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JPS63210165A - 難燃性樹脂組成物 - Google Patents

難燃性樹脂組成物

Info

Publication number
JPS63210165A
JPS63210165A JP4291687A JP4291687A JPS63210165A JP S63210165 A JPS63210165 A JP S63210165A JP 4291687 A JP4291687 A JP 4291687A JP 4291687 A JP4291687 A JP 4291687A JP S63210165 A JPS63210165 A JP S63210165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
resin composition
resin
rubber
amino acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4291687A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Urano
占野 尚之
Sei Kuriyama
栗山 聖
Satoru Kuroki
悟 黒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP4291687A priority Critical patent/JPS63210165A/ja
Publication of JPS63210165A publication Critical patent/JPS63210165A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は難燃性樹脂組成物に係るものである。
[従来の技術] 各種樹脂に難燃性を付与する手段として、水酸化マグネ
シウム、塩基性炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ハ
イドロタルサイト等の金属の酸化物や炭酸化物を樹脂中
に添加することが行なわれている。この場合、これらの
添加量は効果の点から一般にかなり多量に用いられるの
が普通である。
[発明の解決しようとする問題点] しかしながら、これら添加物は一般に親水性である為、
樹脂中での分散が悪く、樹脂本来の物性が著しく損われ
る欠点がある。
又、水酸化マグネシウムや塩基性炭酸マグネシウムにあ
っては、上記欠点に加え、耐酸性が悪くなる欠点を有し
ている。
これら欠点に対し、樹脂への分散性の改良、物性維持、
耐酸性の向上を目的としてアニオン系界面活性剤による
表面処理が提案されている。(特公昭57−28421
号公報参照)しかしながら、かかる処理を行なっても尚
、十分満足し得るものでなく、特に耐酸性については未
だかなり不満足である。
[問題点を解決する為の手段] 本発明者は従来技術が有する上記欠点を排除し、耐水性
、耐酸性を十分なものにし、高温、高湿下においても十
分使用に耐え得る難燃性樹脂組成物を得ることを目的と
して種々研究、検討した結果、水酸化マグネシウム等の
無機質粉体をアミノ酸類により処理したものを樹脂中に
添加することにより、前記目的を達成し得ることを見出
した。かくして本発明は、アミノ酸及び/又はその誘導
体によって処理した無機粉体を、樹脂100部に対し5
0〜200部添加してなる難燃性樹脂組成物を提供する
にある。
本発明において用いられるアミノ酸としては例えばアス
パラギン酸、アミノ酪酸、アラニン、グリシン、グルタ
ミン酸、システィン酸、リジン等である。
又、アミノ酸の誘導体としては、一般にアミノ酸中のア
ミノ基の一部を08〜C22の長鎖脂肪酸でアミド化及
び/又はカルボン酸基をC8〜C22の長鎖アルコール
でエステル化したものであり、これらのうち例えばN−
ラウリル−DL−アスパラギン酸−βφラウリルエステ
ル、L−グルタミン酸アミド、N ■−ラウロリル−L
−リジンは好適である。
本発明に用いられる無機粉体としては、例えば水酸化マ
グネシウム、水酸化アルミニウム、塩基性炭酸マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、ノ\イドロタルサイドが挙げら
れ、とりわけ水酸化マグネシウムは好適である。これら
無機粉体に対するアミノ酸やその誘導体の処理量は、無
機粉体100部に対し0.05〜10部、好ましくは0
.1〜2部が適当である。
その処理手段としては特に制限はなく、例えば乾式法と
してヘンシェル中に無機粉体を入れ、処理剤を直接或は
適当な溶媒で希釈して添加し、十分攪拌する手段や湿式
スラリー法等を適宜採用し得る。その他、無機粉体と樹
脂とを混練する時に同時に処理剤を投入するインテグラ
ルブレンド法等も採用し得る。
次に、本発明に用いられる樹脂としては、種々の熱可塑
性樹脂やゴム類が挙げられる。
熱可塑性樹脂としては、例えばポリオレフィン、ポリア
ミド、ポリカーボネート、ポリスチレン、アクリル樹脂
、ABS樹脂、ポリフェニレンサルファイド、ウレタン
、エチレンビニルアセテート等が、又ゴム類としては例
えば、天然ゴム、イソプレン、ブタジェン、スチレンブ
