JPS6336305Y2 - - Google Patents
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- JPS6336305Y2 JPS6336305Y2 JP9509984U JP9509984U JPS6336305Y2 JP S6336305 Y2 JPS6336305 Y2 JP S6336305Y2 JP 9509984 U JP9509984 U JP 9509984U JP 9509984 U JP9509984 U JP 9509984U JP S6336305 Y2 JPS6336305 Y2 JP S6336305Y2
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- Japan
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- mainspring
- main shaft
- case
- spring
- wire
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 18
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- TVEXGJYMHHTVKP-UHFFFAOYSA-N 6-oxabicyclo[3.2.1]oct-3-en-7-one Chemical compound C1C2C(=O)OC1C=CC2 TVEXGJYMHHTVKP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本願考案は次に述べる問題点の解決を目的とす
る。
る。
(産業上の利用分野)
この考案はゼンマイを動力源として用いている
タイマに関する。
タイマに関する。
(従来の技術)
この種のタイマにおけるゼンマイとしては、従
来より平板状のばね材を渦巻状に巻いたものが用
いてある。従つてその幅が比較的大きくその結果
タイマの軸方向形状を大きくしている問題点があ
つた。
来より平板状のばね材を渦巻状に巻いたものが用
いてある。従つてその幅が比較的大きくその結果
タイマの軸方向形状を大きくしている問題点があ
つた。
(考案が解決しようとする問題点)
この考案は上記従来の問題点を除き、ゼンマイ
の幅寸法が小さく、その結果タイマの軸方向寸法
を小型化できる様にした構造のゼンマイ式タイマ
を提供しようとするものである。
の幅寸法が小さく、その結果タイマの軸方向寸法
を小型化できる様にした構造のゼンマイ式タイマ
を提供しようとするものである。
本願考案の構成は次の通りである。
(問題点を解決する為の手段)
本願考案は前記請求の範囲記載の通りの手段を
講じたものであつてその作用は次の通りである。
講じたものであつてその作用は次の通りである。
(作用)
主軸を一方に回すことによつてゼンマイにエネ
ルギが貯えられる。主軸から手を放すとその貯え
られたエネルギにより主軸は反対方向に回動す
る。その回動は調速機構によつて所定の速度に制
御される。上記の様にゼンマイがエネルギを貯え
る場合、線材をもつて構成されたゼンマイは大き
なエネルギを貯えることができ、その結果大きな
力で主軸を反対方向に復帰させることができる。
ルギが貯えられる。主軸から手を放すとその貯え
られたエネルギにより主軸は反対方向に回動す
る。その回動は調速機構によつて所定の速度に制
御される。上記の様にゼンマイがエネルギを貯え
る場合、線材をもつて構成されたゼンマイは大き
なエネルギを貯えることができ、その結果大きな
力で主軸を反対方向に復帰させることができる。
(実施例)
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。第1図乃至第6図において、1はケースで、
夫々合成樹脂材料で形成された基体2、蓋体3、
香箱体4とから成る。上記各部材は締付ねじ5で
もつて相互に固定してある。6は蓋体3に形成さ
れた嵌合凹部、7,7…は係合凹部で、後述の主
軸の軸心を中心とする一つの円周上に多数が並べ
て形成されている。一方香箱体4において、8は
収納凹部でゼンマイを収納する為に形成された部
分であり、その周縁部分の一部には止付片9が形
成具備させてある。10,10…は係合片で前記
係合凹部7と同一の円周上に並べて形成されてい
る。次に12は主軸で、上記基体2、蓋体3、香
