシヨンが高くなることが分る。又、ストリツプ
を巻き付けないロール2はストリツプを巻き付け
たロール4より小径となつている。圧延荷重は圧
延するロール径に略比例すると考えてよい。この
場合の平均ロール径:DMは 2/DM=1/D4+1/D2 ここで、D4:ロール4の直径 D2:ロール2の直径 となり、D2<DM<D4となる。従つて、従来の上
下ロールにストリツプを巻き付けた圧延機のロー
ル径を仮にD4と同じとしたときの圧延荷重より
も平均ロール径が小さくなつた分だけ圧延荷重が
下り、またロールトルクも下る。従つて小さい圧
延力で圧延が可能となり、圧延力がストリツプを
巻き付けない場合と同じなら大きい圧下率若しく
は伸び率を得ることができる。
ストリツプsを第5図に示す方向とは反対方向
に進行させて圧延を行う場合には、ロール8を流
体圧シリンダ9によつて上方に回動させ、ストリ
ツプsをロール4に対し、第5図に示す方向とは
逆方向から巻き付ける。
に進行させて圧延を行う場合には、ロール8を流
体圧シリンダ9によつて上方に回動させ、ストリ
ツプsをロール4に対し、第5図に示す方向とは
逆方向から巻き付ける。
ロール交換時には、ロール8,8′ともパスラ
インまで下げ、ストリツプsをロール2,4間を
通る直線状態にしておき、各ロールを軸箱と一緒
に第5図の紙面に対して直角方向に移動させ、交
換を行う。
インまで下げ、ストリツプsをロール2,4間を
通る直線状態にしておき、各ロールを軸箱と一緒
に第5図の紙面に対して直角方向に移動させ、交
換を行う。
第5図においてはロール2,4を駆動してい
る。圧延方法としては、ロール2の周速をストリ
ツプ入側の速度と一致させロール4の周速をスト
リツプ出側の周速と一致させるか或いはロール4
の周速をストリツプ入側の速度と一致させロール
2の周速をストリツプ出側の速度と一致させる。
る。圧延方法としては、ロール2の周速をストリ
ツプ入側の速度と一致させロール4の周速をスト
リツプ出側の周速と一致させるか或いはロール4
の周速をストリツプ入側の速度と一致させロール
2の周速をストリツプ出側の速度と一致させる。
第6図は本発明の第2実施例で、前記実施例と
異なる所は、ロール2と6との間に、ハウジング
ウインドに昇降自在に嵌合せしめられたロール軸
箱17に回転自在に枢着した中間ロール16を配
設した点である。図中18は油圧ピストン装置、
19はデフレクタロールを示す。斯かる構成とし
ても第5図に示す圧延装置と同様の圧延を行うこ
とができる。本実施例の場合、ロール2と中間ロ
ール16の間をストレートにストリツプを通して
従来の4段圧延機として使用することもできる。
異なる所は、ロール2と6との間に、ハウジング
ウインドに昇降自在に嵌合せしめられたロール軸
箱17に回転自在に枢着した中間ロール16を配
設した点である。図中18は油圧ピストン装置、
19はデフレクタロールを示す。斯かる構成とし
ても第5図に示す圧延装置と同様の圧延を行うこ
とができる。本実施例の場合、ロール2と中間ロ
ール16の間をストレートにストリツプを通して
従来の4段圧延機として使用することもできる。
第7図は本発明の第3実施例で、小径のロール
2′を第1実施例や第2実施例のロール2より一
層小径化すると共にアイドル化し、中間ロール2
0を介しバツクアツプロール21でバツクアツプ
し得るようにしたものである。ロール2を更に小
径にしたため圧延力が更に減少すると共に形状制
御も容易となる。従つて、ステンレス鋼や珪素
鋼、チタン鋼等の特殊鋼、極薄板、箔のような難
加工性材の圧延が可能である。
2′を第1実施例や第2実施例のロール2より一
層小径化すると共にアイドル化し、中間ロール2
0を介しバツクアツプロール21でバツクアツプ
し得るようにしたものである。ロール2を更に小
径にしたため圧延力が更に減少すると共に形状制
御も容易となる。従つて、ステンレス鋼や珪素
鋼、チタン鋼等の特殊鋼、極薄板、箔のような難
加工性材の圧延が可能である。
第8図及び第9図は本発明の第4実施例で、回
転中心が太径のロール4と小径のロール2を通る
線上でしかもロール2,4が向い合つた位置近傍
にあり且つストリツプ進行方向と平行な垂直面内
を回転し得るようにしたロータリーガイド22を
支持ロール23に支持せしめると共に、図示して
ない駆動装置により回動し得るようにしたギア2
4をロータリーガイド22のギア部に噛合せし
め、ロータリーガイド22所要位置に回転自在な
デフレクタロール25を配設する。
転中心が太径のロール4と小径のロール2を通る
線上でしかもロール2,4が向い合つた位置近傍
にあり且つストリツプ進行方向と平行な垂直面内
を回転し得るようにしたロータリーガイド22を
支持ロール23に支持せしめると共に、図示して
ない駆動装置により回動し得るようにしたギア2
4をロータリーガイド22のギア部に噛合せし
め、ロータリーガイド22所要位置に回転自在な
デフレクタロール25を配設する。
ストリツプsを太径のロール4に巻き付けて圧
