JPS6316545B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6316545B2 JPS6316545B2 JP22255683A JP22255683A JPS6316545B2 JP S6316545 B2 JPS6316545 B2 JP S6316545B2 JP 22255683 A JP22255683 A JP 22255683A JP 22255683 A JP22255683 A JP 22255683A JP S6316545 B2 JPS6316545 B2 JP S6316545B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- frame
- mounting frame
- mounting
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fencing (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は手摺の構造、更に詳しくは、格子パネ
ルを壁の上面に突出する形で壁に固定して形成す
る手摺の構造に関する。
ルを壁の上面に突出する形で壁に固定して形成す
る手摺の構造に関する。
[背景技術]
一般に、この種の手摺を形成するにあたつて
は、第1図及び第2図に示すように、壁4の上端
部に固定された取付枠5の上面に、上下一対の横
桟1間を格子で結合した格子パネル2の下横桟1
をビスのような固定具20で直に取付けており、
このとき固定具20が上下方向に挿入され取付枠
5を貫通して壁4に達するものであるから、固定
具20を挿入する孔から雨水が浸入しやすく、壁
4内がしけつて壁4が傷むことがある。この構造
においては、仮に固定具20の頭部をシール材で
覆つても下横桟1と取付枠5との間から水が浸入
するから、漏水の防止が困難である。
は、第1図及び第2図に示すように、壁4の上端
部に固定された取付枠5の上面に、上下一対の横
桟1間を格子で結合した格子パネル2の下横桟1
をビスのような固定具20で直に取付けており、
このとき固定具20が上下方向に挿入され取付枠
5を貫通して壁4に達するものであるから、固定
具20を挿入する孔から雨水が浸入しやすく、壁
4内がしけつて壁4が傷むことがある。この構造
においては、仮に固定具20の頭部をシール材で
覆つても下横桟1と取付枠5との間から水が浸入
するから、漏水の防止が困難である。
[発明の目的]
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、壁への雨水の漏水
がない手摺の構造を提供することにある。
り、その目的とするところは、壁への雨水の漏水
がない手摺の構造を提供することにある。
[発明の開示]
本発明の手摺の構造は、下方に開口する断面略
コ字状に形成された取付枠5が壁4の上端面を覆
つて壁4の厚み方向の表裏に跨がる形で配設さ
れ、取付枠5の上面には取付片6が取付枠5の長
手方向の略全長に亘つて取付枠5と一体に突設さ
れ、この取付片5に格子パネル3の下端部が固定
具7を用いて固定されて格子パネル3が壁4の上
面に建て込まれて成るものであり、この構造によ
り上記目的が達成されたものである。即ち、格子
パネル3を固定する固定具7が取付枠5を通して
壁4に通ることがなく、その結果、固定具7の取
付孔を通つて雨水が壁4に浸入することがない。
コ字状に形成された取付枠5が壁4の上端面を覆
つて壁4の厚み方向の表裏に跨がる形で配設さ
れ、取付枠5の上面には取付片6が取付枠5の長
手方向の略全長に亘つて取付枠5と一体に突設さ
れ、この取付片5に格子パネル3の下端部が固定
具7を用いて固定されて格子パネル3が壁4の上
面に建て込まれて成るものであり、この構造によ
り上記目的が達成されたものである。即ち、格子
パネル3を固定する固定具7が取付枠5を通して
壁4に通ることがなく、その結果、固定具7の取
付孔を通つて雨水が壁4に浸入することがない。
以下、本発明を添付の図面に示す実施例に基づ
いて説明する。
いて説明する。
格子パネル3は上下一対の横桟1間を縦方向に
走る格子2で一体に連結して形成されたものであ
つて、上横桟(図示せず)が手摺部となつてい
る。壁4は表裏一体の壁パネル15を離間して配
設し、両パネル15間に断面略コ字状の型枠16
を挾持して構成される。取付枠5は壁4の厚み方
向において表面側に配設される第1素枠8と裏面
側に配設される第2素枠9とで構成され、各素枠
8,9はそれぞれ略L字状に形成される。各素枠
8,9の縦片はそれぞれ壁4の表裏面に重複し、
壁パネル15を通り、型枠16に挿入されるビス
のような固定具17により壁4に固定される。両
素枠8,9の位置を壁4の厚み方向にずらして取
付けることができ、壁4の厚みが異なつてもそれ
に対応して同一の部材で格子パネル3を取付ける
ことができる。これらの素枠8,9の縦片と壁4
の表裏面との間にはそれぞれゴムのようなパツキ
ンあるいはコーキング材などの水密材18が充填
されている。各素枠8,9の横片は壁4の上端面
上に重複するものであつて、各素枠8,9の横片
の先端部には段部10が形成される。段部10は
素枠8,9の横片の上面よりも下方に下がる形状
に形成されており、この段部10の底片同士が壁
4の厚み方向の中央部において上下に重複し、両
段部10間に凹所11が形成される。第2素枠9
の上面には上方に向かつて取付片6が突設されて
おり、この取付片6の側面には上記格子パネル3
の下横桟1が当接するとともに、この取付片6を
通して下横桟1の挿入される固定具7により、下
横桟1が取付片6に固定される。即ち、下横桟1
が取付片6に固定されることにより格子パネル3
が壁4に固定されて、上面から突出するように壁
4に建て込まれている。上記凹所11において
は、その底面を通して固定具12が壁4の型枠1
6に挿入され、これにより、両素枠8,9が互い
に結合されるとともに、取付枠5の中央部が壁4
に固定される。又、固定具12が挿入された後、
凹所11内にはコーキング材のようなシール材1
3が充填され、これにより、固定具12がシール
材13で覆われ固定具12の挿入孔から壁4内へ
の漏水が防止できるものである。壁4の上端面と
取付枠5との間には壁4の表裏に跨がる形で防水
テープ19が配設されており、仮に取付枠5内に
漏水してもそれが壁4に浸入することが防止され
るようになつている。
走る格子2で一体に連結して形成されたものであ
つて、上横桟(図示せず)が手摺部となつてい
る。壁4は表裏一体の壁パネル15を離間して配
設し、両パネル15間に断面略コ字状の型枠16
を挾持して構成される。取付枠5は壁4の厚み方
向において表面側に配設される第1素枠8と裏面