箱体4に対し回動自在に装着してある。13は主
軸12に取付けたカムを示す。14は基体2に取
付けたスイツチで、上記カム13に周知の如く従
動可能に対接させてある。尚上記スイツチに代え
て又はスイツチと共にベル打ち機構が備えられる
場合もある。15は連繋用の複数の歯車を示し、
その一端は主軸12に連繋させてあり、他端には
図示外の周知の調速機構(例えばテンブとガンギ
車とから成る調速機構)が連繋させてある。16
は主軸12の軸端に形成された止付溝を示す。1
7はゼンマイで、断面形状が円形の線材を図示さ
れる如くうず巻状に複数回巻回して構成してあ
り、その外周端18は前記止付片9に、内周端1
9は止付溝16に夫々止付けてある。尚この線材
としては断面矩形(正方形又は長方形)の線材を
用いてもよい。21,22は夫々規制面を示し、
蓋体3における嵌合凹部6の底面の一部及び香箱
体4における収納凹部8の底面をもつて夫々構成
されている。これらの規制面はゼンマイ17が
各々の側へ移動することを夫々規制する為に設け
られた面であり、相互の間隔は上記ゼンマイ17
を巻締めた時にそのゼンマイにおける線材の各一
巻部分がそれの内周側に位置している部分を越え
てより内側に移動することを阻止し得る間隔に定
めてある。尚その寸法は例えばゼンマイ17を構
成する線材の直径の2倍に満たない寸法にされ
る。
る。第1図乃至第6図において、1はケースで、
夫々合成樹脂材料で形成された基体2、蓋体3、
香箱体4とから成る。上記各部材は締付ねじ5で
もつて相互に固定してある。6は蓋体3に形成さ
れた嵌合凹部、7,7…は係合凹部で、後述の主
軸の軸心を中心とする一つの円周上に多数が並べ
て形成されている。一方香箱体4において、8は
収納凹部でゼンマイを収納する為に形成された部
分であり、その周縁部分の一部には止付片9が形
成具備させてある。10,10…は係合片で前記
係合凹部7と同一の円周上に並べて形成されてい
る。次に12は主軸で、上記基体2、蓋体3、香
箱体4に対し回動自在に装着してある。13は主
軸12に取付けたカムを示す。14は基体2に取
付けたスイツチで、上記カム13に周知の如く従
動可能に対接させてある。尚上記スイツチに代え
て又はスイツチと共にベル打ち機構が備えられる
場合もある。15は連繋用の複数の歯車を示し、
その一端は主軸12に連繋させてあり、他端には
図示外の周知の調速機構(例えばテンブとガンギ
車とから成る調速機構)が連繋させてある。16
は主軸12の軸端に形成された止付溝を示す。1
7はゼンマイで、断面形状が円形の線材を図示さ
れる如くうず巻状に複数回巻回して構成してあ
り、その外周端18は前記止付片9に、内周端1
9は止付溝16に夫々止付けてある。尚この線材
としては断面矩形(正方形又は長方形)の線材を
用いてもよい。21,22は夫々規制面を示し、
蓋体3における嵌合凹部6の底面の一部及び香箱
体4における収納凹部8の底面をもつて夫々構成
されている。これらの規制面はゼンマイ17が
各々の側へ移動することを夫々規制する為に設け
られた面であり、相互の間隔は上記ゼンマイ17
を巻締めた時にそのゼンマイにおける線材の各一
巻部分がそれの内周側に位置している部分を越え
てより内側に移動することを阻止し得る間隔に定
めてある。尚その寸法は例えばゼンマイ17を構
成する線材の直径の2倍に満たない寸法にされ
る。
上記構成のものにあつては、主軸12を巻上げ
方向に回動させることによりゼンマイ17は順次
巻き締められてエネルギが蓄積される。一方主軸
12から手を放すと上記ゼンマイ17に貯えられ
たエネルギによつて主軸12は反対方向即ち復帰
方向に回動させられる。この場合連繋用歯車15
を介して連繋させてある調速機構の周知の働きに
より、主軸2の上記復帰方向への回動は予め定め
られたゆつくりとした速度に制御される。そして
所定の時間が経過するとカム13によつてスイツ
チ14が作動させられる。
方向に回動させることによりゼンマイ17は順次
巻き締められてエネルギが蓄積される。一方主軸
12から手を放すと上記ゼンマイ17に貯えられ
たエネルギによつて主軸12は反対方向即ち復帰
方向に回動させられる。この場合連繋用歯車15
を介して連繋させてある調速機構の周知の働きに
より、主軸2の上記復帰方向への回動は予め定め
られたゆつくりとした速度に制御される。そして
所定の時間が経過するとカム13によつてスイツ
チ14が作動させられる。
次に上記の様に主軸12を手動で回動させてゼ
ンマイ17を巻き締める場合のゼンマイ17の様
