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JPS6319739Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6319739Y2
JPS6319739Y2 JP1982052371U JP5237182U JPS6319739Y2 JP S6319739 Y2 JPS6319739 Y2 JP S6319739Y2 JP 1982052371 U JP1982052371 U JP 1982052371U JP 5237182 U JP5237182 U JP 5237182U JP S6319739 Y2 JPS6319739 Y2 JP S6319739Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
metal
metal shell
shaft hole
glass
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982052371U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58154870U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5237182U priority Critical patent/JPS58154870U/ja
Publication of JPS58154870U publication Critical patent/JPS58154870U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6319739Y2 publication Critical patent/JPS6319739Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主体金具の軸孔内に挿入したヒーター
を、該ヒーターの外周面と主体金具の内周面とに
よつて形成した環状部においてセラミツクまたは
金属製の套管を介挿した溶融ガラスによつて封着
してなるデイーゼルエンジンの予熱栓に関するも
ので、以下図面の実施例について説明する。
第1図はヒーターとして従来広く実用されてい
るシーズ型のヒーターを用いた場合を示し、1は
該シーズ型のヒーター(以下単にヒーターと称す
る)で従来品と同様ステンレス合金の如き耐食、
耐熱性金属からなる金属チユーブ11の内底面1
1aに末端12aを溶接したニツケル合金等から
なる耐熱性金属の細線からなる発熱線輪12と、
該発熱線輪の前端12bに接続して上方に伸びる
中心電極13を、該中心電極上方の端子部を13
aを残して上記金属チユーブ11内に収納し、内
部の空間にマグネシアの微粉末等高熱伝導性の絶
縁材料14を充填した後該金属チユーブ11を外
部から径方向に圧搾して内部の絶縁材料14を高
密度に圧縮することによつて得られる。
2は軸孔21を具えた主体金具で、該軸孔は上
記ヒーター1と緩く嵌合する径小部21aと、こ
れに続いて上方に伸び、該ヒーター1との間に環
状空隙Gを形成する径大部21bとかなる。3は
上記ヒーター1の発熱部1aとなる発熱線輪12
側を主体金具2から突出させて固定すると共に、
ヒーター1の発熱線輪12の前端12aを接続し
た金属チユーブ11を主体金具2に導通接続する
ため、該主体金具の軸孔21の径小部21aと径
大部21bの境界に形成された段座面21cに圧
入された金属パツキンであり、例えばAl,Zn,
Cu,Ni,Fe等の単一金属またはこれらを主体と
する合金が好適に用いられ、或いはこれに代えて
金属粉末またはこれにガラス粉末を配した高い導
電性を有する導電性ガラスを充填してもよい。
次に4は上記の環状空隙Gにおいてヒーター1
を主体金具2の軸孔の径大部21bに封着する溶
融ガラス、5は該溶融ガラス4内に挿入された高
アルミナ質磁器等のセラミツクまたは金属製から
なる套管で、これら溶融ガラス4による封着およ
び套管5の挿入は、ヒーター1を主体金具2の軸
孔21にパツキン3または図示しない上記の金属
粉末または導電性ガラスによつて固定すると共に
接続した後、その上方の環状空隙Gにガラスの原
料粉末を充填、加熱して溶融した状態において套
管5を圧入、冷却することによつて容易に得られ
る。この套管5の介挿によつてガラス4の充填密
度が均一となつてヒーター1を保持する接合力を
より増大することができ、またガラスの体積収縮
を補償してガラスの亀裂を有効に防止することが
できる。なお、套管5は金属製よりもセラミツク
材の方がガラスに対する濡れ性がよく、接着性が
向上するので好ましい。また溶融ガラス4に金属