延する場合には、ロータリーガイド22を回転さ
せてデフレクタロール25を第9図の実線位置に
位置させ、ストリツプsをデフレクタロール19
の上面、ロール2,4間、デフレクタロール25
の上面、デフレクタロール15の下面を通つた状
態にし、ロータリーガイド22を第9図の時計方
向に回転させてデフレクタロール25を二点鎖線
の位置から第8図に示すごとくロール4の後方上
部に位置させることにより、ストリツプsをロー
ル4に大略180度以上の巻き付け角で巻き付け、
ロール2,4の周速が異速になるよう駆動して圧
延を行う。
延する場合には、ロータリーガイド22を回転さ
せてデフレクタロール25を第9図の実線位置に
位置させ、ストリツプsをデフレクタロール19
の上面、ロール2,4間、デフレクタロール25
の上面、デフレクタロール15の下面を通つた状
態にし、ロータリーガイド22を第9図の時計方
向に回転させてデフレクタロール25を二点鎖線
の位置から第8図に示すごとくロール4の後方上
部に位置させることにより、ストリツプsをロー
ル4に大略180度以上の巻き付け角で巻き付け、
ロール2,4の周速が異速になるよう駆動して圧
延を行う。
ストリツプsを第8図に示す方向とは反対の方
向に進行させつつ圧延を行う場合には、デフレク
タロール25を第9図の実線位置からロータリガ
イド22と一緒に反時計方向に回動させてストリ
ツプsを第8図とは逆の方向からロール4に巻き
付ける。又、ロール組替時にもデフレクタロール
25を第9図の実線位置に位置させた状態で作業
を行う。
向に進行させつつ圧延を行う場合には、デフレク
タロール25を第9図の実線位置からロータリガ
イド22と一緒に反時計方向に回動させてストリ
ツプsを第8図とは逆の方向からロール4に巻き
付ける。又、ロール組替時にもデフレクタロール
25を第9図の実線位置に位置させた状態で作業
を行う。
第10図及び第11図は本発明の第5実施例
で、2組のデフレクタロール25,25′をロー
タリーガイド22に取付けたものの例である。本
実施例では、圧延時には、ロール4に巻き付けた
ストリツプsはデフレクタロール25で方向転換
して上方へ進行する。又、通板時やロール組替時
には、第11図に示すごとく、ストリツプsはロ
ール2,4間で水平状態であり、デフレクタロー
ル25′で斜め上方に向けガイドされた状態にな
る。
で、2組のデフレクタロール25,25′をロー
タリーガイド22に取付けたものの例である。本
実施例では、圧延時には、ロール4に巻き付けた
ストリツプsはデフレクタロール25で方向転換
して上方へ進行する。又、通板時やロール組替時
には、第11図に示すごとく、ストリツプsはロ
ール2,4間で水平状態であり、デフレクタロー
ル25′で斜め上方に向けガイドされた状態にな
る。
第12図は本発明の第6実施例でロール4,6
間に配設する小径のロール2′を前記ロール2よ
りも一層小径にし、ロール4,6を駆動し得るよ
うにしたものの例である。
間に配設する小径のロール2′を前記ロール2よ
りも一層小径にし、ロール4,6を駆動し得るよ
うにしたものの例である。
ストリツプsは例えばデフレクタロール19上
を通り、ロール2′,4間に通板されてロール4
に大略180度以上の巻き付け角で巻き付けられ、
デフレクタロール25,25′,15で方向転換
して後工程へ送られる。
を通り、ロール2′,4間に通板されてロール4
に大略180度以上の巻き付け角で巻き付けられ、
デフレクタロール25,25′,15で方向転換
して後工程へ送られる。
リバース圧延時には、第12図に示す位置にあ
るロータリーガイド22を第12図の状態から反
時計方向に1回転ちよつと回動させてデフクレタ
ロール25′を第12図の二点鎖線イの位置に、
又デフレクタロール25を第12図の実線で示す
デフレクタロール25′の位置に位置させる。こ
れによつてストリツプsはロール6に対し、第1
2図に示す状態とは逆の状態に巻き付けられる。
るロータリーガイド22を第12図の状態から反
時計方向に1回転ちよつと回動させてデフクレタ
ロール25′を第12図の二点鎖線イの位置に、
又デフレクタロール25を第12図の実線で示す
デフレクタロール25′の位置に位置させる。こ
れによつてストリツプsはロール6に対し、第1
2図に示す状態とは逆の状態に巻き付けられる。
ロール組替の場合は、ロータリーガイド22を
回転させてデフレクタロール25,25′を第1
2図の二点鎖線ロの位置に位置させると共にスト
リツプsをロール2′,6間を通り水平な状態に
し、組替を行う。ロール2′は第7図に示すロー
ル2′と同様他のロール2に比べて一層小径なの
で圧延力が小さくて良く、形状制御も容易にな
る。
回転させてデフレクタロール25,25′を第1
2図の二点鎖線ロの位置に位置させると共にスト
リツプsをロール2′,6間を通り水平な状態に
し、組替を行う。ロール2′は第7図に示すロー
ル2′と同様他のロール2に比べて一層小径なの
で圧延力が小さくて良く、形状制御も容易にな