子について詳しく説明する。まずゼンマイ17を
巻き締める前においては、ゼンマイ17の各一巻
部分17a,17a…は例えば第5図に示される
様な状態になつている。この状態から主軸12を
巻き締め方向に回動させると第6図に示される如
くゼンマイ17が巻き締められる。即ちゼンマイ
17の巻回の回数が増加する。この場合ゼンマイ
17の各一巻部分は内周側へ順次移動するが上記
規制面21,22相互の間隔が前述の様に構成し
てある為、ゼンマイの何れの一巻部分17a,1
7a…もそれの内周側に位置している部分を越え
てより内側に移動することはない。従つて、ゼン
マイ17に貯えられたエネルギによつて前述の如
く主軸12を復帰回動させる場合、ゼンマイ17
が主軸12に及ぼす復帰力の直線性は良好に保た
れ、その結果、主軸12の復帰方向への回動速度
は予め定められた速度に精度よく保たれる。尚上
記規制面21,22相互の間隔は、ゼンマイ17
の各一巻部分がそれの内周側に位置する一巻部分
や外周側に位置する一巻部分と相互に入り乱れる
ことを阻止して、その入り乱れにより上記復帰力
の直線性が崩れてしまうことを防止できる範囲で
定めるのがよい。その範囲の一例としては、ゼン
マイ17の各部分が第6図に示される様な状態と
なつた時、即ちゼンマイの各一巻部分17a,1
7a…が規制面21,22に交互に接触している
状態となつた時に、第6図に示される角度θが5゜
〜45゜の範囲となる様に定めるのがよい。
ンマイ17を巻き締める場合のゼンマイ17の様
子について詳しく説明する。まずゼンマイ17を
巻き締める前においては、ゼンマイ17の各一巻
部分17a,17a…は例えば第5図に示される
様な状態になつている。この状態から主軸12を
巻き締め方向に回動させると第6図に示される如
くゼンマイ17が巻き締められる。即ちゼンマイ
17の巻回の回数が増加する。この場合ゼンマイ
17の各一巻部分は内周側へ順次移動するが上記
規制面21,22相互の間隔が前述の様に構成し
てある為、ゼンマイの何れの一巻部分17a,1
7a…もそれの内周側に位置している部分を越え
てより内側に移動することはない。従つて、ゼン
マイ17に貯えられたエネルギによつて前述の如
く主軸12を復帰回動させる場合、ゼンマイ17
が主軸12に及ぼす復帰力の直線性は良好に保た
れ、その結果、主軸12の復帰方向への回動速度
は予め定められた速度に精度よく保たれる。尚上
記規制面21,22相互の間隔は、ゼンマイ17
の各一巻部分がそれの内周側に位置する一巻部分
や外周側に位置する一巻部分と相互に入り乱れる
ことを阻止して、その入り乱れにより上記復帰力
の直線性が崩れてしまうことを防止できる範囲で
定めるのがよい。その範囲の一例としては、ゼン
マイ17の各部分が第6図に示される様な状態と
なつた時、即ちゼンマイの各一巻部分17a,1
7a…が規制面21,22に交互に接触している
状態となつた時に、第6図に示される角度θが5゜
〜45゜の範囲となる様に定めるのがよい。
次に上記構成のタイマの組立てにあつては、ま
ず基体2に主軸12、連繋用歯車15等を装着
し、然る後蓋体3を第4図に示される如く被せ付
ける。次にゼンマイ17を収納凹部8に収納して
外周端18を止付片9に止付ける。次に香箱体4
を蓋体3の嵌合凹部6に第3図に示す様に嵌め付
ける。この場合ゼンマイ17の内周端19が止付
溝16に嵌まる様にする。次に香箱体4を蓋体3
に対し第3図に矢印で示される方向に回動させて
ゼンマイ17に所定の初期トルクが生ずる状態に
する。この場合、係合片10は係合凹部7に次々
と係合しながら進んでいく為、上記の状態で香箱
体4から手を放しても、香箱体4がゼンマイ17
の付勢力によつて不用意に反対方向に戻ることは
ない。上記の様な状態になつたならば締付ねじ5
を蓋体3を介して基体2に螺着することにより、
蓋体3は基体2に固定されると共に上記締付ねじ
5のねじ頭の一部によつて香箱体4は蓋体3に固
定される。
ず基体2に主軸12、連繋用歯車15等を装着
し、然る後蓋体3を第4図に示される如く被せ付
ける。次にゼンマイ17を収納凹部8に収納して
外周端18を止付片9に止付ける。次に香箱体4
を蓋体3の嵌合凹部6に第3図に示す様に嵌め付
ける。この場合ゼンマイ17の内周端19が止付
溝16に嵌まる様にする。次に香箱体4を蓋体3
に対し第3図に矢印で示される方向に回動させて
ゼンマイ17に所定の初期トルクが生ずる状態に
する。この場合、係合片10は係合凹部7に次々