または炭素を含み高い導電性を呈する導電性ガラ
スを用いれば、前に述べた金属パツキン3または
金属粉末のいずれをも省略し、ヒーター1と主体
金具2を治具を用いて軸線方向に固定して上記の
工程を施すことによつて主体金具2の軸孔の段座
面21cと当接する套管5の下端面の内方からヒ
ーター1の金属チユーブ11と主体金具2の軸孔
の径小部との狭い環状空隙に流入した溶融ガラス
を導電路として利用することもできる。
6は主体金具2の上端面に座定された絶縁管7
を介してシーズヒーター1から突出する中心電極
の端子部13aと螺合する電纜(図示省略)接続
端子、8は該接続端子6側の気密を保持する可撓
性絶縁材料からなるOリングである。
また、第2図は急速予熱型グロープラグとして
最近注目されるようになつた発熱線輪を埋込んだ
窒化珪素の焼結体をヒーターとして使用した場合
を示し、1は該窒化珪素の焼結体からなるヒータ
ー(以下単にヒーターと称する)で、大電流に耐
えるタングステン、モリブデン等の高融点金属の
細線からなる発熱線輪12および該発熱線輪のそ
れぞれ両端12a,12bに接続して上方に伸び
る同じ高融点金属からなる径大の一対のリード線
12a′,12b′のそれぞれ上端を外周面および上
端面に露出させるよう、窒化珪素の焼結体からな
る高熱伝導性の絶縁材料14に埋込み、上記外周
面に露出させた一方のリード線12a′を前例の金
属チユーブ11に相当する負極側導電部材とし、
上端面露出させた他方のリード線12b′を正極側
として中心電極13にロー着してなる。なお、発
熱線輪12は使用時の加熱、冷却による膨張、収
縮時に生ずる発熱線材と周囲の窒化珪素焼結体と
の間の熱膨張差による断線等の事故を防止するた
め、本出願人が先に提案(特願昭57−50458号)
したようにその形状を、二つ折りにした線材の折
曲部を基底としこれから前方に伸びる一対の線材
を等間隔に平行を保つて同一ピツチで巻回して二
重の螺旋状とし、弱点となる軸線方向の直線部分
を高温域を避けて上方に設けることが好ましい
が、前例に準じて発熱線輪を一重の螺旋状として
その末端を該発熱線輪内を通つて上方に延設して
正極側リード線12b′に接続する等、発熱線輪の
両端に接続した一対のリード線12a′,12b′を
窒化珪素の焼結体からなる絶縁材料14の外周面
および上端面に露出させる図示しない他の設計に
代えることができまたいずれの場合も一対のリー
ド線12a′,12b′を省略して発熱線輪12の両
端12a,12bを延長してこれらに代えること
ができる。しかして上記いずれの場合も上記絶縁
材料14の表面に露出する一対のリード線12
a′,12b′は該絶縁材料14の焼結時における酸
化を防止するため、これらの部分をも浅く隠れる
ように窒化珪素の原料粉末中に埋めて型詰めし、
ホツトプレス等常法によつて焼結した後、上記の
浅く埋めた部分を研磨加工して負極側リード線1
2a′、正極側リード線12b′を露出させ、前者負
極側リード線12a′を前例の金属チユーブ11に
対応させる導電部材とし、後者正極側リード線1
2b′を中心電極13にロー着して得られる。
2は軸孔21を具えた主体金具で、該軸孔は上
記ヒーター1と緩く嵌合する径小部21aと、こ
れに続いて上方に伸び、該ヒーター1との間に環
状空隙Gを形成する径大部21bとからなる。3
は上記ヒーター1の発熱部1aとなる発熱線輪1
2側を主体金具2から突出させて固定すると共
に、ヒーター1の外周面に露出する負極側リード
線12a′を主体金具2に接続するため該主体金具
の軸孔21の径小部21aと径大部21bの境界
に形成された段座面21cに圧入された金具パツ
キンであるが、これに代えて上記の第1図の実施
例と同様に金属粉末または導電性ガラスを充填し
てもよい。
次に4は上記主体金具2の軸孔21の段座面2
1cの上方に形成される環状空隙Gにおいてヒー
ター1を封着する溶融ガラス、5は該溶融ガラス
4内に介挿された高アルミナ質磁器等のセラミツ
クまたは金属製の套管で、これら溶融ガラスによ
る封着および套管の介挿は前例と同様に行なわ
れ、溶融ガラス4として導電性ガラスを使用する
場合は、これも前例に準じてヒーター1の負極側
リード線12a′の周囲と主体金具1の軸孔の径小
部21aとの間に流入する導電性ガラスによつて
金属パツキン3または金属粉末のいずれをも省略
することができる。
また、図示を省略するが主体金具2の下端から
軸孔21の径小部21aと等しい内径寸法とした
薄肉の有底管を延設し、該有底管内に直接密接さ
せるか、高熱伝導性材料の微粉末を介してヒータ
ー1の発熱部1aを収納保護したものにも同様に
適用することができる。
従来、この種の予熱栓における主体金具に対す
るヒーターの封着は、主体金具の軸孔下端におけ
る銀ロー着によつて行なわれていたため、高価な
