JPS63301019A - 走査光学系のデ−タ作成装置 - Google Patents
走査光学系のデ−タ作成装置Info
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- JPS63301019A JPS63301019A JP62137524A JP13752487A JPS63301019A JP S63301019 A JPS63301019 A JP S63301019A JP 62137524 A JP62137524 A JP 62137524A JP 13752487 A JP13752487 A JP 13752487A JP S63301019 A JPS63301019 A JP S63301019A
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Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Image Input (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はポリゴンミラー(回転多面鏡)等のように走査
面の中心が回転によって移動する走査部材を有する走査
光学系のデータ作成装置に関するものである。
面の中心が回転によって移動する走査部材を有する走査
光学系のデータ作成装置に関するものである。
従来の技術
光学系の設計に際し、その光学系による光線の振舞を光
線描写によって表示できると便利であるが、光学系の中
には例えばポリゴンミラーを使った光学系の如く光線状
態が走査部材によって変化するものも存在する。斯る走
査光学系を設計する場合、その走査部材の動きに応じた
光線を走査部材と共に同一画面に描写することが望まれ
る。
線描写によって表示できると便利であるが、光学系の中
には例えばポリゴンミラーを使った光学系の如く光線状
態が走査部材によって変化するものも存在する。斯る走
査光学系を設計する場合、その走査部材の動きに応じた
光線を走査部材と共に同一画面に描写することが望まれ
る。
そのような場合、コンピュータを使って光線追跡等を演
算処理するのが合理的であるが、その前提としてポリゴ
ンミラーを有する走査系のデータを作成しなければなら
ない。従来は、このようなレンズデータ作成を設計者が
個々に行っていた。
算処理するのが合理的であるが、その前提としてポリゴ
ンミラーを有する走査系のデータを作成しなければなら
ない。従来は、このようなレンズデータ作成を設計者が
個々に行っていた。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、そのような走査光学系はレンズ系全体が
1つの光軸(レンズの中心軸)を共有するようなことは
なく、光軸が傾いていて、しかも回転によってその走査
面の中心が移動してしまう如く光学的に複雑であるので
、設計者がこのような系のデータを作成するのは非常に
大変な作業となる。しかも、単に基準位置のレンズデー
タだけでな(、回転に応じたレンズデータも作成しなけ
ればならないことを考え合わせると、その作業は困難を
極める。
1つの光軸(レンズの中心軸)を共有するようなことは
なく、光軸が傾いていて、しかも回転によってその走査
面の中心が移動してしまう如く光学的に複雑であるので
、設計者がこのような系のデータを作成するのは非常に
大変な作業となる。しかも、単に基準位置のレンズデー
タだけでな(、回転に応じたレンズデータも作成しなけ
ればならないことを考え合わせると、その作業は困難を
極める。
それ故に、本発明の目的はレンズ系全体が1つの光軸を
共有していると仮想した状態での走査部材に関するデー
タをCPUにインプットしてやれば自動的に走査系のレ
ンズデータが構成できるようにすることにある。
共有していると仮想した状態での走査部材に関するデー
タをCPUにインプットしてやれば自動的に走査系のレ
ンズデータが構成できるようにすることにある。
問題点を解決するための手段
回転によって走査面の中心が移動する走査部材のデータ
作成装置であって、CPUと、外部記憶装置と、入力手
段と、前記外部記憶装置の情報に基づいて前記CPU内
に設定される機能手段とからなり、前記機能手段は前記
走査部材の走査面の光軸が入射光学系の光軸に一致して
いると仮想した仮想光学系での前記走査部材を特定する
情報として前記入力手段によって入力された面番号、回
転軸から走査面までの距離、基準反射角、中心座標、回
転軸方向余弦、前記中心座標と回転軸方向余弦を指定す
るための座標系コードから前記走査部材を基準位置での
走査面についての座標変換データを確立する第1手段と
、該第1手段で確立されたデータと前記入力手段によっ
て入力された回転角情報に基づいて前記走査部材の回転
位置での走査面についての座標変換データを確立する第
2手段であることを特徴とする走査光学系のデータ作成
装置。
作成装置であって、CPUと、外部記憶装置と、入力手
段と、前記外部記憶装置の情報に基づいて前記CPU内
に設定される機能手段とからなり、前記機能手段は前記
走査部材の走査面の光軸が入射光学系の光軸に一致して
いると仮想した仮想光学系での前記走査部材を特定する
情報として前記入力手段によって入力された面番号、回
転軸から走査面までの距離、基準反射角、中心座標、回
転軸方向余弦、前記中心座標と回転軸方向余弦を指定す
るための座標系コードから前記走査部材を基準位置での
走査面についての座標変換データを確立する第1手段と
、該第1手段で確立されたデータと前記入力手段によっ
て入力された回転角情報に基づいて前記走査部材の回転
位置での走査面についての座標変換データを確立する第
2手段であることを特徴とする走査光学系のデータ作成
装置。
作用
仮想光学系の座標を真の光学系の座標に変換するための
座標変換データが外部記憶装置の情報により第1、第2
手段により自動的に求められる。
座標変換データが外部記憶装置の情報により第1、第2
手段により自動的に求められる。
従って、設計者は必要とされる簡単な情報をCPUに単
にインプットしてやるだけでよい。また、その際、入力
する基準反射角情報と回転軸の方向余弦情報を調整する
ことによって、走査面と回転軸とが平行な走査部材や不
平行な走査部材を設定したり、その走査部材の設置方向
や走査方向を変えたりすることができる。
にインプットしてやるだけでよい。また、その際、入力
