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JPS6339926A - ポリアリ−レンスルフイドの製造法 - Google Patents

ポリアリ−レンスルフイドの製造法

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Publication number
JPS6339926A
JPS6339926A JP61182989A JP18298986A JPS6339926A JP S6339926 A JPS6339926 A JP S6339926A JP 61182989 A JP61182989 A JP 61182989A JP 18298986 A JP18298986 A JP 18298986A JP S6339926 A JPS6339926 A JP S6339926A
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reaction
mol
polyarylene sulfide
water
polymerization
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JP61182989A
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English (en)
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Hiroshi Iizuka
洋 飯塚
Takao Iwasaki
隆夫 岩崎
Takayuki Katsuto
甲藤 卓之
Yoshiya Shiiki
椎木 善彌
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Original Assignee
Kureha Corp
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Publication date
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Priority to EP87306905A priority patent/EP0256757A1/en
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Priority to US07/300,938 priority patent/US4931516A/en
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背■〕 え電車1 本発明はポリアリーレンスルフィド(以下PASと略記
する)の製造方法に関する乙のである。更に詳しくは、
本発明は、有はill?塩などの・重合助剤を用いるこ
となしに中分子aもしくはi;)分子IMPAsを短時
間で!J造する方法に関する。
近年、電子機器部材、自動車部品などとしCJ:すまず
高い耐熱性の熱可塑性樹脂が要求されてきている。
RASもその要求に応え得る樹脂としての性質を有して
いるが、このポリフェニレンスルフィドに代表されるR
ASは分子量の充分高いものが得られ難いという事情が
あるために、特に、高強度が要求されるI維、フィルム
や高耐衝撃強度が要求される成形品を得ることが極めて
難しいという問題点があった。
従来技術 PASの代表的な製造方法としては、N−メチルピロリ
ドン等の有機アミド溶媒中でジハロ芳香族化合物と硫化
す1−リウムとを反応させる方法が特公昭45−336
89公報に開示されている。
しかし、この方法で製造されたRASは低分子量であっ
て、そのままでは成形品、フィルム、シート、繊組など
には成形加工することが困難であった。
このようなところから中分子Rや高分子出の1) A 