る。
第13図は本発明の第7実施例で、ロール2と
控ロール6の間に、ロール軸箱17に回転自在に
枢着した中間ロール16を介在させたものであ
る。斯かる構成としても第10図に示す圧延装置
と同様の圧延を行うことができる。
控ロール6の間に、ロール軸箱17に回転自在に
枢着した中間ロール16を介在させたものであ
る。斯かる構成としても第10図に示す圧延装置
と同様の圧延を行うことができる。
本発明の実施例においては、第5図〜第13図
に示す符号は、同一物については同一符号を付し
てある。
に示す符号は、同一物については同一符号を付し
てある。
なお、本発明は前述の実施例に限定されるもの
ではなく、第6図や第7図に示す形式のものから
アーム、ロール等を撤去し、デフレクタロールを
備えた第8図以後に示すごときロータリーガイド
を設けても実施し得ること、その他、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得るこ
と、等は勿論である。
ではなく、第6図や第7図に示す形式のものから
アーム、ロール等を撤去し、デフレクタロールを
備えた第8図以後に示すごときロータリーガイド
を設けても実施し得ること、その他、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得るこ
と、等は勿論である。
更に前記実施例では、ストリツプを小径ロール
には全く巻き付けない例について説明した。然
し、ストリツプの入射角によつては小径ロールに
もストリツプが巻き付くことがあるが、巻き付け
角が、比較的小さいため、張力の増大、減少にほ
とんど影響しない。
には全く巻き付けない例について説明した。然
し、ストリツプの入射角によつては小径ロールに
もストリツプが巻き付くことがあるが、巻き付け
角が、比較的小さいため、張力の増大、減少にほ
とんど影響しない。
本発明の圧延装置によれば、大きな圧下率を得
ることができるうえ、ストリツプの形状制御が容
易になり、圧延力の低減が可能であるから動力消
費量を節減すことができるうえ、圧延部入側のス
トリツプをロールにほとんど巻き付けないため入
側のテンシヨンを減少させることがなく、従つ
て、ストリツプをゆるませてストリツプの形状を
くずすことがなく、しかもいわゆるストリツプの
絞り込みが防止される、等種々の優れた効果を奏
し得る。
ることができるうえ、ストリツプの形状制御が容
易になり、圧延力の低減が可能であるから動力消
費量を節減すことができるうえ、圧延部入側のス
トリツプをロールにほとんど巻き付けないため入
側のテンシヨンを減少させることがなく、従つ
て、ストリツプをゆるませてストリツプの形状を
くずすことがなく、しかもいわゆるストリツプの
絞り込みが防止される、等種々の優れた効果を奏
し得る。
第1図は従来の異速圧延機の説明図、第2図は
圧延力分布の変化を示す斜視図、第3図はロール
の曲り変形を示す説明図、第4図はロールの熱ク
ラウンを示す説明図、第5図は本発明の圧延装置
の第1実施例の説明図、第6図は同第2実施例の
説明図、第7図は同第3実施例の説明図、第8図
は同第4実施例の説明図、第9図は第8図の圧延
装置の通板時及びロール組替時の説明図、第10
図は本発明の圧延装置の第5実施例の説明図、第
11図は第10図の圧延装置の通板時及びロール
組替時の説明図、第12図は本発明の圧延装置の
第6実施例の説明図、第13図は本発明の圧延装
置の第7実施例の説明図である。 図中1は圧延機ハウジング、2,2′は小径の
ロール、4は太径のロール、6は控ロール、8,
8′はロール、9,9′は流体圧シリンダ、10,
10′はアーム、15,19,25,25′はデフ
レクタロール、16,20は中間ロール、21は
控ロール、22はロータリーガイド、23は支持
ロールを示す。
圧延力分布の変化を示す斜視図、第3図はロール
の曲り変形を示す説明図、第4図はロールの熱ク
ラウンを示す説明図、第5図は本発明の圧延装置
の第1実施例の説明図、第6図は同第2実施例の
説明図、第7図は同第3実施例の説明図、第8図
は同第4実施例の説明図、第9図は第8図の圧延
装置の通板時及びロール組替時の説明図、第10
図は本発明の圧延装置の第5実施例の説明図、第
11図は第10図の圧延装置の通板時及びロール
組替時の説明図、第12図は本発明の圧延装置の
第6実施例の説明図、第13図は本発明の圧延装
置の第7実施例の説明図である。 図中1は圧延機ハウジング、2,2′は小径の
ロール、4は太径のロール、6は控ロール、8,
8′はロール、9,9′は流体圧シリンダ、10,
10′はアーム、15,19,25,25′はデフ
レクタロール、16,20は中間ロール、21は
控ロール、22はロータリーガイド、23は支持
ロールを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 控ロールに直接支持されるか或いは中間ロー
ルを介して控ロールに支持される小径のロール