する基準反射角情報と回転軸の方向余弦情報を調整する
ことによって、走査面と回転軸とが平行な走査部材や不
平行な走査部材を設定したり、その走査部材の設置方向
や走査方向を変えたりすることができる。
実施例
本発明が対象とする走査光学系は、そこに施される走査
部材がポリゴンミラーのように多数の走査面(反射面)
を有するものだけでなく、例えば1つの走査面しか有し
ていないが、回転軸を中心に回動できるようになってい
て入射してきた光線を振らすことができる部材を含む走
査系であってもよい。しかしながら、以下の実施例では
、ポリゴンミラーを有する走査光学系を例に挙げて説明
する。尚、それに先立って斯種の走査光学系の概略を第
2図に示す使用例を用いて説明しておく。
部材がポリゴンミラーのように多数の走査面(反射面)
を有するものだけでなく、例えば1つの走査面しか有し
ていないが、回転軸を中心に回動できるようになってい
て入射してきた光線を振らすことができる部材を含む走
査系であってもよい。しかしながら、以下の実施例では
、ポリゴンミラーを有する走査光学系を例に挙げて説明
する。尚、それに先立って斯種の走査光学系の概略を第
2図に示す使用例を用いて説明しておく。
第2図はポリゴンミラー(1)を有するレーザプリンタ
の光学系を示しており、(2)は半導体レーザ光源であ
り、該光源(2)から放射されたレーザ光線はコリメー
タレンズ(3)によって平行光に修正され、更にそのビ
ームの縦と横の広がりが異なるのをシリンドリカルレン
ズ(4)によって断面円形に補正してポリゴンミラー(
1)へ与える。ポリゴンミラー(1)は軸(18)を中
心にして回動するようになっており、その反射面に当た
った光線(e)を出力レンズ系(6)に与える。出力レ
ンズ系のうち(7)はポリゴンミラーの機械的なガタッ
キによる光線の傾きを光学的に補償するトロイダルレン
ズであり、その後方には感光体ドラム(11)上でのビ
ーム走査速度を等速度になすための3枚のf・θ(エフ
・シータ)レンズ(8) (9) (10)が配備され
ている。レーザ光は最終的には感光体ドラム(11)の
表面上で収束してその上にドツトを形成し、そのドツト
の組合せで文字や図形を描く。
の光学系を示しており、(2)は半導体レーザ光源であ
り、該光源(2)から放射されたレーザ光線はコリメー
タレンズ(3)によって平行光に修正され、更にそのビ
ームの縦と横の広がりが異なるのをシリンドリカルレン
ズ(4)によって断面円形に補正してポリゴンミラー(
1)へ与える。ポリゴンミラー(1)は軸(18)を中
心にして回動するようになっており、その反射面に当た
った光線(e)を出力レンズ系(6)に与える。出力レ
ンズ系のうち(7)はポリゴンミラーの機械的なガタッ
キによる光線の傾きを光学的に補償するトロイダルレン
ズであり、その後方には感光体ドラム(11)上でのビ
ーム走査速度を等速度になすための3枚のf・θ(エフ
・シータ)レンズ(8) (9) (10)が配備され
ている。レーザ光は最終的には感光体ドラム(11)の
表面上で収束してその上にドツトを形成し、そのドツト
の組合せで文字や図形を描く。
光源(2)から出てポリゴンミラー(1)に当たる光は
、そのポリゴンミラー(1)の反射面の角度によって反
射光位置が異なる。例えばポリゴンミラーの回転位置(
角度)が予め定めた基準のポジションにあるとき反射光
は第2図の如く出力レンズ系(6)の中央を通るが、そ
の位置からいずれかの方向に回転すると、その方向に対
応する出力レンズ系(6)の一端側に向けて変位する。
、そのポリゴンミラー(1)の反射面の角度によって反
射光位置が異なる。例えばポリゴンミラーの回転位置(
角度)が予め定めた基準のポジションにあるとき反射光
は第2図の如く出力レンズ系(6)の中央を通るが、そ
の位置からいずれかの方向に回転すると、その方向に対
応する出力レンズ系(6)の一端側に向けて変位する。
先にも述べたようにポリゴンミラー(1)を含むような
光学系ではレンズ系全体が1つの光軸を共有することは
なく、第3図(ロ)並びに第4図(ロ)に示すように入
射側と反射側の2つの光軸(X)(Xi)が互いに傾い
ている。このような状態を以下「面が偏心/傾斜してい
る」という。換言すれば、ある面の座標系をそのX軸(
レンズの中心軸)方向に平行移動することによって、そ
の次の面の座標系が得られないことをいう。二〇“面の
座標系゛とは面の面頂点(反射面の場合には反射面の中
心点)を原点とし、その面頂点に立てた法線方向にX軸
をとり、面頂点での接平面内にY軸、Z軸をとることに
より形成される座標系をいう。普通、Y軸は紙面内にと
り、Z軸は紙面に垂直にとる。
光学系ではレンズ系全体が1つの光軸を共有することは
なく、第3図(ロ)並びに第4図(ロ)に示すように入
射側と反射側の2つの光軸(X)(Xi)が互いに傾い
ている。このような状態を以下「面が偏心/傾斜してい
る」という。換言すれば、ある面の座標系をそのX軸(
レンズの中心軸)方向に平行移動することによって、そ
の次の面の座標系が得られないことをいう。二〇“面の
座標系゛とは面の面頂点(反射面の場合には反射面の中
心点)を原点とし、その面頂点に立てた法線方向にX軸
をとり、面頂点での接平面内にY軸、Z軸をとることに
より形成される座標系をいう。普通、Y軸は紙面内にと
り、Z軸は紙面に垂直にとる。
例えば第3図(コ)では、B面(ポリゴンミラーの走査
面)がブロックへの後面(19)に対して、またブロッ
クCの前面(20)がB面に対して偏心/傾斜している
。即ち、B面はブロックAのX軸方向に平行移動した座
標系o−xyzになく傾いており、偏心/傾斜を起こし
てハツチングを施した状態となっている。また、ブロッ
クCの前面はB面のX軸(xi軸)に的して角度ω/2
だけ傾き面の座標系がB面のX軸上になく同様に偏心/
傾斜している。
面)がブロックへの後面(19)に対して、またブロッ
クCの前面(20)がB面に対して偏心/傾斜している
。即ち、B面はブロックAのX軸方向に平行移動した座
標系o−xyzになく傾いており、偏心/傾斜を起こし
てハツチングを施した状態となっている。また、ブロッ
クCの前面はB面のX軸(xi軸)に的して角度ω/2
だけ傾き面の座標系がB面のX軸上になく同様に偏心/
傾斜している。
これに対し、第3図(イ)では、ブロックAの後面と、
その次の面であるBの仮想ポリゴン走査面(ダミー面で
、その面の両側の媒質がちとに「空気」である)は偏心
/傾斜してない状態である。尚、第3図(ロ)、第4図
