JPS63162243A - 平版印刷機械における色調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、平版印刷機械の色調節に適用されるインキ・
湿し水供給制御装置に関する。

〔従来の技術Ｊ 第２図によシ、特願昭６１−１６６７７８明細書に記載
されている技術を説明する。

第２図は、印刷機械における最終色が刷られる部分の概
略側面図を示す。

最終色が刷り終った印刷紙１の印刷面の色彩を色彩セン
サ２で計測する。

色彩センナからの色分解信号（ＲＧＢ信号など）は、制
御装置３に導かれ、ここで校正刷などの基準となる印刷
物の色彩計測位置と同位置の色分解信号と比較される。

もし、両者に差異があれば、その偏差を基に、その偏差
を零にするための各色（第２図の例では４色）のインキ
供給量の修正量全演算する。

第３図にインキ供給部の詳細を示すが、インキ供給量の
調節は、インキブレード４と回転するインキ元ローラ９
との隙間１ｏをインキプレートノ移動用モータ５によっ
て変えることによって行なわれる。これにより、インキ
元ローラとインキプレート９０間に溜められたインキ１
１の引出し量、つまシ供給インキ量が１！１１節される
。

また、第３図の上面図を第４図に示す。

印刷物の巾方向の絵柄変化に応じて、巾方向のインキ供
給量に成る分布をもたせるために、インキグレードは巾
方向に多数個、分割され、各々の分割毎にインキ供給量
を調節し得る。

さて、先はどの各色のインキ供給量の修正演算結果に基
き、各色の色彩計測位置に対応する分割区間のインキブ
レードの移動用モータ５，６，７゜８への指令電圧を修
正し、各色のインキ供給量を調節する。

その結果、印刷物の色調が基準のそれと一致することを
狙っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前述のように、インキグレードとインキ元ローラ間の隙
間によシ供給量を調節されたインキは、インキローラ群
１２で薄くひきのばされインキ清げローラ１３で版面１
４に転写供給される。

平版印刷においては、版面にインキを供給するだけでは
、画像形成ができず、インキを着肉させない部分に油性
であるインキに対して反撥性を有する水を供給してはじ
めて版面に画像が形成される。

この供給水は水溜め１５に溜められ、水元ロー２１６の
回転により水膜として引出され、水着はローラ１７によ
って版面に供給される。版面に供給された水の一部は、
インキ清げローラとの接触によシイフキ中に乳化し、イ
ンキローラ群に没入する。

この浸入した水によって、インキローラ群でのインキの
伝達効率が変化するため、インキグレードとインキ元口
−２間の隙間が一定でも、浸入し丸木の量によって紙面
に転写されるインキ膜厚が異なる。

従来の方法では、この水の供給量について、全（考慮し
ていないため、上述の作用にょシ、色調の制御の精度に
問題があった。

〔問題点全解決する九めの手段〕

従来の色彩センサによるインキ供給量の制御に加えて、
各色の版面上の水膜厚を計測するセンナを設けて、水の
供給量も一定に制御する。

〔作用〕

版面上の水膜厚さを一定にすることにより、インキロー
ラ群に浸入する水の量が一定となる。その結果、インキ
ローラ群えのインキの伝達効率が一定となるため、イン
キ元ローラとインキブレード間の隙間と紙面に転写され
るインキ膜厚との関連性が従来のものより強くなる。

〔実施例〕

第１図にて、本発明の詳細な説明する。第１図は、４色
刷ｐ用の枚葉印刷機械の最終色を印刷するユニットにつ
いて示している。

色彩センサ２からの色分解信号を基準の色分解信号と比
較し、その偏差に基づき、その偏差を零にすべく各色の
インキ供給量を調節する方法及び装置は、先に第２図、
第３図の従来の例で述べたものと同様である。前述の色
彩センサ２及び制御装置３に代シ、簡易形デスクタイプ
として、第５図の様なデスク３１に２次元色彩センサ３
０を取ｐ付け、オフ′ラインで処理しても良い。

なぜならインキの変動は、急なものは少なく、現在でも
人間の抜き取９検査で調整可能である。

また、ローラ上で検査する方法では、高速信号域シ込み
装置にコストがかかるため、第５図の様にデスク３１に
印刷物ｉｔ位置合わせ用のガイド３２に合わせて固定し
、色彩センサ３０で計測し、その信号を制御装置３に送
ってもよい。

本発明においては、各色について版面上の水膜厚さを計
測する水膜厚センサ１８を用いて、そのセンサからの信
号を制御装置３に導き、そこで、その信号を基準値と比
較して、もし偏差があれば、その偏差全零Ｋｆるような
指令信号を水元ローラ回転用モータ１９に与える。これ
を時々刻々縫返すことによシ、各色の版面上の水膜厚さ
を常に一定値に保つ。

上述のように各色の版面上の水膜厚さを一定値に制御す
るために、制御装置には、従来のインキ膜厚制御の場合
に加えて４つの色刷ツユニットのそれぞれの水膜Ｊクセ
ンサから検出信号２０及びそれぞれの水元ローラ回転用
モータへの指令信号２１が入出力する。

なお、上記の実施例は、枚葉印刷機械について示したが
、輪転印刷機械などの他の型式の平版印刷機械でも同様
に適用できる。

〔発明の効果〕

インキ元ローラとインキブレード間の隙間と紙面に転写
されるインキ膜厚との関連性が従来のものに比べて強く
な少、その結果、常に基準の印刷物の色調と良く一致し
た印刷物が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明平版印刷機における色調整装置の実施例
を示す側面図、第２図は、従来の構成例を示す側面図、
第３図は、インキ供給量の調節部の詳細を示す側面図、
第４図は第３図の上面図、第５図は、簡易形デスクタイ
プ入力装置の例１・・・印刷紙　　２・・・色彩センサ
　３・・・制御装置１６・・・水元ローラ　　　　１８
・・・水膜厚センサ１９・・・水元ローラ回転用モータ 復代理人　弁理士　岡　本　重　文 外２名 第１園 １９−　　水元日−う回転田七−タ 第２図 第３図 第４区

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 刷り上がつた印刷物の色彩を計測する色彩センサと、前
   記色彩センサーからの色分解信号を基準の色分解信号と
   比較し、その偏差に基づき、その偏差を零にすべく各色
   のインキ供給量を調節する制御機構と、各色の版面上の
   湿し水膜厚さを計測し得る水膜厚センサと、各色につい
   てこの水膜厚センサからの信号を基準値と比較し、その
   偏差に基づき、その偏差を零にすべく湿し水の供給量を
   調節する制御機構とを具えたことを特徴とする平版印刷
   機械における色調整装置。