Sを得るために、上記の方法を改善した方法が種々提案
されている。なお、本発明で、低分子量PAS、中分子
ωPAS及び高分子1dPASとは、溶融粘度(310
℃、剪断速度=200(秒)−1の時の値)が、それぞ
れ約300ポイズ以下、約300〜1000ポイズ、及
び約1000ポイズ以上のPASを意味する。
このような改善された方法のうら、最も代表的な持分1
1152−12240号公報記載のものでは、上記反応
系に重合助剤としてアルカリ金屈有11M塩を用いてい
る。この方法によれば、重合助剤の添加ff1がアルカ
リ金属硫化物に対して等モル程度必要゛とされており、
さらにより高重合度のPASを116ためには種々の重
合助剤のうらでも高価な耐酸すヂウムや安息香酸ナトリ
ウムを多過に使用することが必要であり、従って結果的
にRASのK Tiコストが増大して工業的に不利とな
ると思われる。また、この方法では、重合反応後のPΔ
S回収時の処′理排水に多1の有機酸苫が混入づ゛るこ
とになって公害上の問題を生ずるおそれがあり、これを
回収、再使用するためには多大の設備と運転の費用を必
要とすることなど、経^的児地から大きな問題があると
思われφ。
また、他の中分子聞苦くは高分子mのPASを17る方
法としては、重合中にあるいは重合末期に3価以上のポ
リハロ芳占族化合物を架橋剤もしくは分校剤として用い
る方法が提案されている(特開昭53−136100号
公報等)。この方法によれば、見掛り上は溶融粘度が致
方ポイズの高分子量RASも容易に得ることがrきるが
、このP A S i、を高度に架橋もしくは分枝した
ポリマーであるため、加工性、特に延伸性、曳糸性に乏
しくてフィルム、繊維などには成形加工が困難であり、
また成形品が得られたとしても分子鎖が基本的に短いた
めに機械的に掻めて脆弱なものにしかならないという問
題点がある。
本発明者らは上記の点に鑑み、溶融粘瓜が十分に高くて
、しかも加工性および機械的特性に優れたRASをアル
カリ金屈有i酸塩、アルカリ金属スルホン酸塩等の重合
助剤を使用することなしに、安価に製造する方法を見出
すべくアルカリ金Ji111iIt化物とジハロ芳香族
化合物との単純重合系での重合メカニズムを詳細に検討
した結果、重合の諸条件中で特に共存水のmと重合温度
とを重合前段と重合後段で顕著に異ならせることによっ
て、助剤を用いることなしに著しく高分子量の線状PΔ
Sを製造することができることを見出した(特聞11j
161−7332S?:公報)。
しかしながら、この発明の方法では、未だ、総重合口島
間が約10時間、或いはそれ以上と長く、重合反応2:
単位容積当りの生産性が他の一般合成樹脂等と比較して
ヤ)低くて、ロス1〜高になる要因の一つであった。そ
こ′C発明名らは、中〜1!″li分子ff1PへS、
就中、中分子はPASに関しては、これを人I+に短縮
された時間で1n便に装造する方法について特開昭61
−7332号公報の方法を再検討し、m金時間の短縮及
びプロレスの1!?!略化の方法を鋭意追求した。
その結果、上記発明の方法において、特に114段重合
の反応温度を高めることによって、11η段重合反応の
速度を高め、異常反応(分解反応′S)の開始する前に
あるタイミングで多りの水を注入し、当該反応温度を維
持したま・(“二相分離を起ざU、そのま)溶融粘度が
所望するレベルに達する迄重合反応を継続づ”ることに
よって、中〜高分子mのPASを得るための所要時間を
大巾短縮できることが判った。そして、この途中で水を
注入するタイミングを如何にコントロールするかという
問題を解決することが肝要であることが判った。さらに
、この方法に、僅少の架橋剤を併用することもでき、こ
の場合には主として高分子ff1r’Asを得るのに有
効であることも判った。
〔発明のm要〕
本発明は、中〜高分子ωのPASをできるだけ短い時間
で’IJ造する重合方法であって、特開昭61−733
2号記載の方法を発展させたものである。