と係合しながら進んでいく為、上記の状態で香箱
体4から手を放しても、香箱体4がゼンマイ17
の付勢力によつて不用意に反対方向に戻ることは
ない。上記の様な状態になつたならば締付ねじ5
を蓋体3を介して基体2に螺着することにより、
蓋体3は基体2に固定されると共に上記締付ねじ
5のねじ頭の一部によつて香箱体4は蓋体3に固
定される。
次に第7図乃至第9図は本願の異なる実施例を
示すもので、ゼンマイの位置を規制する規制面の
一方を主軸の側に備えさせた例を示すものであ
る。図において、25は主軸12eに固定した摩
擦板で、その一面がゼンマイ17eの位置を規制
する為の規制面22eとなつている。26は主軸
12eに回動自在に装着した一番歯車で、その一
面を摩擦板25に沿わせてある。27は主軸12
eに取付けた圧接用ばねで一番歯車26を摩擦板
25に圧接させる様にしてある。28は周知の調
速機構、29は蓋体3eと一体形成の位置決枠を
示し、その内側がゼンマイ17eの収納凹部8e
となつている。
示すもので、ゼンマイの位置を規制する規制面の
一方を主軸の側に備えさせた例を示すものであ
る。図において、25は主軸12eに固定した摩
擦板で、その一面がゼンマイ17eの位置を規制
する為の規制面22eとなつている。26は主軸
12eに回動自在に装着した一番歯車で、その一
面を摩擦板25に沿わせてある。27は主軸12
eに取付けた圧接用ばねで一番歯車26を摩擦板
25に圧接させる様にしてある。28は周知の調
速機構、29は蓋体3eと一体形成の位置決枠を
示し、その内側がゼンマイ17eの収納凹部8e
となつている。
上記構成のものにあつては、周知の如く主軸1
2eを手動で回動させる場合、一番歯車26と摩
擦板25及び圧接用ばね27との間でスリツプが
生じ一番歯車26は停止状態を保つ。一方ゼンマ
イの付勢力によつて主軸12eが回動される場合
には、一番歯車26と摩擦板25、圧接用ばね2
7とは周知の如く一体となつて回動する。
2eを手動で回動させる場合、一番歯車26と摩
擦板25及び圧接用ばね27との間でスリツプが
生じ一番歯車26は停止状態を保つ。一方ゼンマ
イの付勢力によつて主軸12eが回動される場合
には、一番歯車26と摩擦板25、圧接用ばね2
7とは周知の如く一体となつて回動する。
なお、機能上前図のものと同一一又は均等構成
と考えられる部分には、前図と同一の符号にアル
フアベツトのeを付して重複する説明を省略し
た。
と考えられる部分には、前図と同一の符号にアル
フアベツトのeを付して重複する説明を省略し
た。
(考案の効果)
以上のように本考案にあつては、主軸12を主
動で回すことによつてゼンマイ17を巻き締めて
それにエネルギを蓄え、一方主軸12から手を離
すと上記ゼンマイ17のエネルギによつて主軸1
2を復帰方向に回動させると共にその速度を調速
機構で制御し、所定時間経過後にカム13によつ
て所望の作動をさせられる特長がある。
動で回すことによつてゼンマイ17を巻き締めて
それにエネルギを蓄え、一方主軸12から手を離
すと上記ゼンマイ17のエネルギによつて主軸1
2を復帰方向に回動させると共にその速度を調速
機構で制御し、所定時間経過後にカム13によつ
て所望の作動をさせられる特長がある。
しかも上記の如くゼンマイ17を用いたもので
も、線材をうず巻状に複数回巻回して構成したゼ
ンマイ17はその幅寸法が小さく、タイマの軸方
向の形状を小型なものにできる効果がある。
も、線材をうず巻状に複数回巻回して構成したゼ
ンマイ17はその幅寸法が小さく、タイマの軸方
向の形状を小型なものにできる効果がある。
その上幅寸法の小さいゼンマイであつても、線
材を用いて構成されたゼンマイ17の各一巻部分
は厚み方向の寸法が大きくて、大きな断面積を有
しており、上記の如き作動の場合充分に大きな復
帰力が得られる使用上の効果もある。
材を用いて構成されたゼンマイ17の各一巻部分
は厚み方向の寸法が大きくて、大きな断面積を有
しており、上記の如き作動の場合充分に大きな復
帰力が得られる使用上の効果もある。
更に上記の如く線材で構成されたゼンマイ17
を用いたものでも、上述の如くそれを巻き締める
場合、ゼンマイ17の各一巻部分は順番を保つた
ままで夫々両側の規制面21,22の間を中心の
主軸12の側へ向けて絞られ(その内周側に存在
している一巻部分を越えて内周側へ移動すること
はなく)、その結果上記復帰時におけるゼンマイ
の付勢力の直線性を保持できて、復帰時間の精度