(ロ)を第2図に模していえば(2)は光源であり、ブ
ロックAは第2図のレンズ(3) (4)等を含む入力
レンズ系、ブロックCは出力レンズ系(6)である。更
にブロックDは感光体ドラム(11)である。
その次の面であるBの仮想ポリゴン走査面(ダミー面で
、その面の両側の媒質がちとに「空気」である)は偏心
/傾斜してない状態である。尚、第3図(ロ)、第4図
(ロ)を第2図に模していえば(2)は光源であり、ブ
ロックAは第2図のレンズ(3) (4)等を含む入力
レンズ系、ブロックCは出力レンズ系(6)である。更
にブロックDは感光体ドラム(11)である。
次に前記偏心/傾斜の数学的表現について述べる。いま
、第7図のように旧座標系o−xyzが偏心/傾斜して
新座標0”−X’ Y’ Z′になったとする。
、第7図のように旧座標系o−xyzが偏心/傾斜して
新座標0”−X’ Y’ Z′になったとする。
任意の点Pを新、旧両座標系で表したものを(X’、Y
’、Z’)、(X、Y、Z) とすると、(X’ 、
Y’ 、Z’)、(X。
’、Z’)、(X、Y、Z) とすると、(X’ 、
Y’ 、Z’)、(X。
Y、Z) との間には第12図に示す(1)式の関係が
生じる。ここで、新涼点0′を旧座標系0−XYZによ
り表した座標を0°(Xo、Y、、ZO) 、旧座標軸
(OX、OY、OZ)ノ各々と新座標軸(0°X’、O
’Y’、O’Z’)(7)各々がなす角の方向余弦をα
で表し、新座標軸上の単位ヘクトルを旧座標系で表すと
、第12図の(2)式となる。次に前記(1)弐の回転
マトリックスと原点移動マトリックスの積を実行すると
、(1)式は第12図の(3)式となる。
生じる。ここで、新涼点0′を旧座標系0−XYZによ
り表した座標を0°(Xo、Y、、ZO) 、旧座標軸
(OX、OY、OZ)ノ各々と新座標軸(0°X’、O
’Y’、O’Z’)(7)各々がなす角の方向余弦をα
で表し、新座標軸上の単位ヘクトルを旧座標系で表すと
、第12図の(2)式となる。次に前記(1)弐の回転
マトリックスと原点移動マトリックスの積を実行すると
、(1)式は第12図の(3)式となる。
従って、原点移動と回転を表す12個のデータXo+Y
o+Zo*α1盲寥αlitα13+α21+α22+
α23.α、1.α3□、α33を与えれば、任意の座
標変換は(3)式から計算できる。今後、(3)式のマ
トリックスを「偏心/傾斜マトリックス」と呼ぶことに
する。
o+Zo*α1盲寥αlitα13+α21+α22+
α23.α、1.α3□、α33を与えれば、任意の座
標変換は(3)式から計算できる。今後、(3)式のマ
トリックスを「偏心/傾斜マトリックス」と呼ぶことに
する。
例えば、X−Y平面における原点移動とZ軸回りにθの
回転を考えると、偏心/傾斜マトリックスは第12図で
示す(4)式のようになる。
回転を考えると、偏心/傾斜マトリックスは第12図で
示す(4)式のようになる。
本発明では、第3図(ロ)や第4図(ロ)に示す如き走
査光学系について上述の偏心/傾斜マトリックスを求め
ることで、レンズデータを確立するもので、第1図にそ
の装置の概略構成を示す。
査光学系について上述の偏心/傾斜マトリックスを求め
ることで、レンズデータを確立するもので、第1図にそ
の装置の概略構成を示す。
第1図において、(12)はCPU (中央演算処理装
置)であり、(13)はキーボード等よりなる入力手段
、(14)はフロッピーディスク等よりなる外部記憶装
置であって、走査系の偏心/傾斜マトリックスを求める
ためのプログラム情報が内蔵されている。
置)であり、(13)はキーボード等よりなる入力手段
、(14)はフロッピーディスク等よりなる外部記憶装
置であって、走査系の偏心/傾斜マトリックスを求める
ためのプログラム情報が内蔵されている。
(15)はCRTディスプレイであるが、これは、本発
明の構成に必ずしも必要なものではない。CPU (1
2)内には前記外部記憶装置(14)内の情報によって
所定の機能手段、即ち走査系の基準位置での座標変換デ
ータ偏心/傾斜マトリックスを確立する第1手段(16
)と、走査系の回転位置での座標変換データを作成する
第2手段(17)とが、機能的に設定される。
明の構成に必ずしも必要なものではない。CPU (1
2)内には前記外部記憶装置(14)内の情報によって
所定の機能手段、即ち走査系の基準位置での座標変換デ
ータ偏心/傾斜マトリックスを確立する第1手段(16
)と、走査系の回転位置での座標変換データを作成する
第2手段(17)とが、機能的に設定される。
前記第1手段(16)は、例えばポリゴンミラーの如き
走査部材の走査面の光軸が入射光学系のそれに一致して
いると仮想した仮想光学系においてその走査部材を特定
する情報として前記入力手段によって入力された面番号
、中心から走査面までの距離(例えば内接円半径)、中
心座標、回転軸方向余弦、基準反射角、及び前記中心座
標と回転軸方向余弦を指定するための座標系コードから
前記走査部材の基準位置での走査面についての座標変換
データを確立する。
走査部材の走査面の光軸が入射光学系のそれに一致して
いると仮想した仮想光学系においてその走査部材を特定
する情報として前記入力手段によって入力された面番号
、中心から走査面までの距離(例えば内接円半径)、中
心座標、回転軸方向余弦、基準反射角、及び前記中心座
標と回転軸方向余弦を指定するための座標系コードから
前記走査部材の基準位置での走査面についての座標変換
データを確立する。
また、第2手段(17)は同じく入力手段(13)によ
リインプツトされた前記基準位置から回転角情報に基づ
いて前記走査部材の回転位置での走査面の座標変換デー
タを確立する。
リインプツトされた前記基準位置から回転角情報に基づ
いて前記走査部材の回転位置での走査面の座標変換デー
タを確立する。
以下、第1図のデータ作成装置の動作をフローチャート
等を参照して説明する。
等を参照して説明する。
第10図において、CPU(12)の動作を行う前に、
先に入力手段(13)によって、各種のデータを入力す
る。そのデータとしては、まず第3図(イ)のような仮
想光学系でのレンズ面番号(Ll) (L2)・・・(
L6)、各面の曲率、面間隔、屈折率(媒質を表す)が
ある。これらのデータに加えて基準反射角(ω)、ポリ
ゴンミラー(1)の中心位置(中心座標)、内接円直径
(d)〔第4図(ハ)参照〕、回転軸(18)の方向余
弦、回転角などを入力する。ここで、基準反射角とは第