すなわち、本発明による中分子1uPAsのyJ3n法
は、アプロチック有機極性溶媒中でアルカリ金属硫化物
とジハロ芳香族化合物とを脱ハロゲン化/硫化反応さけ
てポリアリーレンスルフィドを得る方法において、この
反応を少なくとも下記の二工程を経由させかつ当該二工
程の所要時間の和を1〜10時間で行なうこと、を特徴
とするものである。
工程(1) 該wJ媒I Kg当り0.5モルを越えか
つ5T−ル以下の水が存在する状態で235〜280℃
の温度で反応を行なって、ジハロ芳「5I戊化合物の転
化率70〜98モル%でかつポリアリーレンスルフィド
の溶融粘度5〜300ポイズのプレポリマーを生成ざぜ
る工程。
工程(2) 反応系に水を添加し、該溶IJ 1 Ky
当り6〜15モルの水がひ存する状態で240〜290
℃の温度に昇温しで反応を継続1」る−[程。
また、本発明によるもう一つ□のPASの製造法、りな
わち11)分子WPASの製造法は、アブ1コ升ツク右
機極性溶媒中でアルカリ金属硫化物とシバ1」芳香族化
合物どを脱ハロゲン化/硫化反応させてポリアリーレン
スルフィドを17る方法において、ジハロ芳香族化合物
に対してトリ名しくはそれ以上のポリ八日芳香族化合物
を0.01〜1Uニル%添加し、この反応を少なくと乙
下記のニ工程を経由さけかつ当該二工程の所要時間の和
を1・〜10時間で行うこと、を特徴とするbのCある
工程(1) 該溶媒1 Kg当り0.5モルを越えかつ
5モル以下の水が存在する状態で235〜280℃の温
度で反応を行って、ジハロ′/i香族化合物の転化率7
0〜98モル%でかつポリアリーレンスルフィドの溶融
粘度5〜300ポイズのプレポリマーを生成させる工程
工程(2) 反応系に水を追加し、該溶媒1 K’J当
り6〜15モルの水が存在する状態で240〜290℃
の温度に¥I温して反応を継続り°る工程。
効  果 本発明では、曲設重合反応の時間が大巾に短縮されるた
めに、中〜高分子量PASの製造におCノる、子局、労
力、時間の省略ないし低減が可能であり、製品コストの
大幅なロス1−ダウンも可能となった。
〔発明の詳細な説明〕
RASの製造 本発明ににるRASの製造法は、アルカリ金属硫化物と
ジハロ芳香族化合物との反応を特定の条件の下で実施す
ることからなるものである。
アルカリ金属硫化物 本発明で用いられるアルカリ金属硫化物には、硫化リヂ
ウム、硫化すI〜ツリウム硫化カリウム、硫化ルビジウ
ム、硫化レシウムJ3よびこれらの混合物が包含される
。これらのアルカリ金属硫化物は、水和物よ、たは水性
混合物して、あるいは無水の形で、用いることができる
これらのアルカリ金属硫化物の中では、硫化す1−リウ
ムが最も支何であって工業的には好ましい。
なJ3、アルカリ金属硫化物中に微;1存在り°ること
があるアルカリ金fX重硫化物やアルカリ金属ヂA硫酸
塩と反応させるために、少1nのアルカリ全屈水酸化物
を併用してこれら不純物を除去ないし硫化物への変換を
翳することがr″きる。
ジハロ芳香族化合物 本発明で使用されるジハロ芳香族化合物としては、例え
ば特6:1昭59−22926″f、J公報に記載され
ているようなジハロ芳香族化合物があり得る。
特に、p−ジクロルペンピン、m−ジクロルベンゼン、
2.5−ジクロルトルエン、p−ジブロムベンゼン、1
.4−ジクロルナフタリン、1−メトキシ−2,5−ジ
クロルベンゼン、4.4’  −ジクロルビフェニル、
3.5−ジクロル安息香酸、4.4′−ジクロルジフェ
ニルエーテル、4゜4′−ジクロルジフェニルスルフォ
ン、4.4’−ジクロルジフェニルスルフオキシド、4
.4’−ジクロルジフェニルケトンなどが好ましい。な
かでも、p−ジクロルベンゼンに代表されるパラジハロ
ベンゼンを主成分とするものが好ましい。
ジハロ芳香族化合物の適当な選択組合せによって、2種
以上の異なる反応単位を含む共重合体を得ることができ
る。例えば、p−ジクロルベンゼンとm−ツク0ルベン