タジェン、クロロプレン、ニトリルゴム、ブチルゴム、
クロロスルホン化ポリエチレン、多硫化ゴム、アクリル
ゴム、エチレンプロピレンゴム等が夫々挙げられる。そ
してこれら樹脂は夫々単独或は数種を併用することや所
望により共重合して用いることも可能である。
かくしてこれら樹脂と処理された無機粉体との混合手段
としては特に制限はなく、これらを均−に混合し得る手
段であるなら適宜な手段を採用し得る。例えば、押出混
練、ロール混練、バンバリーミキサ−による混練等が挙
げられる。又成形体を得ることもでき、この場合には射
出成形、押出し成形、プレス成形等を採用し得る。
更に本発明においては、これら樹脂組成物に対し、本発
明の目的を逸脱しない限り他の適宜な添加剤を併用する
こともできる。かかる添加剤としては例えば、ガラスフ
ァイバー等の充填材、カーボンブラックや酸化チタン等
の顔料や着色剤、ジラウリルチオジプロピオネート等の
酸化防止剤、ステアリン酸亜鉛等の滑剤、2−ヒドロキ
シ−4〜オクトキシベンゾフエノン等の紫外線吸収剤類
等が挙げられる。
[実施例] 以下実施例等において用いた試験方法は次の如くである
耐水性:飽和水蒸気気相にサンプルを吊し、CO2ガス
を接触せしめてC02に対する反応性を外観変化及び重
量変化で 評価した。
引張りテスト: JIS−に−7113による。
トルクの測定ニラポプラストミル(東洋精機■製)を用
い、樹脂と粉体とを150 ℃で混練したときのトルクを測定 し、加工性の目安とした。
実施例1〜3 平均粒径IILの水酸化マグネシウム1kgに対し、N
ラウリル−DL−アスパラギン酸βラウリルエステルを
夫々10g(実施例1)、20g(同2) 、 50g
 (同3)エンジェルミキサーにて常温で30分間高速
攪拌処理した。これらを夫々低密度ポリエチレン100
部に対し、170部、他にカーボンブラックを夫々2部
ロール混合し、プレス成形して評価した。試験結果は表
1の通りであった。
実施例4〜8 平均粒径1ルの水酸化マグネシウム1kgに対し、Nラ
ウリル−〇L−アスパラギン酸βラウリルエステルを夫
々10g(実施例4〜6)、20g(同7,8)及び表
1に示した他の添加剤を併用し、実施例1と同様にエン
シェルミキサーで攪拌処理した。そして実施例1と同様
に夫々を樹脂に混合、成形して評価した。試験結果は表
1の通りであった。
比較例1 平均粒径1ルの水酸化マグネシウム1kgに対し、ステ
アリン酸20gを用いた以外、実施例1と同様に評価し
た結果は表“の通りであった。
比較例2 比較例1のステアリン酸に代え、オレイン酸20gを用
いた以外比較例1と同様に評価した結果は表1の通りで
あった。
比較例3 平均粒径1ルの水酸化マグネシウム1kgを水10文で
スラリー化し、これにステアリン酸ソーダ20gを溶解
した溶液を入れ1時間攪拌し、これを濾過、乾燥して解
砕したものを実施例1の樹脂に混合し、実施例1と同様
に評価した結果は表1の通りであった。
表1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アミノ酸及び/又はその誘導体によって処理した無
    機粉体を、樹脂100部に対し50〜200部添加して
    なる難燃性樹脂組成物。 2、アミノ酸がアスパラギン酸、アミノ酪酸、アラニン
    、グリシン、グルタミン酸、システイン酸、リジンで特
    許請求の範囲1の樹脂組成物。 3、アミノ酸誘導体がアミノ酸中のアミノ基の一部をC
    _8〜C_2_2の長鎖脂肪酸でアミド化及び/又はカ
    ルボン酸基をC_8〜C_2_2の長鎖アルコールでエ
    ステル化したものでる請求の範囲1の樹脂組成物。 4、アミノ酸誘導体がN−ラウリル−DL−アスパラギ
    ン酸−β・ラウリルエステル、Lグルタミン酸アミド、
    N^■−ラウロリル−L−リジンで特許請求の範囲1の
    樹脂組成物。 5、無機粉体が水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウ
    ム、塩基性炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ハイド
    ロタルサイトで特許請求の範囲1の樹脂組成物。 6、樹脂がポリオレフィン、ポリアミド、ポリカーボネ
    ート、ポリスチレン、アクリル樹脂、ABS樹脂、ポリ
    フェニレンサルファイド、ウレタン、エチレンビニルア
    セテート、天然ゴム、イソプレン、ブタジエン、スチレ
    ンブタジエンゴム、クロロプレン、ニトリルゴム、ブチ
    ルゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、多硫化ゴム、
    アクリルゴム、エチレンプロピレンゴムで特許請求の範
    囲1の樹脂組成物。 7、アミノ酸及び/又はアミノ酸誘導体の処理量は、無
    機粉体100部に対し0.05〜10部で特許請求の範
    囲1の樹脂組成物。
JP4291687A 1987-02-27 1987-02-27 難燃性樹脂組成物 Pending JPS63210165A (ja)

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