3図(ロ)でポリゴンミラー(1)の走査面(B)より
も光学系に1つ前の面、即ちブロック(A)の後面(1
9)と前記走査面(B)よりも1つ後の面、即ちブロッ
ク(C)の前面(20)との成す角ωである。走査部材
がポリゴンミラーでなく、例えば1つの反射面しか有し
ない部材の場合は、前記内接円直径の代わりに回転中心
からその反射面までの距離を入力する。
先に入力手段(13)によって、各種のデータを入力す
る。そのデータとしては、まず第3図(イ)のような仮
想光学系でのレンズ面番号(Ll) (L2)・・・(
L6)、各面の曲率、面間隔、屈折率(媒質を表す)が
ある。これらのデータに加えて基準反射角(ω)、ポリ
ゴンミラー(1)の中心位置(中心座標)、内接円直径
(d)〔第4図(ハ)参照〕、回転軸(18)の方向余
弦、回転角などを入力する。ここで、基準反射角とは第
3図(ロ)でポリゴンミラー(1)の走査面(B)より
も光学系に1つ前の面、即ちブロック(A)の後面(1
9)と前記走査面(B)よりも1つ後の面、即ちブロッ
ク(C)の前面(20)との成す角ωである。走査部材
がポリゴンミラーでなく、例えば1つの反射面しか有し
ない部材の場合は、前記内接円直径の代わりに回転中心
からその反射面までの距離を入力する。
更に入力すべきデータとしては座標系コードがあり、前
記中心座標及び方向余弦はこの座標系コードに関して入
力するものとする。座標系コードとして例えば、次に示
す3種類のものを考える。
記中心座標及び方向余弦はこの座標系コードに関して入
力するものとする。座標系コードとして例えば、次に示
す3種類のものを考える。
座標系コード1:仮想ポリゴン走査面の1つ前の面〔第
3図(イ)のブロックAの後面〕に関する座標系0□−
Xz Yz Zz 座標系コード2:レンズ系の第1面〔第3図(イ)のブ
ロックAの前面〕に関する座標系0I−x、y、z。
3図(イ)のブロックAの後面〕に関する座標系0□−
Xz Yz Zz 座標系コード2:レンズ系の第1面〔第3図(イ)のブ
ロックAの前面〕に関する座標系0I−x、y、z。
座標系コード3:仮想ポリゴン走査面の頂点0〔第3図
(イ)、第4図(イ)〕を原点03とし、折り返し後の
ブロックCの光軸(中心軸)に平行にX3軸を持つよう
な座標系03 X) Y’s Z3尚、上のいずれの
座標系においてもZ軸(Z、、Z2又はZ3)は紙面に
垂直で上向きを正方向とする。
(イ)、第4図(イ)〕を原点03とし、折り返し後の
ブロックCの光軸(中心軸)に平行にX3軸を持つよう
な座標系03 X) Y’s Z3尚、上のいずれの
座標系においてもZ軸(Z、、Z2又はZ3)は紙面に
垂直で上向きを正方向とする。
また、第3図、第4図で(イ)図に示す仮想光学系の仮
想ポリゴン走査面(B)の点(0)を中心としてポリゴ
ン走査面より後側を折り返して(ロ)図になるものとす
る。このとき点(0)は実際の光線通過点とは限らない
。ポリゴン走査面(B)より後側の部分の相対的な位置
は折り返し前と同じとする。ポリゴンミラー(1)は回
転軸の回りに回転するが、ブロック(C)の前面(20
)は回転前とは位置を変えない。第3図と第4図はポリ
ゴンミラー(1)の回転軸の方向が異なると共に走査方
向も異なっている。
想ポリゴン走査面(B)の点(0)を中心としてポリゴ
ン走査面より後側を折り返して(ロ)図になるものとす
る。このとき点(0)は実際の光線通過点とは限らない
。ポリゴン走査面(B)より後側の部分の相対的な位置
は折り返し前と同じとする。ポリゴンミラー(1)は回
転軸の回りに回転するが、ブロック(C)の前面(20
)は回転前とは位置を変えない。第3図と第4図はポリ
ゴンミラー(1)の回転軸の方向が異なると共に走査方
向も異なっている。
ここで、前記各データを人力する際には、第1図に示す
CRTディスプレイ(15)の画面に外部記憶装置(1
4)の情報に基づいて第9図に示す表が映出される。こ
こで、く〉内に示す記号(a)〜(m)及び()内の(
n2)〜(n+。)は便宜上付したものであって実際の
画面では空白となっている。この空白部分は入力領域で
あり、以下「フィールド」と呼ぶ。座標系コードは、既
に先に述べた3つのコードが用意されていて、それを番
号1.2.3で選択するだけでよい。画面の上部のポリ
ゴンミラー設定状況コードのフィールドにコード0が表
示されているときは現状が第3図、第4図の(イ)図の
ように折り返しのない状況、コード1が表示されている
ときは現状が(ロ)図のように折り返しの状況となって
いることを表している。
CRTディスプレイ(15)の画面に外部記憶装置(1
4)の情報に基づいて第9図に示す表が映出される。こ
こで、く〉内に示す記号(a)〜(m)及び()内の(
n2)〜(n+。)は便宜上付したものであって実際の
画面では空白となっている。この空白部分は入力領域で
あり、以下「フィールド」と呼ぶ。座標系コードは、既
に先に述べた3つのコードが用意されていて、それを番
号1.2.3で選択するだけでよい。画面の上部のポリ
ゴンミラー設定状況コードのフィールドにコード0が表
示されているときは現状が第3図、第4図の(イ)図の
ように折り返しのない状況、コード1が表示されている
ときは現状が(ロ)図のように折り返しの状況となって
いることを表している。
画面の下におけるPFはファクションを示しており、前
記ポリゴンミラー設定状況がコード1を設定した折り返
しの状況となっている状態で、PFilを選択すると、
この状況が消去されて前記ポリゴンミラー設定状況コー
ドは0となり、折り返しのない状況に設定される。入力
手段(13)によるデータのインプットは前記画面をみ
て入力場所をカーソルで指定しながら順次行っていく。
記ポリゴンミラー設定状況がコード1を設定した折り返
しの状況となっている状態で、PFilを選択すると、
この状況が消去されて前記ポリゴンミラー設定状況コー
ドは0となり、折り返しのない状況に設定される。入力
手段(13)によるデータのインプットは前記画面をみ
て入力場所をカーソルで指定しながら順次行っていく。
但し、レンズ面番号、各面の曲率、面間隔、屈折率等は
これとは別個に入力する。これらは、レンズデータとし
ては基本的なものであって、どのようなレンズ設計に際
しても必ず入力される。
これとは別個に入力する。これらは、レンズデータとし
ては基本的なものであって、どのようなレンズ設計に際
しても必ず入力される。
上記各種のデータが入力された状態においてCPU(1