ゼン若しくは4,4′ −ジクロルジフェニルエーテル
とを組合せて使用すれ重合体を1みることができる。共
重合体を、ランダム共重合体の外に、ブロック共重合体
もありうる。
なお、本発明によるPASは上記ジハロ芳香族化合物の
重合体であるが、生成重合体の末端を形成させある“い
は重合反応ないし分子量を調節するためにモノへ〇化合
物(必ずしも芳ffi/A化合物でなくてもよい)を併
用することも可能である。
本発明では、分岐または架1fli合体を形成させるた
めにトリハロ以上のポリハロ芳占族化合物を併用するこ
と−b iJ能である。これらのモノハロまたはポリハ
ロ化合物が芳香族化合物である場合の具体例は、上記具
体例のモノ八〇またはポリ八0誘尋休として当業者にと
って自明(”あろう。本発明の方法によれば、ポリハロ
化合物を用いない場合は、主として中分子ff1PAs
を得ることがひきる。一方、ジクロルベンゼンに加工性
を顕著に劣化さl!ない程度の少量のポリハロ化合物、
例えば1〜リクロルベンゼン、を組合せて使用すれば、
主としてハ分子mフェニレンスルフィド重合体を得るこ
とができる。もっとも、繊維、フィルム等を得るには、
PASは実質的に線状であることが好ましく、分校の程
度は少ないことが好ましい。
従って、主に高分子InのRASを19ようとする場合
の架橋剤の使用tnは、架橋剤がトリハロもしくはそれ
以上のポリへ〇芳香族化合物の場合はジハロ芳香族化合
物に対し、0.01〜1モル%、特に望ましくは0.0
3〜0.5モル%、の範囲が加工性の観点から好ましい
1豆11 本発明の重合反応において使用するアプロチック有機極
性溶媒としては、N−メチルビ0リドン(NMP) 、
N−エチルピロリドン、N、N−ジメチルホルムアミド
、N、N−ジメチルアセトアミド、N−メチルカプロラ
クタム、テトラメチル尿素、ジメチルイミダシリン、ヘ
キサメチルりん酸トリアミド等の有機アミド類もしくは
有機尿素類及びこれらの混合物をあげることができる。
これらのうらでは、N−メチルビ0リドンが特に好まし
い。
有機極性溶媒の使用量は、アルカリ金属硫化物1モルあ
たり0.3〜2 Kgの範囲が好ましい。
反応装置 本発明の重合方法における諸工程、就中、重合反応開始
前に通常行う水分m調整のための脱水1稈と、前段重合
工程とは、少くとし反応液との接液部がヂクン材で構成
された反応装置を用いて行うことが好ましい。即ち、本
発明は、工程1を特開昭61−7332号記載の方法に
比べて高い記瓜′C−重合を行うめたに、分解反応が幾
分起り易い傾向にあるが、少なくとも反応液との接液部
がブタン祠′C″構成された反1Ii5装置を用いるこ
とにJ、って、この分解反応を顕著に低減Jることがで
きるからである。
重合 (1)  定  義 本発明による重合は、重合反応系の反応;Ω疫および必
要に応じて系に存在づる水の吊に関してy“シなる少な
くとも二段階すなわら二工程を経由して行なわれる。こ
こで、[少なくとも二工程を経由」ということは、この
二工程の組合Uに1j囚する本発明の効果が実現される
限り、これらの二工程の前、後または中間に補助的な工
程を付加してらよいこと意味するものである。
(2)  工程1(前後重合) さて、本発明での第一の工程では、換吉すれば前段重合
では、アプロチック有機極性溶媒I Kg当り、0.5
モルを越えかつ5モル以下の水を含む重合反応系で、2
35〜280℃の温度で、重合反応系中のジハロ芳香族
化合物の転化率が70〜98モル%になるまで重合を行
って、しかも生成PASの溶融粘度が5〜300ポイズ
であるブレボリン−を得る(本発明において溶融粘度は
310℃で剪断速度200 (秒)−1で測定したもの
である)。
この前段重合工程の特徴は、反応n度を高めるため重合
温度が235℃以上と高いことである。
このような高温下で多足の水及びアルカリ金属硫化物が
手合反応系に共存していると、分解反応が起り易い。そ
れを防止するため、特開昭61−7332号記載の方法
