JPS63317167A - 繊維強化プラスティックス製ラケットフレ−ム - Google Patents
繊維強化プラスティックス製ラケットフレ−ムInfo
- Publication number
- JPS63317167A JPS63317167A JP62154069A JP15406987A JPS63317167A JP S63317167 A JPS63317167 A JP S63317167A JP 62154069 A JP62154069 A JP 62154069A JP 15406987 A JP15406987 A JP 15406987A JP S63317167 A JPS63317167 A JP S63317167A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- racket frame
- fiber
- ball
- reinforced plastic
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000011151 fibre-reinforced plastic Substances 0.000 title claims description 12
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、テニス・スカッシュ・バドミントン等に使用
されるラケットフレームに関するものである。
されるラケットフレームに関するものである。
(従来の技術)
テニス・バドミントン等に使用されるラケットのフレー
ムとしては、従来木製のものやアルミニウム合金をはじ
め各種軽合金を使用したものが広く使用されてきたが、
近年、炭素繊維・ガラス繊維・アラミド繊織等の補強W
&維で強化された軽くて強い合成樹脂材料(FRP材料
)のフレームが主流となり、フレーム形状は、一本シャ
フトタイプから二本シャフトのオープンスロートタイプ
が主流になってきた。
ムとしては、従来木製のものやアルミニウム合金をはじ
め各種軽合金を使用したものが広く使用されてきたが、
近年、炭素繊維・ガラス繊維・アラミド繊織等の補強W
&維で強化された軽くて強い合成樹脂材料(FRP材料
)のフレームが主流となり、フレーム形状は、一本シャ
フトタイプから二本シャフトのオープンスロートタイプ
が主流になってきた。
しかしながら、さらにフレーム重量を軽くし、かつ、フ
レーム強度を保つために、炭素繊維の使用量が増加し、
曲げ強度が大きく、フレームの腰が強く、打球感が硬く
なる傾向にあった。
レーム強度を保つために、炭素繊維の使用量が増加し、
曲げ強度が大きく、フレームの腰が強く、打球感が硬く
なる傾向にあった。
特にオーブンスロー1タイプのフレーム形状の場合、ス
ロート部が略逆三角形になっており、一本シャフトのラ
ケットフレームと比較した場合、曲げ強度が大きく、フ
レームの腰が硬く、初心者・初級者においては、スウィ
ートスポットを外す打球も多いこともあり、ボールの反
発力が小さく、また、上級者、トーナメントプレイヤー
においても、打球時の、フレームの撓み量の不足による
、ボール保持時間が短いために、コントロール性に乏し
く、打球感においても、不快感を訴えるプレイヤーも少
なくない。
ロート部が略逆三角形になっており、一本シャフトのラ
ケットフレームと比較した場合、曲げ強度が大きく、フ
レームの腰が硬く、初心者・初級者においては、スウィ
ートスポットを外す打球も多いこともあり、ボールの反
発力が小さく、また、上級者、トーナメントプレイヤー
においても、打球時の、フレームの撓み量の不足による
、ボール保持時間が短いために、コントロール性に乏し
く、打球感においても、不快感を訴えるプレイヤーも少
なくない。
(発明が解決しようとする問題点)
そこで本発明はこれら従来の欠点を鑑み、フレーム特に
スロート部を撓み易く、コントロール性に富むオープン
スロートタイプのテニスラケットを供給することを目的
とする。
スロート部を撓み易く、コントロール性に富むオープン
スロートタイプのテニスラケットを供給することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明の構成は、オープンスロートを有する繊維強化プ
ラスティックス製ラケットフレームであって、少なくと
も該オープンスロートを構成するシャフト部に側面長さ
方向に凹溝ないしスリットを有する繊維強化プラスティ
ックス製ラケットフレームであり、以下テニスラケット
の実施例に基づいて説明する。
ラスティックス製ラケットフレームであって、少なくと
も該オープンスロートを構成するシャフト部に側面長さ
方向に凹溝ないしスリットを有する繊維強化プラスティ
ックス製ラケットフレームであり、以下テニスラケット
の実施例に基づいて説明する。
第1図および第2図に示すようなオープンスロート2を
有するm維強化プラスティックス製テニスラケットであ
って、打球面を形成するフレーム部8と連通しグリップ
部5へ延びるシャフト部6とヨーク部7で構成される略
逆三角形状のオープンスロート2のシャフト部6に、側
面長さ方向の凹溝3を形成するものである。 (実施例
1)(作用) 以上の構成からなる本発明のラケットフレームでは以下
の作用を奏する。
有するm維強化プラスティックス製テニスラケットであ
って、打球面を形成するフレーム部8と連通しグリップ
部5へ延びるシャフト部6とヨーク部7で構成される略
逆三角形状のオープンスロート2のシャフト部6に、側
面長さ方向の凹溝3を形成するものである。 (実施例
1)(作用) 以上の構成からなる本発明のラケットフレームでは以下
の作用を奏する。
第3図および第4図に示すように、ボールを打球する際
、打球面にボールが接触すると、打球面を形成している
ガツトが変形し、それに伴ってフレームが撓み始め、シ
ャフト部6ではプレイヤーが打球を返球しようと逆方向
へ力を入れるため、シャフト部6に曲げ応力が働いて撓