2)はまず(#1)でポリゴンミラーにしたい面番号を
読む。それが、仮想ポリゴン走査面か否かのチェックを
(#2)において行う。その判断は入力データのレンズ
面番号に対する両側の屈折率で判定し、両側が空気の屈
折率のときは、指定した面が仮想ポリゴン面と判断し、
次の(113)へ進むが、そうでない場合にはエラーメ
ツセージを出してデータ入れ換えの必要性を知らせる。
2)はまず(#1)でポリゴンミラーにしたい面番号を
読む。それが、仮想ポリゴン走査面か否かのチェックを
(#2)において行う。その判断は入力データのレンズ
面番号に対する両側の屈折率で判定し、両側が空気の屈
折率のときは、指定した面が仮想ポリゴン面と判断し、
次の(113)へ進むが、そうでない場合にはエラーメ
ツセージを出してデータ入れ換えの必要性を知らせる。
その場合、操作者は第9図の画面のフィールド(b)を
ポリゴン走査面となる正しい面番号になるように入力し
なおす。
ポリゴン走査面となる正しい面番号になるように入力し
なおす。
(#3)では第9図のフィールド(d)よりポリゴンミ
ラーの内接円直径、フィールド(g) (h) (i)
よりポリゴンミラーの中心座標、フィールド(f)より
座標系コード、フィールド(m)より基準反射角ω、フ
ィールド(j)、(k)、(I!、)より回転軸方向余
弦を読み込む。
ラーの内接円直径、フィールド(g) (h) (i)
よりポリゴンミラーの中心座標、フィールド(f)より
座標系コード、フィールド(m)より基準反射角ω、フ
ィールド(j)、(k)、(I!、)より回転軸方向余
弦を読み込む。
尚、ここで便宜上前記画面のフィールドから読み込むと
説明したが、実際には、これらのフィールドに対応する
メモリの記憶場所から読み出す。
説明したが、実際には、これらのフィールドに対応する
メモリの記憶場所から読み出す。
次に(#4)において、ポリゴンミラーの中心座標を折
り返し前の仮想ポリゴン走査面の座標系 (0−XYZ
)に変換する。尚、この(#4)での動作については後
で詳細に説明する。
り返し前の仮想ポリゴン走査面の座標系 (0−XYZ
)に変換する。尚、この(#4)での動作については後
で詳細に説明する。
上記の座標変換後、座標o−xyzに関して実際のポリ
ゴンミラーの面頂点の座標と面の傾き角を(#5)で求
める。面の傾き角は、基準反射角ωと反射の法則よりω
/2となる。一方、面頂点の座標は、ポリゴンミラーの
中心座標、回転軸の方向余弦、内接円直径、反射面の傾
き角の関係により求めることができる。
ゴンミラーの面頂点の座標と面の傾き角を(#5)で求
める。面の傾き角は、基準反射角ωと反射の法則よりω
/2となる。一方、面頂点の座標は、ポリゴンミラーの
中心座標、回転軸の方向余弦、内接円直径、反射面の傾
き角の関係により求めることができる。
(#5)で求めた新しい面頂点の座標と、反射面の傾き
角により、(3)式を用いて基準位置(第8図の0“−
X’Y’Z’)におけるポリゴンミラー面の偏心/傾斜
マトリックスを求める。
角により、(3)式を用いて基準位置(第8図の0“−
X’Y’Z’)におけるポリゴンミラー面の偏心/傾斜
マトリックスを求める。
続いて(#7)においてB面を反射面とする(代表的な
処理としては、B面以降の屈折率、面と面との間隔値、
面の曲率半径の符号を反転させる)。
処理としては、B面以降の屈折率、面と面との間隔値、
面の曲率半径の符号を反転させる)。
(#8)では、座標系o−xyzに関する、ブロックC
の前の面の面頂点の座標と面の傾き角を求める。幾何学
的な関係より、面頂点X = −tcosω、Y=−t
sinωで、面の傾きφ−ωとなる。ここで、Lは第3
図(イ)で指定された仮想ポリゴン走査面(B)とブロ
ックCの前面との間隔値である。
の前の面の面頂点の座標と面の傾き角を求める。幾何学
的な関係より、面頂点X = −tcosω、Y=−t
sinωで、面の傾きφ−ωとなる。ここで、Lは第3
図(イ)で指定された仮想ポリゴン走査面(B)とブロ
ックCの前面との間隔値である。
次に(#9)でブロックCの前面の偏心/傾斜マトリッ
クスを求める。その1つの方法を第8図を用いて述べる
。第8図で、ポリゴンミラー面の座標系を0°−x’
y’ z’ 、そのポリゴンミラー面に対して偏心/
傾斜してない状態でのブロックCの前面の座標系を○、
−X、Y、Z4、そして偏心/傾斜した状態でのブロッ
クCの前の面の座標系を04°−X、’Y、’Z4’と
する。
クスを求める。その1つの方法を第8図を用いて述べる
。第8図で、ポリゴンミラー面の座標系を0°−x’
y’ z’ 、そのポリゴンミラー面に対して偏心/
傾斜してない状態でのブロックCの前面の座標系を○、
−X、Y、Z4、そして偏心/傾斜した状態でのブロッ
クCの前の面の座標系を04°−X、’Y、’Z4’と
する。
(#8)の結果を用いて、(3)式のマトリックスに対
応するPを求めると、第12図の(5)式となる。
応するPを求めると、第12図の(5)式となる。
また、(l16)で求めた偏心/傾斜マトリックスをQ
とすると、第12図の(6)式が成立する。
とすると、第12図の(6)式が成立する。
ここでo’ −x’ y’ z“とo、−x、y、z4
とのマトリックスRを求める。このマ[・リノクスRは
単純な座標系のX軸方向への平行移動であるから(3)
式より簡単に求めることができ、第12図の(7)式の
ようになる。
とのマトリックスRを求める。このマ[・リノクスRは
単純な座標系のX軸方向への平行移動であるから(3)
式より簡単に求めることができ、第12図の(7)式の
ようになる。
(5) 、(6) 、(7)式よりブロックCの前面の
偏心/傾斜マトリックスP・(R−Q)−’が第12図
の(8)式の如く求まる。
偏心/傾斜マトリックスP・(R−Q)−’が第12図
の(8)式の如く求まる。
次に、前記フロチャートの(#lO)において、第9図
のフィールド(c)よりポリゴン面の高さH〔第4図(
ロ)、第6図(a)参照]を読み込み、これらと内接円
直径よりポリゴンミラー面の形状と大きさを求めて、光
線の通過できる範囲を限定する。これは、レンズ系の構
成における光束規制条件として一般的に必要な事項であ
る。尚、ポリゴン面数とポリゴンミラーの商さの読み込
みは(#10)で行う代わりに、先の(#3)で読み込
んでおくことも可能であり、実用的にはむしろ(#3)
で読み込むものとする。次いで(#11)に進み、ポリ
ゴンミラーの基準位置からの回転角データをフィールド