に比べて本発明では反応系の水分量は少な口であること
が好ましい。即ち、反応系中の共存水砧を適当に少なく
してやることによって、分解反応を防止しながら高温で
高い反応速度で前段重合を行うことができる。
しかし、この状態で重合を続けると重合反応系中のジハ
ロ芳香族化合物が急速に消費され、そのEiIが減少し
てくると分解反応等の%常反応が起り易くなって来る。
そこで、この異常反応が起り始める状態、すむわら転化
率が98七ル%以上にならないように、重合の進行状態
を監視する必要がある。即ら、転化率が98モル%越え
る市に前段のm合工程に切りDえることが肝要である。
曲設重合実施に際しては、先ず、有機極性溶媒に、望ま
しくは不活性ガス雰囲気下に、アルカリ金属硫化物およ
びジハロ芳香族化合物を加、えて、所定の温度に昇温し
て反応させる。
アルカリ金属硫化物中の含有水量が所定の吊より多過ぎ
る場合には、当業者らにとって公知の方法、ずなわちジ
ハロ芳香族化合物を添加りる前に溶媒(およびアルカリ
金属硫化物)を150℃〜210℃程度の温度まで昇温
しながら常圧下に水の不要聞を系外に追い出す。この際
、水を除去し過ぎた場合には、不足分を添加11(i充
す゛ればよい。
好ましい重合系の共存水Gは非常に少なく、重合用溶W
 I KFI当り0.5〜5モルの範囲である。
特に、0.6〜4モルの範囲が好ましい。水是が0.5
モル未満では生成PASの分解、変性等望ましくない反
応が起るし、一方5モルを超過する場合にもやはり重合
反応系が分解を起し易いので、いずれも好ましくない。
前段重合は、235℃〜280℃、好ましくは240〜
270℃、で行なわれる。温度が235℃より低すぎる
と長い重合時間を要するし、280℃を越えると生成R
ASや溶媒が分解を起し易くなるので好ましくない。
ジハロ芳香族化合物の使用量はアルカリ金属硫化物1モ
ル当り0.95モル〜1.1モルの範囲が望ましく、特
に0.98モル〜 1.05モルの範囲が高分子量の最終RASを得るのに
好ましい。0.95モル未満では分解反応を起し易い。
1.1モルを超過する場合は、加工に適した溶融粘度の
最終PASを得難いので好ましくない。
1’lQ m ’B合の終点、すなわら反応系に水を加
えて前段重合から後段重合に切り換える時点は、先ず、
系内のシバロガfI族化合物の転化率が70′#fニル
%〜98モル%に達した時点である。転化率が70モル
%未)!1では後段重合の際に分解等の望ましくない反
応が起ったり、後82重合に長大な時間を要するのでθ
゛fましくない。逆に、転化率98モル%を超過さUて
しまうと、分解を起し!こり、あるいはポリマーが変性
して、後段重合を行<=つてら11°4車合度の最終R
ASを得難い。好ましくは、転化率80 ’Eル%〜9
8モル%程麿、特にりfましくは90モル%〜98モル
%、が安定に所望するj[4合度のRASが短時間で得
られるので好ましい。
ここで、ジハロ芳香族化合物の転化率は、以下の式で算
出したものである。
(イ) ジハロ’t; 5 h%化合物(D I−1Δ
と略記する)をアルカリ金属硫化物よりモル比で過剰に
添加した場合 DHA仕込聞(モル)− DHA残存旦(モル) 転化率=              X100DHA
仕込聞(モル)− DHA過剰a(゛しル) (ロ)  (イ)以外の場合 DHA仕込a(モル)− DHA残存量(モル) 転化率=              X100D H
A仕込量(モル) そして、前82重合体から後段重合への切換え時点の判
断は、転化率だけでなく、生成プレポリマーの溶融粘度
の範囲から行なうことも重要である。
叩ら、生成プレポリマーの溶融粘度は5ポイズ以上から
300ボイス以下であるべきである。好ましくは、5ポ
イズ以上かつ200ポイズ以下であって、この粘度は中
分子量のRASを得るのにより適している。5ポイズ未
満では、後段重合で分解や反応速度低Fを起し易い。3