む、そのとき、シャフト部6の凹溝9の幅が狭くなる方
向に変形しく第4図)、ボールを反発するとともに元の
形状に復元する(第3図)。
、打球面にボールが接触すると、打球面を形成している
ガツトが変形し、それに伴ってフレームが撓み始め、シ
ャフト部6ではプレイヤーが打球を返球しようと逆方向
へ力を入れるため、シャフト部6に曲げ応力が働いて撓
む、そのとき、シャフト部6の凹溝9の幅が狭くなる方
向に変形しく第4図)、ボールを反発するとともに元の
形状に復元する(第3図)。
以下、本発明の実施例を示す。
(実施例)
第5図に示すように、シャフト部6にスリット部4を設
けることにより(実施例2)、第3図に示すような凹溝
3を設けた場合と同様に、ボールを打球する際、打球面
にボールが接触すると、打球面を形成しているガツトが
変形し、それに伴ってフレームが撓み始め、シャフト部
6ではプレイヤーが打球を返球しようと逆方向へ力を入
れるため、シャフト部6に曲げ応力が働き、シャフト部
6のスリット部4の幅が狭くなる方向に変形しながら撓
み(第6図)、ボールを反発するとともに元の形状に復
元する(第5図)。
けることにより(実施例2)、第3図に示すような凹溝
3を設けた場合と同様に、ボールを打球する際、打球面
にボールが接触すると、打球面を形成しているガツトが
変形し、それに伴ってフレームが撓み始め、シャフト部
6ではプレイヤーが打球を返球しようと逆方向へ力を入
れるため、シャフト部6に曲げ応力が働き、シャフト部
6のスリット部4の幅が狭くなる方向に変形しながら撓
み(第6図)、ボールを反発するとともに元の形状に復
元する(第5図)。
また、第7図、第8図に示すように、シャフト部を中空
にすることにより、シャフト部が変形し易くなり、より
効果的に撓む。
にすることにより、シャフト部が変形し易くなり、より
効果的に撓む。
その他、図示はしなかったが、凹溝とスリットを併用す
ることも可能で、シャフト部の撓み量や撓み加減を任意
に設定できるものである。さらに、凹溝・スリット部の
幅・深さを変化させることによっても、シャフト部の撓
み量や撓み加減を任意に設定することができる。
ることも可能で、シャフト部の撓み量や撓み加減を任意
に設定できるものである。さらに、凹溝・スリット部の
幅・深さを変化させることによっても、シャフト部の撓
み量や撓み加減を任意に設定することができる。
なお本発明はテニスのラケットフレームを実施例に挙げ
て説明してきたが、テニスのラケットに限定するもので
はなく、スカッシュ・バドミントンを始め、各種ラケッ
トフレームについて利用できるものである。
て説明してきたが、テニスのラケットに限定するもので
はなく、スカッシュ・バドミントンを始め、各種ラケッ
トフレームについて利用できるものである。
(効果)
以上のように本発明は、オープンスロートを構成するシ
ャフト部に側面長さ方向の凹溝ないしスリットを有する
ことを特長とする繊維強化プラスティックス製ラケット
フレームであり、ボールを打球する際、シャフト部が変
形し撓むことにより、以下の効果を有する。
ャフト部に側面長さ方向の凹溝ないしスリットを有する
ことを特長とする繊維強化プラスティックス製ラケット
フレームであり、ボールを打球する際、シャフト部が変
形し撓むことにより、以下の効果を有する。
オープンスロートのシャフト部が撓み易くなったため、
腰が柔らかくなり、ガツト面で打球する際に生じるラケ
ットのシャフト部におけるE。
腰が柔らかくなり、ガツト面で打球する際に生じるラケ
ットのシャフト部におけるE。
■、値を従来のラケットと比較し測定すると、第1表の
通りである。
通りである。
第1表 三点曲げ剛さ試験結果
試験条件〉 スパン300−mm、 クロスヘッドス
ピード2.5mm/m in、<さび形状2OR 上記のように、本発明により、非力なプレイヤーにおい
ても、ラケットフレームが撓み易くなるため、ボールの
反発力が向上し、さらに中・上級者にとっては、打球時
におけるボール保持時間が長くなり、コントロール性に
富み、伸びのあるボールを打球することができる。
ピード2.5mm/m in、<さび形状2OR 上記のように、本発明により、非力なプレイヤーにおい
ても、ラケットフレームが撓み易くなるため、ボールの
反発力が向上し、さらに中・上級者にとっては、打球時
におけるボール保持時間が長くなり、コントロール性に
富み、伸びのあるボールを打球することができる。
また、第9図および第10図に示すように、ラケットフ
レームの撓みを全体に分散することが可能となるため、
ヨーク部とフレームの接合部分での応力集中を防ぎ、接
合部付近での折れを未然に防止でき、さらに、接合する
際の補強材の量を少なくしたり、あるいは、フレームの
@φ厚み等を薄くすることができるため、さらに軽量化
できるという効果も有する。
レームの撓みを全体に分散することが可能となるため、
ヨーク部とフレームの接合部分での応力集中を防ぎ、接
合部付近での折れを未然に防止でき、さらに、接合する
際の補強材の量を少なくしたり、あるいは、フレームの
@φ厚み等を薄くすることができるため、さらに軽量化
できるという効果も有する。
以上のように本発明により、設計の自由度もひろがり、
プレイ技術・プレイタイプに合致するバリニー・ジョン
のある繊維強化プラスティックス製ラケットフレームを
提供できる。
プレイ技術・プレイタイプに合致するバリニー・ジョン
のある繊維強化プラスティックス製ラケットフレームを
提供できる。
第1図は本発明に係るラケットフレームの実施例を示す
正面図、第2図は第1図に示すO部拡大斜視図、第3図
および第4図は本発明に係る実施例1におけるシャフト
部の凹溝の作用を示す説明断面図、第5図および第6図
は本発明に係る実施例2におけるシャフト部のスリット
部の作用を示す説明断面図、第7図および第8図はその
他の実施例を示すシャフト部の断面図、$9図は本発明
のラケットフレーム全体の撓み具合いを示す模式図、第