(n2)〜(r++。)より読み込む。このとき、もし
回転角データが入力されていなければ処理を終了する。
のフィールド(c)よりポリゴン面の高さH〔第4図(
ロ)、第6図(a)参照]を読み込み、これらと内接円
直径よりポリゴンミラー面の形状と大きさを求めて、光
線の通過できる範囲を限定する。これは、レンズ系の構
成における光束規制条件として一般的に必要な事項であ
る。尚、ポリゴン面数とポリゴンミラーの商さの読み込
みは(#10)で行う代わりに、先の(#3)で読み込
んでおくことも可能であり、実用的にはむしろ(#3)
で読み込むものとする。次いで(#11)に進み、ポリ
ゴンミラーの基準位置からの回転角データをフィールド
(n2)〜(r++。)より読み込む。このとき、もし
回転角データが入力されていなければ処理を終了する。
回転角データが入っていれば、回転角の数だけ以下の(
#12)〜(#14)を繰り返す。ポリゴンミラーは、
回転軸の回りに回転するわけであるが、このとき回転軸
の方向余弦を指定できるようにすることによって第3図
(ロ)と第4図(ロ)で示す如くポリゴンミラーの設定
方向を変えることが可能である。このとき、回転軸方向
余弦は(何4)で示した3つの座標系のいずれかで入力
する。(Il13)ではポリゴンミラーが基準位置から
θ回転したときの偏心/傾斜マトリックスを求めるが、
そのため1つの方法をここで述べることにする。
#12)〜(#14)を繰り返す。ポリゴンミラーは、
回転軸の回りに回転するわけであるが、このとき回転軸
の方向余弦を指定できるようにすることによって第3図
(ロ)と第4図(ロ)で示す如くポリゴンミラーの設定
方向を変えることが可能である。このとき、回転軸方向
余弦は(何4)で示した3つの座標系のいずれかで入力
する。(Il13)ではポリゴンミラーが基準位置から
θ回転したときの偏心/傾斜マトリックスを求めるが、
そのため1つの方法をここで述べることにする。
まず、基準位置での座標系0“−x’ y’ z“と
θ回転したときの座標系O“” −x” y” z”と
の変換マトリックスSを求める。その式を第12図に(
9)式として示す。仮想ポリゴン面の座標系0−xyz
とθ回転した座標0”−X゛Y”Z”との変換マトリッ
クスを求める。これは、(6) 、(9)式より第12
図の(10)式で表される。このようにθ回転したとき
の偏心/傾斜マトリックスはS・Qとなる。
θ回転したときの座標系O“” −x” y” z”と
の変換マトリックスSを求める。その式を第12図に(
9)式として示す。仮想ポリゴン面の座標系0−xyz
とθ回転した座標0”−X゛Y”Z”との変換マトリッ
クスを求める。これは、(6) 、(9)式より第12
図の(10)式で表される。このようにθ回転したとき
の偏心/傾斜マトリックスはS・Qとなる。
次に、(#14)でポリゴンミラー面の次の面、即ちブ
ロックCの前面の偏心/傾斜マトリックスを求める。こ
のブロックCの前面は、回転前とその絶対位置が変わら
ないものとして偏心/傾斜マトリックスを求める。その
ための1つの方法を次に述べる。
ロックCの前面の偏心/傾斜マトリックスを求める。こ
のブロックCの前面は、回転前とその絶対位置が変わら
ないものとして偏心/傾斜マトリックスを求める。その
ための1つの方法を次に述べる。
まず回転前におけるブロックCの前面の座標系0、’−
X4’Y4’Z、’と第1面(ブロックAの前面)の座
標系0+ XIYl Z+ との変換マトリックス
Wを求める。これを、第12図で(11)式として示す
。このマトリックスWは、θ回転後も変化しない。
X4’Y4’Z、’と第1面(ブロックAの前面)の座
標系0+ XIYl Z+ との変換マトリックス
Wを求める。これを、第12図で(11)式として示す
。このマトリックスWは、θ回転後も変化しない。
次に回転した座標系0“’ −x’ y’”Z゛°と第
1面の座標系0.−X、Y、Z、との変換マトリックス
Uを第12図の(12)式の如く求める。前記(11)
式と(12)式から、第12図の(13)弐を得る。こ
れより、θ回転後におけるブロックCの前面の偏心/傾
斜マトリックスはw−u−’となる。
1面の座標系0.−X、Y、Z、との変換マトリックス
Uを第12図の(12)式の如く求める。前記(11)
式と(12)式から、第12図の(13)弐を得る。こ
れより、θ回転後におけるブロックCの前面の偏心/傾
斜マトリックスはw−u−’となる。
以上で基準位置での偏心/傾斜マトリックスと各回転位
置での偏心/傾斜マトリックスが求まる。
置での偏心/傾斜マトリックスが求まる。
このマトリックスは仮想光学系での位置座標を真の座標
系での位置座標に変換する際の座標変換データとなる。
系での位置座標に変換する際の座標変換データとなる。
尚、ここで前記フロチャートにおける(#4)のステッ
プに関して補足しておく。
プに関して補足しておく。
(#4)では入力された中心座標を例えば(Xc’ 、
Yc’ 。
Yc’ 。
Zc’) とするとき、これを仮想ポリゴン面の座標系
○−xyzでの座標値(Xc、 Yc、 Zc)に変換
する訳であるが、前述した3つの座標系コード(第9図
参照)のいずれで中心座標を入力するかによって、変換
処理が少しずつ異なる。まず、座標系コードが1つの場
合には、仮想ポリゴン走査面は偏心/(頃斜していない
ので、 Xc=Xc’ −Lp−+ (tp−+ は仮想ポリゴン走査面の前の面間陽)Yc
=Yc’ Zc=Zc’ となる。座標系コードが2の場合には、座標変換マトリ
ックスTを単位行列に初期化する。第2面から仮想ポリ
ゴン走査面(B)まで次の(I)(■)を繰り返す。(
j=2〜P)。
○−xyzでの座標値(Xc、 Yc、 Zc)に変換
する訳であるが、前述した3つの座標系コード(第9図
参照)のいずれで中心座標を入力するかによって、変換
処理が少しずつ異なる。まず、座標系コードが1つの場
合には、仮想ポリゴン走査面は偏心/(頃斜していない
ので、 Xc=Xc’ −Lp−+ (tp−+ は仮想ポリゴン走査面の前の面間陽)Yc
=Yc’ Zc=Zc’ となる。座標系コードが2の場合には、座標変換マトリ
ックスTを単位行列に初期化する。第2面から仮想ポリ
ゴン走査面(B)まで次の(I)(■)を繰り返す。(
j=2〜P)。
(1)第(j−1)面から第j面の座標変換マトリック
スTjを求める。これは第(4)式でθ=0、Yo=Z
o=Oとおけば求まる。このTjを第12図の(14)