と、該小径のロールの反控ロール側或いは反中間
ロール側に配設され且つ前記小径のロールとは異
周速で駆動されしかも前記小径のロールと協働し
てストリツプの圧延を行う太径のロールと、該太
径のロール及び前記小径のロールよりもストリツ
プ進行方向下流側に基端を枢支されストリツプ進
行方向に対し平行な垂直面内を揺動し得るように
したアームと、該アームに前記各ロールと平行に
枢支され且つ前記小径のロールと太径のロールと
の間に形成された圧延部に通板されたストリツプ
を、ストリツプ進行方向に対し圧延部下流側で前
記太径のロールに所要の巻き付け角で巻き付ける
ためのロールを設けたことを特徴とする圧延装
置。 2 控ロールに直接支持されるか或いは中間ロー
ルを介して控ロールに支持される小径のロール
と、該小径のロールの反控ロール側或いは反中間
ロール側に配設され且つ前記小径のロールとは異
周速で駆動されしかも前記小径のロールと協働し
てストリツプの圧延を行う太径のロールと、該太
径のロール及び前記小径のロールの回転中心を通
る線上で且つ前記太径のロールと小径のロールの
向い合つた位置近傍を回転中心としてストリツプ
進行方向に対し平行な垂直面内を回動し得るロー
タリーガイドと、該ロータリーガイドに前記各ロ
ールと平行に枢支され前記小径のロールと太径の
ロールとの間に形成された圧延部に通板されたス
トリツプを、ストリツプ進行方向に対し圧延部下
流側で、前記太径のロールに所要の巻き付け角で
巻き付けるためのデフレクタロールを設けたこと
を特徴とする圧延装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7632682A JPS58192603A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 圧延装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7632682A JPS58192603A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 圧延装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58192603A JPS58192603A (ja) | 1983-11-10 |
JPS6348601B2 true JPS6348601B2 (ja) | 1988-09-29 |
Family
ID=13602230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7632682A Granted JPS58192603A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 圧延装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58192603A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60108105A (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 圧延装置 |
CN115608775B (zh) * | 2022-12-16 | 2023-03-17 | 江苏甬金金属科技有限公司 | 一种往复式高强度钛合金钢板冷轧装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS571504A (en) * | 1980-06-04 | 1982-01-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Rolling method |
JPS57118806A (en) * | 1981-01-14 | 1982-07-23 | Nippon Steel Corp | Rolling mill |
-
1982
- 1982-05-07 JP JP7632682A patent/JPS58192603A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS571504A (en) * | 1980-06-04 | 1982-01-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Rolling method |
JPS57118806A (en) * | 1981-01-14 | 1982-07-23 | Nippon Steel Corp | Rolling mill |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58192603A (ja) | 1983-11-10 |
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