10図は従来のラケットフレームの全体の撓み具合いを
示す模式図を表す。 1・・・ラケットフレーム、2・・・オープンスロート
部、3・・・凹溝、4・・・スリット部、6・・・グリ
ップ部、6・・・シャフト部、7・・・ヨーク部、8・
・・フレーム部。 第7図 第2図 第3図 第4図 第r図 第2図 第2図 第を図 第2図 第1I図
正面図、第2図は第1図に示すO部拡大斜視図、第3図
および第4図は本発明に係る実施例1におけるシャフト
部の凹溝の作用を示す説明断面図、第5図および第6図
は本発明に係る実施例2におけるシャフト部のスリット
部の作用を示す説明断面図、第7図および第8図はその
他の実施例を示すシャフト部の断面図、$9図は本発明
のラケットフレーム全体の撓み具合いを示す模式図、第
10図は従来のラケットフレームの全体の撓み具合いを
示す模式図を表す。 1・・・ラケットフレーム、2・・・オープンスロート
部、3・・・凹溝、4・・・スリット部、6・・・グリ
ップ部、6・・・シャフト部、7・・・ヨーク部、8・
・・フレーム部。 第7図 第2図 第3図 第4図 第r図 第2図 第2図 第を図 第2図 第1I図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 オープンスロートを有する繊維強化プラスティック
ス製ラケットフレームであつて、少なくとも該オープン
スロートを構成するシャフト部に側面長さ方向の凹溝な
いしスリットを有することを特徴とする繊維強化プラス
ティックス製ラケットフレーム。 2 前記オープンスロートを構成するシャフト部に側面
長さ方向の凹溝およびスリットを有することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の繊維強化プラスティック
ス製ラケットフレーム。 3 前記凹溝の深さが幅より大であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の繊維強化プラスティックス
製ラケットフレーム。 4 前記凹溝またはスリットの幅が変化していることを
特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第2項記載の繊
維強化プラスティックス製ラケットフレーム。 5 前記凹溝の深さが変化していることを特徴とする特
許請求の範囲1項ないし第2項ないし第3項記載の繊維
強化プラスティックス製ラケットフレーム。 6 前記シャフト部が中空構造であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項ないし第2項ないし第3項ないし
第4項記載の繊維強化プラスティックス製ラケットフレ
ーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62154069A JPS63317167A (ja) | 1987-06-20 | 1987-06-20 | 繊維強化プラスティックス製ラケットフレ−ム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62154069A JPS63317167A (ja) | 1987-06-20 | 1987-06-20 | 繊維強化プラスティックス製ラケットフレ−ム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63317167A true JPS63317167A (ja) | 1988-12-26 |
Family
ID=15576212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62154069A Pending JPS63317167A (ja) | 1987-06-20 | 1987-06-20 | 繊維強化プラスティックス製ラケットフレ−ム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63317167A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009090951A1 (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-23 | Yonex Kabushiki Kaisha | ラケット |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4981135A (ja) * | 1972-08-02 | 1974-08-05 | ||
JPS59194762A (ja) * | 1983-04-19 | 1984-11-05 | ヤマハ株式会社 | ラケツトフレ−ムの製法 |
-
1987
- 1987-06-20 JP JP62154069A patent/JPS63317167A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4981135A (ja) * | 1972-08-02 | 1974-08-05 | ||
JPS59194762A (ja) * | 1983-04-19 | 1984-11-05 | ヤマハ株式会社 | ラケツトフレ−ムの製法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009090951A1 (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-23 | Yonex Kabushiki Kaisha | ラケット |
JP2009165703A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Yonex Co Ltd | ラケット |
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