00ポイズを越えると、重合反応物が分解し易くなった
り、生成したプレポリマーが後段重合で、生長し難くな
ったりする。
本発明の前段重合のように高温でしかも水分の少ない系
では反応速度が甲いので、後段重合への切替えを適切に
実施することが極めて肝要である。
前段重合の時間は、ジハロ芳香族化合物とアルカリ金属
硫化物とのモル比、重合温度、水分m等ににつて、最適
範囲は変動するが、0.5〜5時間、より好ましくは1
〜4時間、程度が好ましい。
(3)  工程2(後段重合) 本発明での第二の工程では、換言すれば後段重合では、
前rIi重合スラリーに適切なタイミングで多量の水を
添加して重合系の全水母@重合用溶媒1 Kg当り、6
〜15モルとし、温度は240〜290℃の範囲に調部
して、液−液二相分離状態(mポリマー溶液相と希ポリ
マー溶液相)にして、反応液の温度をこの温度範囲に維
持して、重合を継続する。重合反応系中の全水母が6モ
ル未満では、二相分離が不充分となり、分解反応が起り
易い。逆に15モル超過になると、やはり高分子量のR
ASが得られ難くなる。特に7モル〜12モルの範・囲
で後段重合を行うと、高溶融粘度のPASが19られ易
いので好ましい。
一方、二相分離形成はこの水分母条件下で、240〜2
90℃、好ましくは245〜280℃、で生起する。は
反応液の温度が240℃未満では、中分子量あるいは高
分子mのRASが得難い。一方、290℃を越えると、
溶媒や生成ポリマーの分解が起り易くなるので好ましく
ない。特に、250〜270℃の範囲は、中〜^分子ω
のPASを1qるには好ましい。
RASの一般的な用途に適したものを得るためには、少
なくとも中分子量のRASが生成するまで重合を継続す
ることが好ましい。また、生成するRASをハンドリン
グ性のよい粒状で得るためには、溶融粘度がプレポリマ
ーの5(8以上に上昇するまで、重合体を継続すること
が好ましい。それに要する重合時間は、プレポリマーの
溶融粘度、後段重合温度、後段重合の共存水1、所望す
るポリマーの溶融粘度などの条件によって変動する。
通常は0.5〜5時間の範囲、特に好ましくは1〜4時
間の範囲、が望ましい。重合時間が短かすぎる1合条件
では、重合反応の停止のコントロールが難かしい。一方
、重合時間が長ずざる重合糸4’Fでは分解反応などの
副反応が起ってくることがあり、長時間の1合は経済的
見地からもりfましくない。
本発明の方法においては、前段重合と後段重合とに要す
る重合時間の和は、1〜10時間の範囲、通常は約2〜
6時聞程度、と短いことが特徴である。そして、前段重
合の温瓜が後段重合の温度と同じかもしくは接近してい
るので、前段重合から後段重合への切替えに要する時間
は極めて少なくて済む。
前段重合の反応容器と後段重合の反応容器とは、同一で
あってし良いし、別々であってもよい。
(4)  回収工程 本発明の重合方法における生成ポリマーおよび溶媒の回
収は、常法によって行なうことができる。
すなわち、後段重合反応の終了後、冷却した生成物スラ
リーをそのままン濾過し、あるいは有機溶剤、水などで
稀釈してから炉別し、必要に応じて酸性水溶液で洗浄し
、さらに水洗を繰り返して乾燥することにより、最終R
ASを得ることができる。
本発明のPASの  および/ 介 このようにして得られる、本発明の中分子伍若しくは高
分子ff1PAsからは、耐衝撃強度や、曲げ強度が非
常に大きな整形品を安価に得ることができる。また、フ
ィルム繊維などを得ることもできる。
本発明のRASは、ポリフェニレンスルフィドコポリマ
ー、ポリm−フェニレンスルフィド、低重合度のポリパ
ラフェニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケトン
、ポリエーテルスルホン、ポリスルボン、ポリイミド、
ポリアミド、ポリフェニレンエーテル、ポリアリーレン
、ポリカーボネート、ポリアセタール、結晶性もしくは
、非結晶性ポリエステル、弗素樹脂、ポリスチレン、ポ