銀ローを多量に使用する必要があつた。
これに対して本考案の予熱栓は、ヒーターを主
体金具の軸孔下端から緩く挿入し、径大とした該
軸孔の内周面との間に形成される環状空隙におい
て套管を介挿した廉価な溶融ガラスによつて封着
したから、高い接合強度を有する溶融ガラスの接
合寸法を所望の長さに設定して接着強度を高める
とともにガラスの充填密度が均一となつてヒータ
ーを保持する接合力を一層増大することができ、
しかも溶融ガラスの欠点である体積収縮を該溶融
ガラス中に介挿したセラミツクまたは金属製の套
管よつて補償したから長期間に亘る苛酷な条件下
における使用に対しても亀裂等を生ずる惧れがな
く、十分な気密性を保持する耐久性を有し、更に
上記主体金具の軸孔下端面におけるヒーターとの
銀ロー着を省くことから、この部分におけるヒー
ターから主体金具に対する熱伝達を抑制して実用
時におけるヒーターの予熱時間を短縮する等、多
くの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案予熱栓の実施例を示す4半分断
面図、第2図は同じく本考案予熱栓の他の実施例
を示す要部の縦断面図である。 1……ヒーター、12……発熱線輪、13……
中心電極、2……主体金具、21……軸孔、4…
…溶融ガラス、5……セラミツク套管、G……環
状空隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耐熱性絶縁材料内に埋込まれたヒーターの発熱
    線輪の一端を中心電極に接続し、他端を該ヒータ
    ーを挿通した主体金具に接続すると共に、該接続
    部の上方において主体金具の軸孔とヒーターの内
    外周とによつて形成した環状空隙を、セラミツク
    または金属製の套管を介挿した溶融ガラスによつ
    て封着してなるデイーゼルエンジンの予熱栓。
JP5237182U 1982-04-09 1982-04-09 予熱栓 Granted JPS58154870U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5237182U JPS58154870U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 予熱栓

Applications Claiming Priority (1)

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JP5237182U JPS58154870U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 予熱栓

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Publication Number Publication Date
JPS58154870U JPS58154870U (ja) 1983-10-17
JPS6319739Y2 true JPS6319739Y2 (ja) 1988-06-01

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ID=30063080

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JP5237182U Granted JPS58154870U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 予熱栓

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60216125A (ja) * 1984-04-12 1985-10-29 Ngk Spark Plug Co Ltd 二線式セラミツクグロ−プラグ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4123605Y1 (ja) * 1965-01-05 1966-12-01
JPS4212903Y1 (ja) * 1965-01-25 1967-07-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4123605Y1 (ja) * 1965-01-05 1966-12-01
JPS4212903Y1 (ja) * 1965-01-25 1967-07-21

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JPS58154870U (ja) 1983-10-17

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