弐に示す。もし、第j面が偏心/(頃斜しているならば
、 T j −D j −T j ここで、t、−1は(j−1)面とj面との間隔、Dj
はj面の偏心/傾斜マトリックスである。
スTjを求める。これは第(4)式でθ=0、Yo=Z
o=Oとおけば求まる。このTjを第12図の(14)
弐に示す。もし、第j面が偏心/(頃斜しているならば
、 T j −D j −T j ここで、t、−1は(j−1)面とj面との間隔、Dj
はj面の偏心/傾斜マトリックスである。
(n)座標変換マトリックスTを更新(T−Tj・T)
する。
する。
次に、このマトリックスTを使って(Xc、 Yc、
Zc)を第12図の(I5)弐の如く求める。
Zc)を第12図の(I5)弐の如く求める。
最後に、座標系コードが3の場合は、まず第12図の(
16)式の如く(−ω)回転による座)型変換マトリッ
クスTを求める。この(16)式は(4)式のマトリッ
クスにおいてθ−−ω、Xo=Yo=Z。
16)式の如く(−ω)回転による座)型変換マトリッ
クスTを求める。この(16)式は(4)式のマトリッ
クスにおいてθ−−ω、Xo=Yo=Z。
=0を代入することにより求まる。このように求めた座
標変換マトリックスTを使って、第12図の(17)式
で(Xc 、 Yc 、 Zc)を算出する。第11図
は上述した3つの座標系コードの各々の場合を含むフロ
チャートを示している。
標変換マトリックスTを使って、第12図の(17)式
で(Xc 、 Yc 、 Zc)を算出する。第11図
は上述した3つの座標系コードの各々の場合を含むフロ
チャートを示している。
以上において、ポリゴン面が偏心/傾斜している場合の
データ構成について述べたが、偏心/傾斜していない状
態で特性を調べたいような場合が存する。例えば光学系
の瞳収差を評価したい場合などがそれである。偏心光学
系〔例えば第3図(ロ)〕では折り返し後の光軸が回転
によって動く(基準が動く)ので縦収差を評価すること
にあまり意味がなく、むしろ第3図(イ)の仮想光学系
において評価すべきである。従って、一度作成した偏心
/傾斜マトリックス等のデータ系の構成を仮想光学系で
の構成に戻したい場合が生じる。
データ構成について述べたが、偏心/傾斜していない状
態で特性を調べたいような場合が存する。例えば光学系
の瞳収差を評価したい場合などがそれである。偏心光学
系〔例えば第3図(ロ)〕では折り返し後の光軸が回転
によって動く(基準が動く)ので縦収差を評価すること
にあまり意味がなく、むしろ第3図(イ)の仮想光学系
において評価すべきである。従って、一度作成した偏心
/傾斜マトリックス等のデータ系の構成を仮想光学系で
の構成に戻したい場合が生じる。
その場合には、第9図に示すファンクションPF11を
選択すればよい。
選択すればよい。
第13図はそのような機能を考慮したフロチャートを示
しており、(1101)でキーの選択をした後、(11
02)で系が折り返しの状B(偏心/傾斜した状態)か
否かチェックし、NOであれば(Q)に至り、それ以後
は上述した第10図のフローへ続く。(#。
しており、(1101)でキーの選択をした後、(11
02)で系が折り返しの状B(偏心/傾斜した状態)か
否かチェックし、NOであれば(Q)に至り、それ以後
は上述した第10図のフローへ続く。(#。
2)でYESであれば、(+103)でポリゴンミラー
面の偏心/傾斜マトリックスとブロンクCの前面の偏心
/(kJl斜マトリックスをどちらも単位行列に戻す。
面の偏心/傾斜マトリックスとブロンクCの前面の偏心
/(kJl斜マトリックスをどちらも単位行列に戻す。
これによって系は偏心/傾斜しない状態に復元される。
次に、(+104)で押されたキーがPFIIであるか
否か確認され、YESであれば終了し、NOであれば(
Q)から第10図のフローへ進む。
否か確認され、YESであれば終了し、NOであれば(
Q)から第10図のフローへ進む。
本実施例において入力するデータのうちの基準角と回転
軸の方向余弦を調整することによって第6図に示すよう
に走査面(B)と回転軸(18)が不平行な傾きをもっ
たポリゴンミラーを設定することができる。これは、走
査面は主として基準反射角ωによって決まり、回転軸(
1日)は方向余弦によって決まるからである。また、同
じように回転軸方向余弦を変えることによって第3図(
ロ)と第4図(ロ)の如くポリゴンミラー(1)の設置
方向と、その走査方向を変えることができる。このよう
に、本発明では単に仮想光学系のデータから偏心/傾斜
光学系のデータを確立できるだけでなく、その入力デー
タの値によって種々の形の走査部材を設定できると共に
、その配置、走査方向も任意に設定できることになるの
で、便利である。第1図の装置は上述の動作を行うプロ
グラムを内蔵した外部記憶装置(14)を既存のコンピ
ュータに結合することで、構成することができる。
軸の方向余弦を調整することによって第6図に示すよう
に走査面(B)と回転軸(18)が不平行な傾きをもっ
たポリゴンミラーを設定することができる。これは、走
査面は主として基準反射角ωによって決まり、回転軸(
1日)は方向余弦によって決まるからである。また、同
じように回転軸方向余弦を変えることによって第3図(
ロ)と第4図(ロ)の如くポリゴンミラー(1)の設置
方向と、その走査方向を変えることができる。このよう
に、本発明では単に仮想光学系のデータから偏心/傾斜
光学系のデータを確立できるだけでなく、その入力デー
タの値によって種々の形の走査部材を設定できると共に
、その配置、走査方向も任意に設定できることになるの
で、便利である。第1図の装置は上述の動作を行うプロ
グラムを内蔵した外部記憶装置(14)を既存のコンピ
ュータに結合することで、構成することができる。
尚、本発明装置を使って偏心/傾斜走査系のデータを確
立した後は、光学系設計者の意図によって例えば光線追
跡演算などを行うことができるが、これらの光線追跡等
の処理は別のプログラムに沿って行われるものである。
立した後は、光学系設計者の意図によって例えば光線追
跡演算などを行うことができるが、これらの光線追跡等
の処理は別のプログラムに沿って行われるものである。
しかし走査光学系のデータ確立と、光線追跡等の処理を
一連のシステムとして行うこともできる。その際、外部
記憶装置(14)を光線追跡及び光線描写専用のプログ
ラム内蔵の外部装置と入れ代えてもよく、或いは同一の
外部記憶装置中に上述の本発明構成用プログラムと前記