側に配設される第2素枠9とで構成され、各素枠
8,9はそれぞれ略L字状に形成される。各素枠
8,9の縦片はそれぞれ壁4の表裏面に重複し、
壁パネル15を通り、型枠16に挿入されるビス
のような固定具17により壁4に固定される。両
素枠8,9の位置を壁4の厚み方向にずらして取
付けることができ、壁4の厚みが異なつてもそれ
に対応して同一の部材で格子パネル3を取付ける
ことができる。これらの素枠8,9の縦片と壁4
の表裏面との間にはそれぞれゴムのようなパツキ
ンあるいはコーキング材などの水密材18が充填
されている。各素枠8,9の横片は壁4の上端面
上に重複するものであつて、各素枠8,9の横片
の先端部には段部10が形成される。段部10は
素枠8,9の横片の上面よりも下方に下がる形状
に形成されており、この段部10の底片同士が壁
4の厚み方向の中央部において上下に重複し、両
段部10間に凹所11が形成される。第2素枠9
の上面には上方に向かつて取付片6が突設されて
おり、この取付片6の側面には上記格子パネル3
の下横桟1が当接するとともに、この取付片6を
通して下横桟1の挿入される固定具7により、下
横桟1が取付片6に固定される。即ち、下横桟1
が取付片6に固定されることにより格子パネル3
が壁4に固定されて、上面から突出するように壁
4に建て込まれている。上記凹所11において
は、その底面を通して固定具12が壁4の型枠1
6に挿入され、これにより、両素枠8,9が互い
に結合されるとともに、取付枠5の中央部が壁4
に固定される。又、固定具12が挿入された後、
凹所11内にはコーキング材のようなシール材1
3が充填され、これにより、固定具12がシール
材13で覆われ固定具12の挿入孔から壁4内へ
の漏水が防止できるものである。壁4の上端面と
取付枠5との間には壁4の表裏に跨がる形で防水
テープ19が配設されており、仮に取付枠5内に
漏水してもそれが壁4に浸入することが防止され
るようになつている。
[発明の効果]
本発明にあつては、壁の上端面を覆つて壁の厚
み方向の表裏に跨がる形で配設された取付枠の上
面に一体に突設された取付片に格子パネルの下端
部が固定具を用いて固定されて格子パネルが壁の
上面に建て込まれているので、格子パネルを固定
する固定具が取付枠を通して壁に通ることがな
く、その結果、固定具の取付孔を通つて雨水が壁
に浸入することがないものである。
み方向の表裏に跨がる形で配設された取付枠の上
面に一体に突設された取付片に格子パネルの下端
部が固定具を用いて固定されて格子パネルが壁の
上面に建て込まれているので、格子パネルを固定
する固定具が取付枠を通して壁に通ることがな
く、その結果、固定具の取付孔を通つて雨水が壁
に浸入することがないものである。
第1図は従来例を示す概略断面図、第2図は同
上の部分斜視図、第3図は本発明の一実施例を示
す概略断面図、第4図は同上の概略斜視図であつ
て、 3は格子パネル、4は壁、5は取付枠、6は取
付片、7は固定具、8は第1素枠、9は第2素
枠、10は段部、11は凹所、12は固定具、1
3はシール材である。
上の部分斜視図、第3図は本発明の一実施例を示
す概略断面図、第4図は同上の概略斜視図であつ
て、 3は格子パネル、4は壁、5は取付枠、6は取
付片、7は固定具、8は第1素枠、9は第2素
枠、10は段部、11は凹所、12は固定具、1
3はシール材である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下方に開口する断面略コ字状に形成された取
付枠が壁の上端面を覆つて壁の厚み方向の表裏に
跨がる形で配設され、取付枠の上面には取付片が
取付枠の長手方向の略全長に亘つて取付枠と一体
に突設され、この取付片に格子パネルの下端部が
固定具を用いて固定されて格子パネルが壁の上面
に建て込まれて成ることを特徴とする手摺の構
造。 2 取付枠が壁の厚み方向における表面側に配設
される第1素枠と、裏面側に配設される第2素枠
とで構成され、第1素枠と第2素枠とには壁の上
面上の先端部が下方に下がる段部がそれぞれ形成
され、両段部の底片同士が壁の厚み方向の中央部
で上下に重複することにより両段部間に囲まれた
上方に開口する凹所が形成され、この凹所の底面
をして壁の上端面に固定具が挿入され、固定具の
上面を覆う形で凹所内にシール材が充填されたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の手摺
の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22255683A JPS60115764A (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 手摺の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22255683A JPS60115764A (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 手摺の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60115764A JPS60115764A (ja) | 1985-06-22 |
JPS6316545B2 true JPS6316545B2 (ja) | 1988-04-09 |
Family
ID=16784294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22255683A Granted JPS60115764A (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 手摺の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60115764A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2540070Y2 (ja) * | 1990-12-21 | 1997-07-02 | 三菱農機株式会社 | コンバインのグレンタンク |
JP4830806B2 (ja) * | 2006-11-21 | 2011-12-07 | 市光工業株式会社 | ワイパーブレード |
-
1983
- 1983-11-25 JP JP22255683A patent/JPS60115764A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60115764A (ja) | 1985-06-22 |
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