リオレフィン、ABSなどの合成樹脂、あるいは、オレ
フィンゴム、弗素ゴム、シリコーンゴム、ブヂルゴム、
水添SBR等のエラストマーの一種以上と混合した組成
物として用いることもできる。
さらにまた、本発明のPASに炭素繊維、ガラス繊維、
硅酸カルシウム繊維、チタン酸カリ゛繊維、シリカ繊維
、硫酸カルシウム繊維、アスベストなどの繊維状の充填
材、マイカ、シリカ粉末、アルミナ粉末、酸化チタン粉
末、炭酸カルシウム粉末、タルク、クレイ、ガラス粉末
、硅酸カルシウム粉末、IiQ 酸カルシウム粉末など
の粉末状充填材の一種以上と混合した組成物として用い
ることもできる。
衷−」L−舅 実験例1 Ti内張り1リツトルオートクレーブにN−メヂルビロ
リドン(以降NMPと略記)5.0モルJ3よび含水N
a25(固型分45.96%)1.00モルを仕込み、
撹拌しながら、N2気流下で徐々に約205℃まで昇温
して、水4.36−’E ル、N M P  0 、 
1 モルオヨヒト1280.03モルを濡出させた(N
a2s有効仕込母=0.97モル、全水盪/NMP=1
.7 (モル/に9))、約140℃まで冷却したのら
、p−ジクロルベンゼン(以降p −PCBと略記)を
Na2S右効仕込伍に対して1.02 (モル1モル)
になるように仕込み、撹拌しながら250℃/2.O時
間の重合(#i段重合)を行った。前段重合における生
成プレポリマーの溶融粘度=50ボイス(310℃、せ
ん断速度=200 (秒)−1の111i )および転
化率=92.6モル%であった。
この系に直ちに水を加えて全水ffi/NMP=10.
0(モル//(y)に調整し、撹拌しながら260℃に
昇温して、260℃/3.0時間の重合(後段重合)を
行った。
反応終了後、直ちに撹拌を停止させた。冷却後、反応ス
ラリーを取出し、目開き0.1誠のスクリーンを用いて
ポリマー(粒状)だけを篩分し、数回水洗し、100℃
で減圧乾燥した。
得られたポリマーは小粒状であり、収率=83%、溶融
粘度=550ボイス(310℃、せん断速度−200(
秒)−1の値)。なお、前段重合の転化率は、サンプリ
ングしたスラリー中の残存p−DCBのガスクロマトグ
ラフィー分析により測定した。また、前段重合での生成
ポリマーの溶融粘度は、サンプリングしたスラリーを吸
引ン濾過後、固形分をアセトンで再スラリー化し、水洗
、アセトン洗後、100℃で減圧乾燥したものについて
行った。
本発明での溶融粘度は、ずべてサンプル・ポリマーをホ
ットプレスで320℃/30秒間加圧して0.2〜0.
3mのシートに成形し、それを高化式フローテスター(
ノズルO,!Mφ×100s+L)で、310℃にて測
定して、せん断速度=、200(秒)−1に対応する値
を求めたものである。
実験例2〜14 実験例1と同様にして、前段重合もしくは後段重合の条
件を変えて、重合を行った。重合条件及び、生成ポリマ
ーの性状は一括して表1に示した。
なお実験例13および14の架橋剤を添加して重合を行
ったRASは、加工性の評価を行うべく、延伸加工を行
った。即ち、両ポリマーをそれぞれ、ホットプレスで3
20℃で加圧して、0.2trmDみのシートに成形し
、1ONR巾のたんざく状に切取って、テンシロンを用
いて、102℃で延伸を行った。その結果、実験例13
のポリマーからのシートは4倍以上延伸できて充分配向
したフィルム成形物が得られた。一方、実験例14のポ
リマーからのシートは、延伸倍率1.5倍未満で切断し
て°しまって、充分配向したフィルム成形物は得られな
かった。
手続?iti JE書 昭和61年11月ユ1日 1!1許庁長官 黒田明雄殿 2 発明の名称 ポリアリーレンスルフィドのvJ’?a法3 補正をす
る者 事件との関係  特許出願人 (110)呉羽化学工業株式会社 4  代  理  人 東京都千代田区丸の内三丁目2番3号 電話東京(211)2321大代表 8 補正の内容              −r2.