光線追跡のプログラムを内蔵させておいてもよい。
一連のシステムとして行うこともできる。その際、外部
記憶装置(14)を光線追跡及び光線描写専用のプログ
ラム内蔵の外部装置と入れ代えてもよく、或いは同一の
外部記憶装置中に上述の本発明構成用プログラムと前記
光線追跡のプログラムを内蔵させておいてもよい。
発明の効果
本発明によれば、必要なデータを入力してやれば、後は
外部記憶装置の情報に基づいてcpuの中に設定さる機
能手段により走査光学系の座標変換データが確立される
ので、走査光学系の設計をする際に極めて有利である。
外部記憶装置の情報に基づいてcpuの中に設定さる機
能手段により走査光学系の座標変換データが確立される
ので、走査光学系の設計をする際に極めて有利である。
第1図は本発明のデータ作成装置の構成を模式的に表し
た図であり、第2図はポリゴンミラーを使った走査光学
系の概要を示す図である。第3図は本発明を適用するポ
リゴンミラーを有する走査光学系の一例を示す図であり
、第4図は同じく他の例を示す図である。第5図はポリ
ゴンミラーの基準位置と回転した位置を示す図である。 第6図は第4図の変形例を示す図である。第7図は偏心
/傾斜した座標系と元の座標系との関係を説明するため
の図である。第8図はポリゴンミラーの後方のブロック
の座標変換データを算出する説明図である。第9図はデ
ータを入力する際の指針となる画面に映出される表を示
す図である。第10図は本実施例のフロチャートであり
、第11図はその一部を詳細に示すフロチャートである
。第12図は本発明の説明に供する数式をまとめた図で
ある。第13図は仮想光学系へ戻すための機能を備えた
フロチャートである。 (1)・・・ポリゴンミラー、 (12)・・・CP
U 。 (13)・・・入力手段、 (14)・・・外部記憶
装置、(16)・・・第1手段、 (17)・・・第
2手段、 (18)・・・回転軸、 (B)・・・
走査面、 (ω)・・・基準反射角、 (d)・・
・内接円直径。
た図であり、第2図はポリゴンミラーを使った走査光学
系の概要を示す図である。第3図は本発明を適用するポ
リゴンミラーを有する走査光学系の一例を示す図であり
、第4図は同じく他の例を示す図である。第5図はポリ
ゴンミラーの基準位置と回転した位置を示す図である。 第6図は第4図の変形例を示す図である。第7図は偏心
/傾斜した座標系と元の座標系との関係を説明するため
の図である。第8図はポリゴンミラーの後方のブロック
の座標変換データを算出する説明図である。第9図はデ
ータを入力する際の指針となる画面に映出される表を示
す図である。第10図は本実施例のフロチャートであり
、第11図はその一部を詳細に示すフロチャートである
。第12図は本発明の説明に供する数式をまとめた図で
ある。第13図は仮想光学系へ戻すための機能を備えた
フロチャートである。 (1)・・・ポリゴンミラー、 (12)・・・CP
U 。 (13)・・・入力手段、 (14)・・・外部記憶
装置、(16)・・・第1手段、 (17)・・・第
2手段、 (18)・・・回転軸、 (B)・・・
走査面、 (ω)・・・基準反射角、 (d)・・
・内接円直径。
Claims (4)
- (1)回転によって走査面の中心が移動する走査部材の
データ作成装置であって、CPUと、外部記憶装置と、
入力手段と、前記外部記憶装置の情報に基づいて前記C
PU内に設定される機能手段とからなり、前記機能手段
は前記走査部材の走査面の光軸が入射光学系の光軸に一
致していると仮想した仮想光学系での前記走査部材を特
定する情報として前記入力手段によって入力された面番
号、回転軸から走査面までの距離、基準反射角、中心座
標、回転軸方向余弦、前記中心座標と回転軸方向余弦を
指定するための座標系コードから前記走査部材を基準位
置での走査面についての座標変換データを確立する第1
手段と、該第1手段で確立されたデータと前記入力手段
によって入力された回転角情報に基づいて前記走査部材
の回転位置での走査面についての座標変換データを確立
する第2手段であることを特徴とする走査光学系のデー
タ作成装置。 - (2)前記座標変換データは前記走査部材の回転に関す
る回転マトリックスと前記走査面の中心に関する原点移
動マトリックスとの積によりなる偏心/傾斜マトリック
スであることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
のデータ作成装置。 - (3)前記走査部材はポリゴンミラーであることを特徴
とする特許請求の範囲第1項に記載のデータ作成装置。 - (4)前記走査部材は走査面が単一の部材であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のデータ作成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62137524A JPS63301019A (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | 走査光学系のデ−タ作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62137524A JPS63301019A (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | 走査光学系のデ−タ作成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63301019A true JPS63301019A (ja) | 1988-12-08 |
Family
ID=15200690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62137524A Pending JPS63301019A (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | 走査光学系のデ−タ作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63301019A (ja) |
-
1987
- 1987-05-30 JP JP62137524A patent/JPS63301019A/ja active Pending
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