JPS63155068A - 現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真複写機または静電複写機に使用され
る現像装置に関する。更に詳しくは本発明は、安定した
トナーの均一荷電薄層をトナー担持体上に形成しうる現
像装置に関する。

従来の技術 電子写真複写機あるいは静電複写機（以下、電子写真複
写機等という）においては、まず画像担体である感光体
表面を均一に帯電し、これを原稿の画像に対応するパタ
ーンに基づき露光して静電潜像を形成する。ついで、こ
の静電潜像を存する感光体表面に現像装置によりトナー
を供給して現像（可視像化）した後、得られたトナー酸
を紙などの転写材に転写４゛る。

このような電子写真複写機等に用いられる現像装置にお
いては、均一な帯電トナーの薄層を感光体表面に供給す
ることが重要である。このため現像ローラなどのトナー
担持体表面に担持され、感光体へ供給されるトナーの層
厚を一定とすることが必要であり、トナーの層厚を規制
するブレード押圧力を全ｒｌＪにわたって均一としなけ
ればならない。すなわち、ブレードの枝打や凝集トナー
の詰まりが発生ずると均一なトナーの荷？［薄層が形成
されず、得られた画像にスジやムラが発生する。

このような現像ローラ上のトナーの層厚を規制する手段
としては各種の堤案かある。例えば、（イ）現像ローラ
内部の磁石の吸引力により現像ローラ表面に圧接されて
トナーの層厚を規制する磁性ブレードを設けたもの（特
開昭５８＝２１１７７１号）、（ロ）キャリヤと現像ロ
ーラ内部の磁石との吸引力によるもの（特開昭６０−９
５５７１）、（ハ）ブレード自身の弾性により現像ロー
ラの表面を圧接するもの（特開昭５４−４３０３８号）
、さらには（ニ）ブレードの弾性とバネ部材の作用によ
り現像ローラ表面への圧接を行なうもの（特開昭５３−
１１１７３７号）などが開示されている。

第２図は、かかる従来の現像装置のうち、−成分現像剤
として非磁性トナーを用いて現像ローラ（スリーブ）内
の磁石を不要とし、トナーの層厚をバネを備えた層厚規
制ブレードによって規制する現像装置の概略断面図を示
す。第２図において、現像装置ｌは、トナー２を表面に
担持して感光体３に供給する現像ローラ４、該現像ロー
ラ上にトナー２を供給する供給ローラ５、該現像ローラ
４に圧接され現像ローラ４上に供給されたトナーの帯電
を行なうと共にその均一薄層を形成する規制弾性ブレー
ド６、並びに現像ローラ４および供給ローラ５を支持、
収納し、トナー２を貯留するケーシング７を備える。ま
た、前記規制弾性ブレード６は、ブレード支持部材８の
一端に固定され、該ブレード支持部材８は支点９にてケ
ーシング７に取り付けられる。さらに、支持部材８は、
規制弾性ブレード６の取付端と反対の端部にケーシング
７のバネ固定端ＩＯに伸びるバネ１１を有し、ブレード
６を現像ローラ４に押し当てる。

発明か解決しようとする問題点 しかしながら、かかる現像装置にあっても、なお充分長
期にわたり現像ローラ周面に対してブレードを安定かつ
均一に圧接規制することはできず、したがって構造が簡
単でしかも現像ローラ上に均一で安定した帯電トナーの
薄層を容易に形成しうろ現像装置が望まれていた。

問題点を解決するための手段 本発明者らは、かかる点について種々検討を重ねた結果
、弾性を有するバックアップ部材を用いて層厚規制ブレ
ードをトナー担持体に押圧することにより、容易に均一
でかつ安定した一成分系トナーの帯電薄層を形成しうろ
ことを見いだし本発明を完成するに至った。

すなわち、本発明は、トナーを担持する移動表面を備え
たトナー担持体と、該トナー担持体上に供給されたトナ
ーの帯電および層厚規制を行なう層厚規制部材とを有す
る一成分トナー現像装置において、該層厚規制部材が、
前記トナー担持体に当接する先端部および支持部を有す
る規制ブレードと、該先端部および支持部の間で該規制
ブレードをトナー担持体表面に向け押圧する弾性バック
アップ部材とを備えることを特徴とする現像装置を提供
するものである。

つぎに、本発明を添付の図面に基づき説明する。

第１図は、本発明現像袋（δの一員体例を示す概略断面
図である。

第１図において、本発明の現像装置ｌは、回転体をなす
現像ローラ４、該現像ローラに接して一成分系非磁性ト
ナーの供給を行なう供給ローラ５、前記現像ローラ・１
の周囲に圧接される規制ブレード６を備えた層厚規制部
材１２、およびこれらを支持、収納すると共にトナー２
を溜めろケーシング７からなる。

まず、供給ローラ５は、弾性を有する発泡ノリコンゴム
、ポリウレタンフォームなどのローラよりなり、一定の
押圧力（食い込み量０．５〜１ｍｍ）で現像ローラ４に
接触して図中反時計回り方向に回転しトナー２を現像ロ
ーラ４上に供給する。該供給ローラ５の回転数は、必要
なトナーの量に応じて設定されろ。

つぎに、トナー担持体である現像ローラ４は、表面をブ
ラスト処理して粗面化（１〜１０μＲｚ）したアルミニ
ウムなどの導電性部材により作成されており、その表面
にトナーを担持して図中反時計回りに回転し、感光体３
にトナーを供給する。