4Jをro、24Jと補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アブロチック有機極性溶媒中でアルカリ金属硫化物
    とジハロ芳香族化合物とを脱ハロゲン化/硫化反応させ
    てポリアリーレンスルフィドを得る方法において、この
    反応を少なくとも下記の二工程を経由させかつ当該二工
    程の所要時間の和を1〜10時間で行うことを特徴とす
    る、中分子量ポリアリーレンスルフィドの製造法。 工程(1)該溶媒1Kg当り0.5モルを越えかつ5モ
    ル以下の水が存在する状態で235〜280℃の温度で
    反応を行って、ジハロ芳香族化合物の転化率70〜98
    モル%でかつポリアリーレンスルフィドの溶融粘度5〜
    300ポイズのプレポリマーを生成させる工程。 工程(2)反応系に水を追加し、該溶媒1Kg当り6〜
    15モルの水が存在する状態で240〜290℃の温度
    に昇温して反応を継続する工程。 ただし、溶融粘度は、310℃で剪断速度 200(秒)^−^1で測定したものである。 2、反応を、少なくとも接液部がチタンで構成されてい
    る反応装置を用いて実施する、特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 3、溶媒の使用量がアリカリ金属硫化物仕込量1モル当
    り0.3〜2Kgの範囲である、特許請求の範囲第1項
    〜2項のいずれか1項に記載のポリアリーレンスルフィ
    ドの製造法。 4、ポリアリーレンスルフィドが繰返し単位▲数式、化
    学式、表等があります▼を主成分とするポリマーである
    、 特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項に記載のポリ
    アリーレンスルフィドの製造法。 5、アブロチック有機極性溶媒中でアルカリ金属硫化物
    とジハロ芳香族化合物とを脱ハロゲン化/硫化反応させ
    てポリアリーレンスルフィドを得る方法において、ジハ
    ロ芳香族化合物に対してその0.01〜1モル%のトリ
    若しくはそれ以上のポリハロ芳香族化合物を添加し、こ
    の反応を少なくとも下記の二工程を経由させかつ当該二
    工程の所要時間の和を1〜10時間で行うことを特徴と
    する、高分子量のポリアリーレンスルフィドの製造法。 工程(1)該溶媒1Kg当り0.5モルを越えかつ5モ
    ル以下の水が存在する状態で235〜280℃の温度で
    反応を行って、ジハロ芳香族化合物の転化率70〜98
    モル%でかつポリアリーレンスルフィドの溶融粘度5〜
    300ポイズのプレポリマーを生成させる工程。 工程(2)反応系に水を追加し、該溶媒1Kg当り6〜
    15モルの水が存在する状態で240〜290℃の温度
    に昇温して反応を継続する工程。 ただし、溶融粘度は、310℃で剪断速度 200(秒)^−^1で測定したものである。 6、反応を、少なくとも接液部がチタンで構成されてい
    る反応装置を用いて実施する、特許請求の範囲第5項記
    載の方法。 7、溶媒の使用量がアリカリ金属硫化物仕込量1モル当
    り0.3〜2Kgの範囲である、特許請求の範囲第5項
    〜6項のいずれか1項に記載のポリアリーレンスルフィ
    ドの製造法。 8、ポリアリーレンスルフィドが繰返し単位▲数式、化
    学式、表等があります▼を主成分とするポリマーである
    、 特許請求の範囲第5〜7項のいずれか1項に記載のポリ
    アリーレンスルフィドの製造法。
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