を高く保ち得る効果がある。
を用いたものでも、上述の如くそれを巻き締める
場合、ゼンマイ17の各一巻部分は順番を保つた
ままで夫々両側の規制面21,22の間を中心の
主軸12の側へ向けて絞られ(その内周側に存在
している一巻部分を越えて内周側へ移動すること
はなく)、その結果上記復帰時におけるゼンマイ
の付勢力の直線性を保持できて、復帰時間の精度
を高く保ち得る効果がある。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はタ
イマの一部省略縦断面図、第2図は斜視図、第3
図は組立て途中の状態を示す斜視図、第4図は一
部分解斜視図、第5図及び第6図はゼンマイの状
態を説明する為の縦断面図で、第1図における
部分の拡大図、第7図乃至第9図は異なる実施例
を示すもので、第7図は縦断面図、第8図は基体
を取除いて示すタイマの正面図、第9図は蓋体内
面と主軸との関係を示す分解図。 1……ケース、12……主軸、13……カム、
17……ゼンマイ、21,22……規制面。
イマの一部省略縦断面図、第2図は斜視図、第3
図は組立て途中の状態を示す斜視図、第4図は一
部分解斜視図、第5図及び第6図はゼンマイの状
態を説明する為の縦断面図で、第1図における
部分の拡大図、第7図乃至第9図は異なる実施例
を示すもので、第7図は縦断面図、第8図は基体
を取除いて示すタイマの正面図、第9図は蓋体内
面と主軸との関係を示す分解図。 1……ケース、12……主軸、13……カム、
17……ゼンマイ、21,22……規制面。
Claims (1)
- ケースには、カムを備えさせてある主軸を正逆
回動自在に装着し、上記主軸の周囲にはうず巻状
のゼンマイを配設すると共に、その外周端は上記
ケースに、内周端は上記主軸に夫々止付けて、上
記主軸を一方へ回すことにより上記ゼンマイが巻
き締められてエネルギを蓄え、そのエネルギでも
つて主軸を反対方向へ付勢するよう構成し、更に
上記主軸には該主軸の反対方向への回動速度を制
御するようにした調速機構を連繋させてあるゼン
マイ式タイマにおいて、上記ゼンマイは線材をう
ず巻状に複数回巻回して構成してあり、更に上記
ゼンマイの一面側及び他面側には各々の側へのゼ
ンマイの移動を夫々規制するようにした規制面を
夫々配設し、しかもそれらの規制面相互の間隔
は、上記ゼンマイを巻き締めたときに、上記ゼン
マイにおける線材の各一巻部分がそれの内周側に
位置している一巻部分を越えてより内側に移動す
ることを阻止し得る間隔にしてあることを特徴と
するゼンマイ式タイマ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9509984U JPS6110595U (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | ゼンマイ式タイマ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9509984U JPS6110595U (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | ゼンマイ式タイマ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6110595U JPS6110595U (ja) | 1986-01-22 |
JPS6336305Y2 true JPS6336305Y2 (ja) | 1988-09-27 |
Family
ID=30654065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9509984U Granted JPS6110595U (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | ゼンマイ式タイマ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6110595U (ja) |
-
1984
- 1984-06-25 JP JP9509984U patent/JPS6110595U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6110595U (ja) | 1986-01-22 |
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