なお、トナー担持体としては、移動表面を机面化した無
端ベルトなどであってもよい。

前記層厚規制部ｖｒ１２は、帯″７（ｉ部材からなる規
制ブレード６、支詩板１３および弾性バヅクアソブ部材
１４からなる。

規制ブレード６は、基端の支持部にて支点９によりケー
ソングアに対して回動自在に取り付けられ、かつ先端部
が前記現像ローラ４の回転方向と反対向き（類ブレード
）にその周面に圧接される。

規制ブレードの材質としては、バネ鋼板などの磁性材料
、あるいはステンレス鋼板、リン青銅板などの非磁性材
料、さらにはプラスチック材料、弾性ゴム材料など従来
トナ一層厚の規制ブレードとして用いられている材料が
いずれら好適に用いられる。弾性を有する材料であるの
が好ましい。また、特に弾性材料を用いた場合、支持部
はケーシングに固定されていてもよい。

支持板！３は、前記ブレードと略平行に配置され、その
基部にてケーシング７に固定される。

弾性バックアップ部材１４は、支持板１３のブレード側
の対向面に取り付けられ、前記ブレード６の先端部と支
持部との間でブレードに接する。

該弾性バックアップ部材は、例えば、発泡シリコンゴム
、発泡ポリウレタンフオームなど、弾性を有する適宜の
材料がいずれも好適に用いうる。該バックアップ部材は
、貼着など適宜の方法により、支持板１３に取り付けろ
ぽか、ブレード６に取り付けてらよく、また両方に固定
してらよい。また、バックアップ部材は、ブレード６の
先端近傍においてブレードの全中にわたって、均一な厚
さで設けることが好ましい。これにより、装置の振動、
ブレードの波釘などがある場合も、現像ローラに対して
ブレード先端部が容易に安定した接触を得ることができ
る。また、従来の装置と異なりブレードの先端部と支持
部との間にブレードの抑圧手段を設けたため、層厚規制
部材が小型化する。なお、現像ローラ４に対するブレー
ド押圧力の調整は、支持板の位置設定のほか、バックア
ップ部材の厚さ、形状、硬度を適宜変更することにより
容易に達成しうる。　なお、本発明装置にて用いられる
トナーとしては、いわゆる−成分系の非磁性トナーが好
適に用いられるが、磁性トナーなどであってもよい。

第３図は、本発明装置の他の具体例を示す概略断面図で
ある。本具体例においては規制ブレード６が逆ブレード
として設定されている。

ずなわら、第３図において、現像装置ｌは、回転体をな
す現像ローラ４、該現像ローラに接してトナーを供給す
る供給ローラ５、前記現像ローラ４の周面上において、
その先端が現像ローラの回転方向に向いて（逆ブレード
）圧接される規制プレート６を備えた層厚規制部材１２
、これらを支持、収納４−ると共にトナー２を溜めるケ
ーシング７からなる。前記規制ブレード６は、基端の支
点９によりケーシング７に対して回動自在に取り付けら
れ、かつ先端部近傍にてケーシング７の天板下面に取り
付けられた弾性バックアップ部材１４によって前記現像
ローラの周面に対し逆ブレードとして圧接される。なお
、ケーシング７のトナー貯溜部にはトナーを撹拌するア
ノテータＩ５が設けられる。

主爪 つぎに、本発明装置を用いて感光体に対し現像を行なう
場合の動作について、第１図を用いて説明する。

本発明装置によれば、ケーソングア内に貯溜されたトナ
ー２は、図中反時計方向に回転する供給ローラ５により
現像ローラ４の周上に供給される。

現像ローラ４は、前記供給ローラ５に接しつつ、図中、
反時計方向に回転し、トナーの供給を受ける。現像Ｃ７
−ラ４上のトナーは、現像ローラの回転に伴い層厚規制
部材Ｉ２の規制ブレード６に接して、これにより層厚を
規槙されると共に、ブレード６と現像ローラ４との間の
摩擦により、材料間の摩擦帯電系列にしたがい帯電され
る。かくして、均一に帯電、層厚規制の行われたトナー
は現像ローラ４の回転にとらなってさらに移動し、現像
ローラ４と感光体３との近接領域において感光体３上の
静電潜像に基つき移動する。

なお、本発明の現像装置では、均一で安定しｆコトナ一
層厚の規制が行なわれるため、現像後の凝集トナーやク
リーナからのリザイクルトナーなと乙ブレー１・通過時
に再生がおこなわれる。

発明の効果 以上述べたごとく、本発明の装置によれば、組み立てが
容易で、小型の簡単な構造を存する層厚規制部材により
、現像ローラ全巾に対して安定した押圧力を設定するこ
とが可能となり、現像ローラ上に均一でかつ安定したト
ナー薄層を容易に形成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、′本発明現像装置の一具体例を示す断面図、
第２図は、従来の現像装置を示す断面図、第３図は、本
発明現像装置の他の具体例を示す断面図である。 図中の主な符号は、つぎのとおりである。 ｌ；現像装置、４：現像ローラ、６：規制ブレード、１
２：層厚規制部材、１４：弾性バックアップ部材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）トナーを担持する移動表面を備えたトナー担持体
   と、該トナー担持体上に供給されたトナーの帯電および
   層厚規制を行なう層厚規制部材とを有する現像装置にお
   いて、該層厚規制部材が、前記トナー担持体に当接する
   先端部および支持部を有する規制ブレードと、該先端部
   および支持部の間で該規制ブレードをトナー担持体表面
   に向け押圧する弾性バックアップ部材とを備えることを
   特徴とする現像装置。